「楽しかった」
この一言で、報われる。
先日おこなった2年生のクラスでの授業で、多くの子どもたちが、「楽しかった」「わかりやすかった」と言ってくれました。
もう、これだけで、帰りはゴキゲンです。
また授業しようかな、と思っちゃいます。
漢字の苦手な子について、2学期から2年生の担任から相談を受けていました。
その子への取り組みの一環として、先日、そのクラスで「漢字の苦手な子も含め、クラス全体を巻き込んで、漢字の定着を図る授業」を行いました。
自分が前に出て進めるだけでなく、担任の先生とペアで進める場面も作り、自分としては、よかったと思っています。授業を貫く「子どもたちに期待する行動」として、「ペアで協力する」ということを訴えました。そのモデルを、担任の先生と僕の2人のかけあいで子どもたちに示しました。
目標は、漢字が苦手な子が少しでも自分に合ったやり方をみつけられること。
それから、クラスの友達から応援を受けられること。
授業の冒頭で、「学び合い」のセミナーで教えていただいた、「めあて」と「ごうかく」を示しました。その中に、「みんなが」という言葉を入れ、自分が漢字を覚えて終わりではなく、みんなができることをめざす、ということを全体に話しました。
ゲーム形式やペア学習を取り入れ、漢字を覚えていなくても友達の助けを得て覚えなおせるようにしました。ペア学習ではミニホワイトボードを2人で共有するというやり方を取り入れ、2 人で1つのホワイトボードに漢字を書く、ということをやりました。
最後は漢字テスト。
テストが終わった子から、前に出しに来てもらいました。
その時に、一人ひとり、感想を聞いていきました。
子どもの笑顔と、「おもしろかった」「楽しかった」「わかりやすかった」という感想が、「やってよかった」という自分の満足感につながります。担任の先生からも、「よかった」と言っていただきました。とてもうれしいです。
やっぱり、人とのつながりが実感できること。
これが、気持ちが上向きになるために、とっても重要。
子どもにとっても、教師にとっても。
そのためにも、子どもからの、いい感想は、どんどん引き出して、子どもも教師も、やる気を高めていきたいものです。教師の方々は、ちょっとでも自分が工夫したり、いい授業ができたかな、と思ったときは、子どもたちに授業の感想を聞きましょう。子どもたちはやさしいので、ほんとはそんなに思っていなくても(笑)、授業へのいい評価をしてくれますよ。(^0^)
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