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前回の続きです。前回書ききれなかったことを、書こうと思います。ただ、僕が把握しているのはほんの一部分だと思います。足りない部分、またコメントなどで、補足してもらえればありがたいです。 (1)3DSで子どもたちに はやっていることの内容 (「3DSでこんなことができる!」)前回、3DSについて、「持ち運べるゲーム機なので、友達の家に遊びに行くときに持って行くことは日常茶飯事になっています。」と書きました。しかし、そもそも大人からすれば、「友だちと遊ぶときになぜ3DSがいるのか」という疑問がわきます。これを考えるには、子どもたちは今3DSでどんな遊びをしているのかを知ることが重要です。 実際に今勤務している学校の小学生から聞いたことですが、何人もの子が言っていたのは、「妖怪ウォッチ」のソフトです。「妖怪ウォッチ」は確かによくできたゲームです。アニメ化、映画化を経て、いまや知らない子どもはいないぐらいです。関連する新作ソフトもバンバン出ています。そしてそれらは、バンバン売れています。(^^) (参考:『妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団/白犬隊』が2015年初のミリオン ...) 3DS 妖怪ウォッチバスターズ 赤猫団 特典同梱ゲーム以外の関連商品もたくさん出ています。なかでも「妖怪メダル」は、昨年度は「並んでも手に入らない」という声が、いろいろな保護者の方から聞かれました。今年度はまだ手に入りやすいようですが。 「妖怪ウォッチ」のゲームは、簡単に言うと、妖怪を仲間にして、妖怪をやっつけるゲームです。出てくる妖怪の数が、すんごいことになっています。「妖怪ウォッチ」のゲームはシリーズ化されていて、新しい妖怪がどんどん出ていますが、「妖怪メダル」に関しては毎月追加されるぐらいのハイペースで、新しいメダルがどんどん出ています。 (参考:バンダイ 妖怪メダル ウハウハ 丸わかリスト - 妖怪ウォッチ 妖怪メダランド) で、今のゲームは、現実世界で手に入った「メダル」が、ゲームの中でも使えるのです。3DSにはQRコードを読む機能があります。メダルに貼ってあるコードを読むと、ゲーム上で、メリットがあるのです。(子どもは、「ガシャコイン」がもらえる、と言っていました。) 「妖怪メダル」は、中身が見えないパックで売られています。(1パック約200円。パック売り以外にも、雑誌の付録だったり、おもちゃの付録だったり、かなり多様な入手ルートがありますが、基本はパックを買って、いいメダルを「当てる」ことにあります。(^^))当然、いらないメダルや、ダブリのメダルも出ます。そうすると必然的に、友達同士で、あげたり、交換したりということが起きます。それに加えて、持っていないメダルのQRコードを読み込むと、ゲーム内で得をするので、貸し借りということも起きます。3DSを持ち寄っていれば、その場で友達のメダルのコードを読むこともできます。 今の小学生の3DS最新事情について、まとめます。(但し、そんなに多くの情報から分析したわけではありません。推測の域を出ませんのでご注意を)子どもたちは、「妖怪ウォッチ」などのソフトにハマっていればいるほど、まるでケータイのように3DSを持ち歩き、友達と出会って新しいメダルのQRコードを読むなどのチャンスを逃さないようにしようとしているようです。「妖怪メダル」のQRコードはほんの一例で、今はスマホのアプリでも別売商品の何かを買うとゲーム上でメリットがあるとか、雑誌を買うとアプリ内で特典が得られるとか、そういうコラボが山ほどあります。僕はいま3DSにはハマっていないので自分の経験としてはさほどよくわかりません。しかし、おそらく3DSでも、スマホアプリと似たような状況になっていると思います。ゲームの世界が昔のようにゲーム内だけで完結しないのです。ゲーム内の通貨やアイテム、レアなキャラクターなど、「ほしい」ものが、別の商品の付録のようにして売られている時代です。お金のない小学生は、当然、友達のもっているものも利用させてもらって、ゲーム内での特典を得ようとしているのだろうと思います。 今回は、前回のようなネット接続で動画を見たり動画を投稿したり、というところから、「3DSがいかに小学生の生活に密着しているか」という基本(?)に、立ち返ってみました。 次回は、3DSのネット接続での使用を前提として、(2)具体的なトラブル事例 (デマを信じたり、いじめに使われたり・・・いろいろあるようです。)(3)保護者による3DSの機能制限のしかたについて書きたいと思います。 ただ、すでにこのような情報をまとめているサイトやブログなどがあるので、それを紹介させていただくぐらいになるような気はします。なお、すでにトラブルの渦中にいるなどで、解決方法を探されている方は、とにかくご自分で調べてみられることをおすすめします。ネットは危険もありますが、やはり便利です。問題が具体的であれば、そのキーワードを検索することで、おそらく解決方法が出てくると思います。ネットのデメリットもメリットも把握したうえで、上手に利用したいものです。
2015.10.10
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「ニンテンドー3DS」(2011-)といえば、今小学生の間で一番はやっているゲーム機でR。持ち運べるゲーム機なので、友達の家に遊びに行くときに持って行くことは日常茶飯事になっています。昔のゲーム機と違って通信機能がかなり強化されています。 この「3DS」でできることが、ここのところ飛躍的に増えているのをご存知でしたか?特に大きいのが、YouTubeを見られるようになったこと。(2014/12-)3DSで作成した動画を、YouTubeに投稿できるようにもなっています。「小学生に動画作成は難しいのでは」と思ったら、おっとどっこい、パラパラマンガが描ければ動画がつくれちゃうという簡単仕様。そんなわけで、今YouTubeに動画を投稿している小学生が激増しているらしいのです。YouTubeで「うごメモ3D」と検索すると、3DSで作成して投稿した動画が見られます。今まで知らなかった方は、顔をしかめる動画も多数あるのではと思います。 YouTubeは確かに大人が見ていても面白い動画投稿サイトです。でも、他者の権利侵害につながるパロディや誹謗中傷のような内容も多く見られます。「誰でもネットに書き込みができることから、悪口の言い合いなど、ネット上のトラブルが頻発している」「一度ネットに投稿してしまうと、写真や動画、文字のコピーが容易であることから、すぐに拡散してしまい、取り消すことができない(ネット上に残り続ける)」という実情を理解しておくことが必要です。 そのうえで、次のような行動がとれるようにしておかないと、大変なことになると思います。「いろいろな情報の中から選択して視聴する」「情報の真偽を確かめる」「誰かを傷つける可能性のある動画等をネット上にアップしない」子どもたちが知らないようであれば、学校でも教えていかなければならないし、保護者も教えていかなければならないでしょう。子どもの年齢や理解度に合わせて通信機能等に制限を加えたうえで3DSを使わせることも必要になってくるでしょう。 詳細はまた次回に書こうと思っています。次のようなことを書いていく予定です。(1)3DSで子どもたちに はやっていることの内容 (「3DSでこんなことができる!」)(2)具体的なトラブル事例 (デマを信じたり、いじめに使われたり・・・いろいろあるようです。)(3)保護者による3DSの機能制限のしかたについて、現時点で把握できていることを、書いておきたいと思います。 もちろん、このブログ記事もネット上の情報の一つ。いろいろ調べたうえで書いていますが、不完全なことや誤解や勘違いがあるかもしれません。うのみにせずに、読んだ人それぞれで「自分で調べる」ということもおこなってくださいね。(^^)
2015.10.04
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