久しぶりです。
『 音楽療法士のしごと
』という本の中の言葉を引用し、そこから自分の感想・意見・触発して生じてきたものなどをつなげていく
「対話」シリーズ。
今回が第4回です。
その3 はこちら。
音楽療法に興味のない方も、人と接するお仕事をされている方には読んでいただきたいシリーズです。(^^)
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◆『 音楽療法士のしごと 』との対話 その4
☆: 「どうしたら音楽で人と人がつながれるんだろう。」
「『人を育てる音楽』というのはどういうものなんだろう。」
(p109)
☆: 「『あいだ』に起こっていること 」 (p111)
この本のこのあたりから、ぐぐぐいっと引き込まれていきました。
今の私が求めている、知りたいことが書いてあると感じました。
「音楽」は、合理的でも論理的でもないかもしれませんが、
「 人を動かす力
」を持っていると感じます。
私が勉強している「特別支援教育」の分野では、
「エビデンス・ベースド」(根拠に基づく指導)
ということがいわれたりします。
それは大事なことだ、と思いながら実践を追求してきましたが、
同時に、そういうものとは異質の何かを理解すること、目を向けること、
感じることも大事ではないかと思い始めました。
わりきれないことが人生にはたくさんあります。
人と人がいれば、いろいろなことが起こります。
そういうところに焦点化して、語るものをお持ちなのだ、と私はこの本を読みながら思いました。
「音楽療法」が社会に求められるとしたら、
理屈じゃない、「なんとなく」の感じとか、
出会った時に「 あいだ
」に発生した、言葉でうまく言えないような印象を
「扱える」分野だからかもしれません。
(^0^)
今日も読んでいただき、ありがとうございました。
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☆参考・引用文献
『 音楽療法士のしごと
』
( 生野里花
、春秋社、1998、2000円)
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