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2010.05.30
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カテゴリ: 小学校
この本に書いてあることが、
今の教育には必要だと思います。

子どもが輝く「魔法の掃除」-「自問清掃」のヒミツ
子どもが輝く「魔法の掃除」~自問清掃のヒミツ
(平田治、三五館、2005、1400円)

今日は、第7章「『道徳』で深める」から、最後までを部分引用・紹介します。

===========================
子どもが輝く「魔法の掃除」~自問清掃のヒミツ 』 読書メモ5
(p157~   #の緑文字 は僕のコメントです。)

・道徳の授業で、
 子どもが書いた掃除についての 作文 を、主な資料として考え合い、
 各自考えたことを、その日の清掃活動の中で試してまた振り返る。

・皆さんが働くのは、
 皆さん1人1人が、 よい人間に高まるため という意味の方が
 本当なのです。

・もっと言えば、これからは、 学校はそれほどきれいにならなくていいから、
 よい人間になるための時間なのだ、と考え直す
ことにします。

#このへん、「逆転発想」の部分です。
 つまり、学校がきれいになることを目指すのか、
 心の成長を目指すのか、ということです。

 学校教育はその全時間をかけて、
 子どもたちの成長を目指しています。

 もちろん、掃除の時間も例外ではありません。

 私たちは、その目的を、もっと意識していいかもしれません。

・「清掃時間」と呼ばないで、「 成長の時間 」と呼びたい。

#韻を踏んでいて(?)いい感じです。
 思わず言いたくなるフレーズです。(^。^)

・そういう掃除をしている学校では、今、「 自問の時間 」と呼んでいます。

 それは「よい人間になれるかな」と、自分で自分に質問する、
 つまり自問しながら働くからです。

・子どもに掃除の義務はあるのか?

・いちばん「頭を切りかえてもらう」のは、教師です。

・分担があるからといって、分担された仕事しかしないようになったら
 最低です。

・分担は入り口ではあるが、出口ではない。

・その子が自分で決めればいい。 

・ゆったりと構え、相手のレベルに完全に合わせます。

 同調、共鳴というほうが当たっているかもしれません。

・身近にいる友だちを目標にすることです。

・ごく身近にいる、
 自分より少しだけ先を行っている友だちを目標に頑張ります。

#子どもたちに望んでいることは、
 そのまま、教師が教職員の中で自ら望んでいる行動につながります。

 様々な分野で、目標にしたい先生方がおられます。

 お互いがお互いを目標に、取組を続けている教職員集団って、
 すてきです。

 子どもたちも、教職員も、そういう集団になっていきたい。

 福島正伸さんが言うところの「相互支援社会」という意味と、
 同じだと思います。

 僕は、そういう考え方に賛同し、それを目指していきたいと考えています。

 まだまだ実践ができていないところですが・・・。

・今こそ、「自問」の心が求められています。

 「自問」、それは「自ら問う」こと。

・物事を前のほうへと進める「心のアクセル」です。

・自分をコントロールする「心のブレーキ」です。

・自分が自分を正しく操縦できる
 「心のハンドル」
 「心のナビゲーション・システム」です。

・「自問」、それは、自己の生き方を問うこと。

 自問教育は、21世紀の人間教育です。

#この、最後の方の部分、
 まとめとして、非常にシンプルに、
 象徴的に表現されているなあと感じます。

 子どもの成長と、自分の成長を信じて、
 「生き方を問う」ということを、やっていきたいです。
===========================

これで、『 子どもが輝く「魔法の掃除」~自問清掃のヒミツ 』の
読書メモを終わります。

読後に、行動意欲を奮い起こされる、心に残る本でした。

↓続編のこの本も、読んでみたいです。


「魔法の掃除」13カ月 ~「Iメッセージ」を語れる教師
(平田治、三五館、2007、1400円)

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Last updated  2010.05.30 20:28:47
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