本日は、 SENS(
特別支援教育士
)
の講義のため
大阪は天満に行っていました。
WISC-III
すでに単位を取っている講義なのですが、
8月の合宿実習に向けておさらいをするための再受講です。
今日も150人くらい入る部屋が満員でした。
毎回思いますが、休日に1日6000円の聴講料を自腹切って
大変たくさんの人が熱心に勉強されている、その様子を見て、「すごいなあ。熱心な人がたくさんいるなあ」と
感動します。
自分もその中の一人ですが。(^^;)いやあ、自分もなかなかよくやっているなあ、と自分で自分をほめたりして。
さて、そのSENSの講義の最初に、竹田契一先生より、こんなお話がありました。
============================ ・大学入試センター試験で、
特別支援教育上の配慮が必要な生徒には、
「受験時間を 1.3倍まで
延長できる」とか
「別室で受験できる」などの配慮が受けられることが決まった。
・ただし、こういった措置を受けるには、
高校での個別の指導計画を提出しなければならない。
・高校での「特別支援教育」は進んでおらず、
「個別の指導計画」を作成して
個に応じた支援を行っているところは大変少ない。
その状況が変わるかもしれない。
(最初の話をちょっと聞き逃しました。
大意はあっていると思いますが、細かい部分ちょっと違うかもしれません)
============================
おそらく、最新のニュースで、ついちょっと前に決まったことだと思います。
これは「個別の指導計画」作成の必要性を大幅に高めるすごいニュースだと思います。
これを機に、小→中→高と
「特別な支援を必要とする児童・生徒」の支援の引き継ぎがきちんとなされ、
保護者や本人が喜べる、というケースが増えることを望みます。
お昼休みの食事のときに、
特別支援学校の高等部の先生とお話をすることができ、
高校の現状についてお聞きしました。
普通高校の教員の「特別支援教育」への理解や
引き継ぎ・連携・協力といったつながりの構築に関して
なかなかきびしいものを感じておられました。
「特別支援」をめぐる社会情勢はちょっとずつ前進しているような気がしています。
あとは、現場が、現場の先生たちによって少しずつ変わっていくことだ、と思います。
法律が変わったり制度が変わったりしても
学校と言うところはなかなか変わりにくい、ということが
けっこうあるものですが、
いやあ、これから先、けっこうガラリとすぐに変わっていくなんてことも
あるかもしれませんよ。
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