きょういく ユースフル! ~ 僕は触媒になりたい ~

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2010.10.13
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カテゴリ: 仕事術

教師の作法 指導
教師の作法 指導
(野口芳宏、さくら社、2009/12、1700円)

本の帯にあるように、
「教師の原点に立つ」
ことができる本です。

この本の読書メモ、今日が第3回です。

========================
『教師の作法 指導』読書メモ3 (p38~65 まで)(・は本の内容、 #の緑文字 は僕のコメントです。)

・よい医師は、たとえ病名が同じでも、
 その患者の状態によって処方を変える。

・「 臨機応変 」:
  基本となるプランがしっかりしているからこそ、
  多様な状況に対応して変化することができる。

本質のためには、 形式にとらわれる必要はない

 むしろマンネリに陥らないよう、
 積極的に変えていくべきだ。

・いつも色あせない、未知への好奇心をかきたてていってください。

#こだわってしまうところが、ちがうことがあります。

 本質でないところにこだわると、うまくいきません。

 本質の見極めこそが大事です。

 昔からそうですが、本質でないところに傾注してよく失敗しています。(>.<;)

☆実態を見抜く

 ・実態把握が不充分あるいは不正確であれば、
  せっかくの努力も的外れ。

#「実態把握」で大事なことは「子どもの事実」。
  「教室の思いこみ」を極力排したいものです。

・クラス全員に意見を言わせる方法

 例えば「2択方式」 「○×方式」

 →・全員が「自分の立場」を決める。

  ○子どもたちは自分の選択が正しいのかどうか気になり、
   次第に授業に集中し始めます。

 ・指示例「なぜそう思うのか、ズバリと一言で書いてみよう」

  ○簡潔な答えから、教師は一目で子どもの理解度を推し量ることができる。

 ・「トラブル・リポート」を書かせる

  ○自分の「やったこと」を具体的かつ詳細に記述させることで、
   子どもは自分の醜い部分と対峙し、自己を見つめる機会を得る。

・「 教材 」:役に立たなければ「教材」とは言えない。

・教師は指導するのが役目。
 目標を指し示し、導くべき存在。

 ●授業の始まりや、テーマの提示、まとめ
   => 教師が主体となって「一斉指導」

 ●「小集団指導」は適宜取り入れ、
  子どもたちが相互に影響を与え合う機会をつくる。

 ●たとえ短い時間でも、必ず本人の目を見て向き合い
  「個別指導」

 ●授業に興味の持てない子どもが多いようなら
  「作業学習」

 ●授業始まりの5分間は必ず前時の復習に充てるなどして
  「反復学習」

理想の教師像を持つ ことが心の杖になる。

 ・自分自身の中に確固たる理想像を持つこと

・常に原理原則を背景とした指導を粘り強く行い、
 自分の力で本質にたどりつく喜び、新しい課題への挑戦意慾まで耕す。

・小手先の理解ではなく、
 教えるべき事柄の本質をつかんでください。

(p65まで (「第1章 指導以前の基礎作法」より))========================

ここまででやっと、
「指導以前の基礎作法」
の部分です。

自分の実践で、「指導以前の基礎」がどれだけできていないことか・・・。

反省しつつ、次からは「第2章 指導の作法」に入ります。

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Last updated  2010.10.13 20:56:39
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