教師の作法 指導
』
(野口芳宏、さくら社、2009/12、1700円)
本の帯にあるように、
「教師の原点に立つ」
ことができる本です。
この本の読書メモ、今日が第3回です。
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『教師の作法 指導』読書メモ3 (p38~65 まで)(・は本の内容、 #の緑文字
は僕のコメントです。)
・よい医師は、たとえ病名が同じでも、
その患者の状態によって処方を変える。
・「 臨機応変
」:
基本となるプランがしっかりしているからこそ、
多様な状況に対応して変化することができる。
・ 本質のためには、 形式にとらわれる必要はない 。
むしろマンネリに陥らないよう、
積極的に変えていくべきだ。
・いつも色あせない、未知への好奇心をかきたてていってください。
#こだわってしまうところが、ちがうことがあります。
本質でないところにこだわると、うまくいきません。
本質の見極めこそが大事です。
昔からそうですが、本質でないところに傾注してよく失敗しています。(>.<;)
☆実態を見抜く
・実態把握が不充分あるいは不正確であれば、
せっかくの努力も的外れ。
#「実態把握」で大事なことは「子どもの事実」。
「教室の思いこみ」を極力排したいものです。
・クラス全員に意見を言わせる方法
例えば「2択方式」 「○×方式」
→・全員が「自分の立場」を決める。
○子どもたちは自分の選択が正しいのかどうか気になり、
次第に授業に集中し始めます。
・指示例「なぜそう思うのか、ズバリと一言で書いてみよう」
○簡潔な答えから、教師は一目で子どもの理解度を推し量ることができる。
・「トラブル・リポート」を書かせる
○自分の「やったこと」を具体的かつ詳細に記述させることで、
子どもは自分の醜い部分と対峙し、自己を見つめる機会を得る。
・「 教材 」:役に立たなければ「教材」とは言えない。
・教師は指導するのが役目。
目標を指し示し、導くべき存在。
●授業の始まりや、テーマの提示、まとめ
=> 教師が主体となって「一斉指導」
●「小集団指導」は適宜取り入れ、
子どもたちが相互に影響を与え合う機会をつくる。
●たとえ短い時間でも、必ず本人の目を見て向き合い
「個別指導」
●授業に興味の持てない子どもが多いようなら
「作業学習」
●授業始まりの5分間は必ず前時の復習に充てるなどして
「反復学習」
・ 理想の教師像を持つ ことが心の杖になる。
・自分自身の中に確固たる理想像を持つこと
・常に原理原則を背景とした指導を粘り強く行い、
自分の力で本質にたどりつく喜び、新しい課題への挑戦意慾まで耕す。
・小手先の理解ではなく、
教えるべき事柄の本質をつかんでください。
(p65まで (「第1章 指導以前の基礎作法」より))========================
ここまででやっと、
「指導以前の基礎作法」
の部分です。
自分の実践で、「指導以前の基礎」がどれだけできていないことか・・・。
反省しつつ、次からは「第2章 指導の作法」に入ります。
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