野口先生のご本をブログで紹介するのはいいのですが、内容と自分の実践とのギャップに苦しみます。(^^;)
子ども相手の生の「授業」は、そうそううまいぐあいにはいきません。
今日の反省を明日の糧に、精進、精進です。
ところでこの本のデザイン、昔の教科書みたいですね。
「指導」に関して、
昔から今まで変わらない、大事なことが書いてある、ということを
暗に示しているのかな?
『 教師の作法 指導
』
(野口芳宏、さくら社、2009/12、1700円)
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『教師の作法 指導』読書メモ2 (p26~37 まで)
(・は本の内容、 #の緑文字
は僕のコメント(反省!?)です。)
・指導内容を抽出する
・指導方法を案出する
・指導方法=「 有効刺激 」
・子ども自身が興味を持ち、
自発的に解決に取り組むよう仕向けていく
・身近な例を出したり、
一見授業内容とは関係ない話題を持ち出したりと、
工夫をこらす
・ 指導のステップの根底にあるのは、
教師自身の強く「願う気持ち」
#ここがゆらいでいるときがあります。
自分の本気度がどれくらいか?
子どもには、一発で見抜かれます。
思いや願いのない授業なんて、
コンピュータプログラムの機械的再生のよう。
「つまらない」とそっぽを向かれて、当然です。
・ 目標 :はっきりと誰にも判定できるもの
「いま、達成できた!」と教師自身が本当に感じられるかどうか
#「いま、達成できた!」と授業中に感じられたことなんて、
これまでに数えるほどかもしれません。
特別支援学級でも教えてきた経験でいうと、
特別支援学級での指導時のほうが、
感じやすかったかも。
つまり、「個」が見えていないと、感じられないのです。
「集団」相手に、大人数を相手に授業している場合、
「いま、達成できた!」と感じられるぐらい、
個々の子を見れているか、感じれているか、
そもそもその部分が危ういことが、多いです。
ノートやプリントなど、子どもが書いたものを後で見て
「この子は達成できている」と思うことなら、多いのですが・・・。
・「 精選 」:優先順位をつけて、取捨する
・イメージトレーニング
・抽象的な計画のままでは
現場では役に立たない
・「何を教えるべきか」という考察から、
「何を為すべきか」という行為化
を考えましょう。
この抽象から具体への思考の流れは、
すべての指導に共通する基本です。
#具体的でないと役に立たない、というのは
授業を繰り返す中で、痛烈に感じることです。
僕の場合、どんなに忙しくても絶対に欠かさないのは
「板書計画」です。
具体的な「板書」を形にしないと
授業のイメージが具体的に見えてきません。
僕の場合、「視覚化」(目に見えるように)というのは
わりと考えていますが、
「行為化」というのは、あまり考えていないかもしれません。
子どもの側にとっても、
「道徳」では、「行為化」というのを目標にしていましたが、
「算数」では、頭の中と紙の上の往復だけで終わっている気が・・・。
「行為をイメージする」ことをもっと心がけ、
「目標」や「評価」の中に位置づけたいです。
マンガでもアニメでも、「行為化」されていないやりとりは、
おもしろくありません。(^^;)
バンバン「行為化」して、荒技や大技も飛び出して、
「見て楽しい」「やって楽しい」授業にしてみたいものです。(笑)
(p37まで)========================
本を読んだことが、実践に生かせるか。
一番大事な部分だと思います。
結果として生かせなくとも、せめて「生かせるように」努めたい・・・!
この本の読書メモ、また次回に続きます。
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