1.17近辺の「阪神淡路大震災」に関連する学習について資料を調べていた時に、ひとつの児童書に行き当たりました。
震災関係の児童書を紹介していたWebページがあって、
そこで知りました。 (▼ 将君のホームページ 阪神淡路大震災 図書
より)
震災の起こった年、1995年の発刊です。
さっそく『 あしたは元気!!
』という書名で、図書館で検索。
近所の図書館ではなく、市内の他の図書館にあったのでWeb予約。
そして取り寄せて読んでみたのですが、これがとてもよかったです。
神戸市、芦屋市を中心として、震災当時の子どもたちのドキュメントが、当時の様子がとてもよくわかるように収録されています。
読みだすと止まらなくて、涙ながらに読み終わりました。
全部で7つのドキュメントが収録されており、
最後の話は、僕の前の勤務校、
芦屋市立精道小学校で亡くなった4年生の子の話でした。
でも、精道小学校勤務当時に、この子の話はほとんど知りませんでした。
こういった児童書にまとめられていたとは驚きです。
震災当時のことを知るうえで、またとない児童書です。
現在、絶版のようですが、地域の図書館や、古本で出回っている分でお読みいただけると思います。
登場人物の名前は、一部仮名に差し替わっているようですが、
実名のままの記載も多く、また、実際の写真が白黒ですが収録されていて、
「本当にあったこと」ということが実感できます。
基本的には、悲しいお話、ということもあるのですが、
「悲しいけれどがんばっている話」といったものが多く、
どの話も、希望が持てる終わり方になっています。
こういう本は、ぜひ今の子どもたちにも読ませてあげたいです。
僕が読み終わった本は、これから図書館に返すのですが、amazonで中古でネット注文しました。
現在の勤務校の図書室に寄贈したいと思っています。
(^0^)いつも読んでくださって、感謝します!
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