『ディズニーが教えるお客様を感動させる最高の方法』
(ディズニー・インスティチュート、日本経済新聞出版社、2005、1400円)
この本の読書メモの続き。2章「ゲストを知ることがマジックの始まり」の後半部分です。
(第1回は こちら 。)
==============================
『ディズニーが教えるお客様を感動させる最高の方法』
4
(p50~60:2章「ゲストを知ることがマジックの始まり」の途中から終わりまで。
・以降の太字部分は、本の内容。)
・ディズニーのサービス基準には
優先順位
がある。
1:安全
2:ゲストへの配慮
3:ショー
4:効率
1:安全
・怪我をしたり、
自分自身や愛する人たちの身の安全が脅かされたりすると、
ゲストはもはや幸せではない。
2:ゲストへの配慮
・すべてのゲストをVIPとして扱う。
・キャスト自身がゲストだったらこう扱われたいというレベルで
ゲストを扱うだけでは 不十分だ。
ゲストの感情や才能や文化を認め、尊重し、
ゲスト自身が扱われたいレベルで扱わなければならない。
3:ショー
・ゲストに継ぎ目のないすぐれたエンターテインメントを提供すること。
・滞在の始めから終わりまでに起こるショーに
ほころびを見せてはならない。
・細部までのすべてのデザインが、
物語のテーマを支える。
(p60まで:2章「ゲストを知ることがマジックの始まり」の終わりまで)===============================
この本を読んだとき、
「安全が最優先」とはっきりと規定してあることに
衝撃をおぼえました。
僕は学校の防災・安全を担当していますが
「安全が最優先」ということは自明のことすぎて
かえって忘れられているような気がしています。
優先順位をはっきりさせ、
それを職員全員で共通理解することは
かなり大事なことではないか、と思いました。
「効率」が優先順位では4番目、というのもおもしろいです。
決して、「効率」だけを追い求めるのではない、ということですね。
続きは、また次回。
次章は「キャストが起こすディズニー・マジック」です。
『フィンランド人はなぜ午後4時に仕事が終… 2021.01.18
「コミットメント」と「覚悟」 ~野口𠮷… 2018.12.09
パソコン教室「わかるとできる」の名物先… 2018.12.08
PR
Category
Keyword Search
Free Space
Calendar
Comments