『まっすぐな生き方
人生の先達に学ぶ、43のエピソード』
(木村耕一
、1万年堂出版、2010、1500円)
==============================
【内容情報】(「BOOK」データベースより)
まっすぐに爽快に生きた人たちがいた-人生の先達に学ぶ、43のエピソード。
================================
戦国武将や坂本竜馬、野球の王選手など、
歴史に名を残す「偉人」たちのエピソードが
コンパクトにまとめられています。
1ページの文字数は少なめ。
エピソードがつづくページ数も数ページと、
かなり読みやすくなっています。
小学生から読めるように、ふりがなもふってあります。
カラーがふんだんに使ってあって、しかもたまに挿入される見開きの写真ページが
かなり爽快です。「ほおっ」と、見入ってしまいます。
じつはこれ、古本屋で100円で買ったんです。(^^;)
非常にいい買い物でした。
古本屋の100円コーナーはたまにこんな掘り出し物があるのです。
では、いつものように線を引いたところを読み返しながら、紹介します。
===============================
『まっすぐな生き方』
1
(最初~p123より。
・以降の 太字
部分は、本の内容。
顔マークのあとの 緑文字
は僕の個人的コメントです。)
・まいた種と同じものしか生えてはこない。
・自分のまいたタネは、
自分が刈り取らなければならない。
このたとえはよく使われますが、非常に分かりやすいと思います。
自分の行動がすべて「原因」となって、
「結果」が生まれる。
人生は自分が作っているのだ、
自分しだいで何とでもなるのだ。
そう思えるからこそ、生きる力もわいてくるというものではないでしょうか。
「主体的に生きる」ということを
ぜひこの本を後押しとして、
多くの人に学んでほしいです。
・「 大道をまっすぐに進め 」
小道を歩いていくと、
必ず行き詰まりがあり、
もとへ戻らなくてはいけなくなる。
小道を行った人間は決して大成しない。
ラクな近道はないということかな?
・『三国志』の諸葛孔明は普通の人間であり、
強さの秘密は、
「正直」と「信義」を貫くことから生まれていた。
『 三国志』大好き、諸葛孔明大好きです。
『三国志』好きだからこそ、孔明のエピソードは数多く知っていますが、
確かに、「正直」と「信義」を貫いた人だったなあ、と思います。
孔明個人の「強さ」は神がかり的ですが、
孔明が率いる集団の強さは、
確かに 「正直」と「信義」がベースにありました。
・武田信玄は、家臣が守るべき規律「信玄家法」を制定した。
その55条に、
「もし信玄の言動に問題があるならば、
身分を問わず、誰でも投書してもらいたい。
必ず改める」
と宣言している。
・人に規則を守らせるには、
まず自身の言動を反省し、
非があれば直ちに改める姿勢を強く持たなければならない。
・「千丈の堤(つつみ)も蟻の一穴(いっけつ)から」
・「自分のしたいことより、
嫌なことを先にせよ」
(武田信玄)
・「自分の気に入らぬことが、
自分のためになるものだ」
(『葉隠』より)
明日からの仕事はそうしよう。
(p123まで)===============================
次回は、坂本竜馬の章から、続きを読みます。
それでは、また。
↓よろしければ応援のクリックをお願いします。
ブログ王ランキング
「カフェインの「門限」を決める」 ~『… 2024.05.31
「ツールに凝らない」 ~『時間術大全』… 2024.05.30
「なぜ急ぐ必要がある?」 ~『今日、誰… 2024.04.18
PR
Category
Keyword Search
Free Space
Calendar
Comments