そんな「べてる」の本は、見かけると読まずにいられない。
特に、この本は、DVD付きですよん。
『 クレイジー・イン・ジャパン べてるの家のエスノグラフィ
』 (シリーズケアをひらく)
(中村かれん、医学書院、2014,2200円)
ずいぶん前に、神戸大学付属病院の近くの医学部学生が通う書店で購入しました。
実はこれは、医学書なのか?(^^;)
しかし、一般の方々が読んでも、非常に興味深い本だと思います。
そんなわけで、脈絡のないまま、この本の紹介に突入しましょう。
昨日の日記と同じように、全286ページの中から、たった2つのページにポイントを絞ります。
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『べてるの家のエスノグラフィ(クレイジー・イン・ジャパン)』
(p72より)
・向谷地は 「よくなる」という考えに逆らいたい
と思っている。
人は自分があるがまま以上によくなろうとがんばりすぎてしまうと彼は感じている。
(略) 講義の中で彼は、 「降りていく」
という考え方について触れた。
それはのちに『 安心して絶望できる人生
』という名前の本になり、
『 降りてゆく生き方
』〔武田鉄矢主演、2009年〕という名の映画のタイトルにもなった。
僕は、発想を逆転させる、というのが、大好きです。
自分自身は「よくなる」ということにこだわることが多いのに、それに逆らいたいという意見を聞くと、「それはそれで大事」と思います。
結局、理屈で考えても、よくわかりません。(^^;)
ただ、「生きる」ということは、そう単純なものでもないだろう、と思っています。
「降りていく」という考え方には、とっても惹かれます。
武田鉄矢主演の
『 降りてゆく生き方
』、めっちゃ観たいのですが、いまだ観る機会に巡りあえていません。いつか絶対観るぞ、と思っています。
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