・無視していたスタッフも、ことあるごとに私が笑わせるものだから、つい無視するのも忘れて笑ってしまい、結局辞めさせるのをやめたということでした。
・いじめに合っているようなものでしたから、私はあえてスタッフ1人ひとりとのコミュニケーションを重視したのです。
尾崎里美さんはセラピストですが、笑いをかなり重視されているそうです。
無視に対しても笑いで関わるとは、さすがと言わざるを得ません。
具体的にどんな話で笑わせたのかも、書いてありました。
(内容は、本書p53~54をご覧ください。)
つらい関わり方をされても、明るく前向きに関わっていく尾崎里美さんは、本当にすごいです。
イメージのチカラの例を語っておられる本書後半の次の表現も、上の事例に通じるところがあります。
・サメと戯れ、一緒にサメと泳ぐ。
もう戦わない。
・ 「みんなこわいと思っているけど、一緒に遊ぶと楽しいよね」
・太陽の暖かさを感じながら 毎日を楽しむ。
(p151)
ここは、第5章「想創力」の中の、1節。
イメージの中でのことですが、非常に示唆的です
。
イメージングって、よく分からないと、うさんくさく感じるかもしれませんが、どんなイメージを持っているかどうかが先にあって、出会いのときの印象を決めているところがあります。
肯定的で親和的なイメージが描けた後なら、怖いサメとだって、笑顔で出会える・・・かも?
・15時以降、仕事をしない国があります。
・何が正しくて、何が間違っているのか。それは国によって違うのです。
つまり常識というのは、ないのです。
(p178) 僕たちはいつも「常識」に縛られています
。
でも、今いる国の外に出れば、常識はまるで変わってきます。
だとしたら、常識なんて、本当は、ないのです。
ないものに縛られてしまうのが、人間の面白さであり、愚かさでもあります。
常識をないと思うことで、少なくとも、心は自由になります。
引用元のp178では、具体的に常識に縛られていない人として、野球選手の新庄剛志選手が例として挙げられています。
常識に縛られていない人は、だからこそ、周囲を楽しませることができる。
尾崎里美さんのように明るく楽しく生きていこうと思ったら、常識から抜け出すことは、最低条件の1つかもしれませんね。
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本書の終わりの方には、 足助(あすけ)体操
のことが載っていました。
この著者のオススメならば、と思って、こちらも今しがた、注文しました!
『これで安心「医療体操」増補新版』
[ 足助次朗 ]
いいと思った本は、数珠つなぎでどんどん読んでいます。
紹介したい本は、まだまだ、溜まる一方です!
▼ 尾崎里美さんの教え~『夢を叶える 0.1秒で人は変われる!』
(2021/03/27の日記)
▼ 尾崎里美『幸せの真実 本当の自分に還る』 人間関係と心の問題を考える寓話
(2021/03/01の日記)
「完璧なマニュアルを示してその通りにし… 2024.05.10
「ASK→FIND→GIVE」 ~クリス… 2024.03.28
「結果」よりも「プロセス」 2023.11.17
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