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この本に書いてあることが、今の教育には必要だと思います。『子どもが輝く「魔法の掃除」~自問清掃のヒミツ』今日は、5段階のプランの具体的内容を紹介します。===========================『子どもが輝く「魔法の掃除」~自問清掃のヒミツ』 読書メモ3(第4章のp92~p117まで。)・5段階の清掃プラン 1) がまんとやる気という意志力を目標にする段階 =「がまん玉」を磨く「がまん清掃」 2) 黙っていてもどれほど人の心を汲む気働きができるか を目標にする段階 =「しんせつ玉」を磨く「しんせつ清掃」 ・「言葉でなく行為で協力する」ことを目指す。 (目配せや手招きなどによる連絡の仕合も×) ・言葉で連絡をとらないという不便さに、わざと身を置いてみる。 3) 最後の一分まで仕事を見つけとおすことを課題とする段階 =「みつけ玉」を磨く「みつけ清掃」 4) 目を内に向けて感謝の気持ちで働けるかを自問する段階 「感謝清掃」 ・「やだなあ」と思って机を拭くんではなくて、 ありがとうという気持ち、感謝の気持ちを込めて、 雑巾や箒を使う。 ・廊下を歩いているとき、 「ああ、あの隅はだれも知らないが、 昨日この僕がきれいにしたのだ」 と思える。それは、学校の中での自己の存在感を持つことであり、 学校を愛する心の具体的な現れだ。 5) いっさい自分自身の心を尺度にして正直に過ごす時間とする段階 「正直清掃」・自分が黙ってやれるようになって初めて、 平気で人に話しかけることがいかにいけないか、 迷惑をかけることになるかが、徐々にわかってきます。 わかってからできるのではなくて、できてから初めてわかるのです。・「がまん清掃」が実現するまでには、相当に個人差がある。・5段階の発想は、ヴィゴツキーの「発達の最近接領域」という概念に一致。 (他の子どもや教師の援助によって達成できる可能性の領域)・「自問清掃」では、子ども達にまず到達すべき地点を示し、 そこに至るための手順と方法とを、5つの段階と条件という形で モデル化して提起します。(以上、第4章の終わりまで)=========================== 次回は、第5章「魔法の『水をやる』」を参照します。それでは、また! ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.05.28
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この本に書いてあることが、今の教育には必要だと思います。『子どもが輝く「魔法の掃除」~自問清掃のヒミツ』===========================『子どもが輝く「魔法の掃除」~自問清掃のヒミツ』 読書メモ2(第3章~第4章のp91まで。 #の緑文字は僕のコメントです。))・心磨きとは、大脳の前頭葉にある「3つの玉」を磨くこと。・3つの玉: ○がまん玉 ○みつけ玉 ○しんせつ玉 =人間が他の動物に比べて著しく発達している前頭葉のはたらき#この3つの玉の話、 わりと子どもの心にスッと入りやすいようです。 3つにしぼっているので、おぼえやすいし、分かりやすいですね。・「3つの玉」に対応する掃除の様相: ○がまん清掃: 何分くらい黙って(友だちと離れて1人で) 掃除に取り組むことができるか挑戦する掃除#人と比べるのではなく、 前の自分との比較で、 どれだけ黙ってできるようになったかに挑戦するのが大事、らしいです。 僕は「百マス計算」などの指導で、 「人と比べるではなく、自分の記録と比べる」といった指導をしてきましたが、 そういったこととちょっと似ている気がします。 しかも、計算よりも掃除の方が、 より自分の心というものがはっきりあらわれます。 これは非常にシビアな自分磨きではないかと思います。 ○しんせつ清掃: 友だちのよいところを見つけたり、 お互いに気働きをして助け合ったりしながらする掃除#これも黙って行うのです。 手話などのハンドサインもダメです。 「気働き」ということをここまではっきりと子どもに教えようとした実践を 僕は初めて知りました。 ○みつけ清掃: 人が見つけられないような仕事を見つけたり、 人が考えられないような方法で掃除したり、 大体きれいになったと思う状態からさらに時間いっぱい 仕事を見つけとおすことができるような掃除・5段階の清掃プラン#5つの中身は、明日、明かします。(^。^) (うち3つは、上の「○○清掃」が当てはまるのですが。)・まるで大切な花を咲かせていく過程のように、 畑の土を耕して、種を蒔き、水をやってじっと待ち、 芽が出たら育てる。 そして、機を見ては間引きをするように単純化して方向性をはっきりさせ、 「道徳」の授業で深めていく。#「道徳」の授業という言葉が出てきたことにも、僕は好感を覚えました。 「道徳」の授業は、国語や算数のようにカリキュラムがはっきりしていませんが、 それだけに、学級担任の思いをクラス全体につなげていく、 非常に大事な時間だと思っています。 この時間を1番大事にするということが、 もっとも、クラスを育てるということにつながるのでは、と思っています。(以上、p91まで)===========================5段階の清掃プランの詳細については明日!(^0^)それでは、また! ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.05.27
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自然学校の引率で、土・日・月と、淡路島に行ってきました。玉ねぎがおいしかったです。(^。^)今日は帰り道で北淡(ほくだん)震災記念公園に寄りました。警報が出ていましたが震災記念公園やたこフェリー乗船時にはほとんど雨が降っておらず、よかったです。西脇市まで帰ってきたら、かなり河川が増水していました。ニュースでも流れていたとか。今年は防災担当になり、現在「水害」に関する学習への取組をすすめているところです。自宅への帰り道を少し変更して、河川の増水状況を確認。ケイタイで資料写真やビデオを撮影。もしかすると今度の「総合防災学習」の日に使用するかもしれません。地震の様子も河川の氾濫も、実際に目の当たりにすると、身が引き締まる思いです。防災学習での視覚的提示資料は必須だな、と思いました。 ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.05.24
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『算数の授業で教えてはいけないこと,教えなくてはいけないこと』(正木孝昌、黎明書房 、2009、2000円)この本の読書メモを続けます。今回が第3回。======================正木孝昌『算数の授業で教えてはいけないこと,教えなくてはいけないこと』読書メモ3(p23~26より) (・は本の記述の抜粋、#の緑文字は僕のコメントです。)・話して分からないことはいっぱいあります。・むしろ言葉は無力だというところから、 出発した方が本当の言葉の力に迫ることができるのではないか。#言葉に頼らないことは大事ですね。 コミュニケーションの8割は言葉以外でおこなわれています。 また、言葉は誤解のもとでもあります。 言葉の解釈が人によって違うからです。・(ある子どもが気づきを話したのに対して、) 私がおおげさに、精一杯の反応をします。 「おおっ、おまえ、いいところに目をつけたなあ。 みんな、この子に何が見えているか分かるかな。」 すると、別の子どもが出てきて、 カードを縦に並び替えました。 (略) 「うん、これはすばらしい。これはいい。 何がすばらしいか分かるか。」 (子どもたちの反応に対し、) 一つひとつ「ほう、なかなかよく見ているなあ」とほめました。#長くなりましたが、p22-23から引用しました。 正木先生の本では、 「別の子どもが」という表現がよく出てきます。 一人の子どもが全部言ってしまって、 他の子は聞き役、なんてことはありません。 一人の子どもが言いそうなことを止めて、 その続きを他の子どもに言わせることもあります。 また、子どもたちの様子をよく見られていて、 「あ!今、別の子がおもしろいことをはじめたぞ」というのを ビーン!と感じておられます。 授業は子どもと子どもをつなぐもの。 家で勉強するのではなく、せっかくみんなと教室で勉強するのだから、 先生が中心になって、こういう「子ども同士のやり取り」「相互に触発すること」 をつくっていきたいです。 こういうことが、子ども同士の学び合いとか、みんなで学ぶということに つながるのだと思います。 また、一人の子の話だけでなく、いろんな子の話を聞くことで、 理解もしやすくなっていきます。・君たちの言うことは何でも本気で聞くよ。 だから、どんどん打ち込んでおいで という気迫と思いを伝えたい。・子どもたちを動かして認める。 それを積み重ね、子どもたちとの距離を縮めるしかないのです。(p26まで)======================今回の日記の副題「教師の役割」は、著者の言葉ではありません。日記で紹介した内容をまとめて指す言葉として僕が勝手に考えたものです。「子ども同士をつなぐ」「本気で聴く」「動かして認める」こういうことが、授業中に教師が果たすべき役割なんだと感じました。では、また次回。(^0^) ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.04.27
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今年度は3・4年の算数を担当することになりました。同室複数指導で担任と一緒に授業を行ったり、担任と別教室で少人数指導を行ったりします。担任を外れるのは今年が初めてです。で、算数の授業のやり方や、大事にしたいことをいろいろ考えていました。ひとつ、大きなこととして「子どもを見る」ということがあります。子どもの実態に合わせて指導を工夫しようとするなら、その前提として、まず子どもの実態を正しく見なければなりません。この「子どもを見る」ということが、できそうで、なかなかできません。特に、僕が入る4年生の学級では、35人以上いますからね。。。(^。^;)一人ひとり、全員を見れるかというと・・・正直、「見ているつもりで見えていない」ことが多いと思います。 先ほど、ネットで「同室複数指導 算数」というキーワードで検索してみました。すると、「丹波市立西小学校 4年生算数研究授業 事後研修会」という具体的な研修内容のパワーポイントが見つかりました。「西小としての授業改善案!」というところでは、次の方法案が書かれていました。===============================子どもの考えをあらかじめ予測したチェックリストですばやく個を把握する===============================なるほど。普通、授業に臨む前には、子どもの反応を予測して臨みますが、それをきちんと「チェックリスト」にしておく。すると、教師の予想が正しかったかどうかもチェックできますし、授業中に大人数の実態把握をテンポ良くリアルタイムにパパパッとこなしていける、というわけですね!これは使えるかな、と思いました。面倒でも、こういうチェックリストを用意してから授業に臨むと、教師としての「子どもを見る力」「授業を子どもに合わせて構成する力」がアップしそうです。 ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.04.07
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今日は始業式でした。やはり子どもの顔を見られるのは、いいものですね。やる気が出てきました。(^^)さて、ブログは横峯吉文『天才は10歳までにつくられる』5~「勉強の必然性が生まれる」とは?の続きです。=============================『天才は10歳までにつくられる』読書メモ6 (p105~121より)(・は本の記述の抜粋、#の緑文字は僕のコメントです。)・子供たちは、子供たち同士で影響し合っています。・走るのが速い子供の走り方を自主的に観察して真似てみようと思ったりします。・競争させることが、ポイントなのです。 そして、そこに達成感を与える。 だからこそ、子供は伸びるのです。#友だちと比べて自分がどうだ、というのを気にしすぎると マイナスに作用する・・・ と思ってしまいますが、 逆にプラスに作用すれば、発奮することにもつながります。 「学び合い」という考え方にも通じます。 要は、みんなでゴールを目指す、という学習集団の方向性だと思います。 競争させることがポイントなのではなく、 その上で「達成感を持たせる」こと。 そっちのほうがポイントではないでしょうか。 競争種目にもよるでしょうけど。・勝ったり、負けたりをきちんと体感し、 その感情処理の仕方を、自ら学んでおかなければならない。#勝ちっぱなし、負けっぱなしはおもしろくないので、 そのあたりの手立ては必要ですね。 運動だけでなくて勉強の場面でも、 「かしこい子の方が間違える」という逆転現象が見られる学習 というものもあります。 「勉強ができる」「できない」を競争させるなら、 それが固定化されないような要素を学習に持ち込まないといけない。 でなければ勉強がつまらなくなります。 ・上達していなければ、きちんと叱る。 「もう1回やってみろ」と何度でもやらせます。#「上達していないから叱る」ということは僕はしないのですが、 「鍛える」ことをめざすなら、それは必要かもしれないと思います。 そして、「もう1回」。 大事です。 子どもから言いだす方が望ましいですが、 教師から指示してやらせるのも必要です。 そして、「もう1回」やったときに、 前よりも「上達した!」「やった!」ということを確認して 終わりたい。 「もう1回やればもっとうまくできるはず」という教師側の見極めが 大事ですね。・「できる子」と「できない子」、 「成績いちばんの子」と「成績ビリの子」の差は、 脳の性能の良し悪しではなく、 「自学自習」できるかできないか、 つまずいたときに自分で解決しようとするかしないか。(p121まで)============================= 『天才は10歳までにつくられる』 読み書き、計算、体操の「ヨコミネ式」で子供は輝く!(横峯吉文 、ゴルフダイジェスト社、2007、1200円 )読んでくださって、ありがとうございます。感想・ご意見、大募集中です。思ったこと、何でもお寄せ下さい。 それではまた! ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.04.06
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神戸での教師向けのセミナー情報です。僕はあまり存じ上げない講師の方々ですが、新年度にむけてやる気満々のこの時期、参加してみるのもいいかもしれません。▼新学期教育実践「パワーアップ学習会」(Web上のPDFファイルにリンクしています。)兵庫県民間教育団体連絡協議会の主催。4月3日(土) 10時~15時半神戸市勤労会館および兵庫県民会館にて同時開催。参加費は資料代の1000円。当日受付も可能ということです。 次の本を書かれた先生が最初の「学級びらき」の講座を持たれるようです。『はじめて学級担任になるあなたへ』(野口美代子、高文研、2007、1200円) =============================【内容情報】(「BOOK」データベースより)はじめの一週間で何をしたらいいの?問題を抱えた子の対応は?もし学級崩壊したら...。学級づくりから授業まで、ベテラン教師の"わざ"を一挙公開。 【目次】(「BOOK」データベースより)1 始業式までにしておきたいこと/2 子どもたちとの第1日目/3 子どもたちとの2日目/4 学級活動いろいろ/5 授業のわざと工夫/6 問題を抱えた子どもへの対応/7 学級崩壊で苦しまないために =============================『のんちゃん先生の楽しい学級づくり 22のアイデア』(野口美代子、高文研、2002、1300円) ===============================【内容情報】(「BOOK」データベースより)マンガを描くことと、手品が得意なのんちゃん先生。着任式は手品で登場!教室はちょっぴり変わった「コの字型」。楽しいピクニック給食、苦手な子を強くするドッヂボール秘密作戦、ドラえもんを持っての家庭訪問etc....明日からすぐ実践できる、のんちゃん先生の工夫を一挙公開。 【目次】(「BOOK」データベースより)着任式/学級びらき/学級びらきの会/ちょっぴり変わった座席/学級の仕事はやる気で決めよう!/班でとりあう係活動/朝の会の「3文」スピーチ/楽しいピクニック給食/学級新聞づくり/どきどきわくわくの「班がえ」〔ほか〕 ===============================ちなみに、今楽天ブックスはポイント5倍のキャンペーン中です。 僕はポイント5倍に弱いので、明日までに注文しようかな・・・。※このキャンペーンは、3月29日月曜朝10時までです。ここまで読んでくださって、ありがとうございました! ブログ王ランキング ▲よければ1クリックお願いします。ブログ継続の力となります。
2010.03.28
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いよいよ年度末。学校の先生にとって、年度末はいろいろと書かないといけない書類がてんこもり!「指導要録」もそのひとつです。そこで、こんなものを見つけました。指導要録総合所見 文例バンク|Teachers Online-先生のミカタウェブ-要録の文例が、「国語」「算数」「英語」などの教科を指定して、子どもの大まかなタイプを4つの中から選ぶだけで、ジャジャン!と参考文例が出てきます。有料なのですが、月末まで無料で使えます。「1学年あたり145文例を収録」ということで、子どもに合った表現を見つけることもきっとできるのでは。ちなみに、リンク先サイトではその他のサービスも充実しており、「通知表」や「通信」の文例もあります。なかなかいい表現が思いつかない時に、重宝しそうです。(「通信」の文例には「学校の謎」という、読み物ネタもあります。) (学校の先生以外の方へ)「指導要録」というのは、普段は学校の金庫にしまってある物で、小学校なら1年~6年までのすべての学年でのおおまかな記録が書かれるものです。 ☆ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 (^0^) ブログ王ランキング ▲上のバナーをクリックしていただくと、ブログへの励ましの応援となります。
2010.03.08
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前に、給食セットをしまうように言ったとき、しまわなかっ子がいた。今日、その子に、給食セットをしまうように言った。文句を言いながらも、自分の席に行った。僕は「しまいに行った」と思ったから別の用事をし終えてから、その子の席に行って声をかけた。なにげないヒトコマだけど、ここにとてつもない大きなことが隠れている気がする。=====================僕は「しまいに行った」と思ったから別の用事をし終えてから、その子の席に行って声をかけた。=====================のところ。今までの僕なら、「しまいに行った」と思ったら確認することもせず、別の用事をして、そのままだった。僕が今日したことは、今さっき読んだ本の言葉を借りれば「存在承認」だ。今までは「言ったことをやらないかも。やらないだろうな」という負のイメージを持っていたし、「言われたとおりにやりに行ったなあ」と思ってもその場限りで思って終わりで、その子のところに行かなかった。「きっと言われたとおりにやりに行ったぞ」と思い、うれしくなって、そばまで行って、「やったね」と声をかける。こんな ささいなことだけれど、きっと 言った方も 言われた方も うれしい。「あ、こういうのをめざしていたのかな」と ちょっと思った。 厳密には、こういうのをめざしている、と完全にイコールではない気もするのだけれど。言ったとおりに子どもが動くことがうれしいというのは、教師の仕事としては、なんか違うという気はするのだけれど。でも、きっとこれはコミュニケーションのカタチ。言葉としての指示・命令とか、そのカタチにこだわるんじゃなくて、それが一方通行ではなくて、相互に通じあったことをお互いに確認できたことが、きっとうれしかったんだな。そんなことを思った、今日のヒトコマでした。 (おまけ)さっきまでお風呂の中で(!)読んでいた本。「存在承認」のアプローチについて、詳しく書かれています。具体的な事例が続くので、読みだすと、やめられなくなります。『子どもを伸ばす共育コーチング ~子どもの本音と行動を引き出すコミュニケーション術』(石川尚子 /岸英光、柘植書房新社 、2007、1700円)===========================【目次】(「BOOK」データベースより)第1章 『認められていない子どもたち』との新鮮な出会い/第2章 『枠を作っている子どもたち』との前進しない対話/第3章 『無気力・無関心を装う子どもたち』が 自発的になる"存在承認"のアプローチ/第4章 『"わからない"で片付けようとする子どもたち』が "自分で考え始める"アプローチ/第5章 『本当は背中を押してほしい子どもたち』が 一歩踏み出し"行動"を起こし始めるアプローチ/第6章 『無限の可能性を持っている子どもたち』が 未来に向かって"夢"を描き出すアプローチ/第7章 『これからの世の中を変えていく子どもたち』からもらった感動/第8章 『だからコーチングが大事!』 ===========================僕のブログの中で割と出てくる「コーチング」についての具体的な実践事例の本です。 読んで下さって、ありがとうございます。そのうえ、ブログランキングにも投票して下さるんですか。なんとありがとうございます。いえいえ、4つも押してくださらなくて結構ですよ。(こんなのは「存在承認」とは言わない。たぶん) ブログ王 ○ 人気ブログ
2010.01.12
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今日、体育館にいたときに初めての感覚が襲った。体育館全体に気をめぐらして大きな感覚で全体を見ようとしたときだった。ふいに、小さい頃の、剣道を習っていた時の体育館の様子がフラッシュした。子どもの頃の僕には抗いがたい空氣が、そこにあった。「ああ、こんなふうに 指導すればいいんだ」と思った。子どもの頃の僕にはとてつもなく大きかった体育館が、今、とてつもなく小さく感じられたのを感じていた。これだけではなんだか分からないと思うけど、なんか、分かっちゃったんだ。という、瞬間でした。(^。^) ブログ王 ○ 人気ブログ (こんなブログでよろしければ応援のクリックを)
2010.01.12
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mixi(ミクシイ)のコミュニティで学生さんからタイトルのような質問を含む、3つの問いがありました。1)教育とはどんなものか。教育とは何なのか。2)学校とはどのような役割をもつところか。学校の在り方はどうあるべきか。3)現代の子どもはあなたの目にどううつっているか。非常にシンプルな問いです。こういうことを考えるのが大事だと思います。以下に、私の回答を転載します。皆さんは、どう考えられますか?(^。^)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~1) 教育とはどんなものか。教育とは何なのか。 「教育」は英語ではeducation。 この語の由来をひもとくと、「引き出す」という意味があるそうです。 昔から、「教育は、子どもの可能性を引き出すこと」と捉えて実践しています。 そのためには、教師自らも自己を成長させることが大事であると考えます。 教師である私は、自らの可能性を自ら引き出し、 子どもの可能性も引き出すものでありたいと願っています。 拙ブログでも「教育と自己成長を支援する」と副題をつけ、 「成長支援」をキーワードに役に立ちそうなことは何でも書いていっています。教育に直接関係なさそうなビジネス書や旅行の話も書いていますが、そういった広い範囲から学び、育つ姿が大事なのだと思っています。 2)学校とはどのような役割をもつところか。 学校の在り方はどうあるべきか。 役割としては、子どもとその保護者の期待にこたえることです。 この期待は、近年非常に多様化しています。 したがって、すべてのニーズにこたえることが非常に難しくなっています。 そこをどうしていくかが課題です。 学校の在り方としては、まず第一に「子どもが楽しく通えること」を 重視しています。 仮説実験授業の方の言葉で、「希望の登校 満足の下校」というものがあります。この言葉は私の「学校としての理想像」を端的にあらわしていると思っており、大変気に入っています。 3) 現代の子どもはあなたの目にどううつっているか。 かわいいです。しかし、そればかりではありません。 粘りがなかったり、体力が落ちていたり、昔より低下していると思われる力も見受けられます。しかし、そればかりではありません。 受験ストレスで周囲に当たってしまう子もいます。 家庭的に恵まれない子もいます。 「現代の子ども」と十把一絡げにとらえられない子どもの実像があります。 私の目には、現象としてはいろいろな形でうつっているけれども、 その子一人ひとりの背景とか、事情とか、抱えているものとか、思い・・・そういったものをくみ取りたいと思いながら日々接しています。 私の目にどううつっているかにこだわらず、その子そのものを見たいと思います。mixiコミュニティ「教職・教員トピック」より にかとまの回答(mixiは会員制サイトなので、会員でないと見れません。)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~☆以下のブログランキングに参加しています。なるべく1クリック、できれば3クリックをお願いします!(^0^) ブログ王ランキング
2009.12.09
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子どもたちが集団で暮らし、学ぶ教室。そもそも教室とはなんでしょうか。そこに教師の哲学が現れる!・・・ような気がします。たとえば、『教室はまちがうところだ』(蒔田晋治 /長谷川知子 、子どもの未来社 、絵本、2004、1500円)============================内容(「MARC」データベースより)教室はまちがうところだ みんなどしどし手をあげてまちがった意見を言おうじゃないかまちがった答えを言おうじゃないか-。蒔田晋治の詩が絵本に。まちがうことなんか、こわくない! そんな教室を作ろうやあ。============================▼参考リンク 絵本ナビ前任校で、この絵本に出てくる長文の詩を書いた横長の模造紙を必ず教室に掲示されていた先生がおられました。先生の、「こんな教室にしたい!」という痛烈なメッセージを感じたものです。失敗に対して寛容である教室は、いいですね。(^0^)森竹高裕先生は、この詩を使って「授業開き」をされる際の、実践記録を、インターネット上で公開されています。______________________「教室は○○するところだ」という詩があります。さて、教室は何をするところだと思いますか。______________________という発問は、僕もまねしてみたい、と思いました。▼教室はまちがうところだ ~子どもを勇気づける授業びらきを~(静岡教育サークル「シリウス」より) ☆以下のブログランキングに参加しています。応援していただける方のクリックをお願いしています。(^0^) ブログ王ランキング
2009.10.30
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『子どもへのまなざし』の読書メモ、つづきです。(今回が第5回。 第1回はこちら。)『子どもへのまなざし』==========『子どもへのまなざし』読書メモ5 (p277~290「保母さん、幼稚園の先生へ」の章、部分抜粋)・子どもをしからないがまん。・保母さんに目を向けてもらうには、手段を選ばずどんなことでもする。 = 注意獲得行動 ・そういう子はしかればしかるほど、 そういうことがエスカレートしていきます。・子どもが人のいやがることを、わざとやるということは、 こんなことをしても、僕のことを愛してくれるかなということを 確かめているわけです。・育児のうまくいかないお母さんを支援しなければいけない。・そういうお母さんを愛せるか、思いやってあげられるか。・その親も子どものころに、ほぼ同じ運命にあってきたのですし、 いまも、もしかしたら周囲から思いやられていないのかもしれないのです。・その子どもをふびんに思うのとおなじ感情を、 親にも持ってあげられたらいいですね。・少なくとも子どもたちの親を敵にするということは、しないでいただきたい。・親の幸せをないがしろにして 子どもの幸せは考えられない。・親を幸せにするためにはどうするかという訓練を、 まず、うけなければなりません。 子どもの幸せを考えるということは、かならずそういうことになります。・はじめは、子どもには手をつけなくてもいいのです。 親の幸せだけを考えるところから入っていくのです。・子どもそっちのけで、親の幸せだけを考える。・人が好きだから教育にたずさわり、保育にたずさわり、 子どもが好きだから保育者になったのでしょう。・根は人が好きなのですね。 ですから、ちょっと心がければいいのです。(今回参照したのは「保母さん、幼稚園の先生へ」の章より、一部の表記だけです。 次回は「お母さんへ、お父さんへ」の章から。)===========================「注意獲得行動」は、「注目欲求」などの用語で、他の本でもふれられていたのをおぼえています。今、こういう子が非常に増えていると思います。僕が本を参考に心がけていたことは、注目を引きたいがためにわざと悪いことをする子への基本対処法は、「悪い行動に取り合わず、 よいことをしたときにすかさずほめる」こう書くと簡単ですが、これが簡単に行きません。具体的には「立ち歩いたとしてもほうっておく」というような対処になるのですが、僕がひとつ学びになったのは、「立ち歩いたから即止めなければいけない」という常識はない、ということです。「視界にとらえながら、あえて無視する」という教師の選択肢は、ありなんです。これをうまくされている先生は、非常に泰然とされておられます。子どもが、「ふさわしくない行動」で気を引こうとしても、根を深く張った大木の如く、歯牙にもかけないありさまで、そのかわり、そういう子がちょっと良いことをすると、目ざとく注目して、称賛を与えるのです。僕はとてもその域まで行きませんので、子どものペースにはまってドツボから脱出できないことも多いです。ただ、「愛されたいのだ」「注目を引きたいのだ」「かまってほしいのだ」という子どもの側の隠された意図に、いじらしさやかわいらしさを感じる教師ではありたいと思っています。でも、本当言うと、「やめてほしい」んですけどね。(^^;)これについて佐々木先生がおっしゃる「まず親の幸せを考える」は、新しい視点でした。子どもを変えようと思っても、親や教師が変わらなかったら、変わらんですよ。教師も変わろうとし、親も変わろうとする。すると子どもが変わる。親と教師のつながりはとても大事ですね。「連絡帳」「電話」「家庭訪問」「学級通信」は、そのためにも、大事なことだと思っています。こちらから動くことで、少しでも親とつながりが持てたらすてきだなあと考えています。『子どもへのまなざし』(佐々木正美、福音館書店、1998、1700円) ☆以下のブログランキングに参加しています。日記に共感していただけた方はどうかクリックください。ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 (^0^) ブログ王ランキング
2009.10.23
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『子どもへのまなざし』2日前から、この本の読書メモを連載のようにして公開しています。 平日は忙しい日が多く、今日もちょっとだけ進みます。まあ、ぼちぼちいきましょう。(^、^;)===========================『子どもへのまなざし』読書メモ3 (p192より)・子どもは親の言ったとおりにはしないで、 親のやっているとおりにやる。・基本的に教育というのは、たいていの場合、 相手の言うことを聞いていればいい。・口でやる教育は避けて、 心とかしぐさとか物腰、行動で教育をする。・自分でできない分だけ口うるさくなっている。 口うるさいとは、そういうこと。(参照したのはp192だけですが、一応p248までで付箋を貼ったところを チェックし終わりました。次回は「豊かな社会がもたらしたもの」の章から。)===========================「鏡の法則」というのがありますが、これと似たようなことを言っている気がします。「鏡の法則」的なことは、人間関係では非常によく起こりますね。子どもに望んでいる姿を、自分自身が実践してそれを見せられたらベストなのですが、なかなかそうはいかないところも。。。だからこそ、「自己成長」をめざすことが大事なのですが。僕は教師になって以来、「言葉が多すぎる」とよく言われてきました。(なる前からかな・・・。)どうしても説明したがる、言葉が長くなる傾向があります。このブログにしても、長くなる傾向が!(^^;)本当は、言葉は少なく、端的に。言葉よりもむしろ行動で示す。これが、いいんだろうな、と思います。端的な言葉で、無駄な言葉を言わない教育実践としては、向山洋一先生が思い浮かびます。近頃久しぶりに向山先生の著書を読み返していますが、子どもにどんな言葉で話をするのか、授業に限らず、朝会での話など多彩な分野で、事前によく吟味し、これ以上ないほど無駄な言葉を削った、効果的な言葉を使われているのが分かります。「どんな言葉を使うのか」これは教育方法の一つの大きな課題です。録音して自分の声を聞くのはとても恥ずかしいですが、授業中の教師の声をすべて録音して後で聴くと、いかに不用意で意味のないことを言っているかよく分かります。また、声の抑揚や、強調、強弱、聞きやすさなども、録音するとあからさまに分かってこわいぐらいです。自分と向き合うことは恥ずかしいですが、教師として、やっておきたいと思っている「修行法」の一つです。今回も反省を胸に・・・次回へ続きます。『子どもへのまなざし』(佐々木正美、福音館書店、1998、1700円) ☆以下のブログランキングに参加しています。日記に共感していただけた方はどうかクリックください。ここまで読んでくださって、ありがとうございます。 (^0^) ブログ王ランキング
2009.10.20
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今日は神戸に出張でした。特別支援教育の「アセスメント」(子どもの特性を正確に把握するための方法)についての実技研修です。LDI-R(学習障害の傾向を調べるもの)やKIDS乳幼児発達スケール、S-M社会生活能力検査といった質問紙法によるアセスメントと、WISC-IIIについて学びました。LDI-R、KIDS、S-M社会生活能力検査の検査用紙をそれぞれ購入できたので、よかったです。それぞれ1部ずつ買って、910円。公的な研修ではなかなか珍しい。で、その研修の最後に演習がありました。「支援の方法を具体的に話し合う」というもので、最初はペアで、最後にはグループで話し合いました。その中の最後のテーマに、「片付けが苦手な子への支援アイデアを出し合う」というものがありました。みなさんだったら、何を思い浮かべられますか?これについて話し合っていた時に、僕は「片付ける時間を、授業の最後にきっちりとる。できてから休み時間」という、「お片付けタイム」の提案をしました。これ、実は僕はやっていなかったのですが。他の先生がやっておられたのを見たことがあり、非常にバツグンの効果があると感じた手法です。つまり、「授業を早めに終わり、 今の授業で使ったものを机の中に片付け、 次の授業の用意を机の上に出してから、遊びに行く」ということの習慣化です。これを続けると、とにかく授業がきっちりできます。授業のスタートがさっとできます。けじめがつきにくいクラスを落ち着かせるとっておきの方法だと思います。そんなとっておきの方法ですが、僕の場合、1時間の授業でやりたいことが終わらず、早めに終わることがどうしてもできなくて実践を続けることができませんでした。長い目で見れば、「早めに終わる」ほうがあとあと無駄な時間が出ずに、勉強時間をきっちり確保することにつながるのに・・・。そのころはそれが見えていなかったです。(今もかな?)そのときの授業に一生懸命になりすぎていました。今は通常学級担任を持っていないので状況が違いますが前よりは、余裕を持って授業が行えているような気がします。(^^;)でも、あいかわらず、授業は終わる時間ぎりぎりか、ちょっとオーバーしている・・・。う~ん、このクセは、直したほうがいいですね。ともあれ、授業の終わりを余裕を持って迎えられる方で、子どもに「用意や片付け」の習慣をしっかりつけさせたい方は、これはなかなかおススメの方法です。ぜひお試しください。(^0^)早めに遊びに行けるとなると、子どももうれしいので、進んで片付けや用意をするようになります。学校だけでなく、家庭でも、応用できるかもしれませんね。言っている僕が実現できていないのでその分説得力がないですが。(>。<) あ~、もっと「時間の使い方」を大事に実践できるようになろう。自分ができていないことをたくさん発言して、かなり自己反省した1日でした。(>。<;)さてさて、以下のブログランキングに参加しています。こんなブログでも応援していただける方のクリックをお願いします!
2009.10.09
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今日、ひさしぶりにけんかの仲裁をした。小学校2年生の、昼休み後のけんかである。苦労してつくった砂場の山を、踏まれてつぶされた、という訴えを聞いたのがきっかけ。双方を出会わせて、話を聞く。・・・うまくいかなかった。互いに相手の非を言い合うのみ。そういえば、こういう場面に出会うのは久しぶり。通常学級担任のころは、それこそしょっちゅうけんかが起こっていたので、どうすればいいか真剣に考え、対応策を練っていたものですが。そのころ考えたことが記録として残っていないか、マイハードディスクを探してみた。・・・すぐには見つからなかった。そんなわけで、「けんかの仲裁」という言葉で、ネットで検索。考え方と、具体例が載っていた。今は、ネットで「問題」を入れると、誰かの「解答」が簡単に出てくるので、便利な時代ですね。読んでみると、なるほどと思えることもあったので、紹介します。============================= 「けんか・トラブル」への対処の仕方 ・小林幸雄流「けんかの仲裁」で教師のリーダーシップを発揮する。 (1) 当事者を落ち着ける場所に連れて行く。(2) 教師が中立を宣言する。(3) 自分がとった態度を自己評価させる。(4) その点をつけた理由を聞く(5) 悪かった部分のみを謝らせる。※要点のみ引用=============================このサイトのやり方で、なるほどと思ったのは、以下の所です。=============================視点が自分に向いていない状態で、あれこれ事情をたずねても実りは少ない。なぜなら、視点は相手に向き、相手の非のみに向けられているからである。 口を開けば、悪口の言い合いになるのは、火を見るより明らかだ。 ところが、「自分の態度は何点だったのか?」と問われると、視点は、他者から自己へと変わる。=============================実際、「口を開けば、悪口の言い合いになる」のを見た後なだけに、この記述には非常に共感。僕が留意してたのは、この先生の(1)から(5)の中の(1)と(5)ぐらい。「自己評価させる」という視点は、「どうできたらいいな」ぐらいにあいまいに願っているだけで、そんなに意識していなかった。意識していないことは、いざというとき、できないですね。よいご意見にふれさせていただいたと思います。感謝します。 ☆以下のブログランキングに参加しています。応援していただける方の1日1クリックをお願いします!(^0^)
2009.10.07
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この土日が運動会という小学校は多いのではないでしょうか。僕の学校も日曜が運動会の予定。そのために、毎日練習に取り組んできました。かかわっている2年・3年のダンスはもちろん、このあいだの予行演習で他学年の演技も見ましたが、どれもすばらしいものでした。どの子も元気に運動会に出てほしい!運動会本番で、毎日練習してきた成果を100%発揮してほしい!と切に願います。ところが、ここにきて「新型インフルエンザ」が流行りだしました。何とか運動会をしたいところですが、「学級閉鎖」になるような状況下で、無理を押して運動会を強行するわけにもいきません。予定通り運動会ができるのか、延期になるのか、瀬戸際です。もし延期になる場合、学級閉鎖が解けるのが数日かかるので、単純に「翌日に延期」ということにはならず、大きく日にちがずれていきます。「自然学校」等の今後の行事にも少なからず影響を与える見込みです。(自然学校は兵庫県内の小学5年生の長期宿泊行事です。)(参考サイト)▼厚生労働省:健康:新型インフルエンザ対策関連情報▼読売新聞:新型インフルエンザ記事一覧 ↑その中の記事の一部を抜粋↓ ◆休校・閉鎖、2158施設に...前週から倍増 (東京都が372と最も多く、大阪府205、埼玉県204、神奈川県146) (2009年09月16日 読売新聞) ◆軽症も、タミフル早期投与を...感染症学会(2009年09月16日 読売新聞)今回の「新型インフルエンザ」、学級閉鎖になる基準がこれまでの基準より高く、「クラスで複数人 発症が確認できれば学級閉鎖」「疑いがあるものが10~15%であれば、学級閉鎖」ということが兵庫県内では言われているそうです。▼兵庫県教育委員会県立学校における新型インフルエンザ患者発生時の臨時休業等の基準について(PDFファイル) より、以下に一部引用します。================================(1) 臨時休業の基準当該学校の患者の発生状況等を踏まえ、決定する。・ 学級クラス内で「新型インフルエンザ感染者」、「新型インフルエンザの感染の疑いのある者」の総数が10~15%に達したとき・ 学年学年内において複数クラスが学級閉鎖になったとき・ 学校複数学年において「新型インフルエンザ感染者」、「新型インフルエンザの感染の疑いのある者」が急速に増加するなど、学校内において、新型インフルエンザの感染拡大を予防する必要があると判断されるとき(2) 休業の期間原則7日間================================(教育委員会関連では、これ以外の通知もあります。)感染の拡大は防止すべきですが、このあいだの「休校措置」のときにも修学旅行や自然学校が多くの学校で延期になっています。あのころ延期した行事がちょうど今頃の時期に設定されているケースでは、今回もまた延期・・・ということになり、行事日程の再調整に学校として頭を悩ませることになりそうです。 もちろん、子どもたちの思い出に残る大きな行事は、中止にすることは絶対にできない!という思いがあります。なかなか難しい情勢です・・・。どうか、すべてがうまくいきますように・・・!! ☆以下のブログランキングに参加しています。応援していただける方の1日1クリックをお願いします!(^0^)
2009.09.18
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小学校英語の職員研修の係にあたっています。とにかく多忙に多忙を極める連日の会議の中にさらにある研修なので、いかに参加される皆さんに負担をかけず、「英語」や「国際理解」への関心をもってもらえるかがカギになります。なかなかうまいアイデアはないのですが、現状自分の中にある考えをメモ的に、ここで書いてみたいと思います。うまくいくかいかないかは、正直微妙なところですが、いろいろなところから刺激を受けて自分なりに考えたことを、ALTと一緒に、思いっきりやってみて、恥をかいたらかいたで笑って済ませようと思っています。では、以下、プランにもなっていない、こちらの心得メモです。☆とにかくinterestingに!・のっけから、明るくいこう。(^0^) ◎「英語は苦手なの~!」という意見への共感 (自分がそうでしたから。 「ALTと会話なんてできない!」とずっと逃げていたのが僕です。(^^;))◎「これくらいならできるワ!」と 納得・安心してもらえる具体的提案 (1) 「英語ノート」なら、準備がカンタン、スピーディー。 ・活動内容を具体的に示す手引き書 ・目で見て、音で聴いて内容をつかめる (音声CDとパソコンソフトを各担任に配布) ・ALTとの打ち合わせも、「英語ノート」片手に指さしでOK! (2)利用できる具体物がたくさん ・ピクチャーカード ・「英語ノート」教材キット (3)インターネットコンテンツも充実 ・ゲーム的なものが多く開発されている。 ・やってる先生も楽しい。 子どもの反応を見るのが楽しみに。◎夢の共有 「世界中のどの国の人とも仲良く、 笑顔でコミュニケーションをとれるようになる」 ・なぜそれがステキなのか?(^^) (=ワクワクして夢を語ろう!) ・今の子どもたちがどうなることなのか? (=変化をクリアに提示) (例)あいさつをしない子が変わる。 明るい元気な子ども像。 高学年になっても、誰に対してもフレンドリー。 明るい学校像。・リラックスムードを作る・必ず笑いを入れる(^0^)・コミュニケーションは、「言葉」は3割。 表情やボディーランゲージを多用し、 「言葉に頼らないコミュニケーション」の見本を実演 さながらそれは1人芝居!?・もしくは、ALTと私で、掛け合い漫才? (これはなかなか難しい・・・(笑))・音(聴覚的刺激)の利用 →オリジナル チャンツCD(リズム演奏のみのCD)を使用 →チャンツ(”"What's your name? ※” ”My name is ・・・・”) 4分音符のビートで。 ※で手拍子、・映像(視覚的刺激)の利用 →「英語ノート」PC版をプロジェクタで投影する ・パワーポイントで、ポイントを大写し!?・具体的なエピソードの紹介 今回は、「モンゴルの里」で天才馬頭琴奏者の少年に会ったことを言おうかと。 スポーツ新聞的に。 「県内の、こんな近くに 馬頭琴の天才奏者! 演奏している様は、まさに「スーホ」のイメージそのもの!」 ババーンと。 うん、効果音とかも入れるか。(ワルノリ)
2009.05.13
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「教師力アップセミナー」というのがあります。確か、愛知県でやっています。(会場は、小牧中学校の多目的ホールらしいです。)有名講師を招いてのセミナーを年数回開催しています。年間参加費は8,000円、1回だけの参加の場合は3,000円。講師陣のお名前を見ると、3000円でも安いものだと思います。これまでの講師がネット上のサイトで紹介されています。講演の概要を写真付き(スライドショーとコメント)で見ることができます。ネット上ならタダだし、いつでも見られるので、興味のある先生の講演記録を見てみてはいかがでしょう?◆「教師力アップセミナー」セミナー記録http://www.school55.net/kyoushi/ 僕は全部見たわけではありませんが、講師によって記録の見せ方が違っています。一番印象に残った(講師の話がよく伝わってきた)講演記録は、◆ 野口克海 「元気の出る学校づくり」 でした。少し古くて平成17年1月の講演ですが、野口先生らしさがよく伝わってくる写真とコメントでした。※FLASHを使用したサイトです。 お使いのブラウザですんなり見られなければ、 FLASHの最新版をインストールするか、 ちがうブラウザをお試しください。(^^)
2009.04.29
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今日も時間がないので過去の学級通信からの転載です。 ========================(平成16年度2年2組学級通信『うれしい!たのしい!大すき!』No. 20より)~おうちの方へ~今日の宿題は「だっこの宿題」です。「だれでもいいのでだっこしてもらって、感じたことを書く」という宿題です。お忙しいとは思いますが、ちょっとの時間だけでもだっこしてお子さんとお話してあげてください。お子さんをだっこするのも、2年生くらいがそろそろ限界だと思います。子どもたちはおうちの方とのふれあいや、ほめられること、みとめられることを本当に喜びます。そして自分のがんばる力、たくましく生きる力に変えていくのだと思います。==================================「だっこのしゅくだい」もともとは仮説社の『たのしい授業』誌で紹介されていたものをまねしたものだと思います。上の通信文の中で「お子さんをだっこするのも、2年生くらいがそろそろ限界だと思います。」と書いていますが、子どもによっては自分のことをもうそんなに子どもではないと思っている子もいるので、「2年生くらいがそろそろ限界」というのは一概に言えなかった、と反省しています。親子のスキンシップのきっかけになる、というのはいいと思いますが、宿題として、というのはどうなんでしょう。子どもの実態や子どもたちの考えをよくつかんでこういう呼びかけはしないといけないな、と思います。取り組み自体が失敗だったとか、しない方がよかったとかそういうことはないのですが。
2009.02.26
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勤務校で4年生の研究授業がありました。教材は「一つの花」(今西祐行:作)(教科書は光村図書)作中の「花」は「コスモス」ですが、「この花はほかの花でもよかったのか」という話題が授業の最後に出されました。事後の研究討議でもこの話があり、その内容はここではふれませんが、私がそれを触発されて連想したことが一つ。「はるかのひまわり」です。「1つの花」も「はるかのひまわり」も、戦争や震災といったつらいことが終わった後、花が一面に咲いたという情景が一致します。秋に「1つの花」に感動した4年生たちには、来年1月17日には「はるかのひまわり」の話をしてあげると、「1つの花」で学んだことが思い出されて、心によく染みるのではないでしょうか。(以下は、楽天で扱っている関連商品へのリンクです。 興味があるものがあったらクリックしてみてください。(^^))「はるかのひまわり リボンステッカー」阪神淡路大震災が残してくれたもの - やさしさ、思いやり、絆、仲間SC-HARUKA-HIMAWARI リボンステッカー(絵本)あの日をわすれないはるかのひまわり「はるかのひまわり」物語はるかのひまわり一つの花一つの花全発問・全記録
2008.10.29
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定期購読している『道徳教育改革』の最新の別冊が届いた。以前にもあった「SFコラボ」特集の第2弾。すぐれた授業・学級経営で多くの教師の絶賛を浴びているS,Fお2人の詳細な授業記録が、参観に駆けつけた様々な学校の先生方により書かれている。ちなみに、Sは杉渕先生。東京の小学校の先生。「教育の鉄人」と呼ばれる。今までに行った教師修行の数々には圧倒される。ホームページでその一端を知ることができるほか、「10マス計算」など、開発された教材がかなり市販されていたり、著書を買ったりすることもできる。漢字や計算の基礎基本以外にも、音読や歌の指導をユーモアを交えて楽しく面白くされるのが印象深い。◆杉渕鉄良のホームページ 「教育の鉄人 ねっけつ教師編」http://www.geocities.co.jp/Berkeley/5802/ そしてFは、道徳教育改革集団の代表、群馬県の小学校教師、深澤先生。私は初任の年にこの先生の講座をお聞きして以来、「自分に甘くなってしまう時に厳しさを注入してくれる先生」としてずっとその動向に注目している。著書は道徳に関するものが多いが、私は教育活動全般を貫く「哲学」にこそ学ぶべきかと思っている人呼んで「教育の哲人」。このお2人の授業の詳細な報告が、違った方々の重層的な観点で読めるという授業をする者からすれば、大変ワクワクする内容である。第1回の時も鳥肌がたったが、今回はそれ以上。細かいところまで詳細にレポートしてあるものもあり、まるでその場に居合わせたかのように具体的に「最高レベルの授業」の実際を学ぶことができる。特に、年度末のお2人の担任学級の子どもたちの姿には、「ここまで子どもは育つ」という1つのイメージを具体的に知ることができ、「何を目指すか」という教育活動のゴールを考える上で、大変勉強になる。この機関誌は一般に流通しておらず、発行者にじかに申し込む必要がある。ただ、内容の充実度に比べて値段も安く、大変刺激を得ることができる。全国の向上心ある教師に大変オススメの機関誌である。◆道徳教育改革集団 (機関誌の発行元)http://www12.wind.ne.jp/kaikaku/
2008.07.21
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さきほどネットで興味深いサイトを見つけました。宮澤賢治『やまなし』の「クラムボン」に意味があった、あれは「わけのわからないことば」ではなく、アイヌ語ではないか、というものです。 今まで考えもしなかった指摘ですが、ありえなくはないと思ったのでこういった貴重な意見をサイトで紹介してくれていることに敬意を表しつつ、ここに紹介したいと思います。 ◆素人がアイヌ語からみたクラムボン http://www.geocities.jp/holmyow/yamanashiでは、「クラムボン」は、アイヌ語で言うと、何なのか? それはリンク先サイトを見てください。(^^) ちなみに僕は先週土曜にあった京都での研究会で、国語教育の大家 野口芳宏先生の「『やまなし』の授業」のDVDを買ってきました。忙しくてまだ見ていませんが、『やまなし』は大好きな作品なので、どんな授業をされているのか楽しみです。(僕自身は一度も授業したことはありません。 歌は作ったことがありますが・・・(^^;))
2007.11.30
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今日は東京から来られた杉渕先生の「鉄人講座」が神戸でありました。▼教育の鉄人倶楽部http://www.boreas.dti.ne.jp/~shin355/tetujin/「前提をつくる」といったお話や、模擬授業の数々から、大変刺激を受けました。特に、〇音読 〇計算 〇フラッシュカードは、授業での基本として、毎日少しずつ継続して取り組みたい、という思いを新たにしました。僕は今は通常学級担任ではないですが、また通常学級の担任になったら、今日の話をもう一度おさらいして、自分で実際に実践してみたいと思います。杉渕先生の講座は、2年生を担任していたときに一度受けたことがあります。今回は久々の、2度目です。地元神戸であるので、ありがたいです。杉渕先生の計算トレーニングの実践に「10マス計算」があります。これは、2年生を持っていたときに実際にやってみましたが、計算の基礎作りに大変効果がありました。オススメです。本も出ています。『家庭楽習でわが子は変わる~鉄人の学力向上法』(杉渕鉄良、学習研究社、2004、1200円)↑これは、僕が持っている杉渕先生の本です。「10マス計算」のドリル本も出されていますが、上の本にもついていますし、もっと広範囲に「勉強」について書かれているので、上の本がおすすめです。読み返す価値がある本です。(※画像クリックで楽天のWeb書店へ(^^))
2007.07.29
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四条畷学園小学校に行ってきました。私立の小学校の授業を見に行くのはひさしぶりです。ホームページを見ても分かりますが、「科学」「美術」「英語」「コンピュータ」「作文」などの分野で特色ある実践を積み重ねています。また、「子どもの自主性を尊重した教育」の具現化を学習内容を選択できる場面を多く設定することで図っています。(午後の活動の内容を選択できたり、 「美術」の時間に絵を描くか粘土をするかといったことを 子どもが決められます。) ◆ホームページ↓ (四条畷学園小ホームページ内、「教科」の説明)http://www.ps.shijonawate-gakuen.ac.jp/info/kyouka/index.html授業や分科会で勉強になったことを簡単にお伝えしますね。 (1)先生は、子ども全体を見れているかこれは、ここの授業を見に行ったからというのは全然関係ありません。最初の授業は1年生の音楽でした。 自分が授業をしているという仮定で、子ども一人一人の表情を順に見ていくようにしました。その最中に、教師が子どもたちに挙手を求めました。子どもたちは手を上げて「ハイハイ!」と当ててほしそうに叫びました。このとき、偶然なのか意図的なのか、前のほうの、先生の近くにいる子ばかりが続けて当たったのです。端のほうで手を上げていた子は、「先生はぼくのところまで見てくれてない」と思ったかもしれません。でも、次の瞬間、その子のすぐとなりの子が当たりました。う~ん、おしかったね。(^^;)授業者の先生は、手を上げている子全体を見れていたかもしれません。それはわかりません。しかし、自分の課題として「授業をすることに熱中すると子ども全体が見えなくなることがある」と思っています。だから、こういう他人の授業での子どもの様子の観察を通して、「今真ん中の子を当てたとき、端の子がすごく残念そうな顔をした」などのチェックに励むようにしています。 (2) 先生が「やってみせる」1時間目の後半は1年生の国語を見にいきました。単元名は、「しらせたいな、見せたいな」。自分が知らせたいことを、「書いて知らせる」学習活動です。後で聞いた分科会での話も総合すると、授業者の先生は、最初に「自分の思い出のグローブ」のことを、子どもに書かせる「知らせたいこと」の見本として提示し、それについて語ったそうです。子どもにさせることをまず教師がやってみせるのは指導の基本です。それをていねいにされている姿から、「手立てをしっかり打ってはるな」という印象を持ちました。単に「教師がやってみせるからいい」というのではありません。それは、「こういうところでつまづく子がいる」という実態の見取りと、「こういうことを事前に言っておく(見せておく)とスムーズに取り掛かれるだろう」との見通しに基づいています。そのための手段としての教師の演示(例示)です。「こういうふうにすれば子どもは育つ」という、実際の姿を見せられた気がしました。子どもにさせたい学習活動について、まず教師が考えて、まず教師が動くということを心がけておられるように感じました。 それに関連づけて気づいたことをいくつか。配布資料に入っていた「四条畷学園新聞」に、美術の先生のコラムが載っていました。「子どもにあいさつをさせたいが、強制させてさせるあいさつは意味がない。 まず教師が率先してあいさつしよう」というような内容でした。また、同じく配布資料に入っていた「研究資料集」に、多くの先生の「作文」が載っていました。出典を見ると、学校だよりから転載したものらしいです。たぶん、すべての先生が順番に学校だよりに原稿を載せているのでしょう。「作文」教育に力を入れている学校として、子どもに書かせる側の教師が、「学校だより」という大きな場で自分も作文を書いて、載せる。私は非常に感心しました。最後の講演で話をされた、作文教育の著書がある「ひげうさぎ」先生。この方も、ご自身で書かれた作文(子どもに示すために技法のヒントをちりばめたお手本的作文)を大変みごとに書かれていました。子どもにさせることは教師もするべきであるという基本的な姿勢を学びました。教師といえど万能ではないですが、苦手分野に関しても、教師がいっしょうけんめいやってみせる姿を見せることが、教育の第一歩かな?と思います。 (3)具体的なこと・仮説実験授業で「科学」の授業・ビデオカメラでテレビに拡大・仮説グッズを購入・「ひげうさぎ」先生の講演・懇親会で聞いた私立の事情・・・などについても書きたいところなのですが、ああ、今日はちょっと書きすぎてしまいました。そんなわけで、今日はこのへんで。さよなら、さよなら、さよなら。(^^) 今日の日記は、最後の作文教育の講演で「ひげうさぎ」先生が言っておられたことを意識しました。なるべく「一文一義」(ひとつの文にひとつのこと)で書くことです。完璧にはそうなっていませんが、いつもより読みやすくなっていると思われたならそのせいです。(^^;)
2007.01.27
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勤務校では新学期の開始とともに、「学校評価」といって自分たちの学校の取り組みを自分たちで評価することをおこないました。おこなったといっても、まだアンケートの締め切りが始業式の日だっただけで本日の「推進委員会」でアンケートの集約をもとに次年度の方針を話し合いました。私の参加したほうの推進委員会は私が司会をしたのですが、他の件もあったので、始める前から予測していたとおりかなり長くなってしまいました。(司会をしていると気が張っているのでそんなには 「長くて疲れる」という感じはしないのですが(^^;))その後の組合青年部の新年会が終わって帰るときに「3時間はつらい」と言われてしまいました。(実質は2時間半。)ま、確かにそのとおりです。で、そんなことが言いたいのではなくて、その学校評価の中に少し書いたのですが、・子どもがあいさつをしなくなっているという子どもの実態があります。それについて何か手立てが打てないか、というのが学校評価を書いたときに漠然と頭にあったわけです。で、今日のその新年会で他校の同期の人と話をしたら、「前任校でこんなあいさつ運動をやっていた」と教えてもらいました。児童会役員が、朝早く来て、校門やくつ箱のところに立ち、あいさつ運動をした、というのです。がんばっている姿が下級生のあこがれを呼び、「私も児童会役員になりたい」と思う子が増えたとか。事務の方も応援してくださって、「あいさつ運動実施中」のタスキを人数分買う予算を捻出してくれたとか。いい話です。集団登校をしておらず子どもが個別で早く来ることがしやすいというのも背景としてあったようですが、「学校をよくしようと子どもが動いている」というのを子どもが見る、という効果は、教師がリーダーシップとって何でもやってしまうやり方より優れているように感じました。
2007.01.12
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今日はKくんと外にいることが多かったです。外で小石をひろったり、走ったり、とんだり、金網に枯れ葉をつっこんでねじりいれたり・・・自然の中の石は形もサイズも様々で、向きを変えれば穴に入るということを発見したり、自然の「教材」としての豊富さ、偉大さを感じました。自然は無限だし、有限の、教師が用意しなければならない教室の「教材」とはまるっきりちがいます。今までずっと教室での教科学習をメインに考えていましたが考えてみれば、それ以前に、こういった外の自然とふれあい、その中でやってみたいことをみつけ、いろいろ工夫してみたり、うまくいかなかったときに別のやり方を見出したりという体験があってこその室内学習だと思います。「外で学ぶことは山ほどあるな」と感じた1日でした。
2006.04.13
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いよいよ今年度も終わろうとしています。今年は、初任でもった子が卒業するのでそのときの学級通信を見返したり、去年のことを思い出すために去年の学級通信を見返したりしました。やはり、最後の学級通信は思い出深いものがあります。1年を総括したことが書いてあるので、保存版ですね。そんなわけで、今日は去年の最後の学級通信の文面をご紹介。今年はまだ書いてないので、早く書かなくちゃ(^^;)☆~~~~~~~~~~~~~~~平成16年度 2年2組学級通信 No. 39(サンキュー!号) 兼 最終号1年間ありがとうございました!もう終わったはずなのに、なんだかまだもう一学期あるような、2年2組の子どもたちとまた笑顔で授業ができるような、そんな気がしております。はじめてS小学校に来て、こんなすばらしい子どもたちに囲まれて、たいへんしあわせな日々を送ることができました。怒ることもたくさんありましたが、にぎやかなわらいにつつまれた、大変明るい学級でした。最後風邪でたおれたために予定していた終わりのイベントの数々ができませんでしたが、これまでの思い出をむねに、また新しい1年へとステップアップしてほしいと思います。保護者の皆様、いろいろといたらないことが多い担任でしたが、1年間ご支援・ご協力いただきまして、本当にありがとうございました。感謝の会にも全てのご家庭の方に来ていただき、大変ありがたいことだと感激しました。最後に、子どもたちに実施した「2年2組の楽しかったこと」ランキングを教科別にふりかえりながら、この1年の思い出にひたりたいと思います。なお、私からのささやかなプレゼントとして、クラスの記念CD(「CD-R」が再生できる普通のCDプレイヤーで聴くことができます)をお配りします。お子さんと一緒に、ご家族で耳を傾けていただければ幸いです。録音状況がどうしても万全でない部分があり、特にお聞き苦しい部分もあるかと存じますが、どうかご容赦ください。(再生不能の場合はおとりかえしますので、遠慮なくご連絡ください。感謝の会のマイクはかざりでしたが、そのかざりのマイクの下に、実は「本物」のマイクがかくしてあったのをごぞんじでしょうか?「クラスの歌」を学級オリジナルで作った経緯から、最後の記念としてクラスのCDを贈ることは前々から考えておりました。そこで、来られないお家の方のために、「感謝の会」でのメッセージを録音して、その録音したものを聞いていただこうという予定で録音していたものです。実際はすべてのお母さん方に来ていただいたのですが、中には遠くて聞こえなかったり、また他のご家族の方にも聞いていただきたい中身のものもありますので、今回CDに収録させていただきました。恥ずかしがって早口になってしまったり、本当はもっと書いてあるのにとても短く読んで終わったり、声が小さくなってしまったり、といったこともありましたが、それぞれの子どもたちの気持ちが表れていて、どれもみんなすてきな言葉だと思います。どうぞ、もう一度「ありがとう」の気持ちを受け止めてあげてください。(途中 略)★ 2年2組 たのしかったことランキング子どもたち全員にこれまでの学習の主な項目をアンケートし、 とても楽しかったものに◎、 楽しかったものに○を入れてもらいました。◎を5点、○を3点として集計し、ランキング形式にならべかえ。さて、どれが一番かな?(ランキング内容 略。そのうち公開するかも???)☆~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~去年の図工ランキング1位の「吹き上げパイプ」、どんなのだったか、もう忘れてしまいました。こんなに人気があったんなら、今年もやればよかったな。実は去年は風邪でたおれて学級通信は修了式翌日に配って回ったのでした。それだけに、気合が入ってます。今年はそこまでできないかも・・・記念CDの中身をまだ録音作業中なので明日はCD作成にかかりきりになりそうです。(この1年の音読発表会の録音などが入っています。)
2006.03.22
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