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箕面・桜井のトライアングルとZONEでは、この春から、とにかく格別に面白いアート展が矢継ぎ早に打ち出されています。またあらためて所感をお話します。
2023年03月10日
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神戸生田神社と東門筋の自在空間アートスペースの2ケ所で開かれた写真家・生田浩の「いのちのかたち」展(アートスペース)と神楽舞(生田神社)は、門外不出の宮崎・高千穂地方の神楽面を一堂に会したすばらしいものであった。 生田浩の写真も鬼気迫るものであったが、主役の座を居並ぶ神楽面に譲り、しずかに見守る態度に徹していたのは実に清々しく覚えた。 写真の猿田彦を彷彿させる宿神は、私の理解では北方の粛慎に由来する外来の神で、新羅経由でもたらされたと思われる不思議な神格だが、比叡山では後戸の神とされ、京都・太秦では秦氏に縁の深い摩多羅神となっている。日向神話が舞台の宮崎でも夜神楽で舞われているのを知ったのは実に新鮮でもあった。 生田氏の写真の宿神の面がこちらである。 神楽面では私が目下関心を以て調べている手力男神(たじからおのかみ)を中心に見て回った。 時間の関係で神楽舞はどうしても鑑賞することが出来なかったが、疫病退散が使命の寺社が、すべての神事、仏事を控えると言う愚かな時代に脱コロナへと向かう春にさきがけて神戸で催されたことには拍手を禁じえなかった。 この日は、以前ソライロタケのオブジェを頂いたキノコヅキさんが出品しておられると聞いたトーアロードのアトリエ苺小屋の「チクチク縫ってみる」展も覗いてきた。 キノコヅキさんは「ベニテングダケ」の縫製作品を出展しておられ、お元気なことを知りやや安堵してアトリエを後にした。
2023年03月09日
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シイノトモシビタケと枯木越しに対話するオリオン 2月18日から3月5日まで芦屋の月光百貨店で開かれた冬の天象儀2023 ~ひかるキノコと星のであい~は、私にとっては久々ぶりのうれしいアート展であった。福本タダシとたねいねりえこによる、星と光るキノコのコラボレーションは、かって石川賢治が『月光浴』でしめした静謐そのものの世界の21世紀的展開と思われる斬新なカメラアイでみたされており、きのこオブジェもきのこ愛に満ちたものだったので会期中2度も訪ねてしまった。 たねいねりえこさんのきのこオブジェ。狂言『くさびら』のごとく日々増殖していました。 10年余り前、彼女がプロデュースした新長田のきのこ展を観て以来、ずっと御会いできる日が来るのを楽しみにしていた。それが、実は3年余り前からムックきのこクラブに参加、ご一緒していたことがつい最近分かったのだ。紹介者も「私の写経の会に来た人がきのこクラブに参加したいと言ってますがよろしいでしょうか」といっただけだったのできのこ初心の人だと受け止めていた。また本人もなんとも奥ゆかしい方でそんなことはおくびにも出さず、ひたすらキノコに夢中で、過乾燥な日の観察会でも集中力を発揮してよくキノコを見つけてくるのでたのもしく思っていた。しかし、生きている間に遭えたのだからよしとしましょう。ようやくさまざまなことがすべてつながってきた。 このアート展は、そんな意味で私にとっては格別な意味をもつものとなった。おそらく次世代のきのこを担う者は、彼女や福本タダシさんのような人たちでありましょう。 ようやくさまざまなジャンルのきのこ星雲人たちがスーパーきのこ時代の『月のしずく』に大小さまざまな渦を成しつつ集まり始めているのはうれしい限りだ。
2023年03月07日
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ムックきのこの旅に10数年に亘りいつも親子4人で旅の道連れとなってくれた山口諒子さん、尊(たっと)ちゃん、木歩(きほ)ちゃん、暖之(だんの)くんだが、数年のブランクののち、去年から再会を果たしてきたが、きのこ博士だった尊さんが成人を迎え、木歩さんは大学受験、暖之くんは中学生となり、それぞれがびっくりするほどの成長を遂げて私の前に姿を現わしてくれた。お母さんの成長ぶりはあの穏やかなひととなりのどこにそんなパワーが秘められているのかと思うほど凄く、数か月インドへふらりと旅してきたと思いきや、アシュタンガ・ヨガの師に教えを乞い、全く生まれ変わって帰国したのには仰天した。 尊さんの二十歳の誕生日、たっとカフェを開くというのに行けなかったこともあり、再びのカフェの呼びかけに駆けつけてきた。 なんとこのタージマハルの内装はすべて諒子さんが自分で手掛けたと聞いてさらに驚き。 たっとカフェのカウンターもすべて手作り。写真の女性がたっとさんです。諒子ママに、ここまでやったのだからここで第二の人生をはじめるのかと聞いてみると、まだ決心できていないとのこと。しかし、彼女のことだから、きっとヴィジョンは出来ていると察知した。 この瓢箪ランプも諒子さんのお手製。これはおそらく親子で長年取り組んできたブラジル奴隷たちが護身術として開発した舞踏武闘・カポエィラの旋律楽器ビリンバウの共鳴パーツである瓢箪のお古るを用いたものだろう。 なかなか見事な照明インテリアとなっている。 壁面には、ピロスマニを彷彿させる絵画が掲げられており、さらに友情参加してくれたという菊谷せいしさんの写真が所せましと壁面を埋め尽くしていたことだった。当ブログの2月5日に書いたことだが、彼の人間存在の深層にまで降り立っていくカメラアイは、100数か国を巡り写真を撮り続けてきた竹沢うるま氏やナショナルジオグラフィックの表紙を「アフガンの少女」像で飾ったSteve McCurry氏をはるかにしのぐカメラアイの持ち主で、写真フレームはもちろん、タージマハルの外装は大工さんでもある彼の仕事だと語ってくれた。 菊谷せいしさんの作品の一部を以下にご紹介する。 田島といういささか交通の不便な土地柄を気にしてなかなか心が定まらないのであろうが、この素晴らしい場「田島・春」を一日も早く諒子親子たちの存在証明の基地としてほしいものだ。
2023年03月03日
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