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2003.08.11
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カテゴリ: カテゴリ未分類
8月12日から15日までは、徳島市の阿波踊りの期間である。


踊りの練習は有名連になると年中行っており、そうでない連でも本番の2-3ヶ月前になると始まる。あちこちの公園、コミセン、駐車場などでお囃子の鐘や太鼓が聞こえ、普段着の踊り子が練習しているのを眺めるのは風流な物である。

ここ数年、毎年8月12日に大学の医局が出す連で踊りを踊っている。
子供達や同じ医局の先輩後輩達と、我を忘れて身も心も軽くなる一瞬である。

少し説明すると、連と言うのは踊りのグループみたいなもので、各職場や学校を中心に結成されるのと、年齢や職業を超えて、踊りが好きな人達が集まって作っているのがある。
更にその中で、古くから伝統があり、阿波踊り振興協会に加入しているのが有名連である。(全国各地や海外に遠征しているのはこの有名連達である)
現在では、県内のみならず、県外からも大学関係や企業の連が躍り込んできて、桟敷で踊る順番を取るのに一苦労らしい。
踊りのレベルも色々で、有名連と張り合うばかりの連もいれば、みんなで楽しんでいるだけのレベルの連もいるし、評判の悪い学生連のように、踊らず(いや、踊れず)肩を組んでワッショイ、ワッショイと騒ぐだけの連もある。


踊ることは楽しい。心も体も軽くなってくる。忘我の境地と言うのだろうか?
おまけに痩せる!(いや、ビールの飲み過ぎで太る・・)
街のざわめきや熱風、あの大勢の人の喧噪も、祭りの時ばかりは楽しい。

しかし、僕がこんな風に踊るようになったのは、ここ数年の事である。
県外の人は徳島県人ならみんな阿波踊りを踊るのだろうと思っているかも知れないが、高知県人がみな「よさこい」を踊らないのと同様に、大阪人が河内音頭を皆踊らないように、徳島でも阿波踊りを踊らない人、嫌いな人も居る。
僕もその一人だった。

僕は小さい頃市内の中心部に住んでいた。繁華街まで歩いて5分、飲屋街まで3分という素晴らしい環境である。
踊りの期間になると、自分の家の窓を開ければ鐘や太鼓の音が聞こえる、そんな恵まれた境であった。

しかし、親も踊りは踊ってなかったし、周りの友達にも踊っている人が居なかったので、阿波踊りは見に行く物だと思っていた。
小学校や中学校の運動会では踊らされたりしたが、それも何となく嫌々だったように思う。
高校生の頃になると、親とは一緒に外出したがらなかったし、世の中を斜めに見ていたりして、踊りを見に行くことも減っていた。



そこでも僕は6年間1度も参加しなかった。
踊りに限らず、今から思うと大学時代はずっと気持ちが暗く、拗ねた生活を送っていた。
バレーボールに熱中し、音楽のエアチェックと家庭教師のバイトに熱心だった以外は、大学祭にもあまり参加せず、横目に見て斜めに構えて自分の殻に閉じこもっていた。元来天の邪鬼だったと言う事もあるけど、それ以外に大学に入ってすぐに失恋があったり、友人が自殺したりして、なんか気持ち的に暗く自分の世界に閉じこもる傾向があったのだ。
今から考えたら、一番良い時代だったのに・・もっと合コンなんか一杯してお姉ちゃん達とお知り合いになっておけば良かったなんて思うのだが。(もう一度人生をやり直せるなら、大学時代こそやり直したい)

就職して県外に出た時に、やっぱり徳島県人だから阿波踊りが踊れるだろうみたいに思われるのがイヤな反面、ちょっと恥ずかしいかなと思う気持ちがあった。


もう何十年も踊ってなかったので、全く踊れずあっちへよたよた、こっちへよたよた。見かねた同級生が足の運びを教えてくれた。
下を向きながら、」前を踊る人と自分が違ってないか比較しながら恥ずかしそうに踊ったけど、何となく身体の底の方から踊る楽しさみたいなのがわき上がってくるのを感じた。

その時の秋、学会で熊本へ行ったとき、好きだった沖縄のりんけんバンドがツアーに来ているのを知り、一人でライブに出かけた。教授が「夕食でも・・」と言ったのを、「ライブに行きますから。先生も行きませんか?」と振り切って出かけたのだ。(むろん教授は来なかった。でも、そんな事を気にせず理解のある先生だったので、おとがめもなかった)

りんけんバンドをご存じの人も多いけど、女性ボーカルの上原知子さんが唄う素晴らしいバラードと、男性陣が踊り唄う沖縄のエイサーやカチャーシーを取り入れたダンスチューンの静と動を使い分けた素晴らしいバンドなのだ。ライブでは必ずカチャーシー大会となる。「さあ両手をあげて、手のひらと甲を左右反対にして交互に前に出し、足はがに股で左右交互に出すだけです・・」「さあ、手を挙げて、足を出して、ハイヤ、ハイヤ、ハイヤイヤササ~~」そんな風に言われながら立ち上がって手を足を出せば気分も最高。きっと知らない土地で、ふるさとの踊りじゃなかった事もあったのだろう。

そのうちに気づいた。これって阿波踊りと同じじゃん。手を交互に出して、足を交互に出して踊るだけ。阿波踊りも深く考えずにこうやればよかったんだ。
盆踊りって、大方みんなこんな感じじゃないかなあと。

それ以来、気持ちがすっと軽くなった。
翌年は、同じ大学の連でその頃知り合った配偶者と一緒に踊っている。
翌年結婚して高知に転勤したけど、徳島に帰ることがあればまた踊るんだと心に決めていた。

それ以来ずっと毎年踊っている。子供達も、小さいうちは鐘や太鼓の音を怖がったけど、5歳頃からは毎年8月12日が来るのを楽しみにしている。
大学の連は1日しか踊らないけど(経費とか準備も大変だから)、もっと他の連に乱入して踊りたいなあと思っている。

僕の踊りはあくまで自己流である。ちょっと下半身がよたよたすることもあるけど、楽しく踊れればそれで良いかなと思っている。
気を付けているのは、下を向いて恥ずかしそうに踊らないことだ。前を向いて背筋を伸ばし、踊りから自分が踊る喜びを感じて貰えたらと思っている。

踊りの連は、年々増えていき、大学の連も最近では桟敷の前で踊るのが難しい。
だからそれ以外の場所で輪を組んで踊ったり、アーケードの中を流したりする。
でも、桟敷に座る人はごく一部だし、じっと座りながら踊りを見るよりも歩きながら色々な踊りを見る方が街の雰囲気を感じて楽しいと言うことも解ってきた。

去年、橋のたもとで輪踊りしていると、それを取り巻いて見ていた中の一人の県外客らしきご婦人と目があった。僕が踊るのを見て楽しそうである(おかしくて笑っていたんじゃ無いと思うけど)。自分も踊りたそうに腰を浮かせている。どうぞ、どうぞと手招きをして何度か誘ったら、腰を上げて踊り出した。ちょっと踊ったら恥ずかしそうにまた座ってしまったけど、そんな風に自分の踊りを見て、人が立ち上がって踊ってくれたらこんな嬉しいことはないなあと思った。

だから皆さんも、徳島へ阿波踊りを見に来る機会があれば是非踊ってみてください。輪踊りに乱入するも良し、桟敷の前で踊っている連に乱入する人も居るし(それは、多くは酔っぱらったおぢさんだけど)、「にわか連」もある。
これは、その名の通り有名連の人達が鳴り物をしてくれて、一緒に踊ってくれるけど観光客や一般の人がそのままの着の身着のままで飛び込んで踊るための連なのです。実はにわか連が一番大きい連だったりする。

踊る阿呆に、見る阿呆、同じ阿呆なら踊らにゃ損損・・。
これは永遠の真実なのだ!!

食事日記
朝 大根、ブロッコリ、天かす、豆腐のみそ汁、納豆
昼 梅のおにぎり2個 インスタントみそ汁 トマト
おやつ おにぎり1個 チョコボール1粒 きなこ餅1枚
夕食 フランクフルト(約3本)とピーマンの炒め物 トマト、レタスのサラダ、細巻きの鮨約6個
ビール175ml

夕食後に約70分歩く。子供が付いてきたけどそれなりのスピード(子供は靴擦れしたらしい)

最終体重78kg 体脂肪21%





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Last updated  2003.08.11 21:23:57
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