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リレー日記「心の帰れる場所」

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2003.12.25

好きで、且つ尊敬するアーティスト、山下達郎さんの１９９３年の作品「Season’s Greetings」。

ご本人の解説によると、このアルバムは必ずクリスマスアルバムの範疇に入れられるだろうけど、クリスマスに関係の無い曲も数曲有り、厳密には冬に向けて選曲されたアルバムと言うことになるらしい。

こういう律儀さが彼らしくて好きではあるが、まあそれにしても殆どの曲がクリスマス関係であるから、やはりこの時期に愛聴されるアルバムになるだろうなあ。

山下達郎のアルバムにはカバー曲が多いが、彼のバージョンの特徴は、完全に彼の歌になってしまっていても、原曲に対する深い尊敬と愛情がきちんと感じられるところだ。
昨吟の日本人歌手の、ただ唄いました～（石井恒氏言うところの）というコピーとはひと味、二味も違う。

ＮＨＫーＦＭのサウンドストリートはずっとチェックしてきたし、そして民放で日曜日の２時からやっている番組（いつも名前忘れる・・サンデーなんとかだったと思うんだけど・・年か？？）も機会があれば今もチューナーを合わせる（ラジオ聞けるのが車の中だけなのだ）。

彼が放送の中でよく言う。
「こういう素晴らしい音楽を自分たちの後の世代に伝えて行くこと、これが自分たちを感動させてくれた音楽へ対しての感謝の気持ちであり、音楽家としての義務でもあると思っている。」

しかし昨日の夜は驚いた。
夜中に目覚めた時に、既に配偶者が子供達の枕元にプレゼントを置いてくれていたのは昨夜の日記に書いたが、その後この楽天の日記を書いてＰＣを消して寝室に入ってくると、息子がぬぼ～っと立って居るではないか！

以下カッコは僕の心の中の声である。
「父ちゃん・・サンタがもう来とう・・」
（そりゃ、来るわな・・さっきからもう来とうんだし）
「翠にも和にもプレゼント置いてくれとう・・」
（そうそう、みんなに平等に置いてるわな）
「良かったなあ。開けるのは明日にしてもう寝な」
「うん・・・」バタンと彼の倒れる音・・。

ふう・・と思う間もなくその１時間ぐらい後には、娘が突然立ち上がる。
「父ちゃん、もうサンタさんが来とう」

「ひろきにも、和にもプレゼントが置いとうよ」
（はいはい、それもさっき息子から聞いたがな～）
「良かったなあ・・ほなもう１回寝な～」
「うん」（ボテッと彼女の倒れた音）

しかし子供の執念というかクリスマスプレゼントに対する思いは凄いね。

息子は背中を蹴っても頭を踏んでも起きないし、娘は両足をもって冷たい廊下まで引きずってきて放置してもそのままぐ～ぐ～寝ているのだ。だから夜中に目を覚ますなんて事はまず考えられないのに。これからは、サンタが来た！！という号令で起こそうかなと、思わずイソップの北風と太陽を思い出してしまった。

サンタさんがくれたのは、息子にはデュアルマスターズのカードを入れる鞄（だって、カードは売り切れで無かったんだもの）、娘にはリカちゃんハウス（よく似たのを何個も持ってるけど・・）、そして和にはおもちゃの救急車。それ以外に僕ら親から上の二人には手回しの鉛筆削り、本、そして３人には恒例の長靴に入ったお菓子など。
まあ朝からプレゼントの見せっこで、ご飯にならなかったわ。娘は大遅刻してしまったし。

息子はカード入れの鞄が余程嬉しかったらしくて、その幼稚園の鞄のような肩掛けバッグを１日中かけていた。ご飯の時にも掛けていて、思わず注意しようと思ったけど、まあ今日１日だけと思ってぐっと我慢した。

和はクリスマスの意味は分かってないようだが、車のおもちゃとお菓子を手に入れて、回りのウキウキした気分から何かを感じ取っているようだ。兄ちゃん、姉ちゃんのプレゼントに近寄っていっては、遠くの方へ島流しにされている。

今日は配偶者が、県の男女共同参画事業の一環として、市内の百貨店の１画で月に１回医療相談コーナーをやっているだが、その当番として午後から出かけていった。

診察行為をせずに話を聞くだけなので、医療相談というよりは人生相談になるぞと忠告して置いたけど、まさにその通りになったようで、最後の人が延々１時間以上自分の人生に対する愚痴を述べたてて（もちろん、それに伴う病気の事もあったけど、大半は如何に自分が旦那や子供のためだけに、苦労してきたかを述べるのに費やされたようだ）、その場所のあまりの冷たさ（何故か暖房の効きが悪かったらしい）と、それに随伴して起こってきた偏頭痛と、おまけに生理まで始まってしまって、どっと疲れて完全ＫＯって感じで帰ってきた。お義父さんやお義母さんも和をみてくれていたけど、用事があるみたいで帰ってしまったし、今夜はパーティーと言うよりも、デパ地下で買ってきたお寿司を食べながら慰労会のような感じだったのだ。

夜中、やっと届いた年賀状に宛名印刷をする。
僕のプリンターは１年半ぐらい前に買ったが、とにかく白黒の印字は高速と言うのがウリなので、どんどん葉書が出てくるけどインクが乾かないうちに重ならないようにアチコチ置くのがタイヘンだった。
医者も仕事関係の年賀が多いが、幸いな事に僕と配偶者は同じ内科医局出身だから、仕事関係が殆ど２人重なっているので、その分楽だ。もしこれが内科と外科とか別の科になると、仕事関係だけでも倍増するからなあ。
今年は喪中欠礼も多くて、２３０枚刷った葉書が２１０枚ぐらいしか使わず少し余った。（しかし・・ｍｏｍｏさんの４３０枚と言うのは多すぎやしないかい？）

後は少しずつ裏面にコメントなど書けば終わり。
仕事関係は配偶者に押しつけているので（だって、宛名印刷は僕なんだから）、僕が書くのは３分の１ぐらい。
自分の分だけでも今から書いて、明日には投函しよう。
（ああ、今年も子供達のシールを作ろうと思っていたのに挫折してしまった・・）

こうやって段々気分はクリスマスからお正月へとうつっていく。そしてもうじき今年も終わりになるんだな。

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Last updated 2003.12.26 01:03:13
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■コメント

Re:Season’s Greetings(山(12/25)

ちゃと0508 さん

翠ちゃんもひろきくんもまだまだ子供なのね。 同じ眼の高さで相手をしてやらなければならなかった悠々さんのきわどいところの機転に敬服するとともに、ほのぼのとした子供さんたちとの夢ある会話に、にまにましてしまいました。 山下達郎好きな人は楽天の中にはめちゃくちゃ多いですね。私もその一人です。 クリスマスと関係ないのですが、友達に録音してもらった「Melodies」を一回目に聴いた時、「クリスマスイブ」で鳥肌がたちました。 その後、JR東海のコマーシャル以降でだいぶはやったのは10年もたってから。 何やってんのかね、売れるに決まってるやん、とあの時思いました。 いまやスタンダードですが。 (2003.12.26 03:46:53)

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Re:Season’s Greetings(山(12/25)

れあっぴさん

うちのれあっぴもまだクリスマスというものをはっきりとは理解していないので、朝に「あっ！サンタさんとカイくん（トナカイのカイ）が来て、れあっぴにプレゼントをっっっ！見てみて！起きて～！」と、私が大騒ぎしてました。 プレゼントが嬉しかったらしく、実家にまで電話しろって言いましたよ～。 (2003.12.26 08:31:38)

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Re:Season’s Greetings(山(12/25)

移り行く季節の狭間さん

ぷぷ・・確かに子供のサンタに対する想いはすごいものがありますよね。うちは、夜中にばりばりばり～～って包み紙をはがす音が響いて・・・まさか、こうちゃん？？っておきてみたら、だんながはがしていた・・・・ 包装紙の上にもう一つ茶色の紙で包んであったのを、私はそのままぽん。っと置いてあったので、だんなが夜中にはがしていました。＾＾ (2003.12.26 09:23:37)

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ちゃと0508さん

Dr.悠々さん

＞その後、JR東海のコマーシャル以降でだいぶはやったのは10年もたってから。 何やってんのかね、売れるに決まってるやん、とあの時思いました。 →ああ、そういうのってわかる。 自分がこの曲良いよなあと思っていて、後にその曲がブレイクすると楽しいですよね。僕にとって、そういう曲は「悲しい色やね」「ワインレッドの心」「スムース・オペレーター」（シャーデー）がありました。 ----- (2003.12.26 17:44:24)

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れあっぴさん

Dr.悠々さん

＞うちのれあっぴもまだクリスマスというものをはっきりとは理解していないので、朝に「あっ！サンタさんとカイくん（トナカイのカイ）が来て、れあっぴにプレゼントをっっっ！見てみて！起きて～！」と、私が大騒ぎしてました。 →うん、真面目ですね（笑）。 うちなら、理解してないからパスしようとサボっちゃうだろうなあ（笑）。 さて、土居珈琲第２弾が来ました。今度はどうだろう。その前に珈琲メーカーのお掃除をしてみようかな。それともポットを買ってドリッパーで入れてみようかな・・。 プレゼントが嬉しかったらしく、実家にまで電話しろって言いましたよ～。 ----- (2003.12.26 17:46:45)

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移り行く季節の狭間さん

Dr.悠々さん

こうちゃんは、ピアノを喜んだみたいですね。 子供が夢中になる姿は見ていて忘れていた何かを思い出させます。 しかし、引っ越しの整理で忙しいのにクリスマスの準備までご苦労さまでした。 間違えて捨てないでね（笑）。 (2003.12.26 17:48:34)

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Re:ちゃと0508さん

ちゃと0508 さん

＞僕にとって、そういう曲は「悲しい色やね」「ワインレッドの心」「スムース・オペレーター」（シャーデー）がありました。 ----- これ、超激しく同意します！ (2003.12.26 19:44:21)

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Re:Season’s Greetings(山(12/25)

おれんじ(^^♪ さん

クリスマス気分が終わっちゃって ちょっとさみしいですね 子供たち　サンタさんからのプレゼントに 大喜びのようでしたね(*^^*ゞ うちも　そんな頃があったんですけどね～～ さて　お次はお正月。。。 一年たつのって早いですよね。 子供はどんどん成長するけど 親はそれについていけないもんね 体だけはしっかり年とってるけど・・ね。 さあて　明日は仕事おさめです。 今年もあと５日。。。 スッキリとした気分で新年を迎えたいです。 (2003.12.26 21:59:26)

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Re:Season’s Greetings(山(12/25)

momo1980jp さん

最後のミーティングも波乱なく終わり、あとは忘年会をかねたレストランでの食事会。大人の私は（？）みんなが避ける上司の隣にすわり、ひたすらお愛想をふるまいました。うん、自分でもびっくりした。私は二重人格かいな？ 「図書館にくる利用者のなかには、とんでもないわがまま者もいますから」それはあんたのことじゃ！とみんなそれぞれに胸の中で突っ込みを入れたとか入れなかったっとか？（笑） しかし、たださえ食の細い私が、ランチをすべてたいらげたので、あとが大変なことに。食事から三時間過ぎてもまだ気持ちが悪いのです。悠々先生、こんなときはどうすればいい？ 年賀状は年々増えていくのです。気のいいだんながあちこちで名刺交換してくるので。あとは開店当初からのおなじみさんやら、歴代のバイトさん。それぞれの個人的な友人。地元のひとたち（これはもうやめにしたいけど）これでも必死で減らしたのですよ。 宿泊関係者なんて１０００枚出してると聞くし。 でもね。お客様からの年賀状はうれしいものです。いちばんうれしいかなあ＾＾ サンタを信じる子供たちっていいですよねえ。 あ～～あのころに帰りたい！ グッチの時計をほしがる娘なんかいらん！ (2003.12.27 16:46:35)

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Re:Season’s Greetings(山(12/25)

momo1980jp さん

せっかくリカバリしてやったのに、娘はずっと私のPCをつかっておる。なもんで、私がこのVAIOデスクトップをつかうしかない。馴れないキーボードはこんな風・・ああああああああ・・・なんでこうなるの？デスクトップのキーボードって^^; さっき書き忘れましたが、このアルバムは持ってました！で、どっかに消えてしまいました・・・誰なんだあ？たしか店においてあったはずなのにぃ・・・まさか、この私がブックオフに売っちゃったとか？ 急に聴きたくなってしまいました。「かりそめのスウィング」もブックオフで探してみたけどなかったなあ・・・ (2003.12.27 17:11:09)

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Re:Season’s Greetings(山(12/25)

Cindy さん

達郎さんのファンですが、「NHKFMのサウンドストリート」は全く聴いていませんでした。 大変残念です。東京FMの「サンデー・ソングブック」は ちらりと聴いていましたが。 日記の内容とは関係ありませんが、達郎さんの 「クリスマス・イヴ」は嫌いではありませんが ライヴで聴きたい曲ではないのです。 ましてカラオケで誰かが歌っているのを 聴きたいとも思えないのです。 達郎さんのCDの中で、完成された静かな作品という気がします。 (2003.12.27 23:17:28)

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おれんじ(^^♪さん

Dr.悠々さん

＞クリスマス気分が終わっちゃって ちょっとさみしいですね →淋しいと言うよりも、ああ・・もう年末だ～って忙し感が強いです。 さて　お次はお正月。。。 一年たつのって早いですよね。 子供はどんどん成長するけど 親はそれについていけないもんね →子供の頃の１日が長いのは、たった数年しか生きていないうちの１日で、親が短いのは数十年生きた中の１日だからでしょう。これからもっと加速がつくじょ～（笑）。 体だけはしっかり年とってるけど・・ね。 さあて　明日は仕事おさめです。 →うちは２９日まで仕事です。昔は３０日までやっていたけど、ちょっと早くなったのです。可愛いでしょ（笑）。 (2003.12.28 01:13:30)

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momo1980jpさん

Dr.悠々さん

＞大人の私は（？）みんなが避ける上司の隣にすわり、ひたすらお愛想をふるまいました。うん、自分でもびっくりした。私は二重人格かいな？ →いや、年長者だから仕方ないかな？一番大人の対応が出来ると思われたのでしょう。 ＞食事から三時間過ぎてもまだ気持ちが悪いのです。悠々先生、こんなときはどうすればいい？ →う～ん、その後の数食はあっさりしたものを少しずつ食べましょう。しかし、どうやったら小食になれるのでしょう？僕にその方法を教えてください。 ＞これでも必死で減らしたのですよ。 お客様からの年賀状はうれしいものです。いちばんうれしいかなあ＾＾ →年賀状を減らすのって難しいですよね。両者が同時に止めないと難しいと思う。 確かに、患者さんから来た葉書は僕も嬉しいです。 (2003.12.28 01:18:40)

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Cindyさん

Dr.悠々さん

→お久しぶり（でも、ないか）。来てくれて嬉しいです。 ＞東京FMの「サンデー・ソングブック」は ちらりと聴いていましたが。 →それそれ、いつも名前が分からなくなるのです。年か？？ 思うけど、達郎さんのしゃべりって音楽以外の部分がちょっとくどいところがありますよね。律儀に放送局やスポンサーの名前を繰り返したりするところが。それと、東京ＦＭはコマーシャルが多いのがちょっと難点だあ～。 ＞達郎さんの「クリスマス・イヴ」は嫌いではありませんがライヴで聴きたい曲ではないのです。 ましてカラオケで誰かが歌っているのを 聴きたいとも思えないのです。 達郎さんのCDの中で、完成された静かな作品という気がします。 →う～ん、そういう意見もあるんですね。最近のシングルにはカラオケバージョンが付いてるのが多いけど、確かに彼はカラオケで歌われることを想定して作っている訳じゃなさそうですよね。自分の声のレンジをフルに使っているから、他人にはナカナカ唄いにくい。 でも、ライブは聴いてみたいなあ。レコードとライブの完成度がどのくらい近いかを実感してみたいのです。彼は絶対に武道館とかアリーナとかでライブをしないでしょ。自分の音楽の魅力を伝えるには、このくらいの大きさの会場でないと、というポリシーがあるみたいですよ。 ちなみに僕が一番好きな曲は「スプリンクラー」です。「潮騒」をキャンドルサービスで使おうかと思ったけど、あまりにハマリすぎと思って止めました（笑）。 来年も遊びに来てくださいね。 (2003.12.28 01:26:12)

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