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Dr.悠々

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かやねずみの家 @ Re:楽天ブログも終わったな(06/06) ご訪問ありがとうございました。しばらく…
聖書預言@ Re:楽天ブログも終わったな(06/06) 神の御子イエス・キリストを信じる者は永…
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2004.03.04
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カテゴリ: カテゴリ未分類
昨夜は、ミックスバレーの練習に行き、帰ってきて風呂上がりにホットカーペットの上で寝ころんで、サッカーの五輪予選を見ていた。

何時しか深い眠りに落ち込んで、次に目を覚ましたら試合が終わって得点した石川選手がインタビューを受けていた。ベッドへ行かなくちゃと思いつつ、また深い眠りに落ちて、次に気づいたら朝の3時だった。恐るべし、ホットカーペット!

狙っていたオークションは既にひっくり返されて終了していたし、日記を書く時間でも無いのでそのまま寝てしまった。

しかし、この掲示板どうにかして!
人様の掲示板にはサクサク書き込みできるのに、どうして自分のはこんなに重いの?レスを書こうとして「返事を書く」をクリックして、次の画面が出るまでに数分もかかる。そして文字変換が遅い!足を引っ張られながら泥沼を歩いている感じである。変換が遅すぎて、ついつい同じキーを叩いてしまう。これは僕だけの現象なのだろうか?皆さんはどうですか?日記の書き込みは早いんだけどね。


火曜日に買った西原理恵子と夫の鴨志田穣の「最後のアジアパー伝」を読んでいる。「夫」と書いたがどうもこの二人は既に夫婦では無いらしい。題名に「最後の」と書いてあるのも二人で出す本はこれが最後だと言う含みを持たせているのだろう。以前に配偶者から、この二人が離婚したとか、するとか聞いたことがあるが、この本の冒頭にある西原のマンガを見るとどうもそんな感じである。

西原を最初に知ったのはご存じの「恨ミシュラン」であった。その過激な表現に、「ここまで描いてええのか?」と思ったが、共著者であった神足裕司の文章はイマイチ面白くなくて、彼女のマンガばかりを読んでいた記憶がある。

どぎつい女と言うイメージを一新させたのが、次に目にした「晴れた日は学校を休んで」であった。まずこの題名である。雨の日でなく、病気の日でなく、晴れた日に学校を休んでと言う、あまりに過激なタイトルのマンガをしかも小学6年生という雑誌に連載していたのである。そこれまでのどぎついギャグ系と違って、墨絵で描いた様なデリケートなタッチの絵を使った、内容もシリアスでしかも心のツボをぐっと押さえる作品であった。

それ以後も西原は、周りの人間を、大人を、子供を徹底的に叩いたキツイマンガを描いていたが、時折上の作品のような急所に突き刺さるマンガを描く。それはハードロッカーのアルバムに1曲は挿入されている、シンプルでほろ苦いバラードのような物だった。


日本に上手く適応できずに飛び出して、ろくに撮り方も分かってないのに、フリーのカメラマンと言う肩書きだけを貰って、アジアやサラエボなどの戦地を中心に放浪していた彼に、西原は自分と同じようなアウトローの匂いを感じたのかも知れない。

西原が言うところの、アル中でヤク中で、説教タレでだらしない男の鴨ちゃんが文章を書き、それに西原が何の関係もない身内の暴露話のマンガを付けた、この二人のアジアパー伝シリーズとか、鴨ちゃんの煮え煮えシリーズを僕は好きで全部持っている。

鴨ちゃんの書いた文章を客観的に読めば、彼はどうしようも無い人間かもしれない。彼の文章に出てくるのは、日本に適応できずにタイを中心としたアジアで暮らす人々、もちろん彼も含めた所謂負けた人々である。日本を飛び出して、別の世界に価値観を見いだすと言う話はよくあるが、そうではなくてその世界でもやっぱり自分は駄目だったというそういう話である。

自分の駄目さぶりをこれだけ正直に書く人を僕は知らない。
大体、バンコクからリゾートへ向かう列車の中で、連れてきていたタイ人の女の子にフェラをして貰いながら酔っぱらって眠ってしまい、彼女の口の中に放尿してしまった事など、それが本当でも書けないでしょう、普通。

こんな鴨ちゃんも、そして鴨ちゃんの書く文章やそれに登場する人々を僕は好きだった。鴨ちゃん自身には自分と同じ匂いを嗅ぎ取っていた。

こんな事を書くと、あんたは彼と全く違う。完全な勝ち組じゃないかと非難されるかも知れない。確かに表面上はそうかも知れない。でも、僕は知っている。自分にも鴨ちゃんと同じようなどうしようもなくだらしなくて弱い部分を持っているのを。今は偶々それが目に見えるところに出てきてないだけだ。

何よりも、孤独を欲しつつ他人を求める、他人を求めつつ自分に近づけ過ぎようとしない、そんなアンビバレントなところを自分も持っているのを知っている。ちょっと話は飛ぶが、敬愛している作家、檀一雄も同じようなタイプだと思っている。

更に言えば、僕と鴨ちゃんは同じ性癖を持っている。それはここでちょっと書くわけにはいかないが、一見自慢できる様な誇らしい、でも自己嫌悪になりそうなそんな性癖である。ここにも同じ人が居た。鴨ちゃんが書いているのを読んで僕は安心し、嬉しくなったものだ。

西原と鴨ちゃんは、ある意味よく似た同士の夫婦だったと思う。しかし人間は変わっていく物だ。子供が2人出来ても、以前と変わろうとしなかった、いや変われなかった鴨ちゃんに対して、西原はやはり家庭を持った女として、子供の母親として変わらざるを得なかったのだろうし、そのあたりの差が二人の軋轢になっていったのだろうと思う。

最後にこの冒頭のマンガに添えられた西原のモノローグを記しておく。マンガだから絵を無くしてその雰囲気を全部伝える事は出来ないが、僕はこのマンガを読んで涙が何度も出そうになった。

ああ・・このままだとだめになる・・

  とっくにだめになってたあとだったね。
  笑っちゃったね。

  エベレストからもってきてくれた石は
  今でも大切にもってるよ。
  将来は息子にあげようと思う。

  娘にされたちょっぷは
  わすれないように。

  そう言えば昔から
  両手に物を持つのを極端にきらいましたね。

  手に何ももたない
  いまはどうですか?

  神様はきちんといますか?

  人をにくまないように・・
  やくそくしてください。

  そらは あおいし・・
  うみも あおいし・・。







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Last updated  2004.03.05 02:37:29
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