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2004.06.19
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うう・・うう・・やっと音楽の話まで行き着いたのに、あと数行で完成と言うところでPCがフリーズ、気を取り直して


こうやって、結局3時間あまりかかってしまった。
もう暫く日記は書きません・・なんちゃって・・。

<音楽じゅず繋ぎ・・いや世界周遊か?>

インドネシアにはまだまだ、ダンドゥッドとかクロンチョンとかの素晴らしい音楽があるけど、また抜けられなくなるので余所へ飛ぼう。
マレーシアにはシーラ・マジッドと言う歌姫が居るが、彼女の事は以前の日記で書いたので(日記自薦集の「シーラマジッドを聴きながら」を御覧あれ)、お隣のシンガポールに飛ぼうと思う。



「マッド・チャイナマン/ディック・リー」WMC5-25

このアルバムは、シンガポールのワンアンドオンリーのミュージシャン、ディック・リーが満を持して世界に向けて89年に放った意欲作である。


シンガポールはアジアのなかでも歴史の浅い多民族国家である。
経済の発展を中心に国策が進められた結果、文化振興は後回しにされてきた。
音楽は西洋音楽の輸入に頼り、独自のポップス市場は生まれていなかった。
そんななかで、初めてシンガポール人で英語のアルバムを出したのが彼であり、テレビのワンマンショーを持ち、初めてファンクラブを結成されるに到ったのがこのディック・リーなのである。

1955年に中国系の富裕な家庭に生まれた彼は、クラシック音楽を学ぶがやがてディープパープルなどのハードロックに傾倒、しかし国のハードロック禁止令によって中断、その後ニールヤングの「アフター・ザ・ゴールドラッシュ」に衝撃を受けて自分も作品を作り始める。

74年に初めてのアルバムを出す。これは先ほど書いたように、シンガポール人が自分で作った英語による最初のアルバムであった。
一部で高い評価を受けるも、一般ウケせずその後彼は兵役を経て、ファッションデザイナーとして独立。今でも、本業はデザイナー、音楽は趣味と言うのが彼の口癖だ。
趣味故に、自由に市場性を考慮しない音楽を作り続けた彼が、満を持して放ったのがこの作品だ。

彼の音楽のテーマは一貫していて、簡単に言えばこのシンガポール人としての自分のアイデンティティは何だろう?と言うことだ。
見かけは完全な中国系の自分。しかし中国語は話せない。中国社会が幅を利かせて居るが、この国にはキリスト教も居るし、イスラムのモスクもある。ヒンドゥー教徒だっている。国民同士で言葉が通じないこともある。このシンガポールって一体何だ?シンガポール人のアイデンティティって何だ?と言うのがそのテーマだ。

彼は自分の中に散らばっている様々なアジアを認識する事からスタートしている。自分たちのモザイク性、見た目は黄色いが皮を剥けば白いバナナみたいだと言うことを認識して、そこからスタートをする事から始めたのだ。



彼の手法は単純ではない。
古い歌を下敷きにしながら、その歌詞は新しく書き下ろしたり、古い歌を新しいメロディーで入れ子にしたり、モザイクのように散りばめたり。
英語の部分は、英国英語ではなく、シンガポール人が使う英語、シングリッシュを使っている。モザイクの上になりたったシングリッシュを使う自分と言うのがとりあえずの彼自身の解答であろうか?



「エイジア・メイジア」WMC5-169

この手法を更に押し進めたのが翌90年に出た「エイジア・メイジア」である。

共同プロデューサーは久保田真琴。
ニューオリンズから始まってアジアの音楽を周遊し、「アイマルタ」でインドネシアの音楽に迫った彼と、多彩なアジア音楽を土台として西洋音楽との融合を目指すディックとの出会いは必然的だったかも知れない。

ここでの彼はプロデューサー的な側面も強く発揮して、自分でボーカルを取らずにアジア各国から見いだしてきた歌姫、サンディー・ラムやジャシンタ、アンナ・ウォンに歌わせたり、デュエットを楽しんだりしている。

外国で最も売れた日本の曲「スキヤキ」は、導入部をディックの全く新しい中国風ラップの歌詞で包み、日本語のサビの部分をサンドイッチした形で新しいポップな曲として蘇っている。この曲でスキヤキのサビの部分を日本語で歌っているのが昨日の日記で紹介したサンディーである。

個人的には、その次の広東省の歌劇のエンディングテーマをロック風のメロディーでサンドイッチした「スティル・フレンズ」がお気に入りである。
でも、サンディ・ラム(林憶蓮)の柔らかい北京語の響きに酔いしれるのも良い。



御覧の通り、なかなかの美男子である彼が、自分の素顔を晒さずにこの2つのアルバムでは中国風の京劇の衣装を着た。
しかし、一方でインナージャケットには裸の自分の写真を載せている。
自らのルーツである中国の衣装を着てみても、結局は裸の自分しか居ないのだ。
そんな意味なのだろう。


これらのアルバムは韓国、タイ、マレーシア、インドネシア、インド、日本で同時にリリースとなった。アジアの歌手の作品がこれだけの国のレコード会社から発売されたのは初めての事だったという。
時代は90年前後、日本にワールドミュージックの強力な風が吹いた時代だった。単純にアジアの歌を紹介するだけでなく、それを下敷きして西洋テイストを加えたこれらの作品は、まさにワールドミュージックの面目躍如だったに違いない。


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追記1

夕食の準備をしてると、患者さんから電話があった。
明日の日曜日は診療してますかと聞かれて、いつも通りやりますと答えたけど、こんな時間帯だから子供の調子が悪くてかけてきたに決まっている。どうしたんですか?と聞くと、案の定子供が熱を出してと言うことだった。

今からは駄目ですよね・・と言われたけど、丁度配偶者が救急車で患者さんを搬送して行った後で子守が居なかったのと、夕食の準備で手が離せなかったので、正直に子守が居ないので・・と答えると向こうも納得してくれた。

しかし、気になっていた。
「あんたんところ、時間外も診てくれるんだろ」なんていきなり言われる時もあって、そういう時にはこちらも人間が出来ていないので、「時と場合によります」なんて答えてしまう時もあるけど、こういう控えめな人には逆に気になってしまうのだ(もちろん、うちの常連さんだった事もある)。

それで配偶者が帰ってきて、食事が終わってから電話をかけた。
子守が帰ってきたので、今からなら診察出来ますよと。
こういうのは、常連さんでカルテがあったから電話番号が分かったし、更に電話で名前を聞いて、それが名字だけでもすぐに顔と子供の名前が頭に浮かんだから出来るわけで、全ての人に対して出来るわけではない。

結局3人の子供のうち2人が38度後半の熱を出していると言うので連れてきて、喉が赤くテストをしてみたら溶連菌感染だった。まあ、この季節ポピュラーな病気で抗生物質がよく効くけど、これが無かった時代は猩紅熱を起こして若草物語のベスが死んだ病気である、再発や腎炎を防ぐために、抗生物質を長く服用するように指導して終わり。

料金計算の時にふと思う。
今は土曜日の時間外になって、時間外料金がかかる。診察料が普通の1・5倍である。
明日の朝受診していたら、診療時間内で普通の料金。だから、半日待てば安くついたかも・・だった、昔は。

しかし、今年の4月からの保険改悪で、6歳未満の子供の場合、夕方6時を過ぎれば診療時間内でも時間外料金を、更にはうちのように日曜日に普段診療していても、日曜は休日料金になるようになった。休日料金の診察料は普段の2倍である。要するに、日曜日の午前中に正規の診療時間内に診察受けるよりも、土曜の夜時間外で診察受ける方が料金が安いのである。逆に言えば、土曜の夜に診察してくださいと言う依頼を断って、翌日来なさいと言った方が医者は儲かるようになっている。
この保険改悪は、小児の時間外診療に力を入れることを奨励するために点数を高くしたものだ。背景には、少子化に伴って、もともと採算性の低い小児科医のなり手が少なくなっている事があると思う。

しかし、こんな矛盾だってあるのでる。
矛盾と言うよりも、患者さんにとっては持ち出しが増えるばかりである。
こんな制度に誰がした!

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先日、患者さんから梅酒を少し頂いた。
ちょっと前にスーパーで買ったのが、少し甘すぎてイマイチだったのだが、こちらの方は甘さ抑えめでとても美味しい。
ここ数日の我が家のアペリティーフはこれである。

自分でも好きで何度か漬けたことがある。
数年前に大きなビンに漬けていて、残りを小分けして小さなビンに入れていたが、それも数ヶ月前に終わりになっていた。
よし、久々にまた漬けようと思って、往診の帰りに梅と氷砂糖とホワイトリカーを買ってきた。
一番最初に漬けた時は、奇をてらってブランデーで漬けたが、これは結構癖があって飲みにくかった。ブランデーが安物だったせいもあるのだろうが。
これに懲りて以後はホワイトリカーで漬けている。

さて、梅を洗い蔕を取って、ビンはどこにあったかしら・・と探していたら、ガ~ン!ビンの中にはまだ3分の1ぐらい梅酒が残っていた。今年飲む分ぐらいはありそうだ。

これは僕の悪い癖で、作るだけ作って忘れてしまう事が多い。実は、以前に貰ったカリンで作ったカリン酒など、風邪ひいて咳が止まらなくなったら飲もうなんて思いながら、以後風邪もひかなくなって、一度も飲んでないままのだ。すっかり色も黒くなってしまってるけど、これ飲めるのだろうか?

忘れるのは出来上がるまでに時間がかかるからだと、変に自分に言い訳をしたりしているのだが、要するに熱しやすく覚めやすい、根気が無いって事なのだろうか?
(飲む酒が多すぎて梅酒まで手が回らないと言う説もある)

しょうがないから、別の小瓶に現在ある梅酒と梅の実を少し移して、空いた大きなビンに新しく梅酒を仕込んだ。
半年も経てば飲めるだろうけど、まあ来年のお楽しみにしよう。

いつも思うけど、この梅酒に使った梅の実ってどんな風に利用したら良いのだろう?梅酒を飲む時に、トッピングで置いたりしてるけど、それでも沢山余ってしまう。
今日は、種を取ってバーミックスでつぶして、砂糖を入れてちょっとミリンも加えて電子レンジで加熱して、その後冷やしてシャーペットにしてみようと思っているが、やっぱりかなりお酒の味が強烈だからなあ。
それと、梅の実は途中で取り出した方が良いと言うけど、これは本当なのかな?実が入ってる方が、見た目も風流なんですけど。正直なところどうなんでしょう?
夏風さんあたりから、適切な答えが頂けそうな気がしてるんですが。

今夜は冷しゃぶにするつもり。
近くに自家養殖の豚を使って作ったハムやソーセージを売っているお店があって、今日はそこで冷しゃぶ用のお肉を買ってきた。ついでにソーセージとローストタンも買ってきた。
ん??このタンって豚のタンか?

付け合わせは、茹でた茄子、カボチャ、ブロッコリ。
そしてレタスとキュウリと完熟トマト、茹でたトウモロコシも添えて、これで緑、赤、黄色が揃った。







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Last updated  2004.06.20 02:58:03
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