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2004.07.10
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カテゴリ: カテゴリ未分類



ここ数日CDプレーヤーを占拠しているのがこのアルバムである。

光玄を知ったのは、その音楽よりも先、彼の連れ合いであり、彼の歌の殆どの作詞を手がけている郭早苗が雑誌「雲遊天下」に連載していた「宙を舞う」と言うエッセイに出てくる登場人物としてであった。

この本は、神戸震災をモロに長田で経験したその後の自分の生活と、それを通して自分の過去と未来を見つめた魂の記録であるが、ちょくちょくと「役に立たないミュージシャンの夫」という感じで登場してくるのが光玄だった。

しかし、その後に出た同名の「宙を舞う」と言うアルバムは素晴らしかった。かきむしるようなギターを弾きながら、太くしゃがれた声でシャウトするブルース。その時の印象は、ウッドストックのライブで「フリーダム」を唄ったリッチーヘブンスであった。
しかし、彼の歌から匂ってくるのは神戸といおうか、もっと下町の長田、尼崎あたりの雰囲気で、勇造さんの歌から京都が匂ってくるように、光玄の歌からは神戸沿線の下町の雰囲気が匂ってくる。土着のブルースなのだ。

  夕陽が沈むよ
  ガスタンクの向こうに
  お前のことしか、もう見えないよ

  何も無いのが光るんだ
   (鉛の粉)

80年代の終わりに出たこのアルバムは、82年にデビューアルバムを出してからしばらくの間、葛藤し落ち込んでいた光玄がゆっくりと動き出した事を示すアルバムだ(郭早苗のライナーノーツより)。

歌のスタイルはデビュー当時から一貫していて、低音部を強調し、鋭くリズムを刻むギターに乗せて、溢れるように言葉が走っていく。個性がありすぎるが故に、逆にどの歌も同じように聞こえるのがこういうタイプのミュージシャンの宿命なのかも知れない。

それでも、デビューアルバムの「ばれたら終わりや」から、このアルバム、そして傑作「宙を舞う」と聞き繋いでいくと、ストレートに突っ走ることは変わっていなくても、唄う世界が少しずつ膨らむことによって、演奏の編成がシンプルになっていくのとは裏腹にその音楽は豊穣さを増しているようだ。

今年出かけた春一番。オオトリは高田渡さんをさしおいて光玄だったと言う。(多分、渡さんは時間が遅くなると飲んで寝てしまうからじゃないかな・・)
そのラストの光玄と高田渡さんだけを聞くことが出来ずに帰らなければならなかったのは残念だった。

一度、薄暗いライブハウスで、汗がとびちるような場所で彼の歌を聞いてみたいものだ。

(しかし、この「宙を舞う」と言う歌は、作曲がボブ・ディランになってるんですけど、ディランのどの歌のカバーなのかわかります?幻さんよろしく!)






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Last updated  2004.07.11 00:04:46
コメント(8) | コメントを書く


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Re:89-90/光玄(07/10)  
れあっぴ  さん
こんばんは!悠々さんは本当にいろいろ音楽にも精通していますよね。好きな分野にはのめりこむタイプですか?? (2004.07.11 00:03:33)

Re:89-90/光玄(07/10)  
こんばんは♪

光玄の「宙を舞う」がわからないので、元歌もわかりませんのです。
タイトルの雰囲気からだと「Tangled Up In Blue」なんかがよさそうですが、特には根拠はありません~。

(2004.07.11 00:18:24)

Re:89-90/光玄(07/10)  
結構コアな世界ではないですか。
私もお店のなかでオルゴール曲以外は全てオッケー
の人間ですが、たまに「いい物を見逃しているのでは」
と焦ります。 (2004.07.11 06:36:13)

れあっぴさん  
Dr.悠々  さん
>こんばんは!悠々さんは本当にいろいろ音楽にも精通していますよね。好きな分野にはのめりこむタイプですか??

→ばれましたか?
好きなると、その人の作品を全部チェックしてしまわないと気が済まない人なのです。
だから、多作の人には近づかないようにしています(笑)。 (2004.07.12 01:50:07)

幻泉館 主人さん  
Dr.悠々  さん
>光玄の「宙を舞う」がわからないので、元歌もわかりませんのです。
>タイトルの雰囲気からだと「Tangled Up In Blue」なんかがよさそうですが、特には根拠はありません~。

→いつも丸投げしてしまってすみません。
正確に言うと、この「宙舞う」というアルバムの最初に「宙を舞うI」ラストから2曲目に「宙を舞うII」と2曲が収録されていて、その二つは歌詞もメロディーも違うのです。前者は光玄の曲で、後者の作曲がボブディランになっています。

う~ん、今日じっくりと聞いてみたら、「時代は変わる」をスローで唄っているような気もします。

(2004.07.12 01:57:59)

誰やねんっ20号さん  
Dr.悠々  さん
>結構コアな世界ではないですか。
>私もお店のなかでオルゴール曲以外は全てオッケー
>の人間ですが、たまに「いい物を見逃しているのでは」
>と焦ります。

→オルゴール??
僕は何でもOKですぜ。
(2004.07.12 02:00:28)

Re:幻泉館 主人さん(07/10)  
郭早苗 さん
Dr.悠々さん
>>光玄の「宙を舞う」がわからないので、元歌もわかりませんのです。
>>タイトルの雰囲気からだと「Tangled Up In Blue」なんかがよさそうですが、特には根拠はありません~。

>→いつも丸投げしてしまってすみません。
>正確に言うと、この「宙舞う」というアルバムの最初に「宙を舞うI」ラストから2曲目に「宙を舞うII」と2曲が収録されていて、その二つは歌詞もメロディーも違うのです。前者は光玄の曲で、後者の作曲がボブディランになっています。

>う~ん、今日じっくりと聞いてみたら、「時代は変わる」をスローで唄っているような気もします。
-----


当ったり~~!!!
2005年6月10日(金)梅雨入り前日の蒸し暑い夜、神戸港の古い海運倉庫3階にある「ジェームス・ブルース・ランド」で
新アルバム『悲しい夜は自由になれる』発売記念ライヴが行われました。
オープニングの3曲とアンコール曲はクールでハードボイルドなギタリストになり切った金森幸介をバックにして。なかなか良いライヴでした。

(2005.06.12 14:37:00)

郭早苗さん  
Dr.悠々  さん
>当ったり~~!!!

→と、言うと「時代は変わる」でいいのね。
正解ありがとうございます。

>2005年6月10日(金)梅雨入り前日の蒸し暑い夜、神戸港の古い海運倉庫3階にある「ジェームス・ブルース・ランド」で
>新アルバム『悲しい夜は自由になれる』発売記念ライヴが行われました。
>オープニングの3曲とアンコール曲はクールでハードボイルドなギタリストになり切った金森幸介をバックにして。なかなか良いライヴでした。

→幸介さんは毎年徳島に歌いに来ますよ。
光玄さんも来たら良いのに~。
誰か呼ばないかな~あ、そうか自分で呼べばいいのか~。
勇造さんとジョイントなんてどうかな? (2005.06.12 23:55:54)

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