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2004.10.25
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いつものように、万年筆で書いた太い、丸っこい人なつっこい字だ。不覚にも今どこかへハガキが迷い込んでいて見つからないけどこんな内容だ。

  悠々様そして配偶者様

  お元気ですか?
  先日の徳島のライブ、ありがとうございました。
  今までと違った会場で、ピアノも弾けて
  嬉しかったです。
  当日は、ギターのピッキングの音量を
  チェックしてもろうたり、

  考えてもろうたりして、
  プロデューサーとしてもご苦労様でした。

  毎年、徳島駅で列車が来て別れの時になると
  涙が出そうになります。
  啓輝君、翠ちゃん、そしてもう一人にも
  どうかよろしくお伝えください。

  また来年是非会えることを!
  おおきに!

ライブの手伝いをしてくれた、尾形君や谷本君のところにも
お礼のハガキが来たらしい。

そう言えば、勇造さんからは毎年たくさんのハガキが来る。


ハガキは毎回、アジア各地を旅してる時に買い求めたと思われる絵はがきだ。

昔は文字通り年間100カ所以上、50歳を越えた今もそれに近い数字のライブをこなす勇造さん。
ひとりの主催者にこれだけハガキを書いて、1年で書くハガキの枚数はどれくらいになるのだろう?そしてそれがもう30年以上続いているのだ。

勇造さんのライブは、それを支える主催者達が作った大きな川の流れのようなものだ。
それが30年ずっと流れ続けている力。


いつまでも、この流れに乗っていたいと改めて思う。

勇造さんの歌に「マンゴーシャワーラブレター」と言う歌がある。

タイの東北部の村では、乾期が終わり雨期に入り、久しぶりの激しい雨が降る。そうすると、小さく固かったマンゴーの実が、一晩のうちに大きく柔らかくなり色づいてくるそうだ。
だから、雨期の最初の雨をマンゴーシャワーと言うらしい。
乾いた大地と人の心を潤恵みの雨なのだ。


  雨が降ってる 久しぶりの雨が
  これであの人達も 嬉しいだろうな
  そんなふうに思うようになった この頃の俺から
  緑のインクで マンゴーシャワーラブレター

  ふるさとを離れ 友達からも遠く
  たどりついた町は 砂埃舞う町 
  お前の居ない心の渇きを 
  潤すように激しい雨が降る

  命半分生きてしまった 
  命半分生きてこれた
  最近ひと日が とても速い 
  でも今はゆっくり降る雨を見ている

  降る雨の向こうに ひとつの空があり
  その空の向こうに お前がいる
  会いたい気持ちが 手紙を書かせる
  開いて欲しい マンゴーシャワーラブレター

  水さえあれば 雨さえ降ればと
  いつか訪ねた村の 誰もが言ってた
  今夜あの人達は 雨音に包まれて
  安らかな眠りに 落ちていけるだろう

  豊かさに慣れてしまった 暮らしの中で
  本当に大切なものを 見失ったとき
  思い出すだろう あの村のことを
  思い出すだろう あの雨のことを

  雨は命に姿を変える
  明日の朝には マンゴーが実る
  実った緑を受け取って欲しい
  お前が好きだよ 
  マンゴーシャワーラブレター

  お前が好きだよ 
  マンゴーシャワーラブレター



これは、今年のライブの少し前、バンコクに居る勇造さんから送られてきたハガキだ。
裏は、この切手と同じようなタイの寺院の絵はがきでした。

そうだ。僕も手紙を書こう。
毎年鳴門市から家族3人でライブに来てくれたYさん一家。
今年は案内状を出すと、出雲に転勤したのでライブには行けませんが、また出雲でライブに行きたいと思います。
シビックセンターでのライブが盛況でありますようにお祈りしていますと丁寧に返事を頂いた。
毎年、ライブの終了後に、僕が作ったポスターを家に貼るのでと言って持って帰ってくれたYさんに、今年のライブのポスターを同封して送ろう。

緑のインクで手紙を書くのだ。
これが僕のマンゴーシャワーラブレター。
そして、海の始まりになるかも知れない。







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Last updated  2004.10.26 07:22:33 コメント(12) | コメントを書く


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