全8件 (8件中 1-8件目)
1
むぎゅ。も連載200回達成。これも皆さんのお陰です。まだまだ書きたい事は付きませんが、今回のシリーズは4分の3まで終了。次回のシリーズは未定です。むぎゅ。はできれば声に出して読んで貰いたいです。声に出すと、言霊の力で驚異的な影響を受ける事があります。勿論、音読に値する文章でなければなりません。むぎゅ。の文章が音読に値する文章かどうかは考えない事にします。ぐだぐだ書く事もないですね。それでは、引き続きお楽しみ下さい。
2007.07.31
コメント(0)
損切りする事は難しい。そこで、なるべく損切りを必要としない投資方法が結果的には優れたパフォーマンスを得られるのではないか、そういう考えもある。低PBR銘柄への投資が難しくないのは、多くの場合、損切りを必要としない投資手法である事に拠る。高PBR銘柄への投資が難しいのは、多くの場合、永続的に成長し続けることが困難であり、従って必然的に損切りを必要とする投資手法となる事に拠る。
2007.07.28
コメント(1)
ちょっと小型株に回復傾向が見られたと思ったら、先週あたりから暴落続き。不動産などは値下がりトップで、まだまだまだまだ苦境に立たされているようです。やれやれ。ところで、最近はすっかりバリュー投資サイトが下火になってしまい、サイトが閉鎖されたり過去ログが消去されたりと、世知辛い世の中になってきました。株価が上昇傾向で、今より遥かに高水準にあった時の方が、バリュー投資が盛んであったというのは皮肉です。ここまで暴落が続くと、時間をかけてじっくり吟味するのが馬鹿馬鹿しくなってくるのでしょうか。値上がりを期待して買うから、中期バリュー投資は難しいのかもしれませんね。まぁ、長期投資であれば安い時に買う必要はないのでしょうが。こういう時は、昔書かれたバリュー投資サイトを読み直すのも一興。反面教師としてだけでなく、今だからこそ素直な気持ちになって読んでみると、忘れかけていた何かを見つける事ができるかもしれません。まぁ、見つけたら良いかどうかは分かりませんが。ところで、温故知新、という言葉はご存知ですかな?
2007.07.23
コメント(2)
自分の思い通りに株価が推移する事など滅多にない。それに、自分の思い通りに株価が推移するかどうかは、実のところそれ程問題視しなくてもいい。一番大切なのは、対応を間違わない事。臨機応変に、フレキシブルに対応できる事である。ただ、大衆に惑わされないでフレキシブルに対応し続けるよりも、何がおきても同じ対応をとる方が単純である。しかし常に同じ対応をとるという単純明快な手法が、人によってはかなり難しい事は言うまでもない。
2007.07.20
コメント(0)
貴方が成功する為には、成功する方法と、成功した自分をひたすら強くイメージする必要がある。強い意志と信念を持ち続けること自体がプラスのエネルギーとなり、貴方に良い影響を与える続ける事だろう。焦る必要はない。焦った瞬間、貴方は不要な競争に身を置く事になるだろう。
2007.07.14
コメント(1)
もはや、上方修正の常連という感じが否めないサンシティは、毎年同じ時期にホルダーから「上方修正はまだか」「いつ発表するのだ」「そろそろ上方修正の時期じゃないのか」「今年はいつ発表するのだ」と急かされており、何だか少し気の毒な感じもしてしまいますが、まぁ今年も株主の期待通り上方修正を発表しました。年に何回か上方修正するんですよね。設立以来増収増益を続け、上方修正を繰り返し、実績を積み上げ、ブランドを確立しています。株価も、まぁ長い目で見ると上がり続けています。東証1部上場銘柄とはいえ振興不動産銘柄なので、2006年初めの株価にはまだ追いついていませんが、そのうち最高値を更新してくれるだろうと楽観視しています。他の不動産も僕は楽観視していますけどね。サンシティの場合、他にも、新規事業参入や、ファンド組成、最近だとM&Aなんかの材料を連発して、株主を喜ばせ続けています。ま、MSCBなども行いますが、資金を長期的に有効活用してくれるなら、増資自体は問題ないんじゃないかと思います。せっかちな社長を温かい目で見守りましょう。
2007.07.10
コメント(1)
(続きです)安定した収益について。真に長期的に、安定した収益を上げる為には高い参入障壁が必要です。大きなブランド力が必要でです。優れた人材が必要であり、活気に満ちた社風が必要であり、確たる経営理念が必要です。そして何より、経営者の情熱が必要不可欠です。これらは、果たしてバリュー投資家の行うファンダメンタル分析で考慮されているのでしょうか?数年分の事業報告書を並べただけで、どこまでこれらの項目についてフォローできるのでしょうか?ところで、朝から晩まで投資について考えているファンドマネージャーの多くが、市場平均を下回っているとされています。毎日毎日、幅広い範囲について調査を続け、多くの企業を分析し、実際に足を運んで少しでも多くの経営者と話をしている彼らが、何故運用利回りで市場平均を下回るような事が起こるのでしょうか。それは、彼らが、成績を上げたい、とそう思いながら運用しているからに他なりません。成績を上げたいからこそ、幅広く調査を行い、多くの企業を分析し、また多くの経営者の話を聞いているのです。そうであるが故、彼らは自分の下した決断に自信を持っています。よもや、何も考えていない素人に利回りで負けるはずがないと思っています。その考え自体が、時として判断を鈍らせてしまいます。本当は、発表された数字には市場を動かす力は薄い。数字が発表された直後、株価はあらゆる材料を織り込んでしまうからです。経営者のポジショントークに騙されないようにしながら、彼らの話のイントネーションを、表情を、仕草を注意する必要があるのです。彼らは世界中の動向を見守る広い視野を持ちながら、同時に局所的にピントを合わせる狭い視野も持ち合わせなければならないのです。しかし、その2つの真逆の視野は時としてお互いを干渉し合い、悪影響を及ぼす事が多々あります。これらファンドマネージャーの悪い点は、多くのバリュー投資家の特徴と類似してはいないでしょうか?(続きます)
2007.07.07
コメント(1)
株式市場は5年一昔。今現在の有名人の大半は5年後に見かけなくなると言われます。時の流れも昔に比べると随分速くなっていますので、最近は3年一昔といった感じでしょうか。このサイトを開始した時に大活況だった「バリュー投資」も随分下火になってきました。バリュー投資といえば、当時バリュー投資を用いるバリュー投資家軍団に絶賛されていた銘柄は間違いなくフージャーズだったのですが、そのフージャーズの現状は今更説明する事もないでしょう。2,3年前まで、「フージャーズを持たざる者バリュー投資家にあらず、バリュー投資家でない者即ち投機家、つまり愚かなキャンブル中毒者なり」といった考えが蔓延っていました。現在は、真逆になってしまい、「フージャーズに投資していた者バリュー投資家にあらず、目先の事しか見えずにブームに踊らされる大衆投資家なりけり」といった感じです。全盛期の頃は、フージャーズはバリュー投資家の間で分析されまくっており、毎日十数個ほどのサイトがフージャーズの事について書いてあったものです。株主総会の日や翌日は、数十のサイトが、総会の様子やバリュー投資家同士の親睦会についての文章を書いていたものです。それが、僅か2,3年後の今年の株主総会については殆ど何処も書かれていない。こういった状況は、フージャーズの現状を如実に表しています。そして先日、遂に巨星が堕ちました。僕の大好きなサンシティは、よくフージャーズと比較され、貶され、馬鹿にされたものです。ただ、恐らく彼らに罪はない。彼らの判断も、確かに一つの投資手法としては正しいし、僕も彼らの主張をよく理解できた。ただ、彼らは純粋すぎた。努力は必ず報われると思っていたし、株式投資に王道があると信じて疑わなかった。現実は、努力に努力を重ねた人間の屍の上に今の株式市場が成り立っているし、同じように王道だと信じて疑わなかった手法が、一時期のブームに過ぎず、あとから批判され続ける羽目になっている。どうしてだろう?それは、最終的には一つの結論に辿り着く。つまり、「株価は常に適正価格」だからである。ただし、とここでいつもの注釈が加わる。何度も何度もしつこいくらい書いているが、「今日の適正価格は明日の適正価格とは一致しない」。失敗する事自体、恐れてはいけない。大切なのは自分が目標に辿り着ける事を心から確信し、努力を続ける事だ。
2007.07.01
コメント(3)
全8件 (8件中 1-8件目)
1