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原作:百田尚樹 監督:山崎 貴 主演:岡田准一 公式サイト http://kaizoku-movie.jp/ 「海賊とよばれた男」のモデルとなった出光興産創業者の出光佐三の破天荒で豪快な人生を描く。 岡田准一演じる主人公、国岡鐵造の型破りな生き様と、その人間的魅力に気骨ある男たちが結集し、壊滅的な戦後も再び「国岡商店」に、そして復興する日本経済に命懸けで貢献していく。 取り巻く店員たちの個性が溌剌(はつらつ)と描かれとても面白く爽快感を感じた。鐵造の比類なき才能を早々と見抜き、影のスポンサーとして応援する老人、木田章太郎(近藤正臣)、鐵造の右腕で国岡商店番頭役、甲賀治作(小林 薫)、国岡の石油ビジネスに将来性を感じ他の石油会社から入店、献身する東雲忠司(吉岡秀隆)、イランのアバダンへと出航するタンカー日承丸の船長、盛田辰郎(堤 真一)らの存在が印象的だった。そして、鐵造若かりし頃の新妻ユキ(綾瀬はるか)が、可憐さの中に大所帯をてきぱきと切り盛りする日本女性の芯の強さを表現していて良かった。 でも鐵造の為に身を引くはかなさが悲しくも美しく印象に残った。 若き日の鐵造と店員。大旗を振り海上で油を売りさばいていく。 出光佐三 「人間尊重」「大家族主義」をモットーとし、終戦直後の混乱期でも社員をひとりも解雇しない経営手法を実践する。 【楽天ブックスならいつでも送料無料】【ポイント最大10倍】海賊とよばれた男(上) [ 百田尚樹 ] 【楽天ブックスならいつでも送料無料】【ポイント最大10倍】海賊とよばれた男(下) [ 百田尚樹 ] 山崎監督とキャストにより、「永遠の0」に引き続き百田尚樹作品を十二分に楽しめた。時代時代の実在の人物伝はやはり面白い。
2016.12.13