*Muku* Blog

生活

 　　　　　　　　秋はまだ遠いですが、朝夕が少しずつ過ごしやすくなってきた今日この頃です。厳しい夏の日の名残りで体調を崩しやすい季節なので、皆さまも油断せずに元気に乗り切ってくださいね。 年々、地球の気候変動で日本の四季折々の季節感も無くなってきましたが、まだ野山の多い田舎の方では野生のユリが咲いたり、萩が小さな花をいっぱい付けて細い茎を縦横無尽に伸ばしたり、ひぐらしが鳴きトンボが飛び回ったりしている日もあります。普段の私は家庭料理のレバートリーを伸ばそうと薬膳やハーブに取り組み、色々工夫して作っています。薬膳ではクコの実をコアントローで柔らかく戻したものをポテトサラダなどに使うと赤い実がアクセントになるし、リキュールの甘味ですごくおいしくなります。　玫瑰花（まいかいか）（バラ科のマイカイの花蕾（からい）を乾燥したもの）と柚子のすりおろしで作るタコとキャベツのスパゲッティもとてもさわやかで気に入っています。　　　　　　　　　　　　　　 　　　　　　　　　　　　　　　　薬膳の生薬にもいろいろありますが、これは意外でこの季節の私の体調にピッタリでした。　ちなみにクコの実はβーカロチン、ビタミンB群・Cや鉄、マグネシウム、亜鉛など15種類以上のミネラルを含み、疲労、無気力、頭痛、目の疲れに用いられる肝臓の働きを高めるそうです。あと、目覚めた時にスペアミントのモーニングティーも飲んだりしています。　　　　　　　　　　　　　　　これは、乾燥したスペアミントで出したお茶に庭で栽培しているフレッシュなアップルミントを浮かべたものです。気分が良くて癒されます。 ところで、Amazonプライムで、「石ちゃんのSAKE旅」のエピソード１の一番目に、（日本酒の常識をぶち壊した銘酒「獺祭」山口県岩国市）が紹介されているのですが、たまたま、この夏知り合いから頂き物で届けられたので味わったらアルコールがまろやかでものすごくフルーティーでびっくりしました。料理によって獺祭（だっさい）にも適した種類があるようなのですが、この前、日本テレビのヒルナンデスでバニラアイスの日本酒がけに獺祭が使われていたので試してみました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　なかなかイケました。