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昨日書き終えた『東京』十五話ですが、デュエルの内容に大きな誤りがありました。内容は、召喚する時のコスト計算の間違いです。現在、フリーページにて修整版をご用意してあります。発表する時は完全な状態で出しているつもりなのですが、たまに間違いを犯します。そうした場合、こちらには修整したバージョンを記載していきますので、修整版を合わせてご覧下さい。
Nov 30, 2007
登場人物・ネギ博士いや~、さすがに最近は調子に乗って小説を大量に書きすぎたかな~と思っている人。・わん太ちゃんネギ博士の脳内にいるわんこ。ツッコミ役。・まなみさん無口な脳内助手の少女。全ての能力が謎に包まれている(と、書くと敵キャラっぽい)。ネギ博士「諸君、十一月二日の記事を覚えているかね?そう言えば、このメンバーでやるの久しぶりだね」わん太ちゃん「わんわん(訳:その日の記事は「ネギ博士がその週の日曜日までに『東京』の十一話を書けなかったら罰ゲーム」っていう内容だったね)」まなみさん「…クールビズ」ネギ博士「ちょっとまなみさん!?明日から十二月なのに、半袖のワイシャツなんか持ってこないでよ!まさか、まだ『冬でもクールビズ』を諦めてなかったの!?」わん太ちゃん「わんわん(訳:その日の記事がどうかしたの?)」ネギ博士「記事事態はどうでもいいんだ。コメントで伊坂ケロさんから頂いた罰ゲームの一つ『ハイランダー、フルコモン、フルクリーチャーで子供受けする楽しいデッキを作れ。作れなければ死あるのみ』という奴をやろうと思うんだ」まなみさん「…できるの?」ネギ博士「うむ、難しい!多分、これは実際に子供が簡単に作れる事を視野に入れて、さらに「ウホッ、いいデッキ」って言いたくなるようなデッキにしなければならないんだ」わん太ちゃん「わんわん!(訳:子供達は「ウホッ」なんて言わないよ!よかった。ネギ博士も一応、それなりには考えているんだね)」まなみさん「…作れるの?」ネギ博士「がんばります!としか言いようがない!アイディアはある。後は、実際に使ってみてそれがおもしろいかどうかだ。とりあえず、ハンデスとランデスは禁止でやってみようかな。全力でランデスするデッキなんか作ったら、気分が悪くなりそうだし」わん太ちゃん「わんわん(訳:やるといったからには責任重大だよ)」まなみさん「…応援するわ」ネギ博士「よし!じゃ、今日は明日に備えて寝るとするか!」わん太ちゃん「わんわん!(訳:寝ないでがんばってよ!)」まなみさん「…駄目だわ」
Nov 30, 2007
注:『東京』本編のネタバレを含む記述がありますので、ご注意下さい。今月の内に十五話までは書くと決めていたので、何とか目標を達成できました。次は「年内に第二部『球舞編』を終わらせる」という目標を達成できるようにしたいです。情けない話ではあるのですが、今回、四天王寺を書いている時に泣いてしまいました。キャラクターへの感情移入をしすぎて泣いてしまう事は前もあったのですが、今回もそうなるとは思いませんでした。彼女は『球舞』に入ってから、間違いなく悪事を行ったと思います。それ故、その報いを受けるのは当然の事です。ですが、『球舞』に入った事で救われた部分もあったと思っています。最後にゆかりが見た夢の解釈は、読んでくれた方一人一人に任せます。私なりのイメージもありますが、それが絶対の正解ではないのです。四天王寺五色は、元々ただの偽女子高生になる予定でした。二十歳でもう卒業しているはずなのに、女子高生のような服装をしている、という訳の判らないキャラ設定です。その時は、もっとはきはきしたキャラクターになる予定でした。ですが、夏頃に急遽『行き倒れ』という設定を追加しました。そのため、よくお腹を空かせている今のイメージが出来上がりました。この設定がなければ、ここまで彼女に感情移入をする事はなかったでしょう。同時に登場した五箇条一個は、初期の設定と何も変わっていません。変更点と言えば、書いている途中に「チビ、もしくは背が低いと言われるとムキになって怒る」という設定を追加した事くらいです。五箇条は、一人ではまともに生活できない四天王寺の保護者に近い存在でした。彼女が四天王寺の事を「五色」と呼ぶ事からも、二人の間にある信頼関係を見る事ができると思います。四天王寺の能力『夢幻(ユーメイダイ・インマイショウ)』と五箇条の『箱庭(フー・インサイド)』は森博嗣氏の小説『夢・出逢い・魔性 You May Die in My Show』と『封印再度 Who Inside』の英語の部分から取っています。この二つのタイトルには共通している部分があり、それが非常に気に入っています。今回、主役サイドの物語も少し進んでいきました。一夜の産まれた場所とは何なのか、その部分の謎も少しずつ明かされていくでしょう。そして、ゆかりの胸に秘めた恋心。十四話を見る限り、豪人はそれに気付いているようです。アルケーの謎もいつか、誰かが解き明かすでしょう。十六話では、豪人が八卦と激突します。同時期に勇騎と一夜の再戦。盛り上がってまいりました。最後に、今回作中で使用したデッキの紹介です。『エクスプロード 十五話』・クリーチャー4 x コッコ・ルピア3 x パルピィ・ゴービー4 x 黒神龍ギランド4 x 紅神龍バルガゲイザー4 x 黒神龍グールジェネレイド3 x 竜極神ゲキ3 x 竜極神メツ・進化クリーチャー2 x 超神龍アブゾ・ドルバ・呪文4 x エマージェンシー・タイフーン1 x サイバー・ブレイン4 x デーモン・ハンド4 x 地獄スクラッパーゲキメツは、一度登場すると手がつけられないです。ただのパワー馬鹿と言われがちなアブゾ・ドルバですが、今回のような最速パターンで出ると手がつけられない厄介なクリーチャーになると思います。『夢幻』・クリーチャー4 x 幻緑の双月(ドリーミング・ムーンナイフ)3 x 光波の守護者テルス・ルース4 x 青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)4 x アクア・ハルカス1 x ストーム・クロウラー1 x 鳴動するギガ・ホーン4 x 無頼聖者スカイソード3 x 緑神龍ダグラドルグラン3 x アクア・サーファー・呪文3 x 母なる大地3 x バリアント・スパーク1 x サイバー・ブレイン2 x ブレイン・チャージャー・クロスギア2 x インビジブル・スーツ2 x グロリアス・ヘブンズアーム四天王寺五色のデッキです。ダグラドルグランを使ったら、おもしろいのではないかと思って組んでみました。インビジブル・スーツとグロリアス・ヘブンズアームをクロスすると、小型クリーチャーも凶悪になります。『ツナミ 十五話』・クリーチャー4 x 封魔ウェバリス4 x アクア・ガード4 x 封魔フォルカロル1 x エメラル4 x アクア・ハルカス1 x アクア・アナライザー2 x ディープ・ジャグラー4 x 封魔バルゾー4 x アクア・サーファー・進化クリーチャー3 x クリスタル・ブレイダー1 x クリスタル・パラディン2 x 魔皇バルパス1 x 超神星マーキュリー・ギガブリザード・呪文3 x スパイラル・ゲート1 x ストリーミング・シェイパー1 x サイバー・ブレインアルケーの使用デッキは毎回難産です。今回、水単色という安直なデッキに逃げました。『箱庭』・クリーチャー4 x 光波の守護者テルス・ルース4 x 活性電士エナジオン4 x 曙の守護者パラ・オーレシス4 x 捜索甲冑ゴロンガー1 x アクアン2 x 戦攻王機トルネイダー4 x アクア・サーファー3 x 陽炎の守護者ブルー・メルキス・進化クリーチャー3 x 守護聖天ラルバ・ギア1 x 超神星ヴィーナス・ラ・セイントマザー・呪文4 x バリアント・スパーク2 x 魂と記憶の盾(エターナル・ガード)1 x サイバー・ブレイン2 x ネオ・ブレイン1 x ブレイン・チャージャー五箇条一個の使用デッキです。相手のシールドを覗く、という要素を前面に押し出し、彼女の能力とのリンクを計りました。
Nov 30, 2007
DM vault様の小説板に投下したものと同じ短編小説です。デュエルシーンもない非常にシンプルなストーリーです。ストーリーを短くまとめるテクニックと見せ場をはっきり見せる演出力が必要とされるから、短編を書くのもやめられませんね。『聖なる夜の輝ける一枚』彼の名は久我山征矢(くがやままさや)。デュエル・マスターズが好きな高校一年生の少年である。高校生ともなると、マンガのキャラクターに憧れたりマンガで使っている切り札を真似して使ったりするプレイヤーは少ないが、彼は違っていた。彼は勝舞とドラゴンが大好きだ。強くはないが、ドラゴンデッキをよく使っている。極神編発売後はボルメテウス・武者・ドラゴンが出るまでひたすら買い続けたと言う。ちなみに、その後のエルメテウス・雷撃・ドラゴンは簡単に手に入ったようだ。スーパーデッキゼロの発売日には、ヘヴン・オブ・ドラゴンを買えるだけ買い、二つ目のスーパーデッキゼロの発売日ではビクトリー・ソウルを買えるだけ買った。こうやって手に入れたボルメテウス・ホワイト・ドラゴンとボルベルグ・クロス・ドラゴンは彼にとって掛け替えのない宝物である。「うお!これはすごすぎじゃねぇ!?」最新号のコロコロを読んだ時、彼は思わず叫んでしまった。彼の大好きなボルシャック・ドラゴンがパワーアップして帰ってきたのだ。その名はボルシャック・大和・ドラゴン。武者のような鎧に身を包んだその龍の姿は征矢の心をつかんで離さなかった。次の弾は箱で買って、必ずボルシャック・大和・ドラゴンを当てようと心に決める征矢だった。そして、最新弾の発売日である。一箱買うために征矢は四千円持って電車に乗り、通学途中の駅で降りてショッピングセンターに向かった。学校へ向かう途中の場所ならば、定期券を使えるから便利なのだ。その日はクリスマスイヴだった。去年の新弾発売日もショッピングセンターはクリスマス前という事で、いつもの週末とは違った熱気を持っていた。クリスマスの飾りを見ると、征矢も楽しい気持ちになってくる。「あーっ、久我山君!」その時、征矢は聞きなれた高い声を聞いて立ち止まった。そこには、クラスメートの高倉みのりだ。かなりかわいい部類に入るので、クラス内でも人気がある(征矢は何度か「俺、高倉に告白しようと思ってるんだ」と言っている男子を見かけた事がある。)みのりが今、泣きそうな顔で征矢を見ていた。周りにはたくさんの人。誰が見ても、征矢がみのりを泣かしたようにしか見えないかもしれない。これがもっと低い年齢ならともかく、高校生ともなると危険な気がする。「ど、どうしたんだよ、高倉?落ち着け!な!?」「うん…実は……」征矢は新弾のカードが売り切れないか気にしながらみのりの話を聞いていた。彼女は、弟のクリスマスプレゼントを買うためにここへ来ていたのだ。弟が欲しがっているのはゲームソフトで今日発売の大人気のゲームである。弟に内緒でここまで来るのには成功したが、札入れを家に忘れてしまったらしい。あるのは小銭入れだけである。家まで札入れを取りに帰ったら、弟に見つかってしまうかもしれないし、そのゲームが売り切れてしまう可能性がある。売り場には既に「残り30本!」と描かれた派手な看板が置かれている。「それで…知っている誰かに金を借りようという事か?」征矢の問いにみのりは首を大きく何度も縦に振って答える。ゲームは約四千円。丁度新弾を一つ箱買いするのと同じくらいの代金だ。かわいいクラスメートには気の毒だが、ここで金を貸したら、最新のカードが手に入らなくなってしまう。「悪いけど、高倉…」征矢が断ろうとしたその時「征矢、泣いている女の子をさらに悲しませるのか?」と、威厳のある低い声が聞こえた。征矢が周りを見るが、彼に話しかけている人間など誰もいない。みのりも、不思議そうに征矢を見ている。「俺だ。お前のデッキに入っているボルメテウス・武者・ドラゴンだ」「えーっ!武者・ドラゴンがしゃべってるのか!?」「久我山君?」みのりが心配そうな目で征矢を見る。このままでは、カードとしゃべっている危ない人として、病院へ入院させられてしまう。そうなったら、新弾どころではない。「ちょっと待っててくれ」征矢は急いで近くのトイレの個室に入ると、デッキを取り出した。ボルメテウス・武者・ドラゴンの目が光っている。「すげぇ…。ドラゴンって日本語を話すのか。カードと話せるって事は、もしかして俺って伝説のデュエリスト?」「征矢、お前には失望したぞ」ボルメテウス・武者・ドラゴンは真剣な目で征矢に問いかける。「困っている友達を見捨てるのか?」「だけど、俺…ドラゴンのカードが欲しいんだ。強くて格好いいドラゴンが大好きなんだ!」「お前、もう気付いているだろう?今、あの少女を見捨ててカードを買うのは格好悪い事だと」「うっ…!」ボルメテウス・武者・ドラゴンの言うとおりだった。そんな事をしたら、例えボルシャック・大和・ドラゴンが当たったとしても、いい気持ちはしないだろう。「例え、新しいカードがなくてもお前が負けて馬鹿にされても俺達はお前についていくぞ」「ボルメテウス…」「さあ、早く助けに行ってやれよ。俺達はいつまでも、お前の味方だ」「ああ!」これでいい。新しいカードが手に入らなくても、自分の仲間が認めてくれる。カードは金で買えるけれど、この誇りは金では買えないのだ。征矢がみのりと会って、約三十分が経過した。みのりは、金を受け取ると何度も征矢に礼を言ってゲームを買いに行った。もう売り切れ間近だったようだ。「うお!すげぇぞ!ボルシャックだ!」近くにいる子供がボルシャック・大和・ドラゴンを当てたらしい。自分の行動が正しかった事くらいは判っているが、こういう光景を見ると少し後悔する。「ありがとう、久我山君!買えたよ!」みのりの手には綺麗にラッピングされたゲームの箱があった。それともう一つ。小さな袋が見える。それは、デュエル・マスターズのパックだった。それも、最新弾のパックである。「これは、お金を貸してくれたお礼だよ。久我山君、これ好きなんだよね?これが一番新しくて人気なんだって!売り切れそうになってたよ」ふと、レジ付近のカード売り場を見ると、最新弾が完売したという紙が貼られていた。これが、最後の一つかもしれない。「ここで開けていいか?」みのりが首を縦に振るのを見てから、征矢はパックを開ける。一枚目はコモンカードだ。二枚目もただのカード。三枚、四枚、どちらも光っていないカードである。そんなもんだよ、と征矢が心の中で呟いた瞬間「わあ!」と、五枚目を見たみのりが歓声を上げる。征矢は驚きと喜びで声も出なかった。最後の一枚はボルシャック・大和・ドラゴンだったのだ。「光ってて綺麗…」「すげえ…」征矢は、みのりに釣られてそう呟くのがやっとだった。クラスメートの悲しむ顔を見ずに済んだ。それだけでなく、憧れのカードも手に入った。文句など出るわけがない。「言っただろ。俺達はお前の味方だって…」ボルシャック・大和・ドラゴンは征矢にそう言うとウインクした。久我山征矢は今もドラゴンを大切にしている。今、一番気に入っているのは、人気者のクラスメートにもらったボルシャック・大和・ドラゴンだ。征矢が弱くても、ドラゴン達は彼を見守っている。彼が誇りを失わない限り…。メインキャラクター二人が高校生にしては幼すぎるような気がするとか、ホイルカードは大抵、三枚目に入っているだろうとか突っ込みたい部分はありますが、それなりに上出来だと思います。書く前は30パーセントくらいしかプロットを考えていなかったので、ボルメテウス・武者・ドラゴンがしゃべるとは思いませんでした。こういう突然の思いつきは物語をおもしろくする上で非常に役に立っています。
Nov 29, 2007
登場人物・ネギ博士このコラムを書いている人。今は小説脳だ!・一本杉四神(いっぽんすぎしじん)『TOKYO決闘記』の敵キャラ。のはずなのだが、『独りよがりコラム』シリーズで活躍中。・四天王寺五色(してんのうじごしき)『TOKYO決闘記』の敵キャラ。よく行き倒れている。偽女子高生。四天王寺「はぅ…お腹すいたれすよぉ~」ネギ博士「私もお腹が空いたぞ!!」一本杉「対抗して威張るなよ…。大体、何で四天王寺がここに来てるんだ!」ネギ博士「無礼な態度はやめろ、一本杉!このお方は夢評論家の四天王寺五色先生であらせられるぞ!今回、夢をテーマにしたコラムを書くのに著名な心理学者の本を集められなかったとか、そういう裏事情はないぞ!」四天王寺「えへへ~、えらいんですよ~」一本杉「ようは、資料集めが面倒だっただけじゃねぇか…」ネギ博士「では、先生!鑑定をお願いします!」四天王寺「了解ですよぉ~(もぐもぐ)」一本杉「あ!勝手に俺の弁当食ってんじゃねぇ!」◆クジラ星人、来襲◆ネギ博士「昨日、私が見た夢です。人間の姿に化けているクジラ星人という宇宙人がやってきて地球を侵略するというものです。どういうわけだか、私は人間の姿をしたクジラ星人の一部のメンバーと仲良くなりまして、プールで話をしている時に彼らの正体を聞いたのです。プール、最近行ってないな…」一本杉「なんだよ、クジラ星人って…」四天王寺「なるほど~。これは………」ネギ博士「あれ?先生?」一本杉「弁当を食い終わっていい気分になったのか、寝ちまったらしいな」ネギ博士「そんな~」◆高校生ネギ博士◆ネギ博士「この歳になって、どういうわけだか高校生になっている夢を見るんですよ。これはどういうわけなんでしょうか?」四天王寺「博士は~、高校生をもう一度やりたいんですよ~」一本杉「そんな馬鹿な…」ネギ博士「そうか!あのフレッシュな青春をもう一度!若返りだぜ!」四天王寺「というわけで~制服を用意したんですよぉ~」ネギ博士「おお!ナイス学ラン!一本杉、知っているか?学ランの『ラン』とはオランダを意味する言葉なんだ。詰襟の制服は元々オランダから来た物で、オランダの学生服という意味で学ランになったんだぞ」四天王寺「お似合いですよぉ~」ネギ博士「よかったですよぉ~」一本杉「言葉使いを真似してんじゃねぇ!」ネギ博士「というわけで、夢は不思議だという事が判った。小説のネタにはできないが、ブログのネタには使えるものも多い。だけど、メモしないとすぐに忘れちゃうんだよね」四天王寺「夢は、そういうものですよぉ~」一本杉「俺は、夢なんて見てる時間も勿体無いぜ」ネギ博士「時間にうるさい一本杉の事だから、待ち合わせ時間に遅れて焦っている夢とか見てるかも」四天王寺「夢の中で「遅刻だー!」って言ってるんですよぉ~」一本杉「人の夢の内容を当てるなーっ!」
Nov 29, 2007
母なる大地。自然文明の代表的なカードであり、自然文明=このカードと言われるくらいの有名なカードです。ビクトリー・ソウルに四枚入っているため、非常に入手しやすくなったカードだと言えるでしょう(他の地域では判りませんが、私の地域ではまだビクトリー・ソウルは入手しやすい状況にあります)。そして、ナチュラル・トラップ。デーモン・ハンドと酷似している除去呪文です。相手クリーチャー一体をマナに置くという、シンプルながらも非常に使いやすく強力な能力だと思います。では、比較される事が多い母なる大地とナチュラル・トラップはどちらが強いのでしょうか?「母なる大地はナチュラル・トラップの上位互換である」という説を唱える方もいるぐらいですし、母なる大地の方が圧倒的に強いのでしょうか?私個人の考えでは「どちらでもない。デッキや状況による」というのが上記の問いに対する答えです。ならば、何故母なる大地の方が多く使われるのでしょうか?◆6マナVS3マナ◆母なる大地の方が多く使われる理由の一つとして、コストの差というものがあると思います。ナチュラル・トラップは6マナですが、母なる大地は3マナです。3マナ溜まっている状況と6マナ溜まっている状況ではやれる事もやりたい事も大きく変わります。6マナ溜まっていて色々な事をしたい時に相手クリーチャーの除去だけしかできないのと、母なる大地を使って残りのマナで何かをするのでは大きな違いがあります。◆除去VS色々◆もう一つの違いに、カバーできる範囲の差があります。ナチュラル・トラップは相手の場にだけ影響を及ぼすカードですが、母なる大地は相手にも自分にも使う事ができるため、単純に考えてナチュラル・トラップよりも使える範囲が広いのです。◆結局、強いのはどっち?◆ですが、母なる大地がナチュラル・トラップの完全な上位互換ではないのは何故でしょうか?それは、母なる大地を使って相手クリーチャーを場から完全に消し去る事ができないためだと思われます。ピンチの時に使うならば、大抵、相手のクリーチャーを場から完全に消し去った方が安全でしょう。マナのクリーチャーと交換、では、それだけ危険性がともないます。結果的にカバーできる範囲が違うのです。似たような能力のカードを考察する時に、カバーできる範囲の違いを見る事でどちらのカードが使いやすいかを見抜く事は可能だと思います。その場合は、範囲の広い方を選ぶと良いのですが、状況によっては範囲の狭い方のカードが有利になる場合もあるのでよく考える事が必要ですね。
Nov 28, 2007
DM小説を書いていらっしゃる皆様に「ブログのネタがなければこれを使ってくれい!」という気持ちでご用意いたしました。ブログ、もしくはホームページに記載する場合、当ブログの名をどこかに書いていただけると幸いです。問1:あなたのペンネームを教えて下さい。問2:あなたが今までに書いた(もしくは、書いている)DM小説を教えて下さい。問3:あなたが小説を書く上で影響を受けた人を一人教えて下さい。問4:あなたが小説を書く上で大事だと思っている事は何ですか?問5:アイディアはいつ思いつきますか?問6:小説を書く時に、まず何を決めますか?問7:登場人物はどうやって作りますか?問8:感想はどのように受け止めますか?問9:自分のDM小説のキャラクターの中で、一番好きなのは誰ですか?問10:お疲れ様でした。これが最後の質問です。これから書きたい小説はどんな小説ですか?(DM小説でもそれ以外でも可)例として、この10の質問を自分でやってみました。問1:あなたのペンネームを教えて下さい。DM小説を書く時は『negiyaki』で通しています。問2:あなたが今までに書いた(もしくは、書いている)DM小説を教えて下さい。完結した作品では『DM企業戦士時任俊之助』など。現在書いている作品は『TOKYO決闘記』『DUEL OR DIE』『LEGEND of DUEL』『THE LITTLE BRAVES』の四種類。問3:あなたが小説を書く上で影響を受けた人を一人教えて下さい。赤川次郎氏。この人の作品を読まなければ小説を書こうとは思わなかったでしょう。そういう意味では最も影響を与えた人物です。小説の基礎は、全てこの人の作品から学びました。問4:あなたが小説を書く上で大事だと思っている事は何ですか?テンポや文章の判りやすさなど色々な事がありますが、一番大事なのは読み手に楽しんでもらう事を視野に入れる事です。読み手を意識しないで書いたとしたら、それは小説ではないと思っています。問5:アイディアはいつ思いつきますか?映画を観ている時や本を読んでいる時などのインプットしている時と眠っている時以外の全ての時間。アイディアは突然襲い掛かってくるものだと思っています。アイディアは、奇襲が得意なのです。問6:小説を書く時に、まず何を決めますか?キャラクターが活躍しているワンシーンを考えます。それをいくつか作っていって、そこから色々な情報を読み取り、必要な事を決めていきます。問7:登場人物はどうやって作りますか?まず、そのキャラクターらしさが一番出ているシーンを考えます。そこから容姿、性格などの情報を少しずつ、思いついた順に決めていきます。登場人物の名前が決まると、全てがぴったり収まり、その人物がほぼ完成します。後は、書いている内に足りない部分を把握していきます。問8:感想はどのように受け止めますか?余程見当外れな感想でない限りは大歓迎です。おもしろいと思ってもらえたシーンは今後も応用してうまく使おうと思っています。客観的に自作の評価をするためには非常に重要だと思っているので、いつも全ての感想に感謝しています。問9:自分のDM小説のキャラクターの中で、一番好きなのは誰ですか?現時点では、時任俊之助。しかし、『TOKYO決闘記』が完結したら、赤城勇騎に変わっているかもしれません。問10:お疲れ様でした。これが最後の質問です。これから書きたい小説はどんな小説ですか?(DM小説でもそれ以外でも可)DM小説では、以前から言っている『時任』の続編を。DM小説だけでも、他に色々なアイディアがありますが、没になって消え去る可能性もあるので、詳しい事は何も言えません。DM小説以外なら、『開拓の日付』の続編を短編で書きたいです。
Nov 27, 2007
去る11月25日の富山での合戦の様子を書いたレポートを見る限り、かなりヒートアップしたご様子のようでした。そして、DM vault様の地域板での富山の地域に関するスレを見ても興奮したような皆様のレスを見る事ができました。ただ、その中にいくつか気になる言葉が…。『新潟からの刺客』って、まさか…。一人で新潟代表みたいな顔で3月に行くのはかなりのプレッシャーがありますね。しかし、他の新潟にいる強い方との交流はないのでどうすればいいのか、まさに大ピンチ!富山強襲の日取りは『ネギの舞台裏』が一周年になろうという日でもあります。こうなったら、一周年記念企画の一つとして派手に玉砕してまいりましょう!追伸:ふがいない私を助けてくれそうな新潟の精鋭も募集しております。「こいつに新潟代表は任せられないぜ!」という方はコメントを下さるとありがたいです。
Nov 27, 2007
注:『東京』本編のネタバレを含む記述がありますので、ご注意下さい。十四話と特別編を同時に公開できるとは思いませんでした。特別編は昨日から書き始めて合計で二日。十四話は一昨日、少し書いて今日全て書き終えました。まず、特別編ですが、本編とは違い、デュエル・マスターズが一切関係ない話になっています。二年前という事もあり、美和の口調が今と少し違いますが、違和感はないでしょうか?自分では問題ないと思いますが、少々不安です。懲りずに食事のシーンが入っています。豪人の出番=食事という公式が成り立っているような気がしますが、これからも気にしないで食事のシーンを大量に書いていきましょう。デュエルの小説なのか、食事シーンの小説なのか区別がつく程度に。今回、改めて思ったのは豪人は格好いいという事。そして、どうやってこれだけの大金を入手したのかという事です。後者は本編でも明かすつもりはないですしどうでもいい事なので書く事はないでしょう。前者はやはり重要です。見せ場があるから豪人というキャラクターが書けるのだと思っています。見せ場がなければ、彼は出てきてくれないでしょう。そして、十四話。デュエルシーンのない前編に当たる話です。三ツ沢はジョジョネタのセリフばかり言うので、たまには違う作品のセリフも言わせなければなりません。その方がおもしろいです。墨川一夜の再登場ですが、テンションの低い時にこのキャラクターを書くのは(予想していた事ですが)非常に難しい作業でした。特に、特別編を書いて「美和よかったね~。豪人格好よかったよ~」というほんわかした気分の後だと書けるものではないですね。それでも、何とか自分の中にある一夜を無理矢理引っ張り出して書きました。四天王寺の描写に『少女』という表現がありますが、20歳を少女と呼ぶのはいささか抵抗があります。ですが、女性と呼ぶのも不適当。やはり少女の方がしっくり来るのです。四天王寺はケーキを食べる時、最初にイチゴを食べるみたいですが、私はイチゴを最後まで取っておく人間です。さすがにケーキ独り占めはつらいので、四分の一くらいなら独り占めしたいものです。今までの描写で怖くない四天王寺を書いてきましたが、今回と次回は怖い四天王寺の描写が中心になるでしょう。彼女が抱えている狂気がどれほどのものか、まだ私にも予想できません。五箇条は現在、作中で唯一怪盗アルケー=青海ゆかりという図式を見破った人物です。彼女の能力でどこまでアルケーの正体が明かされるのか、そして、ゆかりの運命やいかに?どうも四天王寺を書く方が楽しくて、同時に登場した五箇条にはスポットが当たらない事が多いですが、彼女にももっと活躍してもらいたいものです。特別編も十四話も書いていて非常に楽しめました。調子に乗って特別編第二回とかも書いてみたい気がします。
Nov 26, 2007
今回は、以前から考えていた『削る』という作業についてのコラムです。これは小説だけでなく、創作全般、それ以外にもクリエイティブな作業全てにおいて重要な事柄だと思います。当ブログによくコメントを下さっていた北条ペンギンさんにそれを指摘されながら、今までそれをテーマにしなかったのは、何故か?それは、まだ私が『削る』という作業をきちんと実感できていなかったからです。創作をすると、色々な要素を追加したくなる事態が多々、あります。調子に乗って自分がおもしろいと感じた要素を全て追加していては、作品が肥大化し、本当に見せたいおもしろい部分が見せられなくなってしまう危険性があるでしょう。自分ではうまく出来たと思っても、周りの人が見たら、余計なものがついているように感じるかもしれません。創作を始めたばかりの頃ならば、作品のディテールをきちんと伝えるために、『加える』作業が重要になってきたかもしれませんが、ある程度それになれてきたら、『削る』という作業を覚えなければなりません。では、うまく『削る』ためにはどうすればいいのでしょうか。それには、余計なものを見抜くセンスと客観性を磨くしかないでしょう。そのためには、色々な作品を見て、きちんとデザインされたものの中で、何が重要かを見抜く力を養う事も重要ですが、自分の作品を色々な人に見せておもしろいと感じた部分、おもしろくないと感じた部分を教えてもらうと良いと思います。そうやって、色々な作品を書いていくうちに、自分の削り方ができてきて最適なバランスになっていく事でしょう。やはり、重要なのは、最初から人の目を気にする事なのです。今回のコラムを書いた時点で、私も多少は『削る』という事について判ってきたと思います。『削る』という作業は非常に重要なので、もっと深く理解出来た時にもう一度コラムを書いてみようと思います。
Nov 26, 2007
登場人物・ネギ博士このコラムを書いている人。冬になると腰痛に襲われる事が多い。・わん太ちゃんネギ博士の脳内にいるわんこ。冬は、雪の上で遊びすぎて肉球が大変な事に。・まなみさん無口な脳内助手の少女。冬になると口を動かすのがより面倒になるせいか、もっと無口になるぞ!・一本杉四神(いっぽんすぎしじん)『TOKYO決闘記』の敵キャラ…だったはずだが、なじみすぎていて敵キャラだった事をネギ博士が忘れかけている。ネギ博士「結論から言ってしまおう。小説を書き続ける最大の極意は書きまくる事。以上」わん太ちゃん「わんわん!(訳:以上、じゃないよ!ちゃんと色々説明しなきゃ駄目だよ!)」ネギ博士「何を言うんだ、わん太ちゃん。この言葉から極意が読み取れなければ、腹がよじれて世界を平和にする小説など書けないぞ!というより、私はこれから父ちゃんデッキのボルベルグ・クロス・ドラゴンのフレーバーを15分眺め続けてうっとりするという大切な用事があるからこれ以上この場にとどまる事はできないんだ!」一本杉「時間を無駄遣いしてんじゃねーっ!そんな文章で終わらせたら、このブログを見に来てくれている人にも失礼だろうが!」まなみさん「…解説、書けないの?」ネギ博士「何を!ならば、書きまくると何故いいのか解説してやろうじゃないの!」1.自分の文章の書き方がうまくなるネギ博士「毎日書くとそれだけ文章力っていうのは上がってくるものだと思うんだよ。それも、人の真似じゃない自分の文章の書き方が完成されてくるんだ」まなみさん「…反復練習」一本杉「なるほど。絵がうまくなりたい奴は毎日絵を描けばいい。野球がうまくなりたい奴は野球の練習をすればいい。小説がうまくなりたい奴は毎日文章を書けばいいって事だな」2.完成させたという気持ちができてくるネギ博士「書かないでいると、「書いてないな」っていうマイナスの気持ちが重なってしまう。だけど、どんどん書いていくと「これだけ完成した」っていう気持ちが生まれてくる。『時任』や『東京』みたいな連載系の作品だと一話ごとに「よっしゃ!終わった!次だ!」っていう気持ちが生まれてくるからどんどん書いた方が代謝がよくなると思う」わん太ちゃん「わんわん(訳:全ての話に盛り上がる部分を入れると、特に終わった時の楽しさが増すよね。次の話が気になるような終わり方をさせたら書いている本人でさえ、「この次はどうなるんだろう?」ってわくわくしちゃうかも!)」ネギ博士「主に、この二つの理由があってどんどん書いた方が書き続けられると思ったんだ。もちろん、ネタ探しのために色々な情報をインプットするとか、自分の中でプロットを消化して発酵する事も大事だよ」一本杉「ほうほう、じゃ、これからの『東京』の更新速度は期待していいんだな?」ネギ博士「もちろんだとも。ただ、『東京』が完結するのは3月頃になるかもしれないね。年内に二部が終わるかどうかすら危ういから」まなみさん「…毎日、徹夜」わん太ちゃん「わんわん!(訳:毎日徹夜なんかしたら体を壊しちゃうよ!やっぱり、「継続は力なり」っていうのは本当だったんだね。無理しないで毎日書く事がいいみたい。楽しいのが一番だよね!)」
Nov 25, 2007
スーパーデッキゼロが発売され、ゼロデュエルに出られる方も出られない方も含めてやる気が上昇している時期だと思われます。今回のテーマであるスーパーデッキゼロですが、販売する小売店側は(私の地域では)かなり慎重になっているように思えます。こちらでは、ビクトリー・ソウルだけ置いてある店というのがあって、見た目による売れ行きの予想がされているようです。キャッスル・オブ・デーモンがビクトリー・ソウルに比べて能力で劣っているとは限りませんが、第一印象で手を出しにくい部分があったのでしょう。特に以上の2点が大きなポイントになったと思われます。1.ビクトリー・ソウルはドラゴンのように判りやすい子供受けしそうなカードが入っている初回投入分は、すぐに売れるように子供受けしやすそうなビクトリー・ソウル優先で在庫を整えるという事は、ありえる話かもしれません。実際、キャッスル・オブ・デーモンにもバロムやネプチューン・シュトロームのような華のあるクリーチャーも入っているのですが、全体的な派手さでビクトリー・ソウルに軍配が上がったのでしょう。母なる大地も入っている事も第一印象で大きな差になったかもしれません。2.明確なデッキ戦略が見えにくい現在発売されたスーパーデッキゼロ4種の中で一番、明確な戦略が見えにくいのがキャッスル・オブ・デーモンかもしれません。連ドラ、ヘブンズ・ゲートで大型ブロッカー召喚、マナブーストとマナ破壊といったすぐに判る戦略が見えにくいので、見た目で大きく損をしている気がします。発売前にある程度の内容だけで売れるか売れないかを見極めなければならないので、判りやすさを重視するのは仕方のない事かもしれません。大量に入荷して売れずにデュエル・マスターズというカテゴリの評価が下がるよりは、少しの入荷でも売り切れた方が人気には繋がるかもしれませんね。ちなみに今回、アマゾンの予約とは別にビクトリー・ソウルを一個購入しました。一緒にいた友人Y氏に「私が母なる大地四枚を手に入れた事で、本当の地獄が始まるぞ!」と宣言してみましたがどうなる事やら…。友人Y氏はキャッスル・オブ・デーモンを買っていたので次に会う時が非常に楽しみです。
Nov 24, 2007
登場人物・わん太ちゃんネギ博士の脳内にいるわんこ。雪が降るとさんぽのテンションが上がる。・まなみさん無口な脳内助手の少女。放って置いたら雪に埋もれそうだ!・一本杉四神(いっぽんすぎしじん)『TOKYO決闘記』の敵キャラ。え?雪を見るより時計を見るって?まなみさん「………」わん太ちゃん「………」一本杉「………」まなみさん「…来ないわ」わん太ちゃん「わんわん!(訳:博士が遅刻するなんて始めてだよ!)」一本杉「ヤロウ…次に会ったらたたじゃおかねぇ…。俺の貴重な時間を…」まなみさん「…背中」一本杉「ん?俺の背中?何か貼ってあるぞ」わん太ちゃん「わん?(訳:何だろう?)」一本杉「奴からの手紙だ。『勤労感謝の日なので、お休みします。今回のコラムに関するメモはそこに書いてあるから、後はよろしく』。勤労感謝の日って、ブログとそれは関係ねぇだろ!」まなみさん「…今回は、スーパーデッキゼロの…」一本杉「ああ、無口はしゃべんな。いいから、俺に任せとけ。今回は、スーパーデッキゼロの改良案について奴がどーでもいい意見を残していった。ま、受け流す程度に聞いてくれよ」◆バキューム・ジェルに注目を◆わん太ちゃん「わんわん(訳:黒城デッキにバキューム・ジェルを入れろって事みたいだね)一本杉「バキューム・ジェル?第二回バトンの時まで存在をすっかり忘れていたあれか?」まなみさん「…光と自然」わん太ちゃん「わんわん!(訳:そうか!博士はこの一枚で、ビクトリー・ソウルにもバイオレンス・エンジェルにも対抗できるって思ってるんだ!)」一本杉「じゃ、ヘヴン・オブ・ドラゴンにはどうやって対抗するんだ?」わん太ちゃん「………」まなみさん「………」◆ビーストフォークが多いから◆わん太ちゃん「わんわん(訳:ビクトリー・ソウルには強襲の長(アサルト・チャンピオン)を入れたらどうかって書いてあるよ)」まなみさん「…ビーストフォーク」一本杉「なるほどな。主役のドラゴンを待たずに、序盤からビーストフォークを中心して殴りきるってわけか。チャンスは一回きりだろうが、母なる大地で呼び出す事もできるから、奇襲性能は充分にある。パワーもパワーアタッカーじゃなく、固定のパワーアップだから地獄スクラッパーへの耐性もあるわけだな」わん太ちゃん「わんわん(訳:ネギ博士がいないと早く終わるね)」一本杉「あいつが余計な事を言い過ぎるからじゃないか?」まなみさん「…じゃ、博士はクビ」一本杉「おいちょっと待て!それはやめておけ!」
Nov 23, 2007
登場人物・ネギ博士突然の寒さにかなりピンチ。夏には地球温暖化を食い止める気だったが、今になって宣言を撤回した。・わん太ちゃんネギ博士の脳内にいるわんこ。犬だから、(毛皮で)一万年と二千年前からウォームビズだ!・まなみさん脳内助手で無口無表情な少女。寒くても表情が変わらない。もしや、凍り付いてる!?・一本杉四神(いっぽんすぎしじん)『TOKYO決闘記』の敵キャラ。敵キャラのはずなのに、この場所に馴染みすぎている。案外、悪い奴じゃなかったのかも。ネギ博士「突然だけどさ、次の弾の隠れた10枚ってシークレットカードだよな。コロコロの記事から推理すると」わん太ちゃん「わんわん(訳:そうだね。今度のシークレットは出やすい、っていう感じの事が書いてあったよ)」一本杉「だから、極神編第1弾では表記されていなかったのに、今回は70枚という表記に変わったのか」まなみさん「…何が出るかしら?」ネギ博士「それは次のコロコロに書いてあるかもしれない。極神編といえば、ゴッドだね。今回はゴッドをテーマにしたコラムだよ」わん太ちゃん「わんわん(訳:ようやくネギ博士がゴッドを使い始めるんだね!)」一本杉「なるほど。この前「象さんじゃー!象さん部隊じゃー!」と言っていたのは、そのためか」まなみさん「…あのゴッド」ネギ博士「いんや、使いこなすなんて誰も言ってないよ。象さんゴッドは個人的に気に入ったからデッキは組むつもりだけど…。今回は能力ではなく、クリーチャーの世界におけるゴッドの役割について考えてみるんだ!」◆ゴッドはどれくらい強いの?◆一本杉「フレーバーから推測できる事だが、奴らはフェニックス以上の力を持っているようだな」わん太ちゃん「わんわん!(訳:フェニックス以上ってすごいや!)」まなみさん「…ユニバース」ネギ博士「そうだね。フェニックスは不死鳥編の五種族でも勝てないような強いクリーチャー。しかもラスボス級のユニバースまで倒すとなるとその強さはハンパじゃない事が判ると思う。その配下のロスト・クルセイダーはどれくらいなのかよく判らないけれど、今までいた種族のクリーチャーにも負けないくらいの力を持っているんだろう。最新の弾で、三色のクリーチャーが出てきたけれど、これも三つの文明の力を合わせてもっと強くなる事でゴッドに対抗しようという気持ちの表れかもね」◆極神編第1弾と第2弾のゴッドは違う?◆ネギ博士「第2弾の名前は『人造神の創造』だった。この弾に出てきた5組のゴッドが全て人造の神、つまり、クリーチャー達が作り上げたゴッドである可能性は高いと思う」一本杉「そう言えば、最新弾のゴッドは、今までいたクリーチャーの種族とゴッド、両方の種族を持っているな」わん太ちゃん「わん?(訳:今までいたクリーチャーをベースにしてゴッドを作ったのかな?)」ネギ博士「私はわん太ちゃんが言った説が正しいと思う。人造神はクリーチャーが神を真似て作った模造品かもね」◆ゴッドとドラゴンは近い?◆まなみさん「…ゲキメツとペガサスレオパルドは…ドラゴンを種族に持っているわ…」ネギ博士「そうなんだよ。第1弾のゴッドでそれが不可解なんだ。ただ、『超神龍』って言葉もあるくらいだし、ドラゴンはゴッドに近い存在なのかもしれないね」一本杉「色々考えても、どれも推測に域を出ない仮説だよね」ネギ博士「仕方ないだろう。全方位カードファイルが出ないとクリーチャー世界のストーリーが判りにくいんだから、限られた情報を参考にして自分なりの仮説を出すしかない」わん太ちゃん「わんわん!(訳:フレーバーテキストを見て、自分なりの解釈をするのもデュエル・マスターズの楽しみの一つだよね。今回はゴッドにスポットを当てて考えてみたけれど、他の種族について見てみるのもおもしろそう。気に入った種族がいたら、その種族の事を考えながらフレーバーを読んで、頭の中で物語を作ってみるのもいいね!)」
Nov 22, 2007
注:『東京』本編のネタバレを含む記述がありますので、ご注意下さい。今回の話は、ほとんど一日で書き終えました。気温が低くなり、多少体調が悪くなっている時によくここまで集中できたものだと思います。今までは前編に一話、後編に一話というように、二話で一つの話の形式でやってきましたが、テンポを早くするために、今回は一話に圧縮して書いてみました。一話で書けるプロットを無理矢理二話に伸ばすより、こちらの方が密度が濃くて楽しいかもしれません。十三話は書いていて非常に楽しくなる話でした。羽山との付き合いがあった豪人とヴェルデが立ち直る話でもあります。目の前で知り合いがあんな事になったら、保持者であってもかなりショックを受けるはずなので、彼らの内面にあるダメージを意識して書きました。今回の主役はヴェルデです。書く前はそんな事を意識していないのですが、彼を書くとどうもヘタレっぽくなってしまうのが問題です。この方がおもしろいとは言っても、あまり彼をヘタレっぽく書くのはやめるようにしたいものです。無意識の内にそうなってしまうのが怖いところですが。主役はヴェルデのはずなのに、デュエルについてきた豪人の方がたくさんしゃべっています。ヴェルデは勇騎以上に無口なところがあるので、解説役が必要なのです。解説役として出した彼が予想以上に活躍してくれました。『DUEL OR DIE』の五話で書いた豪人が格好悪かったため、今回の豪人はかなり格好よく感じます。途中のセリフや終盤でのバリアントという言葉の解説も大好きです。『球舞』第二の刺客、二階堂十三階。彼がいなければ、『球舞』という組織は誕生しませんでいた。彼から、「名前と苗字に漢数字が入っているキャラクターと、そのキャラクターだけで構成されている組織」というアイディアが生まれ、『球舞』が誕生しました。彼の言う「絶望」という言葉は一般的な意味とは異なります。勇騎の言う「真実」と同じように抽象的な意味の言葉だと捉えて書きました。二階堂は三年前、知人に出してもらったアイディアをベースに作り上げたキャラクターです。彼もこの小説をチェックしていますが、今のところ二階堂のキャラクターはこれでOKのようです。『東京』に出す前に考えていた二階堂十三階も、基本的な性格では今とほとんど変わりません。当時考えていた能力は『屍(リビングデッド)』というもので、死者を引きずり出して操り人形にするというものでした。今の能力の方がかなりましですね。彼の能力『堕ちていく必殺(ゲットダウン・メイクラヴ)』の名前の元ネタはQUEENの『GET DOWN,MAKE LOVE』という同名の曲から。曲の雰囲気からこんな能力が生まれました。長い間、書きたいと思っていた二階堂十三階の活躍をようやく書き終える事ができました。敵であり、おかしなキャラクターでありましたが、彼を書く事ができてとても嬉しいです。二階堂十三階を応援してくれた皆様、ありがとうございました。最後に、今回ヴェルデと二階堂が使っていたデッキの紹介です。◆グランドクロス十三話◆・クリーチャー4 x 怒髪の豪腕(レイジ・アーム)4 x 幻緑の双月(ドリーミング・ムーンナイフ)4 x 青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)4 x 無頼聖者サンフィスト4 x 無頼聖者スカイソード2 x 鳴動するギガ・ホーン2 x 閃光の求道者ラ・ベイル・進化クリーチャー2 x 大勇者「ふたつ牙」(デュアル・ファング)・呪文4 x バリアント・スパーク4 x 母なる大地2 x ナチュラル・トラップ2 x インビンシブル・パワー・クロスギア2 x アクテリオン・フォース初期設定ではマナを溜めてインビンシブル・パワーで押し切るというデッキでした。ラ・ベイルやふたつ牙のような大型クリーチャーが簡単に出せる上に、アクテリオン・フォースもあるため、インビンシブル・パワーの存在意義がなくなってしまったのが悲しいです。最初のシナリオでは、小型クリーチャーしかないヴェルデがインビンシブル・パワーを使って逆転という構図を考えていました。◆「堕ちていく必殺」◆・クリーチャー4 x 幻緑の双月(ドリーミング・ムーンナイフ)4 x 青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)3 x アクア・ハルカス2 x パルピィ・ゴービー2 x 霊騎ラグマール3 x 封魔バルゾー3 x ストーム・クロウラー3 x エクストリーム・クロウラー3 x アクア・サーファー2 x 剛撃戦攻ドルゲーザ・呪文4 x フェアリー・ライフ4 x 母なる大地1 x サイバー・ブレイン・クロスギア2 x モビル・フォレストこれの原型ができたのは、夏頃です。DM小説においてデッキは作り置きすると駄目になる、鮮度が大事であるという事が判りました。出た時の能力を持つクリーチャーをエクストリーム・クロウラーで何度も使いまわすというデッキです。モビル・フォレストの効果でどんどんクリーチャーを出せますが、この小説はうまく行きすぎです(笑)。実際、あんなにうまくはいきません。次回は、一夜とゆかりがメインの話です。敵幹部系の話は、強い幹部を自然に出し惜しみしなければならないので大変ですね。
Nov 21, 2007
今さら書く事でもないですが、記事へのコメントや掲示板の書き込みの荒らしかどうかのボーダーラインについて。当たり前ですが、他サイトへのリンクがついていてその先がいかがわしいものであると考えられる場合、発見次第削除しています。個人のブログの宣伝目的である場合も同じように削除するケースがあるのでご注意下さい。面識があるわけでもない方のタメ口での書き込みや、内容に全く関係のない書き込みなども予告なく削除します。荒らしかどうかの判断基準が難しいケースもありますが、その判断はこちらでさせていただきます。余程不快な書き込みでない限り削除しませんが、削除された場合書き込みを下さった方は相当不快な思いをさせたのだろうと受け止めて下さい。
Nov 21, 2007
一月ほど間が空きましたが、このシリーズもネタが尽きるまでまだまだ続きます。前回は簡単に作れて簡単に使えるデッキでしたが、今回は色々な弾のカードを使ったゆっくりしたデッキです。以前、北条ペンギンさんのPS2版に関する記事を拝見して、火と自然だけのシンプルな勝舞デッキを作ってみたいと思っていました。そして、実際に作ってみたら……相手のシールドをことごとく粉砕するこのデッキが完成してしまったのです。◆ボルメテウス・フォートレス◆・クリーチャー3 x 宣凶師ベリックス3 x 紅神龍ガルドス3 x 時空の守護者ジル・ワーカ4 x 青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)3 x 新星の精霊アルシア4 x 無頼聖者スカイソード3 x ボルメテウス・ホワイト・ドラゴン・呪文4 x フェアリー・ライフ3 x 母なる大地2 x クリムゾン・チャージャー2 x サウザンド・スピア2 x ホーリー・スパーク2 x 地獄万力2 x インビンシブル・フォートレスひたすたマナを溜めてボルメテウス・ホワイト・ドラゴンとインビンシブル・フォートレスで相手のシールドを全て墓地に送るデッキです。こういうデッキは速攻にもろいという弱点がありますが、光文明のカードを足した事で弱点を克服しています。序盤はフェアリー・ライフや青銅の鎧でマナを増やすように心がけます。序盤から出せる軽量ブロッカーのベリックスは後半での呪文回収に使うので、よほどの事がない限り序盤は使わないで手札に取っておくようにします。速攻デッキ相手の場合、ガルドスやクリムゾン・チャージャーを使ってクリーチャーを除去しながら場を整えます。ガルドスならば、ヴァルボーグとも相打ちできるので序盤は役に立ちます。シールドが減ってきたらスカイソードで増やします。シールドをブレイクさせて手札を増やすデッキなので、スカイソードの動きは重要です。母なる大地を使って再召喚を繰り返し、シールドとマナを増やしていきましょう。手当たり次第マナを増やしていくと使いたいと思っていたインビンシブル・フォートレスやボルメテウス・ホワイト・ドラゴンがマナに置かれてしまう事があるので、母なる大地やベリックスで回収します。墓地の呪文はアルシアを使って再利用します。終盤になると、マナも大量に溜まるのでボルメテウス・ホワイト・ドラゴンを2体同時召喚をする事も不可能ではありません。山札切れだけには注意してマナを増やしながら準備をし、必要最小限の攻撃で相手に勝利しましょう。
Nov 20, 2007
もうすぐゼロデュエルが始まりますが、強いデッキの情報を得たい人のために情報を公開してくれるサイトが必要になってきます。ここで私が期待しているのは公式サイトです。前回のゼロデュエルでも、ヘヴン・オブ・ドラゴンとバイオレンス・エンジェルの改良例が公開されていました。最近、デッキが公開されていないのは殿堂ルールなどの複雑な調整があったからで、水面下では次のゼロデュエルに向けて素晴らしいデッキを研究しているのではないかと思っています。そこで公開される改良デッキが本当に強いかどうかはともかく、今まで情報を得られなかった人にとって大きなステップアップになるのならばそれでも良いでしょう。自分で考えて強くする、そのための参考書的な存在としてもっと活躍して欲しいものです。
Nov 19, 2007
注意:作品のネタバレがありますので、ご注意下さい。物語は予選第二試合へと進んでいきました。五話まで行っても、まだ予選。完結まで何話かかるのか、難しいところです。今回は、『時任』メンバーと『デュエルのくに』メンバーの接触、『東京』メンバーとオリジナルメンバーの接触がありました。美和を巡ってツヴァイと口喧嘩をするという格好悪い豪人はここでしか見られないかもしれません。貴重な姿です。物語の舞台のなっている『神塚島』。これにスポットが当てられるのも、もう間もなくといったところでしょう。すでに、クロがヒントになる事を言っています。この場所でなくてはならない理由に登場人物達が到達した時、彼らの前には倒すべき最後の敵の姿が見えているはずです。前回、そして今回も勇騎の出番が出てきませんでしたが、次回は彼が大暴れします。対戦相手は何と…これは次回のお楽しみです。勉VS蛇、そして文美のデュエルが描かれます。本選への出場をかけた第六話もご期待下さい。
Nov 18, 2007
最近、多くのカードが殿堂入りかプレミアム殿堂になっているので、悪ノリして愛を込めてこんなものを書いてみました。社会派小説 DM企業戦士マスター・時任俊之助!!最終話 希望を胸に すべてを終わらせる時…! 『DUEL OR DIE』一巻は、発売未定です。時任「チクショオオオオ!くらえクローン・バイス!新必殺アーク・デラセルナ!」 クローン・バイス「さあ来い時任オオ!オレは実は殿堂入りになるぞオオ!」 (ザン) クローン・バイス「グアアアア!こ、このザ・ハンデスと呼ばれる四天王のクローン・バイスが…こんな人間に…バ…バカなアアアア」 (ドドドドド) クローン・バイス「グアアアア」 マリエル「クローン・バイスがやられたようだな…」 炎槍と水剣の裁「ククク…奴は凶悪カードの中でも最弱…」 アクア・パトロール「人間ごときに負けるとは凶悪カードの面汚しよ…」 時任「くらえええ!」 (ズサ) 3枚「グアアアアアアア」 時任「やった…ついに凶悪カードを倒したぞ…これでロマネスクのいるタカラトミー本社の扉が開かれる!!」 ロマネスク「よく来たなDM企業戦士マスター・時任…待っていたぞ…」 (ギイイイイイイ) 時任「こ…ここがタカラトミー本社だったのか…!感じる…ロマネスクのマナを…」 ロマネスク「時任よ…戦う前に一つ言っておくことがある。お前は母なる大地か母なる紋章で私を使うと凶悪になると思っているようだが…この二種類は私と一緒に使う事ができない」 時任「な、何だって!?」 ロマネスク「そしてクローン・バイスが一枚だけだと可哀想なので埋葬しておいた。あとは私を倒すだけだなクックック…」 (ゴゴゴゴ) 時任「フ…上等だ…オレも一つ言っておくことがある。青銅の鎧が殿堂入りするという噂が流れているような気がしていたが別にそんなことはなかったぜ!」 ロマネスク「そうか」 時任「ウオオオいくぞオオオ!」 ロマネスク「さあ来い時任!」 時任の勇気が世界を救うと信じて…! ご愛読ありがとうございました!
Nov 18, 2007
登場人物・ネギ博士このコラムを書いている人。「こいつが書く小説は変化球じゃない。暴投だ」と言われた事がある。・わん太ちゃんネギ博士の脳内にいるわんこ。超能力が使えるなどの特殊な設定はない普通のわんこ。・まなみさんネギ博士の脳内助手で無口な少女。学校では何かの委員会に所属しているらしいが、それ以外は謎に包まれている。・一本杉四神(いっぽんすぎしじん)『TOKYO決闘記』の敵キャラ。凶悪な悪役だったはずだが、ここでは丸くなっている。ネギ博士「突然だけど、『時任』続編っつーか『DM企業戦士シリーズ』のパート2みたいなものの設定がほとんどできちゃっているんだよ」わん太ちゃん「わんわん!(訳:まさか、書きたいなんて言うんじゃないよね!?)」まなみさん「…『東京』『DUEL OR DIE』」一本杉「おいおい、まだ書いている途中のDM小説がたっぷりあるじゃねぇか。それを書き終える前に新作を書くなんてのはやめておけよ」ネギ博士「君達、小説を書く人にありがちな『新作書きたいシンドローム』という言葉を知っているかね?今書いている作品が完成していないのに、新作を書こうとしてしまうという奇病だ。この病状に負けて新作を書くと途中までしか書いていない状態でまた新しい作品のアイディアが湧いてくるのだよ。そして、さらに新しい作品を書こうとしてしまうのだ!こうして、完結する作品はなくなり中途半端に放置された作品ばかりが残るという悪夢が待っているのだ」一本杉「体験者は語る、という奴だな」わん太ちゃん「わんわん!(訳:最後までやり遂げなくちゃ駄目だよ!)」まなみさん「……『ブレイブ』『LEGEND of DUEL』」ネギ博士「ええい!書こうと思っているタイトルを出して攻撃するのはやめなされ!とにかく、できている設定だけでも発表してこの病状を鎮めてみせる!」一本杉「おいおい!あまりネタバレになるようなのはやめておけよ。それに設定ができているって言っても、『東京』が完結するまでこれは書かないつもりなんだろ?『東京』が完結する頃には、設定もいくらか変わっているかもしれないじゃないか!」ネギ博士「心配するな、一本杉。ほんの少しだけ情報を出すだけだから。大まかな設定はこんな風になっているのだ!」キーワード1:今度は花嫁修業わん太ちゃん「わんわん(訳:これは前もブログの中で告知してたね。何で花嫁修業なのかな?)」まなみさん「…博士が、花嫁修業」ネギ博士「うおいっ!私が女になるの!?性転換しろって事!?」キーワード2:主人公は女子高生一本杉「女子高生か…」ネギ博士「この単語に反応するとは…一本杉はもうおっさん入ってるな」一本杉「うるせぇ!そういう意味で言ったんじゃなくてだな、DM小説って事はデュエル・マスターズのカードをプレイする話か、もしくはクリーチャーの世界の話だろ?『時任』の続編みたいな話にするって事はカードをプレイする話だ。だとしたら、主人公は必然的に男になるんじゃないのか!?」ネギ博士「一本杉、私は常に自分の中で新しいものを書きたいと思っているのだよ。あと、おもしろそうだから。『自分の中で新しい』『おもしろい』この二つのキーワードがあるならば、他に理由はいらない!」キーワード3:メインキャラクター4人は全員女性キャラまなみさん「………?」わん太ちゃん「わん?(訳:主人公が女子高生で他のメンバーも女性キャラ?)」ネギ博士「ああ、『時任』では全編通して女性キャラは二人だった。だが『東京』では増えている。最新作ではさらに増えて男性陣の方が減るかもしれないという驚異的な事態に陥ったのだ。イエイ!」一本杉「それはともかく、メインのレギュラーキャラは4人か。『時任』では、基本的なレギュラーキャラが時任、熊本、文美、百瀬の4人だったな。『東京』では保持者が5人。今度の話はまた4人になるのか」ネギ博士「4という数字にも意味がある…ようなないような…」キーワード4:時任と百瀬も出てくるぞ!ネギ博士「前作『時任』にハマってくれた人にはこれが一番いい情報かもしれない。レギュラーキャラってわけじゃないけれど、この二人は登場する予定なんだ。特に、時任は主人公に影響を与えた重要な登場人物として登場するよ」まなみさん「…主人公の…親の仇」わん太ちゃん「わんわん!(訳:花嫁修業とか色々なキーワードが出た後に仇討ちは怖いよう!)」一本杉「つーか、親の仇って…あいつが人を殺しそうには見えないぞ」ネギ博士「ここまで書いてみると、多少は作品がイメージできると思う」わん太ちゃん「わんわん(訳:タイトルは決まっているの?)」ネギ博士「ふっふっふ…タイトルは…」まなみさん「…タイトルは?」ネギ博士「まだ決まっていない!」一本杉「やっぱり駄目じゃねぇか!『東京』の連載が終わるまでにきちんと考えておけ!」ネギ博士「ひーっ!とにかく、この作品の予告が書ける頃にはタイトルも決まっていると思うよーっ!直前にならないとタイトルが決まらない事もよくある事なんだよーっ!」
Nov 18, 2007
登場人物・ネギ博士年末に向けて、テンションが著しく上昇中。年始まで燃えまくって、その後は燃え尽き症候群だ!・わん太ちゃんネギ博士の脳内にいるわんこ。温泉旅行から帰ってきました。・まなみさんネギ博士の脳内助手で無口な少女。委員会の仕事は片付いたらしい。・一本杉四神(いっぽんすぎしじん)『TOKYO決闘記』の敵キャラ。すっかりレギュラーキャラ扱いに。ネギ博士「突然だが、黒城のデッキはデリケートだ。中途半端に改造バージョンを作るよりはそのまま使って性格を把握した方がおもしろい」一本杉「慣れないデッキタイプだと最初はそうなるな。まあ、どんな構築済みデッキもいきなり改造するよりは何度か動きを試して、能力を正確に把握してから改良した方がいいだろう。ゼロデュエルだと10枚までしか変えられないんだし」わん太ちゃん「……」ネギ博士「あれ?どうしたの、わん太ちゃん。まなみさんの真似」わん太ちゃん「わんわん!(訳:ネギ博士、そいつは誰?)」ネギ博士「紹介しよう。幹部クラスだと大抵いるただの引き立て役キャラ、一本杉四神だ!」一本杉「お前、俺の事そんな風に思ってたのか!?」ネギ博士「うん。しかし、待ち合わせ時間を守るとか、五分前行動とか、お前と私はよく似ているのだ。…じゃあ、私も引き立て役!?」わん太ちゃん「ぐるるるる…(訳:うー、悪い奴め!あっちいけ!)」まなみさん「…怒ってるわ」ネギ博士「おお、こんなに怒ったわん太ちゃんは初めて見たぞ」一本杉「そんなに警戒するなよ。お前がいない間、俺がアシスタントをしてんだぜ。仲良くしようぜ」わん太ちゃん「わんわん!(訳:あっちいけ!えいっ!)」一本杉「いてーっ!手を噛まれたー!」ネギ博士「さあ!一本杉は放っておいて、今回はビクトリー・ソウルの簡単改良デッキの登場だよ!簡単改造で、元々強いビクトリー・ソウルを引き立てよう!ゼロデュエルのスパーリングデッキにもぴったり!◆ビクトリー・ブルー・ソウル◆・クリーチャー3 x 怒髪の豪腕(レイジ・アーム)4 x 無頼勇騎ゴンタ4 x 青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)2 x パルピィ・ゴービー2 x 誕生の祈(バース・アイ)1 x 鳴動するギガ・ホーン2 x 無頼勇騎ウインドアックス2 x 紅神龍ジャガルザー4 x アクア・サーファー1 x ヘリオス・ティガ・ドラゴン1 x ボルベルグ・クロス・ドラゴン・進化クリーチャー2 x 大勇者「ふたつ牙」(デュアル・ファング)・呪文3 x 母なる大地3 x エナジー・ライト1 x サイバー・ブレイン3 x 地獄スクラッパー・クロスギア2 x バジュラズ・ソウルわん太ちゃん「わんわん!(訳:水文明が入ったビクトリー・ソウルだ!)」ネギ博士「その通り。水のドローを足す事。アクア・サーファーで防御を高める事。この二つを追加した簡易改良デッキだ。ただ…」まなみさん「…ただ?」ネギ博士「公開してから言うのもなんだけど、ビクトリー・ソウルって何も考えないで水を足すよりは火と自然の二色で強化した方が元々の性能を引き出せるかもしれん」一本杉「そういう事は作る前に思いつきやがれ!」ネギ博士「あ、生きてたのか。仕方ないだろう。まさか、ここまで使いにくくなっているとは思わなかったんだ。じゃ、次行くよ」◆ビクトリー・ソウル ドラゴン・フルボッコ◆・クリーチャー4 x 怒髪の豪腕(レイジ・アーム)4 x 無頼勇騎ゴンタ4 x 青銅の鎧(ブロンズ・アーム・トライブ)2 x 誕生の祈(バース・アイ)2 x 無頼勇騎ウインドアックス3 x 緑神龍グレガリゴン2 x 紅神龍ジャガルザー1 x 無双竜機ドルザーク2 x バルキリー・ドラゴン1 x ヘリオス・ティガ・ドラゴン1 x ボルベルグ・クロス・ドラゴン・進化クリーチャー2 x 大勇者「ふたつ牙」(デュアル・ファング)・呪文4 x 母なる大地1 x クリムゾン・チャージャー1 x 焦土と開拓の天変4 x 地獄スクラッパー・クロスギア2 x バジュラズ・ソウルネギ博士「こっちは、火と自然をちょこっと足した簡単改良版だよ。4マナのカードが何もなかったから、息切れしないようにクリムゾン・チャージャーを入れたんだ。マクスヴァルだとか、ファイヤー・バードを焼くのにぴったりだね」わん太ちゃん「わんわん!(訳:バルキリー・ドラゴンが入ってるね!)」ネギ博士「うん、ヘリオス・ティが・ドラゴンもボルベルグ・クロス・ドラゴンもデッキに1枚しか入ってないから欲しい時に確実に手に入れるために入れてみたんだ。ボルベルグやヘリオスの枚数を増やせって?手に入らないから仕方ないんじゃー!」まなみさん「…ヴァルキリアスが入ってないわ」ネギ博士「うん、大好きなカードでこれを使いたかったんだよ。だけど…」一本杉「問題でもあったのか?」ネギ博士「やっぱり進化元がアーマード・ドラゴンだけってのはきついよね。バルキリーも入れて使えないか試してみたけれど、進化元が少なすぎるんだわ。残念だけど、今回は抜いてみた。ヴァルキリアスにこだわりすぎなくても、ボルベルグをマナから出してバジュラズ・ソウルをクロスするだけでも相手に大ダメージを与えられるのは証明されている事だから、無理にこだわらなくてもいいやと思ったんだ」わん太ちゃん「わんわん(スーパーデッキは今までの強いデッキのデータを参考に作られている部分があるから、たくさんの人の足跡を辿って改造するのもいいかもしれないね。デッキの枚数も発表されているから、たくさんの人が改良を始めてるし。10枚以内だからこそ、想像力が重要。ゼロデュエルに出る人も出ない人も試しに考えてみるといいかもね!)」
Nov 17, 2007
登場人物・ネギ博士このコラムを書いている人。推理小説好きだが、犯人を当てる事は、まれ。・一本杉四神(いっぽんすぎしじん)『TOKYO決闘記』の敵キャラ。趣味は時計集め。ネギ博士「いやー、キャッスル・オブ・デーモンに対して弱いっていう評価が出てるね。確かに重いデッキだから勝つのは難しそうに見えるけど」一本杉「お、ここで黒城デッキでゼロデュエル優勝を狙う方法でも書くのか?そんないい記事が書けたらお前も上級者の仲間入りだな」ネギ博士「はっはっは、私にそんなすごい記事が書けるわけがないじゃないか。バイオレンス・エンジェル相手に一人回ししてみたけど、みんなが言うほど弱くないんじゃない、このデッキ。少なくとも使わないで悲観している人達は一度でも一人回しをするなり何なりしてみるといい。予想以上にマクスヴァルが使える。だが、マクスヴァルが来なければ戦うのはきつい!」一本杉「なるほど。昨日の記事でもマクスヴァルは黒城デッキの救世主って書いてたもんな。例えば、どんな風に使えるんだ?」ネギ博士「元々そんなに重くないヴァシュナをさらに軽くしてシールドブレイクに専念させたりとか、一体出していれば二体目以降のマクスヴァルは2マナになるからドラゴンデッキでコッコ・ルピアを並べるみたいにマクスヴァルを並べてドルベロスみたいな重いデーモン・コマンドを出すとか。シールドトリガーで出るアクア・サーファーやデーモン・ハンドもいい感じ。ジュマゾールがいれば、攻撃要員じゃなかったマクスヴァルをバロムに進化させて一発逆転を狙う事もできる。マクスヴァルは闇のクリーチャーでもあるから、バロムの効果で破壊されないし、いい事尽くめだよ」一本杉「なるほど。じゃ、いかにしてマクスヴァルを引くかに全てがかかってるんじゃないのか?」ネギ博士「ああ、序盤のドローがエナジー・ライト2枚じゃ足りないな。先にシールドを割らせるから、ネオ・ブレインを追加しておこう」一本杉「エナジー・ライトじゃなくていいのか?」ネギ博士「そっちの方が軽いから迷うんだけどね。趣味みたいなもんだよ。普通の人がエナジー・ライトを入れるところにネオ・ブレインを入れる人間がいるって事さ」◆マクスヴァル単体の強さを研究し尽くそう!一本杉「ガニスターの下位互換じゃないか?光のクリーチャーは軽くできないんだし」ネギ博士「いや、コスト削減の部分だけ見るからそう感じるだけだ。このクリーチャーの能力全体を見れば下位互換だなんて絶対に思わない。マクスヴァルはグランド・デビルなんだぜ。これで何か思いつかないか?」一本杉「そうか!スナイプ・アルフェラスの効果で一枚引けるな」ネギ博士「その通り。種族が違うだけで大違いって事はよくある事だ。ガニスターもマクスヴァルもパワーは2000だが、メディカル・アルナイルの恩恵を受ければ簡単に墓地には行かない。確かに、ガニスターと違って攻撃はできないけれど、他のクリーチャーのコストを下げるためのシステムクリーチャーで攻撃する事ってほとんどないじゃん?それにマクスヴァルはブロックできるんだぞ!」一本杉「なるほど。昨日の記事でも話題になったが、進化元としても選択肢は広いな。マクスヴァルを3ターン目に出して4ターン目にグレンベルクなんて技をビギナーズ・ビートスラッシュデッキでやったらおもしろそうだ」ネギ博士「そうだね。スピード主体にしても、長期戦向けにしても、グランド・デビルデッキの回転速度を早くする事ができるクリーチャーだっていうのは間違いない。今回、四枚入っているのがうれしい一枚だね!」一本杉「となると、ガニスターはマクスヴァルの下位互換になるのか?」ネギ博士「どっちもいい点はあるんだよ。ガニスターは単色というメリットがあるし、光のコストも下げられる。どっちが下位互換なんて考えがナンセンスだと思う。どっちにもメリットがあるんだから、どっちも強いって結論でいいじゃん!」一本杉「今回もマクスヴァルにスポットを当てたな。他の限定カードに関する考察はしなくていいのか?」ネギ博士「いやー、マスクヴァルほど汎用性が高いわけじゃないだろうし…。書けそうにないからギブアップしておくよ」一本杉「そうだな。きちんと研究しないで変な記事をかくわけにもいかんだろうし…。とにかく、マクスヴァルが黒城デッキを支えているのは間違いない。ぎりぎりまで粘ってから一発逆転を狙え!」
Nov 16, 2007
登場人物・ネギ博士このコラムを書いている人。時間は守るぞ。・一本杉四神(いっぽんすぎしじん)『TOKYO決闘記』の敵キャラ。待ち合わせ時間は五分前厳守。ネギ博士「突然だけど、ザキラのスーパーデッキゼロが出るみたいだね」一本杉「お前がガセネタか、釣りだと思って調査してなかったあれの事か」ネギ博士「いや、だってザキラデッキだけ単体で出るとは思わなかったし。時期的にもう少し先だと思ったんだよ。色々なところでもう発表されている情報だけどデッキ名は『ヘヴィ・デス・メタル』。発売は1月19日みたいだね」一本杉「来年かよ。子供はお年玉があるから楽だよな」ネギ博士「給料日前じゃないかよ…。給料日の後に売ればもっと親御さんの財布の紐も緩むと思いますぜ、タカラトミーさん!まあ、給料日なんて会社によって違うだろうし、クレジットカードを使えばいいだけなんだけどね。それはともかく、ザキラデッキに関して情報を仕入れてたら、限定カードが7種類入るという噂を見つけた」一本杉「7種か、それは多いな」ネギ博士「ただ、あくまで噂だからあまり信じていない。参考にするだけだよ」◆どんなデッキになるんだろう?一本杉「ザキラのデッキって事は火と闇になる可能性が高いんじゃないか?」ネギ博士「名前から予測してみよう。今までのスーパーデッキも名前がヒントになっていた。名前から予想すると…メタルがつくから…」一本杉「そうか!メタルカオ…」ネギ博士「判ったぞ!メタルコックが切り札なんだ!相次ぐレインボークリーチャーに苦戦する単色クリーチャー。行け!僕らの救世主メタルコック!タップされていないレインボーを袋叩きだ!」一本杉「いや…ちょっと待て…メタルコックはないだろ。確かに『メタル』はつくけど…。ここは無難にメタルカオ…」ネギ博士「そうか!メタルコックのタイマーだ!おもしろいアタックトリガーを持ったクリーチャーをアンタップしてもう一回!あなたのハートもタイマーつきでチンしちゃう、っていう今までのザキラからは考えられないハートフルで温かい新妻チックなデッキに違いない!」一本杉「いや…だから違うだろ。お前の想像力はどうなってるんだ…。メタルがつく切り札って言ったら、あれだろ。メタルカ…」ネギ博士「そうか!新しいカード、機動闘竜メタルクローだ!」一本杉「だから!メタルカオス・ドラゴンだって言ってるだろ!アニメでザキラも使ってた大物ドラゴン!」ネギ博士「えー、メタルカオスは時任の切り札なのにー。私の中では」一本杉「この前、時任の切り札はヴァルディオスだって言ってなかったか?」ネギ博士「両方、切り札なんだぜ!それはともかく、アニメでザキラが使っていてしかもメタルがつくからにはメタルカオスが入るっていうのはあるかもしれない。ただデッキ名の中に『デス』という単語がつくからにはデスフェニックスが入るという可能性も捨てきれないんじゃないか?」一本杉「おおっ!デスフェニックスか。初代ボルテックスの中じゃ、一番実戦的だよな。とすると、グールジェネレイドが入っていたりする凶悪な闇のドラゴンデッキになるのか?」ネギ博士「そうだとおもしろい。こうなると、同時発売でグレートバケツマンのデッキが欲しくなるぜ!」一本杉「いや、バケツマンはないんじゃないか?」ネギ博士「何だと!お前はバケツマンのファンを敵に回したぞ!」一本杉「まあ、スーパーデッキはこれで打ち止めかもしれないし、妄想だけにとどめておけよ。間違いなく強力なスーパーデッキゼロ。ザキラのデッキとなるからには、風格すら漂う最強デッキになるに違いない。ザキラごっこをするような気分で気合入れて使え!」ネギ博士「おっと、ザキラごっこをするからには、負けた時とかデュエルマスターになれなかった時は裸になって「チクショー」と力強く叫ぶんだぞ。一本杉もやれよ。私はザキラごっこはしたくないからやらないけどな」一本杉「待てよ!何で俺だけ裸にならなくちゃならないんだー!」
Nov 16, 2007
登場人物・ネギ博士DM小説家の肩書きを持つ男。ビクトリー・ソウルをベースに「チッタ・ペロルとガルドスのコンボを組み込んだパーフェクト勝利父ちゃんデッキを作ってやるぜ!」と豪語している。もちろん、豪語するだけである。・一本杉四神(いっぽんすぎしじん)『TOKYO決闘記』に出てくる敵キャラの一人。作中での扱いがひどいので、スペシャルゲストに呼んでみました。ネギ博士「えーと、今回のコラムはコロコロ12月号の記事と『東京』本編に関するネタバレがありますので、ネタバレ嫌いの方やまだコロコロを読んでいない方は注意して下さいね」一本杉「いや、そんな事よりも、何で俺がこんなところにいるんだよ」ネギ博士「わん太ちゃんはわんわん町内会の温泉旅行。まなみさんは委員会で大変だったから欠席だよ」一本杉「なるほど、用があるのか。なら、仕方ねぇ…。…って、ちょっと待て!脳内キャラに町内会とか学校の用事とかがあるわけねーだろ!」ネギ博士「黙れ、ニート!」一本杉「誰がニートだ!」ネギ博士「作中で一度も働いているシーンを見せない奴はニートで充分だ!お前がニートを満喫している間にも、わん太ちゃんとまなみさんは自分のやるべき事をやっているんだぞ!」一本杉「犬は働いてねーだろ!ふざけてないで、今回のコラムを書きやがれ!」◆今回の話の感想ネギ博士「まず、今回のコロコロの記事を見て思った事を。勝利父ちゃん、生きてたよ。ひゃっほう!」一本杉「ああ、死んでいたと思ったが生きていたのには驚いたな」ネギ博士「いやー、父ちゃんデッキの登場で生存フラグが立ったっていうのもあったけれど、本当に生きていて良かったよ。うんうん。だけど、白凰に死亡フラグが立っている気がしてしょうがないんだ」一本杉「こういうパターンだと心配になるよな」ネギ博士「一本杉みたいに、死亡フラグを立たせまくってさっさと退場しちゃう奴もいるしね」一本杉「人をザコキャラみたいに言ってんじゃねー!」◆ボルシャック・大和・ドラゴンネギ博士「いいカードだ。だけど、一つだけものすごく不満に思う事がある!」一本杉「スーパーレアだって事か?でも、それは仕方ないだろ?子供がカード買ってスーパーレアが当たった時に、使いにくくて強そうに見えないカードだったら可哀想だ」ネギ博士「悪役の癖に善人ぶるなよー。本編のお前はもっと悪い奴だっただろー。まあ、一本杉の事はどうでもいいんだ。スーパーレアだとか、そんな事も関係ない。問題は、ボルシャック・大和・ドラゴンの目にキズがついていない事だ!!」一本杉「……へ?そんな事?」ネギ博士「そんな事とはなんだ!そんな事とは!ボルシャック登場の情報を得た時に、「もしや、目にキズがないのでは?そうだったら由々しき事態だ!」と心配していたら、本当にキズがないとは!仕方がない」一本杉「いや、なんで目にキズが必要なんだよ」ネギ博士「この大バカモノ!父ちゃんのボルシャック・ドラゴンと言えば、片目にキズがついているのだ!知らないというのならば、もう一度映画を観て勉強し直せ!ちくしょー、こうなったら、私が入手した大和だけでも目にキズをつけるしかない!」一本杉「おいおいおい!カードにキズをつけるのはやめとけって!良い子も悪い子も良い大人も悪い大人もこいつの真似はするなよ!」◆マクスヴァルは救世主?ネギ博士「ふぅ…『こどもののみもの』のお陰で大分落ち着いたよ。そうだよね。よく考えたら、偶然ついた傷じゃないと格好よくないもんね」一本杉「まだキズにこだわるのかよ…。それよりも、キャッスル・オブ・デーモンに入っている電脳封魔マクスヴァルに関する考察をするんだろ?」ネギ博士「そうなのだよ。キャッスル・オブ・デーモンで勝つのは正直難しいと思ったけれど、このカードがあればうまく行くと思うんだ。いくつかの理由がある。理由その1:種族がグランド・デビルとリキッド・ピープルである事前のコラムで、ウェバリスを使うためにアクアンを抜くって事を考えたけれど、これがあれば大丈夫だ。アクアンで落ちたウェバリスをダーク・ヒドラとのコンボで回収すればいい。しかも、これならば、アクアンの効果でアクア・サーファーが墓地に落ちても回収する事ができる。ジュマゾールがいてもいなくてもネプチューン・シュトロームの進化元になるしね。理由その2:闇クリーチャーのコスト削減ドルバロムは重いし、このデッキは他のクリーチャーも重めだ。だけどこれで1減らせれば非常に戦いやすくなると思う。ドルベロスも入っているから、闇だけ出しやすい状態を作るのもいいね」一本杉「なるほどな。そう考えると、序盤の防御にロノヴェルやメールワスプを入れれば、マクスヴァルの効果で軽くできるし、スムーズに動けばネプチューンへの進化も簡単って事か」ネギ博士「このデッキのためのカードとしてデザインされたカードだと思うけれど、グランド・デビルデッキに入れても強いと思う。スナイプ・アルフェラスのドローの効果をよりうまく使うために入れるのもいいし、進化元にもなりやすいしね」一本杉「なるほど。意外と考えてるんだな」ネギ博士「というわけで、今回もコロコロでわくわくさせてもらったよ。今はとにかくスーパーデッキの発売が楽しみだ!」一本杉「黒城のデッキで勝つ方法を考えるってのもなかなかおもしろそうだな。他のデッキに比べて勝ちにくいデッキだが、マクスヴァルの能力を使いこなす事で戦えるかもしれない」ネギ博士「よしよし、一本杉もこのコラムに慣れたみたいだし、次回もよろしく頼むぞ!」一本杉「ちょっと待て!それは聞いてねぇ!」
Nov 15, 2007
登場人物・ネギ博士成人しているのに『こどもののみもの』が大好きな変わった人。・わん太ちゃんネギ博士脳内にいるわんこ。特に変わった点はない。別名、甘えん坊将軍。・まなみさん無口な脳内助手の少女。好みや特徴に関して不明な点が多い。ミステリアス?ネギ博士「やっぱり、あれだね。調子に乗って一気に小説を書き上げると、その分疲れるね。『こどもののみもの』でエネルギーを補充しないときついよ~」わん太ちゃん「わんわん!(訳:大人なのに『こどもののみもの』を飲むなんておかしいよ!夏にも同じ事が書いてあったけれど、ネギ博士の好みについておかしいって思う人もいっぱいいるよ!)」まなみさん「…ワイン」ネギ博士「そう言えば、ボージョレ・ヌーヴォーがそろそろ解禁になるね。別にどうでもいいけど、今まで飲んだ事がないから一度くらいは飲んでみたい。それで調子に乗って「今年のボージョレは活きが良いぞ!」とか言って「それは角男だろ!」と突っ込まれてみたい。そんな序盤のボケはどうでもいいんだ。今日の議題は腐敗無頼トリプルマウスについてなんだ」まなみさん「…ねずみ」わん太ちゃん「わんわん(訳:次の弾のカードだね。どんな能力なの?)」ネギ博士「5マナでパワーが2000。闇と自然のクリーチャーだ。で、出た時に山札の上から一枚目がマナになって、相手の手札を一枚捨てる事ができる」まなみさん「…10弾」わん太ちゃん「わんわん!(訳:あ、ほんとだ!10弾にあったウインドアックスとかスカイソードとかに似てるよ!)」ネギ博士「その通り。出た時にそれぞれの文明の特徴と言える能力を使う事ができるクリーチャーだね。どんな能力だったかというと火文明:相手のブロッカーを一体破壊自然文明:山札の上から一枚をマナに光文明:山札の上から一枚をシールドに水文明:相手のシールドを一枚見る闇文明:相手の手札を一枚捨てるという能力だった。闇と火の能力を両方使える腐敗勇騎ガレックはコロコロドリームパック2にも入った優秀で使いやすいカードだったね。10弾の時に出たのは全て友好色の組み合わせだったけれど、今回のトリプルマウスは敵対色の組み合わせだ。つまり…私が長い間求めていた火と光のクリーチャーで相手のブロッカーを破壊しつつ、シールドを増やすクリーチャーが出るかもしれないというわけだ!ひゃっほぅ!」まなみさん「…うれしそう」ネギ博士「ああ、この能力を持ったカードを長い間待っていたからね。この中だと自然と水か火と水の組み合わせが一番弱いと感じるかもしれない。シールドを一枚見るだけっていうのは、役に立たないデッキが多いからね。だけど、ビートダウンなら最後の攻撃の順番を間違えないようにするためにシールドの情報は欲しいところなんだ。この二枚も敬遠しないで使い方を考えるとおもしろくなると思うよ。わん太ちゃん「わんわん(訳:出た時に二つも能力を持っているクリーチャーなんてすごいよね。例えば、光と闇の組み合わせだったら、シールドを増やしながら相手の手札を捨てられるんだから、長期戦向きのデッキに使えそう。多色クリーチャーからしか進化できないクリーチャーも、これでもっと進化しやすくなるね)」
Nov 14, 2007
注:『東京』本編のネタバレを含む記述がありますので、ご注意下さい。休止期間が長かったせいか、小説を書くスピードが上がっています。どこまでこのペースで行けるかは判りませんが、うまくペースを調整していきたいものです。第二部最初のデュエルが始まりました。一本杉の能力『時の奴隷(タイム・キーパー)』も出せて非常に満足です。今までこの小説ではコントロール型のデッキは使わなかったため、今回、勇騎が使っていたようなデッキは書いていて新鮮でした。コントロールデッキで派手な戦いができているかどうか、自分では客観的に見る事ができませんが、ビートダウンVSビートダウンばかり書くよりはたまにこういうのもありだと思います。今回で退場になった一本杉四神。『球舞』のメンバーの基本的な設定は三年ほど前に作った別の小説の敵キャラクターでした。しかし、彼は今年に入ってから作ったキャラクターだったのです。八卦や六儀など、一部のキャラクターは完成している人物でしたが、一本杉に関してはほとんど決まっていなかったのです。彼の項目にあったメモは『探偵』の二文字でした。彼の初期設定は探偵だったのです。その設定を基にして、彼は『球舞』の調査担当キャラという位置づけで書いていきました。時間にうるさいというのも『東京』の連載が始まった頃に考えた設定です。第二部という事もあって、一部とは色々違う事をやってみようと考えていました。その一つが『球舞』の特殊能力です。以前、「DM小説で必殺技が使えれば…!」と思う事がありました。クリーチャーの必殺技を勝手に考えるのはあまり好きではないし、特殊なコンボを考えてそれを必殺技にするにしても、派手でおもしろいコンボが毎回思いつくとは限りません。結果、抜け道として特殊能力をデュエルに追加するという案を考えたのでした。一本杉の能力『時の奴隷(タイム・キーパー)』の元ネタは、テレビの仕事の一つであるタイムキーパーです。職業のせいもあるのでしょうけれど、あれだけ時間に正確という人を私は見た事がありません。一本杉も彼らと同じように高精度の体内時計が入っているかもしれません。最後に、今回勇騎と一本杉が使ったデッキを公開します。『プロミネンス・十二話』・クリーチャー2 x 天真妖精オチャッピィ2 x パルピィ・ゴービー3 x ストーム・クロウラー4 x 恵みの化身(ブレッシング・トーテム)3 x アクア・サーファー3 x ボルメテウス・レッド・ドラグーン2 x バザガジール・ドラゴン・呪文4 x フェアリー・ライフ3 x エマージェンシー・タイフーン3 x 母なる大地2 x クリムゾン・チャージャー1 x ミスティック・クリエーション2 x サウザンド・スピア1 x 地獄万力3 x 地獄スクラッパー・クロスギア2 x ノーブル・エンフォーサーデッキ自体は七月に完成していました。しかし、炎槍と水剣の裁がプレミアム殿堂になってしまったため、大幅に調整をして現在の形になっています。作中で勇騎が言っているように、シールドトリガーが多目になっていますが、実際に使う時はそれに頼り過ぎないようにしましょう。『時の奴隷(一本杉使用デッキ)』・クリーチャー4 x ねじれる者ボーン・スライム4 x 凶戦士ブレイズ・クロー3 x ピーカプのドライバー3 x 光線人形ストリウム4 x 封魔魂具バジル4 x 封魔エリゴウル3 x 封魔ヴィネス3 x 封魔ラウーム3 x 襲撃者エグゼドライブ3 x 魔皇グレンベルク・呪文3 x 火炎流星弾3 x デーモン・ハンドこちらは、一本杉の速攻デッキです。最初の案ではグレンベルクでエグゼドライブを出すという案も考えていました。グレンベルクの効果が奇襲に向いていておもしろいです。アイディア次第で色々なデッキを組めるでしょう。ネタにもガチにも使えそうです。次回の第十三回では今まで出番が少なかったヴェルデと二階堂十三階が戦います。次回以降、勇騎以外のメンバーがクローズアップされて、彼の出番は減っていくでしょう。サブキャラクターの新しい魅力に気付いていただければ幸いです。
Nov 13, 2007
登場人物に関する最終項目は『名前』です。単純なようでいて、この部分は難しいかもしれません。名前も、キャラクターの特徴の一つです。その名前を元にした会話の種があったり、名前が伏線になっていたりするケースもあります。登場人物全員の名前に関連性を持たせてみるのも、言葉遊びとしておもしろいかもしれません。覚えやすい特徴をつける方法の一つとして使えます。名前をつける時に、私が気を遣う部分は『悪役の名前』です。できるだけ、知り合いの名前にはならないように気をつけています。知らないところで、誰かの名前を使っていると思いますが、その時はその人が私の作品を読んでいない事を期待しましょう。ミステリの被害者の名前も同じように気にします。名前の最大の問題点は在庫がなくなりやすい事だと思います。長く、多くの作品を書いている人ほど名前の在庫は減ってきているでしょう。そうならないように、地図を見て変わった地名を探したり(苗字を作る時の参考になります)変わった名前がないか探したりする癖をつけておくと、名前不足に悩まされる事が減ると思います。登場人物に名前をつけるという作業をする事は、漠然としたイメージでしかなかったキャラクターを『名前』という器の中に固定する事だと思います。名前をつける事で、登場人物の多くの部分が完成する事でしょう。登場人物に関する項目は以上で終了です。次回からは思いついた項目か、リクエストがあったらその項目について詳しく検証してみようと思います。時間があれば、年内に『小説の書き方』に関する項目は再編集を加えてフリーページに『完全版』を載せる予定です。今、書いていて行き詰っている方や、これから書こうと思っている肩の参考になれば幸いです。
Nov 13, 2007
登場人物・ネギ博士ボルシャック・大和・ドラゴンが楽しみでしょうがない人。こうなると、武者も欲しくなってくる。・わん太ちゃんネギ博士が小説をさぼらなければ、基本的に何をやってもいいと考える心の広い犬。・まなみさん感情の表現が乏しいため、何を考えているか判りづらい。ま、まさか世界征服を狙っているのか!?ネギ博士「えーと、勝利父ちゃんのビクトリー・ソウルは使いやすそうで今からすごく楽しみんだけど…黒城のデッキは、どーも使いにくそうなんだよね」わん太ちゃん「わんわん(訳:ジュマゾールがいるから、ウェバリスみたいな軽いグランド・デビルで防御できるんじゃないの?)」ネギ博士「それなんだけどね…。キャッスル・オブ・デーモンにはアクアンが入っているらしいんだよ」まなみさん「…ウェバリスは水」ネギ博士「そうなんだ。しかも、グランド・デビルがあまり入っていないらしい。序盤の防御が厳しいデッキになりそうなんだ」わん太ちゃん「わんわん(訳:じゃ、どうやって守るの?バロムを出す前に負けたら、悲しいよね)」ネギ博士「そう!そこなんだよ、わん太ちゃん!スーパーデッキゼロの大会でも、相手が同じデッキでない限り、バロムを出せれば逆転できると思うんだ。というわけで、このカードを入れてみたらおもしろいと思うんだ。封魔ロノヴェル」まなみさん「…ブロッカー」わん太ちゃん「わんわん(訳:これはこの前に博士が25弾を買った時に「おお!2マナのグランド・デビルだ!ビギナーズ・ビートスラッシュに混ぜたらもっと序盤での攻撃力が上がるかも!ん?ブロッカー?しかも攻撃できない!?んでもって、パワー2000!?駄目だ、これは使えん。グランド・デビルデッキでブロッカーが必要ならウェバリスかメールワスプかサブナハルを選ぶだろう」って言ってたカードだね)」ネギ博士「ああ、そうなんだ。だけど、アクアンでウェバリスが飛んでしまう事を考えると、闇のブロッカーを入れておいた方がいいよね。ジュマゾールを使えばこいつからバロムに進化できる!」まなみさん「…アクアンを抜けば」ネギ博士「あ…。そうだね。そうすればウェバリスも入るし、バルゾーでバウンスもできるよね。グランド・デビルはジュマゾールがいなくてもネプチューン・シュトロームの進化元になるし」わん太ちゃん「わんわん!(訳:とにかく、進化の選択肢が多いのがいいね!)」ネギ博士「そうだね。スーパーデッキの中では一番使いこなすのが難しいかもしれないけれど、バロムで敵を一掃とかネプチューンで敵を一掃とか派手でおもしろい勝ち方ができるのがおもしろい。このまま使わないとしても、レアカードを入手する手段としても魅力的だよね」わん太ちゃん「わんわん(訳:前回のビクトリー・ソウルに続いて今回はキャッスル・オブ・デーモンについて考察したよ。どっちのデッキもデュエル・マスターズの醍醐味を味わうにはもってこいだね!)」
Nov 12, 2007
注意:作品のネタバレを含む記述がありますので、ご注意下さい。どうやら、半年近くこの作品を放置していたようです。早く書き上げないと、一周年記念作品のはずが一~二周年記念作品という訳の判らないものになりそうです。今回の話で、黒幕的な存在の柴崎とクロというDM傭兵、そしてブログのフリーページでさりげなく出していた(そして、紹介の項目を作った事を忘れていた)アインとツヴァイが登場しました。彼らが、『DUEL OR DIE』の実質的な悪役という事になりそうです。今回は、今まで活躍していた『東京』サイドの人物には休んでもらって『時任』と『デュエルのくに』の登場人物に活躍してもらいました。久しぶりに時任が勝つデュエルを書けたので、気分爽快です。また、勉のデュエルをきちんと書くのは初めてだったので、多少緊張しました。予選第一試合で使っている構築済みデッキ+ハーフデッキ限定レギュレーションですが、今はスーパーデッキゼロもあるので、これらのカードだけにしぼった戦いをしてもかなり白熱した戦いになりそうです。次回は予選第二試合。予選第二試合も、特殊なレギュレーションでの戦いにする予定ですのでお楽しみに。
Nov 11, 2007
登場人物・ネギ博士前回のコラムを書いてから、ミラフォース・ドラゴンを使いたくなった人。初心者の頃はあれがダーク・ヒドラより強いと思っていたのです。・わん太ちゃんネギ博士の脳内にいるわんこ。謎の男、オリゴ男爵とのマスコットキャラ対決に勝てるのか!?・まなみさん無口な脳内助手の少女。ネギ博士もわん太ちゃんも、まなみさんがDMをやっている姿を見た事がない。前回のあらすじマスコットキャラの座を奪うために現れた謎の男、オリゴ男爵。ネギ博士がヨーグルトの成分表示を見てテキトーに考えた名前どことなく、敵幹部らしい名前のライバルにわん太ちゃんは勝つ事ができるのか!?そして、ネギ博士はミラフォースを使いこなす事ができるのか!?ネギ博士「まなみさん、今度発売される勝利父ちゃんのデッキに怒髪の豪腕(レイジ・アーム)が入るって本当?」まなみさん「…知らないわ」ネギ博士「そっかー。あれは単体でも強いし、ふたつ牙の進化元にもなるからいいと思うな。2マナのビースト・フォークだと幻緑の双月(ドリーミング・ムーンナイフ)ばかり目立っているけれど、速攻メインだとこれもかなり強いと思うよ」わん太ちゃん「わんわんわん!(訳:ちょっと待ってよ、二人とも!)」まなみさん「…どうしたの」ネギ博士「わん太ちゃん、そんなに吠えたら駄目だよ」わん太ちゃん「わんわん!(訳:オリゴ男爵とかいうのはどうなったの!?あらすじまで書いてるのに無視?)」ネギ博士「ああ、一応面接しておいたよ」わん太ちゃん「わん?(訳:面接!?対決じゃないの?)」まなみさん「…一次試験」ネギ博士「そうなんだ。面接で受かれば実技試験でわん太ちゃんと対決できたのにね」↓面接の様子↓ネギ博士『えー、あなたはわん太ちゃんの代わりに『ネギ博士の独りよがりコラム』のマスコットキャラを務めたいとおっしゃっていますが、どのような特技で読者の皆さんを楽しませるつもりですか』オリゴ男爵『はい、私はギター侍の物まねが得意なので、DMの環境を切りまくろうと思います』まなみさん『……古いわ』ネギ博士『えー、というわけでして、今回はご縁がなかったという事で』面接終了ネギ博士「というわけなんだよ」まなみさん「…よかったわね」わん太ちゃん「わんわん!(訳:『続く』とかやって引っ張っておいて、そのオチは何なの!?読んでいる人も怒るよ!)」ネギ博士「あれだよ。テレビでもCM挟んで煽るけど、煽ったわりにCMの後はつまんないのと一緒だよ。あと、オリゴ男爵は面接から帰る時に「バーカ、バーカ」って子供みたいな悪口言ってたから、まなみさんに頼んでニトロで爆発させておいた」まなみさん「…爆発オチの時の余り」わん太ちゃん「わんわん!(訳:ニトロって、第一部最後の爆発オチの時のあれ?っていうか、余るの!?それよりも真面目なコラムをやろうよ!)」ネギ博士「まったく、わん太ちゃんがオリゴ男爵の話をするから怒髪の豪腕から話題がオリゴ男爵になっちゃったんじゃないか。じゃ、怒髪の豪腕の話に戻すよ」まなみさん「…軽いわね」ネギ博士「そうなんだ。軽いのに能力がすごくいい!使っている人をなかなか見かけないけれど、PS2のゲームではかなりの脅威だ。炎槍と水剣の裁もプレミアム殿堂になるし、こういう小型クリーチャーをもう一度見直してみるのもいいね」まなみさん「…ゴンタ」わん太ちゃん「わんわん(訳:そうだよ、博士。ゴンタなら何もしなくてもパワー4000だよ。条件付でパワーがあがる怒髪の豪腕よりもこっちの方がいいよ)」ネギ博士「両方入れればもっと強いと思うぞ!」まなみさん「…メルニア」ネギ博士「いや、メルニアと怒髪の豪腕じゃ比較対照として違いすぎるから」まなみさん「…ネギ博士はメルニアが好き」ネギ博士「好きだけど、今は関係ないじゃないか!」わん太ちゃん「わんわん(訳:ビクトリー・ソウルには他にどんなビースト・フォークが入るのかな?)」ネギ博士「自然文明らしい手札補充として誕生の祈(バース・アイ)が入るみたいだよ。あとは、ゴンタやウインドアックスに青銅の鎧。青銅の鎧が殿堂になるっていう噂があったけれど、殿堂にならなくて良かったよ。これがなくなったら、自然文明は恐ろしく弱体化するだろうね。他には、ビースト・フォークじゃないけれどギガ・ホーンが入るらしい。ベストチャレンジャーを買ってもギガ・ホーンが出ないからここで収録されているのはものすごくうれしいね」まなみさん「…大満足」わん太ちゃん「わんわん(訳:そっかー、今回も勝てるデッキになっているんだね)」ネギ博士「火と自然だけだから、ドローが手薄になりそうだけど、ここはマナブーストと必要最小限のサーチで何とかなるだろうね。今から楽しみになってきたよ。キャンペーンでもらえるボックスもあるし、もう待ちきれない!」
Nov 11, 2007
色々なところですでに書かれている事ですが、「ロマネスクと母なる大地、母なる紋章は同じデッキに入れてはならない」という新しい殿堂ルールが決まったようです。大地を殿堂入りできなかったのは、スーパーデッキゼロ第2弾に入っているからでしょう。しかし、これでロマネスクを使用したコンボが使えなくなるため、環境が安定することでしょう。ロマネスク自体は4枚までデッキに入れる事ができるので、これを活かしたおもしろいデッキが生まれる事を期待しています。正直な話、コンボ殿堂を制定したのならば、ラスト・パトロールもそのコンボ殿堂を適用してアクア・パトロールのプレミアム殿堂を解除しても良かったのではないかと思っております。アクア・パトロールがプレミアム殿堂になってから使いたくなってしょうがありません。今回の対応の早さはさすがだと思います。今年度のタカラトミーは全体的に対応が良いため、来年度になって燃え尽きないか心配になってきます。これから続くであろうランデス主体の環境にもいずれ何らかの措置を取ってくれることでしょう。非常に安心しました。
Nov 10, 2007
登場人物・ネギ博士このコラムを書いている人。相変わらずの暴走っぷりを見せ付ける。・わん太ちゃんネギ博士の脳内にいるわんこ。ぺろぺろ舐める仕草がかわいくて「ぺろぺろちゃん」と呼ばれる事もある。・まなみさんネギ博士の脳内助手。前回、寝たままで終わってしまったため、今回こそは発言しようとがんばっている。ネギ博士「忘れがちなんだけど、『ネギ博士の独りよがりコラム』は今、第2部なんだよね」わん太ちゃん「わんわん(訳:そうだね。それがどうかしたの?)」まなみさん「…変わってない」ネギ博士「そうなのだよ!1部と変わっていないのだ!いつもグダグダなんだ!というわけで、今回はテコ入れのためにおもしろい仕掛けを用意しておいたから」わん太ちゃん「わん…(訳:相変わらず、無駄な事をしてるなぁ)」ネギ博士「さて、今回は『おもしろい再録をした商品を作ろう』っていうテーマでやってみるよ!」まなみさん「…また、再録ネタ」わん太ちゃん「わんわん!(訳:博士!ネタがないからって、再録ネタばかりなのは駄目だよ!)」ネギ博士「ふっ、そう言われるのは想定の範囲内だぜ!今までは、「こういったカードを再録して欲しい!」とか「ベストチャレンジャー2をこういうラインナップで出して欲しい」とかの話だったが、今回は違うぜ!小粋なチョイスをした再録商品を作ってみようじゃないかという企画なのだ!私は今まで、再録パックを作って欲しいと考えていたが、このまま再録パックが作られたら問題が発生すると感じたんだ。例えば、ベストチャレンジャー2が発売されたとしても、ベリーレアとスーパーレアのカードは本当に必要最小限のカードに抑えられてしまう。ホイルカードの再録ばかりが先送りにされてしまう可能性もあると!」まなみさん「…スーパーデッキゼロ」わん太ちゃん「わんわん!(訳:そうだよ、博士!スーパーデッキゼロなら、そういうホイルカードが再録されているよ)」ネギ博士「うむ、その通りだ。だが、それだと欲しいカードではないカードも大量に入手する事になってしまう。…こういうとスーパーデッキゼロに否定的だと誤解されそうだけど、私はスーパーデッキゼロは間違いなく、最高の商品だと思っているよ。とにかく、安価で、必要な分だけホイルカードを入手できるパックがあればいい!そして、そのヒントは過去に発売された商品の中にあった。今こそ、コロコロニュージェネレーションパック2を販売する時だ!」わん太ちゃん「わんわん(訳:博士、コロコロドリームパック2はもう出てるよ)」ネギ博士「違う、ドリームじゃない。ニュージェネレーションだ」まなみさん「…ダークヒドラ」ネギ博士「そう。ダークヒドラが入っていたあのパックだ。5枚で300円という通常の拡張パックの倍の値段だが、必ずスーパーレアカードが入っているという凄まじいパックだ。あの構成を参考にして、半年に一回くらいのペースでこれを限定販売すれば過去の強力ホイルカードが大量に蘇るはずだ!個人的にはヴァルボーグをこれで再録して欲しいっす」わん太ちゃん「わん(訳:なるほど。博士なりに考えているんだね。まなみさんは、アイディアあるかな?)」まなみさん「…福箱」わん太ちゃん「わん?(訳:え?福箱?福袋じゃなくて?)」ネギ博士「さすがはまなみさん、渋いチョイスだぜ。旧タカラが年末から正月にかけて限定販売していた福箱に目をつけるとはな!」わん太ちゃん「わんわん(訳:ねえ、博士。福箱ってなあに?)」ネギ博士「福箱っていうのは、ビーダマンとかチョロQとかベイブレードとか、それぞれの人気商品の色替えバージョンとパーツがセットになっているような限定セットなんだよ。三種類くらいあってどれが当たるかは運次第という福袋みたいな物なんだ。かなりの低い確率でメッキのが出るみたいなんだけど、私は一度も当たった事がないぞ!というわけで、デュエル・マスターズでも福箱を作ってみたらおもしろいんじゃないかなぁ?販売価格は手軽に買える1000円くらいにして、ハーフデッキと拡張パックがいくつかついてくるとか。売れなかった拡張パックを売るチャンスですぜ。あとはスリーブとかプロモカードが2枚くらいついてくるみたいな構成にしたらおもしろいと思う」まなみさん「…大当たり」わん太ちゃん「わんわん!(訳:博士、大当たりはどうするの?)」ネギ博士「そうだなぁ。それはやっぱりホイル加工したヴァルボーグとかザーディアとかじゃないかなぁ?あ、それとハーフデッキは新しく作ったバージョンにするとおもしろいかも。そのデッキ限定のカードがあればそれを目当てに買う人も出るだろうし。この企画に問題があるとすれば、今から動いたんじゃ絶対年末に間に合わないって事だね」まなみさん「…がっかり」ネギ博士「そうがっかりする事はないさ。こうやって企画を勝手に妄想するだけでもなかなか楽しかったし、今のタカラトミーはユーザーに対してプラスに動いてくれる事が多い。こんな勝手な妄想企画なしでも、充分にいい企画を考えているはずさ」わん太ちゃん「わんわん(訳:そうだね。殿堂の対応だって早いし、これは幸せだね。ん…?博士、あっちから何か来るよ!)」???「貴様がわん太ちゃんか!我が名はオリゴ男爵。この独りよがりコラム第2部のマスコットキャラの座を奪いに来た。貴様の命、貰い受ける!」ネギ博士「な、なんだってー!」続く
Nov 9, 2007
注意!今回の話は『東京』十一話を読んだ後の方が楽しく読めると思います。三ツ沢「いやー、クリスマスパーティーはいいっすねー。まさか『球舞』のメンツでクリスマスパーティーをするとは思わなかったっすよ。それにこんなにうまい料理が出るなんて、予想外っす。ところで、誰がこれ作ったんすか?」一本杉「俺じゃないぞ。俺はそんな時間の無駄になる事はしない。食事は常に買ってくる事にしてるからな」五箇条「私でもないな。食事はいつもカロリーメイトとビタミン剤で済ませているから、きちんとした食事は半年ぶりだ」三ツ沢「げげっ!カロリーメイトとビタミン剤だけなんて、人間のする事じゃないっすよ!」五箇条「余計な栄養を取る事ほど無駄な事はないと思うぞ。まあ、三ツ沢くらいの歳ならば、普通に栄養を摂取した方が体にいいだろう」三ツ沢「昔から、そんな栄養の取り方をしたから、五箇条先生はチビなんじゃないすか?」五箇条「貴様!相変わらず口の利き方を知らんガキだな!そんな事ではサンタさんがプレゼントを持って来ないぞ!せめて、クリスマスの前だけはいい子にしておけ!」三ツ沢「は、はぁ…そうっすか(この人の口からサンタさんとか、プレゼントなんて単語が出てくるとは思わなかったっす)」四天王寺「はうぅ~、早くケーキ食べたいれすよぅ~。お腹空いたれすよぅ~」三ツ沢「げげっ!一人でケンタッキーのセットを食べて、ピザを食べて、七面鳥を独り占めしておきながら、まだそんな事を言うんすか?食べた物の栄養がどこに行くのか気になるっす」四天王寺「みっちゃん、そんな事はどうでもいいんだよ~。お腹が空く事が問題なんだよ~」一本杉「少なくとも、頭じゃなさそうだな」三ツ沢「よし!それじゃ、クリスマスケーキの箱を空けるっすよ!それ!……あれ?空っぽっすね?」六儀「…………」初七日「六儀!その口についている白いクリームは何!?」六儀「補給完了」一本杉「ってことは、お前一人で食ったのか」四天王寺「あうぅ、ろくさん、ひどい人~」三ツ沢「この三ツ沢二古はいわゆる悪役のレッテルをはられている。ルールを間違えたガキを必要以上にブチのめし、いまだ病院から出てこれねえ奴もいる。イバルだけで能なしなんで気合を入れてやった裏切り者はもう2度と本編に出ねえ。俺の事を注意する斉藤には『破滅の息(ディープ・ブレス)』を食らわすなんてのはしょっちゅうよ。だがこんな俺っちにも吐き気のする『邪悪』はわかる。吐き気をもよおす『邪悪』とはッ!何も知らぬ無知なるクリスマスケーキを食らう事だ……!自分の利益のために食らう事だ…。何も知らぬクリスマスケーキを!!てめーだけの都合でッ!」八卦「どうもいい事だが三ツ沢、セリフが混ざっているぞ」六儀「………」二階堂「クリスマスケーキを食すには、絶望が足りない。そう感じないか?」三ツ沢「いや、それは訳判んないっすよ。絶望しなきゃ、ケーキ食っちゃいけないんすか?そんなクリスマスケーキ、嫌っすよ」初七日「あんた、何してんのよ!みんなが待ってたクリスマスケーキを!!死ね!お前は糖尿病になって死んでしまえ!」四天王寺「うぅ~、ろくさんのひとでなし~」五箇条「六儀!食事に興味のない私でも、今回の君の行為だけは許せん!それに、クリスマスケーキを1ホール丸ごと食べたら、余計なカロリーがついて太ってしまうぞ!」六儀「安心しろ。俺は食べても太らない体質だ」初七日「なっ……!あんた、今の言葉は取り消しなさい!今の言葉で、ダイエットのために甘い物を我慢している女の子を敵に回したわ!!」五箇条「くっ!なんてうらやましい体質をしているんだ、この男は!」一本杉「……六儀の体質なんかどうでもいいけど、こうなる事は予想してたから、予備のクリスマスケーキなら、俺が用意しておいたぞ」四天王寺「あうぅ、いちさん、いい人~。やっぱり最後の頼れるのはいちさんだよね。「絶望」が口癖のにぃさんとか、マンガの事ばかり言ってるみっちゃんとか、カロリーメイトしかくれないごぉさんとか、いっつも食べ物をくれないろくさんとか、ダイエットの副作用で怒りやすいななちゃんとか、『球舞』のリーダー代理なのに、このお話では目立ってないはちさんとは大違いだよ~」三ツ沢「十一話と、細かいところが違うゾ!違うところを比べてみよう!」一本杉「うるせえな。ケーキごときでぎゃーぎゃー騒ぐ時間が勿体無いだけだ」初七日「ケーキごときですって!」一本杉「げっ、やばっ!」初七日「一本杉…ケーキを愚弄する者は、今すぐ殺す…」五箇条「クリスマスケーキを馬鹿にする者は、クリスマスに死ぬ。それがこの世界の常識だ」四天王寺「あうぅ、いちさんひどい人~」一本杉「ちょっと待て!殺されるほどの事かよ!?」三ツ沢「あちゃ~、八卦さん、念仏はまかせたっす」八卦「やれやれ、俺の出番はこれだけか」誰のところにも、クリスマスはやってくる。そう、『球舞』のところにも…。今年もみんなに、メリークリスマス!一本杉「ちょっと待て!さりげなく、ハッピーエンドみたいにしてんじゃねーっ!」仕事中にネタを思いついたので、速攻で書いてみました。悪役で、敵の幹部クラスのメンバーが集まっている『球舞』ですが、個性的なメンバーが多いのでこういうコミカルなネタも合っていると思います。毎年、クリスマスのネタを使って自作のキャラクターをいじるのですが、今回は思ったよりも早くなってしまいました。12月になったら、また別のクリスマススペシャルでも書いてみようと思います。
Nov 8, 2007
新殿堂に関する情報の中で、「ロマネスクと母なる大地、もしくは母なる紋章を同じデッキに入れてはいけない」という殿堂が適用されるという噂が色々なところに広がっています。実際にそうなったら、ロマネスクを使用した色々なコンボが使えなくなるので、ロマネスクの価値は下がることでしょう。ある意味では理想的な殿堂かもしれません。これが実現したら、今までなかったタイプの殿堂となりますが、アクア・パトロールの件もありますし、今までなかったからといって今後も絶対にないとは限りません(ただ、この情報に関してはまだ半信半疑です)。新しいレギュレーションが作られていく事は今後も続くでしょう。今さらですが、ロマネスクのデザインは間違いなく失敗だったと思います。もし、「山札から置くカードは全てタップして置かれる」といったような、追加したマナがすぐ使えないようなテキストが書かれていれば、単純な強いブーストカードとして使われたことでしょう。本当に勿体無いカードです。ちょっとデザインに失敗しただけで、多くの人に叩かれ、混沌を生み出す事になってしまいました。デュエル・マスターズも誕生して五年ですが、「もう五年」と思える事もあれば「まだ五年」と思えるような事もしばしばあります。今回のロマネスクに関連する騒動は「まだ五年」だから、次に活かすための糧になればいいと思います。これからは、(いい意味で)もっと人々に受け入れられるブーストカードに生まれ変わりますように。
Nov 8, 2007
登場人物・ネギ博士このコラムを書いている人。現在、色々執筆中。・わん太ちゃんネギ博士の脳内にいるわんこ。現在、ツッコミのバリエーションを考え中。犬だけにワンパターンは駄目だよね!・まなみさんネギ博士の脳内助手で無口少女。現在、「……」だけでこのコラムを乗り切れないか考え中。ネギ博士「えーと、11月15日に予言者マリエルとクローン・バイスの殿堂と炎槍と水剣の裁のプレミアム殿堂が適用されるね。んでもって、同日追加情報が発表されるね」わん太ちゃん「わんわん(訳:そうだね。今度の殿堂に合っていて、なおかつ次の殿堂が適用された後の環境で戦えるようなデッキでも考えるの?)」まなみさん「………」ネギ博士「いや、そういうのは上級のすっげぇプレイヤーの方々に任せるとして、今回の殿堂について思う事があったんだ。今回の殿堂って、実はタカラトミー内部にとってはイレギュラーなタイミングでの殿堂だったんじゃないかとね」わん太ちゃん「わん?(訳:そうなの?でも、サムライリーグが終わった後だよ。サムライリーグのデータをフィードバックした殿堂じゃないの?)」まなみさん「………」ネギ博士「ああ、確かにサムライリーグのデータは完全にフィードバックされている。かなり強いデッキタイプが決まっていると言っても、この時点での環境はいい具合に色々なデッキタイプがあって混沌としているからね。それを汲み取ってこのチョイスにするのは大変だっただろう。だが、ちょっと考えて欲しい。デュエル・マスターズの殿堂は、大きな大会の前で適用されるケースが多かったじゃないか!」まなみさん「………」わん太ちゃん「わんわん(訳:そうだね。博士、前のコラムでそんな事言ってたもんね)」ネギ博士「ああ。しかし、大きな大会が起こる気配すら見えない。ただ、スーパーデッキゼロデュエルもあるし、デュエルロードも活性化しているから、その活気をなくさないための殿堂かもしれない。だから、これだけでは理由としては弱いかもしれない。というわけで、読者諸氏には今すぐ別コロの最新号を見て欲しい。マリエルが!間違いなく!デッキに二枚以上入っているんだよ!殿堂入りが発表された直後の話なのに!」わん太ちゃん「わんわん(訳:殿堂入り前に最後の活躍をさせてあげたかったんじゃないの?)」ネギ博士「いや、待ってくれよ。「コロコロでやってたから」って事でこういった戦法を真似する子はいるだろ?ぶっちゃけ、私も初心者の頃は『コロコロで勝舞が使っていたカード=強いカード』という公式が成り立っていたぞ。そういう危険性があるのに、マリエルを二枚出してしまった。いや、出さざるを得なかったというべきかな?多分、それは今回の三種類の殿堂が突然決まってしまったものだからなんだよ!」通行人「な、なんだってー!!」まなみさん「………」わん太ちゃん「わんわん!(訳:そ、そうなの!?そっか、だからマンガも修整する時間がなかったんだね)」ネギ博士「推測に過ぎないが、恐らくそうだと思う。それでも出さざるを得なかったのは、サムライリーグの優勝デッキでも使われていた強いカードだからだろうね。ただ、急に決まった事というのは環境に与える歪みも大きい。次の追加情報では、それを修整するための処置が取られるんだと思う。もしかしたら、普通にロマネ関係かランデス関係のカードが追加殿堂かもしれないけど。ところで、まなみさんはどう思う?」まなみさん「………くー」ネギ博士「くー?」わん太ちゃん「わんわん!(訳:博士、よく見て!まなみさん、立ったまま目を開けて寝ちゃってるよ!)」ネギ博士「なんて器用な事をするんだ、この人は!いつにも増して無口だと思ったら寝てたのか!って、こんなオチがあっていいのかよ!」
Nov 7, 2007
登場人物・ネギ博士活字スキー。活字離れがどうのこうの言っている人を見ると「へー、現代人はそうなんだー」といってスルーする。・わん太ちゃん甘えスキー。コラムではしっかりしたツッコミ役だが、私生活は世界でも指折りの甘えん坊である。・まなみさん無口スキー。あまりしゃべらないのは、余計なカロリーを消費しないため、という説も。じゃあ、ご飯しっかり食えよ!ネギ博士「突然だけど、TCGに続く新しいホビーを考えたんだ。これを売り出すために協力してくれないかな?」わん太ちゃん「………」まなみさん「………」ネギ博士「ちょっとー!まなみさんはともかく、わん太ちゃんまで無口なのは何で?」わん太ちゃん「わんわん!(訳:絶対失敗するよ!)」まなみさん「…無謀」ネギ博士「おのれ!話を聞く前から人の考えを否定するのはクサレ脳みそのする事だ!この企画書を見て震え上がるがいい!」・商品名:トレーディング将棋・商品内容:普通の将棋と違い、各プレイヤーや自分の好きな駒を選んで軍団を作る事ができます。駒にはそれぞれポイントがあり、軍団を組んだ時に規定のポイントを越えるように作ってはいけません。トレーディング将棋の駒はスターターセットが一つで500円。ブースターが一つ200円です。トレーディング将棋の駒はチェスのように、台座に生物を模ったようなオブジェが置かれています。駒は塗装済みのものと未塗装のものがあり、未塗装のものは好きな色に塗る事ができます。また、レアなものはメッキ仕様です。ネギ博士「どうだ!仕事中の妄想にしてはなかなかの出来だろう?」わん太ちゃん「わんわん!(訳:こんな事考えている暇があったら、真面目に仕事しなよ!)」まなみさん「…無駄」ネギ博士「こんな事、とは何だ!これが成功してお金をがっぽり儲けてもわん太ちゃんにはおやつとか買ってあげないからな!」まなみさん「…博士」ネギ博士「おお、無駄とか言っていたけれど、まなみさんは判ってくれるのか!このトレーディング将棋の良さを!とりあえず、強い駒はドラゴンとかライオンとか強そうなのにしようと思うんだ。歩兵みたいなシンプルなのは、駒もシンプルな生物にするよ。スライムとか」まなみさん「…どこの会社で作るの?」ネギ博士「……あ」わん太ちゃん「わんわん!(訳:まったく、ネギ博士の企画なんてそんなもんだよ!企画とか言うのなら、ちゃんと考えてから出しなよ!)」ネギ博士「仕方ないな。これはこのブログを見てるかもしれないおもちゃ関係の会社の人に寄付するよ。私は企画が成功してお金が入るよりも、このトレーディング将棋をプレイする方がいいからね」まなみさん「…負け惜しみ」ネギ博士「負けてなんかないぞー!きっと、誰かがこの企画を改良してきちんとしたものにしてくれるさ!…私はやらないけどね」
Nov 6, 2007
登場人物・ネギ博士千歳飴のシーズンになると、千歳飴をくわえながら作業をする事が多い人。・わん太ちゃんネギ博士の脳内にいるわんこで、律儀なツッコミ担当キャラ。ボケに転向したら、どうなるかな?・まなみさん脳内助手で無口な少女。饒舌になった姿が想像できない。ネギ博士「11話を書くのが大変で話題にしなかったけれど、11月15日発売のコロコロで殿堂の追加情報があるんだってね」わん太ちゃん「わんわん!(訳:やっとロマネに悩まされる日々が終わるんだよ、博士!)」まなみさん「…殿堂、もしくはプレ殿」ネギ博士「甘いな。君達はその程度の事しか考えていなかったのか!これはタカラトミーによる罠だ!「ロマネオワタ、ふふふーふぅ」と気持ち悪い笑い方で喜びながら15日を待つと地獄に突き落とされるという罠だ!」まなみさん「…笑い方」わん太ちゃん「わんわん!(訳:その笑い方は気持ち悪いよ、博士。それじゃ、何のカードが殿堂入りになるの?)」ネギ博士「殿堂入りになるカードはない。プレミアム殿堂もだ」わん太ちゃん「わん?(訳:何で?じゃあ、何のための追加発表なの?)」ネギ博士「間違いない。これはクローン・バイスの制限を解除し、このカードだけデッキに二枚入れていいプチ殿堂にするんだ!これによってクローン・バイスがなくなって喜んでいたプレイヤーを地獄に落とすに違いない!そして、ハンデス好きが笑いだすのだ!」わん太ちゃん「わん?(訳:本当にそんな事になるの?)」まなみさん「…判らない」ネギ博士「まあ、クローン・バイスのプチ殿堂はただの妄想だよ。…もしかしたら、そういう事もあるかもしれないけどね。殿堂カードが追加されるならば、母なる大地とロマネスクを今すぐ!後は、強力すぎるランデスとスペル・デル・フィンを!」まなみさん「…ザーディア」わん太ちゃん「わんわん!(訳:そうだよ!ザーディアもどうにかしないと大変だよ!)」ネギ博士「うむ。全部は無理かもしれないけれど、その内の一つぐらいはどうにかして欲しいものだ。勝利父ちゃんのデッキに大地が入ってるけれど、今回ので殿堂入りしないとは限らないよね。というより、殿堂入りして欲しい。このカードに頼りすぎているデッキが多すぎてワンパターンになっている部分もありそうだ。というより、大会の上位に入るデッキには高確率で入っているんだから、そろそろね」わん太ちゃん「わん(訳:そうだね。何が殿堂入りになるかは判らないけれど、混沌とした環境にとってプラスになる殿堂だといいね)」
Nov 5, 2007
前回までのあらすじ『東京』11話を日曜日までに書くとほざいたネギ博士。書けなかったら罰ゲームが待っているのだ!しかし、彼は自らのやる気を高めるために、「書けたらわん太ちゃんとまなみさんに罰ゲームね」と言い出した!果たして二人の運命は!?というより、読者の皆さんを待たせてんじゃねーよ、という感じです。ネギ博士「書いたよ。11話。さっき公開しておいた。というわけで、何とか!ギリギリ!罰ゲームはやらずに済んだぜぃっ!」まなみさん「……ちっ」ネギ博士「何、その舌打ち!そんなに罰ゲームやらせたかったの!?」わん太ちゃん「わんわん(訳:違うよ、博士。まなみさんは博士に伝えたかったんだよ。更新せずに放っておくのは駄目だって)」ネギ博士「いや、絶対今の舌打ちは違うぞ。ほら、見てよ!まなみさん、自分で作った罰ゲームリスト眺めてるよ!しかも、『冬でもクールビズ』が入ってるよ!新潟で冬でもクールビズはつらいよ!」まなみさん「…十二話」ネギ博士「え?早く次の話を書けって?まあ、そうしたいのはやまやまなんだけど、次の話で使おうと思ったデッキに炎槍と水剣の裁が入っているから、これを別のカードに変えなくちゃいけないんだ。だから、代わりのカードが見つかるまで少しだけ待っててね。…と、見せかけて次の話はもうできてるぜ!しかも、最終話だ!」わん太ちゃん「わんわん!(訳:そんな!十二話でもう最終話!?伏線回収できるの!?)」ネギ博士「ふっ、しかもここで公開だ!見ろ!『東京』最終話!」TOKYO決闘記最終話 希望を胸に すべてを終わらせる時…!勇騎「チクショオオオオ!くらえ一本杉!ツインキャノン・ワイバーン!」 一本杉「さあ来い保持者アア!オレは実は一回シールドをブレイクされただけで死ぬぞオオ!」 (ザン) 一本杉「グアアアア!こ、このザ・時間と呼ばれる『球舞』の一本杉が…こんな保持者に…バ…バカなアアアア」 (ドドドドド) 一本杉「グアアアア」 二階堂・三ツ沢「一本杉がやられたようだな…」 四天王寺・五箇条「ククク…奴は『球舞』の中でも最弱…」 六儀・初七日「保持者ごときに負けるとは『球舞』の面汚しよ…」 勇騎「くらえええ!サウザンド・スピア!」 (ズドドドド) 球舞のメンバー「グアアアアアアア」 勇騎「やった…ついに『球舞』を倒したぞ…これで八百万八卦のいるアパートの扉が開かれる!!」 八卦「よく来たな保持者マスター勇騎…待っていたぞ…」 (ギイイイイイイ) 勇騎「こ…ここがアパートだったのか…!感じる…八卦のデュエルパワーを…」 八卦「保持者よ…戦う前に一つ言っておくことがある。お前は『球舞』のボスが九重九十九だと思っているようだが…あれは、他のメンバーの妄想でそんな奴はいない」 勇騎「な、何だって!?」 八卦「そして『ウイングス』の三人は怪我をして可哀想だったので、最寄の病院に入院させておいた。あとは俺を倒すだけだなクックック…」 (ゴゴゴゴ) 勇騎「フ…上等だ…俺も一つ言っておくことがある。球舞編の後もこの小説が続くような気がしたが別にそんなことはなかったぜ!」 八卦「そうか」 勇騎「ウオオオいくぞオオオ!」 八卦「さあ来い保持者!」 勇騎の勇気が世界を救うと信じて…! ご愛読ありがとうございました!まなみさん「…パクリ」わん太ちゃん「わんわん!(訳:これ、ソードマ○ターヤ○トじゃん!こんな終わり方は嫌だよ!)」ネギ博士「へー、やっぱり一本杉って最弱だったんだー。九十九って、他のメンバーの妄想だったんだー。病んでるなー」わん太ちゃん「わんわん!(訳:博士!)」ネギ博士「もちろんこれは冗談さ。大体、これじゃ色々な伏線が回収されてないじゃないか。とりあえず、九十九は妄想だって事が判ったけど…」まなみさん「………」ネギ博士「すんません、九十九はちゃんと出します。『球舞』の妄想じゃありません」わん太ちゃん「わんわん(訳:まったく、博士の冗談はひどすぎだよ。早く十二話を書いてよね。それから、『ブレイブ』の続きとか『DUEL OR DIE』とか…後は…)」ネギ博士「うおお!分身の術を覚えなければ無理だー!」
Nov 4, 2007
注:『東京』本編のネタバレを含む記述がありますので、ご注意下さい。ものすごく久しぶりの『東京』です。ここまで放置していた自分に嫌悪感を覚えますが、これからの更新速度で何とか巻き返しましょう。私の中では一話~十話までが第一部『保持者登場編』そして今回の十一話からが第二部『球舞編』となっています。その名の通り、これからは『球舞』がメインの話になっていきます。今回の話で何とか『球舞』が全員登場しました。といっても、リーダーの九十九は序盤で顔出し程度に出てきただけですが…。彼の存在は二部を引っ張る鍵の一つです。『球舞』の基本設定は今から三年前にできていたものでして(元々は別の小説の敵幹部の予定でした)今回、こうやって全員出す事ができてほっとしています。私が世界一彼らの登場を待っていた人間である、と言っても過言ではありません。『球舞』の中でも四天王寺五色は書いていておもしろいです。行き倒れキャラというのは、こういったライトノベルみたいな小説では結構使えると思います。さて、肝心な内容ですが、『球舞』が本格的に動き出して『ウイングス』の羽山が倒されるという衝撃的な出来事があったにしては、あまり進んでいないと思っています。とりあえず、ゆかりと赤城兄妹に面識があると判った事や、保持者達と『球舞』が出会った事で多少、物語が加速していくでしょう。ここからは、勇騎だけでなく他の保持者が活躍する話も出てきます。それぞれの保持者に合った戦略、戦術で『球舞』との対決。第二部らしい激しい戦いを、読者の皆様に提供できる時を楽しみにしております。
Nov 4, 2007
先日、いつものようにDM vault様で掲示板をチェックしていたら、気になる記事を見つけました。要約すると「デュエル・マスターズカードが公園に捨ててあった」というものです。それによって、DM好きで地球人に友好的な宇宙人でも呼ぼうとしていたのかもしれませんし、もしかしたらDM好きな悪霊やら妖怪やらを召喚しようとしていのかもしれませんが、その可能性は極めて低いでしょう(友好的な宇宙人ならともかく、DM好きでも悪霊や妖怪は呼ばないで欲しいです)。単純に捨ててあったと見るのが正しいようです。これがカードではなく、女性だったら「私との事は遊びだったのね!あんたを殺して私も死ぬわ!」と言ってさっくりやられてしまう可能性もあります。今回はカードを捨てる事について真面目に(しかし、時におもしろくないジョークを織り交ぜながら)考えていこうと思います。結論から言うと、私はカードを捨てる事は反対です。「無駄だから」とか「使わないから」という理由で捨てる事を許容する人もいるようですが、それはただ単に捨てる事が間違いではないと自分に言い聞かせているだけのような気がします。「自分の金で買ったものをどうしようと勝手」という主張があるかもしれません。ですが、それは本当に自分の金と呼べるものでしょうか?デュエル・マスターズをプレイしている主な年齢はまだ保護者の保護下におかれている年齢層で間違いないでしょう。大抵、自分で生活するための経費を稼いでいないはずです。それは元々親が働いて獲得した賃金ではないでしょうか?それを自分の金と呼ぶとは片腹痛い。少なくとも、自分で働いて金を稼いで買ったならば、簡単にカードを捨てる事はないでしょう。例え自分にとって無駄なカードでも活かす方法を考えるはずです。ただ、「親が働いた金だから、あんたの金じゃないでしょ」みたいな反論を言うのは個人的に好きではないので、今回は控えます。別の言い方をするならば「金を払えば何をしてもいいというものでもない」という事です。例えば、食事をする時はマナーが存在します。「いただきます」「ごちそうさま」を言うのは当然の事です。それは料理を作ってくれた人、食材を作ってくれた人に対する感謝の気持ちを表す最低限必要な行為だからです。「金を払ったんだから」と言って感謝の意を示さないのは無粋です。「金を払って買ったんだから、カードをどうしようと自由」と言う人は、デュエル・マスターズのユーザー、プレイヤーである以前に人として根本的に欠けている部分があると思います。では、無駄なカード、使わないカードもいずれは部屋の中に溜まる一方です。四次元ポケットでもない限り、収納スペースの問題は解決しません。収納スペースに問題のある人、もしくは何らかの事情で止むを得ずカードを手放さなければならない人のためにうまくカードを手放す方法を考える必要があります。それを考えずに「カードを捨てるのは悪い事だ!」だけ言うのはあまりにも偽善的ですからね。一番、ストレートな方法はカードの束を一山いくらかの値段で買い取ってくれるリサイクルショップやカード専門店に売りに行く事でしょう。カードが金に換わりさえすれば、そこから色々な使い道があります。カードゲームが増えてきたせいか、こういった店は探せば結構見つかります。少なくとも、DMカードに関しては嫁の貰い手がない、という事はないですね。近所にそういった店がない場合でも、ネットでそういった店を探すという手もあります。それでも見つからなかった場合や、ネットを使っていない場合は、人にあげる方法が一番いいでしょう。シャークをしろ、と言っているわけではないので、勘違いしないように。私が以前公開した『福袋デッキ』も元々は使わないカードを作ってデッキを作り、友人達に「こういった戦略があるよ。もうデッキもできてるから手にとって試してみてよ」と試供品として使えるデッキとして渡したもので、使わないカードを使ったリサイクルです。こういったデッキを使うのはカードの資産よりも知恵です。使わないカードをかき集めてデッキを作り、友人、もしくはまだ戦略のつたないプレイヤーにステップアップやヒントのために渡す事でプレイヤーの輪がさらに広がるかもしれません。『福袋デッキ』の弱点は使わないカードに使えるカードを混ぜて価値を出す事なので、使えるカードも多少手放す事になりますが。ただ、ひき肉に混ぜ物を入れて摘発されるような悪い事ではないので、うまく混ぜ物の使えるデッキを作ってみましょう。最後に。ここまで語ってきましたが、最終的にカードを捨てる事は自由です。ですが、「自分にとっていらない物を捨てた」というメリットだけが手に入るわけではありません。「物を簡単に捨てる奴だ」と見られるリスク、自分の所有物を失うリスク、物に魂が宿るならば呪われるかもしれませんしね。当然の事ですが、自由にはそれなりのリスクが伴うものです。しかし、止むを得ない事情もありますね。現に私も、とある事故でカードを数十枚濡らしてしまって再起不能にした事があります。ですが、それでも何枚かはもう一度使えるようにしました。スリーブに入れれば、一応プレイ用としては使えます(しかし、ダメージが酷すぎるのが間違っても人に差し上げる事はできませんね)。もし、あなたがカードを捨てるのならば、捨てる前にそのカードに感謝の意を示して下さい。あなたなりの最大の感謝と誠意を、目の前のカードに対して。
Nov 3, 2007
前回までのあらすじ(一部、誇張があります)日曜日までに『東京』11話を書くとほざいたネギ博士。それに対してわん太ちゃんは冷静かつ厳かに「日曜日までに11話を書けなかったら罰ゲームね」と死刑を告げるような口調でとんでもない事を宣告した。そして、その様子を無言で見守るまなみさん。その口に秘めた密やかな笑みには何かの策があるのか!?そして、ネギ博士は罰ゲームから身を守る事ができるのか!?ネギ博士「そんなこんなで土曜日ももう終わりそうだね。「冬でもクールビズで過ごせ」とか「変なテーマで短編小説を書け」みたいな出来るか出来ないか微妙な罰ゲームが来なくて良かったよ。とりあえず、今回のルール確認をしてみようか。・日曜日までに『東京』の11話を発表これが基本ルール。日曜日までって事は、とりあえず明日のうちに発表すればいいわけだから、明日の11時59分くらいに発表ってのもギリギリ大丈夫だよね」わん太ちゃん「わんわん!(訳:でも、発表する先のDM vault様のサーバーが偶然その日に限って落ちてたとか、ネギ博士に何かのアクシデントがあったとか、そういう事故のせいで発表が遅れても罰ゲームだからね!)」まなみさん「…楽しみ」ネギ博士「何だ、その微笑みは!まるで、罰ゲームが確定しているみたいじゃないか!とりあえず、今回からの追加ルールを。・間に合った場合、わん太ちゃんとまなみさんに罰ゲーム人に罰ゲームをしろって言うんなら、自分が罰ゲームを受ける事も覚悟しているよね?」わん太ちゃん「わんわん!(訳:ええーっ!それはひどいよ!)」まなみさん「……上等」わん太ちゃん「わんわん!(訳:そんな勝手に決めないでよ。僕は罰ゲームなんかやだよー!)」ネギ博士「見苦しいぞ、わん太ちゃん!どうやら、まなみさんは全力で私を邪魔するつもりらしい。ふっ、甘く見てもらっては困るぞ、まなみさん!私はこう見えても数年前に徹夜して一日『東京』の約四話分はある小説を書き上げた事があるのだ!今回もその必殺の集中状態が発動すれば『東京』11話くらい楽勝だ!」わん太ちゃん「わん(訳:うぅ、罰ゲームはやだよー。でも、博士がやる気になってくれたのはいい事かな。『東京』11話はどんな話になるんだろう?僕も楽しみだな)」
Nov 3, 2007
登場人物・ネギ博士甘いもの好き。このコラムを書いている人。・わん太ちゃん甘えん坊。ネギ博士の脳内にいるわんこ。・まなみさん甘くない人。脳内助手。ネギ博士「いやー、甘い物を食べるのはいいね~。気分が安らぐよ」まなみさん「…11話」ネギ博士「へ?11話?何の事?」わん太ちゃん「わんわん!(訳:甘い物を食べてる場合じゃないよ、博士!早く『東京』の11話を書いてよ!)」ネギ博士「やべぇ!完全に忘れてた!まあ、忙しいのもある程度収まった事だし、日曜日までに書き上げるとしよう。絶対に書いてみせる!」まなみさん「…本当?」ネギ博士「本当だとも」まなみさん「…じゃ、遅れたら罰ゲーム」ネギ博士「ええっ!ちょっと待って!」わん太ちゃん「わんわん(訳:というわけで、ネギ博士が『東京』の11話を日曜日までに公開できなかったら、罰ゲームをやります。罰ゲームの内容はこのブログを読んでくれている皆さんの罰ゲーム案を採用したいと思います)」ネギ博士「ひええっ!罰ゲームって言ってもできるのだけだからね!「世界から争いと憎しみを失くせ」とか「新世界の神になれ」とかできないのは駄目だからね!」まなみさん「…楽しみ」ネギ博士「何うれしそうにしてるのさ、チクショー!こうなったら、わん太ちゃんとまなみさんにさせる罰ゲームも同時に募集してやる!」
Nov 2, 2007
登場人物・ネギ博士このコラムを書いている人。『酒を与えないで下さい』という注意書きが貼られている事はここだけの秘密である。・わん太ちゃんネギ博士の脳内にいるわんこ。『えさを与えすぎないで下さい』という注意書きが貼られている。・まなみさん脳内助手で無口な少女。『部屋に一人で放置すると、ずっとそのままの姿勢で動かないので放置しないで下さい』という注意書きが貼られているが、本人は何とも思っていない。ネギ博士「突然だが、疑問に思っている事がある。バザカジール・ドラゴンとサウザンド・スピアが再録されないのは何故だろう?」わん太ちゃん「わん?(訳:昨日に続いて今日も再録の話なの?)」まなみさん「…ネタが、尽きてる」ネギ博士「違う!ネタがないんじゃないぞ!どちらも優秀で好きなカードなのに、再録の機会がなくて困っているんだよ。サウザンド・スピアは小型除去にものすごく効果的だと思うんだ。4000までっていうのが大きいし。バザカジール・ドラゴンは手札に戻るっていうのが癖が強いけれど、使いこなせば非常に便利だ。どっちもペトローバ対策になるカードだし」まなみさん「…逆恨み」わん太ちゃん「わんわん(訳:博士はペトローバにひどい目に合わされる事が多かったからねー)」ネギ博士「そんなこんなで昨日に引き続き、今日も再録とかそういった類の話ザンス。今日のテーマは『ベストチャレンジャー2が出るんだったら、どんなカードを入れて欲しいか?』だよ。ベストチャレンジャーは非常に好きなセットなんだけれど、チョイスで少し納得できない点もある。というわけで今回は、「基本に忠実」「シンプルで初心者でも使いやすい」「上級者も納得」の三つをうまく内包しているようなカードを探して、ベストチャレンジャー2の妄想をするよ!」まなみさん「……妄想」わん太ちゃん「わん(訳:結局、妄想止まりなんだよね)」ネギ博士「時代は多色デッキ。というわけで、聖拳編をベースに色々なカードを詰め込んで140枚のセットを作るといいと思うんだ。聖拳編第1弾のカードは強いカードがたくさん揃っていたけれど、キラカードの中には「これはちょっと勘弁して下さい」っていうのもあったから、それを抜いて外れなしのチョイスにするとおもしろいかも。というわけで、再録希望カードその1『無頼聖者スカイソード』。マナもシールドも両方増やすのは長期戦に持ち込むのに非常に有利だ。シンプルで強いんだけれど、これが再録にならない理由はどこにあるんだろう?再録希望カードその2『悪魔聖霊バルホルス』。スーパーデッキゼロも出たんだから、相性がいいこのカードが再録されてもいいと思うんだよね。重いから使いこなすのがちょっと難しいかもしれないけれど、そこは練習してテクニックを磨いて欲しい。マンガにも出てたんだし、新イラストで再録されたら人気が出そう」わん太ちゃん「わんわん(訳:レインボーカードばかりだね。単色のカードはどうかな?)」ネギ博士「そう来ると思って選んでおいたぜ。再録希望カードその3『ダブルソード・レッド・ドラゴン』を!」わん太ちゃん「わんわん!(訳:大きくて能力もおもしろいドラゴンだよね。でも、使いこなすのは少し大変じゃない?)」ネギ博士「そうかもね。だから、これだけは趣味で選んだよ!」まなみさん「…身勝手」わん太ちゃん「わんわん!(訳:もう博士ったら!)ネギ博士「はっはっは。まあ、冗談は措いといて、ベストチャレンジャーみたいな基本セットってかなり重要な役割を持っていると思うんだよ。コロコロドリームパックみたいに強いカードばかりを再録しているパックの方が当然魅力的だけど、ベストチャレンジャーならばデッキ作りの基礎が判るし、基本的で地味ながらも長い間多くのプレイヤーを支えてきた使えるカードも多く入っている。バランスがいいんだよね。よく考えられているんだ。ただし、やっぱりこれだけでデッキを作るには弱いから、ベストチャレンジャー2が出るならば、強いカードも多く入れて欲しい。多分、アクセルだとかサイレントスキルみたいなその弾やそのシリーズ限定の特殊能力がついたカードは再録されないかもしれないけれど、それ以外のシンプルな能力のカードは再録されるチャンスがあると思う。ユーザーにアンケートを取ってそのデータを元に構成してくれるとうれしいよね」まなみさん「…基本、大事」わん太ちゃん「わんわん(訳:博士にしては結構まともな意見だね)」ネギ博士「ああ、私はいつだってまともさ。アンケートがあったら毎回『ベストチャレンジャーみたいな基本セットをまた出してください』って書いてるし。今回の記事で、「強くて、生産停止になりにくい基本セットが欲しい」と思った人は是非、何らかのアクションを起こして欲しいと思う。いい基本セットはきっと明日の新規プレイヤーの武器になるはずだから」
Nov 1, 2007
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