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寒い。寒いよパトラッシュ。(略)ちょっとありえん寒さだ。くそっ、地球温暖化なんて絶対嘘だ。多分なんか自然守ろう会みたいな奴らが温暖化してるって言っておけば、みんながちょっとは、自然に優しくなると企んでいるんだ、絶対。「野ブタ。をプロデュース」 より。・・・・・・・ほんとうに、ちょとありえん寒さだ。イギリスにいる娘が「こちらは最低気温がマイナス2度」とメールでいってたとき、「マイナス2度ってどんだけ~~!!」と思っていたが、今日の姫路の最低気温はマイナス5.6度だそうだ。雪国の老人が雪と闘っている姿を見ると、気の毒でしかたがない。街で職のない若者と雪国の老人。国の対策でなんとかならないのだろうか・・・。■1月に見た映画■1■白いリボン■1.5(友人と)2■バベットの晩餐会■1.63■シチリア!シチリア!■1.64■人生万歳!■1.65■バーレスク■1.12(夫と)6■シュレック フォーエバー■1.15(孫のちゅん太と)7■ソーシャル・ネットワーク■1.198■しあわせの雨傘■1.27 映画「バベットの晩餐会」があまりによかったのでDVDを買ったつもりが本だった。_| ̄|○■書きのこしたネタ■*椅子*緑被率■過去の書き残したネタ■*諫早湾*年末雑感*孤族*自己責任論*「蒼穹の昴」(黄色)(東西)*ラパン・アジル*トカイナカ*ヴィクトリア&アルバート館*チューブとメトロ*メトロのすり*二つの風車*リトルベニス*ヨーロッパの家はなぜきれい?*「ゲゲゲの女房」*鳩山元首相の発言*腰痛*「北極星」*うつぼ公園*10年前の雑誌*アルミ缶エコ*「庄原の旬だより」*和歌山のアメリカ村*古物(ゆたんぽ)*広島の公園の植生*江戸時代、和歌山の防災意識*新しい植物のメンバー*南禅寺界隈の別荘群*子供と春の花と桜*ケチな近鉄・・・吉野の桜*井上ひさし・・・面白いものを書く=松本清張*「ゲゲゲの女房」昭和30年代。貸本屋、方言*琵琶湖湖岸の風景*瀬田の町で見つけた小さな川*川辺に咲く菜の花*桜*インテリアのページ*近所で見つけた古いものたち*冬のオリンピック(フィギアスケートの採点)*京都芸人ネタ*友人の病気*西谷祥子の漫画*湯浅誠氏*お守りブローチ*病院食・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★2011年1月31日*トリビアの井戸:信楽(しがらき)の狸/トリビアの井戸:日本初の紙幣 *・・・・・・・・・・・・・・
2011.01.31
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南海泉大津駅も「エコ」発車。 25日から太陽光発電稼働 する。南海電鉄は24日、泉大津駅(大阪府泉大津市旭町)で太陽光発電システムの設置が完了し、25日から稼働すると発表した。来年夏には雨水利用システムも取り入れる予定で、同駅は環境に配慮した「エコステーション」として生まれ変わる。南海の太陽光発電システム導入は泉佐野駅に続き2例目。泉大津駅は現在高架化が進められており、下りホームの屋根に太陽光パネルを設置。年間発電量約7万1千キロワット時を見込み、同駅で使用する年間電力量の1~3割をまかない、年間約25・5トンの二酸化炭素の排出を削減するという。平成24年夏ごろには、南海の駅では初めて雨水利用システムを導入し、トイレの洗浄水として使う予定という。■産経新聞■2011年1月25日 高速道路の料金値下げや、無料化実験など、車にやさしい政策を出さないで、こういう所に補助金を出して欲しい。もし、日本中の駅がこのようにエコステーションになれば、どれほどの二酸化炭素の排出を削減出来ることだろう。今年の5月、大阪駅がリニューアルするが、環境に対する取り組みはどうなっているのだろうか?●写真は、パリの北駅に止まるユーロスター。・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★2011年1月29日*ごを焼きて 手拭あぶる 寒さかな /トリビアの井戸:コナモン文化*・・・・・・・・・・・・・・
2011.01.29
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■しあわせの雨傘■♪音が出ます!色とりどりの傘があれば、人生の雨もまた楽しい。1977年。スザンヌ・プジョー(カトリーヌ・ドヌーヴ)は、朝のジョギングを日課とする幸せなブルジョワ妻。雨傘工場を運営する夫・ロバートは「お前はオレについてくればいい」と典型的な亭主関白タイプ。そんなロバートが心臓発作で倒れ、スザンヌはロバートの後任として工場を切り盛りすることに。このことがきっかけで彼女の本能が目覚め始める――。『8人の女たち』のフランソワ・オゾン監督とカトリーヌ・ドヌーヴが再タッグを組んで贈るフレンチ流女性讃歌。 カトリーヌ・ドヌーブ、現在、60代後半。■クリスマス・ストーリー■■隠された日記■とたて続けに主演している。もちろん、年で往年の美しさはない。しかし、上の2本とも、彼女がいてこそという存在感があったが、「しあわせの雨傘」は、彼女でなくては成り立たないというくらいのはまり役だ。かつて、美しかった女性が、しわやたるみで、その美貌は衰えていく。体つきも、ぼってりと中年丸出し。心も体もまるい女性。夫の言うままに過ごしてきた30年が彼女をそうしてしまった。そんな彼女が目覚めたという映画だ。原題は「飾り壺」というらしい。雨傘工場を切り盛りし、自信をつけたスザンヌ(ドヌーブ)は、飾り壺でも中身もある、飾り壺、きりっとしたいい女になるだろうと希望する。映画のポスターやスザンヌの家など、淡くカラフルな色が使われていた。映画が進むにつれ、スザンヌの思わぬ一面も見られる。・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★2011年1月27日*刃柄(はつか)を祝う*・・・・・・・・・・・・・・
2011.01.27
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子どもの頃、村の子どもたちは、ウサギを飼っていた時期があった。父に家の軒下に小さなウサギの小屋を作ってもらって、私もウサギを数匹飼っていた。子ウサギは、1年もすると大きくなり、子どもを産むこともあった。数匹のネズミのような小さな産まれたてのウサギを親と一緒に育てた。餌は、大根の葉などを食べさせたが、足らないので私が草をとりに行った。学校から帰ると、真っ先に、籠を持ってウサギの餌となる草をとりに行く。ウサギが喜ぶと聞いていたのは、レンゲ、クローバなど。その他にも、マメ科のカズラの葉を採ってかえった。学校から帰ると遊びたいという誘惑に負けて、ウサギの餌を採りに行かない時もよくあった。そんな時は、父が大声で怒った。「ウサギの餌を採りに行け!」父は、ウサギを飢え死にさせるつもりか怒っているのだった。私は慌てて、籠をもち、草をとりに走った。雨が降りそうな時に遊んでいる時も怒られた。ウサギに雨に濡れた草を食べさせてはいけないというので、雨の降る前に草を刈り取っておかないといけないからだ。そんな思いをして1年間育てたウサギを、子ウサギを残して、村に来た商人に売った。彼は、私以外の子どもからもウサギを買っていた。売れたわずかなお金は、私のこづかいとなった。この日から、また子ウサギを育てる日が続く。こうして、数年、私はなんの疑いも抱かずに、ウサギを育てていた。あのウサギたちは、毛皮として売られていたのだろう、と今頃になって思う。 昭和30年代の前半、村には、ウサギの毛皮を身にまとった、人間などいなかった。みんな、着ものを縫い直して、ちゃんちゃんこや、綿入れにしたもの、何回も編みなおしたセーターで寒さをしのいでいた。■父の麦わら帽子■■ウサギネタ■■毛皮は必要ですか?■・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★2011年1月26日*左義長/父の麦わら帽子:目次*・・・・・・・・・・・・・・
2011.01.26
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★午前十時の映画祭・青の50本★豊かで、贅沢な朝の2時間を。1年間、たっぷりお楽しみください。全国の映画ファンの投票をもとに、」1950年~70年を中心とする映画の黄金時代に生まれた数々の作品の中から、特に素晴らしい傑作娯楽映画50本を選び出し、その全作品をオリジナルニュープリント。1年間にわたり全国25の劇場で連続上映いたします。それが、「午前十時の映画祭 何度見てもすごい作品50本」です。今も色あせない感動を、ぜひこの機会にスクリーンでお楽しみください。料金も感動の1000円(学生500円)。一日の中のたった2時間を、人生の中のたった1年を、映画とともに過ごしてみませんか。★★期間★★2010年2月6日(土)~2011年1月21日(金)毎朝10時開映★★劇場★★■あ行■■甘い生活■アメリカン・グラフィティ■E.T. 20周年アニバーサリー特別版 ■麗しのサブリナ■エイリアン■大いなる西部 ■か行■■風と共に去りぬ■華麗なる賭け ■がんばれ!ベアーズ■キャリー ■禁じられた遊び■汚れなき悪戯■荒野の七人■荒野の用心棒■ゴッドファーザーPARTII ■さ行■■サウンド・オブ・ミュージック ■さよならをもう一度■サンセット大通り■ザッツ・エンタテインメント■シェーン■シザーハンズ■シベールの日曜日■シャレード■情婦■素晴らしき哉、人生!■007/危機一発(ロシアより愛をこめて)■卒業 ■た行■■ダーティハリー■タクシードライバー■月の輝く夜に■ディア・ハンター ■ディーバ ■友だちのうちはどこ? ■鳥■ドクトル・ジバゴ ■な行■■ナバロンの要塞 ■は行■■ハスラー ■バック・トゥ・ザ・フューチャー ■バンド・ワゴン ■昼顔■フレンチ・コネクション■ブラック・サンデー ■ま行■■M★A★S★H マッシュ■真夜中のカーボーイ■道■ミツバチのささやき ■や行■■ヤング・ゼネレーション■夜の大捜査線 ■ら行■■レベッカ■ロンゲスト・ヤード ■「午前十時の映画祭」に続き■今年も「午前十時の映画祭2★青の50本」が上映される。昨年の50本は「赤の50本」として、映画館を変えて上映。■午前十時の映画祭★赤の50本■■裏窓■■アマデウス■■バベットの晩餐会■・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★2011年1月24日*目出度いもの:ナンテン(南天) *・・・・・・・・・・・・・・
2011.01.25
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(写真・京都植物園) 大阪最後の一等地とされるJR大阪駅北側の貨物駅跡地(北ヤード)の2期開発区域(17ヘクタール)について、大阪市も「緑地構想」を軸に検討に入る。前大阪大学総長らが14日にも開発計画をまとめる平松邦夫・大阪市長に独自の緑地構想を提言し、市長もこれを受け関係機関との調整を本格化させる。市はサッカーワールドカップの誘致失敗でスタジアム構想が頓挫しており、事実上の方針転換になる。 新たな提案「UMEDA GREEN」は、北ヤード開発の総合アドバイザーも務める宮原秀夫・前阪大総長のほか、堀井良殷(よしたね)・大阪21世紀協会理事長、企画プロデュース会社「スーパーステーション」の野村卓也社長らがまとめた。2期区域を広大な緑地にした上で先端企業や大学の研究施設、ホールなどの環境配慮型の文化創造拠点を設ける。 (写真・近江八幡の堀)緑地には、かつてこの地にあった梅田運河の船着き場も再現する。 北ヤードは鉄道建設・運輸施設整備支援機構が保有しており、売却益は旧国鉄の債務返済に充てることになっている。ただ提言では、大阪市が政府に働きかけ、超長期の賃借契約や安価での払い下げを求めている。 ■朝日新聞■2011年1月13日(写真・京都・北野天満宮) 実は、この北ヤード、「UMEDA GREEN」とう案が出る20年前から、緑にして欲しいという市民団体があった。大阪には、いろいろな施設がある。ないのは、緑だけと、その時のチラシで言ってた。私は賛同して、頑張れと応援していたけど、無理かなとあきらめかけていた。しかし、やっと現実になるらしい。嬉しい!!私の希望する北ヤードを書いておこう。*水と緑の溢れる場所。*施設はなるべく、必要最小限に、エコなものを。*樹木は果実のなるものを。*運河は、川とつないで、地震などの時の道とする。*地震や災害時の時、多くの人を受け入れることが出来ること。*北ヤードの名称を勝手につけないこと。*野草摘み、水浴び、栗拾いや、凧上げ、など四季折々の楽しみが出来ること。ああ、もっと沢山ある。開発委員にしてもらいたい!!■梅田北ヤード■■ゴリモンな日々■・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★2011年1月23日*なぜ雨や雪は「こんこ」と降るのか。/ぽっち*・・・・・・・・・・・・・・
2011.01.23
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■ソーシャル・ネットワーク:あらすじ■天才、裏切者、危ない奴、億万長者反抗的な性格の持ち主ながら頭の回転が速く天才肌のマーク・ザッカーバーグはある日、ハーバード大学内で注目を集めるため、親友のサベリンとある計画を立てる。インターネット業界伝説の男、シアン・パーカーに導かれ、2人が始めたソーシャル・ネットワーキング・サービス「Facebook」はアイヴィー・リーガーたちの絶大な支持を受け、やがて社会現象を巻き起こすまでに! 彼らは一躍有名になったが、気がつくと人間関係という直接的な愛憎の渦に巻き込まれていた…。世界最大のSNSサイト「Facebook」創始者の真実を描いたストーリー。ソーシャル・ネットワークってなにっという方も、mixiはご存知なのではないだろうか。私は、mixiでお世話になっている。そのプログラムを開発ぎたのが、主人公のマーク・ザッカーバーグだ。★ものスゴイ勢いでまくしたてる。★酔った勢いで、あっという間にプログラミングを書く。★高校時代に開発したプログラムは、マイクロソフトに無料であげた。★彼と同じハーバード大学の女子大生の比較をするためには、難しい数学の式ののっとって決める。★服は、まったく無頓着。などなど・・・。うーん、天才ってこんな人のことをいうのか・・・という感じ。彼の脳には、ものすごい勢いで物事が動いていて、それを表現するために、早口になるのが分かる。彼が趣味で開発したプログラムは、大金を生む。真冬でも半ズボンをはいたり、仕事場でも、ラフなスタイルで仕事は趣味の延長のよう。欲はないのに、20代になるかいなかで、億万長者・・・。凡人の私とは遥かにかけ離れた生活をしているのだけに、元恋人、エリカに対する思いが微笑ましい。かつて、神様のように言われていた、ビル・ゲイツが過去の人扱い・・・。時代は変わっているんだなと思う。あっという間の2時間!!おもしろかったー!!◎もっとよく知りたい人にオススメの本◎■26歳の天才、マーク・ザッカーバーグの実像フェイスブックの若き天才CEO(最高経営責任者)、マーク・ザッカーバーグ。彼が掲げる「フェイスブックで世界をもっとオープンな場所にする!」という揺るぎないビジョンと魅力に、ハーバード大の仲間やシリコンバレーの起業家、ベンチャーキャピタル、大企業の経営者たちが次々と吸い寄せられる。プログラマーはザッカーバーグとともに徹夜でサービスをつくり、ナップスター創業者のション・パーカーは入社し、マイクロソフトのスティーブ・バルマーCEOやヤフーはどうにかして買収しようと、躍起になる。提示される買収金額は8億ドル、10億ドル、20億ドル、150億ドル…と飛躍的に増えたが、それでもザッカーバーグはフェイスブックを売らなかった。本書では、26歳の天才CEOの成功と苦悩、そして野望を生き生きと描き出す。■グーグルを脅かす巨大サービス「facebook」の威力フェイスブックのユーザー数は5億人を超え、毎月5%と驚異的なスピードで成長している。すでに世界中で、個人や企業、政治家のコミュニケーションツールとして、企業のプロモーションツールとして、駆使されている。ユーザーはフェイスブックに夢中になり、平均で毎日1時間弱も利用している。世界各国の事例とともに、ソーシャルネットワークの雄、ネットの巨人グーグルを脅かす存在と言われるフェイスブックの威力を紹介する。・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★2011年1月21日*骨正月/数字がつくる言葉*・・・・・・・・・・・・・・
2011.01.21
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■シュレック フォーエバー:あらすじ■最強の敵、最大の危機、これにて最終章子にも恵まれ平和な毎日を過ごすシュレック家。しかし、シュレックは怪物としてのかつての自由な日々を懐かしんでいた。そんな中、「遠い遠い国」の王の座を長年狙っていたペテン師の魔法使いランプルスティルスキンから「1日だけ入れ替わろう」と持ちかけられ、すっかり彼の罠に陥り、契約書に署名してしまう。するとシュレックは別の次元の「遠い遠い国」へ投げ込まれ、代わりにランプルティルスキンが王として君臨することに。シュレックはフォオナ姫と遭遇することも恋に落ちることもなく、友達もいない孤独な生活を過ごすことになるのだが…。 年末、足を骨折した7歳の孫を楽しませるためで、私ひとりだったら、絶対に行かない映画だ。アニメ映画は、それなりに見ているし、好きな時もあるが、これは好きになれなかった。なにが好きになれなかったというと、やはりキャラクターの不気味さ。主人公は怪物だから、かわいさがないのだ。それにシュレックの声がダウンタウンの 浜田雅功で、完全な関西弁。本当にいいのか、これで・・・。まあ、そんな中でも可愛らしいキャラクターもいた。それは、長靴をはいた猫。しかも、まるまると太った。あと、魔法使いのランプルスティルスキンの「お怒りカツラを持て」なんて場面によってカツラが変わるのがいい。ランプルスティルスキンの声の劇団ひとりは、ピッタリだった。彼は、この後、吹き替えのオファーが来ると思うほど。孫ははじめて見る3Dに興味しんしんだった。■おまけ■実は、フィオナに似ている女性を知っている。・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★2011年1月19日*仕舞う*・・・・・・・・・・・・・・
2011.01.19
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阪神大震災が近くなると、必ず、地震がらみのニュースが放送されるが、最近見たテレビで、耐震性を考えて、木造校舎を取り壊し、コンクリートにしているというニュースがあった。ちょっと待って!!耐震性というだけで、木造校舎が味気ないコンクリートになるのは、もったいない!!それに、コンクリートが木造より強いのなら、なぜ奈良や京都の寺院は何百年も残っているのか?■木造校舎のメリット■かつての木造校舎は、近代化とともに昭和40年代あたりから、急速に鉄筋校舎に建て替えられていきました。ところが、最近、校舎を新築するときに木造校舎にする学校が再び増えてきているそうです。その理由のひとつには、木という素材の持つ優しさやぬくもりが見直されてきたということがあるようです。愛知教育大学家政学教室研究が行った「木製の机や椅子が導入された授業中の子どもの様子」という調査によると、それ以前に比べて物事に熱心になり、あくびが減ったり、だるそうでなくなったりすることが明らかになっています。確かに、光沢あるあめ色の木の床に机を並べ、ほのかにヒノキの香り漂う中で過ごしたりできれば、ストレスも減り、勉強にも身が入りそうな気がしますよねー。木造校舎に限りませんが、木の家のメリットは以下のようなものがあります。 1. 健康:安全、安心「木工の家病気知らず」という言葉があるほど、木は健康に良い影響を与えます。2. 快適:気持ちがいい/断熱/通気/調湿木の香りが心地よいことは誰もが認めています。断熱性、通気性と調湿性を兼ね備えており、夏涼しく冬暖かい家になります。3. 安全:丈夫で長持ちあまり知られていませんが、木は鉄やコンクリートよりも強い素材です。耐久性も抜群で、法隆寺をはじめ日本の伝統建築は千年以上の寿命を保っています。4. 利便性:手入れの手間が苦でないたとえば、スギは「曲がる」「反る」と言われることがありますが、乾燥させた無垢の木は反りも少なく若干手がかかる程度。5.デザイン:見た目も美しい自然な色(※参考 一般社団法人天然住宅(外部リンク)発刊「ココロもカラダもよろこぶおウチ」) 木造校舎が消えるのと、荒れる子どもたちは、同じ時期だったような気がしてならない。震災に強い木造校舎は出来ないことではないと思う。・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★2011年1月17日*父の麦わら帽子:恋は遠い日の花火ではない・・・。/ヤレボー*・・・・・・・・・・・・・・
2011.01.17
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会社で仕事中に、取引さ先の社員が、ぜんざいを運んでくれた。この会社の社長が厄年で、その厄落としのため、社員はもとより、知り合いに、ぜんざいをふるまってくれるというのだ。夕方5時過ぎ、私が一人で事務所にいると、近くの会社の社員さんが、アンコロ餅、あん入り餅、それに、赤飯を持ってきてくれた。彼女も取引先の人にもらったそうだ。私は、赤飯のみもらって帰った。 この時期、関西では振る舞いぜんざいや小豆餡の饅頭を配ったりして厄除けとする風習がある。ぜんざいの小豆の赤い色が邪気を払うと信じられたからだそうで、他に赤飯やまんじゅうはその表れ。以前は、毎年、鏡開きの日にどこかでぜんざいを炊いていた。厄年の人が自分の厄をぜんざいを配ることで、分散するというのが、もともとの意味だと聞く。しかし、ここ数年、いや十年以上、見かけなくて、そういう風習も廃れたと思っていただけに、ビックリしながらも嬉しかった。私は昨年、体調が悪く、母も死んだ。その上、年末には、孫が足を骨折。人の厄を請け負っている場合ではないが、ぜんざいも赤飯も、ありがたくいただいた。・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★2011年1月15日*♪とんどのワラをおくれんか *・・・・・・・・・・・・・・
2011.01.15
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■バーレスク:あらすじ■この声で、夢への扉を開けてみせる。歌手になる夢を追いかけているアリ(クリスティーナ・アギレラ)は、ロサンゼルスにあるバーレスク・クラブで働き始める。そこは、セクシーなダンサーが毎夜ゴージャスなショーを繰り広げる、大人のためのエンターテインメント・クラブである。女性オーナーのテス(シェール)のもと才能を開花させたアリは、その抜群の歌唱力と突出したダンスの才能で人気を博し、クラブも大盛況を極めていく。 この映画の見どころは、二人のディーバ(歌姫)の競演といわれている。その二人とは、クリスティーナ・アギレラとシェール。アギレラが歌手を夢見る女の子・アリ役でシェールは、クラブのオーナー兼歌手・テスという役どころ。偶然入ってクラブで歌い踊るテスに感激して、店で働くことになったアリ。ある日、ダンサーとして、舞台にたったアリは、同僚の嫌がらせで、曲が流れなくなる。カーテンは下ろされかけ、帰ろうとする客も出てくる始末。その時、アリは歌いだす。その声を聞いたテスは、思わず、「カーテンを上げて!」と言う。あの場面は、感動して涙が出てきた。アメリカの一流の歌手って、スゴイ!! また、テス役のシェール、なんと御歳、60代というから驚く。それに、独特の存在感ですっかり、はまってしまった。彼女は、映画「月の輝く夜に」の主役で出ている。1980年代の映画だが、今年、再上演が決まっている。楽しみだ。・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★2011年1月13日*謎は解けた!!14日のトンド・テンピツ *・・・・・・・・・・・・・・
2011.01.14
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毎年1月14日の夜に、備後北部で行われとった行事で、この日のことを「トラヘイ正月」とよんどった。夜になると、子どもたちがわらで作った馬や「わらすぼ」を手にして、集落の家々をまわり、玄関や縁先にそーっと置いて、「トラヘイ!トラヘイ!」と声をあげて、物陰に隠れるんよ。そしたら家の人がわらで作った牛や馬をもらい、「わらすぼ」へ餅や米、麦、豆なんかを入れるんじゃと。これを見て、子どもたちが「わらすぼ」を持って逃げるんよ。その時、家の人たちが水をかけたりして子どもたちは突破せにゃあならんのよ。わらで作った馬や牛は、繁盛を意味する縁起物として床の間に1月20日まで飾られ、牛馬安全五穀豊穣を祈るんじゃそうな。今では口和地区のみ、この風習が続いとるそうな。1月14日の夜は窓をあけてみんさい。冷たい風とともに口和の方から「トラヘイ!トラヘイ!」と子どもたちのかわいい声が聞こえてくるかも・・・。広島県の庄原という所に行った時、「道の駅」で偶然見つけた、「しょうばら里山の旬だより」という小冊子。伝統の食事や諺の数々・・・。小粒ながらにピリリと辛いこの冊子、気に入りました。一年かけて紹介します。■里山の旬だより■・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★2011年1月13日*謎は解けた!!14日のトンド・テンピツ *・・・・・・・・・・・・・・
2011.01.13
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■人生万歳!:あらすじ■これぞ、ハッピー・エンディング偏屈な人間嫌いの物理学者・ボリス(ラリー・デヴィッド)は、豊かで優雅な上流階級の暮らしを捨てて、ボヘミアンな生活を始める。ある日南部から来た家出娘・メロディ(エヴァン・レイチェル・ウッド)を親切心から家に招き入れたことで、2人は意気投合。年の差を越えて結婚する。ある日、2人の前にメロディの母親が現れ…。ウディ・アレン監督の記念すべき40作品目を飾るロマンティック・コメディ。 監督がウディ・アレンということで、期待して見に行ったが納得のいかないことばかりだった。いくら元量子力学のノーベル賞候補だといっても、見かけも悪いし貧乏なオジサンに、親子ほども年の離れた若い女の子が結婚をするなんて、納得がいかない。いくら、南部の田舎町といっても、インターネットやテレビの普及した現代には、NYとの格差がそんなにあるとは思わない。なのに、南部出身のメロディの母親は、女性の生き方としてこれまでと180度違った人になるというのは、不可解だ。「ウディ・アレン」というブランドだけで選んだ私、反省。■追記■メロディの両親の考え方が少し古臭いと思っていたら、この脚本は、70年代半ばに書かれたものだという。どうりで・・・。■ここ■参考■それでも恋するバルセロナ■ウッディ・アレン監督。・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★2011年1月12日*田打ち正月/成人式今昔*・・・・・・・・・・・・・・
2011.01.12
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■天地 はるな様■おとな、おとな、やっぱり、はるなさんは「おとな」です。そう、怒るなら、あの体育館ですよね。見るたびに、こっちが恥ずかしくなってきて、思わず見て見ぬふりをしてしまいます。自分の収めた税金が自分の納得することに使われてたらいちばん!なのですが。そしたらあそこまでスバラシイ趣味の建物は建たないと思うんだけど・・・。 今日、味噌を仕込みました。口にしてきたわりには作ったことがないという、典型的な「きょうび(いまどき)の子」なのです。私にとって「糠床」はペットであり「秘密の小箱」。何が入ってるかお楽しみなのです。大根のシッポだったり、キャベツの芯だったり・・・。「糠漬け」ってホント、エコロジーだと思いません?今日から「味噌」もマイペット。でも、近所のおばちゃんたちは、私のことをケチと思ってるようです。まあ、「糠漬けも作るえらいきょーびの子」とも思ってはくれるのですが・・・。私のポリシーは「納得プライス」。自分にとって納得のいく値段だったら、高かろうが、安かろうが買ってしまいます。もちろん、値がはるものは、よくよく考えて、時間をかけて。学生の頃から「チープシック」が好きだったのですが、年齢と共にますます「安物」買いに拍車がかかっています。一応、そればかりではなく、カシミアのストールをその「安物」に合わせたりして、自分では「納得」のいくおしゃれをしているつもりで、悦に入ってはいるのですが、大人のムード漂う「コンサバ」にはほど遠く、悲しいかな、もっぱら「カジュアル系」ばかり。ドレスアップして出かけて行く機会がめっきり減ってしまったのもあるのですがそれにしても、ちょっとなー。うーん、これは問題だ。 はるなさんが、よくおっしゃる「ハレとケ」。 今の私に必要なのは「ハレ」。お正月くらい、ちょっと「ハレ」の装いをしてみるか!とは言え、もともと、「お正月だからなんとか~」という気持ちは皆無。職業柄、お正月も何もあったもんじゃなかったのも手伝って全然、日本人らしくないのです。初詣もキライ、おせちもキライ、年賀状もキライ、好きなのは、お年玉だけ。なんてオキノドクな日本人。でも、なんでキライなのか、ただ今、原因を模索中。「スキキライ」って不思議。瞬時に、そして無意識に自分で判断しているんですから。そしてその「スキキライ」が個性なのかも。最近、「スキキライがはっきりしてるねー」と言われたのですが、もともと、あやふやな私は、宙ぶらりんなことが多く、自分の意志をはっきりと言わないことが多かったので私にとってそれは新鮮なおコトバでした。自分の意志を主張して気まづくなるよりは、黙っているほうがいいやと思っていたのです。でも、それって「つまんない」ことが分って、ここ最近の私は「言いたい放題」。そして案の定、最近ある人かに「ウルサイ女」と言われ、しばし落ち込んでいたのですが「それが本来のじぶんなんだ」と自分で「納得」し、すぐに復帰。この年になって、やっと「自己の確立」が出来そうです。ということで、話がめちゃくちゃ飛びまくってしまいましたが、いろいろあったけど「人生、山あり谷あり」で、まっ、いいかー。はるなさんの「天使のメッセージ」を心の糧に、がんばるのだ!! 浜辺 遥HOME◆おしゃれ手紙TOP◆・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★2011年1月10日*トリビアの井戸:十日戎(とおかえびす) *・・・・・・・・・・・・・・
2011.01.11
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■シチリア!シチリア!:あらすじ■♪音が出ます!!人生は、どこを切っても美しい。豊かな自然にあふれたシチリアの町バーリアで、たくましく生きる牛飼いのトッレヌオヴァ一家。次男のペッピーノは、幼い頃から大人たちに交じって働き、学校に行く暇もなかったが、毎日が冒険だった。やがて時代は第二次世界大戦に突入し、青年へ成長したペッピーノは政治界へ足を踏み入れる。そして運命の女性・マンニーナと永遠の愛を誓い幸せに満ちていたペッピーノだったが…。シチリアを舞台に描く、感動の家族ドラマ。監督は『ニュー・シネマ・パラダイス』(1989)のジュゼッペ・トルナトーレ。“ペッピーノ”はジュゼッペの愛称なのだが、自分と同じ名前の少年を主人公にしていることからも分かるように、これはトルナトーレ監督自身の半生、そして彼の父親の人生をも投影した物語なのだ。 うーーん・・・。ちょっと消化不良気味なのだ。主人公の5歳くらいから50歳くらいまで、約半世紀の間を描いている。印象に残ったのは、8歳か10歳くらいの時、ペッピーノは、たったチーズ3個と引き換えにヤギ飼いとして働きに出る。こんな子ども時代を監督はおくっているのだから、もっとシンプルに子ども時代だけを描いてもよかったのではないのか。子ども時代も、青春時代も大人になってからもという大河ドラマのようなつくりは、決められた時間内では無理がある。映画を見るシーンが何回もあるが、この頃、映画は一番の娯楽だったのだな・・・。・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★2011年1月8日*正月の食器を仕舞う *・・・・・・・・・・・・・・
2011.01.09
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■バベットの晩餐会:あらすじ■「貧しい芸術家はいません」19世紀後半、デンマークの辺境の小さな漁村に、厳格なプロテスタント牧師の美しい娘、マーチーネとフィリパは住んでいた。やがてマーチーネには謹慎中の若い士官ローレンスが、フィリッパには休暇中の著名なオペラ歌手アシール・パパンがそれぞれ求愛するが、二人は父の仕事を生涯手伝ってゆく決心をし、歳月がたち父が亡くなった後も未婚のままその仕事を献身的に続けていた。そんなある嵐の夜、マーチーネとフィリパのもとにパパンからの紹介状を持ったバベットという女性が、訪ねてきた。88年度アカデミー外国語映画受賞作。良い映画だった。舞台となった19世紀後半のデンマークの寒村の貧しい暮らしがよくわかる。質素なみなりの人々と天井の低い小さな家々。海の近くなので魚は、干ものにしている。それを戻して使用するらしいが、台所の様子もいい。村にある店の中での使用人のバベットの買い物も、玉ねぎ2個、ベーコン少々とつつましく、好ましい。また、当時の郵便事情も分かった。まず、郵便馬車が村に一軒ある店に郵便を持ってくる。それを受け取った店主は、おもむろに帽子をかぶり、郵便配達夫となり、家に配達するのだ。そんな風にして郵便で来た手紙の中に、バベットが1万フランの宝くじにあたったという知らせがあった。そこでバベットは自分を救ってくれた老姉妹のためにフランス料理の晩餐会を開きたいと言う。用意のために数日の休みをとってバベットが用意したのは、沢山の食器類とワイン、生きたウミガメや生きたウズラなど誰も見たことのない食材ばかり。何を食べさせられるのだろうと、恐れおののく、老姉妹と晩餐会に招待される村人。当日は、若い頃、マチーネと心を通わせていた男性が叔母と一緒に来ていた。彼は金持ち階級なので舌は肥えている。その彼がバベットの料理に何度も、称賛の声をあげた。恐る恐る食べていた老人たちも、初めての味と見た事もない果物や飲み物にただただ驚くばかりだった。画家が絵具で絵画という芸術を作りだすように、バベットもまた、豊かな食材で芸術的な料理を作ったのだ。晩餐会が終わって、これまで、いがみ合っていた村人も笑顔で帰って行った。「あなたは、お金持ちになったし、もう私たちに礼をしてくれたから、パリに帰るのでしょう?」と聞く老婦人。「お金は全部使ってしまいました。」とバベット。「え?!1万フランも・・・?!じゃあ、あなたは私たちのために貧乏になったのですか」と聞く老婦人。「いえ、貧しい芸術家はいません」ときっぱり、バベットは言う。老姉妹の美しさや清貧という言葉が似合う暮らし。そんな中でも、村の困った人たちに食事を持って回る生活。質素な中に、豊かさを感じる心が洗われるような映画だった。この映画は、■午前十時の映画祭:名画50本■で観た映画だ。今年も同じ「午前十時の映画祭:名画50本」をやる。しかし、この「バベットの晩餐会」はその中にはない。なぜだ!!それに、DVDも出ていないなんて・・・。・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★2011年1月7日*七草・菜を叩く*・・・・・・・・・・・・・・
2011.01.07
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■白いリボン:あらすじ■美しい村、静かな暮らし 聴こえてくる魔物の足音第一次世界大戦前夜、大地主を中心に教会や学校のもとでプロテスタントの教えに忠実に日々を送るドイツ北部の小さな村で、数々の不可解な事故が起こる。やがて連なる“罰”の儀式…。疑心暗鬼の村人たち、そして苦しむ子供たち。一体この村に何が起こっているのか――。2009年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞作品。はじまりはドクターの落馬事故、小作人の転落死、男爵家の火事、荒らされたキャベツ畑、子供の失踪・・・。次々に起こる事件。悪意にみちた事件の犯人は誰なのか・・・。それ以外にも、ドクターの異常な性癖、暴力的な村人などが次々と救いようのない重苦しさで迫って来る。私はこの映画は、見るつもりはなかったのだが、友人は、「涙を浮かべた男の子のモノクロの写真を見て、これは、絶対に見ようと思った」そうだ。誰が犯人なのか最後まで分からず、後にナチとなった子供たちが暮らした時代を描いているというが、私には結びつかなかった。カンヌ国際映画祭 〈パルムドール大賞〉をはじめ、数々の賞をとったというが、私には、陰湿な悪意のみが残った映画だった。・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★2011年1月6日*六日年越し*・・・・・・・・・・・・・・
2011.01.06
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■ルーシー・リー展■ディム(大英帝国二等勲爵士)の称号を持つルーシー・リーは、バーナード・リーチやハンス・コパーと並び、20世紀を代表する陶芸家の一人です。ウィーンに生まれイギリス人として半生を生きた彼女は、70年近くにもわたる創作活動の中で多くの作品を作り、独自のスタイルで陶芸の世界に新しい風を吹き込みました。無駄のないシンプルなフォルム、自由な色彩、優雅で洗練された装飾との見事な融合…。それは大都市の中の小さな工房で、一人器と向き合い続けた彼女の生き方にも似ているように思えます。 去年10月からたてつづけに、ルーシー・リーに出会った。最初は、■関東の友人■宅に泊まった時だった。友人は、衣食住、おしゃれに暮らす人。その彼女の家の和室に置かれた、IKEAの赤い箪笥の上に飾られた美しい小物たち。その中で、見たこともないような器の写真を額に入れて飾ってあった。数日後、うちでテレビを見ていたら、その時の写真が・・・。その器を作ったのは、ルーシー・リーという人だと初めて知った。また、*こんなところにも*ルーシー・リーが・・・。これまでも見ていたサイトなのに気をつけると、見つかるものだ。そして、そして、ルーシー・リー展を見つけてしまった。行こうと思っていたら、関東の友人から、1月4日~6日まで大阪に来るというメール。というわけで、1月5日、大阪市立東洋陶磁美術館で見てきた。ルーシー・リーの作風は3つに分けらる。■ウィーン時代工業美術学校に入学し、作家として活動を始めたウィーンのもの。優雅な曲線を描く器形、華やかな色使いといった点に、装飾性を強めたウィーン工房後期の特徴が見出せる。■形成期(ロンドン時代)数々の国際展で受賞を重ね、大陸での評価を確立しつつあった矢先のロンドンへの亡命。バーナード・リーチに代表される重厚な器が人気だったイギリスで苦戦するルーシー・リー。苦しい時代を彼女はボタン作りでしのいだ。■円熟期ルーシー・リーの高い評価は国内のみならず、海外にも及ぶようになります。ヴィクトリア・アンド・アルバート美術館の学芸員で、イギリスのスタジオ・ポタリーの擁護者であったウィングフィールド=ディグヴィは、同展カタログに寄せた文章でルーシーを「都市に生きる陶芸家」と称し、当時イギリスにおいて支配的だったリーチ・スタイルに対する違いを明確にしました。それはルーシーの作品の重要な特質が初めて定義された瞬間でもあり、また同時に、彼女が揺るぎない表現を確立したことを示すものでした。続く20年間に、ルーシーはゆっくりとかたちと装飾を洗練させ、作風を完成させます。決してその器で物を食べたいとは思わせない、シャープな形と初めて見た色。薄くて軽やかなのに、見たら絶対に忘れない強い印象の器たちだ。 ■ルーシー・リー展■■会場■大阪市立東洋陶磁美術館大阪市立東洋陶磁美術館 大阪市北区中之島1-1-26■会期■平成22年12月11日(土)~平成23年2月13日(日)■アクセス■・京阪中之島線「なにわ橋」駅下車すぐ・地下鉄御堂筋線・京阪本線「淀屋橋」、地下鉄堺筋線・京阪本線「北浜」各駅から約400m ・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★2011年1月5日*トリビアの井戸:初夢にはなぜ茄子があるのか。*・・・・・・・・・・・・・・
2011.01.05
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さみぃー(寒い)ときには、「ん」のつくものを食べると体にええんじゃと!例えば。「だいこん」「にんじん」「れんこん」「とうがん」「こんにゃく」「にんにく」「みかん」「ほうれん草」「ごんぼう」etc.これらを食べると、風邪をひかずに、元気に冬をのりきれるそうな。昔の人の知恵じゃね。 ■麦■昔は、1月20日を「二十日正月」言うて、麦の豊作を願って、麦飯にとろろ芋をかけて「腹ふとや 今年の麦ゃあ背から割れるよー!」と大声で叫びながら食べたもんじゃ。40~50年前は、稲と麦の二毛作をしょうるところが多かったんよ。■黒豆ごはん■黒色の食物を食べると腎臓に力がつくと言われとるんよ。腎臓はカルシウムの吸収に関与している女性ホルモンを作り、ビタミンDを活性化させるんじゃと。腰痛とか膝が痛い人も腎臓強化を図るとええらしいよ。*材料米3カップ、黒豆50g、黒豆のつけ汁2カップ、水1カップ、酒1.5カップ、塩小さじ1/2、梅干し4個、ちりめんじゃこ40g、ミツバ*作り方前日に水につけた黒豆とつけ汁に、ミツバを除く全部の材料を加えて炊く。出来上がりにミツバを散らす。しょうばら里山の旬だよりより。 広島県の庄原という所に行った時、「道の駅」で偶然見つけた、「しょうばら里山の旬だより」という小冊子。伝統の食事や諺の数々・・・。小粒ながらにピリリと辛いこの冊子、気に入りました。一年かけて紹介します。今月は、黒豆ご飯の紹介。黒豆ご飯で一年をマメ(元気で)に暮らしたいものだ!・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★2011年1月3日*風呂の松竹梅・・・もらい湯/新年のご挨拶&愛しの食器たち。 *・・・・・・・・・・・・・・
2011.01.03
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あけましておめでとうございます!今年は、ウサギの年。過去に書いた日記の中に出てきた兎ネタの数々。 ■宍道湖のほとりのウサギ ■ ■ヴォーリズの小学校は残った。■ ■地図から消された島 ■ ■おしゃれ手紙45■ ■器歳時記:ピーターラビットのマグカップ ■ 今年も書くぞ、兎ネタ!本年もどうぞよろしくお願いします!!m(_ _)m・・・・・・・・・・・・・ ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★2011年1月1日*トリビアの井戸:正月はなぜ三が日か。*・・・・・・・・・・・・・・
2011.01.01
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