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上海で太極拳を指導する、陳氏太極拳養芯会の総師範、塚本より。ベリーダンスステラの発表会さん参観の時の事つれづれ。ステラの主催者・紫帆先生とは上海で2回ほど共演させていただいたり、養芯会の企画するイベントなどで沢山助言を頂いたりと、御世話になっていました。個人的にもファンなので、いつか本拠地でのイベントが観たいと尋ねたところ、「7月と8月のイベントがおすすめ!」との事で休養を兼ねて高松へ遊びに行ってきました。仕事を絡めず中国から出るのはこの15年で初めてです。7月14日(2017年)に高松に着いた。うどん県とのことで、うどん由来のお土産が多いと初見で思うが、やはりその他の目を引く品々や事柄が多々あると認識。空港の蛇口からは出汁がでてくるのですよー当日はお城を巡り、翌日は金毘羅もうで。おみくじは 大吉!!割愛します。16日。電車で東かがわへ移動。途中、平賀源内の聖地を通過。冬が旬で冬の季語である鰻の売り上げについて、「土用の丑の日」と言う各季への発想の転換で「スタミナ」に結び付けた。現代で言えばコピーライターの先駆けであり、発明家。たぶん、キテレツ大百科のモデル。ほんだいにもどります。東かがわ文化交流プラザに着くと、受付には3人の担当者、会場内にはすでに200人を超すお客さん。見渡すと担当カメラマン(プロフォトグラファーの園田さん)、照明、音響担当らしい人が専用の個室にいるのを確認。規模大きいです。前回のブログの最後に写真を載せましたが、なかなか大所帯の教室。今回のステージはと昔々のとある中東の国の物語。愛と陰謀とちょっとだけ冒険のお話。これを語り部の物語と音楽に合わせて演者が様々な衣装を纏い、各地の舞踊を舞うわけです。・・・・面白かったです。子供の民族舞踊、なかなかです。モンゴル舞踊!! 日本で中国の少数民族舞踊をカバーしているのは紫帆先生のステラだけと確認!今回の王子様役、山口の植田ゆかり先生(フラメンコスタジオBailabaila)超カッコ良かった。一時、フラメンコが苦手になってしまったのですが、彼女のパフォーマンスは素晴らしかった。正調のベリーダンス物語の中で映える映える。そもそも、上海で何度か紫帆先生のステージは拝見しており、今回は生徒さん達の演技が中心との事でしたので「どれどれ・・・・」と言う気分での参観でした。あっという間の1時間半でした。練り込まれた物語、配役、意表を突く音楽、中東から中央アジアにかけての様々な衣装。素晴らしかったです。と、さて・・・・・彼女達は普段は普通にOLさんや主婦さんやお母さんや学生。決してプロで舞踊でご飯を食べているわけではない。ですが、日々忙しい中で非日常の時間を作って、企画し、練習し、準備する。時には集まって打ち合わせをして・・・・これって、伝統武術の教室がなかなかできない事なのです。発表会と言っても、直ぐにネタが切れるし、そもそも人を喜ばせ・感動させる為の技術ではないし、試合をする事を前提に作られていない。スポーツライクに生まれたものではないので、他の競技に参加する場合は他の競技の練習をしないといけない、すなわち自分達のものではなくなる。伝統武術の団体が積極的に自分の鍛えた技術をストレートに外に発進する場合、殺伐として社会的にスレスレな話になりかねません。一方の表演者の人達は、だからと言って気楽に行っているかと言うと、全くそんなことはない。己のプライド、美しく上手に役割を全うしたいと言う思い、そして覚悟は伝統武術の人達ととても似ていると思うのです。晴れやかでカッコいいです気楽に見ても楽しいし、勉強だと思って観てもとても為になります。ざっくり表現すると、感性が磨かれると思うのです。伝統武術をされる方、感性のアンテナを広げるのには何もベリーダンスとは限りません。何らかの舞踊や音曲にはそう言う事があると思います。だから昔の剣術の大家は同時に書画等も習ったのだと今更ながら感じ入っております。香川の皆さん、Stellaのショーは中々すごいです。機会があったら是非ご観覧されてはいかがでしょうか?他の舞踊・音楽団体とのコラボレーション企画も頻繁に行っているので要チェックです。次回は歌舞音曲の中でも伝統武術に極めて近く、世界でも最も壮麗な舞台を作る芸能の一つ 能楽について。語るだけの知識は少ないのですが、門外の人間が感じ入った事等を。ステージの写真はフォトグラファー園田海斗さんの撮影です。https://www.behance.net/Photoflavor活動範囲は日本各地~世界各国各地。植田ゆかり先生のフラメンコスタジオBailabailahttp://bailabaila.ftw.jp/u56431.html******************************************太極拳にご興味のある方は養芯会HPまでご連絡ください。映像はこんな感じです。太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。平たく言うと、中国式の筋トレです。練習するほど色々な事が出来るようになって楽しいですよ。呪いの場面でくるくる~と回り続けたクルクル。
2017.08.20
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上海で太極拳を指導する、陳氏太極拳養芯会の総師範、塚本より。私がおぼろげながらに感じているのは、武術は武術でしか無くて、そして万能ではない事。当たり前の様な話ですが、何だかあるべき姿以上の期待が世間一般にも練習者にも、何かしらあるのではないかと感じるのです。前回も書きましたが、例えば太極拳の技術を皆の前で競い合ったらもう技術がバレバレで意味を失っていきます。 いや、それでこそスポーツだ!と当てはめられても困るのです。500年続いた理由を他の競技に当てはめて行くのは私達にとってあまり意味をなさないと達観しなければ、 お寿司屋さんでデザートはラーメン。です。ただ、武術は毎日の中にある程度存在して良いのではないかと思うのです。運動神経云々で練習できる出来ないは基本的にありません。鍛えたい人が自分なりに鍛える事が出来る。先生や教室によっては「弱気者よ去れ!」かもしれませんが、多くの教室はそういう意味で門戸を開いていると思います。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。とまあ、ここまで書いていて、殺伐としているなあと思いました。発表会!とかしても、結局あっという間にネタ切れになるし、中々難しいものです・・・・が。ふと気が付いたのですね、単品だからイカンのではないかと?・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ではここからが本題です。私は数年前から積極的に他の分野の文化人と交流をしてきました。特に、武術以外の人達。最初は自分の趣味で観覧し、更に興味を増し、友人も増え・・・・と言う過程の中で、彼等彼女達の準備や覚悟等は私達と変わらないのではないか?と感じるようになってきたのですね。ショービジネスに近いかもしれませんが、伝統文化を受け継いでいて、教室を運営し、発表会を企画したり出演したりさせたりする人達。一つ一つの事象を紐解いていると大変なので割愛しますが、私の様な武術は外に発揮したらダメな事を彼らは積極的に外へ外へと観客や社会とつながる為の技術を磨き仕組みを作り・・・・???、これって陽?と私はハタと悟った次第。外へ向かい輝く:陽内へ向かい根となる:陰あ、だから昔の御武家さんも町人も農民も武を学び、更に発展を目指す人は芸事で感性を磨いていたんだなあ・・・と。音曲もそうだし、書画もそう。特に日本の風土だとそう言う流れがしっくりきます。。。。。。長いな、前置きが。 ベリーダンス、 能楽、 影絵、 和太鼓和太鼓の人達は最初から武芸の一環だと感じて鍛えていると修行者に聞いた事があります。さもありなんだな・・・と思いました。これは鍛えて駆け上がっても人を傷つける技にはならない。すごいと思いました。影絵は中国のものを指しますが、維持や伝承や発表は正にそれです。で、ベリーダンス 能楽です。先ずはベリーダンスから。私、上海で暮らす中、友人の紹介でショーを見に行ったのです。きらびやかで、凄いな、と思いました。同時に、先生が孤軍奮闘で準備されているのかな、この経験値は高いな・・・・しかも海外中国で・・・・と、するうちに、香川在住の先生を紹介いただきました。その後2年経過。・・・・、先日(2017年7月)に香川へ、その先生の主催する団体のショーを観て来たのです。割愛しすぎ。(撮影:写真家・園田海斗)先生の名前は 紫帆教室の名前は Belly Dance Studio Stella何が凄かったかは、次回に続きます。結論先に書くと、すごく楽しいし、感性が磨かれます。それに、物語のある世界は人を引き付けるという事。******************************************太極拳にご興味のある方は養芯会HPまでご連絡ください。映像はこんな感じです。太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。平たく言うと、中国式の筋トレです。練習するほど色々な事が出来るようになって楽しいですよ。 よく見ればその紫帆先生がこちらの写真に!
2017.08.08
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上海で太極拳を指導する、陳氏太極拳養芯会の総師範、塚本より。これは、私個人の考え、ではもうないだろうなあ。。。と感じている事について。文化・社会的側面について書いていきます。私は武術をしていても、荒事には向かない性格。技術も養生の方が得意な分、本日の長文に思いが至ったのです。もしかしたらちょっと似たような事を感じている人達に、あ!そういうえばそういう事だ!と気づいてほしい話。私の学び、鍛え、伝える技は 陳氏太極拳。500年の歴史、あまたの戦乱の時代から村と人々を護った技術。近年では、健康方法として様々な形で世の中に広まるおおもとになった技術です。明の時代が幕を降ろす頃、武将を退役した陳王庭が家伝の通背拳を格闘理念、黄帝内径と言う医学書による健康法の身体操作、孫氏の兵法による戦略の導入、威慶高が編纂した武術の技法を加えて、村を“様々な危難”から護る為の技術を生み出した。当時は、兵隊崩れの野盗が村を巡ります。素手の訳が無いし、しかも集団で来ます。軍隊崩れですから。当時はそういった物理的な危険性だけではなく疫病もあったでしょうし、自然災害も今とは対処の仕方が違ったでしょう。。。。。時代が廻れば、流布される不安な風説や反乱にも遭遇した事でしょう。そういった波濤から一族を護った技術が陳氏太極拳なのです。・・・・・・ここまでで十分長いな。さてと。この技術、武術と言うのはあまり表に出ない方が良い技術なのです。強い!とか、凄い!と言うのは、ちょっとでいい。と言うか、問題起きない、起きた事が解らないように処していく技術なのですね。村人は暇さえあれば練習するように村の掟(システム)が出来ているので、自然と尚武の気風が生まれますが、それを積極的にアピールするのはせいぜい 保標(ボディーガード)の仕事に就く時くらいです。理由は、技は見せる物ではない、人に見せて驚かせたら、次の時にはその技は無効化されてしまうから。武を目指すほど、武は陰の世界。日々を鍛えはせど、世に威を明らかにしてはいけないのです。この辺が解らないと、武とスポーツや格闘技との違いが判らず、混同してしまう事になる。鍛えぬいた技術を、競い合って、審判や観客に審査してもらったら、その時点で武の技術の多くが命を失います。武の技や意味や意思は外に積極的に出すものではない。競技:鍛えぬいた同質の技を努力と才能とそして意地をもって競い合って優劣を決める。・・・・と言うのを否定はしません。それは世の中に無くてはならない一つの価値だと思います。イワユル実戦上も、ぶっちぎりに強いと思います。各ルールの各競技に伝統派が準備無し行ったら、一発で持っていかれる事多々と思います。もし、その試合に出るのであれば、謙虚にそのルールと技を練習するのが筋です。また、鍛えた体+その競技の技術で既存の競技にチャレンジする方が解りやすい競い合いだと思います。競技として洗練されている分、スポーツマンシップがあると思うし。とは言え、どんな武術でも練習すればそこそこ強くなるのは当然です。数学の勉強を沢山すれば数学に強くなるのと一緒。でも、教室で勉強して成績が良くなったら「俺って頭が良いぜ!」とは言わないです。*****************もちろん、打って出る為に専用の練習もしている教室もあると思います。それはそれです。先ずは上記のお話が伝統武術の“ベース”になると私は感じています。私からすると、鍛える!でも発揮する場所はあまりないし、ない方がイイのです。でも、それではいくらなんでもサミシイものですね。。。。。続きます。******************************************太極拳にご興味のある方は養芯会HPまでご連絡ください。映像はこんな感じです。太極拳は老若男女、体力の弱い強い、運動能力に関わらず、誰でも練習できます。平たく言うと、中国式の筋トレです。練習するほど色々な事が出来るようになって楽しいですよ。
2017.08.05
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