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22日の土曜日、豪華・大御所古酒ワイン会@広島に参加してきました。主催は広島在住時代に大変お世話になったsaluvi2002さん。広島に遊びに行くタイミングで素晴らしいワイン会を企画していただきました。ホントに感謝感謝です。写真右から(供された順)、コンテンポラーレ2003/アルナルド・カプライ、ペルカルロ1993/サン・ジュスト・ア・レンテンナーノ、サッシカイア1988/テヌータ・サン・グイド、ソライア1988/アンティノリです。○コンテンポラーレ2003:これは私の参考出品です(^^;カプライで購入してきたものです。開栓直後は、綺麗な飲みやすいワインだけどあまり面白みがないなぁと思ってましたが、時間が経つ毎にワインに芯みたいなものが出て、果実の厚みもどんどん増してきました。結構、面白いワインです。さて、ここから、豪華絢爛・古酒大御所ワイン会の始まりです。1)ペルカルロ1993:ペルカルロのこんなに古いのを飲むのは初めてです。私の知っている濃密感は落ち着きとバランスの良さにとって代わってました。若干閉じ気味でしたが、まだ、しっかりした酸を感じたのでまだまだ熟成し花開いていくことでしょう。美味しいですねぇ。2)サッシカイア1988:これまた実にエレガント。タンニンは完全にこなれており、キレイな酸、小さな黒い果実と完全に調和している感じがします。柔らかなスパイス香、バニラ香が素晴らしい。枯れ感はあまり無かったので、これから徐々に苔やキノコの等の香りが出てくるのかな。その頃にまた飲んでみたいけど、まず手に入りません(笑)。3)ソライア1988:さすがにおいしい。サッシカイアとの水平なんて、なんて贅沢な。共にいい熟成をしているワインでした。酸が如何にもサンジョベーゼ入っている感じの伸び具合で、よりはワイルドな印象を受けました。どちらを好むかは人によると思いますが、私としてはサッシカイアに一票かな。会場は中新地のイル・グリードさん。付出しは山口県産の献上牛を使った「皇(すめらぎ)牛のジュレ」。そして、テイスティングセットみたいな感じで、イベリコ豚、イベリコ豚のチョリソー、自家製生ハム、パルマ生ハム、ミモレット、ピカンテ、ウオッシュ2種、白カビ2種(と聞いたような・・・)、ドライフルーツ盛り合わせ、パンを用意していただけました。広島開催にもかかわらず、急遽にしのさんも参加され、大変楽しい会となりました。有難うございました。(このワイン会の前に開かれた食事会の「華ぶさ」は後日南森ぱとろ~るにアップします)
2008.11.24
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本日のワインは、ペルラート・デル・ボスコ2006年、生産者はトゥアリータです。今年のセパージュはサンジョベーゼ65%、カベルネ・ソーヴィニョン35%と最近はシラーなしが続きます。どうしてもレディガフィ・ジュスト・ディ・ノートリが目立つこの生産者ですが、このワインはサンジョベーゼ主体のトップラインです。さて、感想です。まだまだムラサキがかった大変若々しい色です。香りは黒系のベリー、ミント、スパイス、枯葉、墨汁・インクのニュアンスもあります。時間が経つにつれ、若干キツ目の樽香も徐々に馴染んできました。酸はしっかり、タンニンは小さい柔らかな粒子がびっしりと詰まっている感じでで、剛健な印象のワイン。やっぱりまだまだ早いですね。私は待てなかったいけど、皆さんもう少し待ちましょう(笑)。価格の上昇によりコスパは下がってきていますが、美味しいワインには違いないです。レディガフィは毎年買えないけど、このワインはまだ買えます。
2008.11.21
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本日のワイン、イオ・ソーノ・ガイア,ノン・ソーノ・クルレツィア2004年です。生産者はカニエッテ、オッフィーダというマルケ州の町あたりで、ペコリーノやパッセリーナで白ワインを、赤はモンテプルチアーノを中心にロッソ・ピチェーノを造っています。このワインはペコリーノ100%。ワイン名は直訳すると「わたしはクルレツィアではなく、ガイアよ」、生産者の2人の娘の名前とのことです。さて、感想です。香りはレモンピール、柔らかいイースト香、若干、腐葉土などの香りも。味わいは、金柑、レモン、などの柑橘系と南国果実。まろやかであって若干刺激もあり、後に甘みが舌に残ります。品種名のペコリーノの名を持つチーズの如く、好みが分かれるワインかもしれません。使い猫は大いに気に入ったようですが、私の好みとは少し違いました。
2008.11.17
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本日のワインは、メルロ1997年、プラネタです。11月2日にアップした、プラネタ激安シリーズの第二弾で、セパージュは当然メルロ100%です。因みに、第三弾はカベルネソーヴィニョン1997年となりますが、何時になることやら・・・。ネタに困ってソッコーやったりして(笑)。さて、感想です。香りは、ブラックカラント、ドライプルーン、ドライフラワー、スパイス、紅茶の葉っぱ。10年以上経っているワインとは思えない位に果実味は豊か。タンニンは非常に優しく、さりとて口蓋にきっちり張り付くほどの密度を持っています。そしてクリーミーさとブルーベリーの様な酸味のバランスは素晴らしかったです。今回の購入、すごくラッキーでした。何時ものコトですが、あまりに美味しくてすぐに飲んでしまいまい、それだけでは飲み足りず、コメータ開けてしまいました・・・、メタボ一直線。
2008.11.13
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本日のワインは、タウラージ・リゼルヴァ1999年。生産者はマストロベラルディーノです。2009年のヴェロネッリ(イタリアワインの著名な評価本)において、Taurasi Riserva Centotrenta 1999がイルソーレを獲得しました。最近は、サルヴァトーレ・モレッティエーリに迫る勢いですね。こちらのタウラージはどれも・そしてどの年度も(最近数年間は特に)大変コストパフォーマンスがいいと思います。さて感想です。全体的には酸が支配的ですが、果実味・旨みは十分にマロくなったタンニンに溶け込んでおり、南国を感じさせる暖かさがあります。香りは熟したプラム、プルーンのコンポート、紅茶など。時間が経つ毎にジビエ香も出てきました。しかし、いい感じになって来たその時、悲しいかな飲み終わっていました。悲しき375ml。
2008.11.10
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本日のワインは、メルロ・ディ・サン・レオナルド2000年。生産者は名の通りサン・レオナルド、トレンティーノ・アルト・アディジェ州の貴族のワインです。誰が呼んだか「北のサッシカイア」と呼ばれるカベルネ主体の「サン・レオナルド」ではなく、メルロ主体の「ヴィッラ・グレスティ」のセカンド的な扱い?と思われます。メルロ100%。さて、感想です。北のワインらしく濃厚系ではありません。香りは、白い花、甘草、ハーブや漢方、きのこ、クリーム等。タンニンは柔らかく丸まっており、メルロにしては若干酸が強め。しかし総体的には、柔らかくエレガントにまとまっているワインといえます。グルタミン系の旨みもあります。調べてみたら、WSは88点でした。トリュフ入り卵パスタにあわせましたが、相性はばっちりでした。パスタの写真は「南森ぱとろ~る」まで。
2008.11.08
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昨日は、にしのよしたかさん主催のオフ会に参加してきました。生野区のディープな焼肉屋さん、「焼肉 万正」です。お好み焼きで有名な「オモニ」の右隣の隣です。 スターターとして供された、チャントンス・ロゼ2005年は、時間が経つ毎にかなりマロくなり、ナムルやユッケのみならず、タン塩やハラミなどにも相性よかったです。次に本日のメインワインの「ル・ペルゴーレ・トルテ2001年・ジェロボアム」(写真右)は、流石に複雑味と深遠な味わいを持っており、そのバランスの良さは焼肉とのマリアージュと言えども、クロニョーロを圧倒していました。ただ、その微妙な香りは焼肉の香りにマスキングされており、やはり単独で飲むのがベストだと思います。前のル・ペルゴーラ・トルテが素晴らしすぎたのか、そして恐らくかなり酔ってきたからなのか、最後のクロニョーロ2003年マグナム(イタリア人は「マニュウム」と発音するみたい)酸のエッジが多少強くて万正の甘みのあるタレとは若干方向がちがったような印象でした。しかし今回は、マリアージュ会ではありませ~ん。美味しいお肉とやはり美味しいワインをいただきつつ、なによりワイン好きの皆様とのわいわい楽しい会話が出来、大変満足な会となりました。にしのさん、ありがとうございます。(お肉の写真は、上欄の「りりたの南森ぱとろ~る」をクリック!) 最後、恒例のジャンケン大会ではウチの「使い猫」が優勝し、商品のモンテプルチアーノ・ダブルッツォ・ビノミオ2000(写真左)をゲットしました。2000年は、ワイン・アドヴォケイト152号で90点をゲットした、ルカ・ダットーマ印のいいワインです。飲むのが楽しみです。 2次会は阿倍野のフェイストゥフェイスに場所を移しました。開けたワインはバルバレスコ・マルティネンガ・カンプ・グロス1999年。マルケージ・グレーシーは89年のガイウン以来7年ぶり位です。香りは若干閉じ気味でしたが(ハナが死んでただけかも)、ネッビオーロらしい落ち着きのある果実味は、まだまだ若さを保っており、しみじみ美味しい一杯でした。その後、個別にボウモア(12年?)を経て、ベルタのグラッパ「MAGIA1995年」をいただきました。香りだけで満足できそうな位のすばらしくチャーミングな芳香。通常のベルタとまた全然違う、もう一つの頂点と思いました。初めて訪れましたが、落ち着いたいい雰囲気のバーですね。
2008.11.03
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本日のワインは、サンタ・チェチリア1998年、生産者はプラネタです。セパージュはシチリアの土着品種である、ネロダーヴォラ100%です。何の気なしにネットサーフィンしていたら、ある酒屋さんが、プラネタのメルロ97・カベルネ97・シャルドネ98とこのワインを2500円で出しているではないですか。安っ、つうか安すぎ。健全な品なら、全品買占めたい。でも、ここまで安いと逆に怪しい。とりあえず、赤を2本づつ購入。休ませる間もなく速攻でコレを飲んでみました。さて、感想です。香りは僅かに古紙の香りがあります。ひょっとしたら軽い「ブ」?しかし、1時間程経過すると、気にならなくなりました。香りはスミレの花、ブラックベリー、土の香り、紅茶、チョコレートなど。枯れかけたニュアンスを感じつつも、完熟の果実味は十分に残され10年たった今でも結構ヘビーに感じます。その分、洗練されたイメージはありませんが、そこまでは、求めすぎでしょう。最初の香りは気になりますが、とりあえず合格!ラッキー。今回から、ワイン名をタイトルに変更いたします。
2008.11.02
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