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夜は寒くて 布団を掛けて窓を閉めて寝て います。
ですからここで最近読み終えたあたたかい本の話を一つ。
ヴェネツィアのF氏から借りた
『カルメンの白いスカーフ』
という本です。
著者の武谷なおみさんはイタリア文学専門の大学教授ですが、
中学生の時にイタリアのオペラ歌手 ジュリエッタ・シミオナート
に
ファンレターを書き、それが縁で、以来
彼女をイタリアのお母さんと慕うほど親しく付き合っているのです。
シミオナートは今年で96歳。
イタリアの三大 ディーヴァ
といえば、かのマリア・カラスと
レナータ・テバルディと彼女のことなのだそうです。
この本のサブタイトルは『歌姫シミオナートとの40年』となっていて、
著者とシミオナートとの交流を軸に
彼女の伝記のような形で書かれている本なのですが、
わたしが知らなかった このメゾソプラノの歌手の偉大さ
に驚くと共に、
著者の勤勉さと敬愛する シミオナートへの情熱
を感じました。
とにかくおもしろいし読みやすいので、イタリア、またはオペラ、
そして強い女性に興味がある方は是非読んでみて下さい。
なかなか買えない 2018年09月12日
VI AUGURO UN BUON ANNO NUOVO 2011年01月05日 コメント(5)
AUTRICE DI LADY OSCAR 2010年09月29日 コメント(2)
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