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入り口を入ると日本のカラオケのようなカウンターがあり、
煙草を売っています。
「 18歳未満はお断り
」という貼り紙があります。
ゲームセンターにあるような
簡単なスロットマシーンのようなものが何台か置いてあって、
そこで遊んでいる人も既にいますが、
わたしたちは中に入ります。
円形の食堂のような、広々としたガラス張りのスペースが喫煙席。
それを取り囲むようになっている外枠と2階が禁煙席でした。
何百人いるのでしょうか。
ほぼ満席です。儲かってるなー。
丸テーブルがいくつもあって、空いているところに座ります。
わたしたちが座ったテーブルには
既に一人の40歳くらいの男性がいて、わたしは
「何で クリスマスの日に一人
でこんなところで遊んでいるのだろう」と
思いました。
ボーイさんがビンゴのカードを売りに来ます。
今回のゲームの用紙は1枚50セントで売られます。
売り上げ枚数や持ち越し金などから
横5つ(チンクイーナ)とビンゴ(全数字)の賞金が決まります。
わたしたちは 10ユーロ
と予算を決めて遊びに来ました。
一人1枚ずつゲームすることにします。
同じテーブルの男性は4枚買っています。
4枚のカードの数字を同時にチェックすのは大変ですが、
慣れているようで、彼独自の方法があるようです。
初心者のわたしたちに分かるように説明してくれました。
1回戦(わたしたちにとって)は
カードが、左から若い番号になっているのに気付かず、
他の事に気を取られて、
数字を聞き取るのにも
タイミングを逃してしまうといった状態で、
なんだかよく分からないまま終わってしまいました。
2回目にやっと要領をつかむことができました。
60台と70台の数字は、
イタリア語で「セッサンタ」と「セッタンタ」と、
よく似ているので聞き間違えやすく、
そのため数字を読み上げる人は、例えば62なら
「セッサンタドゥーエ(ろくじゅうに)、セイ・ドゥエ(ろく・に)」というように
繰り返してくれます。
外国人にも親切ですね。
ところでこのアナウンス、やはり男性の若干 ダミ声
で、
パチンコ屋さんの 「じゃんじゃんばりばり
」とか言っているのと
感じがそっくりです。
人々の賭け意欲を煽る声というのは
世界どこでもこんな感じなのでしょう。
1ユーロのカードや4枚綴りのカードになって、
賞金が高額になったりもしました。
横5つが並んだ場合には 「チンクイーナ!」
、
ビンゴになった場合には 「ビンゴ!」
と大きな声で言います。
すると近くにいる担当のボーイさんが飛んできて
カードの通し番号を確認します。
その間、人々のため息が漏れています。
隣のテーブルについたばかりのフィリピン人のおばさんが
2000ユーロ
(20万円強)余りをかっさらっていきました。
ボーイさんが来てその場で現金払い。
あー羨ましいなー。
同テーブルの彼によれば、
イタリアにもビンゴ 依存症
の人がいるようです。
昼間は主婦が多いと言っていたので、
日本のパチンコと同じですね。
大勢の人同士で同時に競うので、
パチンコと違って健康的な感じはします。
とは言ってもギャンブルはギャンブル。
わたしたちは10ユーロずつ勉強代として払ってきたことになりました。
まあ、今回わたしは楽しんだからいいや。
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