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“そして中国の崩壊が始まる”評価:★★★★★ マンガです。近頃めっきりマンガを読まなくなったのですが、久々に読んだので紹介しようと思います。近年発展がめざましく、すっかり先進国の仲間入りをしたように思われている中国ですが、その発展の陰の部分にスポットを当てたのがこの本。中国の格差はものすごいものだということは新聞などでもちょくちょく目にしますが、想像以上ですね。結局現在の中国の豊かさを享受できているのはほんの一握りの人間だけで、国全体が豊になったとはとうてい言えないのが現状です。その他にも、自国が豊になるためなら他の人や国なんて一顧だにしない中国。日本に輸出する野菜なんて農薬まみれで、自国では『毒菜』と呼ばれているそうです。そして、その野菜は決して中国で消費されることはないのだとか。そういや、以前新聞にも載ってましたが、中国から輸入した野菜から基準値の何十倍という農薬が検出されたとかで、問題になっていましたよね。私たち日本の消費者も、安価だからと安易に中国産の野菜に手を出さずに、多少値がはっても、国産の物を買った方がいいのかもしれません。ちなみに我が家は中国産のものは買わないことにしてます。しかし、例えば漬け物なんかだと、漬け物自体は国産でも、その原材料が中国産だったりしますから、完璧に中国産のものを買わずにいるというのはかなり厳しいですね(;^ω^A 他にも、普段はあまり耳にすることのできない、中国の裏側にせまっています。中国の実態を知る手がかりになるマンガです。中国の真の姿を知りたい方、是非一読を!!
2007年04月30日

“朝日新聞のトンデモ読者投稿”評価:★★★★★ (>y<) ぶっ!抱腹絶倒です(笑)何を隠そう(いや別に隠してないが)私も朝日購読者です(わざわざ文句言いながら朝日購読しているのには理由があるのですが、ここではカットします(笑))私も以前から朝日新聞の読者投稿欄“声”の偏向具合には、毎朝つっこみを入れながら読んでます。よくも毎日毎日こんな朝日の主張・思想に与した意見ばかり選りすぐってくるもんだと感心さえしてます(笑)こんな本が出て思わず「やっぱり同じことを思っている人間がいたのかっ!!」と嬉しくなりました(笑)この本では、朝日に読者投稿欄に寄せられた意見を鋭く切り、つっこみまくります!!まぁ~いかに感情論だけで、根拠に乏しい意見の多いことかっ!!何より笑えるのは、ものすっごく強引な論理展開。ファッションの話からなぜか『軍靴の足音』が聞こえてきてしまうことも(笑)そして、『読者投稿欄』に投稿する人の中に、プロ市民のにおいがする人がいかに多いことか!!(投稿者の名前をネットで検索すると、ヒットするする。それなのに本人は『何の権力もなく組織にも属さない一市民』とかなんとか書いて投書してる(笑)おいおい。)また、つっこみがおもしろくって笑い転げてしまう(笑)のりが軽いので一見おもしろおかしく揶揄しているだけの本かと思いきや、指摘は鋭く論理的。この反論に、投稿した読者はおそらく反駁できないでしょう。時には朝日新聞の記事にも言及してておもしろいです。(朝日がねつ造した記事の数々とか、読者投稿をマッチポンプに使ったこととか、目を瞠ることやりまくってます、朝日(笑))朝日新聞の犯してきた過ちなんてのは、ちょっと勉強すればわかることです。(例えば、最近なにかと話題の従軍慰安婦問題も、朝日がでっちあげたものだし、他にも今日中国・韓国が持ち出す“外交カード”を作りだしたのも朝日が多い。)たたけばばんばん埃がでてくる新聞が『社会の木鐸』をうたって、多くの発行部数を誇ってるんだからいかに日本には朝日を盲信する左の人が多いかということが分かります(少なくとも教育者のほとんどがとってると想定すればかなりの発行部数だしな)。でも中にはこの本の著者や私のように、朝日の妄言を毎日楽しみにとってる人も含まれてるのかも(笑)・・・それにしてもおもしろい(笑)単なる揶揄なら『くだらない本』と一蹴できるだろうけれど、飄々とした態度でおちょくりながら正論を言うから、朝日としてはもう反論の余地なしでしょ(笑)朝日新聞に疑問を持っている人。あなたの考えは間違っていません。この本読んで確信を得ましょう。また逆に、朝日を盲信してる人。冷静になってこの本を読んで、朝日の欺瞞に一日も早く気づきましょう(笑)なんだかんだ言って朝日読者の私。今日もまた朝日新聞は我が家のポストに投函されます(笑)=== 119冊目 読了 ===
2007年04月30日

“でっちあげ”評価:★★★★★ 体罰と言葉による虐めによって生徒をPTSDにさせたとされる福岡の小学校の男性教諭。次々と報道される『鬼畜の所行』。しかし、日を追うごとにこの事実は全く事実無根のでっちあげということが判明し始めた!!・・・衝撃のルポ!!このような事件が起きたのには大きく二つの要因があると思う。まず、教諭自身が最初の段階ででっちあげの事実を否認しきれなかったこと。そしてそれは、保護者と教育委員会に迎合するしかない教育現場に問題があるから。次に、マスコミの怠慢。新聞や本を売るために、マスコミは常日頃事件を大げさにセンセーショナルに取り上げる。そして、さしたる取材による裏付けもないことがあまりにも多い。いつからか教師という地位は低くみられるようになり、親が些細なことで学校にクレームをつけるようになった。そして学校は保護者に迎合してばかり。(そうならざるを得ないのはやはり教育現場の仕組みに問題がある。) 少し話が脱線するが、教師の地位が低下し始めたのは、『先生は生徒と友達のような関係を築くのが理想』だとか『先生と生徒は対等』『それゆえ、教壇が一段高いのはおかしい』『生徒の個性』等々しょうもない理想論を教育現場に持ち込んだからだと思います。(今日の学級崩壊の原因はこういったバカな事を主張した左の連中のせいですっ!!)先生と生徒が対等なわけない。生徒は先生という自分よりも年上で、はるかに知識のある人間に教えてもらうんだという心構えでいるべき。だから、先生は堂々と教壇の一段上から教鞭をふるえばいいんです。そしてガキがそのまま親になったようなバカ親。『英語を教えて欲しい』『勉強を好きにさせてほしい』『もっと自分の子をよくみてほしい』『倫理観を教えて欲しい』・・・学校への要求は人一倍しておきながら、親の責任は放棄して全て学校任せ。そのくせ一度何か起これば『学校の責任』。任せるなら徹底して任せるならまだしも、口だけは出す。自分たちは何の義務も責任も負わずに、それら全て学校におしつけ、あまつさえ文句までいう。こんな親を相手にしてたら先生たちは大変だろうと心中察するに余りある。閑話休題。保護者がクレームをつける→教育現場は萎縮する→そうするとさらに保護者はつけあがる→ますます萎縮する現場。事なかれ主義がまかり通っている現場ではただひたすら平身低頭・・・この悪スパイラルにはまってしまっているため、保護者の理不尽な要求・クレームに唯々諾々となり、その不幸な結果が今回のでっちあげ事件だ。そして、マスコミ。最近のマスコミってのは、いかにセンセーショナルで世間の耳目を集めるかってことに重きがおかれすぎている嫌いがある。そのため報道は一過性になり、無責任におもしろおかしくかき立てて終わり。マスコミのモラルも崩壊している。もっと地道に自分の足で綿密な取材をするべきであり、メディアというものは真実を伝えるという当たり前の責任があることをしっかり認識するべきだ。そういえば、以前かなりマスコミが騒いだ事件で、『母親が、幼い子どもを家に置いたままスノボーにでかけ、その間に家が家事になり子どもが死亡した』というのがあった。これも『日頃から虐待していた』とか『鬼母』なんて言われていたし私もそうだと思っていた。しかしよくよくこの事件を追っていくと、実はこの母親普段はとても子煩悩だったとか。そしてスノボーというのも、数年ぶりに行ったのだとか。しかしマスコミでは『スノボーなんかいって、子どもをほったらかしで遊び狂ってる鬼母』みたいな論調ばかりだった。そしてその後事実をきちんと報道し直したものなどほとんどなかった。この例からもいかにマスコミが無責任で怠慢かがわかる。こんな連中が『人権』だとか『責任』だとか『倫理』なんて声高に叫んでるんだからこの国はおかしい。このでっちあげ事件によって、教育現場だけでなく、日本社会の病んだ部分が浮き彫りなったと思う。 一番印象に残った文章を紹介。245Pの最初から。『子供は善、教師は悪という単純な二元論的思考に凝り固まった人権派弁護士、保護者の無理難題を拒否できない学校現場や教育委員会、軽い体罰でもすぐに騒いで教師を悪者にするマスコミ、弁護士の話を鵜呑みにして、かわいそうな被害者を救うヒロイズムに酔った精神科医。そして、クレーマーと化した保護者。結局、彼らが寄ってたかって川上*を、"史上最悪の殺人教師"にデッチ上げたというのが真相であろう。』 *でっちあげられた被害者である教師。まさにその通り。この記述にこの本での重要な要素が凝縮されてると言えます。 何より心配なのは、この妄言癖のあるクレーマーの親に育てられている子供が将来どうなるのかということです。 ちなみに、このクレーマーの両親、「こんな人いるか?」と思われるかもしれませんが、実際に私の友達にいました。高校時代の友人なんですが、彼女に関係のある教師たち、友だちの間では「彼女はおかしい」と半ば公然のことでした。そして、実際に彼女とその両親は学校にいわれもないことで乗り込んできて「裁判をする!!」とわめき散らす始末。その子の担任の男性教師が涙してしまったそうです。(またそれを本人が誇らしげに言いふらしてるんだから怖いもんです。)=== 118冊目 読了 === ---追記---------------------------------------この事件のその後について、新潮社のサイトにて、著者より追記が発表されました。 参考サイト:公式サイト新潮社 『 「でっちあげ」事件、その後 』 http://www.shinchosha.co.jp/book/303671/?select=free2007.5.13
2007年04月28日

“寝ぼけ署長”評価:★★★☆☆ 短編集。全10話。『寝ぼけ署長』そう呼ばれている彼は、しょちゅう居眠りをしている。そんな署長だが、実は語学堪能、目を瞠る読書力。そして、彼が赴任する先ではなぜか犯罪が少ない。彼の赴任先の町で起こる事件を署長は見事に解決していく・・・。探偵小説という惹句だが、実はそれ以上に深~い要素が隠されてます。時には遠山の金さんのように人情味溢れた解決をしてみたり。かと思いきや、感情に流されずに冷静な目で事実を暴き出し、正当な判断をしたり。探偵ものであり、文学的な要素もあって。文学とミステリーの融合ってとこかしら?なのに評価が高くないのは・・・実は途中から斜め読みしてしまったから(;^ω^A なぜかというと、次に読む予定の本が気になって集中できなかったから(ならそっちを先に読めばいいんだろうけど・・・(笑))それと、「あぁ~金さんみたいだな~」とどこかしらでパターンを読んだ気がして飽きてきたから。いや、でもこれは改めてちゃんと読もうと思います。なので評価は暫定だと思ってください(;^ω^A 現在読みたくてしかたのないものを読み終えたらまた読んでみます。=== 117冊目 読了 ===
2007年04月28日

“偽装国家”評価:★★★★★ 勝谷誠彦さんもとっても好きな方の一人です。あの歯に衣着せぬ物言い。テレビで拝見していて溜飲が下がりますね(笑)この本は勝谷さん好きというのを差し引いたとしてもおもしろいです。掛け値なしにいい。平易な語り口だが、内容は深い。鋭く深層に切り込んでいて、さすが勝谷さんです。明敏犀利で慧眼鋭く、正鵠を射た主張。言うことなし(笑) 時には辛辣な口調だったりしますが、そこがまた妙味と言いましょうか。思わず「よくぞ言ってくれた!!」と拍手喝采です(笑)平生溜まりに溜まった鬱憤が霧消し溜飲が下がります。この本を読むといかにこの国が欺瞞に満ちているかがわかります。やはり騙されないためにも私たち国民自身が賢くなる必要がありますね。ここでは様々な『偽装』について言及されてます。その中でも私が興味深く思ったのは、『メディアの偽装』ですね。ここを読んで、私たちが真実を知るためにはテレビや新聞から得る情報だけでは不十分だと痛感しました。だってメディア自体にも偽装や利権があるんですもん。やはり活字は大切ですね。(もちろん活字にも限界はあるでしょうけど) 他にも竹島問題や、ミサイル問題、同和利権等、メディアからでは知ることのできない事件の深層を忌憚なく語ってくれてます。一読、二読の価値ありっ!! === 116冊目 読了 ===
2007年04月26日

“解決まではあと6人”評価:★★★★☆ ミステリー長編。次々と興信所を訪れては奇妙な依頼をする女。この謎の女の依頼を繋ぎ合わせていくとそこには驚くべき真実が待ち受けていた・・・!!わぁお!!斬新な設定(*´ー`) さっすがですね。おもしろい。女が次々と興信所を訪れるので、章ごとに舞台となる興信所が異なります。銘々の興信所で奇妙な依頼をし、それが一応解決される。そして女は次の興信所へ行きまた奇妙な依頼をする・・・。これが幾度か繰り返されるうちに事件の真相が読者にのみわかってくるのです。そしてラスト。びっくりです。そうきたかっ!!この意外性がミステリーの一番の見せ所。ここを外さないのはやはり岡嶋二人さんです。もう岡嶋さんは全読破するしかないですね(*´ー`) 幸い?もう作品は出きっているのでゴールがわかって、より制覇にむけて全力疾走できます(笑)=== 115冊目 読了 === ---雑記---------------------------------------残り5冊で今月の目標達成です。ちょっと遅れ気味なので、ラストスパートかけて目標達成に邁進します(笑)
2007年04月26日

“初恋温泉”評価:★★★☆☆ 短編集。全5話。温泉を訪れる男と女。妻に別れを切り出された夫婦。不倫相手と温泉に来た男女・・・。五組の男女が織りなす物語。う~ん。別に感想もない。可もなく不可もなくだけどおそらく再読することはない(笑)ラストは余韻を残し、読者にその後を想像させるまま終わる。私はやはりこの手の本は苦手なのです。芥川賞系っていうの?これも芥川賞受賞作品のようで。直木賞とはわりあい相性いいんだけど、芥川賞はやっぱりダメだ。アレルギーです。人の心の琴線に触れるお話ってのは好きなんだけど、ぼんやりしてて結局何が言いたいのかが明確でなく、答えは読者の想像にお任せしますっていうのが、芥川賞(文学)系なのだと私は思っていて、そういうのは私は好みじゃないのです。おそらく、文学作品や芥川賞系が好きな方にはたまんなくいい話なんだろうとは思います。私はダメだな。やっぱり主題が明確で答えがはっきり出るものでないと(だからミステリーとかノンフィクションを好むんだよな(笑))。えっ?人情の機微を介さない女だって?・・・その通りです(笑)=== 114冊目 読了 ===
2007年04月25日

“すばらしき愚民社会”評価:★★★★☆ タイトルとイラストに惹かれ購入。かなりおもしろかった!!ここまで歯に衣着せぬ物言いで正鵠を射た意見を述べた人がいままでにいただろうか?著者の意見・表現はかなり辛辣ではあるが痛快。それはやはり、厳然たる根拠があり、かなり広く深い知識に裏打ちされた意見だからだろう。軽く読めるのに深い。世間がタブーとしてきたことに鋭く切り込んでいる。こんな本がわずかワンコイン(500円)買えるのだからすごいもんです。また、私が敬愛してやまない宮崎哲哉さんをまともに(ヒステリックで的外れな批判は数多くありますが)批判した本である点も私にとっては瞠目ものです。(ただ、この著者の意見に対する宮崎さんの反論が聞けないのが残念っヽ(´~`;))この本読んで改めてソクラテスのいう『無知の知』の大切さを痛感しましたね。知らないのに分かったふりをしてしかつめらしい話をし、したり顔の人達(こういった人がなぜか“知識人”と呼ばれる人達に多くいたりする)の発言が『正論』とされていること、また、その説を(自己が無知ゆえに)盲信してしまっていること。これらが『愚民社会』の一因となっているんですね。・・・私自身も耳が痛いです(笑)私たちは知らないことを知っているふりをするのでも、人の意見を鵜呑みにするのでもなく、自分の頭で考え、知らないことを認識しそれを知ろうとすること。そして、自発的に勉強し、学ぶことがとても重要だと改めて感じました。やはり読書というのは庶民が知識を得るのに一番いい手段ですね。うん。もっと本読まなくちゃ(’-’*) ここまで褒めておいて、なぜ評価が★4つなのか?それは最終章の『禁煙ファシズム』が原因です。確かにこの章で言われていることは正しいのかもしれない。けれども、なんだか牽強付会の説のような気がして・・・。ちょっと感情論に走りすぎて冷静さを欠いているような気がします。もちろん主張したいことは理解できるし共感もできるんですが・・・。せっかくそれまでは冷静で論理的な文章で展開されていたのに、最後の最後で感情的な文章になってしまっており非常に残念。画竜点睛を欠いている感が否めない。その点以外はほぼ満点(*´▽`*)とっても興味深く、無意識に点頭しながら読んでしまいました。=== 113冊目 読了 ===
2007年04月24日

“山伏地蔵坊の放浪”評価:★★★★★ 連作ミステリー短編集。全7話。僕は毎週土曜日になるとバー『えいぷりる』に足を運ぶ。そこには僕と同じ目的に仲間たちが銘々集まってくる。僕たちが集まる理由?それは『えいぷりる』に毎土曜やってくる山伏の話を聞くため。彼は自ら体験し、解決した事件について話してくれるのだ。彼は『ボヘミアン・ドリーム』というカクテルの二杯目を飲み終わるころ、訥々と話し始める・・・。プププ。おもしろい(^▽^笑)トリックもさることながら、やはり有栖川有栖さんの特筆すべき妙味というのは、キャラクターでしょう。銘々が個性があって気が付くとすっかりストーリーに引き込まれてしまってます。そして、たっぷり散りばめられたユーモア。最高です。笑わずにはいられない(笑)行間から笑いが滲み出てますね(笑)有栖川先生に笑いのセンスはもろ私のツボです!!さりげない笑い。何気なく読んでると読み過ぎてしまいそうなくらいさらっと、皮肉が効いてたり、エスプリに富んた笑える表現がなされてるんですよね~(*´ー`) じわりじわりとボディーブローのように効いてくるんですよ、この笑いが(笑)そして、物語の最後の一行でちゃんとオチまで付けてくれていてもうサービスばっちり!!(笑)そういやこの作品、以前読んだ『踊る男』とシチュエーションが似てるかも。でも有栖川作品には『踊る男』にはない『笑い』と活かしたキャラの『山伏』がいるんです♪・・・プププ・・・笑いの余韻がまだ・・・(笑)=== 112冊目 読了 ===
2007年04月23日

“裁判官の爆笑お言葉集”評価:★★★★☆ この本も売れてるみたいですね~。今日も本屋で結構積まれてました。右ページで裁判官の言葉とその言葉がでた事件の概要が。左ページでその判決に触れて著者の諧謔を弄した、時には皮肉まじりの解説が書かれています。『爆笑お言葉集』とは言うものの、実際に発せられた裁判官の言葉自体が笑いを誘うというよりも、それについて解説する著者の言葉がおもしろかったりします(*´ー`)軽くてさくさくっと読める。休日に午睡をまどろみながら読むのにもいいかもしれません(笑)=== 111冊目 読了 === ---雑記---------------------------------------今週もまた本屋に行って来ました。そしてまた本を5冊も買い込んでしまった(^~^;)ゞ これはもう病気ですね。欲しい本があると我慢できないんです。(いや、ある程度はするんですけど、どうしても欲しい本は買わずにはいられないっ!!)また本の山が増えたな~・・・これで確実に300冊はあります、未読本(笑)今年中に読み切れるかどうかは疑問(;^ω^A 多分無理だろうな・・・。誰かこの病気を治して下さい(笑)
2007年04月22日

“パズル崩壊”評価:★★★☆☆ ミステリー短編集。全8話。玉石混交かな(;^ω^A 最初の二話は「さっすが法月綸太郎!!」って感じなんだけど、そのあと数話は「え?( ̄Д ̄;) 」ってものや、斜め読みしてしまったものまで色々でした(笑)そういうや、ドッペルゲンガーの話があったんだけど、あれに似たミステリーを最近読んだ記憶が。なんだったかな?あの作品・・・。思い出せないや(@^_^)ゞ 短編にもかかわらず、とっても濃い~ものを読むことができてよかったゎ(´ー`) これからも法月綸太郎についていきます(*´▽`*)=== 110冊目 読了 ===
2007年04月21日

“双頭の悪魔”評価:★★★★☆ ミステリー長編。マリアが家出した。「マリアを連れて帰って欲しい」・・・マリアの父の依頼に応え、英都大学推理研の4人はとある村へ向かった。その村は、他の進入をことごとく拒む排他的な村。例に漏れず、アリスたちも村には入れてもらえない。マリアに会えない・・・強硬手段に出た4人は村への侵入を試みる。成功者は部長の江神のみ。残りのアリスたち3人は追っ払われてしまった。そして生憎の大雨。マリアと部長がいる村とアリスたちが滞在する旅館のある村を繋ぐ唯一の道である橋が、川の氾濫で決壊してしまう!!そして、各々の村で起こる殺人・・・!!そして、驚くべき事件の真相とは・・・!?いやはや、今回は何よりかなりの長編でした。700P近く。でもグイっと読者を引きつけるのはいつものこと(*´▽`*)ズン×2っと読めてしまいます♪今回は、アリスたちの村と、部長とマリアがいる村の両箇所で殺人が起こり、銘々がその事件の謎解きに挑戦します。それが、また・・・読ませるんだよな~。マリアとアリスの状況が交互に描かれてて、両方いいところで相手の場面にシフトするんです!!毎回「次が気になる!!」って状況で相方の場面へと行くので、もどかしいけど、そのもどかしさがなんともたまらん!!(笑)しかも、今回は『読者への挑戦』が三度もあります。いつものごとく私には一つもわかんなかったけどねぇ(笑)また、江神部長の過去についても少しだけ明らかになりました。へ~彼にはこんな過去が・・・!?( ̄Д ̄;) 学生アリスシリーズもこれで三作目。これは五部作だそうで。残り二作かぁ~。早く続きが読みたいです(’▽’*)
2007年04月19日

“悪いうさぎ”評価:★★★★☆ ミステリー長編。女探偵、葉村晶。今回の依頼は、失踪した女子高生の捜索。彼女の足取りを追ううちに、もう一人失踪した女子高生がいることが判明。複雑に絡み合う事件の糸。それを少しずつ紐解いて行くと、そこには驚愕の事実が待ち受けていた・・・!!やはり、睨んだとおり?若竹七海さんいいねぇ。私好みです。ユーモアたっぷりなんだよなぁ(^―^)主人公が刺されようが、足を踏んづけられようが、重苦しくなくって、むしろ思わず笑ってしまうのです(^▽^笑)それに、主人公のキャラがいい。強くて男勝りなんだけど、可愛いとこもあったりして。・・・プププ今でも話のオチを思い出すとニンマリ笑いがもれてきてしまいます(笑)これはシリーズもののようです。というわけで、葉村シリーズ読破は必至(*´ー`)
2007年04月18日

“ニッポンが好きだから”評価:★★★★☆ 瀬戸内寂聴さんと櫻井よしこさんの対談集。政治の問題から恋の話まで。櫻井よしこさんは、私が憧れてやまない女性です(’-’*) ジャーナリストとしての櫻井さんだけでなく、一人の女性としての櫻井さんの一面も知ることができました♪おもしろかったです(*´ー`) 瀬戸内寂聴さんは、母がファンで(笑)うちには彼女の『源氏物語』が全巻あります。すっごい厚くて大きくて重いやつです(笑)この対談読んで、瀬戸内寂聴さんの『源氏物語』にも挑戦したいなぁと思いました(´ー`) そういや、櫻井よしこさんに憧れつつも実は彼女の著書って一冊くらいしか読んだことがなかった・・・←これでファンって言ってるんだから、私も大概だなぁ(笑)ということで、これからは櫻井さんの著書もばん×2読んでいこうと思います(*´▽`*)
2007年04月17日

“フリッカー式”評価:★☆☆☆☆ 長編。妹が自殺した。そして、謎の男が現れビデオを渡された。そこに映っていたのは3人の男に陵辱される妹の姿だった!!復讐を決意した兄は、男たちの娘の捕獲を開始する・・・。文庫になったばかりで、前から読みたいと思っていたので買いました。しかし・・・。え??(;_;?) なんだこれ?ミステリーかと思ってたのに、そうじゃない。買ってきてすぐにあとがきを読んだ時点で嫌な予感はしてましたが・・・。なんていうか、わけわかんない。シュールすぎて・・・。乙一さんの作品を彷彿とさせるシュールさ。一体何が言いたいのかも皆目わからず。わざ×2本屋に行って、新刊で買ったのに・・・。これなら古本で買ったとしても損した気がしそうなのに、それを新品で買ったとなりゃ・・・その心情は推して知るべしですね(笑)この人、きっともう読まないでしょう。最初で最後の佐藤友哉作品となる可能性大(笑)ただ、乙一さんとかが好きな人には受けがよさそう。好き嫌いがはっきり別れるタイプの本じゃないかと思います。
2007年04月14日

“ちょっと探偵してみませんか”評価:★★★☆☆ ショート・ショート。全25話。数ページの短いお話を読んで読者が犯人やトリックをあてるという推理クイズになっています。以前読んだ『5分間ミステリー』とよく似た趣旨のもの。でもこちらは日本人のミステリ作家たちが作ったとあって、前記のものよりは楽しめましたね♪でもやっぱり途中で飽きがきてしまった(笑)単調で同じことの繰り返しだからなのか?いや、単に私の集中力不足か?(笑)気晴らしに読むにはいいかもねぇ。軽くて、さくさくっと読めちゃいます♪
2007年04月14日

“幽霊人命救助隊”評価:★★☆☆☆ 長編。 僕は大学浪人生。ふと気が付くと断崖絶壁をロッククライミングしていた!!命からがら断崖を登り切るとそこには先客が三人。そこへ天空からパラシュートで降りてきた初老の男性。彼は自分は神であると名乗り、ついで、驚くべきことを口にした!!「君たちは自殺したね?だから天国へは行けない。もし天国へ行きたいなら、今から7週間地上に戻り、自殺しようとする100人の命を救いなさい。」そうだ、僕は自殺したのだった。なにはともあれ、天国へ行くためにも、人々の命を救わなくては!!これ文庫になったばかりです。わざ×2本屋に走って買ったのに・・・なんてこったいっ(。>_<。) 三章の後半から五章の終わりまで斜め読みしちゃいました(笑)だってさ~おもしろくないんだもん。なんていうのか?始まりから常に違和感が。微妙に何かがずれてる感じ。具体的にどこがつまんないとかじゃなくて、ほんの少し何かが違う。そんな具合でした。あと、自殺志願者を救うっていうのがパターン化されてきて、途中から冗長気味だったなぁ。でも、ユーモアがきいててくすりと笑ってしまう箇所があったのはよかったかな。しかし、『13階段』や『グレイヴディッガー』の高野節を期待してると、肩透かしをくらう公算が大きいですね(^~^;)ゞ
2007年04月14日

“老人のための残酷童話”評価:★★★☆☆ 短編集。全10話。誰もが知っている古典や童話などになぞらえて、独自の物語を紡ぎ出しています。人間の心の深層を鋭くえぐり取っていて、さすがは倉橋さんだと感嘆しました。人間の醜い部分・・・誰もが持っていて、されども秘匿していたい醜悪な部分を、彼女独自の世界観で解釈され作られた物語の中で、忌憚なく表現しています。人間誰しも漠然とは分かってる。心のどこかにはとっても卑怯で、利己的で、驕慢だったりする部分があるって。普段は克己心という名の殻に包まれてて外からは見えないんだけど、時折ひょっこり顔をだす、そういった嫌悪しつつも決してなくすことのできない部分。そういったところを穿つ鋭い感性と、それを表現する巧妙な筆致。素晴らしいですね、ほんと。恥ずかしながら今日まで知らなかったのですが、倉橋由美子さん、2005年に亡くなられたそうです。こういった素晴らしい作品がもう生み出されることがないと思うと、仕方のないこととはわかっていても、愛惜の念が湧き上がってきますね。
2007年04月13日

“孤島パズル”評価:★★★★☆ ミステリー長編。英都大学三年生、有栖川有栖。今回有栖は、英都大推理研の紅一点、マリアに誘われ、彼女の別荘がある孤島へお宝探しに出かける。なんでも、そこには五カラットのダイヤが隠されているというのだ。嬉々として出かけた有栖たちだったが、そこでマリアの親戚が次々と殺される!!(^―^)もう有栖川有栖の作品ってだけで★3つは確定ですが(笑)今回もおもしろい。なんとか犯人を当てようと思うのですが、最後まで何もひらめかないまま『読者の挑戦』にきてしまいました(笑)う~ん難しい。けど事件の絵解きがなされたときの爽快感はたまりませんっ!!あぁ~好きだなぁ~有栖川有栖(作家本人も作品中の彼も)♪どん×2読んでいきます★
2007年04月13日

“環境問題はなぜウソがまかり通るのか”評価:★★★★★ この本は、『たかじんのそこまで言って委員会』という番組で取り上げられ、即日どこの書店でも完売が相次いだバカ売れ本です。私もようやく手に入れました。そして思いました。待った甲斐があったと!! 読後、目から鱗がぽろっぽろと落ちました!!(ρ_;)平生「エコエコ」とおっしゃってるエコロジストのみなさん!!是非読んで下さい。あなたが環境にいいと思っていることが、実は業者の利権などの上になりたっており、さらには環境に悪いことだったりするかもしれません!!ペットボトルはリサイクルされて資源の節約になっている そう思っていませんか?いいえ。実はペットボトルのリサイクル率はたった6%。そのほとんどは焼却処理されてます。また、ペットボトルをリサイクルするには、焼却処理をする以上に資源が必要とされています。畢竟するに、ペットボトルはリサイクルなどせず、焼却処理したほうが、うんと環境のためになるのです。にも関わらず、私たちはペットボトルのリサイクルが環境のためになると信じ(こまされ)、手間のかかる分別をし、リサイクル必要な仕組みを作るために大量の税金を使われているんです。なぜそんなウソがまかり通っているのか?そこには複雑な利権構造があるようです。(詳しく知りたい方は是非一読を!!)地球温暖化により北極の氷が融けて海水面が上昇するそう思っていませんか?中学校の理科の授業をよく思い出してください。アルキメデスの原理を。もっと敷衍して言えば、あなたがコップに氷を入れて満杯になるまで水を入れます。その氷が融けたとき、コップから水が溢れるでしょうか?溢れませんよね。それと同じ原理です。では、大陸の上に出来ている南極の氷が融ければ海水面が上昇するのでは?・・・確かにその通りです。南極の氷が融ければ海水面は上昇するでしょう。しかし、地球温暖化により南極周辺の温度が上がると、実は海水面はわずかではあるが下がります。これは国連機関のIPCCの報告にあり、世界ではこれが当たり前。常識となっています。日本では世界の認識とは正反対のことが常識とされてしまった背景には官僚の怠慢がありました。(これについても詳しくは一読を!!)ここで疑問に思うのは、ではなぜ今海水面が上昇し、ツバルなどが沈没の危機にあるのか。それは地球温暖化による海水の膨張率と陸地の膨張率に差があるためです。この他にも、レジ袋をなくすことは、実はさらなる資源の無駄遣いになることなど、私たちが環境にいいと信じて疑わないことが実は大きな誤謬であるということが、科学的に説明されてます。この本は『買ってはいけない!!』のように、些細なことを大きくとりあげ、徒に恐怖心を煽るような、針小棒大本では決してなく、科学的根拠に基づいて、わかりやすく真実を教えてくれます。いや~メディアを過信・・・いや、盲信することはいけないなとつくづく感じました。全てにおいて、疑ってものを見、それが本当に正しいのか見極める力が必要だと思います。
2007年04月11日

“天使のナイフ”評価:★★★★☆ ミステリー長編。妻が惨殺された。犯人は13才の少年3人。しかし、犯人達は少年法に守られ、彼らがどんな人物なのか、彼らが育った家庭環境はどんなものだったのか、そういった被害者遺族が知るべき最低限のことさえ、夫には教えてもらえなかった。そうして、犯人への憎しみが消えることのないまま4年近くの月日が流れた。そこへ突然現れた刑事。彼は驚くべき事を口にした。なんと、犯人の少年の一人が殺されたというのだ。どうやら自分は疑われているらしい。自分は犯人がすでに普通の社会生活をし始めていることさえ知らなかったのに・・・。そして彼は真相を知るため動き始めた・・・!!途中に、被害者である妻の過去について分かってしまい、「先が読めるとなんかもうつまんないんだよな~・・・★3つだ」なんて思ってたけど、さすがは乱歩賞受賞作です。最後にありました、どんでん返しが!!見事にうっちゃりをくらいました!!爽快♪また、色々と考えさせられる本です。少年法の意義って?更正って?私は少年であろうとも重大な罪を犯した人間は厳罰に処するべきだと思います。「少年の更生」とか「少年の人権」なんて声高に叫ぶのはどうだろう?(もしやむを得ない事情があるならば、それは少年であろうとそうでなかろうときちんと配慮した判決がなされるであろうしね。)もちろん、ただ罰すればいいというのではなくて、きちんとした更正教育も同時にしなければならないだろうけれど。今の仕組みは犯した罪に対する罰の部分が全くないのが変なんですよね。少年にはたしかに前途があり、守られなければならないのかもしれない。それもわかる。しかし、何の非もなく殺害された人間にも前途があったでしょう?被害者遺族は一生癒えない傷を負っていかなければならないでしょう?現在は少年法ができた当時と社会的背景は大きく変容しているわけだし、なによりも加害者の人権に比重がいきすぎです。刑法なんて合法な復讐みたいなもんだと私は思っているので(もちろん目的刑という側面も大切ですが)、少年というだけで、経歴にまったく傷がつかず、社会全体で大量の税金を用いて彼らを守り、養い、社会に復帰させるなんて(それに対し遺族に支払われるお金やら配慮のなんと少ないことか!!)遺族感情にも全くそぐわないと思う。少年事件が起きると過剰なまでに加害者のプライバシーが守られ、その反動なのか、事件の被害者っていうのは加害者以上に取材され、私生活を詮索されて・・・ひどいもんです。こういったケースのメディアスクラムは目に余るものがありますね。これが平生「プライバシー」と声高に言っているメディアのすることかといつも思ってしまいます。・・・とまぁこんな具合に(笑)非常に考えさせられるお話でした。
2007年04月11日

“殺戮にいたる病”評価:★★★★★ ミステリー長編。蒲生稔。彼は永遠の愛を求めて夜の街を彷徨い歩き、そこで出会った女性を殺害する。そして死に絶えた彼女を何度も陵辱し、さらには死体の一部を持ち帰って愛撫し、自慰にふける・・・。彼女の“一部”が腐敗して使えなくなるとまた新たな運命の女性を求めて街へ出る・・・。猟奇殺人者の心の闇にも言及した、衝撃のホラー。天才。我孫子武丸さん天才です。この作品は以前から我孫子作品の中でも最も優れたものであるという評判を聞いてはいたものの、読み始めは「ほぅ~彼には珍しいホラーか~」なんて思ってたりして、「評価は今んとこ★3つくらいかな~」なんて愚かなことを考えてました。あの頃の自分を、今思い出しても恥ずかしい(笑)これはホラーということもできなくはないが、やはり我孫子武丸。ちゃんとした、しかも、かなり高度で優れたミステリーです!!絶対やられます!!あまり言うとネタバレになりかねないが、最後の最後のどんでん返しには「やられた~!!」って快哉を叫ぶなんて反応を通り越して、目が点になりました。そしてその後心臓がドキ×2してきて手に汗かいてきて、一人で「嘘。嘘!?」ってな具合で再読開始。未だ興奮冷めやらぬって感じです。すごすぎます。もうすでに2007年度の私の一押し決定の気配がしてますもんっ(笑)
2007年04月10日

“翼ある闇”評価:★★★★☆ ミステリー長編。『蒼鴉城』。そこは、主人公の友人である探偵を雇った依頼人の家。そこで依頼人に会うはずが、彼は斬首死体で発見された!!そして、犯人は探偵をあざ笑うかのように次々と人を殺していく!!密室、二人の探偵の推理対決。真相は一体どこにあるのか!?やっほい♪おもしろい♪すっかりやられた。どんでん返しに継ぐどんでん返し。真実は一体なんだ!?それは最後の最後まで分からないのです(笑)私が読んできたミステリーってのは、通常探偵役は一人で、物語の最後に快刀乱麻を断つごとくスパッと事件を解決するのだが、これは一味違う。探偵は間違うのです。犯人のミスリードにすっかりひっかかってしまう。そして新たな探偵が登場し・・・あ~これ以上は言えないっ(笑)ぜひ読んでください(笑)しっかしまぁ~。これが作者のデビュー作ってんだから、やってられないね~←何が!?(笑)まさに『栴檀は・・・』ですなぁ。この人も全作品読破リストに追加!!ところで、アナスタシア皇女←ネタバレのため伏せ字って本当に生き残ってたのかなぁ~。多分死んでたんだろけど、生きてたと考えると色々夢があるなぁ。そういやアナスタシア←ネタバレのため伏せ字に関する本も買ってあった気が。またいつか読みます(笑)
2007年04月09日

“密閉教室”評価:★★★★☆ ミステリー長編。舞台はとある高校。女生徒がある朝いつもの通り登校すると、クラスのドアが開かない。担任も加勢してドアを開けると、そこでは、クラスメイトが首から大量に血を流して死んでいた!!他殺?しかし、状況は完璧な密室。では、自殺?・・・級友の死の真相を解明すべく、主人公の順也は推理小説の渉猟で鍛えた脳味噌をフル回転させる!!ちょっと・・・ちょっと・・・!!すごいじゃないですか、法月綸太郎!!しかもこれがデビュー作ときたもんだ。栴檀は双葉より芳しってか?すっごいです。「二転三転するストーリー」ってのはもちろんおもしろいんだけど、これはまたさらにすごくて、「四転五転」します(笑)それまでにもう十分どんでん返しを味わって、「やられた~!!」って思ってるところにさらにどんでん返しに継ぐどんでん返し!!「やられた~!!やられた~!!やら・・・れo(~o~;)o ・・・」ってな感じです(笑)やられすぎて目が回る~(笑)どんでん返しっぷりもすごいけど、思わず笑っちゃう箇所も結構あっておもしろいし。いいじゃん♪デビュー作がこんなにステキなんて。もう絶対全作品読破しなきゃ!!でも、まだ購入するのは我慢×2( ̄~ ̄;) リストに追加するにとどめます(笑) ---追記---------------------------------------・・・バカ。私のバカ。ダメだって分かってたのにそれなのに・・・。法月さんをはじめ、ミステリーアンソロジーやエラリー・クイーンにディクスン・カーなど、また本買いこんじゃったよ・・・。でも、欲しいと思うと我慢ができないのです(笑)以前買い渋ってた本がいつの間にやら絶版になって入手不可能だったという経験があって、それ以来「今逃すと後がないのでは!?」と不安に駆られてしまって・・・。それならいっそ買っちゃえ!!ってな感じでつい・・・(笑)それで部屋中が本だらけになってしまっているのです。でも、本は腐らないし、いつか読むもんだと自分を言い聞かせています(笑)でもさすがに、今年いっぱいで読み切れるかどうかわからないくらい本があるっていうのは問題かなと思いつつ、また欲しい本リストが増えていくのであります(笑)
2007年04月08日

“未明の家”評価:★★★★☆ ミステリー長編。主人公は大学院生。すらりと長い手足。高い身長。彫刻のような顔立ち・・・。しかし彼はその美しい顔に人々の耳目が集まるのを嫌い、前髪を長く伸ばし、胡乱な出で立ちで暮らしている。そんな彼だが、実は鋭い慧眼を持ち、明晰な頭脳で難事件を解決したことがあるのだ。そして今回、院生として、別荘の鑑定依頼を、また探偵として、その別荘で起きた不可解な死の真相解明を依頼される!!好きかも。キャラがいいじゃん♪結構な長編だから途中で休憩しようと思いつつついページを捲ってしまう。「もうちょっとだけ・・・もうちょっとだけ・・・」ってな感じに(笑)ただ、謎解きにいくつか不満が。ミステリーって、パズルに例えると、最初100ピースなら100ピース分の謎がちりばめられてて、最後にそのピースがぴったりとはまってパズルが完成し、お話が終わる。これが私の理想なのですが、今回は最後にパズルができあがった(謎が解けた)はずなのに、ピースがいくつか余ってる感じ。つまり、布石や謎と思われてた箇所のいくつかが、未解決もしくは単なる偶然でしたってな具合で帰結しちゃってる気が・・・。そこが不満点。でも、ストーリー展開のテンポがいいし、続きが気になって×2。読ませます。いいね~退屈や中だるみしないお話って♪これはシリーズものなので、次も読みたいと思います。いつか(笑)
2007年04月07日

“夕萩心中”評価:★★☆☆☆ ミステリー短編集。全4話。あれ?今回もあんまり・・・。最後のユーモアミステリーはおもしろかったんだけどなぁ・・・。一話目はいまいち。「へ~」って感じだったし、二話目と三話目に至っては、斜め読み(したかどうかさえ怪しいくらいのパラ×2読み(笑))。ん~。『夜よ鼠たちのために』のように、ガツンとくる叙述トリックが読みたいんだよぅ・・・。残念無念(~ ~;)ウーン
2007年04月06日

“十字屋敷のピエロ”評価:★★★★☆ ミステリー長編。「僕はピエロの人形。なぜか僕を買って行く人々の家では悲劇が起こる。それゆえ『悲劇のピエロ』なんて不名誉な名前で呼ばれちゃってるんだよね。おっと、また新しい僕の持ち主が決まったようだ・・・。」十字屋敷で起こる殺人事件。その場面を人形のピエロはじっと見ていた・・・!!おぉ~。人形が目撃した事件を語ってるよ!!おもしろいっ!設定がいいじゃん♪読ませるね~東野圭吾っ!!人形が目撃したことがヒントになってるの。もちろん人形は動いたりできないから、全てをみてるわけじゃない。人形の視点は置かれている地点に固定されてる。だから、犯行も一部はみえてもその後の犯人の動きを追ったりはできない。それゆえ、うまくミステリーとしてできあがってます。さすがですね、東野圭吾さん。トリック自体はさほどでもないけれど、この設定と銘々のキャラクター、物語の運び、全てが絶妙!!ぐん×2読ませます(*´▽`*) これってシリーズにしてもおもしろそう(なってないのかな?)。ピエロの行く先々で起こる事件。絶対おもしろいのになぁ(*´ー`) あぁ~やっぱり東野圭吾はやめられないっ!!東野作品の文庫はほぼ揃えてありますので、大事に×2、ちょこっとずつ読んでいきます(笑)
2007年04月05日

“「ニッポン社会」入門”評価:★★★★★ 14年間日本に住んでいる英国人記者による日本のレポート。いや~副題にある通り、まさに『抱腹絶倒』ですっ!!ε=(>ε<) プッー!ユーモアたっぷりで笑わずにはいられません!!それなのにちゃんと正鵠を射てたりするからすごい。これ読んで思った。『日本人よ!!もっと自国に自信をもとう!!もっと日本人ってことを誇ろうじゃないか!!』って。日本人ということに劣等感を持ってる人。日本が嫌になってる人。そんな人に特に読んでみて欲しい!!『日本ってなんて素晴らしい国なんだ!!』ってことに気が付くはずです!!以前大学の授業で『日本人が日本人であると気が付くためには、他の国の人をみてみなくてはならない』ってな趣旨のことを聞きましたが、まさにその通り。日本がどんな国かを知りたければ、少なくとも他の一カ国と比較してみることですね。この本ではおもにイギリスと比較して日本のいいところ(時には変なところ)、日本独自の文化をおもしろおかしくレポートしてます。(比較してみないと、普段当たり前だと思ってることが外国から見れば驚くべきことだったりしますもんね。)最近はよく『アノ国はこんなにいいのに日本と来たら・・・』とか言われますけど、そんなに外国ナイズドされずに(もちろんいいところは取り入れたらいいけど)日本という国に自信をもったらいいのに、と思います。そうそう。中学生のときにイギリスから英語の教師が来たのですが、そのとき『外国の人は人と話すときに相手の目をみるので、あなたたちも目をそらさず話しましょう』って言われたのですが、この時ちょっぴり疑問に思ったんですよね~。だってさ、日本に来てる以上日本のしきたりに倣うべきですよね?ってこんなひねたこと思う嫌な中学生だったんだな~私って(笑)なんか愚痴みたいだけど、もう少し言わせてください(笑)以前テレビで、日本を訪れた外国人(この時はアメリカ人)観光客が『日本人は英語が話せず観光に不便。日本は遅れている。』みたいな趣旨のことを言っているのを観ました。みなさんどう思います?たいていの日本人は『あぁ日本は遅れてるな~』と思うんでしょうが、ひねくれ者の私は違う!!(笑)こう思いました。『あんたら日本に来て、当たり前の顔して日本人に英語で道を聞くな!!』ってね。(フランス人なんてその点フランス語に自信持ってるからすごいと思う)そうでしょう?日本人が海外旅行行く時なんて、そこが英語圏でなくても、『旅行の会話』ってな本を片手に、少なくとも現地の言葉でコミュニケーションとろうと頑張るでしょう?日本人って勤勉で、『郷に入っては郷に従え』って言葉に忠実だし、すごいでしょう?他にも、『日本人は答えに窮するとただ微笑する』とか『話すとき目を合わせない』『表情がない』『自己主張しない』などなど、色々外国の人から変だと言われる(ひどいと気持ち悪いなんて言われたりして!!)そんなのどうよ?そりゃ外国に行って上記のことを日本人がしたら批判されてもしょうがないでしょうけど、日本にいるのにそういったことを外国人から批判されるのは変じゃないですか?だってここは日本だもん。あなたたちが日本の文化、民族性質を理解して合わせるべきっしょ。『郷に入っては・・・』です。自国と比較して他国の文化が劣っているとうのはまったくナンセンス。文化は比較して優劣つけることは基本的にはできません。(そういや昔アメリカの女優が、犬を食べる民族を批判してたな~あれも自国優位主義者のいい例だな。うん。)まだ言いたい(笑)よくヨーロッパに人は少なくとも母国語の他に少なくとも英語は話せるのに日本人は一カ国語しか話せないっていう批判。それは比較するのは酷でしょう。だってさヨーロッパのたいていの国って英語と同じアルファベット使ってるし、文法体系も似てたりするわけで。(仏語と西語、伊語の酷似していることといったら!!)日本人がアルファベットなんてまったく日本語と異なる文字から始めて言語を習得するのとはそもそもスタート地点が違うわけで。その証左?として、日本語ペラペラの外国人ってあんまりいないでしょう?(まっこれは日本語を学ぶ必要性があまりないのも関係あるんだろうけど)日本人っていまだに欧米コンプレックスから抜け出せない。外国でいいって言われる制度をそのまま日本に持ち込んでしまいがちですよね。最近では『WE(ホワイトカラーエグゼンプション)』ああいうのは自己主張がよしとされる外国だからこそ機能するのであって、日本のように『同僚が残業してるのに自分の仕事は終わったからと行って帰れずに、つい他人の残業を手伝ってしまう』タイプのサラリーマンが多い国では機能しないんじゃないかな?やっぱり、海外の制度をそのまま日本に移植するのは簡単じゃないと思う。その国の文化的、民族的背景など様々なバックグラウンドがあってその基に成立してるもんだから、あっちの国で成果がでたからってこっちの国で真似しても成果が出るかは甚だ疑問です。ふぅ~。めずらしく(いつものごとく?)しゃべりすぎました(笑)まとめていうと、『日本人よ自国に自信をもち、卑屈にならずにいいとこはがん×2維持し、伸ばしていこう!!』ってことです(笑)
2007年04月05日

“血文字パズル”評価:★★★★★ ミステリーアンソロジー。全4話。●有栖川有栖 ●太田忠司 ●麻耶雄嵩 ●若竹七海★4つか5つか悩んだけど・・・え~い!!もってけ泥棒っ!!(笑)だってさ、有栖川有栖と若竹七海が特におもしろかったんだもん(*´ー`) 他の二人ももちろん良かったけどね♪いや~。有栖川さんは関西人とあって、ちゃんとオチもあり、それがまた笑えました(笑)今思い出してもにやっとしてしまう(>y<) ぷっ若竹さんは青春もの。爽やかで、でも切なくて。笑いもミステリー要素もばっちり。若竹さん、好きかも。以前もアンソロジーで読んだけど、それもおもしろかったしなぁ。もしやと思って、未読の本の山を渉猟してたら、やはりありましたっ!!若竹七海の『悪いうさぎ』。よくやった昔の私っ(笑)本を買い込んでおくとちょっとしたお宝探しゲームも楽しめるのだと、今気が付きました(笑)冗談はさておき、近々読みます、『悪いうさぎ』。これ読んでから若竹制覇するかどうか決めようと思います(^―^)
2007年04月04日

“推理喫茶 録音テープ殺人事件”評価:★★★☆☆ 連作ミステリー短編集。全4話。喫茶店で働くウェイトレスと彼女に思いを寄せる二人の男。彼らの周りでおこる事件を、見事な推理で解決する!!ん~。可もなく不可もなく。ミステリーとは言ってもトリックとかオチはすぐわかる。また、人間模様自体も特におもしろいわけでもない。例えていうなら、火サスのような感じ。オチも犯人もわかりきっているし、人間関係も最後には綺麗にまとまってハッピーエンド。読んだ後は『ふ~ん』としかいいようがない(笑)これで読書感想文を書けと言われたら・・・頭を抱えてしまいますね(笑)
2007年04月03日

“文豪ナビ 山本周五郎”評価:★★★★★ 山本周五郎さんってほとんど知らなかったです。でもとってもおもしろそうな作品がいくつかあって、是が非でも読んでみたいと思います。『赤ひげ診療譚』や『柳橋物語』、『さぶ』など、読みたいものだらけで、何から読み始めるか悩んでしまいますね(笑)山本周五郎って、直木賞受賞を辞退しているとか。私みたいな俗人からみるともったいないの一言につきるんですが、彼は確固たる意志があって受賞を固辞したみたいです。ふぅ。手持ちの文豪ナビは全て読み終えました。あとは『川端康成』を読めばこのシリーズ完読です。でもそれはいつになるやら・・・(^~^;)ゞ
2007年04月02日

“文豪ナビ 太宰治”評価:★★★★★ 太宰治の『斜陽・人間失格・桜桃・走れメロス 外七篇』と『お伽草紙』は、読んでみたいと思っていて、すでに買ってあります。とはいうものの、上記の作品以外はあまり食指が動かないかも。なぜならば、文豪ナビを読む限りでは、太宰治の生き方(敷衍して言えば、彼の生き方そのものが反映された彼の作品)にあまり共感できないからです。あまりにも精神面が弱く幼すぎる印象を受けました。太宰の煩悶は、誰しもが抱く感情ではあるけれど、それを人は受け入れ、妥協し生きていくもので、それが大人になるってことなんだと思います。太宰治はそれができずに懊悩し続け、肉体的にも精神的にも追いつめられていったみたいですね。でもそんな彼だからこそ、素晴らしい作品を遺すことが出来たわけで。う~ん。私だって文豪と同じように煩悶し続けているのにな~・・・。この違いは何だ!?(笑)あっ、自分が抱える懊悩を文学に昇華させる才能がないからかっ(笑)
2007年04月02日

“文豪ナビ 三島由紀夫”評価:★★★★★ 毎度申し上げている通りです。おもしろい!!いや~ホント入門書として最高だと思います。三島由紀夫って昭和の文豪だけあって、文章も読みやすいし、ぜひ全作品読んでみたいですね。文学作品読破候補として、三島由紀夫と芥川龍之介は確定です(笑)昔は分からなかった文学作品も、今なら読める気がします。(気がするだけか!?(笑))このシリーズは全7巻みたいです。もっと次々と出していって欲しいのになぁ( ̄~ ̄;) 蛇足ですが、このシリーズ、『川端康成』をのぞいて、残りは購入済みです。ってなわけで、数日中には手元にあるものを読む予定です(*´▽`*)
2007年04月02日

“文豪ナビ 芥川龍之介”評価:★★★★★ このシリーズの例にもれず、いいです。めちゃくちゃいい。芥川龍之介って、私が一番好きな文豪かも。といっても、読んだ作品はほとんどないんですけどね(笑)世界観って言うか・・・そういうのがとっても好きです。中学か高校か忘れましたけど、そのとき教科書に載ってた『羅生門』を読んだとき、全然意味がわからなくてイラッとした記憶があります(笑)でもこれも今読むとまた違うのかも。芥川龍之介は全集が欲しいなと思ってます。でも、なにせ未読の本が数百冊←買い込み過ぎですヽ(´~`;)あるもので、これ以上本を買うのはなるだけ自粛するつもりです。・・・でも欲望に負けて買ってしまうかも(笑)だってさ、本はいくらあっても腐らないもんねっ・・・って単なる言い訳!?(;^ω^A
2007年04月02日

“一房の葡萄”評価:★★★★☆ 童話。全8話。有島武郎が遺した童話が全て収められてます。好きなんだよね~童話。童話に込められた寓意って素晴らしいですよね。人間の根幹を形成するのに絶対一役買ってると思う。子供がいれば絶対読み聞かせたいもんです。私も子供の頃は毎晩母が読んでくれましたね~童話。今思えばそこで、今の私の倫理、道徳観が形成されたように思います(もちろんそれだけではないですけど)。実は他にも童話本買ってあるんです。早く読まねば(笑) ---雑記---------------------------------------先月の目標は45冊だったのですが、結果は40冊。( ̄~ ̄;) ウーン今月の目標は、先月の不足分を補って・・・←ってこればっか(笑)35冊!!件数合計322件。今月こそ、目標達成に向けて頑張りまーす(*^▽^*)
2007年04月01日
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