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“英語対訳版 サラダ記念日”評価:★★★☆☆ 英語対訳版を買いましたが、それは単に通常版よりも安かったからです。ゆえに英訳は一切読んでませんので(笑)カテゴリは『英語の本』でなく、『詩・歌』にしました。さて、本題。 私事で恐縮なのですが、私は恋愛中に自分から彼へ電話したりメールしたりすることはほとんどないです。用があるときは別ですが。常に受け身。相手がかけてこなければ平気で二週間、一ヶ月音沙汰無いこともあり。あと、頻繁に会ったりするのも好きじゃないです。週一でも多いように感じたりするようなやつです。彼と会わない日に彼のことを考えてもの思いに耽ったりすることはほぼゼロ。会わない日は自分のことしか考えてなかったりします。デートで夜景を見に連れて行ってもらっても、「夜景って街の灯の集合体なのに、みて何がおもしろいのか?」と一生懸命考えるような女です。・・・何が言いたいのか?つまり、私はいわゆる可愛い乙女のような人間ではないということです。だから、この短歌を詠んでもいまいち共感ができかったりするということです。え?前置きが長すぎる?ごもっとも(笑)ほんとにわかんない。電話の前で電話が鳴るのを待つ気持ちもわからないし、失恋して泣き暮らす気持ちもわからない・・・私は欠陥女か!?(;-_-;) としばし悩んでみたり。ん・・・私には乙女心をうたった詩やら、恋心を題材にした小説などは向かないようです。前々から薄々気付いてはいましたが、確信しました(笑)そういう意味では自分を知るきっかけとなった本だったな~(笑)=== 213冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2007年11月25日

“日本よ、勁き国となれ”評価:★★★★★ 中国は、領土をはじめとする勢力拡張を念頭に、北朝鮮を掌の上に乗せ続けたいと考える。北朝鮮の核実験を受けて行われた国連での制裁論議のなかで、日本が「拉致を含む人道的問題」という表現を入れるよう提案したのに対し、強く反対して削除したのもそのためだ。拉致をはじめ、日本人の安全、日本国の安全保障問題は、突きつめれば、中国の動きこそがポイントである。安倍首相の真価は、したがって、中国にどう対座するかによって決まる。中国の呪縛をどう突き崩すかである。(本文より) これは今年の7月に発売された、最新の『論戦』シリーズです。したがって、内容はかなりタイムリーなものばかり。いつも通りに櫻井よしこ節にはすっかり感服です(笑)今回も、内政問題、外交問題、多方面にわたる問題について様々な分析、考察がなされています。なんせ話題が多岐にわたるものですから、すべてについて書き出して感想を綴るとしたらとてつもない量になるでしょう。だから、具体的な感想記述はやめておきますね(;^ω^A ただ、内政問題、外交問題ともに、日本政府の迷走、いや、暴走っぷりには慷慨を禁じ得ません。 そして中国関連問題。様々ありますが、何においても中国というのはある意味ではとても優れた国だと思います。つまり、巧妙で狡猾な情報工作や詭計、中国の外交手腕というか、老獪さというか。あの情報力もすばらしいですし。中国の唯我独尊っぷりの一片くらいは日本も見習えばいいのにと思ったり。(中国と日本を足して割れば理想の外交能力になる気がします(笑))確かに中国のやり方には怒りを禁じ得ませんが、何よりそれに屈して、日本を貶め続けてきた日本の外交力のなさに憤りをこえて呆れ果ててしまいます。日本は日本の国益を本当に第一義に考えているのか甚だ疑問です。日本が今のような外交の力量のままだとしたら将来の日本は・・・想像すると寒心に堪えません・・・(;-_-;)2007年も大変な年となりましたが、来年はどうなるやら。親中派の福田首相率いる日本の行方。親中派でなおかつ慰安婦問題で日本を痛罵した(中華街から多額の献金されてる)ヒラリー・クリントンが優位にたっている米国大統領選挙の行方。そういや昨日、オーストラリアの総選挙で親中派のケビン・ラッド氏が当選しましたね~。むむむ・・・前途多難な気がするのは私だけ?(笑)がんばれ日本(笑)=== 212冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2007年11月25日

“名探偵の呪縛”評価:★★★★☆ ミステリー長編。--- 梗概 -------------ミステリー作家である“私”は、次に書く作品の資料を渉猟しに図書館へ。そこで目当ての本を探しながらぶらぶらしていたが、ふと気が付くと何か妙な雰囲気。おかしいと思いつつ帰ろうとした“私”だったが、なぜか出口が見あたらない!!出口求めて図書館内を彷徨うものの、まるで狐に化かされたように出口にたどりつけない。そして、ぐるぐる廻っているうちに周囲の様相も変わり始める。どうやら奇妙な世界に迷い込んでしまったようだ。その世界で“私”は“天下一”という名の探偵になっていた!!さらには、ある事件の犯人を捜す依頼を受けることに。流れに身を任せ、依頼を快諾し、調査を開始した私こと天下一探偵だったが調査開始早々密室殺人事件が発生!!殺人事件の捜査まで担うことになった天下一は、この世界の奇妙な点に気が付く。この世界には『推理小説』という概念が存在しなかったのだ。『密室』、『トリック』などの意味どころかその概念さえ理解できない世界の警察、住人を相手に四苦八苦しなが真相究明に奔走する!!密室のトリックは?犯人は?そして、“私”が迷い込んだ世界とは・・・!?----------------------こんなものまで書かれるのですね~恐るべし、東野圭吾(笑)今まで読んだ東野作品とは一線を画する感じです。だってパラレルワールドに主人公が迷い込むんですよ?奇抜な設定でありながら、それがちゃんとミステリーになってるんだから、やはり天才は違いますのぅ( ̄ー ̄)この話はミステリーであり、かつ、『本格推理小説』論のようなものが展開されていたりします。意味深長といいますか。もしこの作品の中で語られている言葉が東野圭吾さん自身の言葉とシンクロするとするならば、妙に納得。それは東野作品を読んでいてもわかりますね~。おもしろいです。これは続編もあるみたいですね。買ってはありますのでまた読みます。来年になりそうだけど(笑)=== 211冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2007年11月24日

“この国を、なぜ、愛せないのか”評価:★★★★☆ 日本は自らを“ハンディキャップ国家”と位置づけ、半人前の国家にとどまり続け、国家目標を“摩擦を生じさせないこと”に矮小化し、志を曲げ気概を失った。中国はいま「沖縄も中国領だった」と言う。日本人はそれを笑いとばしてはならない。彼らは本気であるから。日本は、中国の覇権主義が沖縄領有にとどまると過小評価してはならない。中国のねらいは大中華帝国の確立、つまり日本国全体の実質支配なのであるから。中国の大戦略の前に日本がなすべきことはたったひとつ、真の独立国としての志を確立することである。自力で自国を守る気概を養い、そのための大戦略を練ることだ。真の敵は日本人の心の内にある。(本文より) 櫻井よしこさん。表紙の着物姿、美しいです。見事に着物をきこなしておられますねーー(*´▽`*)彼女くらいの年齢になると、見た目に生き方などがにじみでてきますよね。リンカーンじゃないけど、顔が履歴書というか。表情や話し方などにその人柄が顕著に出てくるというか。若いときっていうのは、見た目の美しさは親からもらったものという感じですが、年を重ねた日には、見た目の美しさは自分で作り上げたものという感じがします。その人柄やその人が人生で積み上げてきたもの、考えてきたこと、そういうことが自ずとにじみでてくるように思います。だから、顔の造作が多少よろしくなくても美しいと感じる年を重ねた人っていうのはたくさんいるもんです。何も考えずのんべんだらりと生きてきた人間は、造作が整っていても魅力にかけるというか。美しく年を重ねるというのは、肌のハリを保つとか、スタイルを保つとかそういうことではなくて、他に惑わされ流されたりせず凛としていること、自分の生き方をはっきり持っていること、そういう姿勢で生きることなんだと思います(*´▽`*)見た目の美しさ、若さを保つことしか頭にない女にはなりたくないもんです(笑)・・・わかってます。自分でも薄々気付いてました。全く本に関係ない話してますよね?わかってます。反省してます(;o;_;)o閑話休題。外交問題、内政問題。内憂外患の日本に刮目ものの提言をされてます。相変わらず、内容が濃い。地に足のついた取材っぷり。彼女の汗の結晶をこんなに安い価格で読めるのはありがたいです。領土問題、核問題、薬害問題等々多岐にわたる分野の問題点に切り込んでます。内容は多少古いですが、ここに書かれている問題が2007年も終わろうとしている今でも何の進展もしていないどころか、悪化してさえいることに櫻井さん同様憤りを感じますね。無定見な政治家たちによっていかに日本は国益を損なっているか。つくづく考えさせられます。不勉強な政治家に翻弄させられないためにも、もっともっと勉強しようと思います。=== 220冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2007年11月23日

“ブルータスの心臓”評価:★★★★★ ミステリー長編。--- 梗概 -------------不遇な家庭環境にもめげず、苦心惨憺して手に入れたエリート人生。順調に進む仕事。それに拍車をかけるように、自分の会社の社長令嬢との結婚の話が浮上した。全てが順調に進んでいるようにみえた末永拓也。しかし、遊び相手である会社の同僚の康子が妊娠したと言い出し、彼の順風満帆の人生に暗雲が立ちこめ始める。自分の人生の障害となるものはいかなるものであっても取り除かなければならない。康子を殺すしかないのだ。拓也と利害が一致した男があと二人。三人で康子を殺す計画を立てる。計画は完璧であり、三人全員に堅牢なアリバイを与えることができるものだった。そして計画は実行に移された。途中までは完璧にみえた計画だったが、途中でとんでもない齟齬をきたし、それはやがて当初は予想もしなかった殺人事件へと発展する・・・!!----------------------くるくるくる・・・めまぐるしく変化する事件の真相。当初は三人による一人の女の殺害計画のはずが事態は予想だにしない方向へと転がり始めるのです。一体誰が犯人なのか?その目的は?全くわからないまま、ストーリーの進行とともに徐々に何層にも重なったベールが捲られて行くのです。ドキドキします。最後の最後まで犯人はわからない。途中で「これちゃんとタネ明かしできるだけページあるのか?」と要らぬ心配してしまうほど、ほんとにギリギリまで真相はわかりませんっ!!これぞミステリーという感じ。登場人物各々の思惑が絡み合い、それが重なり合って、複雑な層を織りなす。その層を慎重にちょっとずつ剥いでいき、やがて真相に肉薄していく。いや~すばらしい。刑事視点、末永拓也視点・・・それぞれが持つ情報で真相を明らかにしようとするのが手に汗握ります。末永が持っていても刑事が知らない情報があって、末永はそちらから真実にアプローチする。刑事は末永の完璧なアリバイを崩そうと奔走する。そして、また別の視点もでてきて・・・とにかく読ませます!!ミステリー性もさることながら、ストーリーはとても含蓄がありますね。機械絶対主義のようなものへの警鐘といいましょうか。人間は機械は、コンピュータは絶対間違わないと思ってる。でも機械を使うのは、コンピュータをプログラミングしているのは人間だということを忘れてはいけないんですよね。機械盲信ゆえのヒューマンエラーが深刻な事故につながったなんて例もよくあるわけで。ちなみに、ラストはバッドエンディングだったりします。私はバッドエンディングはあまり好きではないのですが、この作品に限っては、このラストでよかったと素直に納得できましたね~。ん~どういう角度で読んでおもしろい(*^m^*) 東野圭吾作品は全作制覇しますよ~♪(文庫になっているものは99%揃ってますので、後は読むのみなんですが、如何せん時間が・・・(笑)気長にいきますね~。)=== 219冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2007年11月22日

“不在証明崩壊”評価:★★★★☆ ミステリーアンソロジー。全8話。● 浅黄斑 ● 芦辺拓 ● 有栖川有栖 ●加納朋子● 倉知淳 ● 二階堂黎人 ● 法月綸太郎 ● 山口雅也名うてのミステリ作家が勢揃い♪収録作家みただけでも垂涎ものでしょう?(*´ー`)タイトル通り、どれもアリバイ崩しがテーマです。どうみても堅牢なアリバイをいかにして崩すか。どの作品でも見事な“不在証明崩壊”ぶりです。読んでて痛快♪浅黄斑さん、芦辺拓さん、山口雅也さんはずーっと読みたいと思っていて、読みたい作家リストにもかなり前から名を連ねていましたが、なかなか読むことができずにいた作家さんたちです。お三方みな私好みの予感がしました( ̄ー ̄)ニヤリいや~気になる未読作家さんの作品が一冊で一気読めるなんて♪これぞアンソロジーの醍醐味というもんでしょう(#^.^#)アンソロジーで、未読の作家さんの作品を読んで、それでこれからその作家の単独作品を読むかいなかを決める、というのが私がひっそり実践している好みの作家発掘法だったりします(笑)未読の作家の長編をいきなり読むと、ハズレたときの衝撃はなんとも筆舌に尽くしがたいものがあったりしませんか?だから、私はアンソロジーという、ハズレてもショックが極力少ない(仮に一人ハズレたところで残りがおもしろければ元が取れる!!)ものが好きだったりするのです。(もちろん、そんなせこい理由だけじゃないですよ~(笑))って話がズレてるズレてる・・・軌道修正軌道修正φ(.. ) 8話の中で、有栖川有栖さんと法月綸太郎さんの作品は以前読んだことがありました(多分)。でも、内容ほとんど忘れてたのでまた初めて読むように楽しめました。こういうとき自分の記憶力の弱さに感謝したりします(笑)倉知淳さんの作品は、ラストで思わずクスリと笑えました(>y<) ミステリなのにオチがあるなんて・・・プププ(笑)二階堂黎人さんは、蘭子シリーズでした。蘭子が出てくる作品はまだ読んだことがなかったので、今度は蘭子の長編に挑戦してみたいかも(*^m^*) 加納朋子さん、以前『ななつのこ』を読んで、私好みではないな~と思いましたが、今回もちょっと私が好きではない感じの作品。でも、読むのが苦痛というほどでもなく、ほぅ~、って感じ。日常の中のちょっとした不思議を扱っていて、好きな人は好きそう、といったところか。概ねおもしろかったですね~。アンソロジーはいい。一冊で何度も美味しいから(*^m^*) これからも色々なアンソロジーを読みたいものです♪=== 218冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2007年11月22日

“白い兎が逃げる”評価:★★★★★ ミステリー中編集。全4話。火村&作家有栖シリーズ。 アリバイ崩し、意外な動機、時刻表トリック・・・色々なミステリ満載です。どれも秀逸であっと驚く展開。中編なのにミステリとしての完成度が高すぎです。さっすが有栖川先生(*^m^*)もう心酔しまくってます(笑)おもしろすぎて、素晴らしすぎて、これ以上感想ありません(笑)=== 217冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2007年11月20日

“なぜ夜に爪を切ってはいけないのか”評価:★★★★☆ 信じるか、信じないか------。言葉の裏に隠されていたのは、日本の伝統文化としきたりだった!(帯より) 「夜に爪を切ると親の死に目に会えない」、「夜に口笛を吹くと蛇が出る」、「三人で写真を撮ると真ん中の人が死ぬ」・・・などなど、誰もが幼い頃親から言われたことがある日本の迷信76個。これらの迷信の由来を教えてくれます。おもしろいですっ!!「夜に口笛を吹くと蛇が出る」とか「朝蜘蛛は殺すな」とか、私も幼い頃言われましたね~母親に。今思うと、なぜ蛇が口笛吹くと来るのかとか、朝の蜘蛛は殺しちゃダメで夜の蜘蛛は殺さねばならないのはなぜなのかとか、色々疑問ですよね。その疑問に答えてくれるのがこの本です。おもしろいです。最近は「単なる迷信だろ」なんて歯牙にもかけぬようになってきましたが、その由来を知ると、見直してしまいますね。ちゃんと意味があるんですよね、一見わけのわからぬ迷信にも。なるほどと、日本文化の勉強になったり、日本人の知恵を痛感したりします。たくさんの迷信のうち、聞いたことがあるものもありましたが、全く知らないものもわりとあって、その迷信を母に聞いてみると母は「聞いたことある」と。やはり時を経るうちにどんどん親が子に迷信を話すことが減っているのかな~。何世代かあとにまで、日本人の知恵としきたりが詰まった迷信が残っているかどうか・・・危うし、迷信。そういや、以前テレビで「バチがあたるよ!!」、「お天道様が見てるよ!!」等と親に言われたことのない10代から20代の若者が多くいるっていってましたね。私は20代前半ですが、幼い頃、ご飯残せばこう言われ、悪いことこっそりやって見つかってはこう言われ・・・。結構言われましけど、言われてない同世代の方が多いことに驚きました。あと、ちょっと迷信からは脱線しますが、私は、お茶碗にご飯粒つけたままごちそうさますると「お百姓さんが一生懸命つくってくれたものを粗末にするな!!バチがあたるよ!!」って言われて育ちました。だから小学校の給食でも一粒残さずご飯を食べてたんですが、ふと周りをみると、8割くらいの子供がご飯粒つけたままごちそうさましてたりして、子供ながらに衝撃を受けました。むしろ自分の方がおかしいんじゃないかとまで思ったりして( ̄~ ̄;) きっと自分の親世代が小学生の頃はご飯粒つけたまま箸を置くこどもは、私世代よりうんと少なかったと思います。なんか大切なことが失われてきているような気がしてちょっと悲しかったり(;-_-;) なんでもかんでも革新革新ばかりなのも変だし、かといって保守的すぎて狷介固陋なのもどうかと思うし。迷信のように、大切に残して伝えていくべきところは伝えて、変えていかねばならぬところは柔軟な姿勢で変えていく。そういうことが大切なんじゃないかなと思ったり。ん?だいぶ脱線しました(^~^;)ゞ 閑話休題。日本独自の迷信。これはもう文化ですよね。後世にまで残したいものですね。私の子供には一日一迷信のつもりで話していこう!!と決意しました!!・・・って、その前に結婚しなくちゃ、だな(笑)=== 216冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★ ---雑記---------------------------------------先月・今月は小説ばかり読んできましたが、明日からはノンフィクションをたくさん読んでいこうかな~とおぼろげに思っております。ってなわけで、明日以降小説を読む割合が低くなりそうです。小説好きの方、堪忍を~~(笑)
2007年11月19日

“丹波家の殺人”評価:★★★★☆ ミステリー長編。--- 梗概 -------------地元の名士である丹波竜造が乗った船が遭難した。遺体はみつからなかったが、竜造の死のニュースは地元をかけめぐった。そして、彼の死に伴う遺産相続問題が発生。複雑な家系の丹波家は、それぞれが遺産の取り分をめぐって争いを始めた。そんな中、竜造の長男が密室状態で亡くなった。死因は心臓発作。単なる自然死と思われたが、今度は竜造の長女が撲殺体で発見された・・・!!遺産を巡る殺人事件なのか?それとも・・・。密室大好き黒星警部と、彼の部下竹内刑事が事件の真相解明に向け奔走する。----------------------黒星&竹内シリーズ。今回も笑わせてくれました(笑)ただ、いつもの黒星シリーズに比べて黒星の出演が少なかったのがちょっと残念。めまぐるしく視点がかわるため、テンポよく読めました。笑いもさることながら、今回の密室もよかったです。なるほどね。ははん♪って感じでした(*^m^*)あぁ~これで黒星シリーズは今のところ制覇しました。(もし、「これまだ読んでないじゃん」ってのがあればご一報くださいませ♪)今度は黒星&虹子読みたいな~♪また黒星に出会える日まで鶴首して待つことにします★=== 215冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2007年11月18日

“クラインの壺”評価:★★★★☆ 長編。--- 梗概 -------------上杉彰彦が書き上げたゲームの原作が、200万円で買ってもらえることになった。その会社が彰彦の原作を元に、今までになかったゲームを作るという。その驚天動地のゲームを完成させるために、彰彦はモニターになることにも同意した。そして、もう一人モニターに選ばれた少女とともに未だかつてない壮大なスケールのゲーム完成へ向けてモニターに励む日々が始まった。しかしその数日後、モニターである少女が行方不明となる。彼女の友人とともに少女の行方を捜し始めた彰彦だったが・・・!?----------------------主人公たちは、現実世界と全く区別のつかない仮想世界へ、特殊な装置を使って入り、そこでゲームの主人公となって、ゲームを進行させるのです。そして、次第に現実と虚構の区別ができなくなっていき、最後は・・・。ってな感じです。物語に入り込み、主人公と一緒になって「一体どこからどこまでが現実でどこからどこまでが虚構なのか!?」と悩んでパニックになってしまいました(笑)岡嶋二人の作品はどれもすんなり物語に入り込めてしまう。というかどっぷりつかってしまいます(笑)そしてあっとう間に読み終え。この作品も例に漏れず。自分が主人公になったつもりでいつの間にやら頭がこんがらがっちゃってましたね(^~^;)ゞ 本当にわからないです、この話の状況に自分がいたら。現実と虚構の区別がつかない。それを見分ける術もない。恐慌状態ですね~実際にこうなったら。フィクションだとわかっていても、もしこうなったらと思うとゾッとしちゃいますヽ(´~`;)ノあぁ~おもしろいな~岡嶋二人。ハズレないからどれでも安心して読める。手元にある岡嶋作品はあと数冊。全部で28作品あるらしいので、全作読破に向けてこれからちまちま収集していこうと思います(*^m^*) === 214冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2007年11月18日

“リア王”評価:★★★★★ --- 梗概 -------------リア王は今の地位を退くことを決意した。そして、すべての財産・役職を三人の娘に譲るという。その条件として、父であるリア王へ、どれほど自分を愛しているかを語らせることにした。長女ゴネリルと次女リーガンは舌先三寸で父への愛を滔々と述べた。その言葉にご満悦のリア王。そして、三女コーディリアからも素晴らしい愛の言葉を得ようとするのだが、コーディリアはリア王の思うような返答をくれなかった。それに激怒したリア王は、三女に一切財産を与えることなく、国外追放する。そして長女と次女とともに暮らし始めたのだが、二人の娘は父を蔑ろにするようになって・・・。----------------------言葉がないです。人間心理の描写が巧みすぎます。素敵なセンテンス盛りだくさんです。リア王はバカですねーー。舌先三寸、立て板に水の愛の言葉にすっかりのぼせあがって、真実を見る目が濁ってしまってます。本当に父を愛しているのは、決して大仰な言葉で愛を述べたりはしない三女コーディリアのみ。それなのに、愛を口にしない三女には父への愛がないと判断してしまう。その結果、悲劇が待ち受けているのです。私は常々思っているのですが、口がやけにうまい人、いいことばかり口にする人、こういう人は信用できないんですよねーー。黙して語らずがいいとは言いませんが、大仰におべんちゃら並べる人はダメですね。そういう人は誰にでも軽々にいいこと並べるんですよねーー。実が伴ってないことが多い。愛の量を賛辞の量ではかろうというのがそもそもの間違いなのに、リア王はそれに気付かず。口数が少ないことは愛が少ないことだと思っちゃったがゆえに引き起こされた悲劇。ん~胸にぎゅっときます。シェイクスピアは何度も何度も読みたくなります(*´▽`*) その度にまた新たな発見があったりして、読めば読むほど味がでるのがシェイクスピア♪余談ですが、私、光文社古典新訳文庫のシェイクスピアを集めてるんですが、一方ではちくま文庫のシェイクスピア全集も収集してます。・・・同じ本二冊買ってどうするんだ?と今更ながら疑問に思ってたりして(笑)まっ、訳者が違うから違う味付けを楽しめるからいいやと無理矢理自分を納得させている今日この頃です(笑)=== 213冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2007年11月18日

“黄色館の秘密”評価:★★★★☆ ミステリー長編。--- 梗概 -------------勤務する白岡署の署長から休暇(という名の追放)をもらった黒星警部。長期休暇を箱根の温泉でゆったり過ごしていた。その折、夜中に携帯に電話が。電話口からは、虹子からの「助けて、殺される!!」という悲痛な叫び声。パニックになっている虹子からなんとか居場所を聞き出すと、偶然にも虹子がいるのは黒星が滞在する温泉から近いところであった。車を走らせ虹子のいる“黄色館”にかけつけた黒星警部を待っていたのは、怪盗による泥棒事件と、黒星が愛してやまない密室殺人事件だった・・・!!----------------------黒星&虹子シリーズ。黒星警部です。おもしろすぎです。夜中に大声で笑ってしまい、母に怒られました(笑)相変わらずの単細胞ぶり。人が死んでいるにも関わらず、密室殺人事件とあっては思わず「うひょ」「むほほほ」と笑い声がもれてしまう黒星(笑)今回も密室殺人事件に欣喜雀躍する不謹慎ぷり(笑)・・・ありがとう、ひたすら、ありがとうです、こんなに笑わせてくれて(笑)ちなみに、本来なら主眼である謎解きですが、これはちょっと・・・いただけないというかなんというか。途中まではいい感じだったのですが、最後まで明らかにならないままの謎もあったり、ちょいとゴリ押しっぽい謎解きもあったり。ミステリーとしては★3つかな?と僭越ながら思いますが、いいんです。だって、黒星シリーズに大切なのはユーモアなんだもんっ(*^m^*) 謎解きなんか二の次三の次(おいおい(笑))むしろ無くても十分楽しめます。黒星シリーズはギャグを楽しむもので、謎解きはおまけみたいなもんだと私は思ってますので、これで十分満足できました(*´▽`*)ムフッ♪黒星警部は残すところ『丹波家の殺人』のみです。読むこと考えただけで、口の端に笑いが・・・グフフ♪=== 212冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2007年11月17日

“シャーロック・ホームズの事件簿”評価:★★★★★ 短編集。全12話。三ヶ月に一冊のペースで発刊されるので、次の一冊が出るのを鶴首して待つ日々♪そして、この本も例に漏れず、発売と同時に購入!!・・・したはずが、読むのが今って・・・どうよ?(笑)それはさておき、これもおもしろかったです。個人的には長編よりも短編が好きなので、より一層楽しめましたね~♪『三人のガリデブ』というお話では、普段は冷静沈着で、ともすれば冷血漢にみえてしまうホームズの温かい一面が垣間見られました♪毎回色んな側面をみせてくれるホームズはやはりやめられない(*^m^*) そして、『白面の兵士』、『ライオンのたてがみ』。今までずーっとワトスン視点で書かれていたのですが、この二話はホームズ視点です!!それがまた新鮮でいいっ!!これを含め五冊あった短編集の中で、これが一番好きです♪(ホントは全部おもしろくって甲乙つけがたいんですけどね(^~^;)ゞ)謎解きなんかは「え?それはないっしょ」と思わず突っ込みたくなるようなものもありますが、ホームズとワトスンのキャラや会話など、謎以外の要素が素晴らしいのでそれだけでもう満点です(*^m^*) 余談ですが、ホームズを読んでいると、なぜか火村&有栖の二人を思い出します。ワトスンはいつも突飛な推理を思いつき、それをホームズにことごとく論破されてしまうんです。これって火村と有栖でもまったく同じ構図ですよね?(笑)それを表すセンテンスがありましたのでご紹介。P102より。わたしの考え方の鈍さがホームズをいらだたせ、そのいらだちに勢いを借りてホームズの炎のような直感や思考がいっそう生き生きと燃え上がるのだ。二人のくされ縁におけるわたしのささやかな役回りはざっとそんなものだった。二人の関係をワトスンが述懐しているのがこの文章。ね?まるっきし火村&有栖でしょ?・・・だから何って話ですけどね(笑)ふとそう思ったので、思いつくまま書き殴ってみました(#^.^#) 共感して頂ける方、ご一報を(笑)なんだかんだで、ホームズ全集も残すところ『恐怖の谷』一冊となりました。来年一月の発売が今から楽しみです(*´ー`) === 211冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2007年11月17日

“ジュリエットの悲鳴”評価:★★★★★ ミステリー短編集。全12話。大好きな火村&有栖シリーズではなく、単発の短編8話とショートショート4話の計12話です。・・・どれも!!どれもおもしろい!!12話もあれば1話くらいハズレがありそうですが・・・ないです!!全部パーフェクトにおもしろい!!間然するところなし(#^.^#) どれもこれも私のツボはまりまくりで、コスパの高い1冊でした♪ミステリーと書いたものの、サスペンスホラーちっくなものや、ユーモアたっぷりのギャグ満載のもの、阿刀田高さんみたいな奇妙な味のものなど、多彩なお話盛りだくさん(*^m^*) 火村、江神シリーズなどとは毛色が違いますね。この作品は今まで読んだ有栖川作品の中では異色といえるかもしれません。どの話も、キレがいい。読後、思わず「かぁ~なるほど!!うまいっ!!」とうなってしまいます(笑)あぁ~ホントに言うことなしです。もう「最高っ!!」しか言うことない・・・。ボキャブラリーが貧困ゆえこんなことしか書けずに申し訳ないデス(笑)有栖川有栖作品では、火村と有栖シリーズが一番好きだと、これを読むまでは思ってましたが、『ジュリエットの悲鳴』は火村超えしたかもしれません(笑)ん~でも、火村シリーズとは趣向が全然違うので比較はできないかも(^~^;)ゞ ・・・だから、やっぱり両方一番好きっ!!(笑)=== 210冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2007年11月12日

“吉野弘詩集”評価:★★★☆☆ 詩集。以前読んだ『教科書でおぼえた名詩』で読んだ『夕焼け』という詩がいたく気に入ったので、買ってみました。がつんと胸に響く詩、目がうるっと来てしまう詩、??な詩(笑)とたくさんの、ほんとうにたくさんの詩が収められてます。その中でも特によかったのは、『夕焼け』、『好餌』、『祝婚歌』の三つです。『好餌』は、読んではっとさせられました。知らず知らずのうちに、はまってしまっている日常の陥穽というか。ストレス社会に生きる人々にぴったりの詩だと思います。原点に立ち返るというか、日頃の自分をもう一度見つめ直そうと思いますね。『祝婚歌』は、結婚前にもう一度読みたいです(いつになるやら(笑))結婚前の心構えですね。バリバリ?独身の今読んでも納得させられることばかり。人間関係全般に通じることだと思います。さて、最後になりましたが、この詩集を買うきっかけになった詩『夕焼け』。特に好きだった最後の箇所だけ紹介させていただこうと思います。(略) やさしい心の持主はいつでもどこでもわれにもあらず受難者となる。何故ってやさしい心の持主は他人のつらさを自分のつらさのように感じるから。(略)吉野弘さんの詩は日常にある風景を切り取るのがものすごくお上手ですよね。ともすれば、「こういう詩なら私も思いつく」なんて僭越なこと思ったりしちゃうくらいです。でも、「あるな~」と詩を読んで思う情景ですが、実際自分が日常でその光景を目の当たりしたとき、それを意識しているかと言われると、ノーですね。そんなありふれた情景を意識してることなんかなくて、無意識に目の前を流れていってしまってる。そんな、凡人なら意識しない情景を、日常に埋もれている情景を浮き彫りにして切り取って詩にできるって、素敵ですよね。詩人ってすごいな~と感嘆です(#^.^#) 私には絶対無理!!(笑)=== 209冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2007年11月10日

“バスカヴィル家の犬”評価:★★★★★ 長編。--- 梗概 -------------バスカヴィル家には、“魔犬伝説”なる話が長く語り継がれてきていた。そのバスカヴィル家の当主チャールズが心臓発作で亡くなった。その死相は、恐怖で歪んだひどいありさまだった!!そして彼の死体の横には大きな犬の足跡・・・。これはバスカヴィル家に伝わる魔犬の仕業なのか?伝説の魔犬の正体を突き止めるべく、ワトソンを率いてホームズが調査に乗り出した!!----------------------久々のホームズです。この本は7月上旬の発売と同時に買ったのですが・・・読んだのは今日って・・・(^~^;)ゞものぐさな自分に呆れてしまいます( ̄~ ̄;) さてさて、内容ですが、おもしろいの一言です。そりゃ、正直言えば、「そんなうまくいくか~?」とか突っ込みたいところはたくさんありますが、そんなこと些事も些事。私にとっては、ホームズがいて、ワトソンがいる。ただそれだけでもう満足満足★5つなんです(笑)ホームズとワトソンの会話もおもしろいし、ホームズの高飛車っぷりも好きだし。キャラだけですでにノックアウトされてしまっております(笑)そして、ストーリーラストの彼ら二人の会話が一番好きです。ピリッとスパイスの効いたセリフでフェードアウトしていくところに、胸がキュンとします♪(#^.^#) ホームズ全集も残るは二冊のみ。内一冊は10月の上旬に発売され購入済みですので、近日中に読みますね。ラストの一冊は来年の1月上旬発売予定。これを読めばホームズ制覇です♪楽しみだのぅ~(*´ー`) === 208冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2007年11月10日

“スイス時計の謎”評価:★★★★★ ミステリー短編集。全4話。火村&作家有栖シリーズ。いや~四作品全て秀逸で甲乙付けがたかったです!!今回は有栖の青春時代の回想描写があったりと、またまた惹き付けられるストーリーでしたね~♪謎解きもすんばらしくって、最高です。トリックは、快刀乱麻を断つごとく・・・わかればいいんでしょうが、皆目わからず(笑)それだけに、火村によって解答が示されたとき、思わず嘆息しますね~。よく毎度毎度こんな素晴らしいトリックが思いつくもんだと感嘆します┐(~ー~;)┌ 四話の中で一番好きなのは、『女彫刻家の首』です。あらすじは・・・著名な若手女性彫刻家が、アトリエで殺害されているのが発見される。驚くべきことに、彼女の首は切断され犯人によって持ち去られ、そのかわりに、首があったであろう場所には、彼女が作成途中の彫像の首が置かれていた!!犯人はなぜ首を切断し持ち去ったのか?この残忍な犯行を行ったのは誰なのか!?謎解きもおもしろいし、ラストは衝撃です。そして、最後の最後に有栖が言った言葉に対する火村のセリフにもぐっときます。他の三話も全て最高でした~♪国名シリーズの短編集の中ではこれが一番好きかも★ホゥ♪(*´ー`) 現在(2007.11.10)文庫になっている国名シリーズはここまでです。ついに制覇しましたーー国名シリーズ♪嬉しいような、読む楽しみがなくなって寂しいような、複雑な心境です(^~^;)ゞ でも、まだ有栖川作品が数冊残ってますので、それを大事に大事に読んでいきます(#^.^#)=== 207冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2007年11月10日

“フー・アー・ユー?”評価:★★★★☆ 安倍さんの周りにはセ○レが多い。これは管直人さんの迷言です(笑)ちなみに、ホントは『セレブ』と言いたかったようです。言い間違えは仕方ないとしても、『セ○レ』はないでしょう・・・(笑)(セ○レの○はもちろん“フ”なんですが、禁止ワードに登録されているらしく、記事にそのまま書くとシャットアウトされて更新ができませんでした~。)こういった、古今東西の政治家たちの迷言がぎっしりつまっております。以前読んだ『へんなほうりつ』と同じレイアウトです。右ページに迷言、左ページにその言葉がでた背景やそれを発した政治家の四方山話などが載ってます。『へんなほうりつ』と同じ作者なので、解説ページはなかなか皮肉が効いており、ユーモアもあってめちゃくちゃおもしろいです。ブッシュ大統領の迷言は、彼が就任した当時迷言集が出るくらいですから(日本でも売れましたよね~私も読みましたもん(笑))かなりパンチの効いたおもしろものがたくさん載ってました♪彼は王者ですね(笑)ブッシュ大統領は、人々の記憶に残る大統領だと思います(笑)案外、偉大なことやった政治家よりも、こういった迷政治家の方が、長いこと語り継がれたりするのかもしれないですねーー、皮肉なことに(笑)他にも、抱腹絶倒の爆笑迷言から、発言者の見識を疑うような怒り心頭に発する迷言まで、色々です。私が一番好きだったのは、イギリスの元首相チャーチル氏が人生最後に言ったとされる言葉。何もかも、うんざり。ゲーテの『もっと光を』を超えたと個人的には思います(笑)最後の最後がこの言葉とは・・・一体チャーチルさんに何が?(笑)いや~おもしろいですよ。名言集もいいですが、迷言集も最高です♪(最後になりましたが、タイトルの『フー・アー・ユー?』について。これは我が国の森元首相がクリントン元アメリカ大統領に投げかけた迷言としてみなさんご存じのことと思います。これも当時日本中で話題沸騰?でしたよね~♪彼は日本のブッシュだと思いますょ(笑))=== 206冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2007年11月09日

“誰彼”評価:★★★★☆ ミステリー長編。--- 梗概 -------------新興宗教の教祖へ、不可解な脅迫状が何度も送られてくるという。その犯人探しを、大学時代の友人であり、その宗教の教祖秘書である女性に頼まれた法月綸太郎。脅迫状を読むと、いくつかの暗号が隠されていることに気付く。隠された暗号を手がかりに犯人を突き止めようとしている矢先、とあるアパートの一室で首なし惨殺死体が発見される!!どうやらこの惨殺体は教祖のようだが・・・!?二転三転する真相。驚天動地のトリックを、法月は暴くことができるのか!?----------------------目が回ります、展開が速すぎて(笑)いや~ホントおもしろいですね。テンポよく、すいすい読めます。法月綸太郎とその父法月警視が事件解決に奮闘します。綸太郎は次々と事件の解答を出すんですが、それがことごとく外れる。そしてまた新たな解答を出すが、やはりこれもダメ。解答→不正解→解答→不正解・・・このパターンをテンポよく繰り返すうちに、徐々に事件の核心に迫っていきます。ややもすれば、同じパターンの繰り返しで冗長になりそうですが、んなこたぁないです(笑)じわじわ真相に近づいている感じがドキドキですね。ぼんやり読んでいると、テンポの速さについていけないので、腰を据え、集中して読むことが肝要です(笑)めまぐるしく変化する推理は圧巻です。○○かと思って、「なるほど~」と思っていると、実は××だったとなり、「あ~やられた~そうか~」と得心しかけたところへ、やっぱり△△かも・・・ってな具合に展開する推理。納得、感嘆、驚愕・・・これの繰り返しです。おもしろいですね~法月綸太郎♪彼も読破リストに名を刻んでたりします(笑)=== 205冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2007年11月09日

“10ドルだって大金だ”評価:★★★☆☆ ミステリー短編集。全14話。去年出版されたこの本。当時から読みたいと思いつつ、価格がちょい高めなのもあって手が出ないまま時が流れてました。しかし今年の夏、母から突然この本をもらいました。「欲しかったんでしょ?」と一言添えて。いや~、サプライズですね~。私が欲しいと言ってたのを覚えてくれてたうえに、サラリと渡してくれるあたりが格好いいじゃないかと、我が母ながら思いましたね(笑)んで、せっかくもらったのに読まないまま三ヶ月くらいたっちゃいましたが(笑)ようやく読み終えました(プレゼントしがいのない娘だなぁヽ(´~`;))。ん~。玉石混淆。キレのいいおもしろ話もあれば、よくわからない話もあり。★2つ話と★4つ話が3:7くらいの比率でありましたので、平均して★3つとしました~。でも、★4つの話は本当におもしろかったので、ジャック・リッチーの他の作品もいつか読んでみたいです。=== 204冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2007年11月07日

“マレー鉄道の謎”評価:★★★★★ ミステリー長編。--- 梗概 -------------大学時代の友人、衛大龍の誘いを受けて彼の母国マレーシアを訪れた火村と有栖。久闊を叙する三人。昔話に花が咲き、楽しい時間を過ごしていた。そんな折、火村と有栖が偶々立ち寄ったお店で男が二人もめているのを目撃し、その仲裁に入った火村。男の一方はマレーシア人、もう一方は日本人。なんとか二人をなだめることができほっと一息。その後宿に戻り異国の地でゆったりした時間を楽しむ二人。明くる日、現地で知り合った日本人の家にお邪魔している最中、その家の庭にあるトレーラーハウスで男の死体が発見される。死んでいたのは、昨日日本人と諍いを起こしていたマレーシア人。そして、状況は完全な密室。自殺か、他殺か。真相を解明すべく異国で奔走する火村。その後、今度は、死亡したマレーシア人男性と争っていた日本人の男も絞殺体で発見される!!火村と有栖に遺された時間は30時間!!帰国までのタイムリミットが迫る二人の前に、三度目の事件が・・・!!限られた短い時間で火村は事件を解決できるのか!?----------------------火村&作家有栖シリーズ。国名シリーズでは久々の長編ですね。最近ずっと短編読んでたから、長編読み切る自信がなかったんですが・・・杞憂でした(笑)520ページにわたる大長編でしたが、物語に引き込まれてあっとういう間に読み終えました。いや~長編はやはりいいですね。(短編ももちろん好きですよ♪)物語の世界にどっぷり浸かれちゃいますし★今回、火村と有栖、初の海外です。マレーシアに友人を訪ねた火村&有栖。そこで奇妙な密室で死体が発見されるのです。そして、二人目、三人目と次々に事件が発生する。犯人は誰?密室のトリックは?ドキドキもんです。これぞ本格推理ですね♪謎解きも最高によかったです。一生懸命考えましたが、密室の謎は(やはり)解けませんでした・・・( ̄~ ̄;)驚天動地のトリックでしたよ。ほぅ~!!と感嘆の声が漏れちゃいました。んでもって、クライマックスも色々な意味でドキドキしました。スリル満点!!犯人を突き止めてドキドキ。そして、解決したーと思って空港に向かう車の中で再びドキドキ。手に汗握ります。(あんまり詳しく言うとネタバレになるのでもうおしまい!!)そして、特筆すべきは、有栖の英語です(笑)火村は英語ペラペラなので何の問題もないのですが、有栖の英語力は微妙。それゆえ、リスニングができない箇所があったりするんですが、それが「あなたのその×××(仮説か?)はその状況に・・・」みたいに表されてるんです(笑)×××の箇所を推測する有栖。笑えます(笑)リアリティがありますよね。読んでるとき、まるで自分が有栖になったかのように、一生懸命英語を聞き取ろうとして、わからない箇所は推測して。めちゃくちゃ楽しめます(*´▽`*) それと、有栖が拙いサムライイングリッシュを駆使して質問したりするセリフもすごい凝ってます。例えば、「あなたが知っていることを私は知りたい」のような調子で書かれているんです。これっていかにも英語を直訳しましたーー!!って感じの日本語ですよね?だから、日本語で書かれてはいますが、有栖はきっとこういう英語を使ったんだろうなーーと知らないうちに読みながら英語に変換しちゃうんですよ(笑)いくら、「」は日本語、『』は英語、と但し書きがついてても、読んでいてその雰囲気を読者が感じられないと意味がない。でもこの作品は、カギ括弧の区別がなくても、有栖のセリフに限っては、ここは日本語のセリフ、ここは英語のセリフって瞬時に読み分けがつきます。いや~ディテールもこだわっているのがひしひしと感じられますね。さすがです。文字だけで、その違いを出せるのはやはりすごい筆力だと思います。感服の至り。笑いも存分にあったし(何度声をあげたか!!)、トリックも仰天ものだし(どれだけ感嘆したか!!)めちゃくちゃおもしろかったです♪ふぅ~。国名シリーズも残すところ『スイス時計の謎』のみです。満足感とともに一抹の寂しさも。でも、国名シリーズ以外も何冊か手元にあるので、もうしばらく有栖川ワールドを堪能できそうです★=== 203冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2007年11月03日

“警官の血 下”評価:★★★★★ 長編。--- 梗概 -------------罪、万死に値す-----。過激派潜入の任務を果たした民雄は、念願の制服警官となる。勤務は、父と同じ谷中の天王寺駐在所。折にふれ、胸に浮かんでくる父の死の謎。迷宮入りになった二つの事件。遺されたのは、十冊の手帳と、錆びの浮いたホイッスル。真相を掴みかけた民雄に、銃口が向けられる・・・・・・。殉職、二階級特進。そして、三代目警視庁警察官、和也もまた特命を受ける。疑惑の豪腕刑事加賀谷との緊迫した捜査、追込み、取引、裏切り、摘発。半世紀を経て、和也が辿りついた祖父と父の、死の真実とは-----。(帯より)----------------------くはっ(≧∇≦)すごい。大スペクタクル小説です。祖父の、そして父の事件の真相を、三代目警官の和也がようやく手にするのです。しかーーーしっ!!犯人は上巻のうちから目星はつきます。だから、最後の方では、「あーやはりこいつが犯人なのね」ってな感じで一瞬肩透かしをくらった気がしました。がっ!!そんな単純な話ではないのです。深い。とっても深い。民雄、和也と続くうちに、彼らはどんどん警官になっていくんですよね。警官の世界にどっぷり浸かる。自分はこうありたいという警官像があって、そうあるために清濁併せ呑むという感じです。裏金作りや暴力団との情報取引・・・しかしこれらも警察組織のため、強いては国民の治安のためになっている部分があるがゆえ、 それを愚直に問いただすのではなく、そういう負の側面も自分の中で消化し、受け入れていく。なんていいますでしょうか、警察の内部事情にも深く言及してあり、それだけでも読み応えあります。単なる殺人事件の犯人を追っているだけの話かと思いきや、警察上層部の複雑な思惑が裏で絡んでたり・・・といった感じで、もう最高です。これ読んで改めて思いましたが、警察上層部(いわゆるキャリア)というのは老獪ですよね。無理難題を部下におしつける。そして、その難題を達成するためには、警察内では必要悪とみなされており、しばしば使われる方法をとるしかないということも分かってる。しかし、命令をする際は、その手段を使えとは言わない。しかしその手段をとるしか解決する方法のない難題を命じるということはつまり、暗黙にその方法を承諾しているのと同じなんですよね。それなのに、いざことが起これば、自分はそんな手段をとることに承諾は与えていない、独断だとして、その現場警官を処分して我関せず。ひどい話です。現場警官というのは大変ですよね。いざ大事件が起きれば、現場を知らずにトップにたった高見の見物キャリアによる命令待ち。実際目の前にどんな危機が迫っていようが、上からの命令なしには何もできない。確かに、上意下達は必須でしょう。でも、それは、上の者が的確な指示をだせるという前提あってのもの。実際には、上層部は事件解決よりもいかに事後マスコミや世間から非難を浴びないかばかりを優先的に考えるんですよね。それにいい例が愛知県の立てこもり事件でした(この事件は下巻の最後の方にも少し出てきます。)。目の前に警官が撃たれて倒れてても5時間も放置。同僚のあんな姿見せられてたら現場の士気もさがるでしょう。挙げ句の果てが発砲命令も出ないまま(許可が出てたなんて話もありましたが、事件の様子を見ている限り発砲はダメだったんでしょうね。)むざむざと二人目の警官被害者をだして。きわめつけは、投降した犯人に「ありがとう」はないでしょう・・・。あれでは日本の警察もなめられますね。それもこれも、やはり犯人に発砲した場合に予想される人権派弁護士、マスコミ、世間からの非難を恐れたキャリアに責任があるんだと思います。まっ、キャリアは出世街道にのるためにも、自分の在任中に大きな失態が起きないことが最優先課題なのでそうなるんでしょうけど。とばっちりを受ける現場警官はたまったもんじゃないですよね。捨て駒かっちゅーの。・・・なんか話がだいぶ脱線しちゃいましたね(;^ω^A つまり、この話は、とっても深くておもしろいってことです。色々な要素が複雑に絡み合って見事に大きな一つのお話になってます。読み終えた後、ようやく『警官の血』というタイトルの深みに気が付きます。まさに、警官の血って感じです。他にも、戦後から現在にいたるまでの世相なんかも描かれててとってもおもしろく読めます。戦後戦後と一口に言っても色々な出来事があったんですよね。戦災孤児や過激派左翼が起こした事件等々、読んでいるだけでも戦後から現在までを生きてきたような臨場感ですよ。警察もの好きの私にはたまんない二冊でした(*´▽`*)=== 202冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2007年11月02日

“警官の血 上”評価:★★★★★ 長編。--- 梗概 -------------汝の父を敬え-----。帝銀事件が世を騒がせた昭和23年。希望に満ちた安城清二の警察官人生が始まった。配属は上野警察署。戦災孤児、愚連隊、浮浪者、ヒロポン中毒。不可解な「男娼殺害事件」と「国鉄職員殺害事件」。ある夜、谷中の天王寺駐在所長だった清二は、路線橋から転落死する。父の志を胸に、息子民雄も警察官の道を選ぶ。だが、命じられたのは北大過激派への潜入捜査だった。ブント、赤軍派、佐藤首相訪米阻止闘争、そして大菩薩峠事件-----。(帯より)---------------------- 帯読んだだけでもう読みたくなりませんか?これが出たのが9月25日だったんですが、私はすぐに買いましたねーー。(なのに読むのが今じゃ意味ないけどさ(笑))警官親子三代にわたる壮大なスケールで物語は進むんです。昭和の空気なんかも、まるでそこにいるかのように感じられます。臨場感たっぷり。ドキドキも満タン。上巻は、清二とその息子民雄まで。続きがめちゃくちゃ気になります。清二が追っていた二つの事件。そして清二の不審な事故死。父の死の真相を解明することをも胸に警官になった息子民雄。しかし、彼に与えられた任務は過激派への潜入捜査。その任務で精神を病む民雄・・・。さぁーー下巻ではどうなるどうなる?もう続きが読みたくてうずうずしてます。下巻では民雄の息子和也も警官になるみたい!!さっさと続き読みますね!!では早速 ε=ε= (ノ゜ω゜)ノ 下巻へgo!!=== 201冊目 読了 === ← ランキング参加中デス♪よろしければポチッとお願いします★
2007年11月01日
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