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無事に仕事を済ませたらもう午後2時に近いのだ。このタイミングですでに5000歩以上歩いたのだ。当然このままだと腹が減ってしまったのだ。せっかく世田谷区界隈まで来たので、もう一杯を食おうか。 15分ぐらい歩いて梅ヶ丘駅の近くに来た。そして無事に世田谷磯野を見つけた。2017年に閉店した神田磯野の店主は二年間で蕎麦屋で働いてから梅ヶ丘でラーメン屋として店を再開したのだ。ランチタイムの営業もそろそろ終わりって時間帯に入店。全部入りの磯野醤油支那そばの食券を購入してから着席。 神田時代と同じ丼だ。鶏ベースのスープはすっきりしながらコクがある。醤油タレは濃いめではないが、出汁の濃度とのバランスがよい。岩海苔が入っているところを後飲むと、魚介と合わせたような味になったとわかった。細麺は当然自家製麺で玉子を練りこんだ多加水麺だということで、しなやかでスープとの絡めがよい。豚のレアチャーシューと鶏むね肉チャーシューが入っている。ワンタンは海鮮ではなく肉ワンタンだ。皮が薄いがもちもちした食感で、肉餡も大きい。味玉は当然名古屋コーチンだ。 おいしかったね。さすがだ。鶏の旨味が溢れてきた一杯だ。神田磯野の閉店で、都心に佐野実の支那そばやの直系店が消えたので、悲しいと思っているが、こ子は自分にとってあまり行けない界隈であるものの、再開がいいことだ。ご馳走様。
2020.11.17
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今年度における飯田橋界隈の仕事の前半は祝日の今日をもって終了。疲れたがやりがいがあるので何とかやってきた。しかし、すぐ帰宅でなく、打合せのために勤務が終了した後にすぐ川崎界隈へ。 想定通りに夕食は自分で食うが、せっかくだから、ずっと来たかったウルトラマン商店会を散歩しようと思って、祖師ヶ谷大蔵を降りた。 もちろん、ここで一杯を食おう。いろんなお店があるが、「辛っとろ麻婆麺 あかずきん」へ。麻婆豆腐とラーメンを一緒に思えば、あの「蒙古タンメン中本」が出てくるが、ここは中本のように麻婆豆腐をスープと麺の上に乗せたのでなく、スープそのものが麻婆豆腐餡というタイプだそうだ。カウンター席がほぼ満席。辛っとろ麻婆麺追い飯セット、100円トッピングの食券を購入し、味玉、レベル3をお願いした。レベル3はレギュラーの辛さで最も辛いほうだ。 かなり豪勢そうだ。しかも野菜の載せ方はまるで二郎インスパイアのようだが、白ネギだ。 唐辛子もかなり豪勢。スープそのものはかなりトロトロしている。というか、トロトロしている麻婆餡に平な中太麺を入れたような状態だ。レベル3とは言え辛さと痺れのいずれもわしにとって控えめだが、甘みがかなり出ている。麺は少なめだが、大きい豆腐は結構入っている。 セットのライスは飯の上に挽肉と糸唐辛子が載せてある。 また熱々の時に麺を食べ切っていなくてもライスをかけようというのは店の流儀だ。やはり麻婆餡とライスとの相性がよい。 さすがだと思う。担々まぜそばも食べに来たいが、西馬込の一号店にも行かなきゃ、と思ってしまった。
2017.07.17
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挨拶を済ませた後に、5年前と異なるルートだが同じパターンで経堂駅へ散歩してきた。経堂駅界隈においてはかつて評判がかなり高いお店が多いので、都内でも随一の激戦区だったが、移転もしくは閉店したお店も多かった。むろんわしが訪問していない宿題店も多かった。そのため、やはり残念だとしか思わない。 今日は立川の魚魚出身の方が開いた「らぁめんや やしげる」を狙うつもりだが、地図を見たら場所が分かりづらいので、もし見つけられない場合、ご無沙汰しているらあめん英もしくははるばるていへ行こうと思った。結局かなり時間がかかったが無事に店を見つけた。スペシャル焦がし煮干らぁめんの食券を購入。何か雰囲気として、楽観もしくはやまぐちに似てるような気がする。 香ばしいスープだが、焦がし油と煮干し醤油スープは決してこってりしたわけではなく、むしろライトな感じだ。しかしバランスがよく、上品で芳醇な味わいだ。煮干スープからみれば、おそらく動物系のスープをそれほどコイメではないと思う。魚粉で濃厚に仕立てたのではないかという見た目だが、実際に魚粉もそれほど使われていないような気がする。刻み切りのタマネギは酸味も煮干しによる苦味との相性が良い。絡めのよい細麺も歯ごたえが良い。チャーシューは味付けと肉身の歯ごたえがよい。味玉もなかなかおいしい。 なかなか面白くておいしい一杯だ。これまで食べたことがないタイプの煮干しラーメンに大満足したのだ。醤油と塩も気になるね。できれば今年中に一回、二回ぐらいこの界隈へ再訪したいのだが、できるかな。
2015.06.12
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しば田から出た後、そのまま甲州街道を経由し、桜上水方面へ散歩していった。いろんなデータで5年ぶりのアイバンラーメンに行けそうもないかとわかっているもののやはり覗きに行ってしまった。結果通りなので、そのまま目的地の下高井戸へ。 昼の部が終わる直前に、もう一つの選択肢「中華そば ばんや」に到着。先客なし。ちゃーしゅーそば、味付け玉子の食券を購入。ここで10年以上やっているお店だから期待が高い。しかも午後3時40分頃という時間帯なのにわしの続きにも客が入ってきたとはすごいのではないか。 多めのひき肉とネギが載せてある醤油ラーメンはめったいにないね。醤油スープはコイメの醤油味で、チャーシューの煮汁と油葱も使っているような気がする。動物系と魚介系のスープだと思うが、かなり主張した醤油タレで少しわからなくなった。しかしわしとしてかなり好きな味わいだ。手もみの麺なのに中細ストレート麺。並盛としてもほかのお店に比べかなり多い。肩ロースのチャーシューは味付けと固さもちょうどよい。 醤油をかなり強調したスープなので、口コミでは賛否が分かれているが、丁寧に作っていただいたこの一杯はわしが結構好きだ。ラーメン激戦区とは言えない界隈で10年以上にわたってやってきたお店の底力が分かった一杯であった。
2015.06.12
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世田谷通に沿って散策してきたが、やはりもっと余裕があればこの辺に来たいという残念な感じがしている。とはいえ、今のわしにとって、これぐらいできたので十分に幸せだってことかな。 さて、三軒茶屋エリアに近付いたら、そろそろ二軒目を決めよう。元々、「らーめん&だいにんぐBAR MoguYa」、つまりもぐやに行きたかったが、途中で調べたら、今日は定休日だってこと。そのためほかのお店に行くことになった。幸い、このエリアでレベルの高い未食店も多い。もぐやの近くにある「来来来」へ。 石神本を読んだことのある方ならこのお店のことがわかると思うが、都内でちゃんぽんだけでなく、皿うどんもおいしいとして知られているお店だ。 先客3。店主夫婦二人で営む老舗だと聞いたが、店に入ったらかなりその歴史の雰囲気がすぐ感じられたもの。ちゃんぽんを注文。メニューは多いが、基本的にちゃんぽんとうどんのがベースとなったようだ。 野菜をはじめ、豚肉、イカ、エビ、かまぼこなどの具をたくさん載せてある。豚骨スープと思われるぐらいな白濁のスープだが、鶏ガラだそうだ。スープは薄めでやや弱い塩気があるが、野菜の甘みとかなり融合して美味しい。中太麺は少し柔らかめだが、スープを吸い込むための硬さならちょうどいいと思う。胡椒もこのスープとの相性が良そうだが、個人的にスープをもっと味わいたいので胡椒を入れなかった。850円がかかるが、肉と魚介などの具だけでなく野菜も多いので、むしろお得だと思う。 今まで食べた一番おいしいちゃんぽんだと言ってよかろう。激戦区で長く営むことができた理由もわかった。通えないとは残念だが、三軒茶屋に来たらぜひ食べたい一杯だと思う。 もぐやの前に通りかかったら、川田店主と会った。定休日で残念だが、少しお話ができたのでうれしい。
2013.07.02
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学会懇親会が終わった時もう8時だった。今までの懇親会に比べて、食べ物はけっこう多いほうだが、続いて提供したたべものは揚げ物ばっかりだ。健康によくないので食べるのをやめた。 ほとんどの皆さんは京王線で帰るが、電車代を節約するため、ちょっと遠いけど経堂へ。このエリアは二年以上未訪だね。って、30分もかかって到着したけど、お腹がすいてしまった。まぁ、元々締めのラーメンを食べたい。 経堂エリアなら選択肢が元々多い。しかも歩いて10分ほど程度で梅ヶ丘までにも行ける。しかし、経堂に向かっている途中ですでに店を考えたので、別に迷いがない。駅に到着してからすぐ商店会へ、未訪の「季織亭」へ。 元々惣菜と弁当屋だったが、夜のみラーメンを提供した。そして今専門店として営業している。さらに2階で酒席処もやっている。元々食材にこだわり、自然な食材を仕入れということが有名だった。あえてラーメンを提供するのもすごいね ところで、到着した際に、暖簾では、「手打小麦蕎麦」と書いてあった。って、ネットで調べた時見た写真はいずれも拉麺だけど。とりあえず入店。先客3だが、すでに2人の客が出たばかりのようだ。空いているカウンター席に着席し、スタッフに特選小麦蕎麦を注文した。麺の太さ、味も選べるので、太麺で、天然塩味をお願いした。因みに醤油もできるし、つけ麺もある。 しばらくして提供された特選小麦蕎麦だが、厚手のチャーシュー一枚、半熟玉子半個、水菜、タケノコ、長ネギ、糸唐辛子が乗せてある。 濃厚そうな鶏白湯スープだが、野菜スープが合わせたような味わいだ。コクがあるが、飲みやすい。太麺だが、絡めがいいので、スープにも負けない。って、蕎麦みたいな色だし、食感も蕎麦みたいだが、蕎麦粉不使用で、全粒小麦粉を使うということだ。弾力もすごいし、香ばしい。手打ってすごいね。 厚手のチャーシューは味付けもいいし、肉の質もいい。タケノコはちょっとだけの酸っぱい味付けかな。糸唐辛子はそれほどスープの味を変えることがないけど、スープと合う。 全体的に与えられたイメージはうまいだけではなく、やさしいだ。飲んだ後の締めは豚骨ラーメンだと言われているが、こっちのほうが健康にもっといいと思う。また来てつけ麺を食べたいものだ!
2009.06.06
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たんたん亭から出てから、すぐ予定の目標に行こうと思ったが、なぜか、反対方向にあるお店に行きたい気持ちが沸いてしまった。結局その気持ちで学会の会場と反対方向へ。目標は、2007年6月にオープンした「アイバンラーメン」だ。米国人の店主が構えた自家製麺のお店だからすでに話題になった。しかも本まで出したということだ。 本来、学会の会場からみれば、アイバンラーメンを1軒目にしたほうが合理的であろう。しかしながら、土日なら行列ができる噂もあり、1軒目で行列に巻き込まれたら、後のスケジュールは全部狂う。さらに土日は11時半開店だということで、距離と時間から考えれば、1軒目をたんたん亭にし、アイバンラーメンへの訪問をやめた。しかし、どうしても行きたいけど…。 浜田山から甲州街道へ、そして旧甲州街道まで歩いて40分ほどかかって、芦花公園に到着した。大きな「自家製麺」の字が書いてあった建物がすぐ目に映った。満席で先客2だと思ったが、すぐグループ客3人が並んだので、6人目になった。また余裕があるし、先客5というのも 約5分ほど待ったら、元4つ星フランス料理店のシェフで、噂の店主アイバン・オーキンさんは自らがカウンターの整理と接客で登場。わしもアイバンさんに席を案内してもらった。着席し、塩全部のせラーメンを注文した。 マスコミでは、アイバンラーメンのお勧めは塩だということだ。最初は塩一本らしいが、今醤油、塩と醤油つけ麺、まぜ麺もやっている。いずれも自家製麺を使うが、醤油、塩ラーメンとまぜ麺は細麺を使う。つけ麺は太麺を使うということだ。さらに限定メニューのカレーラーメンもやっている。 厨房で、アイバン店主と三人のスタッフの体制だが、スタッフの中で1人の外人もいる。当たり前だと思うけど、わしも日本人じゃないけど…。そしてアイバン店主が麺を提供した。 濃厚そうなスープだ。実際に飲めば、ラードの効果もあったようで、熱々に最後まで食べられるものだ。魚粉も入っているけど、魚介スープにアイバンさんによる特製野菜スープの味を支配することがない。スープは濃厚で、コクがあるが、飲みやすい。野菜と魚介もかなり融合した。しなやかな細麺はコシがあるし、絡めもいい。チャーシューは脂身と肉のバランスも、固さもいい。ネギと穂先きメンマもスープと合う。半熟卵は塩味付けのようで、やわらかくておいしい。 うまかったね。念願の訪問だけではなく大満足な味でもある。ちょうどアイバンラーメンは今月の頭の時、開店三年目に突入したばかりだ。そのため、わしの訪問もかなり遅かった。しかし、今年食べた塩ラーメンの中でも1、2位ぐらいうまい塩ラーメンだと思う。 わしも、去年からいろいろな不公平なことに遭わされているが、時々すべてをやめて、一条家元のところに修行しようかと考えたことがある。アイバン店主のきっかけと異なるが、今から考えれば、やはりラーメンはすごいね。ラーメンにはまったらやばいだね!(笑) 店の写真を取ってから、店を後にして、下高井戸へ出発。もちろん歩きだ。
2009.06.06
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勢得の後で、午後4時に先生の研究指導があるため、ウォーキングで桜新町を通して恵比寿へ向かってきた。本当は桜新町から経由しなくてもよいが、もう1回サザエさんの町を見物したいためそうした。また、駒沢通りから次の目標の店へ行くのも目的だ。それは、せたが屋系の未食店「中華そば ふくもり」だ。 最初からせやが屋系のことを宣伝せずに、味で勝負したいようだったが、美味しいだけではなく、達人の質問もあったのでばれたらしい。ゼットンの品川店主も食べたい店と言ってくれたということだから、来たかった。やっとこの目標を果たしたね。 入店した時、接客担当のおばさんは、人気メニューであるつけぶと(つけ麺のこと)は売り切れだと言っていた。午後1時半なのに、これってすごいね。とりあえず、目標でもあり、基本的なメニューでもある中華そばを食べたいので、中華そば、漬け玉子を注文した。 食べたことがある煮干しスープより濁ったスープだね。動物系のスープも加えたそうだが、にぼしの味わいがやはり凄い。さすがせたが屋系だという味わいだね。 「春の華」という北海道産の小麦で作った太麺だそうだ。せたが屋の前島店主が噛みがよいと自慢した麺だが、勢得を食べたばかりなので、勢得に勝てないとしか味わえないね。ごめんなさい。次なら、勢得を食べないで来る。 肉そばを注文しないが、挽肉が結構多いので、結構量が十分だ。食べたことのあるせたが屋系の店の中で、この量は結構多めだ。 この味わいなら、確かにつけ麺を食いに来る必要があるのではないか。しかしこのための時間を作ることができるか。
2007.12.28
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八雲から出たから、渋谷の本屋へ参った。ほぼ2時頃再び渋谷から山手通りへ向かった。正直言うと、八雲の量が凄かったが、やはり激しいウォーキングしたので、もう1杯食いたいと思っている。だから、池尻大橋の近くにあって、石神秀幸も賞賛した「濃厚豚骨魚介ソバ弥孔斗(やくと)」へ参った。 豚骨魚介はこの数年間都内でかなり盛んになったのだ。正直言えばもはや珍しくない。だからこの店はどのような豚骨魚介ラーメンを出すかとすでに想像できた。とにかく中華ソバ、チャーシュー、味付玉子を注文した。 飲んだら、豚骨、鶏ガラ、魚介によるスープは間違いなく、めん徳二代目つじ田に似てるのだ。もちろんめん徳二代目つじ田も豚骨魚介スープの店だ。濃度が高いが、味は確かに似てる。 しかし、具のレベルはつじ田より高いと思う。メンマの味付もよい。チャーシューの歯切りもつじ田の崩れやすいものよりよい。しかもチャーシューのトッピングを注文すれば五枚もある。値段と質からみれば、つじ田よりよい。つじ田より細い麺もなかなかよい。 店の場所があまりわかりづらいから客が並ばずに入りやすいが、繁盛しているそうだ。だから、都内の行列店より、こっちに来やすい人にこの店を薦めたいと思う。また、値段と質からみれば、この店も勧めだ。もし、もっと個性的なラーメンができれば、もっとよいと思う。
2006.11.02
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今日、親友の直人君に世田谷区の散歩名所を案内するため、再び経堂に参った。経堂は実に東京でかなり質が高いラーメン激戦区だと言える。季織亭、らーめん英、稲荷などの質が高い店は全部経堂エリアにあるということだ。今回の目標はたんたん亭系の人気店の「はるばるてい」だ たんたん亭系の特徴は細麺と魚介の醤油味のスープによってのワンタンメンだ。目黒にあるかづ屋とこの「はるばるてい」はたんたん亭系の中での人気店だ。この前かづ屋に行った時、食べきれないと思って、たんたん亭系の名物のチャーシューワンタンメンの注文をやめて、わんたんめんを注文した。今回、朝食を抜いて、チャーシューワンタンメンを注文するつもりで、チャーシューワンタンメンを注文した。 にぼしによっての魚介スープは香りが強い。コクが感じられるがすっきりしたスープだ。細麺の量がちょっと少ないが、美味しい。 量が多い焼豚と焼鳥半々のチャーシューはこの店の一つのオリジナルだ。焼き肉の香りが強いし、肉汁も感じられる。 たんたん亭系の店たから、大きなワンタンはもう一つの特徴だ。しかしこっちはエビワンタンではなく、肉ワンタンだ。肉汁が感じられる。店が提供した辛ソースと香酢で潤して食う方法もある。その上、食い残したソースをスープに入れてからスープを飲むと、さらにスープが酢と合わせた味が味わえる。 欠点といえば待つ時間だと思う。ラーメン屋と居酒屋とともに経営する形態なので、待つ時間がかなり長くなる可能性が高い。また、店主一人ですべての料理を作るため、待つ時間も長くなることが多い。そして、店主はすべての客に対して、親切だが、常連が多いので、店主は常連に対して、さらに親切にいろいろな料理、酒を薦めるが、かえってラーメンだけ食いたい人に待たせることが多いように感じられる。 しかし、地元の人にとって、親しめる店のように見える。かなりラーメンだけではなく、居酒屋のおつまみ、サービス態度なども好評だと考えられる。
2006.03.04
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かつて幡ヶ谷で構いた店だが、店が狭いため松陰神社の近くにある現在のところに移転したそうだ。店が広くなったが、前の店と同じような交通が不便なところだ。幡ヶ谷にあると言っても、幡ヶ谷からの距離と初台からの距離はほぼ同じだと言える。移転したところは世田谷線の松陰神社前駅の近くにあるが、かなり都心から離れた。ただし環七から行けば近くなった。 カウンター席のみだが、台所がかなり席から離れた。店主は怖い顔をしているが、実際に親切な人だそうだ。つけ麺が好評だからつけ麺を注文した。つけ麺の麺はレンコンを練り込んだものだ。かなり歯切りがよい。魚介の鰹などの節類に真鰯(いわし)、鰺の煮干しの魚出汁、ゲンコツと鶏ガラで作ったスープだ。そのためつけ汁には魚介味がかなり強い。素材の味が強いため、酢を入れなくてもいいと思う。インターネットでは、移転してから酢の味が強まってきたそうだ。しかし、スープ割りで飲むと、酢の味がまったく感じられない。スープの質が高いのではないか。厚切りの大きいチャーシューは柔らかいが、厚いため、形がすぐ崩れても歯切りと肉汁が感じられる。 大勝軒インスパイアと言ってもよいが、まったく違う魚介の味ができたため、店主自らの個性が表現できたラーメンと言えるのではないか。かなりレベルが高い店だと思う。八蔵が移転する前に何回くいに行こうと思ったが、幡ヶ谷がかなり新宿から離れたので、行く気がなくなった。結局移転した場所はさらに遠くなった。しかし、渋谷から歩いて30分ぐらいかかるので、渋谷に行けば、たまには行こうと思う。
2005.12.04
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松陰神社前駅のすぐ近くにあり、去年発行された石神秀幸のガイドに載せた店だ。正直いえば、わしがそっちに寄った時、石神秀幸のガイドに載せたことをまったく覚えていない。だが、昼の部が午後三時までなのに、二時半の時店には多くの客が集まっているように見えた。好奇心によってわしは店に入った。 基本の味を食ってみるため、醤油らーめんを注文したが、石神、小林孝充などのラーメン王からよい評価を得たのは辰醤油ラーメンだそうだ。豚骨醤油ラーメンでで鰹節の削り節がたっぷりかかるという。しかもにんにくをも入れる。まるで二郎系のように見える。 確かに、店主は二郎の味に憬れているそうだが、二郎で修業したことがない。普通の醤油らーめんの豚骨醤油スープのコクがあるが、さっぱりした。たぶん野菜を入れて煮込んだような気がするか。また、チャーシューの脂が多いので、ちょっと不満だった。太麺の食感もよい。もやしなどの野菜をたっぷり入れて、かなり栄養のバランスが取ったラーメンなのではないか。 確かに味がよくて、独創性がある店だと思う。太麺が二郎系の特徴と言っても、スープ、チャーシュー、メンマなどの具は二郎系の特徴ではない。しかも味はまったくレベルが高い自己流だと言える。ただ二郎に真似したのではなく、自らの味を作った店だ。
2005.09.20
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二百円でラーメンを食うのは昔のことだと思ったが、東京には二百円でラーメンを売る店がある。それは豪徳寺にある「中華満来」だ。新宿にある「満来」と関係ない。 「中華満来」の先代店主は台湾で修業したことがあるそうだ。しかも今は93才だそうだ。二代目の店主もすでに70才以上だそうだ。だが、ラーメンの値段は五十年前開店した時のままだ。 ラーメン屋というより、中華料理屋と言ったほうがよい。ラーメンを除き、いろいろな料理もやっている。具の量は少ないが、二百円だから納得いく。スープのレベルは高いと思う。昔ながらの醤油ラーメンと言っても、あっさりした鶏ガラのコクが感じられる。値段と質と一緒に考えれば、かなり得だ。このような安いが美味しい店がいつでも残っていてほしいと評価された。わしもそう思う。また、店には店主と演歌歌手である氷川きよしと一緒に撮った写真で飾っている。やはり、安いだけではないのではないか。
2005.09.19
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世田谷区への旅の第七弾だ。紹介したい店は環七にあって、新代田駅のすぐ近くの「豚濁和出汁ソバ BASSANOVA」という名前が怪しい店だ。この名前は必ず他の人に変だと思われる。その上、店の外観からみれば、バーみたいな店だと思われるのではないか。 実は、この店は原宿にある豚骨ラーメン屋さんである「ばさらか」、環七の人気店である「地雷源」、初台にある名店「嗟哉」三つの実力店によってリニュアルされたのだ。スープはばんからのあっさりしたが濃厚の豚骨スープを中心に、地雷源の和風魚介スープを入れることによって作られた。麺は嗟哉の自家製麺だ。炭火で焼いたチャーシューとメンマは地雷源風のものだ。二年前、地雷源でBASSANOVAを紹介するチラシを見た。和風豚骨ラーメンを作ろうとするそうだ。 豚骨ベースのスープだが、豚骨の味は完全に魚介スープに抑えられた。濃厚の豚骨スープのように見えるが、完全に魚介スープになったスープだ。炭火で焼くチャーシューは地雷源よりさらに醤油の味を付けた。 この二年間、和風豚骨を開発しようとした店が多い。だが、できあがったスープはほとんど魚介スープの味が豚骨スープより強くて、まったく豚骨スープと言えないのではないか。つまり、魚介スープの味が強すぎるので、豚骨スープの味を抑えてしまったからだ。だが、そのバランスとスープの調和が取れれば、新たな味ができあがるのではないか。BASSANOVAはその中の一つだ。
2005.08.30
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世田谷区への旅の第六弾だ。今度は、臭みがないが、豚骨の濃厚を保つ店だ。それは、「らあめん英」だ。 関東に進出した博多ラーメン屋はほとんど臭みを除いたが、味も落ちたと言われる。だが、最近、臭みを除きながら豚骨の濃厚を保つ店が増えてきた。この「らあめん英」はよくガイドに載せられて、臭みを除きながら豚骨の濃厚を保つことができる豚骨ラーメン屋だ。しかも激戦区と言われたことがないが、多くの高いレベルのラーメン屋が集まる経堂にある。 スープはもちろん臭くないが濃厚の豚骨スープだ。しかも脂っぽいのではなく、飲みやすいスープだ。だから、女性客も多いという。博多ラーメンであまり使わないメンマを使うのは、客をびっくりさせたことだ。青ネギもたっぷり使う。だから、コッテリのスープだが、あっさりしながらこってりの味が味わえる。チャーシューは広東式のと似てる。そして、角煮、キャベツなどのいろいろな具もある。 店は狭いから、これによってのサービスの欠点がある。例えば、水がセルフサービスだが、奥に座る客は製水器からかなり離れる。しかも狭いから、ほかの客の邪魔になるような気がする。また、麺の量はちょっと少ないような気がする。だが、半ライスと一緒に食えば十分だ。だから、昼の時食いに行ったほうがよいのではないか。 だが、ほかのサービスには問題がない。しかも、昼の時、半ライスとソフトクリームはサービスだ。また、味はもちろん、サービスもよい。わしにとって、勧めることができる店だ。
2005.08.29
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世田谷区への旅の第五弾だ。自由が丘の名物といえば、女子の好物であるデザートなのではないか。また、ショッピングしに行く女子も多いのではないか。もし、ラーメンを食うだけで自由が丘に行って、すぐ戻ってくれば、多くの女子に「バカ、変人」と言われると考えられる。しかし、この隠居はそうした。今日の目的は「豚そば家 大大」だ。 豚そば家 大大はせたが屋が「ひるがお」の続きの第三のブランドだ。せたが屋とひるがおは魚介スープによって人気店になったが、大大は豚骨ラーメン屋だ。店主である前島さんは、和風豚骨ラーメンを作ることを目指したそうだ。 和風ラーメンといえば、魚介スープを大量に使うというイメージがあるラーメンなのではないか。それに、せたが屋が魚介スープの名店なので、前島さんが魚介スープによって和風豚骨ラーメンを作るのは考えられることだ。大大のスープは豚骨スープとひるがおで使われるホタテのスープで作られたそうだ。また、ひるがおの塩ラーメンに入れるホタテの粉末を大大の豚骨スープにも入れる。従って、ただの豚骨スープではなく、豚骨魚介スープと言ってもよいのではないか。スープは臭くないが、コクがある。しかも、味はこれ以来の豚骨スープとまったく違う味だ。だが、言葉で言えない変な臭みがあるような気がする。確かに、豚骨の臭みがないが、この変な臭みはスープ全体の味を壊したような気がする。ほかの具はせたが屋に比べてよいと思う。チャーシューは大きくて、美味しい。 正直いえば、前島さんの研究し続ける心に感心するが、都内のレベルが高い豚骨ラーメン屋に比べて、やや落ちるような気がする。豚骨スープの臭みを抑えるため、魚介スープを使うのは理解できるが、俺の空に比べて、バランスが取らないような気がする。また、その言葉で言えない変な臭みは豚骨スープの臭みより、もっと変だ。食べたことがない豚骨ラーメンと言えるが、ほんとうに豚骨ラーメンのよいところを表現することができたかちょっと疑問がある。そこで、せたが屋の系列店の中に、大大はやや落ちると思う。
2005.08.28
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世田谷区への旅の第四弾だ。環七で一番有名な魚介スープのラーメン屋といえば、せたが屋なのではないか。駐車場がないだけではなく、駅からかなり離れたにもかかわらず、行列ができる(駒沢大学駅から歩いて15分ぐらい)。また、店が有名店となったが、店主は研究し続けて、新たなメニューを提供するだけではなく、新たな店も開いた。月曜の時、わしはせたが屋の昼の部である「ひるがお」に行った。今度、夜のせたが屋に行った。 魚介類スープというより、魚介類スープを中心に、豚骨などの動物系のスープを入れて、味を作るそうだ。確かに、豚骨魚介スープによって有名になった渡なべと近いが、カツオの味は渡なべに比べて、弱くされた。だが、コクが弱くならないので、さらに口に入りやすくなって、魚介スープの美味しさが食えるようになったと思う。海苔も微妙にスープの味を変えることができる。そして、カツオ節と昆布で作った「ガツン汁」をスープに入れると、さらに味を変える。スープのレベルが高いから、味を変えても美味しい。また、平中麺もこのスープに合う。 これに対し、メンマ、チャーシューのレベルはスープに比べて、やや落ちるような気がする。薄切りのチャーシューが薄すぎるので、柔らかいが、肉汁が感じられない。メンマも普通のメンマしかない。味玉は美味しいが、もっと半熟の感じを作ればいいんじゃないかと思う。なぜなら、半熟玉子で、スープの味を変えることもできるからだ。また、量からみれば、値段がちょっと高いような気がする。 だが、レベルが高いラーメン屋に間違いない。また、店主がよく限定メニューを提供するので、いつでも新しい試しができるのではないか。
2005.08.27
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世田谷区への旅の第三弾だ。今度は下北沢の近くにある手打麺の名店「白河手打中華そば 一番 胤暢番」に行った。胤暢番の読み方が「いちばん」なので、店名は「いちばん、いちばん」で、二回で読むとなった。かなり駅に近くて、駅を出ると、すぐ見えた。 白河にある「とら食堂」は白河ラーメンの元祖と言われる。店主である竹井和之はさらに麺打の名人と言われる。とら食堂の味に憬れて、父から続いた中華料理店の味を変えようとして、とら食堂で修業して、直伝の味を学んだのは、「白河手打中華そば 一番 胤暢番」の店主だ。そして、都内の手打麺の名店となった。 店主はとら食堂から学んだ「青竹手打麺」という技術によって、毎日朝夕二回に麺を打っている。佐野実が書いたガイドでは、店が狭いため、「組み立て式麺打ち場」と考えて、カウンターを利用して、麺を打っているという。しなやかな麺を食った時、店主で手打ちした麺と考えられない。かなり弾力に富んで、レベルがきわめて高い麺だ。炭火でチャーシューを焼く。肉汁だけではなく、匂いも強い。しかも量が多くて、六枚以上だと思う。800円以内このような多いチャーシューが食えるのは考えにくいことだ。これに対し、スープは豚ガラ、鶏ガラで、普通の中華そばの醤油スープだが、旨みが強くて、醤油の濃さによって越えられない味だ。 名店というより、職人と言ったほうがよいのではないか。毎日このようなレベルが高い麺を作るのは大変なことだ。しかも手打ちで製麺所に負けない麺が作れるのは、かなり苦労するのではないか。食う価値がある店だ。
2005.08.23
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世田谷の旅の第二弾は環七の塩ラーメン名店「ひるがお」だ。最近、名前を変えて、店のオリジナルの看板メニューと違うメニューを提供して営業する店が多い。ひるがおは魚介スープで人に名前を知られた環七の名店で、夜のみ営業する「せたが屋」の昼の部だ。 もちろん、スープはせたが屋が自慢する魚介類スープだが、主な材料を変えた。ひるがおのスープはホタテを中心に作られたものだ。かなり香りが強くて、深くて、ほかのところで食えないスープだ。また、ネギの上の自家製のホタテフレークだ。それから、炭火でチャーシューを焼いた。香りだけではなく、肉汁も食える。そして、玉子の上に海老をのせた。かなりイメージが強い具だ。最後に、特別の香りが強い特製の青海苔を入れる。これに対し、細麺とメンマのイメージがちょっと弱いような気がする。ほかにも平打ち極太麺でつけ麺を提供する。 確かに、ほかのところで食えない塩ラーメンだ。独創の味と言える。だが、値段はちょっと高いような気がする。量はあまり多いとは言えない。確かにチャーシューの量が多いが、麺の量は他の店に比べて、少ないしか言えない。もしもっと安くなれば、よかったと思う。 しかし、せたが屋の定番のラーメンに対して、もっと興味があるような気がする。やはり、最初のオリジナルが有名になった原因だから、この隠居はその原点を食いたい。
2005.08.22
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日本に来た三年間、ほとんど新宿、豊島、千代田区、渋谷区でラーメン屋を探している。また、杉並区に住んだ時、たまには杉並およびラーメン激戦区と言われる中野に行った。そして、ビサのため、たまには品川区と近くの港区にも行った。だが、ラーメン激戦区と言われる世田谷区に行ったことがなかった。そのため、今度の旅は世田谷にした。世田谷区は広い住宅区だが、レベルが高い店がけっこう多い。例えば、小田急線の経堂駅の周りに、何軒の店は必ずラーメンガイドに載せられた。今日行った「稲荷」はその中の一つだ。わしが行った時、まだ行列ができていなかったが、開店十分前に、十人以上の行列ができた。また、店に入った時、店の明日から九日間の夏休みが始まることを知った。今日行ったわしの運がよいのではないか。 稲荷の看板メニューはつけ麺だ。しかし、ラーメンファンにとっても回転が悪い店だ。理由はいろいろがある。例えば、席はわずか十席しかない。麺を作るのは店主一人しかいない。また、麺が太縮れ麺なので、茹でる時間がかかる。そして、麺が茹でる前に、直火でチャーシューを焼き始めたので、客が食った時、チャーシューの直火で焼いた熱さとやわらかさが感じられる。このような丁寧の準備はすべて店主一人でやったため、客が待つ時間が長いのではないか。わしは二人目注文したが、ほぼ二十五分ぐらい待っていた。しかし、麺を食ってから、長い時間にわたって待つ価値があるような感じられる。 自家製のもちもちの太縮れ麺はレベルが高いのだ。直火で焼いたチャーシューの香りが強かった。しかももっとタレに圧すと、タレの味を微妙に変えることができる。そして、レベルが高いと言えるタレはポイントだ。タレは四種類の醤油によって作られた。スープは豚、鶏などの動物系スープを魚介類スープに入れたスープだが、魚介類スープの味が動物系スープによって抑えられるのではなく、さらに美味しくなった。しかも、つけ麺のタレに魚粉、唐辛子、酢をいれるのは当然だと思われるが、スープ割りで飲んでから、魚粉、唐辛子などの化学調味料を全く見えなかった。カウンターから台所の奥があまり見えなかったので、化学調味料を入れるかどうかいえないが、醤油だけで勝負するような気がする。 文句があるのは水だけだ。カウンターの真ん中から水を取るのは難しいだけではなく、角に座った人の邪魔になる。もっと注意したほうがよい。 稲荷はわしが食べたことがあるつけ麺の有名店の中に、レベルが極めて高い店だ。味には文句なし。つけ麺が大好きの人に、わしは必ずこの店を薦める。だが、夜八時まで営業するが、売り切れが早かったので、早めに行ったほうがよい。
2005.08.21
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