ねこまんまねこの日記

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2015年01月29日
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カテゴリ: 映画90点台

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台湾のキッカリ3時間長編映画。
開始直前に映画館に着いたら最前列しか空いておらず、その席に行くと何か食っている女が座っており、そこは俺の座席だと言うと 私は9ですよ と自信満々に言うので、そこは8だというと女はスゴスゴと移動した。それでも女は隣に居て何か食い続け、予告編か始まるとゲップした。これだからサービスデーは嫌だよ。←じゃあ来んなっての!

戦前の甲子園大会には台湾や満州の代表校も出場したのだな。台湾南部の弱小校が台中や台北の強豪校を破り甲子園に出場、そして甲子園でも勝ち進みKANO旋風を巻き起こし優勝を目指すというサクセスストーリー。ルーキーズの台湾版みたい。でも史実に基づいているのでルーキーズとは違う重みがある。単純な内容ではあるが、野球が好きなので試合のシーンが長くても飽きないし、かなり野球に詳しい人が作っているようで、かなり面白くまたとても感動的。しかし隣の移動させた女が俺が感動してるタイミングでメソメソ泣きやがるからこの女と同じタイミングで感動してると思うと少し興が削がれたぜ。←ウルサイ?
台湾は50年日本の支配下にあったのだが、その間に鉄道や灌漑などインフラが進み日本のお陰で近代化が進んだと思われており親日家が多いという。この映画でも大沢たかおがダムを完成させる技術者として尊敬されている。台湾に野球が根付いたのも日本の影響だ。
カノ、とは嘉義農林中等学校=かぎのうりん、の略。主演は監督役の永瀬正敏。大沢たかおは4カットぐらいしか出演していない。
台湾は映画製作では後進国なので、SFX・VFXシーンは男達のYAMATOの5倍ぐらい酷い稚拙さである。話の展開も理解できない部分がありたどたどしい。しかしこの映画には映像や演出の稚拙さを補える何か光るものが沢山ある。台湾の先住民族はアミ族など13民族という。先住民族と漢民族、日本人が混成チームで甲子園を勝ち進んだケースは無いので、そこが良いところかもしれない。大昔の甲子園球場と大観衆を再現させた創造力も素晴らしい!
こんな昔1931年の高校野球にはストレートと変化球なんてスローカーブぐらいしか無かったはずだが、カノのエースはフォームは野茂みたいでナックルカーブみたいな鋭く落ちる球、中京のエースは高速スライダーが武器になっていた。カノの打者はシンカーを打つ練習をしていた。しかし1980年ぐらいまではプロ野球の金田や江川だってストレートとカーブ。江本はエモボールぐらいしか無かったのに、、この点は明らかにおかしいと思う。
史実ではカノのエース呉は早稲田大に進学、エースで、長嶋茂雄まで破られないホームラン記録を作った。またこの時のチームから読売ジャイアンツに入り首位打者、ノーヒットノーランを達成し野球殿堂入りした選手もいた。つまり早実や横浜高校バリに強かったわけで、本当に一度も勝った事のないチームだったかは疑わしい。
反戦を意識した面もかなりある様だ。まあ色々考えさせられる。93点/100点!

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Last updated  2015年01月29日 09時19分18秒 コメントを書く
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