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自分の身体は自分で調整。もう十年以上も前から、もぐさ(艾灸)の素晴らしさをずっと伝えて来てはいるものの、なかなか日常に取り入れることができていないと方が多いように感じます。不調を訴えられるいろいろな方に、施術するとあっという間に緩和し、しかもそれ以外にも良い効果が及ぶという優れものです。持続性があり、施術している側もお灸の煙を吸うことで、安眠効果がもたらされます。部屋の浄化もできて、施術しながらどちらも癒されていくので、是非煙を毛嫌いせず、積極的に使ってみてほしい、そして、もっとお灸の効果を実感していただきたいという想いから、オンラインで講座をすることにいたしました。人にやってもらうのと、自分で扱うのとでは、感覚が違います。なかなか実行できない理由は、火傷するのが怖い、煙の臭いが嫌だ…というのがもっとも大きいと思います。(面倒くさい…というのは論外)今回は、良質な艾の選び方、取り扱い方などを丁寧に説明してから、各自用意してもらった棒灸で実践してもらいました。火の扱いも換気の方法も、やってみれば意外と簡単ですし、火の始末の確認をしっかり行いさえすれば、誰でもできます。最初は、かならず水も準備していただき、心配であれば、慣れるまでは、一人のときにはしないで、家に他の家族がいるときにするとよいです。まずは、棒灸の種類やらいろいろなグッズの紹介をするために、一部準備しました。本当はまだまだたくさんありますが、時間の関係で、簡単にご紹介のみ。変わったものとしては、目のお灸、子宮(会陰)のお灸専用器。煙が出ないタイプ、巻いて固定できるタイプ、背中におけるタイプ、スタンドタイプなどなど。秋分の日から、五運六気の客気は、「少陽相火」が降臨しています。本来の秋の「陽明燥金」も、「火の気」が加わることで、少し緩やかになります。「少陽相火」は、本来小満から大暑の気ですから、この気を採り入れることで、陽の気を充電することができますので、今の時期のお灸は効果が期待できます。特に、「関元」と「至陽」がおすすめです。1時間半のうち、1時間ほどじっくりとお灸をしていただきました。翌日、数名のかたから、「久しぶりに朝まで起きずにぐっすり眠れました」という感想をいただきました。また、デトックスが始まったり、冷えが解消されたという声もありました。
2026年09月30日
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帰ってきてから買い物に行っていないので、お野菜がな~い。と思っていたら、タイミングよく「野菜おじさん」土がまだついた状態の新鮮なお野菜、いただきました~。また、大量の茄子~。前回のは、毎日頑張って食べて、残りもぬか漬けにしたりして、一週間以上かかりました。和風、中華、イタリアン、タイカレーなど、いろいろ食べたので、少々飽きてきたという気持ち…。いやいや。せっかくいただいたものに対して、そんなこと言っては失礼です。有難き幸せ~。小白菜という野菜。カメムシ赤ちゃんとかを洗い流してっと。あまり特徴がないお味で、中国人は炒めて食べますが、私は油はあまり使わない料理が多いので、鍋にしたり、おひたしにしたりして食べました。この後、またキャベツも二つもらったよ。茄子を消費したくて、洋風の野菜スープにしたら、キャベツの甘味が効いていてとても美味しかった。有難き幸せ~。
2026年09月16日
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修行合宿の最終日は、朝6時から站椿功をして、少し稽古をしてから、お茶で雑談タイム。他の師兄たちを次々にお見送りしてから、最後は私と主催責任者の女性二人が残り、空港と高鉄に行くまでの地下鉄の駅まで同行することになりました。いつもは、師姐が車で駅まで送ってくれるのですが、たまたま用事で外出しているので、友人の車を手配してくれるということでしたが、出発する時間がばらばらで、何台も手配するのは難しいこともあり、最後に残った私と彼女は特別に畑担当のおじちゃん専用車の荷台に乗せてもらうことになりました~池の魚からアヒルや養蜂、野菜、果物など広い畑を管理してくれて、毎日の食卓を支えてくれています。本当に頭が下がります。そして、二人分ちゃんと座れるように用意してくれましたじゃじゃーん。9時半に出発して、15分ほど地下鉄の駅まで走ります。天気がよくて、二人とも楽しんでいます。金木犀の香を帯びた風が心地よい。草木の緑と太陽の暖かさに見事に融合し、田舎暮らしの感覚を最後に味わいながらの素晴らしい体験でした。犬や鶏が飛び出してくるとドキッとしたり、でも、おじさんは毎日この道を行ったり来たりしているのだろうから、急な坂も慣れたものです。後ろに向かっていくのも、また景色が違ってよいですね。そして、私は高鉄で、8時間の旅が始まります。さてと。今回も移動中の稽古を楽しみましょう。基本功は、肩回し、背骨の運動、股関節、足首など、時間はたっぷりありますから、思いつくことはどんどんやっていきます。筋膜剥がしや筋膜ほぐしは、ツボ押し棒やカッサを使うこともあります。站椿功で内観しながら、筋膜と骨を矯正していくのが一番効果があるので、これで骨のゆがみを調えます。筋がゆるみ、筋膜がはがれやすくなり、関節の奥のほうがゆるむと、ゆがんだ骨は回転しながら元の位置に戻っていくのです。この角度はいったいどのくらいなのだろう。いずれにしても、身体の流れに従ってゆるみつづけるためには、全集中していなければなりませんが、この感覚は、瞑想状態にも近いです。言葉では説明しがたいのですが、骨、筋肉、神経が調うと、痛みや疲れがなくなり、エネルギーに満ちた状態になります。「骨が立ってくる」という感覚が手に取るようにわかります。この集中した状態で身体の調整をしているときは、どこまで深くいくのだろうという好奇心もあり、楽しくなってくるのです。こうして、いろいろと稽古すること6時間。家に着いたのは19時。なんとも充実した気持ちで、この度の武術修行を終えたのでした。あ~、やっぱり家が一番じゃあ~。
2026年09月15日
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この度の長沙は、滞在中雨が止み、湿度も高くないため、最も稽古に適した気候かもしれません。古太極拳は、ほとんど汗をかかないので、喉がかわくこともなく、集中して稽古ができます。なのですが…。老師がはまっているライブ配信販売で注文した大量の月餅や中国各地から届いた果物。雲南コーヒーやお茶などなど。「ほらほら、飲んで飲んで、食べて食べて。食べてもすぐに、陽の氣で甘露に化するから大丈夫だ。」(専門用語ばかりですが、わかる人にはわかる…)と老師は言いますが、私達の陽気は老師ほど高くないので、そんなに食べられませんよ…。他にもみんなが用意したたくさんのお菓子類が並びます。月餅もいろいろいただきましたが、私好みではないので、食べられませんでした。(申し訳ない…)お菓子は、やはり中国伝統菓子が人気あります。老師が持って来た日本のチョコレートや和菓子は甘すぎて人気がありませんでした。(確かに日本のお菓子は甘すぎると思う…)中国人は本当に果物が好きです。こんな写真を見ると、稽古をしているのか、お茶と菓子を楽しんでいるのかわからないけれど、実際はほとんど飲食はしていません。それでも、こうして並べているだけでも、温かみがあって、心がなごんで、疲れが吹き飛びそうです。技を使い方を稽古することも、稽古をするうえで意味があります。身体の使い方が至らなければ、技がかからないため、見えない部分の鍛錬が重要だと改めて感じます。正しい動きをしているかどうかは、技で試すとよくわかるものです。ゆっくりと正しく太極拳を稽古していれば、健康効果がありますが、間違った稽古をすれば、効果がないくらいでしたらまだましですが、反対に身体を痛めてしまったら意味がありません。また、呼吸についても慎重です。太極拳や気功は、呼吸が大変重要ですから、間違った呼吸法をしていると、偏差が生じて、自律神経が乱れたり、内臓疾患を起こしかねません。ですから、自己流で稽古をするのはリスクも伴います。そうそう。長沙は、巨大な蚊が多いです。(カメムシもいるけど…)私は刺されていませんが、みなさん結構刺されていました。蚊には充分気をつけましょう。
2026年09月12日
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太極拳の稽古方法は、黄帝内経の要領通りにすれば、健康効果がある。喩え、古太極拳や伝統太極拳でなくても、体操でも気功でも、同様に効果がある。博物館の青銅器や古墳の土器には、健康になるための修行の方法が刻まれている。甲骨文字や文様は、銀河からのメッセージを記したものであり、重要なエネルギーである。頭で考えず、自然の中でただただ立つだけ。ここには、古(銀河)からのメッセージがある。朝は5時に起きて、6時から一人稽古。卯刻(5~7時)は、太陽が徐々に登る時間帯なので、陽の気を採り入れる。(采気)太陽が上がる前と上がった後では、効果が全く異なりますから、時間帯はとても重要です。夜は20時~22時くらいまで打座。打座が始まると、収功は各自で行い、疲れたり眠たい時は部屋に戻る。私は基本的に師が収功するまで続けるので、最後は大体一人になる。始まる前に、少し質問時間があり、「今の時刻、天には何が来ているか?その星が自分の頭上にある。それと繋がる。どの星が来ているか、わかるか?」この時、頭の中では、「建星かなあ~」と漠然とした感覚がありました。ある生徒さんが、「今の時刻は、建星が来ています」と報告した瞬間、「えっ、今頭に浮かんだのは正しかったんだ!」と少し嬉しい気持ちになりました。八卦を参考にすることを少しずつ感じられるようになってきているのかもしれません。天人合一こういう感覚を「むすび」とも言うのかもしれません。中国の天文は西洋のものとは異なるため、名前を聞いてもピンと来ないかもしれませんので、少し解説しますと。「南斗六星」は艮卦にあたる、艮は根。基礎作り。建星は南斗の北側にある6個の星で、「明示」を表す。いて座の一部に当たるようです。西洋の星座はよくわからないので、中国の星宮と西洋の星座を照らし合わせながら勉強中です。南斗は生を司る、と言われます。修行において、基盤をしっかりと作る段階だということを肝に銘じて、日々鍛錬していこうと思います。
2026年09月12日
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中国大陸では、北と南の気温の変化が激しいため、修行に持って行くものや道着などを何度も調整して、いざ出発。高鉄二回乗り換えの7時間、その他の移動で、合計9時間弱の長旅です。移動中の時間を如何に充実したものにするか…。毎回、稽古内容を考えてから、いろいろと実践しています。いままでは、鉄道内での稽古は、座席(指定席なので)と立った状態(デッキに移動)に分けて、時間にして、大体半々にしていますから、6時間のうち、3時間くらいが立稽古です。座った状態が心地よい物であれば、座ってでも良いのですが、例えば、混雑している、うるさい、空気がよどんでいる、臭い、座席が汚い…などなどの諸事情により、さっさと席から離れることを選択することがあります。今回は、股関節を緩める、新たな基本動作の稽古方法を始めたところだったので、ちょうどよい機会なので、集中的に稽古をしてみようと思います。站椿功の要領で、太極拳の搂膝拗步の反復稽古。左右に重心を移動させながら、足首、膝、すね、ふくらはぎ、太ももを交互にぽんぽんと蹴る動作。踵を上げてすとんと重心を落とす動作。その他いろいろな型稽古を行います。揺れる列車内なので、最初は不安定ですが、ゆるみつづけることを念頭において、続けていくと、徐々に軽くなってきて、疲労感がなくなってきます。車窓から景色を見ながら、淡々とする稽古。最初の列車では4時間のうち、1時間は、座ったまま仙骨を緩める稽古を行い、3時間はずっと立って足ぽんぽん稽古をしました。最初は、足が棒になるかなと思いましたが、家での稽古ではここまで長い時間の集中稽古はしないので、まさに、無心の稽古という感じで、なかなか面白い経験でした。筋膜を剥がして修復するという地道な作業を常に行っていますが、最も手ごわいのが、『椎間板ヘルニア発症~肋骨のゆがみ~股関節のゆがみ~肩甲骨の筋断裂』という一連の患部組織の硬化です。なにせ、肩から仙骨まで骨周囲の筋膜が、何層も複雑に癒着していて、容易にはほぐれないのです。それでも、時間をかけてぶちぶちと剥がれて来てはいますが、集中的な稽古を行ったときの成果は、かなり大きいのです。ここ数ヶ月の稽古の成果もあり、あとひと踏ん張り。。。。憂鬱な長時間の移動も、稽古の時間だと思えば、有意義に感じます。車中稽古の間は、スマホは見ない、水も飲まない。物を食べたり、咳をしている人のそばには寄り付かず、トイレにも行かない。途中、乗り継ぎのための駅に到着後、乗り換え時間15分間で、急いでお手洗いを済まして、休む間もなく、次の列車に移動します。さきほどの稽古で大体の感覚をつかんだので、今回は、3時間のうち、2時間を立ち稽古にあてます。北から南へ大移動ですので、安全、安心が第一です。飛行機という選択肢もありますが、飛行機の移動は意外と疲労がたまるものです。鉄道だと、修行が始まる日の前日移動からすでに修行が始まっているので、身体がなじむのも速くて、疲労感もありません。今回も存分に楽しもうと思います。のどかな自然に囲まれた道場にもだいぶん慣れてきました。夏の雨季と変わって、湿度も高くないので、とても過ごしやすい季節となりました。今回は、新メンバーが二人加わりました。二人とも中医師で、一人は山東省青島からの男性、もう一人は四川省からの女性ですが、とにかく明るくて、おしゃべり好きな方なので、すぐに溶け込むことができます。話を聞いているだけでもとても面白いです。初対面ですが、山東省の中でも住んでいる場所が近いため、「お隣さん」という親近感のある口調で、一気に距離がちぢまりました。「山東省あるある話」で盛り上がったり、地元の話で湧くのは楽しいのですが、何せ私は地元人間でもないし、山東省人でもないし、そもそも中国人でないため、80年代の歴史的な話を振られたりすると、「……。」(目が点)、適当に話を合わせつつ、話がそれ以上展開しないように、話題を変えたり、稽古にふらっと戻ったりするのでした。(そもそも山東省の田舎の方言はわからんけえ~ね)いやいや、普段中国人とあまりしゃべらないだけに、テンポの速い口調で、息継ぎいつしているかわからないくらいよくしゃべる人の話を聞いているのは、稽古よりも疲れるかもしれません…。私はいつも一人部屋にしてもらっているので、稽古以外の時間はほとんど部屋に閉じこもって息抜きに、一人中国茶を楽しみます。
2026年09月10日
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白露9月7日22時40分 八月節 秋属金 金色白 陰気漸重 露凝而白也≪月令七十二候集解≫2026年丙午の中運は、水運太過なので「寒気」、「四之気」は主客ともに太陰湿土なので「湿気」、下半期「在泉」は陽明燥金なので「燥気」。夏の「熱気」の余熱があるので、「寒、湿、燥、熱」という複雑な気候です。秋は金のエネルギー。収斂と粛清。私が住んでいる山東省は、白露の翌日から一気に気温が下がりました。(最高気温30℃→最高気温25℃)そして、さらに翌日、最高気温22度…。窓から見える木瓜(パパイヤ)の木は北と南に数本あるのですが、毎年この時期には大きな実がなるため、住人たち(大人も子供もお年寄りも)が木に登って、ゆさぶって実をとる姿が見られました。しかし、今年は、この通り…。すでに、葉は黄葉して枯れてしまっています。実も全然なっていません。小さいのが一個だけある。昨日と今日は、北西の風が一日中強かったため、乾燥が一気に進みました。部屋の湿度が60%だったのが、この二日で40%を切りました。肌の乾燥も進み、指先がかさかさになったため、家の鍵の指紋認証も反応しないほどです…。木瓜が実を結ばなかったのも少し寂しいし、まだ9月なのに、落ち葉が増えてきている…。在泉の陽明燥金の影響が早くも感じられる今日この頃です。風が強すぎて、外の稽古ができないので、家稽古をしています。家にいると、稽古の合間になにかと作業してしまいます。かぼちゃは一気に食べきれないので、毎日少しずつ食べていますが、ふと焼き菓子にしようと思い立ちました。稽古をしながら、料理するのもまた面白い。分量も測らず、適当にあるものを混ぜて、『南瓜プリンタルト風』が出来上がりました。砂糖なし、油なし、小麦粉なし。材料:南瓜(蒸して柔らかくなったらつぶす)、ナッツ類(ロースト)、ドライフルーツ類(いちじく、杏、デーツなど)刻んでおく。ココナッツミルク(無添加)、卵1,チアシード入りのオーツ麦に常温の水を加えながらこねこね。2,平鍋に薄く延ばして水分が飛ぶまで焼く。蓋をして弱火で数分。3,南瓜にココナッツミルクを適当に加えて、卵を2個混ぜて、ペースト状にする4,生地に火が通ったら、南瓜ペースト、ナッツ類、ドライフルーツ類を乗せてから、蓋をして弱火で蒸し焼きにする。5,火が通ったら完成。うちには家電製品がなく、大量の鍋があるので、鍋を使いますが、お菓子レシピの分量を量って、オーブンを使うと普通に美味しくできます。ココナッツミルクは、タイカレーをよく作るので常備しています。ココナッツミルクの代わりに、アーモンドミルクも香りが良いと思います。(使ったことないけど)乾燥かぼちゃ種を切らしていたのですが、かぼちゃの種の緑があると色合いが良いですよね。かぼちゃの自然の甘味が濃厚で、甘味はほとんど感じられないので、オーツ麦の割合を増やすと、主食にもなります。もう少し甘味を足すと、デザートのプリンのようになります。次は、タロイモで作ってみようっと。
2026年09月09日
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9月1日から一気に秋が深まりました。気温は29℃以下になり、夜は20℃を切ります。空気も乾燥しはじめて、空もからっとした良い天気。除湿機を片付けて、布団も秋仕様に変えました。気の変化に敏感なので、鼻の粘膜の乾燥からくしゃみもよく出るようになります。異常気象によるさまざまな現象は、目に見える形のみならず、目に見えないところでも影響は広がっています。まずは、大気中や水質の変化を肌で感じるようになりました。いままで歯磨きやうがいは水道水を使っていましたが、微妙に臭いの変化を感じたので、口に入る水はすべて飲用水に変えました。外から帰ったら、浄化水に塩又はビワエキスを入れて、鼻うがいと喉うがいを必ず行います。そうすれば、いがいがしたり痒みの原因だった、鼻と喉の粘膜にできた水疱(アレルギー症状)がなくなりました。気候が変わり、汗もほとんどかかなくなると、便通が重要になります。少し便秘気味になってきたので、プーアル熟茶からプーアル生茶に変更しました。湿度が高く暑い日に、温性の熟茶を飲み、乾燥して涼しくなってきたら、熱を冷ます生茶を飲む。一見矛盾しているように思うかもしれませんが、気の性質を見ていくと、理に適っており、身体の反応も実際にしっくりくるのです。便の通りをよりスムーズにするために、生茶に変えたところ、すぐに反応は現れました。もちろん、年齢、住む場所、体質、生活習慣も関係しますので、一概には言えませんが、要は陰陽を調えるということが重要です。秋と言えば、梨。梨は身体をとても冷やすので、生のまま食べると、腹部がひんやりしてきて、舌が真っ白になります。ちょうど残っていた生の白きくらげ(銀耳)があったので、秋の定番、『梨白キクラゲ羹』を作りました。南杏仁、クコの実、蒸晒棗、肉桂を加えると、これだけで絶品のデザートです。ぷるんぷるん食感が、肺や腸の粘膜を潤してくれるのが嬉しいです。シナモンの香は、陽の気を回復させてくれるし、杏仁は咳に効くのですが、香は杏仁豆腐なので、デザート感がさらに増します。大腸も潤してくれるので、便秘にも効きます。久々の棗のやさしい甘味が細胞に染み渡ります。秋の味覚は私にとっての好物ばかり。サツマイモ、栗、胡桃、カボチャ…。今の時代、いつでも食べられるものばかりですが、やはり旬のものは違います。これから先も、できる限り、『道法自然』を実践していきたい…。
2026年09月01日
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2018年から伸ばし続けている髪の毛も、途中で何回か毛先をそろえたりしてきましたが、腰まで伸びてきました。お団子にしたり、三つ編みにしたり、毎日の手入れが大変です。何せ髪質が太くて、つるんつるん滑りがよいので、木製の簪だけではほどけやすいのですが、それでも、簪は5,6本持っていて、ときどき使っています。棒状のものはなにかと役に立つんですよね。ツボ押したり、ちちんぷいぷいに使ったり。そこで、今回も新たに購入してみました。「竹風の金属製かんざし~」手元に届くまで、金属製であることを知りませんでした…。重い…。の、中身は、鋭い剣が仕込まれています~。暗器、として見なされると危険ですが、道具と見なせば何かと役立つものです。以前購入した金属扇子は、暗器でもありますが、ただただ重くて、何かを叩く以外に使い道は思いつきませんが、このタイプは、例えば、プーアル茶ナイフ(餅茶を崩すためのナイフ)としても使えますし、アイスピックとしても使えます。(氷を使わないので、意味ないけど…)購入しようと思ったときは、特に何も考えずに買うので、あったら何かに役立つかも…という軽い感じです。しかしながら、恐らく、高鉄も飛行機も携帯できないものではないかと思います…。刃渡り7センチ…あっ、無理だ。(高鉄は3センチ以内は持ち込み可)今これを使っている未来を想像したところ、リンゴとか団子とか(?)何か食べる時に、竹串のような感じになるような気がしています。(役に立ってる…か?) こういう意味不明なものを衝動買いしてしまうところが、前世が忍びの者ではないかと思ってしまう…。
2026年08月30日
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先日、西双版那の茶商の友人から、お茶を飲みにおいでよ~と連絡が来たので、稽古をしてから、茶博に出かけました。バスで45分くらいか。約1時間くらいかけて大きな展示会場に来ました。(前回来たのは2年前です)普段外出をすることがあまりないので、人に会っておしゃべりするのは楽しみでもあります。しかも、お茶について語り合うのは実に楽しい。何時間でも飲んでいられます。共通の趣味や話が合う人は、それほど多くはありませんので、貴重な機会です。今回は、主にプーアル茶の世界を存分に堪能したいと思います。新六大茶山から古六大茶山まで、以前の記憶を思い出しながら、飲み比べします。良いお茶は、値が張ります。一つの餅(圧縮型357g)につき、大体2000元(約4万円)~7000元(約14万円)のものを頂いています。班章のプーアル熟茶 2020年茶葉6年物になります。かなりまろやかで、発酵チーズ、花の香りがあり、少し渋味もあります。春茶ですし、普段様によさそうです。友人曰く、今年の一押し、一番摘みの老班章生茶。老班章の生茶は在庫もたくさんありますから、さらに仕入れようとは思いませんでしたが、2026年の新茶なので、今がお買い得ともいえます。蘭花香も申し分なく、本物であることは疑いません。自分用と考えたら、今は買わなくても良いかなと思います。せっかくなので、教材用に少量ずつ購入はさせてもらいますが。私としては、これは、絶対に買いたい。絶対王者の『曼松プーアル茶』。古六大茶山の倚邦の天花板級(天井級→つまり、トップクラス)。皇家御用達茶です。『百担貢茶』という、一年の製茶分すべてが朝廷に納められます。曼松茶山の土壌は、中生代紅色砂岩風化によってできた羊肝石という土質で、茶樹の生長にとっては特殊な特性だそうです。茶農家の間では、「古樹は死なないが、小樹は活きられない」という言い伝えがあるそうです。茶園は、1300mの海抜の高さにあり、空気中の水蒸気は充分あり、樹木の密度が高いため、程よい射光に恵まれ、昼夜の温度差も大きいという、高級茶を産出する条件が整っています。曼松古樹茶は、偽物も多く、香気滋味ともに雲泥の差があります。まず、濃厚な蜜香、蘭花香が高く、滋味は繊細で、異なる甘味、山の気が重なり合って、複雑で独特な味わいがあります。以前、2020年に曼松紅茶(晒干)を購入した際は、50gが800元(16000円)でしたから、なかなか手が出にくいお茶でもあります。こちらは熟茶、原料は2020年です。悩みどころですが、これは自分用でも買いたいお茶だと思いましたので、一餅(びん)買います!太っ腹~。次に、易武の麻黒(七村八寨のひとつ)の生茶。限定版。名前の麻黒とは裏腹に、繊細で、柔らかい甘味と蜜香が鮮明な、易武プーアル茶の代表格とも言える百年以上の古樹茶です。あまり期待せずに、試飲したのですが、とても飲みやすく、素直に美味しいと思えるお茶でした。5年熟成の生茶なので、麻黒の割りには、少々値が張りますが、これは買う価値があります。布朗熟茶は、安定の美味しさ。買える値段ではありますが、急いで買う必要がないので、今回は飲むだけにしておきます。10月に、様子を見て、帰国できそうなら、お茶会でいろいろと紹介しようと思っています。最近は、雨が降り、湿度が高いので、毎日プーアル茶を飲んでいます。
2026年08月27日
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処暑に入り、小雨が降ったり止んだりの日が続いていたため、湿度も高かったのですが、今日は、晴れて、久しぶりに気温も35℃となりました。(まあ、またすぐに気温は下がるけどね…)私は普段からあまり空調の中で過ごさないのと、家の中の温度も29℃~30℃を維持しているので、あまり暑いことが気になりませんが、稽古をしていてあまり調子が出ない日は、大体湿度が90%以上あったりします。身体がしんどいと思ったら、無理は禁物なので、稽古を中断して、他のことをしながら、調子が戻ってきたら再開するようにしています。暑いからと冷たい物を口にする、クーラーや扇風機の前で涼む習慣のある人は熱中症になりやすいので注意してください。あと、車を運転する方も、クーラーの風が身体に近いので、同様に熱中症にかかりやすくなります。暑い日に、温かいお茶や食事に温かいスープや鍋料理を食べていると、熱中症にはかかりにくくなります。夏風邪を引きやすくなるのも、同様の理由ですので、部屋の中の温度調節を上手に行いましょう。さて、まだ葡萄が食べきれていないのに、今度は石榴と冬棗をいただきました。(冷蔵庫はもういっぱいです)まずは、感謝の気持ちを。ありがとうございま-っすぅ。久しぶりの冬棗は、カリカリとした食感がリンゴに似て、果汁が喉の渇きを癒してくれます。棗は糖分が高く、皮が消化しにくいため、人によっては、食べるとお腹が緩くなることがあるそうです。私は大丈夫ですが。ジューシーそして、石榴ですが…。昨年も大量にもらって、食べきれなかったのを思い出しました。石榴って、食べ方がいまいちわかりません。どうやって食べるのが正解でしょうか。よく石榴ジュースは売っていますが、それ以外の使い道は…?一応中身を出しながら、考えています…。なんかあ、『歯』みたいなんですよね…。ちびちび齧っては、種を出すのもなんだかなあ…。そうまでして、美味しい…というわけではない。昨年はお茶にしたりして飲んだような気がします。うーむしばらく考えようかな。
2026年08月25日
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2025年の三伏は30日でしたが、2026年の三伏は40日。もうすぐ排毒できる季節も終わります。三伏の時期、如何に体の中から毒素を抜けるかは、今後一年の体調に大きく関わってきます。抜けなかったもの(夏風邪の原因も含む)は、陽気が秋の粛降、収斂で内に戻るとともに、体内に一緒に戻っていくことになります。 できることなら、まだ暑い気が残っている今、しっかりとデトックスしておきましょう!日本にいたら、8月と言えば、お墓参りがメインイベントになるのですが、ここ中国山東省ではどのように過ごすかというと、同様に、ご先祖様の供養をする日があります。立秋が過ぎて、旧暦七月になると、いろいろ秋に向けての行事が始まります。まず、立秋になると、翌日から気温が下がり、風が涼しくなります。この日に、餃子を食べる風習があるのも山東省ならではです。(最古の餃子も山東省で見つかっています)秋は、金。金は粛降の特徴がありますので、辛味を控えて、酸味の収斂作用のある酢を食べます。日本では餃子は醤油ですが、中国北部では黒酢、南部では米酢や赤酢につけて食べます。旧暦七月は鬼月です。主に祭祖(先祖の霊を祀る。先祖供養。)のために、紙や紙銭、食べ物、着物などを燃やして送り届けたりします。都心部では、紙を燃やすことは禁止されていますが、田舎の方では、いつでもどこでも燃やしています。鬼月は、民間の言い伝えですが、鬼→人の魂の供養、超渡を道観で行ったり、自宅ですることも多いです。そして、山東省と言えば秋梨膏。立秋から、肺を潤してくれる梨シロップを作り始めます。風邪の症状が出たら、梨、白大根のスープを作ったり、蒸し梨を食べます。痰があれば、川貝母を入れたり、乾燥して咳があり、炎症の痛みがあれば、白きくらげを入れるのも効きます。梨はそのまま食べるには冷たすぎるので、火を通すのが中国での養生法です。今年は、9月23日までは、太陰湿土の影響で、湿気が強いので、もう少し除湿を続けてもよさそうです。9月23日以降は、少陽相火が降臨するので、陽明燥金と相まって、乾燥してくるのではないかと思います。そうなったら、梨スープや酸味のものがしっくりきそうです。8月14日からは末伏に入りました。背中にのせる姜艾灸膏は体内の寒湿をとるのに最高なのですが、熱くてたくさん発汗するので、末伏からは棒灸に変更します。この大きなお灸専用立てにセットして、腹部の関元からへそ(神闕)、頭の百会を温めます。優しい暖かさで、発汗もあまりしないので、消耗なく、元気になります。湿気があるので、今のうちにお灸をしておきます。9月23日秋分以降になると、お灸の火が逆効果になるかもしれません。気候に合わせて、養生も調整が必要です。そして、8月19日は七月初七の七夕。修真にとって特別な意味を持つ天象になります。毎年この日は伏羲八卦連山易の天文と修真についての講義を受けます。中国では、『牛郎と織女』の伝説として語り継がれていますが、実はこの話は古代から修行の方法を示しています。その難解な暗号を解くための甲骨文字と天文を学ぶことで、宇宙と繋がるためのアンテナがオンになるのです。重要な星は、織女(ベガ)、河鼓(アルタイル)、天津四(デネブ)そして、二十八宿の斗牛女虚危室壁が表す乾卦から艮卦です。牛宿は艮卦で、地府なので、月のエネルギーを吸収します。天宮が開き、地戸が開き、ことなる次元のエネルギーの下で、修行をすることの意味を、神話が伝えてくれます。ですから、この日の打座は特別な意味を持ちます。(詳しくは授業で)8月27日は中元節。鬼節とも言います。道教で伝わる風習で、三官大帝の聖誕の日です。中元節は道観などで盛大に法会が行われます。地官の聖誕で、贖罪を担うと言われているので、この日は、先祖の供養以外にも、自己の懴悔、運気好転、家庭円満などの祈祷も行われるようです。今年は、お盆に墓参りに行けなかったので、この日に、紙を燃やしながら、故人を偲びたいと思います。
2026年08月22日
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軸を立てる仙骨を立てる含胸抜背さまざまな表現がありますが、何年経っても、研究は続きます。尾閭を巻き込むとか、尾閭を反らすとか、真逆の言い方に混乱してしまいます。人の感覚はそれぞれ異なるため、正確な動きを確認するためには、外からの形ではなく、実際に効果が出せるかどうか、武術でいえば、相手を崩せるかどうか…。居合でいえば、刀で実際に斬れるかどうか。以前の稽古では、主に背骨を意識していましたが、強く意識しすぎることで逆に緊張してしまうことを知ってからは、とにかく関節を緩め続けて、筋膜の緊張をとるような稽古にしています。胸骨を立てて股関節と繋ぐことで、肩甲骨はゆるみ、首もすっと立ち、頭がまっすぐに定まります。背骨が自然に伸ばされることがわかり、これがいわゆる「含胸抜背」なのです。「開八虚」とは、ゆるみのある関節の靭帯に弾力が出ることで、ポンプのような役割を果たし、足から伝わるエネルギーが丹田に集まり、そこからパワーが四方八方に流れる。そのまとめ役のような存在が背骨。指先、拳、肘、膝、踵などで攻撃するときは、一切の力を抜かなければならない。刀、剣、扇子などの武器を使う時も、力を入れてはいけない。力みを出さずに…というのが最も難しい。筋肉を太らせるのではなく、筋膜を緩めて、質の良い筋に変えていく。指一本ずつの動きがどこに繋がり、どういう作用があるかも、稽古を通してよくわかってきました。太極拳と八卦掌の指使い。足裏と甲の作用。居合の体捌きの構え。地道だけれど、自分の身体で発見することはなによりも納得がいく。それを言葉にして伝える方が難しいので、昔の文献や師匠の教えなどを参照しながら、試行錯誤し、確信に至るまでには何度も何度も検証が必要。この一年間、どこにも行かず、籠り稽古をしてきた目的もここにある。(最近、リモートレッスンくらいしかしゃべっていないので、言語力が著しく低下中…。)含胸抜背の師匠
2026年08月17日
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一週間続いた38℃の期間、お世話になった生姜入り嶗山緑茶もそろそろお休みかなあ…。立秋を過ぎてから、32℃を超える日がなくなってしまい、緑茶を飲みたいという気持ちがなくなってしまいました。考えた末、秋と言えば、やはり「岩茶」でしょう!ということで、馬年の馬肉(武夷山中心区馬頭岩の肉桂)を開けることにしました。岩茶は、製茶から3,4か月以上、寝かした方が美味しくなるので、5月からちょうど3か月経った今、味と香りの変化がどうなっているか飲んでみます。岩茶は、焙煎による火の気が強く、刺激も強いので、普段あまり飲むことはありませんが、気候と体質がフィットする時期があります。木炭焙煎を2~2.5回することで、香と滋味が深まります。炭火はじっくりと火を通すので、柔らかい香で、味もまろやかになります。岩茶が苦手な女性は、ほとんどが菜食主義や痩せている人、胃が弱い方が多いです。このタイプの岩茶なら、少し冷まして飲むと、まろやかで甘味もありますから、飲みやすいと思います。5月に飲んだ時よりも、花香が高くなっていて、味もすっきりしています。口に含んだ後から、出汁スープのように濃厚なエキスのとろみを感じて、その重みで自然に喉の奥へ滑り降りていくような感覚。香りは空高く、茶湯は下へ下へを降りていき、胃の粘膜から腸に吸い込まれていく。これは、まさに秋の季節にもってこいのお茶です。さて、夏には、スイカを5個もらって、食べきれず…。(冷蔵庫に入れるのも大変だし…)今度は、秋の味覚をたくさんいただきました。採れたての茄子たち。箱一杯の葡萄。10房くらいあるかな。葡萄もわざわざ買って食べることはありませんが、いただきものは有難く味わって食べます。種なし葡萄は甘すぎて好みではないので、誰かに差し上げますが、種あり葡萄は酸味があって時々食べると喉の渇きが癒されます。こんなにたくさんの葡萄はひと月で食べきる自信はありませぬ…。でも、ありがたやありがたや。
2026年08月16日
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立秋後の庚日、必降温。(雨あり)8月14日は庚申日で、末伏に入りました。(三伏もあと10日間)この10日間で、どれだけ身体が変われるか、最後の頑張りどころ。私の住んでいる山東省は、暦通りのお天気。立秋の翌日から気温は9℃下がり、日中は31℃くらいで、もう秋が来たな~と実感します。南部に深刻な影響をもたらしている台風が迫ってくるということで、日々予報を確認しながら、稽古ができるかどうかを判断していました。毎日大雨、豪雨警報が出ては消え…の繰り返しで、一向に雨は降らず「台風は何処へ?」…。地形を知ることも役に立ちます。雨や風にとって、山の存在は本当に大きいですね。これぞ、風水を知ることにもつながる。立秋後の庚の日は、気温が下がると言われますが、皆さんの地域はいかがでしょうか。8月14日庚申日、午前中は晴天で、とても雨が降るとは思えませんでしたが、午後になるとところどころ本当に局地的に土砂降りになったり、小雨が降っていました。さすが、庚日。(でも、私が住んでいるマンションエリアは雨降らず…)五運六気では、立秋から、丙午年丙申月になりました。丙は、火の性質ですが、五運六気では水運太過を指すので、二重の丙は、水がかなり多い月ということになります。納音は、丙午は、天河水、丙申は、山下火。水と火ですが、あまりかみ合わない状態が見受けられます。水も火も強く、互いがあまり見えていないような感じです。常に空を意識して、生活する。雲、風の方位、鳥や蝉の声も…。突然の雨、突然気温が上がったり、下がったり…。翻弄されないように。防水、防金銭損失に注意。(必要なものにお金を使うこと)特に、いろいろな備えのためなど。干ばつの後には洪水。洪水の後には高温。(台風、豪雨、地震、地下亀裂、メタンガス、山火事、爆発、火山噴火などのつながり…)8月はどこにも行かず、じっくり稽古と健康管理を続けます。あと少しというところで、どんどん深い部分が捲れてきています。苦しいような、嬉しいような…。このままどこまでほぐれていくだろうか…(終わりが見えない…)という好奇心が勝ってしまう。今週くらいから、目の調子がなんだかおかしい感じがします。水に沁みたり、物も見えにくくなったり、視力が落ちたよう。秋の気は陽明燥金(申月も金)で、今年の下半期は陽明燥金が牛耳っているため、燥の気の影響が大きくなります。燥は火からも生まれ、また火を生む。五行相関では、金が強くなると、木は弱くなるので、肝に影響が出やすい。とにかく、目に良いことしなければ。まずは、菊花茶を飲む。そして、今年初の白茶にしてみようか。白茶と緑茶でどちらが効き目があるか試してみます。白牡丹は、2017年丁酉のもの。こんな白茶、今買おうものなら相当高値が付きそうです。飲むのがもったいない…。でも、飲まないほうがもったいないか…。寿眉陳皮はいただきものです。(大衆茶)さらに、分析をしていくと、丙+丙は、火+火、易の象ではを表す。肝の開竅は目で、肝の血が順調に通っていればよいが(条達、疏泄)、滞ると目に現れる。肝臓肝臓。肝臓養わないと~。余談ですが、今年毎日食べたい野菜ランキングで断トツの一位は、「にんじん」です。昨年のにんじんは水っぽくてあまり美味しいとは思いませんでしたが、今年はにんじん🥕がとにかく美味しい。できるだけ品種改良されていないものや有機のものを購入しています。毎日ぽりぽりが心地よいです。兎みたいです。肝臓が欲しているのかしら。今月いっぱい続けてみようと思っていること。(易象数+手技+茶)1,顔、指、頭の目の反射区を刺激する。(いつかレッスンでも紹介します)2,飲み物は、日々研究必要!3,易象数を使っての施術。3番は、長くなりそうなので、次回詳しく紹介しようと思います。
2026年08月15日
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8月7日19時42分(北京時間) 立秋丙午年丙申月癸丑日本日からは申月に入るので、金の粛降エネルギーが強まるのかなあ。今年の立秋は、日没後になりますので、陰が強くなります。気場が乱れるので、心静かに過ごしたいものです。8月8日末伏前の立秋なので、「秋包伏」湿熱が続く。二極化進む。暑い地域寒い地域、干ばつと洪水…。天地否今朝は、空を見上げると、涼しい北風が吹いていて、南からは湿った熱風が流れてくる。そのため、湿度はやや高めで、いつもよりもかなり発汗がありました。(昨日督脈に灸膏をしたのもあるけど)汗をかき過ぎると、心陽を損なうので、家で休むことにしよう。続きは午後から在宅です。北と南の風がガチンコするため、明日からは気温は下がり、雨が降る湿っぽい日が続くでしょう。コンブチャで、パイナップルサイダー。数時間で発酵が進みます…。夏のパワーはすごい。シュワシュワ微炭酸は、ちょっと飲むだけで満足度が高いです。
2026年08月07日
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今山東省は全国でも最も暑い地域となっています。新疆は44℃でも、湿度が5%のため、体感温度はそれほどでもないらしく、山東省は、各地39℃~42℃ですが、湿度が50%以上のため、体感温度は46℃らしい。山東省人が最も待ち望んでいるのは、二日後、台風の影響による恵みの雨。これで、気温は35℃以下になります。暑さに弱い方、あと二日の辛抱です。これほど外が暑くなると、内はかなり冷えているはず。久しぶりに、小青柑を飲んでみよう。暑い日に熟プーアル茶を飲むと、さらに暑さが増すような気がするかもしれませんが、青柑の爽やかな精油が涼しい気を感じさせてくれます。2018年物なので、かなり熟成もしていて、精油の結晶もこの通り。熱湯を注いで、最初の1,2煎は、薄めに出して、青柑の精油の味わいを楽しみます。それから、熟茶が徐々に出てくるので、少し冷ましてからいただきます。胃がほわっと温まり、胃腸が動くのを感じます。酸梅湯を作ろうかと思ったけれど、それほど汗をかいているわけではないので、ハイビスカスの花と冷蔵庫に残っていた野生のミント、生姜と青檸檬のお茶を作りました。生姜とミントのスパイシーな刺激とハイビスカスとレモンの酸味が渇きを癒してくれます。ハイビスカスの花は在庫が少なかったので、また注文しました。乾燥サンザシも購入したので、いつでも酸梅湯が作れます。甘いのが好きな人は蜂蜜を入れると良いですが、私は無糖が好みです。生姜は生のまま使うので、雲南省の小黄姜(ウコン系?)よりも普通のひね生姜が美味しいです。すりおろすよりも、ピーラーでぺらぺら条にしたのを5枚ほど入れると美味しいです。
2026年08月06日
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ここ一週間は、山東省は高温警報が出ています。37℃から42℃となっていて、私が住んでいるところでも38℃くらいが続いています。10時を過ぎると気温もかなり上がっているため、早朝に稽古をするように調整しました。朝6時半に外に出ますが、ここ最近は人をほとんど見かけなくなりました。子供たちは夏休みだし、出勤する人もあまり見かけません。毎日たくさん来ていた宅配の人も姿を見かけません。昨日、稽古を終えて帰っていると、激しく鳴いている雀の赤ちゃんを見つけました。また怪我をしてしまったのかと見てみましたが、ひょこひょこ歩くので怪我はしていないようです。ただまだ小さくて飛べないようです。最初は私を怖がって、行ったり来たりして逃げていましたが、すぐに近づいて来て指に乗ったりしてきました。木から落ちてしまったのか、親とはぐれてしまったのか…。この暑さの中、このままだと干からびてしまいます。雀を落ち着かせようと話しかけていましたが、この後私も授業があるため、家に戻らなければならず、心配ではありましたが、そのまま後にしました。体調は悪くはありませんが、なんとなく頭がクラっと来ることがあり、地球の磁場が乱れている感じがします。部屋の中は、いつも通り31度から32度くらいなので、それほど蒸し暑いとは感じません。しかし、体温を上回る気温がずっと続くため、無理は禁物です。稽古の合間に、静かに本でも読んで過ごします。12時45分くらいか。突然、パーンパリンという衝撃音がしました。また、何かが床に落ちたのかと思い、見に行ってみると、洗面所に置いていたライターが破裂して、散らばっていました。お香を焚く際に、いつもはマッチを使っているのですが、以前ライターを借りて、そのままにしていたものでした。調べて見ると、ライターは55℃以上になると爆発するらしいのです。しかし、うちでは31℃…。赤色のライターが、午の刻に爆発。如何に火のエネルギーが高まっているかがわかります。幸い液化ガスはほとんどなかったため、発火することはありませんでしたが、これをポケットに入れていて爆発したらとか想像するとひやっとしました。心臓、脳に注意して過ごそうと思いました。今朝、外稽古から帰ってくる途中、昨日の雀が死んでいませんように…と拝みながら歩いていると、足元にまた現れました。最近、稽古の際は、スマホが熱くなるので、持ち歩いていないため、撮影できませんでしたが、子雀ちゃんが生きていてくれたのが嬉しくて、思わず「ちょっと待ってて」と言ってから、家に戻り、栄養水とスマホを持ってきました。今度は、逃げずにこっちに近づいてきました。無理やりでも水を飲ませなくては死んでしまいますから、なんとか15分くらい奮闘して、水をやることに成功しました。昨日はとても心配でしたが、とりあえずホッとしました。今日もまた暑くなりますし、野良猫も多いのですが、無事に巣に帰ることができることを祈りつつ、お別れしてきました。雀は、眼精、心臓を象徴し、ライターは火を表すので、ここ数日は目と心臓を労わる必要がありそうです。
2026年08月05日
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部屋の中が31℃でも、涼しく感じる今日この頃。湿度がなければ、過ごしやすいのですが…。風の通り道をしっかり確保して、直射日光防止!湿度と気温に応じて、窓の開け閉めを行う。(必要に応じて、空調も使いましょう!)四つの部屋と広いリビング…。(うち二部屋は倉庫)カビが生えないように、虫がわかないように、定期的に掃除もしないとね…。年年、快適な過ごし方を研究し続けています。今朝は外稽古2時間。11時を過ぎると、日陰がなくなってしまうので、遅くても11時20分までには家に帰ります。日影がちょうどかかる時間帯が9時から11時なので、1時間は太陽にあたりながら站椿功をしてから、日陰に移動します。午後からは、今の季節は部屋の中で稽古の続きをします。稽古後、水分は400㎖(2カップ分)流失していました。まあまあですね。北京での稽古の際は、激しい動きも多かったですし、稽古後1㎏体重が減るのは当たり前でした。今考えると、心臓への負担が凄まじい生活をしていたと反省します。家の中の気温も外と変わらず…。でも、雨が降らないだけましなのです。熱を冷ますために、緑茶にミントと生姜、ライムを入れて爽やか茶を飲んでいます。もちろん、温かいお茶です。でも、涼しくなる。「心静、自然凉…。」山東省は、農作物が安くて豊富。果物や野菜もたくさんあります。今日も、大量のカリカリ桃、種あり葡萄、丸ごと一個すいかを頂きました…。青島の富士リンゴは、酸味と甘味のバランスがよくて、とても美味しい。暑い夏には、リンゴの酸味が心地よい。甘くないカリカリ桃も大好物です。(果物は、リンゴか桃くらいしか食べません)今日は、35℃以上になるので、ピリ辛冬瓜スープを作ろうと思います。
2026年07月29日
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未月は、長夏の土、湿熱の期間。もともと乾燥していて涼しい地域でもある欧州でも、40℃以上の気温と山火事が続き、本当に大変な状況です。中国も、雨の少ない北方もまるで江南地域の雨季のような夏を迎えています。湿気は本当に辛いですね。私の部屋は、安定の30℃から32℃…、湿度は70%…。ファンを回して、除湿機フル運転中。それでも、今年は早い段階で、暑さと湿気対策をしていたおかげもあり、それほど不調は感じていません。心気を消耗させないために、稽古もゆったりと行い、汗のかき過ぎに注意しています。その甲斐もあって、以前のように、体重が2,3キロ落ちることもなく、食欲もあります。気の巡りをよくするために、香辛料を毎日たくさん使って、調理しています。こういうときは、蒸し暑い地域の智慧が大いに役立ちますね。インド、スリランカのアーユルヴェーダやタイの料理は日本人にも合うので、この時期お薦めです。稽古では、毎日新しい筋膜が剥がれていく感覚があり、この一年で随分奥の方の筋膜が緩み、骨の位置が矯正されてきました。先週は、足の親指から上に内転筋と繋がって、踵、膝、骨盤のゆがみが矯正されました。今週に入り、骨盤から背骨、肩甲骨と筋膜が剥がれていき、肋骨損傷の筋膜も徐々に動き始めました。20代の肋軟骨骨折部分は、3か月ほど痛くて動けませんでしたが、病院では治療できないと言われたので、そのまま放置していました。今思えば、ちょうど左側の脾臓部分なので、この頃から脾の機能が弱ってきたように思います。その場所が今まさに、動き始めています。(だから、今年は食欲が衰えなくなったのかなあ。)内観をしていると、ちょうど足太陰脾経の経絡に沿って、緩んできているのがわかります。太極拳や站椿功でも、脾経の反応を感じます。脾陽が上昇するというのが少しずつ理解できるようになっています。まだ筋膜が突っ張る場所もあり、神経にも障るため、鈍痛が生じたり、気分が悪くなったりすることがありますが、三伏の期間に、脾経を通すことが最優先です。しかも、面白いことに、お能や尺八の際、長時間座ると痛みが生じて苦しかった正座の姿勢ができるようになりました。足首、膝、股関節の靭帯がくるりと回る。正確な角度はわかりませんが、確実に動く感覚があるので、後は自然に身を任せて治癒していくのを待つのみです。太陰経は、もう一つあります。手太陰肺経。肺は金に属し、粛降(下に降りる気)を行います。こちらは、レッスンの際に、実際に手印を使って呼吸法をしながら、体感してもらっています。
2026年07月28日
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2025年の三伏期間は、背中のお灸を毎日して、体内の「寒」を取り除き、陽気を高めました。そのおかげもあり、風邪を引くこともなく、冬の寒さを順調に乗り切ることができました。夏の間に、冷えを取り除くことは、冬から来年の春を健康に過ごすためです。2026年の今年の三伏のテーマは、「祛湿」です。今年はもともと火が強く、お灸は火を使うため、今年は火を使わない方法にします。この姜艾膏は、陽気を補ってくれるので、内臓疾患や怪我の治療にも使えます。冬の寒い時期にすると、身体を温めるのにも効果的なのですが、三伏期間にすると、効果は、10倍以上あるのではないかと思います。私は、左側の靭帯を負傷しているので、歪みのある場所、痛みのある場所、そして、背骨(督脈、膀胱経)に沿って載せます。温めてトロトロにしたものを乗せて、ラップでくるんだら、タオルや布などをかぶせます。風に当たらないように、空調や扇風機などは一切止めます。30~40分くらいしたら、乗せている膏は固まっているので、すぐに取ることができます。玉状の汗がたくさん出ているので、タオルでしっかりと拭いたら、冷えないように服を着て、白湯をゆっくりと飲みます。30回繰り返し使えるので、家でも出来て便利です。汗をかいても、シャワーを浴びたり、水仕事をしないようにします。せっかく湿がとれたのに、また冷えを湿が入り込んでしまします。溜まった湿が流れ出る感覚は、とても気持ちいいです。太極拳や運動でかく汗も気持ち良いのですが、何せ体力を消耗するので、この蒸し暑さの中ではバランスをとるのは意外と難しいです。昨日は、足が少しむくんだ感じがあって、重だるかったので、初めて足に乗せてみました。しっかりと大粒の汗が吹き出しました。昔足の靭帯も切っているので、数回続けると、治療効果が出そうです。やり終わった後、生まれ変わったように顔色もよくなります。次回、帰国の際、必要な方は体験してもらえると思います。
2026年07月26日
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7月23日大暑。日本各地では、37℃から40℃以上を観測中。中国では、新疆トルファンが49.8℃を更新中。南方では、相変わらず、水害や風害が多発しています。『五運六気』の六気では、大暑から、下半期の四之気に入ります。今年の司命(長)は、少陰君火なので、火が強いのは変わりません。下半期からは、陽明燥金が半年を司り(在泉)、四之気の主気客気ともにダブル太陰湿土が降臨します。太陰湿土の双湿は、例えると、高圧力蒸し器のようなもの。湿の気が増幅されて、重だるい、粘り、滞り、気の停滞などにより、環境や人体における影響も出てきます。太陰湿土は、気の上昇、気の降下を滞らせるため、火と水の循環がスムーズに運行しなくなります。それによって、自然界では、菌や害虫なども発生しやすくなったり、頭が重い、下肢の浮腫み、重だるい、四肢に力が入らないなどの症状もあります。また、湿土は、脾経に当たるので、消化吸収が充分に行われにくく、気の運行も阻害されるため、排泄に問題が生じたり、体内に老廃物が残留しやすくなります。少陰火と陽明金は、水蒸気を消耗し続けるため、バチバチの雷とか、激しい雨など、火と水の交戦も激しいです。7月25日庚子から中伏となります。三伏は、「庚伏」とも言います。庚とは、天干の庚金。伏は、潜伏の意味です。庚は、白虎七宿の「参宿」(オリオン)の象から来ています。ちょうど、秋口から冬を越す、半年にかけて観測することができるので、「涼しい金の気」の代表格です。空に「参宿」が見えると、天気は徐々に涼しくなることから、暑い夏を乗り切る間、参宿の降臨を心待ちにしていた人たちの思いが三伏に込められています。潜伏している庚(参宿)が顔を見せる時が、「出伏」です。太陰湿土のイメージ私達、饅頭マントウや包子になっちゃいそう。なんとも、過ごしにくい夏ですね…。
2026年07月25日
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稽古は生活のささいなことにあると感じる。リンゴの皮を剥くときも、包丁を使って、リンゴがうまく回転するのを利用すると、皮は自然にひも状になって剥ける。(父親には、なんでピーラー使わんか?と言われる)これが、私には変化する銀河(天の川)に思える。私は、この変化を楽しんでいる。ちなみに、中国では、電動の皮むき器がよく売れているらしい。織姫と彦星もいる白胡麻を煎ってから同じ方向にすり続ける。30分くらい。(父親には、なんで電動のゴマすり機使わんか?と言われる)昔は、すべてが人の手で行われるため、そこに発生する気の磁場(エネルギー)は人と食物が一体となっていたと思う。味が美味しくなるというのが一番だけれど、その過程も楽しい。気を回しているのだから。くるくる回転するのは、天体と同様。そこには、陰陽があり、五行がある。反復運動、単純作業であるがゆえに、意味が見いだされる。左回り、右回り、回数などなど…。数から量に、そして質的変化が起きると、効力が発生する。これらは、古の叡智。八卦掌の稽古は、主に円を描いて歩くこと。今日は、身体の中に天体運動と引力との関連を見つけた。人体は小宇宙と言われる所以がよくわかる。便利だからと機械やAIに頼ってばかりいると、気の感覚はますます宇宙から遠ざかっていく。そして、運気はよくならない。運気とは、迷信でも、詐欺まがいでもなく、列記とした『天文+能量(エネルギー)+統計』から生まれたもの。自分が動れば、気も動くということがわかれば、運気をよくするも悪くするも、自分次第であることがわかってくる。「病は気から」というように、できるだけ自然を意識して生活すれば、必ず良い方向に向かう。良い方向に向かうことが、天の意志、つまり銀河系、太陽系、地球の意志であると思う。最近は、くるくるの作業が多いな。数年ぶりに黒蕨粉と黒糖で、わらび餅を作ったよ。鍋でかき回し続ける。黄な粉とヨモギ粉を混ぜてみたら、意外と美味しい。
2026年07月22日
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7月14日は、六月初一。ようやく、五毒の五月が過ぎました。しかし、陰邪はこれからが本番です。7月15日から入伏です。最も暑い時期が訪れました。「夏至三庚入伏、冬至逢壬数九」夏至を過ぎて、三つ目の庚の日から三伏に入る。という意味です。7月15日は、六月初二(庚寅日)になります。そして、もう一つ。「公伏大熱大旱、母伏大雨大澇」奇数の日と偶数の日を見ます。六月初二は、偶数なので、母伏です。よって、三伏期間は雨が多い、水の災害が多いとなります。私の住んでいる山東省の地域では、台風の影響もあり、ここ1週間は毎日降ったり止んだりの雨模様。この先も雨が続く予報となっております。三伏の伏とは、『伏者、隠伏避盛暑也。』≪史記正義≫『伏日万鬼行、故尽日閉戸、不行他事』≪漢官儀≫東漢の時代には、すでに、伏日は全国的に、休暇、休息期間としていました。鬼とは、陰気、疫気、陰邪、暑邪と指し、この時期は体力を消耗しやすく、病気にかかりやすいため、外出は控え、人の多い場所にも行かず、家で静養することがのぞましい。しかも、本日7月15日の夜空は、月が鬼宿に入ります。鬼宿は、二十八宿の朱雀七宿の第二宿(鬼金羊)で、西洋天文では蟹座の一部です。古代、鬼宿は「積屍気」とも呼ばれ、陰邪が強いことを象徴します。世の中の動向など、注意に越したことはありません。さて、雨天なので、部屋のお稽古が続いております。部屋の中は、28℃から31℃で安定しています。湿度が高いので、クーラーはつけませんが、ファンと除湿器フル回転です。本日のお茶の紹介は、山東名物「嶗山緑茶」。種類も4種類になりました。製法が異なりますが、どれも春(穀雨茶)の芽茶で、香ばしさと清涼感があって、美味しいです。南の緑茶と違って、湿気が少ないため、飲んでも体が冷える感じはありません。嶗山は、海と山の気を受けており、ミネラルの多い良質な緑茶です。湿度の高い日には、金木犀を混ぜて飲んでみました。温性の金木犀を入れると、少し燥が強くなるかなと感じました。山東省より少し南よりの湖北省の恩施茶あたりが金木犀との相性が良い気がします。先日は35℃、36℃の日に外稽古をしましたが、古太極拳や武当太極拳の動きは消耗しないので、汗の量がコントロールできて、疲労感もありません。しかし、涼しくなるお茶が飲みたくなり、長沙で摘んできた薄荷と赤紫蘇、生姜に熱湯を注いでいただきました。苦味、酸味、辛味が程よくあり、紫蘇から甘味が出てくると、美味です。雨の日が続くと、緑茶ばかりと飲んでいるわけではありません。基本は、紅茶。ぜいたくですが、百年老欉の正山小種(福建省武夷山星村)が今の私にはあっています。現代製法なので、甘さが程よく感じられて、武夷山の中心星村独特の滋味があります。もう一つ、2005年の伝統製法の正山小種は、今となっては幻の松煙を使った、まさに竜眼香(正露丸香)が微かにあります。紅茶をベースにして、ときどき緑茶というのがちょうど良いです。
2026年07月15日
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長沙の修行から帰ってきてからの久々の外稽古。やっぱり、北の空気がいいわあ~。実は、大気の磁場は乱れまくっております。5日から7日は、湖北省黄岡に竜巻発生、江西省南寧では、豪雨と大洪水で毒蛇たちが流されたり。今回の台風バービーは、山東省にも来るというので、警報も出ています。7月7日に小暑に入りました。甲午から乙未月になったので、少しほっとしています。7月8日は、月と土星が壁宿に入るそうで…。外に出ると、スズメの赤ちゃんが倒れていました。亡くなってから時間が経っているようです。私がいたら、助けてあげられたのにな…。未(木墓)に入ってしまったのですね…。暑くて乾燥しています…。9時ごろ、西の空にうっすら月が見えました。壁宿は、乾卦の象です。修行において、また一つ良い兆しです。今月はあまり動かず、学びの姿勢で過ごそうと思います。天文アプリで星の位置を確認。この星たちを意識しながら、太極拳を打っています。今月は、いままでの蓄積が実りそうな予感です。
2026年07月08日
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中高年向けには、気をゆったりと巡らせる太極拳が合っていますが、私は子供向けの元気ある拳法も好きです。現代の間違った太極拳を稽古しつづけると、腰や膝を傷めてしまいますが、本来伝統太極拳は、呼吸を調え、体力を消耗せずに、身体の気を補ってくれるものです。真夏でも、汗をあまりかかず、呼吸が乱れず、疲労しないので、ケガや損傷の回復、長期的な運動が可能です。元気な子供は、陽気に満ちているので、補うというよりは発散するほうが適しています。あまり運動をしない、部屋でゲームや勉強ばかりしているという子供は、しっかりと身体を動かして、汗をかく必要があります。以前から、小学生が老師に少年拳を習っているのを見ていて、私も見よう見まねで飛んだり跳ねたりしていました。(子供たちがあまりにも動けなさ過ぎて、こっちが動きたくてうずうずしちゃう…。)そして、ついに5月、老師に、「子供たちにも武術を教えられるようになりたい!」という理由で、(本当は、自分がやりたいだけだったりして…)少年拳を伝授してほしいことを申し立てをしたところ、同意をいただきました。3回に分けて、教えていただきます。そして、今回が2回目になります。嬉しいお知らせ。稽古初日に老師に呼ばれまして、いきなり「扇子の套路を人に教えてもよかろう。」という意外なお言葉をいただきました。自分としては、満足のいくようなレベルではないけれど、老師はきっと今後私の努力と成果を見込んで、こういってくれているのだと思いました。稽古において、終わりはない。身体の使い方と身体を割って使えるようになることが上達の秘訣でもある。日本に帰ると、日本刀で自分の身体感覚の変化を改めて知ることもできる。扇子も剣も刀も、使い方は異なれど、身法は同じ。さて、少年拳の套路の続き。老師は私に教える時だけは、なぜか動きが速く、しかも2,3回見せたら、「じゃ、練習しなさい」といって、去ってしまいます。私は稽古中、スマホを使わないので、紙とペンでメモを取ろうものなら、「口伝のものは、メモを取ってはだめだ!」と注意される始末…。周囲で動画を撮っている生徒たちが一斉に私を見る。なんでやね~ん。なので、超集中して覚えなければなりません。伝統とはまさに「因材施教」(素質や能力に応じて、内容や方法を変えて教える方法)でも、一回、二回では覚えられないよ~。せめて、三回欲しい~。今回は、休憩していた師姐たちが動画を撮ってくれたおかげて、見直すことができそうです。(ラッキー)注:基本的に、授業中、日本人は集中しているので、先生の動きを動画で撮影したり、録音したりしませんが、中国人は撮影と録音ありきで、何度も何度も老師に注文をつけてきます。ですから、老師は毎回疲労困憊しています。 午後は18時まで稽古。お茶、コーヒー、果物、お菓子はたくさん用意されていますので、休憩は自由にできます。私は、長年の癖で稽古中は座らないので、みんなが休憩しているときに少年拳を教わります。夜は、老師のリクエストで、三名の生徒さんが雑穀粉で、手打ちそばを作ってくれました。そばといっても、薬味は唐辛子や肉味噌炒めなどを絡めて食べる中国風冷やしそばです。そして、庭にある赤紫蘇とレモン、採りたての蜂蜜のお茶は、蒸し暑い日にぴったりです。私はそばを食べていませんが、なかなか美味しそうですね。
2026年07月05日
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118勢、古太極拳。今回で、ようやく半分まで来ました。朝6時から18時まで、じっくりと太極拳と向き合います。套路の稽古の合間に、実戦も教えてもらいます。実戦は、危険が伴うため、誰でも体験できるわけではありません。老師が許可をした生徒、および弟子のみが手合わせしてもらえます。今回は、男性の生徒2名、武術歴のある師姐と私の4名のみ。ちょうど、習ったばかりの『高探馬→蹬脚→翻身大捋』を使って、刃物を持った人に対してどう対処するかというお題をいただきました。実際に出くわしたくない情景ではありますが、心して、いざぁ~!相手の刃物を使わせないようにして、しかも、自分が傷つかないように~。何度も試しながら、何回ゲームオーバーになったことやら…。老師のような強者相手だと、どうやっても成功することがないのですが、生身の感覚を知るには、実戦稽古は必須です。技の使い方と身体の動きを必死に合わせようと、脳も身体も忙しい…。集中しながら試み、老師が疲れるのも忘れてしまうくらいです。仲間からは、「あなたは本当に度胸があるわ」と言われながらも、反対に、「みんな、どうしてそんなに怖がるのかしら」と不思議に思ったり…。まあ、確かに、時々怪我をしたり、危なっかしい場面もありますが、老師はもちろん手加減しますし、なによりも私は楽しんでいます。余興が終わったら、また套路稽古の独りの世界にどっぷりつかるのでした。
2026年07月04日
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湖南省長沙。あまり知られていませんが、長沙はなかなか都会です。AI、ドローンなど、先端技術の研修機関、普及活動の先駆けでもあり、湖南省の人は、起業家も多く、若者特に女性が活躍しやすい環境とも言えます。辛い物が大好き、若者が元気、外食大好き、買い物大好き、仕事大好き、文化人、考古学、武術家、中医も多く、伝統文化が受け継がれている地域と感じます。湖南料理は美味しい、交通の便が良い、都会と田舎が近くて、生活しやすい…ということですが。私にとっては…過酷な環境…。(修行場は都会じゃないし…)まず、毎日のスコール。湿度100%。クーラー効き過ぎ。ここに来るまでの高鉄の中は、クーラーが効いているので、しっかりと防寒対策。夕方到着時は、雨は止んで晴れていますが、蒸し蒸しします。夜の坐禅が終了して、部屋で寝る支度をしていたら、23時に雷とともに暴風雨。大きな蚊が大量にいるので、スプレーで強力な薬を撒き散らかします。窓を閉めるために、電気をつけたら、ベッドの下を大きな蜈蚣がさあーと移動して、タンスの下に入りました。おもわず、「きゃあぁ」と叫んだとて、暴風雨の音でかき消されます…。この殺虫剤では、蜈蚣は無理なようで…。師姐に助けを求めて、二人でよなよな蜈蚣を探していると、バシっと部屋の電気が切れてしまう…。多分雨のせい。電気の復旧とタンスを動かして蜈蚣探しをしながら、なんとか見つけ出して、外に逃がしました。そういえば、武当山に行った時も、丹波篠山に行った時も、到着時に蜈蚣が「おいでやすぅ」と現れたのを思い出しました。大雨の後の朝、高温多湿の青空。空はとてもきれいで、幻想的な景色に魅了されます。でも、わたしはやっぱり北の乾燥に慣れているなあ…。平和な光景。稽古をする場所は、目の前に池があり、周囲は畑ばかりで、山の中の民家がぽつぽつあります。屋根付きなので、雨の日も外で稽古ができますから、晴れても雨でも影響はありません。ここの道場は、師姐が経営する民家で、水は井戸や山の湧水、野菜畑、池の魚、養蜂場、たくさんの果物の木、ハーブなどもたくさん生えていて、自然がいっぱい。食べ物も飲み物も自給自足が可能です。野良猫3匹と犬2匹を飼っていますが、あまりの暑さにばて果てています…。ここの道場で共に稽古する同士たち。彼女たちは、広州からやってくる中医です。太極拳や修真を学ぶ人は、基本的に中医が多い。2,3人しか私が日本人であることを知らない。午後の稽古を開始する時間です。土砂降り雨…。老師やみんながゆるゆると昼寝から戻ってきて、しばらくすると、雨はすっかり止みました。さすが。みんなの陽の気場は強し。午後、稽古場に、巨大蜘蛛が現れました。私達が稽古をしている間、蜘蛛と虻の戦いも繰り広げられていました。気づけば、稽古場の中心で、ひっくり返った蜘蛛とその横にどや顔の虻がいました。虻強し。とりあえず、蜘蛛を帚で移動させてから、稽古を再開しましたが、虻は自分の獲物がいなくなったことで、少しパニック状態になって、探し回っていました。ごめんよ、虻。五月(旧暦)は五毒。師兄たちが休憩時間中、近所を散歩していたら、蛇に出くわしたとも聞きました。みんな、きいつけよう~よ。そして、夜、断水事件。私と老師のみ、すでにシャワーを済ませていたのでぎりぎりセーフ。(私は食事をせずに、さきにシャワーと洗濯していて正解)他の師兄たちは、食事の後、シャワー中に水が止まって大変な目に遭ったようです…。(冬でなくてよかった)不便は自然。自然は無為である。
2026年07月03日
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二ヶ月に一度の長沙修行。8時間かけての長旅。湿度が苦手なため、雨季の長沙は正直気が進まない。南方は洪水、豪雨で大変なニュースばかりで、大いに気が進まない。虫や蚊も多く、洗い物も乾かないし…。とぶうぶう言っていても、その日はやってくるのだ。まず、準備するものは、雨具類。カッパ、雨靴、傘。(結局は使わないのだけど、念のため)衣類乾燥機、ドライヤー、湯沸かし器、茶器セット。タオル、洗剤類、スリッパ。体調を調えるお茶セット、湿気夏バテ用に祛湿五穀粉など。現地の手料理は菜種油をふんだんに使う炒め料理が多く、塩漬けのもの、塩辛い味付けのため、自分で用意したものを部屋で食べるという裏技を使います。夜が豪華な食事の席に現れないとなると、最初は驚かれます。「お腹空かないの?」と心配されたりもしますが、正直言って一日三食は多すぎますし、普段よりもカロリーも高く、全くお腹はすきません。今となっては、「彼女は夜は食べない人」ということで、誰も心配しなくなったので、気が楽になりました。いろいろな場所に修行に行きますが、食事を断ったり、別にとるという行為は、日本人の私くらいしかいません。(みんな、食べることを楽しみにしているほうですから。)朝から晩まで稽古三昧ですので、その間、シャワーを浴びたり、洗濯したり、私は一人の時間を大切にしたいと思ってしまいます。今年で2年目になりますが、北から行く私にとっては毎回、水土不服(風土が合わない)のため、初日は便秘になります。二日目から新しい生活リズムに身体が馴染んできます。毎回、いろいろな対策を練って、如何に修行期間を快適に過ごせるか研究しています。今回は、出発の前日に、「大雨+クーラー」による影響を減らす飲料「温陽飲」を拵えました。材料は、赤紫蘇 肉桂、公丁香、ブランデー、水これらを粉にして、漬けたものを一晩冷蔵庫で寝かせてから、濾したら出来上がり。これを、小瓶に入れて携帯します。山東省は35度のからっからの晴天。南へ行くと、どんよりしてきます。武漢では、雷雨がすごくて、窓からずっと見つめていました。前日の洪水の跡が伺えます。師曰く、道家の修行をしている人は、天地のご加護があるから、災いに逢うことはない。つまり、心配することはない。なるようになるのだ。
2026年07月02日
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ひさしぶりに36℃の晴天の朝。背中が熱くなる感覚が心地よいです。家の中で太陽を浴びることができないヨモギを外に連れて行ってあげました。野草にとって、天と地の気を感じられない環境は不自然すぎるのだろうなあと悲観してしまうけれど、今のマンションには庭がないので、仕方がありません。背中を太陽に向けて站椿功をすることで、足太陽膀胱経を通す。これでも、ひと夏超えると、こんがり日焼けしています。マンション内では、金属や窓などからの反射光があるので、眩しいです。今年は、少し加減することを学ばなければ…。汗がやや流れるくらいにとどめておこう。今までのように、站椿功で汗をたくさんかくのは、逆に気を消耗してしまうので、要注意です。昨日、同じように站椿をしているところに、老夫婦が仲良く散歩していました。見ての通り、いつもこの格好で、視界が遮られるため、周囲の様子はあまり見えないのですが、いきなり後ろからおばあさんが私の三つ編みを掴んできました。「これは立派な三つ編みねえ~」って、驚いて後ろを振り返ると、おばあさんは、驚いた様子で、手を叩いて大笑いしていました。いえいえ、驚くのは、私の方ですけど…。なぜ、おばあさん、そんなに笑うのかは不明なのですが。私に、気づかれるとは思わなかったのかもしれません…。しかし、そんなにグイっと引っ張られて気づかないなんて、そんな人いる…?いや、私の修行が足りないのか、入静が浅いのか…?最近の中国人は、普通に外出するだけでも、顔面マスクをつけて日焼け防止している人が多いため、私のこのスタイルでもそれほど違和感がなくなってきました。站椿のあとは、場所を移動して、八卦掌、太極拳などの稽古に入ります。
2026年06月28日
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本日の稽古の感得。ついに、来週また長沙への太極拳修行が迫ってきました。太極拳において、気が途切れない身体法とは?前回、師に指摘されたのは、「(全身を統帥する)気を途切れさせないようにしなさい。私とどこが違うのか、考えなさい」。「気」といっても、意識としての「気」ではなく、実際に動きを司る「気」のことです。意識のことは「神」(shen)という。動作(形)は覚えても、演武のためでない限り、実際に効果が出なければ意味がありません。古太極拳は、現代の改良版太極拳とは、動きの原理が全く異なるため、日々探究しつづけています。養生効果および攻防の観点から、正しい動きとはどのようなものか。師に教わりながら、見様見真似ではなかなか習得は困難なのですが、何度も何度も稽古を繰り返す中で、師に近づく感覚を見つけることが重要です。何か感じた場合は、図と感覚をノートに記し、次の稽古に生かす様にしています。足の裏から、骨や筋膜の位置、呼吸、経絡、ツボなどを意識しながら探っていく過程は、終わりが見えない旅をしているようなものです。涌泉と労宮のつながりといえば、いままでに何度も意識をしてきたところですが、今回は、その二点の間のつながりが明らかになりました。稽古中の感覚が一気に変化したのを感じます。間のつながりには二つあって、一つは、涌泉と労宮がつながる体内のルート(道)涌泉から気が昇ってきて労宮までつながる。次に、労宮から外の見えない空間を通して涌泉に戻り、再び気が昇る体外の循環の道。涌泉は、足少陰腎経の井穴。坎為水。大地からの気を受けとる感覚のあるところ。まさに、水が湧いてきて、満ち満ちてくる感覚。坎中満労宮は、手厥陰心包経の井穴。離為火。掌の窪みができるところ。手の内が呼吸をしているかのように、空洞になっている感じ。離中虚この水と火が要です。養生効果があるのは、坎離の「水火既済」であること。太極拳の原理は、『易』の「変化之道」同様、変化と通達(通して達する)であること。涌泉の感覚をより鮮明にするためには、足裏の関節を柔軟にすること。つまり、筋膜と靭帯をゆるませる。このアーチが重要。足裏の刺激や、ぺちぺちを続けることで、足の指関節を緩めた状態で、アーチを形成させることができるようになる。一阖一辟謂之变,往来不穷謂之通≪易伝系辞伝上≫ 易穷則变,变則通,通則久。《易·系辞下》開と合、これを変という。その往来が続く、これが通。変わる則ち通る、通る則ち久しい、そして、始まりに終わる。つまりは、陰と陽の交わりのこと。太極拳によって、身体と通すことが、健康への道となる。心腎相交水火既済太極拳、中医、易…すべてに通ずるのが、奥深い。
2026年06月28日
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毎日が新しい発見の連続。ほぼ同じ流れの稽古を淡々と行うことで、歪みの矯正、ケガの修復が行われる。師曰く、「站椿や太極拳などゆっくりじっくり動くのは、損傷組織の修復のためである」。ここ数日特に顕著なのは、30年前の足の靭帯断裂部分と肩甲骨と肋骨と骨盤のゆがみです。調ってきたのが7割くらいになると、今まで、ちゃんと使えていたと思い込んでいたものが、全くそうでなかったことがわかります。 重心をさらに慎重に調整しながら、足の関節の位置と靭帯を元に戻していく。(筋膜をゆるめるのにぺちぺちは必須。その後魔法の軟膏ぬりぬり。)重心が調ってくると、ケガをした側の靭帯は固まってゆがみ、全く踏み込めていなかった。それによって形成された全身の歪みは計り知れない。その後、股関節、肋骨のゆがみが広がり、反対側で支えるために、負荷がかかって痛みが生じていたことも納得しました。6年前の肩甲骨の靭帯断裂で、ようやく自分の身体に向き合うようになってから、稽古内容ががらりと変わった。靭帯の修復にかかる時間は6~7年という。今年はちょうど7年目となるため、そろそろ成果が見られるのではないかと、今から楽しみでならない。もちろん、痛みに耐えながらの生活は苦しかったけれど、そこから真剣に取り組んできたことには、すべて意味がある。站椿功でも重心使いもここ2日でかなり変わった。足首がちゃんと使えるようになったおかげで、膝、股関節、仙骨、肩甲骨が筋膜で繋がっている感覚がよくわかる。そして、古太極拳でのゆっくりすぎるほどの動きで、さらに筋膜剥がしが加速する。その効果を実感するには、安定した息を出すことで確認できる。つまり、尺八の稽古だ。疲労したり、少しの姿勢の違いで、筋膜がすこしでも緊張すると、音が細くなったり、出にくくなったり、息が続かなくなる。こんなに苦しい稽古なんて、もうしたくないと思うほどつらくなる。でも、今日の尺八の稽古では、踵と腹の筋膜を緩めて、そこに気を充填するイメージで、圧がかかると、重心は下に、安定し、口から胴体から足までが筒のように感じる。そうすると、口元はやわらかいまま、太い息が尺八に流れるところまでようやくたどり着いた。尺八は、繊細で、ちょっとのことで音が出なくなったり、音が変わったりするので、身体と内観するのには丁度良い。靭帯のイメージ図
2026年06月27日
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最近、facebookで推薦された「暦生活」から、日本の暦に関連する内容(日本の色、日本の風景、日本の言葉などなど)がとても美しいと思い、目にしたときは、ふと立ち止まってみます。夏至を過ぎてから届いた詩を読んでいると、ひらがなのやさしさや音の暖かさに癒される思いがします。儀子内親王(850年〜879年)は、平安時代前期の皇族。 文徳天皇の三女。 賀茂斎院。 一品。 勅撰集『風雅和歌集』以下に27首入集。 享年29歳。(ネットから抜粋)つくづくと独りきく夜の雨の音は降りをやむさへ寂しかりけり幼い頃、よく謡った『かたつむり』。小学1,2年くらいの頃、毎週土曜日に通っていた習字の稽古場には、紫陽花がたくさん咲いていて、かたつむりがたくさんいた記憶があります。最近は、幼少期や青年時代のことをふと思い出します。忘れていたことが思いだされると、なんともいえない温かい気を感じます。つらいこと、こわいこと、取るに足らない日常…の記憶は、すべてが温かく伝わるのです。そこには、色があり、音があり、香があり、声があり、止まっているような長い長い時間があります。毎日の能楽のお稽古では、この美しい大和言葉を発声することが癒しとなります。実際には聞こえないのだけど、お囃子が脳内に響き渡るような、心地よさがあります。もう随分、日本のメディアや流行音楽に触れたいと思いません。現代の歌詞や言葉遣いには、とげがあり、荒っぽく、聞いていて不快になるのです。そして、音楽も、脳を刺激するものが多く、聞いていられなくなるのです。20代の頃から落語を聞くのが好きだったのは、言葉の波動が心地よかったからなのかもしれません。すべては波動なんだなあ。
2026年06月27日
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夏至からの養生。君火+相火:双火の影響。酷暑。→扶陽作用水運太過:寒邪の圧制。豪雨、水害、雹→突発性梗塞水と火の戦い。重要なのは、『水火既済』。体内の湿熱、寒湿を外に叩きだすこと。瘀血を取り除くこと。関節の痛み、生活習慣病、心臓、脳のためにも、毎日暇さえあれば、全身ぺちぺちしましょう。男性:膝の痛みぺちぺちして、瘀血を出す。最後に、代謝を高めるために、草本軟膏を塗る。これで、痛みはなくなった。女性:腰の痛みぺちぺちして、瘀血を出す。翌日、痛みがほとんどなくなった。自分でもできますが、プロにしてもらうと、数分で効果がでます。拍打法は、手でも出来ますので、朝起きて、夜寝る前、練功、体操のあとなど、ぺちぺちしましょう。原始的なやり方が、最も効果あるのです。さすがは、数千年続く養生法。
2026年06月26日
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北京を離れてから、太極剣の稽古は、封印されていました。北京から上海に引っ越しをして、馴染もうとしている最中に、コ●ナ禍に突入。その後、日本に帰っている期間、私の荷物は上海からまた北京に戻っていき、日系の信頼できる引っ越し屋さんの倉庫に預けたままでした。その間はもちろん、剣の稽古はできないので、(八卦剣、八卦鉞、苗刀も然り…)套路もほぼほぼ忘れてしまいました。日本では、手裏剣や日本刀、太極扇の稽古をしていました。せっかく学んだものを忘れるのは本当に申し訳ない気持ちになります。中国に戻ってきてから、2年10か月が経とうとしていますが、套路も忘れているし、扇子で代用すればよいと自分に言い聞かせ、剣の稽古は半ば諦めていたのでした。そんな矢先に、どういう風の吹き回し?鞘から出すことさえもしていなかったにもかかわらず、やる気になったのには、原因がありました。それは、『金星と三日月』を見てしまったから~(チコちゃん風)。(なんじゃい、そりゃ)ご存知の如く、6月15日(庚申)から五月に入りました。6月16日(辛酉)の二日間は庚申、辛酉と金のエネルギーです。水星の東方最大離角でもあります。天文愛好家たちの間で注目されている、16日から18日の金星木星水星と三日月の三星珠が観察できるということがうすうす気になってはいました。夜に、外に出ることはめったにないのですが、夜練功をしている際に、突然、「星をみなくちゃ」と感じました。着替えることもなく、そのまま外に出て、西の星と月に向かって歩きましたが、残念ながら、雲がかかっていて、金星と三日月しか見えませんでした。20分くらい見ても、木星と水星は雲で見えなかったのですが、美しい金星を眺めていました。その後は、あまり深く考えず、そのまま普通に翌朝を迎えました。いつもと変わらない朝のはずですが、稽古の準備の際、なぜか剣を出してきて、剣をしようという気分になっていました。埃をかぶったケースをきれいに拭いて、7年ぶりに手に取る太極剣は、ずっしりとした重量感がありました。あとあとの分析によると、面白いことが判明しました。外に出かけた晩に来ていた部屋着の色合いの五行が見事に金星木星水星にあっていました。緑(木)のキャミソールに、白(金)の上着を羽織って、黒(水)のズボン、緑の靴下は木星の縞模様でした。これは、確かに共振しやすいでしょう。特に、金の気は、刀、剣、武術などの象がありますし、三日月の形も刀や剣に見えなくもありません。私の潜在意識に入り込んだのか…。ということで、我が門内の武当太極剣の稽古を始めることにしたのでした。もう二度と稽古することはないのかなあ、と諦めていましたが、とても嬉しいきっかけとなりました。今朝の患者さん。雀の赤ちゃん。また脳震盪かなあ。(これで三回目)息も荒く、飛べなくなっていました。ちちんぷいぷいすること5分。驚いた様子で、逃げるように飛び立っていきました…。(なんでやねん)
2026年06月23日
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端午節からの艾灸も効果的ですが、門派内には、最強のアイテムがございます。皆さんにも紹介している痛みや治癒効果のある『草本軟膏』よりも、さらにすごいやつ…。夏至の養生は、まずは、『開鬼門』つまり、詰まった汗腺を開いて、排毒することです。朝、太陽に背を向けて、じんわり汗をかくのも良し、背中に温湿布をして汗をかくのも良し。もちろん、お灸も良し。「冬病夏治」と言われるように、冷えや痰湿が体内に溜まっている人は、この時期から必ず『開鬼門』をしなければ、今年の冬以降、なんらかの『痛み』が発症します。今年の春は、寒気が強いとわかっていたし、風の日の外稽古はだめだとわかっていたのに、やってしまったので、反省中です。まずは、太陽経、督脈の至陽を通して、体内の寒湿を外に出さなければなりません。稽古方法を反省しつつ、今回はこちらを使うことにしました。熱々に溶かしたどろどろエキスを背中に盛って行き、45分浸透させます。やり始めて10分ほどで、経絡が開いてきて、汗が噴き出るのがわかります。全身汗をかくのではなく、乗せているところから汗が噴き出してくるのが、『開鬼門」の特徴です。デトックス始まった~。シミが薄くなり、顔色はみるみるよくなってきました。効果が早い。随分と汗もでたので、端午節から夏至の三日間だけにしようと思ったけれど、四日目も続けてみたら、またさらにすごい量の汗が噴き出していました。寒い時期には、毎日したいと思いますが、冬にしたときは、身体が閉じてしまっているため、効果があまり顕著ではありませんでしたが、やはり暑くても夏にすることに意味があるのだと改めて感じました。ヨモギは、純陽の草で、『破気』の作用があります。痰湿の詰まりを通す作用、『扶陽』作用があるので、痰湿(寒湿)による症状がある方にはおススメです。1,上焦肺(鼻炎、咽頭炎、長引く咳)、皮膚のかゆみ、風疹、上肢の浮腫み痛み、肩の痛みなど2,中焦腹部の膨満、便の異常、汗かきなど3,下焦腰痛、子宮筋腫、月経異常、泌尿科系など2026年の発症しやすい症状高血圧、眼の疾患、耳鳴り、帯状疱疹、眩暈、アレルギー、心臓、梗塞、熱中症など特に、痛いところがある場合は、瘀血がたまっているので、拍打法でぺちぺちしてから、乗せると効果が高まります。
2026年06月23日
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6月19日。端午節です。龍舟(ドラゴンボート)競争、粽の南北の風習、香り袋、ヨモギで邪気払い、屈原記念日などなど、行事は多いです。いつか、龍舟を生で見てたい…。中国は休日なので、三連休となります。家族と一緒に過ごす日でもあるので、端午節は重要です。甲子暦では、午年の午月 五五陰暦では、 五月初五 五五端午節は、天文から来ています。ちょうど28宿の東方青龍(蒼龍)の全身が南の空に現れ(角亢氐房心尾箕)、易でいう「飛龍在天」の縁起の良い日という天文的背景があり、各地で、龍神を祀る行事が行われます。毎年、奇数のヨモギを逆さにつるすのが我が家の風習。ヨモギを市場に買いに行こうと思っていた矢先、親切なご近所さんから、庭に生えているというヨモギをいただきました。早速、玄関外に飾ります。連日、スイカ三個、玉ねぎ🧅14個。ジャガイモ🥔16個、立派なきゅうり🥒6本などなど、いろいろいただきました。食べきれません…。ヨモギはいつあっても困らないので、苗を購入して栽培することにしました。日本でしたら、その辺に普通に生えているのですが、北京や山東省の北部はヨモギはあまり育たないみたいです。雑草、野草と言われるヨモギを家の中で育てるなんて、思いもしませんでした。芽が出てきた、可愛い。そして、いまから夏の湿気に要注意。湿気の中の細菌類が肺の中に入りやすいので、除湿、換気が重要です。三日連続で、家の中で艾を焚いて、殺菌(邪気払い?)します。各部屋ですべてに行います。残った灰は、排水溝に撒きます。今年は、虫が家の中に入ってきませんように…。お願いお願いお願い…夏至の漢方茶も煎じて飲みますよ。 祛湿 养心五指毛桃、土茯苓、白茯苓、芡实、老陈皮、白杏仁、枸杞ちなみに、我が家では、粽は食べません。(私があまり好きではないので)毎年、いろいろな方から大量に粽を頂きますので、一口くらいは味見しますが、食べきれないので、冷凍庫ぱんぱん。今年は、珍しく粽を送ってくる人がいなかったので、安心しました。(冷凍庫にもう入らないよ)昨年の粽。甘味控えめで、なかなか美味しかった。そうそう、余談ですが、先日、正真正銘臼と杵を購入しました。想像をはるかに超える重さで、動かせません。糯米がたくさんあるので、糯を搗いて食べようという発想からです…。粽を作るには臼と杵は必要ないので、餅つきは、正月のイベントにとっておこうと思います。その時には、ヨモギも少しは育っているかな?
2026年06月19日
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2026年6月13日正午丙午年 甲午月 戊午日 戊午時午が4つ並んでいます。そして、私の八字には、午が2ついます。芒種の節気で、最も陽の気(純陽)が強い日です。25日は庚午ですが、夏至の節気なので、陰が生じるため、純陽とは異なります。昨日から気温も36℃、34℃と続きますので、稽古は午前中のみにして、午後からは休んでいます。外での稽古の際は、純陽の気を採り入れる意識を持ちます。さて、家の中では、ゆるゆる過ごしております。もう10年ほど前になりますが、母親から譲り受けた一本歯下駄を中国に持ってきておりました。最近、筋膜剥がしが進むにつれて、骨の歪みが矯正されてきているのをひしひしと感じています。関節がゆるんでいる今の状態で、一本下駄の稽古をすると、より効果的なのではないかと思い、再開してみました。天狗下駄とも言われる通り、結構高さがありますが、それほど難しくはありません。軸が立ち、ゆがみ矯正に役にたてばという目的なので、特別なトレーニングはしていませんが、これで歩いたり、飛んだり跳ねたり、功法したり、結構楽しいです。両脚で立ったままの状態(静止)を維持するのがまだ難しいですが、いろいろと試してみたいと思います。暑い夏は、普通の下駄で過ごしますが、さすがに下駄で太極拳はしたことはありません。八卦掌なら、挑戦してみてもよいかな…。
2026年06月13日
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東洋医学は、受け入れる医学。癒しの医学。病気を受け入れる。がん細胞を受けいれる。痛みを受け入れる。正常な細胞を強める。自分の生活習慣を見直す。病気と向き合う。全てを受け入れることは、自分を受け入れること。自分は地球、自分は宇宙。自分は他人、他人は自分。受け入れ始めたその瞬間から、癒しの気が発動する。身体のツボは、宇宙エネルギーとつながるためのスイッチ。毎日続けることの意味は、そのスイッチがオンになるタイミングを合わせるため。もちろん、いつ何時にONになるかと知っていれば、一回で効果があるけれど、知らなければ、とにかく毎日コツコツと続けることだ。回数で補うしかない。宇宙の気と共振したら、後は自然(道タオ)に身を任せておけばよい。私達が寝ている間に、修復し、回復に向かう。道家の考え方は、『你好,我好,大家好』(あなたが良い状態で、わたしも良い状態なら、、みんなが良い状態になる)物質のみならず、精神、魂も含めて、繋がっているのだということを知ること。
2026年06月09日
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「徳」についての独り言。(4月20日の青森の地震と津波から、思い続けていたこと。なかなか言葉に表すことができなかった。)徳とは、即土徳、厚徳載物。人徳、道徳、徳のある人、徳を積むなどで使いますが、西漢の董仲舒『災異占』によると、「天下、徳を失うと、禍起こる」と言います。徳は、土の気。地球は、土であり、母なる大地である。天道は、私達が間違った方向へ向かうと、災いを以て警告する。人の徳、君主の徳、国の徳…。徳が失われると、『土』が固まらないため、土が動く。(土虚→木旺、水旺)これが、天災と言われる、洪水、地震や噴火の原理である。このように考えてみると、天、地、人は繋がっていることがわかる。そして、『天地不仁』(天地は善悪などの分別無し。一視同仁。)『天道不親』(天道は特別扱いしない。)という老子の言葉が繰り返し聞こえてくる。『恒与善人』(常に、徳を積み、道タオに寄り添う人とともにある)天は、国や民族で色分けしない。地球に好ましいのは、『善人(徳を積む、道を歩む人)であること』。何人だから大丈夫、何国だから大丈夫。損得、利害ばかり考えていると、天からの告知が来るのでしょう…。今の時代、修身、修心が最も必要とされていると感じます。できることから、始めよう。誰かのために、何かのために、植物、動物のために、自然のために、地球のために…。
2026年06月08日
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家の中(特に自分の部屋のなか)が大好き人間です。自分から旅に行きたいとか、買い物に行きたいとか、誰かと外食したい、という欲求はないので、ほとんどの時間は家で過ごし、数日全く外出しないことも普通です。全ての部屋の窓は開けているので、風通しはよくして、外の空気感は半分くらいは感じます。最近は、風がつよく、いろいろなものが飛んできたり、雨が降ることが多いので、家に籠っています。道家のいろいろな調味料や生薬などを紹介してもらいながら、少しずつ昔ながらの、良質なものが集まってきました。(これだけで、毎日がうきうきなのです)今年の丙午年の症状に有効な漢方茶の生薬も、ただ本に書いてあるものを鵜呑みにしていると、使えない場合もあります。やはり、実際に指導してもらいながら、正しい方法を自分でメモする必要があるなと感じます。例えば、足の裏に張る生薬貼膏の原料ですが、肉桂、呉茱萸、老干姜、艾草を粉にします。普通の肉桂でよいのかと思いきや、肉桂には、桂皮、肉桂、油桂と種類があり、油桂でなければなりません。呉茱萸は、呉茱萸か山茱萸か、名前が似ていて混乱しますが、品種が異なるだけかと思っていたら、呉茱萸の名前の使い方が違いました。一般に普及している配合は、呉茱萸を使用します。最初は、私も違いがよくわかっておらず、呉茱萸を購入したのですが、実は呉茱萸ではなく、山茱萸を炮制加工、或いは九蒸九晒した山茱萸(門内では、呉の国の人が作った山茱萸を呉茱萸という)だったということが判明しました。(なぜ、最初にそういわん?)老干姜は、雲南の小黄姜を使っています。これらを石臼で粉にします。材料がそろって、家で加工している時はとっても幸せな気分。高温多湿の本格的な夏のために、甘草緑豆湯のための緑豆もちゃんと購入しました。本来の品種である毛緑豆でないとだけなので、これもネットで購入しました。色が少し薄いんですよね。この緑豆湯を毎日食べる、暑い日が来るのが楽しみになります。そして、本日届いたのは、黒胡麻の生絞り油。これを腐乳(これも添加物なしの最高に美味しい発酵食品)につけて、マントウにつけて食べたりするのが毎食の楽しみです。黒酢に浸けた黒豆と生姜に豆腐乳を加えるのも万能ドレッシング。小米(粟)を大量にいただいたので、砂鍋(土鍋)で小米粥を作るのも楽しい。お粥の正しい炊き方もいろいろ調べて、上手に米油(お粥の上にできる膜)ができるようになりました。そして、今年の真夏に飲む、待望の漢方茶の材料のすべてがもう少しでそろいます。材料は五指毛桃、陳皮、白杏仁、六堡茶、土茯苓,白茯苓,芡実。毎日着実に新たな養生モードにシフトしていく過程が、海外旅行に行くことよりも頼もしく感じます。お金がかからない、質素で、簡単な生活だけど、丁寧で、古の智慧が感じられる生活は、家の中にいるからこそ実現できるのです。(このままだと、猫飼いたくなるわ~。)簡単にお灸をしたいときに、使う附子灸。棒灸とはまた違って、これも気持ち良いです。この上に、もぐさを乗せて、火をつけたら、ツボに置くだけです。火傷しないので助かります。足湯をするための生薬も土瓶で煎じると、冷めにくくて、心から温まります。7月は、また修行にでかけるので、6月はしっかりと気を蓄えておこうと思います。
2026年06月03日
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認知症は、中国語で痴呆症と言います。(というか、日本語で認知症というのをさっき知りました…)古中医では、痴呆症の原因は、長期に渡る『肝火旺』により神経細胞に炎症が起きて、脳が退化すると考えます。(今年は、特に増えそうです)肝は、神経や血管、筋膜を司るので、今年は、特に肝と腎を調える必要があります。肝の火が収まらない状態が続くと、脳の神経が詰まり「認知症」を引き起こしたり、軽い症状では、頚椎の筋膜が詰まって、頚椎の痛みに繋がります。例えば、小麦食のグルテンの蛋白質の粘着は、神経細胞や血管を詰らせます。現代のパンで、問題なのは、添加物が多いことと発酵時間が短いことです。私は、日本のパン(輸入小麦)やラーメンなどを食べると、胆経が詰まって、顔の側面(胆経)にニキビができたり、便秘になったりしていました。なので、ラーメンはもうずいぶん食べていませんし、日本のパンもほとんど食べません。山東省のマントウ(小麦粉が主食)や粉物は、食べても体調不良になることはありません。何が違うのかと思っていましたが、やはり小麦粉の種類が違うのはもちろん、あとは作り方が伝統式で、添加物も入っていないのが一番大きいと思います。それでも、最近は冷凍のマントウ、餃子、ワンタン、質の悪い乾麺も多くなっており、特にこちらで驚くのは、駅や高鉄では、100%カップラーメンを食べている人を見かけます。これらの麺類は、例の問題のある方の小麦粉食となります。昔ながらの老面マントウ(饅頭)は、「三次発酵」が基本だそうです。一次発酵:コネコネ捏ねた後、25℃~30℃(室温)で寝かせる。(発酵)二次発酵:ガス抜きをして、さらにコネコネ捏ねた後、また10~20分寝かせる。三次発酵:蒸し器に入れて、水から火にかけて、ゆっくりと蒸していく。これが三次発酵なのか?普通の作り方に見えますけど。これ以外の作り方があるのだろうか…。そういえば、発酵不要の小麦粉とか売られていますね。(いわゆる時短ということね)肝経を調える方法はいろいろありますが、簡単にできることは、足の裏の刺激と踵のコツコツ叩きです。足の裏には、筋膜や靭帯が複雑に絡み合っていて、その筋膜をほぐすことが有効的です。足裏の前方は、肝と繋がり、踵側は腎と繋がります。踵を硬い棒でコンコン叩いて振動させると、腎水が肝火を抑える作用があります。(水生木)今、レッスンでもしていますが、太極棒(なければ、麺棒など)を置いて、その上に足を乗せてから足裏をごりごり刺激させると、とにかく激痛です。(でも、効果はばつぐん)記憶力低下しているなと感じたり、頭がぼうっとしたり、筋が硬くてストレッチが苦手な人にはおススメです。また、今年に限らず、内臓にやさしい食事方法は、広東省に習って、良質なスープを摂ることです。(広東人は認知症が少ないそうです)スープとは言っても、添加物ばかりの即席スープは意味がありません。45分から90分じっくりと煮込んで作る、エネルギーの高いものでなければなりません。特に、骨や筋から煮込んだスープは栄養価も高く、消化にも良いので、夏場には最適です。肉が欲しくないときは、豆類、昆布、干し椎茸などの乾物も良いし、特に今年は根菜がよいです。今年の夏は、葉野菜や果物は控えめにして(体を冷やし、消化に悪い。陰木の気)、根菜(土の気)をメインにします。特に、冬瓜は重宝します。きゅうりやトマトなどの夏野菜はスープにするとよいけれど、食べなくても良い。陽の気を高めていけば、血管や経絡の詰まりも通してくれるので、結果的に、脳の状態もよくなり、認知症の予防に繋がります。ご参考までに。五行については、また座学の時に詳しくお話します。
2026年06月01日
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ようやく…「道士を紹介してあげる」という相手の好意にこたえることができました。(その道士は迷惑してるのでは?)嶗山は、個人的にはとても好きな場所ですし、気の場が素晴らしいです。実は、嶗山は、過去に日本との悲しい歴史があるため、日本人はあまり歓迎されません。そして、そもそも道士は日本人に会うことさえ嫌うこともあります。(実際に、二回断られたことがあります。)郷に入っては郷に従え。相手がどう感じるか、は尊重します。しかし、自分がどう思うか、は重要です。常に、「道tao」の角度から思考することで、いろいろ見えてきます。個人がどう感じるかは、その人の主観的な問題ですので、良い悪いの判断はしません。常に、謙虚であれ~。目立つなかれ~。発言に注意せよ~。この地の気が自分に合っていると直感したならば、そこと自分との間には見えないエネルギーで繋がっているのです。山東省と言えば、泰山。嶗山は、日本人にはあまりなじみがないと思いますので、簡単に紹介します。≪嶗山≫山東省青島市 海抜1132.7m 中国の海岸線沿いにある山としては最高峰です。国家5A級の旅行景区●巨峰区 登山愛好家が日の出を見る観光地●太清区(東南) 道教文化、2000年以上の歴史を持つ太清宮、嶗山道士出処●抑口区(東北) 福壽文化、寿字峰、獅子峰など●九水区(北部) 山水風光、マイナスイオン値が高い●華厳区(東部) 嶗山唯一の仏教寺院区基本的に自家用車は立ち入り禁止なので、観光バスがお勧めです。≪学びの宝庫≫1,道教文化嶗山は、中国道教重要発祥地の一つ。嶗山は、全真清修派2,聊斋文化清康熙十一年(1672年) 蒲松齢氏の≪聊斋志异≫中の≪劳山道士≫を創作。摩訶不思議なお話ばかりを集めた小説。たくさん映画にもなっています。3,嶗山ビール1982年、嶗山ミネラル水とオーストリア輸入の大麦使用。私はビールはあまり好きではないので、飲まないのですが、現地で味見するくらいはします。初めて味わってみましたが、常温で飲んでも美味しい。(正直青島ビールよりも美味しいと思う。)4,嶗山ミネラル水ここの水は本当に美味しいので、私もお取り寄せしています。茶の産地としても有名。案内をしてくれたのは、5名の即墨から来た中国人。そのうち、正式に帰依した人がいろいろと紹介してくれます。嶗山の見どころは、何といってもすばらしい古樹木です。1200年、2000年以上の樹木が多く、壮大な気の場を作り出しています。有名な樹木1,漢柏凌霄 樹齢2150年(太清宮開山始祖 西漢張廉夫植)(中央)寄生している凌霄は絡みながら上昇する様子から、「古柏盤龍」と呼ぶ。(甲木と乙木の融合)2,側柏凌霄 樹齢600年 夏になると凌霄の赤い花が咲く。(左下)3,龍頭榆 樹齢1200年 仙気が最も濃いとされる(右上)何度もなでなでしてしまいます…。いろいろな歴史や道教にまつわる話を聞きながら散策するのは、とても楽しい。道教の読経、加持祈祷を見学するのも気の浄化によいので、好きです。そして、80を超えた道長さんは、現在療養中…。耳が遠くて会話が大変…。昼食は、私が肉を食べないということで、嶗山でしか食べられない、山のきのこ、山菜や海の海藻類がたくさん。嶗山緑茶と嶗山ビールで、嶗山祭り~。他の人たちは、贅沢な食事に慣れているので、肉魚がないと食欲が出ないご様子。お腹いっぱいになったところに、最後のお決まり、青島特産の魚餃子が出て、勧められたけど、生臭くて私には無理でした。晴天に恵まれ、観光客も多いなか、自家用車で最短ルートで中に入ることができたのも、道長のお弟子さんのおかげです。嶗山は海軍が管理しているので、かなり厳しく管理されています。老子像では、また太歳をお参りさせていただきました。今年”丙午”は、私にとっては苦難の年。私の八字に中に、”丙午”があるため、今年は丙午の影響を直接受けてしまう可能性があるので、より一層の修心が必要です。どうなることかと思っていましたが、すべては意のままに、進んだことも有難き幸せ。
2026年05月30日
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夜の高鉄で、しぶしぶやってきました青島の海岸。嶗山区に宿泊しています。なぜ、この時期に?以前から、嶗山の道士を紹介すると言われており、ずっと断り続けていましたが、たまたま青島の領事館に行くついでということで、来ることになりました。この時期、中国は観光シーズンで、山や海に行くツアー客や社員旅行で賑わっていました。到着したのが、22時を過ぎていたので、ゆっくりと休んで、翌日から砂浜を歩こう。朝もゆったり。外は早くから明るくなり、太陽を遮るものがないので、気持ちがよい。砂浜で、八卦歩でくるくる歩き回ってから、古太極拳を30分ほど稽古しました。じんわりと汗ばむのが心地よい。太陽が眩しい。完全防備の日焼け対策…。(何人や?)砂の上で稽古する感覚は、なかなか面白い。
2026年05月29日
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丙午の年は、水太過、陽火(火太過)で、天、地、人は同気。2026年のキーワードは、『文明』『秩序』『誠実』『責任』『長期主義』社会の動乱、情報過多、情緒不安、焦燥による陽気の消耗徳の欠如(坎水)社会問題化(犯罪など)心火亢進による不眠、脳疾患、心臓疾患腎水不足による耳鳴り、足腰の弱り、泌尿科系肺経のダメージによる皮膚疾患、免疫低下2024年から、ずっと言い続けていることですが、今年は絶対に絶対に、『修心』が必須です。修心する人は、この数年を乗り越えることができるのです。ただし、修心しない人は…。これは、私の修行の老師(日本、中国)が口をそろえておっしゃる内容です。①人体と養生(五運六気の周期)生活の節と律が重要。食生活、夜更かしはだめです。ただし、仕事上、夜起きていなければならない場合は、生活の節と律があり、家族のため、生きるための道と徳があれば、問題ありません。(もちろん消耗はします)冷たい飲み物(冷えたビール、炭酸飲料など)→咽喉風邪、気管支肺の疾患、皮膚ヘルペス、湿疹、胃腸疾患果物の食べ過ぎ→皮膚疾患高蛋白、油物→血液循環、皮膚、結節など②天地間(60年周期)徳を修めること。誠実であること。道の流れに乗ること。丙午年≪解消方法≫ 金生水白色は金の属性。肺、大腸、皮膚に通ず。白色は乾卦。金と水の属性。透明の水陽の水。白い食材:山芋、ゆり根、白キクラゲ、梨、大根、黄色食材:生姜、大棗(中焦に入る)水と言えば、「坎水」。黒色は水の属性。坎卦。なのですが、陰の水(寒が過ぎると、凝となる)今年必要なのは、陽の水です。また、下着や身につけるものも白色または、銀色(金の属性)も良いです。私は、祖父の形見である銀色の時計を4月から使い始めました。暑い夏の食事スープ、お茶などは暖かいものをいただく。
2026年05月26日
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毎日の10分練功は、2月4日の立春から始まって、5月21日小満の節気となりました。小満小有所得、小有所望、小有知足、小有可期、小得盈満、知足常楽『小満』は『大満』ではなく、『小』の字に意味があります。物極必反と同様の道理です。満ちれば欠ける、満ちれば溢れる、満ちれば朽ちる、満ちれば驕れる…。何事もコツコツと積み上げることが大切です。太極棒は功法で使う以外に、足の裏の筋をほぐすのに程よいサイズです。地筋を刺激することで、足首、膝、股関節、肩甲骨まで緩めることができます。ころころと足裏で踏みながら刺激しながら、手の指先にまでつなげます。私の場合、30年前に足の靭帯を三本断裂して手術をしてから、筋膜が硬くなり、足の骨26個の動きが悪くなり、かなりの範囲に渡って歪みが出てしまいました。そこに気づいてからここ2年ほどは、様々な調整を行った結果、徐々に身体が調ってきているのがわかります。しかし、修復する過程においては、痛みが伴うことも判明。元に戻すためには、周囲の神経も刺激されるので、痛いのも当然のことですが、ここを乗り切っていかなければいままでの努力が水の泡となってしまいます。数年の痛みを乗り越えれば、今よりも身体能力が上がるであろうことを期待して、日々の稽古に励みます。足裏のほぐし浮腫み、足首、膝、股関節の痛み、足指の病気(水虫など)などにも効きます。寝る前に、横になって、背中の下でころころ転がすのも良い感じ。
2026年05月25日
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4月末から外出が続いていたため、久しぶりに毛筆を執ります。5月に入り、火と水の勢いがいよいよ増してきました。中国南部では洪水の被害が深刻化し、日本では連日の山火事、中国山西省の爆発事故など、自然界では、磁場の乱れによる影響が現れています。山東省は、特に私が住んでいる地域は、4月から5月にかけて、風がかなり強く吹いています。南東の風が吹けば、気温が高くなりますが、北西の風に変わると、一気に気温が下がります。4月8日(壬子日)、9日(癸丑日)にどかんと雨が降り、16日(庚申日)にも雨が降りました。5月6日(癸巳月 庚辰)に豪雨となり、18日(壬辰)から三日連続の雨が降りました。晴れの日の後に雨が降り、気温がぐっと下がる。風が強い日、雨の日は、外での稽古はできないため、家の中で、静かに過ごします以前は、稽古ができないことにがっかりしたり、上達できない時期は焦りを感じることがありましたが、今では、「自然に任せる」という心の余裕が持てるようになりました。焦りは禁物。遅いは速い。この意味が理解できるようになると、実際に、身も心も緩みやすくなり、気づいたら苦手なことが克服できています。毛筆は、身体の使い方と息、気の意識の融合が顕著に現れます。写経のように、文字をなぞるのと、自分の字を書くのとでは、感覚が異なりますが、筆の種類、漢字の書体によっても全く異なります。以前は、文字の大きさに応じて、筆の太さを変えていました。写経用には、細い筆。大きな字には太い筆。書きやすい筆を選んで書くということが当たり前だと思っていました。しかし、中国の書の世界では、書体やサイズによって筆を変えるということは教えていません。絵を描くような感じで、筆は最初に全部ほぐしてから、墨汁に浸してから、使う時にさきっぽだけを使うのを見て、本当に美しい筆の使い方だと感じました。 今回初めて、同じ筆(羊毛)で、5~6センチのあとに、1.5センチの小篆の写経に挑戦してみました。般若心経と道徳経の小篆版です。最初は、少しぶれましたが、徐々に感覚がつかめてきた気がします。ブレブレの写経。字の太さによって、これほどまでに感覚が違うとは…。一息ごとに、緊張しているところをゆるめて、体幹を意識していくと、徐々に筆が立ってきました。雨の日は、水の気を感じて稽古をします。水為智慧。毛筆の稽古なのだけれど、太極拳や坐禅をしているのと同様。そういえば、尺八の先生は、「尺八がうまくならないのを尺八のせいにしてはいけない。」と言っていました。尺八の世界は、西洋のような絶対音感ではないため、吹く人によって音が決まる。上手な人は、どんな尺八でも吹けるのです。詰まるところ、やはり身体の使い方と息なんだなあ~。
2026年05月25日
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昨日に引き続き、全く同じ献立。コラーゲンたっぷりで、便通は爽快です。今回は、ちゃんと写真を撮りました。湯元(たんゆえん)の餅は、春節後の元宵節(初十五夜)の時に買ったものです。長い長い出張から帰ってきたばかりで、買い物しておらず、冷蔵庫の野菜があまりないので、乾物などあるもので数日過ごして言います。(うちには、冷蔵庫が三台あるので、備蓄はかなりあります)普段お餅を食べたいと思わないので、冷蔵庫が空っぽになった時くらいしか、食べようとしないのです。多分、湯元だけを食べようとはしないので、なにかしらアレンジしたくなります。ホットサンドメーカーで、かりかりに焼くのも美味しそう…。でも、今は潤いが必要なので、火の気よりも水の気優先です。ピスタチオ、ひまわりの種、白胡麻餡の団子≪白色食材≫家にあるものズボラレシピ…植物コラーゲン●白キクラゲ:肺、大腸潤す●燕の巣:肺補う●桃膠 葛餅と寒天の食感、満腹感あり杏仁:肺に入る百合根:心に入る蓮の実:養心安神、補脾止瀉、心火を去る糯米:肺、胃、脾に入る梨:肺、胃に入る、潤肺、止咳、化痰、清熱ここ数週間は、毎日風が強く、埃や塵なども舞いやすく、気管支、肺の疾患が増えていますので、肺を潤すことも重要です。腸のデトックスもできるし、清熱効果もあるので、我ながらなかなか良いレシピだなあと感じます。先週から、稽古の際に発汗するようになってきたので、暑さ対策にもなるレシピをまた考えようと思います。甘草緑豆湯を美味しく食べられる研究もしてみたいです。
2026年05月14日
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最近は30℃超えが続いています。今日は、35℃。ところによっては37℃。外の稽古は、そろそろ早めに始めた方がよさそうです。今朝は7時から始めて、10時半頃終了したら、ちょうど良いくらいだと思いました。汗はじんわり、下着が吸収する程度。真夏になると、道着がびっしょりになってしまいます。今年は、発汗をうまくコントロールすることを覚えなければ、消耗が激しくなりそうです。昼食は11時半ごろに、滋陰をメインとしたプルプル粥にナッツ餡湯元(餡入り団子)を加えて、食べました。桃膠、燕の巣、白キクラゲ、ゆり根、蓮の実、乾燥梨(季節ではないので)、梨膏、生姜これらを1時間半くらい煮込んで、ぷるんぷるんのお粥にもちもちの団子をいただきます。(写真は撮ってなーい、怠惰者)そして、午後からは、関元にお灸しながら30分くらい仮眠。(元気を補う)さらに、今日から『引火帰元貼』を足の裏の湧泉穴に張って、心と腎を補います。肺の機能を助け、三焦の不通を解消します。火と水のバランスがくずれると、さまざまな症状が出てきますので、早めに調整をしていきます。丙午年の養生法『引火帰元』材料は、四種。肉桂(桂皮ではない)、吴茱萸、老乾姜、艾草作り方はとっても簡単。上記の生薬を同分量、石臼で粉にして、陳酢で捏ねて団子状にしたら、夜湧泉に張って寝るだけです。注意事項:粉にする際は、機械を使わず、必ず石臼を使うこと。足の裏に張ると、暖かい気が入ってくるのが感じられます。
2026年05月13日
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北京から山東省に帰る日。ゆとりを持って、午後の予約をしていましたので、午前中は公園で稽古をしてから、買い物をして駅に向かえばちょうどよいくらいかなと思っていました。前日の夜、ふと道医の師兄に連絡をして、最近の体調の変化について、質問をしてみました。すぐに折り返しの電話がかかってきて、「おめでとう!それは、排毒が始まったのです。好転反応だから、安心してください。」とのこと。ここからが、中国人らしいところですが、「明日、ちょうど天津で勉強会があって、老師に質問できるから、来なさいよ。山東省からならすぐでしょう。」という、やや押しが強い招待。「明日ですか?いや、私はいま北京に来ていまして、明日は移動して家に帰る予定なのです。」と説明すると、予想できることなのですが、「北京?じゃあ、もっと近いじゃない。明日13時からだから。おいでなさいね。待ってるから~。」あうあうあう~(反論の言葉につまる)言葉にならないくらいの気迫がすごい…。 高鉄はキャンセルすると、キャンセル代も高くかかるし~、早く家に帰りたいんだけど~…といういろいろな思いが頭の中で回転しましたが、こういう時は、「天のお導きのままに~」というモードに切り替えます。確かに北京からは一駅30分くらいで行けるし、キャンセル代よりもこの機会のほうが得難い気がします。しかも、このタイミングで天津というのも、何か良い流れのように感じます。天津は大好きな祖父が学生時代に過ごしていた場所なので、なんとなく祖父が傍についていてくれているような気もしてきました。考え方次第で、どうにでもなるものです…。さて、お勉強会は二日間ありますが、さすがに疲れも溜まってきていたので、日帰りで午後だけ参加して帰ることにしました。なんのお勉強か?「幹細胞」なんて、最先端なのでしょう。といいつつ、道家の修行では何千年も前に発見されていたことなのですから、すごいものです。道医、気功の分野は、まさにこの幹細胞を活性化させる効果があるのだと思います。何歳になっても、学ぶことは楽しいこと。知識を少し齧ったくらいでも、なんだか元気になってくる気がします。中国は、2027年から正式に「高齢化社会」に突入します。健やかに年を取ることは恐れることはない。ただ急激に衰えることは、苦しみになる。日頃、こもり稽古のなかで、いろいろな気づきを得ながら生活していますが、「健康維持」の概念を違う角度から学ぶことも必要だなと感じました。2026年末か2027年、癌は不治の病ではなくなるという発表がされる日が来るかもしれません。
2026年05月12日
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