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2006年03月08日
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いろんなことに追われ、日記をかく時間がないのです。。



来週は待ちに待った?!Spring Break♪
ちょっとばかし心に余裕ができたので、(時間の余裕は実はない。。)
今学期前半の様子をお知らせです。



実習の訪問看護。
行く前まではどうなることかと緊張していましたが、今ではとてもEnjoyしています。

1学期間に130時間をこなすので、週2回6-7時間訪問ナースについてまわってます。


こちらの正看護師は噂に聞いたとおり、清拭などをすることはなく(昔はしていたそうです)、創傷ケア、点滴、注射などの技術面にたずさわるほかは、看護計画、記録、患者教育、指導に重点がおかれています。


準看護師との仕事内容がくっきり分かれていることもあり、アセスメント能力は高度なものが要求されます。私の指導者は25-35年のベテランさんなので彼女達のプロと呼ぶにふさわしい働きぶりは本当に尊敬に値いします。

日本で経験があるということで、指導にあたってくださるナースは私個人のことをとても尊重してくださって、看護技術などは全てはじめからさせていただいています。


1ヶ月半こなしてみて、良い評価もいただき、患者さんからも好印象を抱いてもらえたそうで、やっとほっとすることができました。


うちの近所なんせ移民の多い地域。患者さんの人種も多様です。
先日1日で、中国人、インド人、ラテンアメリカ人の患者を訪問しました。
他にもベトナム人の患者さんもいたなー。
患者さん自身が英語を話せない人も多いので、子供世代に通訳をしてもらうこともしばしばです。


それではここからは、アメリカ医療、ナースのお話。


こちらでは在院日数がたいへん短く、大腿骨置換術後の高齢者患者でもOp後1週間で退院します。リハビリ施設にいくか、自宅に戻るかは患者さんの意思で決められます。CABG後でも1週間で退院。


ということは訪問看護師がFollowUpケアをすることになります。日本の感覚からすれば、病院での看護が必要だと思われるのに、自宅静養を強いられるのはアメリカの医療制度のせいであり、日本がこれを模倣しようとするのには疑問がありますが、早期退院は早期社会復帰を促進、痴呆の進行を防ぎ、院内感染予防もできる点を思えば、悪いことばかりでもないのかもと思いました。


しかしその分訪問ナースに課せられる荷は大きいです。私の実習先の施設には、正看護師、準看護師のほか、ソーシャルワーカー、PT、OT、言語療法士、介護師、ホームエイド(家事)などがそれぞれ訪問専門でいます。そのほか、スペシャリストナースの糖尿病教育専門ナース、創傷ケア専門ナース、循環器専門ナースもニーズに応じて訪問看護にでています。


へパリンからワーファリンへのテーパリングでさえ、退院後に行われ、訪問ナースが管理します。2-3日ごとに患者を訪問し、採血をして結果をDrに報告して量を決め患者に電話するという具合。退院前にアレンジするのではなく、退院翌日に訪問ナースが訪問しアセスメントをして必要なサービスを判断して派遣するという具合。



日本のように高齢者が家族と同居するという観念がないアメリカではナーシングホーム(老人ホーム)のほか、グループホーム、Assisted Living Facility(老人ホームと似ているが個人個人に1LDKの個室があてられて、介護師が薬などの管理、日常生活の世話をしている。エクササイズや、エンターテイメントもあり、バスで皆で買い物にでかけたりもしている)があります。ナーシングホームとはナースがいるからその名がついており、それ以外にはナースがいないので、グループホームなどにも訪問ナースが通っているんですよ。


プライマリナース制で、基本的にエリアごとに受け持ちが決まり、自分の患者さんを他のナースとシェアすることがないということで、必然的に患者さんとの長期で強い関係が結ばれるようです。


人種も多様ですが、ここは貧富の差のはげしいアメリカ。
一日で、リッチな地域から低所得者の住む地域まで、いろいろとまわるので、考えさせられることも多いです。


訪問ナースはソーシャルワーカー的な要素が大きく、一人一人がケアマネのような感じです。


実は、私、このアメリカの訪問ナースの仕事にかなり刺激をうけてまして、
もしかして、将来はこの分野で働きたいかもしれません。。。



なーんて、まだ病院をのぞいてないので分かりませんけどね。。











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Last updated  2006年03月10日 07時31分58秒
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