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Oct 28, 2005

今日から始まりました～・・・なのに　なぜ雨？

あの細い二胡から想像できないほど大きいケースを肩にかつぎ、

バスで大学へ・・・しんどい・・・

お昼を友達と大学構内のレストラン(?)で食し、いざ出陣♪

「はじめての二胡」の老師は、モンゴル人の女性。

二胡で音大に留学しているらしい。

留学生寮の老師の部屋をたずねると・・・

あらら。意外とステキな女性ってカンジ♪

だって他の言葉じゃ意思の疎通ができんので。

でも望んでいたことです。中国語の上達にもつながるかな・・？

　　　＋＋＋

買ったまま何もいじらないで持っていったワタシの二胡を、老師に渡す。

弓を弦に通し、弓に松脂を塗り、たらりら～　と老師が弾くと・・・

「うん。悪くないよ、この楽器。音も大きいし。」

ヨカッタ～♪　日本に持って帰れない楽器だけど、悪くない楽器でヨカッタ

老師は、あれこれ弾いてくれます。

日本の童謡、ツィゴイネルワイゼン・・・・

ウットリ・・・・

一応、簡単にヴァイオリンとフルートをやってたってことを話すと、

　よかった～　ドレミから教えるのは大変だから～」　と老師。

そんなわけで、早速レッスン開始です。

　　　＋＋＋

まず持ち方。

二胡本体の持ち方については、とくに何も言われませんでした。

まだ左手を使う段階じゃないからね。

今日重点的にやったのは、右手。

弓の持ち方です。（中国語でも「弓」って言うかは、まだ知らないけど）

ヴァイオリンは、弦の上を弾きます。

でも二胡は、弦と弦の間に弓が通っているから、

外側の弦を弾く時は、右手の親指などに力を置き、中指と薬指は添えるだけ。

内側に弦を弾く時は、逆に中指と薬指に力を置き、他は添えるだけ。

でもこれが、難しいっ

ただ弓を持って、弾くだけだったら問題ないんだけど

老師は言います。

「力を抜き、手首を返せ。　肘の使い方も注意して」

最初っから、徹底的に

ヴァイオリンで言うところの「ボーイング」の練習です。

つまり、右手で弓を動かすときの、手、肘、腕の使い方の練習。

これをずーーーーーーっとやりました。

大事なことです。知ってます。

ヴァイオリンでも、ボーイングは大事でした。はい。

ぎーーーーーー　ぎーーーーーー　って弾いてたら

老師は「弾く弦を変えること」を要求してきました。

はい。「移弦」ですね。

内側のときは、こうで・・・外側のときは、こうで・・・

って、気を取られていると

「手首が使えてない」　って言われるし

手首と　内側が・・・　えっと　外側が・・　って考えて弾いてると

「肘の使い方がダメ」　　って言われるし

あーん。厳しい老師だったのね

　　　＋＋＋

久しぶりに、楽器を弾きました。

望んでいた「ゼロからちゃんと習うこと」が実現して、ウレシイ♪

フルートも、ヴァイオリンも、

最初に持ったときについた「ヘンな癖」のために、

とっても　とっても　と～っても苦労したんです。

だから、新しい楽器をやるときは、

絶対最初からマンツーマンで、ちゃんした先生から教わりたかった。

夢、実現・・かな？

とっても厳しく、とっても熱心に教えてくれる先生に出会えて、

ほんとうにチャンスを待ち続けて、よかった♪

って、思っているのでした。

ああ。これから練習しなきゃ～

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