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2007/01/23
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カテゴリ: カテゴリ未分類
ついこの間、 『「正露丸」ラッパとひょうたんは別物 日露戦争時の「征露丸」起源で一般名称』 というニュースが出た事を記憶している人も多いと思います。

私は服用したことはありませんけれど、去年母がお腹を下した時買って来ました。
薬屋さんで止瀉薬とどちらにしようか迷って店員さんに聞きました。
『この正露丸って効くんですか?よく歯が痛い時詰めると言いますよね。なんかふざけてる様な感じがするんですけれど。』
『大丈夫です。よく効きますよ。』
確かに効果はあった様で、翌日には収まっていました。


エビオス錠(ビール酵母)を犬に飲ませている人は結構いると思いますけれど、まさか正露丸を飲ませている人がいるとは思いもしませんでした。
効果があるとかないとか言う前に、どうやってあの変なにおいのものを飲ませたんだろう、と気になりました。(最近は糖衣錠になったんですね。去年買ったのを見て謎が解けました。)


勿論、犬にもよく効いている、というブログも結構あります。
中には、獣医さんに教えて貰ったけれど、確かによく効く、というサイトもありましたし、犬の下痢止めとして常用している、と言う人もいました。
でも正露丸が危ないってどういうことかな、と見て行くと、この 『「危険な正露丸の服用』 をリンクしているサイトに遭遇しました。

『正露丸の作用は、その毒性の発現用量で現れます。すなわち腸管運動が神経毒によりマヒして下痢が止まり、知覚神経が神経毒により解離して腹痛を感じなくなります。虫歯に詰めると痛みがなくなるのも同じ原理です』

『医薬品集などで正露丸の主成分クレオソートを調べると「歯内にのみ使用し、口腔粘膜に付着した場合、腐食する場合があるので直ちに洗い流すこと」と記載されており、服用など論外のようです。

一家にひとつはあると言われる正露丸には“注意”しましょう。』

理由はよく分かりませんけれど、服用すると危険だと言うことのようです。



更に見ていくと、 正露丸(セイロガン)とはどんな薬なのか? というHPに出会い、成分のグアヤコールが『歯医者さんが虫歯の治療の時、歯髄の神経を麻痺し、その部を消毒するときに用いるもので、こぼれて口の中の粘膜にふれないように注意して用いるものです。』ということを知りました。
虫歯に効くというのはこういう理由だったのか、と納得しました。

その内、『薬害オンブズパースン会議』という一文に出会い、気が付いてHP管理者を見ると『宮千代加藤内科医院』とあります。
再度BHA でADHDを取り上げた記憶がありました。

薬害オンブズパースン会議からは、 正露丸の問題について という問題提起がされていました。
でも何十年も使用されてきた薬を何故今更、と思いながら理由を見ていくと、何となく違和感を覚えます。


→高濃度になると、副作用が出るのは薬全般に言えることでは?

・多量になれば中毒する。中毒には別に解毒剤がない」そうです。
→薬は大抵は量が多くなれば中毒します。水も多量に飲めば中毒します。

・皮膚等に就けては行けないクレオソートを内服薬として用いているのですから、腸管粘膜への悪影響が予想されます。
→皮膚等に就けては行けないから内服してはいけないというのは結果はともかく、論理の飛躍でしょう。
 服用による新たな(薬理)効果が強力であれば、服用する動機になる筈、と思います。

・実際7日間で常用量の4倍250錠を飲んだ60歳代の男性は、小腸が壊死して80cmを切除する手術を受け、一命を取り留めたそうです。4倍の服用は、市販薬として極端なケースではないと考えるべきということです。
→4倍250錠ではなく、多分1回3錠 * 3回(/1日)  * 4(倍) * 7(日) ≒ 252錠 だと思います。1日だけだったら4倍かも知れませんけれど、連臆7日も飲んだら、蓄積効果などもあると思いますので4倍ではなく例えば7日目には10倍相当の様な高濃度になっていた可能性はあると思います。(多分分かっていて4倍と書いていると思いますけれど)

・浜六郎さん(医薬品・治療研究会)の研究では・・・本来の働きが失われた結果とみるべきではないか」ということでした 
→薬理効果と、それが人体にどう作用するかということは直接は無関係。


勿論成分が劇薬で、それを服用するメリットよりデメリットの方が遥かに大きいので医薬品として不適当だと言いたいことはよく分かります。
けれど、それと論理のすり替えは別問題です。

そして、根拠とする浜六郎さんの検討結果(要約)は 「正露丸(セイロガン)の有効性と安全性」 のようです。

色々試験データを並べて毒性が強く、また、試験方法が不適切(2重盲検をおこなっていない)なので有効性の根拠はなく、医薬品としての価値は認められない物質であり、中止すべきと結論付けられた、としています。

内容を全ては書ききれませんので、ちょっと抽象的な指摘になります。
まず、 フェノール類 の毒性は勿論周知のことと思いますし、試験データを示すまでもないと思います。
でもWikiにも
『フェノールはフェノール樹脂に代表されるプラスチックの他、医薬品や染料など各種化成品の原料として広く用いられている。フェノールそのものは希釈して消毒剤などに利用される。』
とあります。
主なフェノール類の 医薬品 も多数あります。


このレポートの書き方は、 DHMO を連想させられます。
『対象の物質が水であるのを伏せた上で、水についての極端な説明を行って、聞き手に(水の説明をしただけなのに)恐ろしい物質のように誤認させる』
というジョークで、
『「DHMOは、水酸の一種であり、常温で液体の物質である」「DHMOは、溶媒や冷却剤などによく用いられる」などのように化学物質として解説し、さらに毒性や性質について否定的かつ感情的な言葉で説明を加える。その後、「この物質は法で規制すべきか」と聞き手に質問をすると、大半の者が賛成してしまい、逆にDHMOが水であることを見抜いた聞き手はわずかしかいなかった。』
という悪く取られる様に強調する手法です。

試験方法が不適切なら、再度検証するよう要求するのが通常の主張ではないでしょうか?



勿論私も、成分が過激なことや、中毒・炎症症例があることはよく認識しています。
けれど、通常の風邪薬でも、皮膚障害などの副作用や食道に停滞して炎症を起こしたり潰瘍になったりもします。
また、何十年も使用されて来て、プラシーボというには高すぎる効果を上げて来ていることも認識しています。
一方的に無効と主張する論理には疑問も覚えます。



こういったことを考えながら再度 薬害オンブズパースン会議の HP を見ると、ちょっと変なことに気が付きました。

『2.取り上げた経緯99年4月、タイアップグループの或る医師からの問題提起を受けました。買ってはいけない論争の前です。』

買ってはいけない論争って何だろうと検索すると、Wikiの 買ってはいけない

『否定的な評価 
「正露丸」批判の際、その対象となった成分日局クレオソートと、工業用クレオソート油が名称が似ていることから混同し、後者のもつ毒性で「正露丸」批判を行った(両者は異なる物質)。『』

とあります。

『買ってはいけない』改竄箇所対照表ver0.7beta には、

『 この項は、文章構成にも大幅な変更が加えられ、全く別の文章になっていると考えて良い。批判ポイント「漢方薬」「クレオソート」「抗生物質」の3点すべて否定されたが、結論を変えていないため、論旨が支離滅裂なものになっている』

とあり、ちょっと思い出してもう一度 正露丸(セイロガン)とはどんな薬なのか? を見ていくと、 『買ってはいけない』論争の「正露丸」について の中で

『小生はかつてこの「論争」の場に「正露丸の製造・販売の中止を」という記事を載せたことがある。(209号、1998年3月6日)今回、会社の抗議と日垣氏の反論を読み、感じたことを書かせていただく。

 まずこの医薬品は漢方薬成分を含む。ただ小生が問題にするのは主成分・木材クレオソート(日本薬局方クレオソートとも呼ぶ)である。会社は三好基晴氏が正露丸の主成分・クレオソートを石炭由来と書いたことについて抗議している。この点については編集部は訂正・謝罪記事を掲載した。しかしそれは木材クレオソートが安全だということではない。』

とあります。
この人の主張が始まりだった様です。
『ただ小生が問題にするのは主成分・木材クレオソート(日本薬局方クレオソートとも呼ぶ)である。』
とありますけれど、Wikiによりますと、 買ってはいけない は1999年5月発行、とあります。
1998年の「正露丸の製造・販売の中止を」という記事を見ていませんので何とも言えませんけれど、本を出版する際、本来の主張者が内容をチェックしないというのもあり得ない気もします。

これが契機となって強引な主張を始めたと考えると何となく辻褄が合うような気がします。

勿論『正露丸』側にも指摘されるような問題点は存在すると思います。
指摘されたクレオソートの 肝機能障害 もその一つで、改善すべき点は改善することが医薬品会社の責務だと思います。








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最終更新日  2007/01/23 06:56:21 AMコメント(0) | コメントを書く


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