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最近の私はCDショップに入ると真っ先にブラジル音楽コーナーへと向かう。今日買ったCDはセルソ・フォンセカ。タイトルは「スローモーション ボサノヴァ」友人のおすすめで買ってみたがとても気に入った。1日忙しく働いて、家でゆっくりくつろぎたい時におすすめ。今、ボッサが大人達の間で静かなブームになっているのはすごく解る。ボサノヴァは癒しの力がある音楽だと思う。世の中がせかせかと忙しすぎて、心が疲れている人が多い。疲れていても生きていくためには働かなくてはならないから、心のやすらぎを皆が求めているんだと思う。だから、ヒーリング系のコンピレーションCDがよく売れる。でも、音楽に癒しだけを求めるのは私は違うと思う。癒しだけを求めるのは、その場だけ良ければという無責任な刹那主義。音楽には必ず、その音楽が生まれ育ってきた歴史があるはず。好きな音楽に出会ったら、その背景まで知って聴かなければ音楽に申し訳ないと思う。刹那的な癒しだけを求めて聴いていたのでは、すべて流行、使い捨てで終わってしまうから・・・。いくら癒し系の音楽が売れるからといって、癒しの目的のために音楽を作る人が現れたとしたら、それもおかしい。音楽は人が生きていくために必要だから生まれたのだ。目的なんてないと思う。息をするように自然に生まれてくるのが良い音楽だと思うんだけど・・・。誰かを癒そうとか、何かの目的のために音楽を作るとしたら、人為的であまり美しくないような気が・・・。ジョアン・ジルベルトがボサノヴァを生み出した時、それは彼が生きていくための音楽だったのだと思う。1人で何ヶ月も部屋にこもってギターを弾き続けるってすごいな・・・。天才と何とかは紙一重というけど、まさに・・・(^_^;一歩間違えれば今よくある引きこもり?でも、極限まで自分と向き合うことで何かが生まれるのではないだろうか?その極限が、凡人にはなかなか・・・ね。何か生まれる前に、気が狂ったりしてさ。
2003.10.28
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フジテレビ721という局でやっている「roots of music」という番組がある。第1回目は「ブルース」、2回目が「ハワイアン」だった。3回目はまだ放送されていないが「沖縄音楽」だという。内容的にとても良かったので、ちょっと書いておきたいと思う。*「ブルース」ブルースは奴隷としてアフリカから連れて来られた黒人たちが、つらい労働の中で生きる希望を見出すために歌ってきた歌が基になった音楽だという。番組には年老いてなお歌い続けるブルースマン達が登場した。ブルースマンというのは、綿花を摘まずにすむ生活を夢見て、町から町へギター1本を手に旅をする男のことらしい。しかも女好き・・・(^_^;有名なロバート・ジョンソンは、人妻を寝取ってその夫に毒殺されたという伝説の持ち主だ。享年26歳・・・。太く短くの人生かな?ちょっと話を聞いた感じでは、ブルースマンとはとんでもないロクデナシの男のことを言うのか・・・と思った。アリとキリギリスの話で言えば、ブルースマンは紛れもなくキリギリスだ。(笑)そして汗にまみれて働く善良な男の女房を寝取るのだ・・・。でも、もしかするとそれは男の憧れの生き方かもしれない。私は男ではないので、そんなのろくでもない生き方だわ、と思うけどね。でも、もしかしたらそんなカッコイイ粋なブルースマンが目の前に現れたら冴えない夫なんてサッサと捨ててしまうかもね。いや~、身近にそんな人がいなくて良かった・・・(笑)トラックの運転手をしながら週末にはジューク・ポイント(黒人が集まるライブハウスのような所)で演奏をしているブルースマンのおっちゃんは、日本だったらプロになれるんじゃないかと思うくらい上手くてカッコ良かった。そんな感じのブルースマンがアメリカにはゴマンといるらしい。*「ハワイアン」ハワイ音楽はゆったりとやさしい独特の響きがある。南国の海や自然との融合から生まれたハワイ音楽。ハワイは近代になってアメリカの文化が入ってきて、昔ながらの宗教や習慣が一気にアメリカ文化に塗り替えられたという歴史がある。昔から歌われてきた土着の音楽が、アメリカから入ってきた讃美歌と融合して生まれたのが現在のハワイ音楽だという。かつては今のような美しいメロディーはなく、チャント(祈りの歌)のような感じだったハワイ音楽が、アメリカの文化との融合によって現在のような美しいハワイ音楽が生まれたのだそうだ。ハワイの人々は、美しい旋律の賛美歌を喜んで受け入れたそうだ。そして「ハワイの言語や歌い方が不思議と賛美歌と上手く合うのだ」と、ハワイ音楽のミュージシャンは語る。ブルースはも泥臭さの中に悲しさやそしてたくましさを感じさせる音楽だ。ハワイ音楽は、のんびりとしていてやさしく温かい音楽だ。音楽は人々の生活から生まれ、歌い継ぐ人々の心や生き方を写すものなんだな・・・と思った。
2003.10.26
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私が高校生くらいの時にやってた映画「アリスのレストラン」のサントラ盤のCD復刻盤を、吉祥寺のタワレコで見つけた。半額セールのワゴンにそれは入っていた・・・。60年終わりから70年にかけて流行ったニューシネマ(?)(この言い方は正しいのかどうかわからないが)既成社会からドロップアウトした若者の生き方を描いた映画がこの頃にたくさん出てきた。「イージーライダー」「明日に向かって撃て」「いちご白書」等々・・・これらの映画の結末は、ほとんど悲惨な状態だった。それはこの時代が楽観視できない状態にあることを暗示していた。自由に向かって生きようとしたが、結局は反動勢力によってズタズタにされてしまうのだ。しかしこの「アリスのレストラン」のストーリーも結末もまったく覚えていない。でも、私はこの映画を大好きだったのだ。その理由は主演で音楽も担当していたアーロ・ガスリーが好みのタイプだったから・・・(^_^;どんな音楽だったかはCDを聴いて思い出した。そうそう、こんな感じだった。カントリー調のメロディーに乗って、延々と語りが続く・・・英語で(笑)意味は分からない。当時は、映画を観ていたので意味が分かって聴いていたのかもしれないが。ところで話は映画のことではなく、音楽のことだ。このアルバムを聴いて思ったのは、この音楽と昔のぐわらん堂で歌っていたフォークシンガーの人達の音楽が似ている、ということだ。このCDに吉祥寺で出会ったというのが、私には偶然ではないような気がするのだ。さて、この日吉祥寺に来たのはライブに行くためだった。そのライブは「風の音、歌の葉」という粋なタイトルのライブだ。スターパインズカフェは、食事をしながらライブを観れるいい感じのライブハウスだ。このライブを観に来た動機は、saigenjiを観たかったから。4組の出演者のうち3組が女性シンガーだった。今まで名前も聞いた事のない人達だった。感想は、男性のお客が多いな・・・、ということ(笑)やはり女性シンガーのライブには男性が多く集まるのかしら?出演者の1人nuuという人は、癒し系タイプで、熱烈なファンがいた。こういう音楽を好きな人はきっと孤独で癒されたいタイプなんじゃないのかな?、、、と思う。さあて、もうそろそろ寝る時間なので続きはまたいつか。
2003.10.23
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昨日、吉祥寺のスターパインズカフェというライブハウスに行くため、吉祥寺に行った。吉祥寺は昔(高校時代)から憧れの街だった。それは、吉祥寺には「ぐわらん堂」というライブハウスがあったから・・・。そこは、当時私が好きでよく聴いていた、高田渡、友部正人、加川良、シバ、武蔵野たんぽぽ団というフォークの人達の溜まり場でありライブの場だった。高校3年の時、ついにその憧れの場所にライブを観に行った。吉祥寺駅から10分ほど歩いて静かな住宅街に出る。ぐわらん堂は普通の住宅街に何気にあった。びっくりするほど小さな店だった。狭い階段を登って2階に・・・。古びたドアを開けると、そこはうなぎの寝床のような細長い店だった。入り口を入るとすぐ脇にステージがあって、店内は20人も入れば満員になるかと思うほどの狭いスペースだった。友人と一緒にお店に入ると、高校生にはちょっと場違いかな?と思える大人の雰囲気(?)私たちから見たらおじさんの年齢の常連さんでお店は埋め尽くされていた・・・。友人と2人、席に座りジュースか何かオーダーし(笑)、ワクワクして待っているとやがて高田渡や武蔵野たんぽぽ団たちが歌い始めた。誰が何を歌ったかはよく覚えていないが、すごく大人になったような気分と、こんなところに来たりして「私達、不良かも?」なんて可愛いことを考えたりもしていた。ライブハウスというか、酒場のような雰囲気だったし、お店の常連は皆、お酒飲んで盛り上がってたし・・・。話はそれてしまったが、私にとっての吉祥寺は「ぐわらん堂」の思い出とともにある。今の吉祥寺は、当時と比べてずいぶんお店も増えて大きなデパートができたりしていたが、昔のあのごちゃごちゃとした良い意味でごった煮的な街の雰囲気は変わっていないと思った。裏通りにはセンスの良さそうなお店がたくさんあった。こんな街に住んで日がな一日、お気に入りの喫茶店でのんびりお茶を飲んだらいいだろうな・・・今日はもう眠くなってしまったので寝ます・・・(-_-;タイトルの「アリスのレストラン」はまた後日・・・。・・・て、おいっ!(苦笑)
2003.10.20
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クルセイダーズ来日公演最終日の10月11日、ブルーノート東京に行った。クルセイダーズに惚れ込んでいる友人からCDを聴かせてもらって以来、少なからず関心を持っていたが、まさか来日するとは・・・! 長らく休眠状態だった彼らが復活しニューアルバムをリリースしたのは昨年のことだった。クルセイダーズについて私はそんなに詳しくは知らないが、資料によるとジョー・サンプルらが学生時代に前身バンドのスィング・スターズを結成したのは50年代初め。61年にジャズ・クルセイダーズとしてデビュー。70年代にはクルセイダーズと改名し、クロス・オーバー&フュージョンのトップスターとなった。 79年からはランディー・クロフォードを始めとして、BBキング、ナンシー・ウィルソン、ジョー・コッカーなど一流ボーカリストを迎えてボーカルソングにも取り組み、さらに人気を博していった。しかし、91年以降はメンバー個別の活動が増え、グループとしては休眠状態となっていた。 昨年の10年ぶりのグループ復活はまさに奇跡だった。しかも来日は15年ぶり。ファンは連続で起こった奇跡に歓喜の涙を流したに違いない。その証拠に、ブルーノート東京の来日公演の熱気にはただならぬものがあった。このような神聖な場に、私のようなにわかファンが参加しても良いのだろうか?と最初は躊躇した・・・。しかし、ライブが始まるとそんな気持ちは吹っ飛んでしまった。 とにかくご機嫌で楽しい。クルセイダーズの音楽はそんな音楽だった。会場の熱気も相まって、とにかく興奮、感動、快感・・・この場にいられて良かった~~!と感じさせてもらえた。席もステージのすぐ側だったので、ジョー・サンプルさんと3回も握手するという幸運も味わってしまった。 海外一流アーティストの来日公演というと、たいていはアリーナ級の会場がほとんどで、こんなふうに間近でアーティストと触れ合える機会などまったくない。しかし今回は数メートルしか離れていない場所で演奏をしているのだ。演奏の素晴らしさが空気と熱気でじかに伝わってくるのがたまらない感じだった。
2003.10.17
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最近の私の一押しアーティスト、saigenjiの初ワンマンライブが10月14日、渋谷クラブクワトロで行われた。動物的勘と運動神経、天性の素質のまま音楽をやっている人・・・私の中でsaigenjiはそんな人だ。もう1人同じ人がいる。それは山崎まさよし。彼も動物的な勘と、バツグンの運動神経と持って生まれた独特の声で身体中から音楽を発散している人だ。ちょっと大げさな言い方をすれば、この動物的感性を持った2人が日本のJ-POPに風穴を開ける力になりうるのではないだろうか?今や、右を向いても左を見ても、似たような音楽があふれ、うんざりしている人が多いと思う。CD不況と言われるが、魅力的な音楽が少ないのだから当然だろう。そんな状況を吹き飛ばしてくれ、saigenji~!話をワンマンライブに戻そう。定刻を10分ほど回って、待ち焦がれた観客の前に現れたsaigenjiは、手拍子を打ちながらボイパーで歌い始め、観客に手拍子を促す。会場は一気に熱狂の渦に包まれた。曲は「NAMIMA」。南国系の陶酔に誘われるような曲だ。こうして序盤からsaigenjiワールドが炸裂。パワフルな2人のパーカッション、8弦のベース(初めて見た)、キュートで力強い女性のサックス・・・他のライブではなかなか見られないバンド構成だ。特に終盤の「光がさしたら」で登場した松本ことマツモニカのハーモニカは絶品。切なく狂おしく奏でられるその音はライブのグルーブを一段と盛り上げ、最高潮に持っていった。リズム隊も、カホーン、パンディーロ、ボンゴなどを駆使して、ご機嫌なリズムを叩き出す。紅一点のヒットミーこと山上ひとみは、サックス、フルート、ピアニカを吹きこなし、華やかなグルーブを醸し出してくれた。8弦のベースというものがこの世にあったのか、と驚かせてくれたコモブチキイチロウのベースはこのような狂おしく嘶くバンドの音をガッチリサポートしていた。「樹海」ではウッドベースに持ち替えて、味わい深い音を聴かせてくれた。中盤は、ギター1本でsaigenjiの弾き語り。鳥のような魚のような、不思議な魅惑的なsaigenjiの声に聴き入る。色や風景を感じさせる声だ。saigenjiの歌を聴いていると、南国の風景、南の太陽を感じる。居ながらにしてトリップできる。声に色彩感のある人をもう1人知っている。それは山下達郎。この種の声質は、努力とか演出とかを超えた天性のものだと思う。後半に登場したマツモニカのハーモニカで会場は歓喜の渦。saigenjiのボイパーとのセッションが最高!私はここで昇天した感じ。しばし南の楽園で夢見心地になった後は、終盤に向かって一気に盛り上がっていく。ライブの模様は、viewsicで生放送された。12月以降に再放送の予定らしいので、saigenjiに関心を持った方はぜひ再放送を乞うご期待!
2003.10.15
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10月11日、クルセイダーズ@ブルーノート東京。10月14日、saigenji@渋谷クラブクワトロ。どちらも素晴らしいライブだった。詳しいレポは後日また。
2003.10.14
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佐野元春プロデュースの「in the city TOKYO 2003~そして僕は歌を聴いた」というライブに行ってきた。「in the city TOKYO 2003」は、10月1日から6日まで、渋谷のあちこちのライブ会場で行われた、一大音楽イベントの総称らしい。日本のJ-POP界をリードする人達が、企画したライブをいろんなライブ会場で同時進行の形で行っていたようだ。この企画には環境省も一枚噛んでいるようだが、その全体像や趣旨は私にはよくつかめていない。まあ、ただ、自分の好きなアーティスト達が出演するから・・・というだけの理由で、見に行ったわけだ。佐野元春プロデュースで、saigenjiやハナレグミが出るときいては行かないわけには・・・。今回のライブは特に、初めて生で聴くハナレグミが楽しみだった。今までは友人にダビングしてもらったMDで聴くのみで(^^;、ライブは初体験。もちろんバタ犬のライブも見たことない。どんなんかな~?と思って聴いていたが、それはそれは期待以上に良かった(^^v永積タカシさんの声、好きです。歌う時の、間の取り方がすごく良くて、思わず耳を澄まして聴き入った。ライブに出演したのは出演順に、YO-KING、古明地洋哉、ハナレグミ、saigenji、佐野元春。ライブは、元春さんが各アーティストの紹介をしながら進めていくというもので、演奏前にそれぞれのアーティストの音楽づくりに関するコメントが流された。最初のYO-KINGは、デビュー間もない頃の吉田拓郎を思い出させるような雰囲気。(私はデビュー当時の吉田拓郎のファンでした)次の古明地君は、若いけど才能のありそうな人。なかなか良い感じ・・・でも、私が彼目当てにライブに通うためには、あともう一歩のインパクトが必要(←偉そうにすんません-_-;)ハナレグミ・・・、説得力のある歌い方に思わずじっくり聞き惚れた。そういう意味では歌の上手い人だと思う。この人のライブにはまた行きたい!ゲストのトリはsaigenji!会場で彼を知ってると思われる人は少数派だったが、きっと、この日のライブでsaigenjiの音楽が脳裏に焼き付けられた人は数知れず・・・では?音楽もそうだけど、パフォーマンスが・・・(笑)1曲目を歌い終わるといきなり、脚の高い椅子からジャンプして飛び降りた。着地に失敗した様子で、「スネが・・・」と言ってた(会場に笑い・・・)4人が歌い終わったあとは、いよいよ御大将の登場!会場が「うぉ~~~」という歓声で埋め尽くされる。観客の大半は元春ファンだったのか・・・と、この時思った。やっぱり、元春の人気はスゴイ。で、1人づつ元春さんとのセッションタイム!さっきは1人1人がとても才能豊かで個性的なステージを見せてくれていたけれど、元春の前では飲まれてしまっていた・・・。やはり元春はカリスマだ。でも、saigenjiは健闘(笑)お互いを活かし合ういい感じのセッションだった。最後のほうのギタープレイは聴きモノだった。とても良いセンスを持っている人だ。元春は彼のボイパーを気に入っている様子だった。話はそれるが、私が初めて佐野元春を聴いたのは、今から22年程前だ。初めて聴いた時は、「日本でこんな音楽をやっている人がいるんだ!」と驚いた。言葉と音楽がものすごく斬新な形で結び付いていると思った。その前に驚いたのは、33年程前に吉田拓郎を聴いた時。まるでしゃべるような歌い方。しかも詞が鋭い。後で知ったのは、こういうのはボブ・ディランのスタイルだということだったが・・・。その頃はまだボブ・ディランを知らなかったので驚いたのだ。外国の音楽が日本に入ってきて、日本のミュージシャンがそれを取り入れて、今のJ-POPが出来上がった。そういう意味では多くの才能ある先駆者たちが、今のJ-POPを創ってきたのだと思う。今、J-POPを聴いている若い世代より二周りも長く生きている私が思春期だった頃聴いていた音楽が、今の若いJ-POPのミュージシャンに影響を与えている。だから、私が今の若いミュージシャンのやっている音楽を聴くと、たいてい昔聴いていた誰かに似ていたりするのだ。似ていても悪いわけではない。元の形より進化した形であるならば・・・。どんな文化も最初は模擬から入るのだから。でも、似ているだけで、元のものを超えていなければ、何の面白みも新鮮さもないと思う。育った土壌を糧として、さらに良いものを生み出して欲しいと思う。一音楽ファンとして。
2003.10.06
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