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昨年の夏、GB250クラブマンで鷲羽山スカイラインを走り児島に行っての帰り、突然始動不能になった。セルも回らないので、メインヒューズを調べたら切れていたので、銅線を繋いで何とか帰宅。早速、ネットで純正ヒューズを探したが、なかなか見つからない。それもその筈、純正ヒューズは爪付きヒューズで大昔によく使われていた骨董品である。当時のバイクは既に平形ヒューズが主流であり、爪付きヒューズなど見た事もなかった。何故クラブマンはそんな骨董ヒューズを使用したのだろうか?スタイルがクラッシックなので、それに合わせたのか?そんな筈はないだろうが、今となっては入手が困難となっているのは事実である。それでも何とか探し出したが、足下を見て送料込みで1,000円もする。諦めてHONDAに注文しようとパーツ番号を調べたら98200-51500である事が分かったので、ダメもとでMonotaroの検索ボックスにパーツ番号を入力したらヒットした。HONDAの純正爪付きヒューズ15Aが1本40円。送料が勿体ないので、今回のまとめ買いまで待っていたのだ。安いので2本買ってウインカーレンズと共に送って貰ったので、取り付けた。エンジンも掛かり、ヒューズ切れも起こさなかったので、ヒューズの劣化により切れたものと思いたい。モノタロウで購入したHONDA純正15A爪付きヒューズ銅線の応急修理のヒューズボックス純正の爪付きヒューズを取り付けたヒューズボックス
2021.06.29
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クランクシャフトのオイルシールが抜けていたのを確認したので、新品のオイルシールを探してみた。パーツリストによると、パーツ番号91205-166-004で外径32㎜軸径20㎜厚さ7㎜と記載があるので、同じ物がないかネットで探してみたらamazonでuxcellなるメーカーが同サイズの物を772円で売っていた。バイクのクランクシャフト等の用途で材質はニトリルブタジエンゴム、耐熱温度は-30度~100度。もう一つはMISUMI-VONAのサイトで厚みが1㎜大きく8㎜だが後のスペックは全て同じ標準オイルシールTC型が615円。しかもこのサイトで売られている商品は全て1ヶから送料無料だそうだ。これは有り難い。ベアリングなどを入手するのに良いかも知れない。小さなオイルシール1ヶが結構なお値段なので、案外HONDA純正が安いかもと近所の自転車屋で検索して貰ったら、まだ在庫があったが1ヶ891円。ネット通販よりも高いが、完全適合の安心を考えて即発注を行って貰った。届いたオイルシールを組み付けに掛かる。2ストオイルを薄く塗って、破損防止のために古いオイルシールと共にクランクシャフトにダブルで通し、奥のベアリングまでプラグレンチをあてがって、ハンマーで慎重に叩き込む。傾きが無い事を確認して、ステーターコイル、フライホイールを取り付ける。キャブのニードルジェットの段数を中央に戻して、エンジンを掛けてみる。4~5回キックしたら、初爆があり、続いて見事に復活。やはりクランクシャフトのオイルシール抜けがエンジンが掛からない原因に間違いなかったようである。やれやれである。今回は故障箇所を掴むのに苦労して、諦め掛けたが、皆さんのアドバイスのお蔭で何とか復活する事が出来たのは有り難い事である。今日は二男が帰って来るので、アツアツの鶏の唐揚げをアテにキリンの一番絞りと竹林で祝杯を挙げる事にしよう。HONDA純正のクランクシャフトオイルシール新旧のオイルシールの裏側(ベアリング側)クランクシャフトにダブル掛けしたオイルシールクランクケースに収まったオイルシールエンジンが掛かりサイレンサーから排出される排ガス復活を遂げたTLM50
2021.06.25
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「プラグの濡れ具合はどうだ」とのアドバイスをいただいたので、よく観察してみると、電極の辺りは乾いている。しかも、何十回となくアクセルを開けながらキックを行ってもだ。普通なら燃料でビチョビチョになってもおかしくない。何故この事に早く気が付かなかったのか、基本中の基本だ。正に初歩的な事だ。キャブまで燃料が来ているのなら、何故燃焼室に混合気が吸い込まれない?それは負圧が足りないからだ。何故負圧が足りない?それは圧縮が抜けているからだ。何故圧縮が抜ける?それはプラグホール、ガスケット抜け、シリンダーとピストンの隙間、リードバルブの破損、クランクシャフトのオイルシール抜けによる空気の侵入。又はエンジンが壊れているかだ。エンジンの破損以外で調べていなかったのはクランクシャフトのオイルシールだけだ。それなら調べるしかないとの結論に達し、プラのエンジンカバーを外しフライホイールの取り外しに掛かる。フライホイールを外すには回転止めに使用するユニバーサルプーリーホルダーと引き出しに使用するフライホイールプーラーが必要だが、以前フライホイールを交換した時に買ってある。そしていよいよフライホイールを外してみると、ステーターコイルが現れるが、もうこの時点で原因が分かった。腑抜けなオイルシールが抜けてステーターコイルの所まで飛び出して来ているではないか。コイルを外してオイルシールをシャフトから抜いてみると、カチカチに硬化している。もうこれは使えない。エンジンが掛からない原因はクランクシャフトのオイルシール抜けであった事がここに来てやっと分かった。長い道のりであった。プラ製の左側エンジンカバーフライホイールユニバーサルプーリーホルダーを掛けてセンターナットを緩めるフライホイールプーラーを掛けてフライホイールを引き出すこの時点で顔を出しているクランクシャフトオイルシール完璧に抜けているオイルシール
2021.06.23
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TLM50を幾らキックしてもプラグが濡れないので、キャブのニードルジェットのクリップを下げて混合気を多く噴出させてみる事にした。アクセルワイヤに繋がっているピストンのクリップを外してニードルジェットを取り出してみると、調整用の切れ込みが3段あり、クリップは真ん中に付けられていたので、一番下に付け直してキックしてみるもエンジンは掛からない。掛かる気配もない。アクセルを開け何度となくキックを繰り返した後にプラグを外してみても電極辺りは乾いたままだ。どうやら燃焼室に燃料が来ていないようだ。そうなると、いよいよエンジンに問題がありそうだ。エンジン内の負圧が弱いためにキャブから適正量の混合気を燃焼室に吸い込めていないのかも知れない。ヘッドを外して確認した時はシリンダー壁やガスケットに異常は見られなかったので2次圧縮(燃焼室内の圧縮)は問題無いと思われるので、1次圧縮を疑わざるを得ない。と、言う事はクランクケース?クランクケースからエアーを吸い込むとしたら、まさか、クランクシャフトのオイルシール?ここは確認する価値があるかも知れない。キャブのピストンから外したニードルジェット/クリップが真ん中の切り込みに付けられているクリップを一番下に付け直したニードルジェット
2021.06.22
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注文しておいたTLR125用の12V/ICウインカーリレーがamazonから届いたので、取り付けた。エンジンを掛けてウインカースイッチを入れてみると見事に点滅する。アイドリングでは若干光りが弱いようだが、点滅もするので問題無い範疇である。ウインカーバルブを6V電球からLEDに交換するときに右前のウインカーレンズを外したら、ビス留めの箇所が割れていた。このレンズは80年代のHONDAの小型バイクによく使われているレンズなのだが、弱点はビス留めの箇所が弱い事だ。ドライバーで強く締め付けると、いとも簡単に割れてしまうのだ。だから優しくほんの少し締めていたのだが割れてしまっている。何処かにぶつけたのかも知れないが原因は分からない。所有バイクの内、このレンズを使用しているのはTLM220R、TLR200、TLR125、TLM50、タクトと多種あるので予備部品がある筈だと思い探してみたら、3ヶ出て来たが全てビス留めの箇所が割れた物だった。HONDA純正は高いだろうから中華の互換品でもないだろうかと探してみたら、1ヶ250円と手頃な価格の物を見つけたが、送料が1,000円はいただけない。ネット情報ではプレスカブのレンズが適合するそうなので、モノタローで探してみたら見つかったHONDA純正ではないが、NTB(ニッポン・タンシャ・ボディー)ブランドでプレスカブ用(左右共通)部品番号33402-GA7-003だ。これが何と1ヶ197円だったので、1台分の予備も含めて5ヶ注文した。5ヶでも1,000円を切るリーズナブルさだ。モノタローでは他にも買いたい物があったので、税抜き3,500円以上にして送料無料にし、更にクーポン利用で1,000円OFFは嬉しい限りである。届いたレンズはHONDA純正と遜色がない作りであった。唯一の違いはビス留め付近にNTBと印字されているが、サイズも形状も全く同じものであったのでポン付けした。これでウインカーレンズは死ぬまで買うことは無いだろう。中華製12V/ICウインカーリレービス留めの箇所が割れてしまったウインカーレンズNTBウインカーレンズフォルダーに取り付けたウインカーレンズ
2021.06.21
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キャブのフロートの向きが逆ではないかとのご指摘を頂いた。何個というキャブを弄ってきた経験豊富な有り難いアドバイスである。この件に関しては組み立て中に反対では無いかと感じた。通常のフロートはご指摘の通り丸い部分が下側で平らな部分が上側になっているのであるが、そのように取り付けるとフロートバルブが浮いてしまい、フロートピンの取り付けもシックリ来ない。念のためにYouTubeの組み立て画像と、パーツリストを確認してみても、矢張り通常のフロートとは逆に付けるのが正解のようだったので、そのように取り付けている。TLM50のパーツリスト
2021.06.18
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TLM50のエンジンが掛からなくなったので、素人の浅知恵で色々と試してみたが、どうにもこうにもならず限界が見えたので、ブログ読者に指南をお願いすべく助けを頼んだら、色々と教えて下さった。有り難いものである。先ず、タンクキャップの空気孔の詰まりを指摘頂いたので、確認してみたが詰まりは無かった。この手のバイクはキャップにパイプを繋ぐ突起が出ていてそこにゴムパイプを挿して、アッパーブラケットの穴に挿すようなっている。転倒する事を前提にガソリンがキャップから出ないようにするためだと思われる。それ故、キャップに開けられた穴は他のバイクより大きく、詰まりにくい。問題点ではなかったが、確認はしていなかったので、どうか詰まっていてくれと念じながら息を吹いてみたらスカスカだった。残念!次はリードバルブの破損を指摘頂いた。なるほどそこまでは頭が回らなかった。TLMはキャブを外すと直ぐにリードバルブにアクセスできるので、早速外してみる事にした。リードバルブはガスケットが2枚使用されているので、慎重に剥がしてシリンダーから取り出した。少し汚れはあるものの、バルブの薄い弁の隙間にゴミを咬んでいる様子も無い。更にバラしてみたが、破損箇所は見当たらなかった。シリンダーの中を覗きながらピストンを上下させてみるも、ピストンに傷などは見当たらない。綺麗なものだ。もし、バルブが破損していたら、ピストンに当たってエンジンから異音が聞こえた筈であろう。どうやらリードバルブでも無さそうである。次は現車と同じような症状でエンジンが止まったという情報。リードバルブまで点検したが、異常がないので、現車と同じように圧縮が弱いと判断してコンプレッションゲージを購入して圧縮を計測するそうである。その結果が分かれば、一筋の光明が見えるような気がする。次はキルスイッチの配線不良を指摘頂いたが、現車は修理する前からキルスイッチは付いておらず、現在も付いていないので、確認の必要はない。色々と考えるに、キックが少し軽過ぎるように思えるので、圧縮不足のような気もする。そうなればエンジンを降ろして分解?2サイクルと言え、サービスマニュアルも持っていないし、面倒なので、もう少しジタバタしてみよう。TLM50のタンクキャップキャブを外すとシリンダーに取り付けられているリードバルブがよく見えるカバーを取り外したリードバルブシリンダーから取り外したリードバルブ1シリンダーから取り外したリードバルブ2分解中のリードバルブリードバルブを外すとピストンが見える
2021.06.16
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それは去年の春の事だった。完全レストアを終えて長い間眠っていたTLM50で師匠のガレージに改造カブを見に行ってやろうと思い、エンジンを掛けてみたら、3回程のキックで目覚めた。元々調子が良かった車体なのだが、よく掛かったものだと感心しながら、1kmほど先のガレージまで走って師匠と1時間程コロナ禍における正しいバイク弄りについて激論を交わしての帰りだった。200メートルほど走ったその時、エンジンが不調となり、段々とパワーが無くなり、ついには止まってしまった。燃料切れかもとタンクの中を見るも混合油はまだ残っている。その場でキックを100回程するが掛かる気配も無いのでトボトボと押して帰った。早速、プラグのスパークを確認して、キャブをバラして掃除したが全く掛からないのでもう捨ててしまおうと放置していたのだ。折角苦労して直したのに、捨ててしまうのは勿体ないと思い1年振りに原因を究明すべく修理に取り掛かったもののなかなか手強いので、考えられる事を1つ1つ潰して行く事にした。1.燃料何年前か分からない古い燃料を全て捨てて、新しい混合油を作ってタンクに入れた。2.スパークの確認プラグを抜きキックしてプラグからの火花を確認。3.キャブレター開けてみると中は綺麗で、汚れは皆無であり、ジェット類もピカピカに光っていたが、全バラにして全ての穴とパーツを洗浄し、貫通を確かめた。見落としがあるかもと思い、合計3回バラして念入りに掃除した。フロートがプラなので、油面調整は出来ない。フロートバルブの段付きも無い。当然メインジェット、パイロットジェットの小さな穴、本体側の穴も全て貫通を確認。エアークリーナーを外しているので、エアーの入り過ぎを考慮し、エアースクリューやアイドリングスクリューを全閉から小まめに調整するも変化なし。チョークを引いたり、半戻し、戻しと色々試すが変化無し。アクセルを全開、全閉、アオリなど試すが変化無し。ドレンボルトを緩めると燃料は出て来るし、キャブをバラした時にも燃料はフロートチャンバーに一杯溜まっている。4.予備のキャブレター清掃済みの予備のキャブレターに換装するも掛からない。初爆すらない。5.強制始動エアークリーナー側のダクトからパーツクリーナーやキャブクリーナーを吹いてキックするも初爆すら確認できない。6.サイレンサーサイレンサーに詰まりがないか、排気口から棒を突っ込んでみるも、詰まりなし。7.CDITLM50はCDI点火となっているので、CDIの故障により点火時期が狂っているのかもと思い、予備機から外して付け替えるも変化なし。8.プラグプラグからの火花が少し弱いように感じたので、予備機から外して付け替えると、少し太い火花になったが掛からない。本機のプラグは7E、予備機は5E。9.圧縮キックをしているとかなり軽い感触である。手でキックを押し下げても軽く下がるので、圧縮漏れの可能性を疑い、ヘッドを外してピストンを下げてシリンダーの壁面を点検するも、傷などは見当たらない。以上の事をやってみたが、全く掛からないし、掛かる気配もない。泥沼に入り込んでしまった。何故掛からないのか分からない。キャブのクリーニング不足があったとしても、掛かる気配くらいはあるが、それも無い。エンジン始動のポイントは良い燃料、良いスパーク、良い圧縮の3良いなので、全て確認したつもりであるが掛からない。何か初歩的なミスか?それともシリンダーまで外しての確認が必要なのか?昨年、エンジンが止まった時の感じは、エンジンのパワーが無くなったので、アクセルを煽るも、反応せずそのまま回転が落ちて行き、エンジンストップとなったので、キャブが一番怪しいと思うのだが、これ以上掃除のしようがない。電気系なら直ぐにエンジンが止まる筈である。このブログをご覧の方々にお願いします。どんな些細な事でも結構ですので、ヒント、アドバイス、ご指南をお願い致します。全くエンジンが掛からなくなったTLM503回もバラしたキャブ清掃を終えたジェット類ピストンを下げて目視で行ったシリンダーの状態
2021.06.14
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先ず点滅しないウインカーはウインカーリレーの故障が疑われる。取り付けているリレーは中華製の300円程度の激安物なので、もう既に2ヶほど壊している経験からシャリィの物と交換してみる。スイッチを入れてみると何の問題もなく点滅する。取り外したリレーをシャリィに付けてみると点滅しない。やはり中華の安物なので壊れたのであろう。安物買いの銭失いとはよく言ったものだ。早速amazonで注文しようと検索したら1ヶ250円のリレーが最安値で人気№1だったが、レビューを見ると点滅しないとか、すぐ壊れるとか最低の事が羅列されていたので、流石に腰が引けた。安物買いの…のフレーズが頭を過ぎるがHONDA純正などサラサラ買う気はないので、ここは清水の舞台から飛び降りる心境で太っ腹の所を見せるべく大枚を投入して1ヶ400円の中華リレーを2ヶ纏めて買ってやった。どうだ。次は点灯しない右前のウインカーだ。ギボシの接触不良を疑い点検するも異常は見当たらないので、バルブを外しエンジンを掛けて右スイッチを入れ、テスターで電圧を測ってみると、何と!電気が来ていない。断線か?ウインカー配線とアース配線のギボシを抜いて導通検査をしてみると両方の配線に導通がない。そんなバカな事があるものかと思いながら、テスターの検棒をウインカー線とソケットの縁に当てたら導通が出た。何たる不覚。恥ずかしくて穴があったら入りたい。この情けない顛末はこうだ。カウルを開けた時にウインカー線とアース線が引っ掛かって抜けかけたので元に戻しておいたのだが、両線とも延長するために同じ黒色の配線を使用していたために、右ウインカー線とアース線を取り違えて逆にギボシに挿していたのである。これでは電気は来ない。当たり前だ。配線を正常に差し替えてスイッチを入れると当然だが見事点滅。やれやれである。後はウインカーリレーの到着で、12V、バッテリーレス、LED化が全て完了となる。まとめXL125Sは6V電装で、整流にシリコンレクチファイヤーを使用しているので、基本的に6Vシャリィと同じであるが、レクチに入力する配線がシャリィが2本に対しXLは4本となっているので、分かりにくいが、レギュレーターに入る線は2本なので、余った線はアースに落とせば良い。後はライト線を分岐さす事と、コンデンサの取り付け、整流ダイオードの取り付け、LEDバルブへの換装はシャリィと全て同じである。レクチ仕様のバイクはレギュレーターを付けなければならないが、TLRやTLMのようにレギュレーター付きのバイクならば6Vのままで、アイドリングで6V球が点滅する。バッテリーを外してコンデンサを付けるだけで十分である。壊れた事が判明した中華製激安ウインカーリレー結線間違いを修正して点滅するようになった右ウインカー
2021.06.12
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レギュレーターとコンデンサを装着したので、最後のLEDへの換装に移る。LED12Vウインカーバルブの手持ちが2個となっていたので、前回と同じ物をamazonで購入した。S25型10個で1,399円は中華製であろうが安い部類であろう。前後の6Vバルブを外して12V/LEDバルブに入れ替える。テールも6Vダブル球から手持ちの12V/LEDダブル球に交換。ヘッドライトHi、ニュートラル、ウインカーの各表示灯も6V麦球から12V/LEDに入れ替える。最後にウインカー表示灯への配線に整流ダイオードを取り付ければ完了であるがこの配線が面倒くさい。このバイクはメインハーネスのみXL125Sなのでフロント回りはTLM50の配線となっているが、ウインカー配線の色は古いホンダ車なら右が水色、左が橙色となっているので、分かり易い。左右のウインカー配線からパイロットランプに繋がる線にそれぞれ整流ダイオードの電気を止める側をパイロットランプ側にして取り付け、その先で1つに纏めパイロットランプの橙色に接続するのだが、先に二股配線を作ってから取り付けた方が簡単である。水色はアースに落とす。この逆の配線でも結果は同じである。TLM50はウインカーのパイロットランプが1灯なのでこの改造を行わないと、LEDバルブでは電気を消費し切れず反対側のウインカーも点灯してしまう事になるのだ。ダイオードを咬ました二股配線を作って、収縮チューブとホットメルトで絶縁してウインカー配線とパイロットランプ配線の間に取り付けて完了である。いよいよエンジンを始動してみる。運命の瞬間である。ニュートラル表示灯は点灯している。ウインカースイッチを入れてみると、表示灯及び左は前後、右後は点っているが、右前は点かない。バルブを交換してみても点かない。アイドリング時の他のウインカーは僅かに点滅するが、アクセルを開けると眩いばかりに光って点滅しない。表示灯も点滅しない。ウインカーリレーに問題があるようだ。前後のブレーキを掛けてみるとストップバルブはOKだ。次にライトを点けてみると、Hi表示灯、ヘッドライト共にOKだ。XL125Sの配線は充電系とライトは別系統になっているので、バルブは6Vのままでも良いようだが、コメントで「さてっを」さんから「ヘッドライトは12V60/55Wハロゲンでも大丈夫ですよ。」との有り難い神のご教示を頂いたので、暗いようなら12VのLEDにでも付け替える選択肢が増えた。取り敢えずウインカー、ストップ、ライトは点いたので、配線は間違っていなかったようである。後は、点灯しない右前のウインカーと点滅しないウインカーの原因究明が待っている。12V/LEDバルブと6V麦球整流ダイオード(灰色が電気を止める側)作成中の整流ダイオードを咬ました二股明るく点灯するが点滅しないウインカーバルブと表示灯点灯したLEDのテールライトライト、表示灯共にOK
2021.06.10
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レギュレーターが装着されたので、次はバッテリーレス仕様に改造する。藤さんに貰った2個目の4700μFのコンデンサをバッテリーの代わりに取り付ければお仕舞いであるが、そのままでは付かないのでギボシ配線を取り付ける。コンデンサは足の長い方がプラスで短い方がマイナス更に白い帯がある方がマイナスとなっているので間違えないように配線コードとコンデンサの足をスリーブで圧着して、ホットメルトで絶縁する。配線の反対側はギボシを付けて完了である。バッテリーケースの蓋を開けてみると、完全に死んだ6Vバッテリーがケース一杯に鎮座している。取り外してコンデンサを接続するとケースの中はガラガラになった。バッテリーを外しただけでも少しは軽量化になる事であろう。これでバッテリーレス化は全て完了である。藤さんに貰った4700μFのコンデンサ配線を取り付けてホットメルトの絶縁とギボシを施したコンデンサTLM50用のバッテリーケースと6Vバッテリーバッテリーの代わりにコンデンサを取り付けたケース内
2021.06.08
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6Vシャリィを12V、バッテリーレス、LED化に成功したので、気を良くしてTLR125も同様の電装に踏み切る事にした。TLRはXL125Sのエンジンとメインハーネスを使用しているので、レギュレーターではなく、シリコンレクチファイヤーを使用している。このレクチはシャリィのそれとは全く違い、サイズも大きく形状もレギュレーターに良く似ていたために、レギュレーターだと思い込み取り付け記事にもそう書いたが、間違っていたようである。用意するものは、中華製ホンダ互換12Vレギュレーター、コンデンサ、整流ダイオード、LEDバルブ、配線等だが、殆ど手持ちで対応出来そうだ。中華製ICウインカーリレーは先に取り付けてある。シャリィと違うのはレクチに繋がる配線の数だ。シャリィの場合は2本(赤、白)の配線のみだったが、XLの場合は4本(赤ニ白、黄、緑、桃)の配線が繋がっている。色々と調べたらレギュレーターに接続する配線は、レギュレーターを正面から見て左上がレクチの赤ニ白、左下がレクチの黄、右上が発電機から取り出し分岐させた黄に白、右下がアースとなるようだ。残ったレクチの桃と緑はアースに落とせば良いようである。先ずレクチに繋がる配線を外そうとレクチ側のゴム製配線カバーをめくってみたら、配線が端子にカシメされていたので外せない。4本の配線の途中で切断してギボシを付けようかとも思ったが、レクチの配線は切りたくないので、その先のカプラーから端子を抜く事にした。カプラーの端子にはハーモニカのリードのような突起がありカプラーに押し込む時にその突起が閉じられ、中でフリーになった時に再び開くので端子はカプラーから抜けない構造になっている。カプラーの配線側は必ず凸した形状になっているので、この隙間に細い精密ドライバーの先を突っ込んでリードのような突起を強制的に閉じさせて配線を引っ張ると抜ける。この時ドライバーの先はかなり奥まで突っ込まないと突起が閉じてくれないので慣れないと苦労する事になる。カプラーから4本の端子を全て抜いたので、雌型端子を取り付けた配線を作製する。発電機からの分岐線を作るために、カプラーから黄に白線の端子を抜いてみたが、通常の端子と形状が違うので手持ちがない。仕方が無いので、配線の途中から分岐させる事にして、配線の被膜を慎重に剥く。レギュレーターに分岐用の配線をニチフの圧着スリーブで一緒に圧着するのだが、筒状のスリーブの穴は端子より小さいので側面を鉄ノコで切って、結合した配線部分に嵌めて圧着した。更にスリーブと配線の隙間にハンダを流して置く。絶縁は他の配線が邪魔になって絶縁テープが巻けないので、ホットメルトで絶縁を施した。作成した配線をカプラーに取り付け、レギュレーターに接続。これで12V化の配線改造は終了である。カプラーに繋がったシリコンレクチファイヤーカプラーから端子を抜いたシリコンレクチファイヤー発電機に繋がっている配線とカプラー黄ニ白線を途中で分岐させる配線を引いてスリーブで圧着レクチへの配線を全て抜いてレギュレーター用の配線を取り付け元に戻したカプラーレクチの代わりに取り付けた中華製12Vレギュレーター
2021.06.06
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