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シャリィのキャブ清掃でエンジンが快調になったので、気になっている箇所を修理する事にした。先ずはシートの裂け目である。最初の分解修理時にも裂け目があったので、ウルトラ多用途SUボンド(黒)を塗って急場を凌いでいたのだが、ここに来て経年劣化が進みまた表皮が裂けて来た。FC50用のシートは厚みもありシッカリした作りなので、中古でも結構なお値段である。表皮だけでもないものかと探してみたが、当時物を含めもう無いようなので、前回同様ビニールやゴム対応の接着剤で補修する事にして買い出しに走ったのだが、お目当てのウルトラ多用途SUボンドが無く良く似た物でセメダインスーパーXブラックなる接着剤があったので、購入。裂け目の上から塗って補修してみたところ、ウルトラ多用途SUボンドとセメダインスーパーXは良く似た接着剤で、表皮にも対応出来て乾燥後も弾力がありどちらもブラックなので目立ちにくいのだが、セメダインスーパーXの方は光沢があるので、マット風のウルトラ多用途SUボンドの方に軍配が上がる。表皮が裂けてきたシートセメダインスーパーX(ブラック)補修後のシート
2023.03.21
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シャリィ75に乗っていると突然エンジンの回転が落ちてしまう不調が度々あったので、調子の良いカブばかりに乗って、2年程放置していたのだが、工作車に乗せて島巡りをしたくなり、修理してみる事にした。エンジン不調から2年、ガソリンを送っても、もうエンジンを始動する事すら出来なくなっていた。エンジン不調の原因は恐らくキャブの不調だろう事は予想がつくので、キャブを取り外してバラす。この車体には社外の京浜PC20を取り付けているので、脱着はエンジン側のインマニごと外す事になる。キャブ内はガソリンを抜いていたので、綺麗なものだったが、全てのパーツを外して洗浄を行い、再び組み付けた。ガソリンを送って、エンジン始動。キックで直ぐにエンジンが掛かったがアイドリングしない。十分に暖機した後でもアクセルを戻すとエンジンが止まるし、アイドルスクリューでの調整もできない。回転はスムーズに上がるので、パイロットスクリューが詰まり気味なのかも知れない。しかしパイロットスクリューは一番念入りに洗浄した筈である。他に原因があるのかも知れないと考えながら再度キャブをバラしていてふと気が付いた。PC20キャブはパワーフィルター仕様にしているので、エアーが純正よりもより多く吸入される。従ってエアースクリューを純正の1回転半戻しでは開き過ぎなのかも知れない。そう言えば最初にバラした時のエアースクリューは殆ど戻していないようだった。パイロットスクリューをもう一度掃除して、エアースクリューを半回転だけ戻してインマニ付いたキャブを取り付けていたら、フレームに近い方のボルトが途中で空回りを始めた。何とも嫌な予感。まさかエンジン側のボルト穴をナメたのか。フレーム側はラチェットレンチのエクステンションバーが接触するので、ボルトが斜めに入ってしまったのだろうか。エンジンはアルミなので硬いステンレスボルトだと直ぐにナメてしまう。ここは気を付けなければならない箇所とは分かっていたのだが…。大事にならなければ良いのだがと冷や汗をかきながらボルトを全て抜く。ボルト穴に6ミリのタップを立てようとねじ込むが、硬くて入らない。狭い場所なのでタップのハンドルも入らない。暫し考えたが、ここは安全策をとって面倒でもエンジンを一旦降ろして、作業しやすい場所でじっくりと状況を把握して対処する事にした。エンジンを降ろすには、レッグシールドを外し、チェーンを外し、リアブレーキアームを外し、マフラーを外し、エンジンからの配線カプラを外し、フレームボルトを外さなければならないが、250ccクラスに比べれば簡単至極である。降ろしたエンジンのボルト穴を調べてみたら、溝が潰れているようには見えない。タップで直りそうである。やれやれである。早速タップを立てネジ山の修正を行う。やはりエンジンを降ろした事によりタップが真っ直ぐ入りそれ程抵抗なく修正する事ができた。エンジンを降ろして正解であった。ボルトを少し長い物に変えインマニを締め込むと今度は大丈夫だったので、この時点でエンジンにキャブを付けてしまう。外したリアブレーキアームとマフラーは分解修理後屋根があるとは言え屋外保管をしていたために、かなり錆が進行しているので、ついでに補修する事にした。リアブレーキアームはメッキが殆ど剥がれ地金に錆びが出ているので、サンドブラストで錆落としを行い赤サビ転換剤を塗布した後、シルバー塗装を行った。マフラーは分解修理した時には赤サビ転換剤を知らなかったので錆落としの後、そのまま耐熱塗料を吹いた記憶がある。それで直ぐに真っ赤に錆びたのだ。今回はサンドブラストで錆落としの後、赤サビ転換剤を塗り、耐熱塗料を吹き、バーナーで炙った。レッグシールド以外、全てのパーツを組み立てて、エンジン始動を試みる。キック1発でエンジンは目覚めた。今度はアイドリングの低回転でも止まらない。やはりエアーの流入量が多過ぎたのだろうか?アクセルを開けると高回転の吹き上がりも申し分無い。アイドリングが少し高いのでアイドルスクリューを調整して、試運転を行う。1速、2速、3速全て問題無い。暫く乗ったが走行中に回転が落ちる現象も現れない。急な坂道も息継ぎ無く一気に駆け上がる。やっぱり75ccはパワーが違う。生き生き走るシャリィ戻った。シルバー塗装を終えたリアブレーキアーム耐熱塗料の焼き付けを終えて装着したマフラー
2023.03.20
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工作車のオドメーターが21万キロに近づきオイル交換の時期が来たので準備に掛かる。今回はエレメントも交換するサイクルなので、ネットで探してみると、amazonでMAHLE(マーレ)のオイルエレメントが2ヶセットで3,496円で販売されていた。1ヶあたり1,748円である。前回はG-PARTS FILTERを送料込みで2,268円で購入したのでそれよりも安い。マーレは1920年に創業したドイツの自動車部品メーカーで日本でも事業を展開しており、世界№1のフィルターメーカーだそうである。ならばひょっとしてドイツ製?期待して製造国を見たら中華製だった。やっぱりな。そう甘くはない。型番OC685はマツダ純正品番VSY3-14-302の互換品となる。早速近所のモータースに持ち込み交換を終えた。これで当分エレメントを買わなくて済むのだが、それまでクルマがもつのかが心配だ。あと9㎞で21万キロとなるオドメーターマーレのオイルエレメント2ヶセット
2023.03.13
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