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いよいよ明日は日本ダービー。とはいうものの、競馬を始めてから今年ほどワクワクしないダービーと言うのも記憶がありません。メンバー的なものに加えて馬場が悪そうと言うのもげんいんでしょうかね?それでもこのレースを勝った馬が世代の代表であることは確か。今年もダービーを楽しみたいと思います。「日本ダービー」かなり難解な今年の日本ダービー。馬場も現在のところ不良馬場で、明日がいくら晴れて気温が上がってもヤヤ重まで回復するかどうか。また、毎回展望でどのポイントに比重を置くかを考えつつ予想を立ててはいるのですが、正直言ってこのレースは何にポイントを置いて予想したら良いかすらも分からないほど難解です。ディープスカイは広いコースで末を生かすため、皐月賞には目もくれずマイルカップに矛先を向け絶妙のコース取りもありましたが力上位という勝ち方をしました。ここも溜めれば末を存分に生かせそうですが、問題はこの馬場。自身は前走で緩い馬場もこなしましたが、距離が伸びて前走ほど強気に動けそうもない今回、その切れ味を生かしきれるかどうか微妙です。また、前走はAコースで内が簡単に開きましたが今回はCコース。上手く捌けるかどうかも見所です。サクセスブロッケンはダートでいずれも楽勝の4戦無敗。ただし芝は未経験です。芝自体はこなせそうですが、距離的にはギリギリにも思えます。また、いきなりの初芝でダービーと言うのは常識的には厳しいでしょう。ブラックシェルは前走では2着好走。時計が少し掛かったのも良かったようです。距離は本質的には少し長いようにも思え、ジックリと構えないと厳しいかもしれません。そうなるといつものように届かずの競馬になりそうです。タケミカヅチは崩れることなく安定して走っています。数戦前まではゲートが悪く脚を余しているような印象もありましたが、近走はゲートも良くなりきっちりと力を出している印象です。ただ、競馬の上手さで上位に来ている印象もあり、突き抜けるまでの力はどうでしょうか。アグネススターチはプリンシパルSで大逃げして二着。内容的にも勝つかと思ったところをただ一頭伸びてきたベンチャーナインに交わされただけの競馬でした。ただ、そのレース自体のメンバーレベル自体が疑問で、ここに入るとどうでしょうか。モンテクリスエスは詰めの甘さがあり勝ち上がるのが遅くなっていましたが、勝ち上がってからも相手なりに走っています。本来ならG1ともなるとこの手の馬は惨敗することが多いのですが、なにぶん今年のメンバーを考えると今回もそこそこの走りができておかしくありません。スマイルジャックも崩れることなく走っていましたが、前走は大きく崩れました。スプリングSではきっちりと絞って作りこんでおり、前走では上積みがなかった印象で、今回も更なる上積みはどうでしょうか。距離延長もどうでしょうか。アドマイヤコマンドの前走は距離も克服しての快勝。最内を回りロスのない競馬をした印象もありますが、内容的には完勝でした。その青葉賞では体が10キロ減っていましたが、見た目にはさほど変わりはないように見え、もしかしたらこのくらいの体の方が動けるのかもしれません。二走目の毎日杯こそディープスカイに完敗でしたが、そのレースもキャリア二戦目のもので、前走が輸送減りではなく絞れたものであるならば、距離経験も味方して逆転も十分です。マイネルチャールズは人気に推された皐月賞では3着。今回は巻き返しが期待されます。ただ、追い切り前の体重が450キロほどで、追い切りは軽めにせざるを得ませんでした。皐月賞当時にダービーに目いっぱい仕上げるという考えで直線だけ追った追い切りだったことから、余裕のある体で追い切りるはずだったものがこういった形になったということは、ここに来て使い詰めの疲れが出てきたのかもしれません。レインボーペガサスは皐月賞では上がり一番の脚で伸びてきましたが、脚を余した印象。直線の長い東京では期待されます。馬場もあまり速い時計が出る馬場よりも少し時計が掛かるくらいのほうが良さそうで、今回の馬場も向きそうです。レッツゴーキリシマはさすがに距離的にどうでしょうかサブジェクトはラジオNIKKEI賞を勝ちましたが、その後のそのレースの相手や、自身のレース振りを見ると上位とは少し力の差がありそうです。ベンチャーナインは強い相手に一番の上がりを使うことも多く、末の威力は確かです。馬場も少し時計が掛かるような馬場のほうが良さそうです。前走の対戦相手はかなり軽かったですが、府中コースならば強い相手でもそれなりの走りが出来るかもしれません。エーシンフォワードはレースぶりや血統的な面からもこの距離はどうでしょうか。フローテーションは正直なところ力を図りきれない部分が多いです。ただ、血統的にも体系的にも距離は伸びて良さそうです。ただ、スプリングSは10キロ絞ってキッチリと作ってきた印象だったのが皐月賞ではさらに6キロ減。体が増えやすそうなタイプでもなさそうなだけに、今回も上積みと言う点でどうでしょうか。メイショウクオリアはキャリア二戦目のラジオNIKKEI杯で3着好走。メンバー的に微妙なところもありましたが、それでも二戦目で厳しい条件だったことを考えると良い内容でした。このレースも含めてその後数戦はソエの影響もあり凡走しましたが、パンとしてからのここ二戦は連勝しています。ここも勢いで勝っても不思議ではありません。ショウナンアルバは控えた前走は惨敗しました。今回は外枠になりましたが、馬の気持ちに任せて先行しそうです。今までのレースを見ても力さえ出せば勝ち切る力があるのは想像がつき、あとは折り合い一つでしょう。クリスタルウイングは前走の青葉賞では二着。ただ、アドマイヤコマンドには着差以上の完敗に見えました。ここも良い位置を取りに行くには少し難しい枠順となり、力を出し切れるかが微妙です。印は◎サクセスブロッケン今年のメンバーでどの馬がダービー馬にふさわしいを考えましたが、思い当たる馬がいませんでした。それならば常識的には厳しいと思いつつ、この馬の能力の高さに賭けてみます。芝・ダート兼用のスーパーホースの誕生を期待したいと思います。○メイショウクオリア皐月賞には間に合わず、前走もかなり軽いメンバーでしたが、ソエが解消されたここ二戦が本来と見れば、今年のメンバーならば戦えそうです。印を付けたい馬は他にも多数いますが、キリがありません。馬券はこの二頭の単勝で。
2008.05.31
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そんな今週末はいよいよ日本ダービー。日本のホースマンが目指すレースです。良い天気の中でやってほしいですね。明日はあいにく雨のようですが、中京では金鯱賞が行われます。例年の金鯱賞に比べるとなかなかの好メンバー。アドマイヤオーラなんかは実績も上位で追い切りでも鞍上に笑顔が見えるほど絶好の動きでしたね。でも、本命は中京巧者っぽいタスカータソルテで。◎タスカータソルテ○アドマイヤオーラ▲マチカネオーラ△ナムラマース△スウィフトカレント△バトルバニヤン
2008.05.30
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ピーターパンSを楽勝してベルモントSに挑むカジノドライヴ。勝てば日本調教馬初のダートG1制覇をアメリカのクラシックで遂げることとなり、同時に3きょうだい連続でベルモントS制覇の偉業となります。そのベルモントSではケンタッキーダービーを4馬身3/4で、プリークネスSを5馬身1/4差でそれぞれ楽勝した無敗の二冠馬ビッグブラウンが、シアトルスルー以来31年ぶりの無敗の三冠を狙って出走してきます。(三冠はアファームド以来30年ぶり)そのビッグブラウンの鞍上はカジノドライヴのピーターパンSの鞍上だったデザーモ騎手で、カジノドライブは一度は武豊騎手で決まっていましたが鞍上は現地騎手に変更となり、誰が乗るか注目されていた鞍上はエドガー・プラード騎手に決定したようです。プラード騎手といえば毎年12月の阪神で行われるWSJSに5年連続で来ているように日本でもお馴染みの騎手。クラシックはバーバロでケンタッキーダービーを、ベルモントSはサラヴァとバードストーンで勝ち二勝を挙げています。そして面白いことにこの二つとも、それぞれウォーエンブレムとスマーティジョーンズの三冠を阻止しており、特にスマーティジョーンズは今回のビッグブラウンと同じく無敗の三冠がかかったレースでの阻止でした。今回のビッグブラウンはスマーティジョーンズ以上のパフォーマンスで連勝しており非常に厳しい相手ですが、二冠馬キラーのプラード騎手には是非カジノドライヴを勝利に導いて欲しいですね。レース当日は日本時間の6/8はグリーンチャンネルで生中継を行うようですので、早起きして応援したいと思います。
2008.05.29
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元TBSアナウンサーの川田亜子さんが自ら命を絶ってしまったというニュースを、昼休みにYahooで見てびっくりしました。結構好きな人だったのでちょっとショックです。土曜にも世界一受けたい授業に出ていたのを見たばかりだったので本当にびっくり。フリーになって色々と悩みがあったりしたんでしょうか?それにしても残念です。では話を変えて競馬の回顧です。「オークス」二歳女王のトールポピーが樫の舞台で巻き返し、二つ目のG1タイトルを手にした。レースは序盤こそエアパスカルとブラックエンブレムがハナを主張するような形になったが、隊列が決まってからはオークスらしく落ち着いた流れで、1000m通過は61.4のスローペース。ただ、馬場を考慮して3コーナー過ぎから各馬早めに位置を取りに行ったことから瞬発力勝負とはならず、直線いっぱいを存分に使った底力勝負となった。勝ったトールポピーは体はそれほどふっくらした感じではなったが、パドックでの気合乗りが良く、変に落ち着きすぎているよりもこのくらいでいいのかもしれない。レースでは中段で折り合いをつける形で、直線は外に出そうとしてムードインディゴと接触して内に一気に切れ込む形。かなり多くの馬に迷惑をかけた走りだったが、これだけのロスがありながら勝ち切ったのは逆に強さを感じる。また、池添騎手は決して褒められる騎乗ではなかったことは確かではあるが、これで脚を余してクラシックの勝利を逃すよりは、降着も覚悟して動いていった思い切りは彼ならでは。陣営にしてもこれだけ自身の身を犠牲にした騎乗をしてくれたのは、ありがたいのではないだろうか。ただ、裁定委員の裁定に対しては騎乗停止ならば降着、騎乗停止無しならば制裁金のみというスッキリとした裁定にしてほしかった。降着無しで騎乗停止二日というのは、あまりにも「間を取った」という中途半端な感が残る。エフティマイアは桜花賞に続いて二着。輸送で減っていた体も戻っており、パドックでは出来は抜群だった。ただオークスは距離適性はあまり関係ないと言っても、さすがにニホンピロウイナーの字を見ると手は出しにい。レースでは中段で折り合って3コーナー過ぎから中ほどを手応え十分で上がってくると、直線でも良く伸びたが、勝負根性に秀でるトールポピーと並んだ形になってしまい惜しくも敗れた。直線に出てくるときには勝ったのはこの馬だと思わせるような余裕のあるレースぶりで、これには脱帽。内外に離れていたら、あるいはと思わせる走りではあった。3着レジネッタ、4着ブラックエンブレム、5着オディール、6着レッドアゲート、7着リトルアマポーラまで重賞勝ち馬が続き、これを見ても今回は底力が必要なレースだったことがうかがえる。無論馬場状態などで左右された面もあったが、混戦の3歳牝馬の中でも上位陣は今後も勝ち負けに加われそうで、逆に下位陣はひと夏越しての成長などがないと苦しいかもしれない。馬券は毎年決め打ちで買っている忘れな草賞勝ち馬のムードインディゴと、パドックでよく見えたライムキャンディで。今回は全くやる気もなかった(笑)が、それなりに楽しめたので良しとする。
2008.05.26
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今日の夜から実家に行ってしまうので、今週は展望はお休みですわ。私は牝馬のレースはとことん苦手なので今年もオークスは当たる気がしません。とりあえず本命はムードインディゴです。このレースは私は忘れな草賞の勝ち馬が直行してきたら買うようにしているので、無条件で本命。でも、ダンスインザダーク牝馬ってマイラーが多いんですよね。自身の瞬発力がないから、流れが速くなる短い距離でこそという気もしています。去年のザレマなんかも結局そんなタイプでしたから。福永騎手は4年連続連対で、うち3勝。「オークス男」なんて言われるあたり「今年は無いな?」なんて逆に思ってしまったりします。本当はソーマジックとリトルアマポーラな気がしてるんですけどね。でもここは変えずにムードインディゴから入ります。とりあえず印は◎ムードインディゴ○ソーマジック▲リトルアマポーラ△残り全部何となく投げやり感が漂った印ですが、来週はダービーもあることですし、今週はこんな感じで。
2008.05.23
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「ヴィクトリアマイル」本格化して一気の三連勝でエイジアンウインズがヴィクトリアマイルを制した。レースはスローを見越してピンクカメオがハナを奪い3F35.7-5F60.0でレースの上がりは33.7の、完全なスローの上がりの勝負。ラストの3Fも全て11秒台と後方の馬、外を回した馬には厳しい流れとなった。勝ったエイジアンウインズは先行集団のすぐ後ろで折り合いをつけ、4コーナーでは一番良いと思われる馬場の4分どころを回り、そのままソツなく抜け出すとウオッカの追撃を凌いで先頭でゴールを迎えた。流れも向いたことや強敵が完調手前であったこともあるが、初距離・初G1で正攻法からこれだけの走りをして勝ち切ったのは立派。また馬場の状態を考え、事前に陣営と協議して一番良い4分どころを回る作戦をそのまま本番の騎乗で行えた藤田騎手の騎乗も素晴らしい。短いところを使っていたことから折り合いに多少難しいところもあるスプリンター志向ではないかと思ったが、今日のレースを見る限り1800mくらいでも十分力は出せそう。ただ、ここまで一気に本格化してきた勢いもあり、一息入れて反動が出ないかの不安は多少残る。ウオッカは直線で追い詰めるも2着まで。海外遠征帰りということもあり陣営も体が減っているとのコメントだったが、その馬体重は478キロ。普段490キロ前後で競馬をしている馬なだけに少々驚いたが、パドックで見る限りは細くは見えず力は出せそうな体つきだった。ただ、気合という面では一息足りない印象は否めなかった。多くの競走馬の場合は多少細い分にはレースでは力を出せないことは少ないが使った後に反動が出ることが多く、今回のウオッカもレースでも力は出せた印象はあるものの反動が出ないかの心配は残る。レース自体はスローとなりやはり折り合いに気を使って少々下げざるを得ず、そのためエイジアンウインズと道中は同じ位置取りだったものの外を回された分だけ負けた印象。自身の上がりも33.2でまとめており、これで差しきる競馬を求めるのは少し酷ではある。ブルーメンブラットは道中は上位二頭と同じような位置取りだったが、積極的に勝ちに行って3着。後藤騎手は先週のブラックシェルと同じくこれ以上ないパーフェクトな乗り方をしたが、これもまた先週のブラックシェルと同じく先着された馬との決め手の差で涙を飲んだ。こちらもスローになり底力を求められる府中マイルの流れにならなかったことも幸いしたが、3着以下は千切っておりこの馬も含めた3頭は強い。重賞を勝っていないだけに賞金的な難しさはあるが、夏のスプリントシリーズなどを目指しても面白いかもしれない。4~7着のヤマニンメルベイユ、ニシノマナムスメ、ピンクカメオ、ジョリーダンスは一応の結果は出したものの先行策から流れ込んだだけの印象で、力負けの感は否めない。ただ、ピンクカメオは本来の自分の競馬とは違う形で、それでもパドックでは今年一番良い状態に見え、復調気配が見えただけに今後のレース振りには注目できる。ベッラレイアは休み明けで少し仕上がりすぎていた感があり、レースでもペースが遅かったこともあり掛かって早めに脚を使う競馬で8着。それでも直線では突き抜けようかという場面もあっただけに一度使った次は注目。ただ、体はもう少しボリュームを増しても良いように思える。大きく敗れた中ではレインダンスの状態が良くなっていそう。これはマーメイドSなどに出てくるようであれば狙い目はあるだろう。馬券はウオッカから。エイジアンウインズは抜けだっただけにどうあっても馬券は外れていたが、心情的にはウオッカに勝ってほしい気持ちであった。
2008.05.19
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今日の京王杯SCは消したキストゥヘヴンにやられてしまいました。スズカフェニックスはちょっとレースが消極的でしたね。ま、これも競馬、仕方なし。明日はヴィクトリアマイルですが、牝馬のレースはどうも当たる気がしないんですよね。とりあえず展望です。「ヴィクトリアマイル」今年のヴィクトリアマイルの最大のポイントは、やはりウオッカの取捨でしょう。そのウオッカですが、ダービーを勝ったりジャパンカップを好走したりと牡馬相手に2000m超のレースを使っていますが、折り合いに難があるため根本的にはマイルがベスト。折り合いに気を使う2000m超では位置取りが後方になり差を詰めるところまででレースが終わってしまいますが、阪神JFやチューリップ賞、それに桜花賞を見ても分かるようにマイル戦では早めの競馬をすることが出来ます。状態も完璧とまでは行かないまでも、これだけの馬ですから力を出せる状態にはあるはず。ここは中段からいつもより早めの競馬で突き抜けてくれるはずです。その他の馬は馬番順に。テンイムホウは距離的にも力量的にも苦しいでしょう。ブルーメンブラットは確実に鋭い末を使っていますが、実際に勝てているのは1400mで好位からの競馬をしたとき。折り合いに気を使うタイプなだけに位置取りが苦しくなりやすく、見せ場は作るも勝ち負けまではどうでしょうか。ローブデコルテはオークス以来勝ち星から遠ざかっていますが、徐々に復調気配にあります。オークスは流れが向いて少し嵌った印象はあるものの、長く使える脚は府中に変わって期待です。体がどれだけ絞れてくるかでしょう。ジョリーダンスは折り合いがつくようになり好位で競馬が出来るようになってから成績が安定してきました。ただ、使える脚は短く、府中のマイルではどうしても詰めの甘さを見せてしまいます。ピンクカメオはここのところ良いところがありません。成績を見ると苦しいですが、2歳時も昨シーズンも暖かい時期に走っていた馬で、夏馬と割り切ればここは買い目はあるのではないでしょうか。エイジアンウインズは本格化してから崩れることなく走り、前走では重賞を制覇しました。調子はメンバー中でも最上位のものがあります。ただ、やはりスピードを身上とするスプリンタータイプで、府中のマイルではどうでしょうか。タニノハイクレア力量的にも距離的にも苦しいように思えます。パーフェクトジョイは格としては物足りないすが、鋭い脚を持っています。このメンバーで勝ちに動くと微妙ですが、直線だけと割り切った競馬をすれば、勝ちに行った力量上位馬を交わして馬券圏内に突っ込んでくる可能性はあります。アルコセニョーラは平坦巧者で、坂のあるコースと底力と言う点でどうでしょうか。トウカイオスカーも末の切れはかなりのもの。ただ、少しペースが上がってしまうと切れに鈍りが見えます。G1の流れで同じ脚が使えるかと考えると難しそうです。ヤマニンメルベイユは先行して早め抜け出しから粘りこむタイプで、良馬場の府中コースではどうでしょうか。ニシノマナムスメは桜花賞当時は物足りなさが残りクラシックには乗れませんでしたが、昨秋から力をつけて前走は牡馬相手の重賞で好走しました。好位から安定した取り口ができて崩れにくい印象があります。ここも力は出せそうですが、展開予想はウオッカがいつもより早めに抜け出してくる予想なので、的になりそうなこの馬は馬券的には評価を下げてみます。タイキマドレーヌ、ベルモントプロテアは力量的にどうでしょうか。マイネカンナは二走前はものすごい末脚で二着、前走は早めの競馬から追撃を凌いでの重賞制覇でした。ただ、いかにも鋭く短い脚と言う印象で、府中コースではどうでしょうか。ベッラレイアは秋華賞以来7ヶ月ぶり。ただ、どこが悪いと言うわけではなくリフレッシュ放牧で、おそらく牧場でも乗っていたでしょう。1週前も坂路で50.8を出しており、体制は整ったと考えて良いでしょう。オークスでは勝ちに行く競馬で最後は交わされましたが、府中向きの末脚は誰もが認めるところです。秋華賞では32.9の脚を使いながらも届きませんでしたが、ローズSでダイワスカーレットに迫ったように力量自体は世代屈指のものがあります。休み明けのこここそむしろ狙いどころではないでしょうか。レインダンスは前に行く脚を身に付けて昨秋は好走を続けましたが、今シーズンは大きく負けています。ただ、昨シーズンは夏場から調子を上げており、この馬も夏馬かもしれません。一変はどうかと思いますが、走られても不思議ではありません。印は◎ウオッカ○ベッラレイア△ピンクカメオ△ローブデコルテ△パーフェクトジョイ△レインダンス
2008.05.17
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どうやら今週辺りから土日曜休みの日に戻りそうです。やはり週休二日はいいねー。昨日は帰りに映画のレイトショーを観てから近くのバーで飲んでおり、結局閉店まで居て寝たのが5時前でした。映画はミストを観てきたんですが、いやぁ、怖かった。スティーブンキングの原作ということでも想像できるとおり、心理的に来る怖さがありました。ストーリーを追いかけて観たい人にはちょっと物足りないものがあるかもしれませんが、どちらかと言うと物語自体は表現したい物事の表現手段として使っている感じで、人間の追い詰められたときの心理を上手く捉えた映画だと思います。さて、今日は安田記念の前哨戦である京王杯SCがあります。毎年、高松宮記念組は不振でダービー卿やマイラーズカップ組が強いレースですが、それでも今年は高松宮組の2強スズカフェニックスとスーパーホーネットで大丈夫なような気がします。特にスズカフェニックスはこの距離なら早めに動けるし崩れないでしょうねぇ。何だか見れば見るほどこの二頭で堅いような気がしてくるんですが、気のせいですかね?これで4倍弱なら買ってみたいな。使える脚が短いキングストレイルやキストゥヘヴン、アイルラヴァゲインは印を回さずに、△にドラゴンウェルズ、グレイトフルタイム、アドマイヤホクト。◎○の馬連と1角崩しがあったときの◎○→△△△→◎○を押さえます。結果やいかに。
2008.05.17
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昨日は朝イチの飛行機で神戸に日帰り出張に行ってきました。羽田を7時前の飛行機なんですが、神戸には8時前に着いてしまいます。三宮まではポートライナーで15分ほどなので、8時過ぎには三宮着。ちょうど通勤ラッシュで、その時間に自分がそこにいるのが不思議な感じでした。世の中便利になったもんだ。ではお馬の様子です。「ライドザウインド(チェイスザウインドの06)」(ノーザンファーム早来)馬体重:記載なし5/15更新屋内周回コースでハロン17~18秒のキャンター1600mを基調に、週2回は屋内坂路でハロン16秒を行っていましたが、左前脚に疲れが溜まったようで球節に腫れが見られるので乗り運動を休止しました。現在はウォーキングマシンのみで様子を見ています。線の細さがある幼い体つきということもあり、しばらくは無理をすることをせず、馬体の成長を待ちたいと思います。(~テツ~の見解)ペースを上げてきていましたが、球節に疲れが出てしまったようです。無理をしても球節炎になってしまいますし、まだまだ体もできていない馬なので、この成長を待つという判断は賛成です。とりあえず夏までは本格的な運動は始めなくても良いかもしれませんね。「エスクリム(クリアカットの06)」(ノーザンファーム空港牧場→山元トレセン)馬体重:記載なし5/14更新14日に空港牧場を出発し、山元トレセン経由で16日もしくは17日に美浦入厩予定。 5/15更新15日に山元トレセン到着。16日に美浦入厩予定。 (~テツ~の見解)予定通り北海道を出発して山元トレセンに入りました。明日、美浦に入って競走馬としてのトレーニングを始めることとなります。「リーチコンセンサス(インディスユニゾンの06)」(ノーザンファーム早来)馬体重:記載なし5/7更新まだ正式決定ではないが、18日に山元トレセンへ向けて早来を出発するプランもある。 5/13更新18日に早来牧場を出発し、山元トレセン経由で今のところ来週中にグリーンウッドへ移動予定。 5/15更新屋内周回コースでキャンター1500mの後、屋内坂路でハロン16~17秒のキャンター1本。週2回はハロン13~14秒を計時しています。入厩前調整のため18日に山元トレセンへ移動予定。「速目を重ねることで明らかにトモの形がよくなり、また、前躯の筋肉のつき方にもいいものがあります。全体的なバランスに秀でている馬です。動きもかなりのものですし、夏競馬を騒がせる存在になりそうです」(早来担当者) (~テツ~の見解)相変わらず順調です。いよいよ来週早々に入厩準備のために北海道を発ち、山元トレセンを経由してグリーンウッドに入るようです。北海道デビューかと思っていましたが、どうやら阪神でのデビューとなりそうですね。コメントではリップサービスもあるでしょうが、「夏競馬を騒がせる存在になりそうです」なんて書かれると嬉しくなっちゃいます。「クロワッサンルナ」(ノーザンファーム空港牧場)馬体重:記載なし5/1更新予定通り1日に空港牧場を出発。2日に美浦入厩予定。 5/2更新2日に美浦入厩。「無事に到着しました。空港牧場からの直接入厩でしたが、今のところ体調も安定しているようですし、様子を見ながら動かしていこうと思います。体の大きい馬ですし、プール調教を併用するなど工夫して取り組むつもりです」(武藤師) 5/8更新8日は軽めのキャンターとゲート練習。「早速今週からゲート練習を開始しています。牧場では駐立までの練習はされていましたから、こちらではゲートから出していいます。まだ開始して間もないこともあり出は遅いですが、稽古を積んでいけば解消できるものなので問題ありませんよ。体が大型馬なのにプラスして気持ちがおっとりとしている馬だから、仕上げるのには時間を要してしまうと思います。脚元への負担などを考えると無理に攻めることは得策ではないので、少しずつ負荷を掛けて体も動きも軽くしていかなければいけませんね」(武藤師) 5/15更新15日はゲート練習。「先週から少しずつゲート練習を行っています。その甲斐あってかゲートへの反応が徐々に出てきましたね。体が大きいが故にゆっくりとしたダッシュになりがちなのは仕方ないのですが、練習を積み重ねていけば解消できるので心配は要りません。やはり脚元が敏感なところが見え隠れするので、そういった意味でも追い込み過ぎないように気をつけて取り組んでいるところです」(武藤師) (~テツ~の見解)武藤厩舎に入厩しました。まだまだ先は長そうですが、とりあえず環境が変わったことで良い方向に向いてくれればと思います。脚元には依然として不安はあるようですが、じっくりと進めていってくれそうなので、じっくりと待ちたいと思います。
2008.05.15
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「NHKマイルC」皐月賞をパスしてここ一本に絞ったディープスカイがNHKマイルCを制した。レースはゴスホークケンが注文を付けてハナを奪い1000m通過は59.2。数字だけ見るとそれほど厳しいペースではないが、5F目に12.5とガクンとペースが落ちたところがあったためで、基本的には先行馬には息の入りにくい流れとなった反面、後方グループはその5F目で無理することなく差を詰めることができ、最後の3Fを速い上がりでまとめることが出来る後方待機組に有利な流れとなった。また、ヤヤ重発表の馬場も同じヤヤ重でも雨が降りながらの「良→ヤヤ重」となった馬場では芝が濡れて上滑りするため瞬発力を殺されるが、今回のように「重→ヤヤ重」となった場合は土の中の水分量が多いだけで、芝自体は滑る馬場ではないために瞬発力を殺されることがなかったようだ。勝ったディープスカイはいつもどおり後方で無理することなく追走し、各馬が荒れた内を嫌って外を回すところを割と馬場の内を突き、そのまま突き抜けた。勝ち方はこの条件では一つ力が抜けていたような勝ち方で、今回のメンバー相手ならば同じ条件では負けないような勝ち方だった。毎日杯の勝ち馬が直行した場合、タイキフォーチュン・クロフネ・キングカメハメハ、そしてディープスカイとこれで4戦4勝で今までも最重要ローテーションであったが、外回りの1800mになったことからさらにその傾向が強まるだろう。次走はダービーを予定しているそうだが、今年のメンバーなら十分勝ち負けに持ち込める力はあるだろう。むしろ、アドマイヤコマンドとの毎日杯1・2着馬がダービーの最有力馬と言っても良いかもしれない。ブラックシェルは持ち前の末を生かして2着好走。ホープフルSで同じような馬場を好走していることから、上滑りせずに力の要る馬場は向いている。また、4コーナーでゴチャつく小回りコースよりも府中のほうが断然走りやすく、位置取りもいつもよりも前で競馬をすることが出来た。追走に手間取るかとも思っていたが強気の騎乗の後藤騎手ということを考えてもこの位置取りは思っていたよりも前であった。パドックではジンワリと気合を乗せており、これが良い行きっぷりを生んだのかもしれない。次走のダービーではパドックでどれだけ気合を乗せているかがポイントになりそうだが、それ以前に今回のレースを見る限りは距離はマイルの方が合っていそうな気がする。ダノンゴーゴーは距離が嫌われてか人気がなかったが、直線でも脚を伸ばして3着。ディープスカイとブラックシェル、そしてこのダノンゴーゴーは4コーナーから縦一列になり同じコースを走ってきており、今回はこのコースこそが勝ち負けに一番近いコース取りだったと言える。外を回した馬はコースロスがあった上に力の要る馬場で消耗させられ、最後のひと伸びを欠く結果となったようだ。やはりレースぶりを見るとマイルでは一歩詰めを欠いてしまうスプリンタータイプではあるが、今回のような内容は自信になったはずで、スプリント線の前哨戦を使う上でも選択肢は増えた。ドリームシグナルも良く伸びたが最後はフラフラしてしまったように力を出し尽くしての4着。コース取りで損をし他部分も大きく、着差ほど力の差はないだろう。ファリダットも同じようなレース振りで5着。こちらはパドックで少しテンションが高く、折り合いに気を使わないスプリント戦のほうが合いそう。期待したダンツキッスイは自分の競馬ができなければこんなものだろう。馬券はダンツキッスイの単複とパドックでよく見えたサトノプログレスの単。週中までは普通にディープスカイで大丈夫と思っていたが、雨で少し捻りすぎた。
2008.05.13
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プリンシパルSですが、見事に抜けてしまいました。さすがにアグネススターチは無理だなぁ。総流しにしていればと悔やまれますが、まあ結果論ですね。明日も天気は良くないみたいで気温も上がらないのかな?では展望です。「NHKマイルカップ」各馬一長一短で混戦な上に馬場も悪そうで難解さに拍車をかけている今年のNHKマイルカップ。展開とコース・距離適正、そして馬場への適性も考えなくてはなりませんね。トライアルのニュージーランドTの勝ち馬であるサトノプログレスは、デビューからずっと好馬体を持て余すような競馬でしたが、二走前の条件戦から馬が変わったような走り。それまでの相手関係を考えてもここでも好走が期待できます。道悪も問題なく好走の期待十分でしょう。ただ、使える脚は短そうなだけに仕掛けのタイミング一つでしょう。アンダーカウンターはデビュー戦以来の芝の前走で一応の結果を残しました。ただ、そのデビュー戦で大敗しており、前走でも完敗の内容。勝ち馬以外は重賞級には劣るメンバーで、ここに入ると見劣る感は否めません。スプリングソングは無敗の三連勝。前走でもかなり強い競馬でした。折り合いもつき距離的にもそれほど不安はありませんが、中間順調さを欠いたことと道悪が決して良いとは言えないサクラバクシンオ-産駒で、ここでは軽視します。レッツゴーキリシマは前二走よりも良い条件で走れます。道悪も悪くありません。ただ、今回は強力な先行馬がおり、後ろを気にしつつ前も捕まえに行かなければならず、自分の競馬ができるかが微妙なところです。ブラックシェルはマイル戦のここへ矛先を向けてきました。前走はスローで6着に甘んじましたが、府中コースなら持ち味の末を生かせそうです。とは言え道中を抜群の行きっぷりで追走するタイプではなく、マイル戦の流れを追走しつつの競馬では位置取りが苦しくなるように思います。エイムアットビップは体調一息の桜花賞でも見せ場十分の競馬。流れさえ向けば好走の期待も十分です。ただ、折り合いが多少つくようになったとは言え難しいところがある馬で、テン乗りがどう出るかでしょう。ドリームシグナルは少し距離が長いここ二走は折り合いに専念するような競馬で力を出せなかった印象です。東京コースも道悪も問題なく、マイル戦の今回は力を発揮できそうです。サダムイダテンは期待ほどの走りができていませんが、マイル戦の今回は見直してみたいだけの力はあります。開催延期で気合不足だった共同通信杯でも上位の上がりは使っており、東京コースも問題ないように思います。ディープスカイは後方から競馬を進めるようになってから良い脚を安定して使えるようになりました。府中コースに変わり、その末脚はさらに威力を増しそうです。しかし切れを身上としている馬なので道悪はあまり良いとは思えず、実際にヤヤ重の未勝利戦では大きく負けていることから、良馬場が見込めなさそうな今回は思い切って消します。アポロフェニックスはそれまでの相手を考えても力量的に厳しそうです。ゴスホークケンは叩き台の前走は重めの体で脚が上がってしまいました。一度使った今回は上積みが見込めそうです。朝日杯は逃げて勝ちましたが、デビュー戦では好位で折り合って抜け出してきたようにセンスは十分で、道悪さえこなせばここも勝ち負けに持ち込めるでしょう。リーガルスキームはダート戦を2千2勝。今回は初芝になります。その芝自体は何とも判断しにくいですが、血統やレースぶりを見る限りはスプリンターのように思え、ここではどうでしょうか。セッカチセージもここが初芝。こちらはダート色の強い血統です。ダノンゴーゴーは素晴らしい切れ味でファルコンSを制しましたが、前走のニュージーランドTは7着と敗れました。とは言え後方から勝負する馬なのでこれは距離と言うよりも中山コースが敗因でしょう。府中コースならば直線だけの勝負で十分勝ち負けに持ち込めそうですが、やはり道悪ではその足も封じられてしまいそうです。ファリダットはいかにも血統的には短いところ向きで、その血統どおり距離短縮の前走は強い競馬でした。切れ味で勝負するタイプですが、血統的には道悪を問題なくこなしても不思議ではありません。エーシンフォワードは自在な脚質から安定した末を使います。ここも力量的には十分足りるでしょう。ただ、軽い走りをするタイプなだけに道悪はどうでしょうか。アポロドルチェは京王杯2歳Sを制してから良いところがありません。とは言え朝日杯は外枠、アーリントンCは休み明けと初輸送、スプリングSは距離と敗因があります。勝ち星は1400mだけですが、マイルの今回は条件は好転しそうです。京王杯はヤヤ重発表でしたがかなりの雨量で発表よりも道は悪く、道悪も問題ないでしょう。ダンツキッスイはアーリントンCを引き離した逃げで快勝しました。前走はかなり併走状態が続き苦しい競馬で、着順こそ大きく敗れましたが、着差はわずかでした。今回は府中コースに変わり、前走ほどテンから速くなる競馬にはならないでしょう。また、何が何でもハナと言うタイプは他におらず、展開的にも楽そうです。血統的にも道悪は上手そうです。また、雨が止んでも府中はインから馬場が乾いてくる傾向が多いのでそうなるとさらにこの馬向きになりそうです。ただ、左回りでは良い結果が出ていないことは確かで、その辺りが少し微妙ではあります。印は◎ダンツキッスイ○サトノプログレス▲ゴスホークケン△アポロドルチェ△サダムイダテン△ファリダット△ドリームシグナル
2008.05.10
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今週は主の途中までGWで、千葉の方まで行ってきたことは書きましたが、それ以降ブログを放置プレーだったので、そのことを書かずに今日まで過ぎてしまいました。その今日は今シーズンは最後かな?の休日出勤。競馬のほうは京都で京都新聞杯、新潟で新潟大賞典と重賞レースが組まれていますが、あえてダービートライアルのプリンシパルSを買おうかと思います。新勢力も多く出走しており、近走好調なそれらの馬に目が行きがちですが、買いたいのは逆に今まで上位メンバーと戦ってきたベンチャーナイン。弥生賞から皐月賞までの3戦は着順こそ大きく負けていますが、超前残りの皐月賞は別として弥生賞とスプリングSは共に0.7秒差。そしてその二戦も含めて今まで8戦中6戦でメンバー中最速の上がりを使っています。幸い前に行きそうな馬もおりペースも遅くとも平均ペースくらいにはなってくれそうなので狙ってみます。あまり雨量が多くなり馬場が悪くなると辛いですが、今日くらいの雨ならば何とか脚を使ってくれないでしょうかね。馬連と三連複を買ってみようかと思います。
2008.05.10
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いやぁ、南房総は本当に良いところでした。行った先のYさんにも大変お世話になり、ありがとうございました。おおいう場所だったら地元に戻ってお店を出そうっていう気持ちになるのも分かります。また行きたいなー。その様子などは明日の日記にでも書こうかな。では回顧です。「天皇賞 春」アドマイヤジュピタが天皇賞を制し、初G1タイトルを手にした。レースは大方の予想どおりホクトスルタンがハナを奪い、初めの5Fが61.1、その後の5Fが61.9で間を置いて最後の5Fが59.4。スタート後の1F以外は一度も13秒台のラップを踏むことのないかなり厳しい内容で、その分レースが引き締まる素晴らしい逃げだった。勝ったアドマイヤジュピタはスタートでかなり出遅れたものの慌てることなく後方で折り合いをつけ、3コーナーの坂で徐々に順位を上げると外から一気に伸び、一度はメイショウサムソンに内から交わされたものの再度差し返してレースを制した。展望などでも書いているように明らかにリアルシャダイが強く出た馬で、なおかつフレンチデピュティの瞬発力が備わった感がある。今回もバテてゴール手前で迫られたのではなく、抜け出してからソラを使ったそうなのでスタミナ面はまだまだ余裕があったのだろう。また、今回のように直線で外から脚を伸ばす競馬が出来たのは収穫。結果的に出遅れたことが良い方に出た面があるが、仮に五分に出て好位で競馬をしていたとしても勝ち負けには持ち込めていただろう。追走にもそれほど苦労するタイプではなく、今後の中距離G1戦線でも良いレースを見せてくれそうだ。メイショウサムソンは惜しい二着。やはり暖かくなると調子を上げてくるタイプなのだろう。宝塚記念に使ってくるようであれば、再度チャンスは十分。ただ、直線出口でアサクサキングスに寄られた場面はあったとはいえ、今までは並べば負けることがなかった馬が交わされたのは意外で、やはり全盛期と比べると気持ちの面で少し衰えがあるのかもしれない。アサクサキングスは好位から4コーナー過ぎで前を捕らえに行く王道の競馬。結果的に2馬身半の差がついたが強い内容だった。ただ、切れるような足はないために今回のように厳しいペースになると、どうしても前に付き合わざるを得ない面があり、そうなると苦しい。もう少し自在性が出れば更なる飛躍が期待できる。ホクトスルタンは果敢に逃げて4着。ラップを見てもわかるとおり素晴らしい内容の逃げで、この厳しいラップを自分で作りながら4着に粘ったのは立派。ただ、やはり最後は止まっており本質的にはもう少し距離を縮めたほうが良さそう。また、この距離だとどうしても後続に道中動く間を与えてしまうため、そういった意味でも距離は短くしたほうが良いかもしれない。さすがにコーナー二つの天皇賞・秋では厳しいような気がするが、宝塚記念・有馬記念では出られれば面白そう。天皇賞やJCで大きく負けて人気落ちしての有馬記念出走があれば、是非狙いたい。アドマイヤジュピタと同じく後方からのレースだったアドマイヤフジ、アドマイヤモナークは道中に動くことができないと言うことを含めて完全に力負け。ただ、アドマイヤフジは本質的にはこの距離は長いため、適距離に戻れば見直せるかもしれない。ポップロックは3コーナー過ぎで手が動いていたように、やはり距離が長いのだろう。馬券はアドマイヤジュピタの単勝とアドマイヤジュピタからの馬単。今回はかなり自信があったので、いつもより少しだけ多めに勝負。かなりスッキリと当てることが出来て非常に嬉しかった。
2008.05.06
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近くによく行くBARがあり、そこに手伝いに来ている人が千葉の南房総にレストランを出しているので、明日~明後日までそこへ行って見ようと思っています。天気ももちそうなので、久里浜から浜金谷までは電車とフェリーで行って、そこからは自転車の予定です。さて、今日はバイト時代の友人と朝から府中へ行ってきましたが、京都の2レースを含めた全14レースにて全敗の記録を達成してしまいました。あ、最終は軸にした馬が競争除外になったから13レースか?最終は勝負すらさせてもらえませんでしたよ(笑)高校の友人などとも昼過ぎに現地に行くことが月に2度ほどあるのですが、狙ってPATなどで買った馬券は別として、現地で馬券を買ったのは2月くらいから当たった記憶がありませんねー。テヘッ。そんな私の天皇賞の展望です。「天皇賞 春」混沌としている今年のG1戦線。この天皇賞も混戦模様ですが、ポイントはペースと調子・余力でしょうか。レースの鍵はホクトスルタンとアドマイヤメイン。まずホクトスルタンがどういう逃げを打つかですが、大逃げをしなかった場合は平均ペース、大逃げをした場合はホクトスルタンだけが少し速いペースとなり、2番手以降は結局スローと言うようなレースになるような気がします。私は後者のような流れになると見ます。そしてアドマイヤメインがそれに絡んでくるかというところでしょうか。また、ここ数年では勝ち馬は年明け3戦以上した馬はおらず、2着馬でもステイゴールドがいるのみ。追い切りは良くとも余力と言う点ではこの「年明け2戦」というのは一つのボーダーラインかもしれません。サンバレンティンは力量的なものと少し掛かる面があるので消します。アドマイヤフジは阪神大賞典の展望などでも書きましたが、基本的には2000m前後向きの馬でしょう。アドマイヤモナークは長距離を中心に使われており、今年のメンバー相手なら好戦も可能かもしれません。ペースが速くなればその可能性も広がります。とは言え年明け4戦しており、余力という点を考えると連下の押さえまでが一杯かもしれません。ホクトスルタンは菊花賞でも見せ場十分の6着。昨夏からは関西に転厩となりましたが、そのころから馬体重も20キロほど増えてパワーアップしている印象です。自分でレースを作れる強みもあり血統的にも4代制覇の夢がかかるようにこの舞台でこその血統です。後続がどれだけ牽制し合って可愛がってくれるかでしょう。トウカイエリートは力量的にどうでしょうか。アドマイヤメインは近走出足いまひとつで好調期のようなレースぶりが見られません。AJC杯でも早めに潰れており、ホクトスルタンを競り潰すほどの調子はないように思えます。ドリームパスポートはそれなりの脚は見せているものの、良い頃の鋭い伸びと言うほどではありません。連下ならともかく、勝ち切るまでは上積みと言う点でもどうでしょうか。メイショウサムソンの前走は無抵抗のまま敗れました。ただ、それでも力はある馬で気温がさらに上がっている今回のレースでは替わってきてもおかしくはありません。ドリームパートナーは常識的には狙いにくいものがあります。ポップロックは安定して走っていますが、前走を見る限り距離が伸びて良いと言うタイプには見えません。基本的にはクラシックディスタンス向きに思え、この距離では伸び切れないように思います。トウカイトリックはスタミナ十分なタイプで、力量的にもアドマイヤモナークと遜色ありません。こちらはゲートさえ出れば自在に立ち回れるタイプで、アドマイヤモナークよりは好走の可能性は高いように思います。ただ、この馬も使い詰めを考えると勝ち切るまではどうでしょうか。アイポッパーは去年の一番人気馬。骨折明けの今年は一度叩いた前走は体も絞れて渋太い伸びが見られました。さらに調子を上げてきそうな今回はチャンスも十分です。アサクサキングスは去年の菊花賞馬。年明け初戦も16キロ増で斤量も59キロながら好走しました。ただ、速い上がりは持っておらず、菊花賞はドンピシャの流れになったのも事実。人気に推されてマークされる今回は厳しいレースを強いられるかもしれません。また、前走も4コーナーで外から並びかけて勝ちパターンになったのに逆に突き放されてしまい、勝ち馬とは力の差を感じさせられるレースでした。もちろんこのメンバーで葉力量的に勝ち負け十分ですが、マークされる存在で積極的に買いたいタイプではありません。アドマイヤジュピタは休養明けからトントン拍子に勝ち上がり、G2を2勝するまでの力をつけました。特に前走はかなり強い内容の競馬でした。阪神大賞典の展望で書きましたが、血統的にはリアルシャダイが強く出ているのでしょう。日経新春杯では4着と敗れましたが、中間の追い切りが一本足りない状態で16キロ増での競馬で、力を全く出しておらず、これが逆に今回に向けて余力を残しているのではないかと思います。他の馬と並んでも掛かるタイプではなく、自在な競馬が出来そうなの魅力です。印は◎アドマイヤジュピタ○アイポッパー▲メイショウサムソン△ホクトスルタン△アサクサキングス
2008.05.03
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