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そんな問い合わせ、困っちゃいますぅ。
・・こんな問い合わせをもらった人は困惑します。
猛暑!・・続きますね~。
昨日の記事を読んで、読者からの質問コメント・・。
pure-orange♪
さん・・からです。
こんばんは、
いつも参考にさせていただいております。
この、日記の中にある、
年金基金についてですが、
私は現在確定拠出年金の個人方で
将来の年金を3階建てに
しようと、コツコツ支払っています。(^^ゞ
確定拠出年金の企業型は
上記の図ではブルーとなっており
取り扱いが年金基金であることは分かりますが、
個人型の場合、グレーとなっており、
こちらは将来受け取れる年金額は
どこへ問い合わせればいいのでしょうか?
以前、手続きの時に国民年金基金連合会から
手紙が来ましたが、そちらでいいのでしょうか?
是非、教えてください。
企業年金連合会のHPより・・

いただいた質問で、おかしなことが2点・・あります。
1 ねんきん基金? 企業ねんきん? 厚生ねんきんききん?
>確定拠出年金の企業型は
>上記の図ではブルーとなっており
>取り扱いが 年金基金
であることは分かりますが、
この文で使われている「年金基金」は、マチガイです。
「企業年金」に置き換えれば正解・・です。
●企業年金
上図のブルーの4つの年金は、『企業年金』です。
企業が社員の年金の3階部分をケアしています。
それぞれ・・自分の会社ではどれが採用されているか?
あるいは採用されていないか? 確認しておきましょう。
●
厚生年金基金
なお・・4つの企業年金の中でも、 『厚生年金基金』
は
かなり性格が異なります。
図で示されているように、2階部分の厚生年金保険の
集金(保険料)と将来の支払い(年金)の業務を
国に代わって行ない(『代行』・・と言う)ながら、
独自に3階部分の上乗せまで行なう・・ものです。
将来の年金給付額を約束するので、
資金不足が生じれば・・企業の利益から補てんされます。
この事態がひんぱんに起これば、たまりません。
苦しくなって・・「解散」をしたり、「代行を返上」したり、
する企業が続出しています。
その後・・その年金をだれが管理している?
『企業年金連合会』・・です。
だから・・顧問会員にいつも言っています。
「企業年金連合会に電話して、年金額を確認して。」
本人が連絡すれば、電話で年金額を教えてくれます。
『ねんきん定期便』に、『厚生年金基金』の
加入期間が表示されている人は、
『企業年金連合会』に電話して確認しましょう。
〇勤務先の『厚生年金基金』が解散か代行返上した。
〇転職をくり返している。
・・ような人は、「ねんきん定期便」で『厚生年金基金』
の加入期間の表示の有無に注意しましょう。
2 確定拠出ねんきんの年金額
>個人型の場合、グレーとなっており、
>こちらは 将来受け取れる年金額
は
> どこへ問い合わせれば
いいのでしょうか ?
>以前、手続きの時に 国民年金基金連合会
から
>手紙が来ましたが、そちらでいいのでしょうか?
個人型の確定拠出年金の手続きを扱うのは、
確かに・・国民年金基金連合会です。
・・が、
「私が将来受け取れる年金額はいくらですか?」
・・なんて質問をされたら、迷惑この上ない!
「あの・・確定拠出年金っていうのはですね・・。」
・・って、ゼロから説明するハメになります。
迷惑なお話・・です。
「あなたが将来受け取る年金額なんて、
私にも、あなたにも、誰にも、分かりません。」
・・あえて言えば、これが正解!・・です。
●確定拠出年金
「拠出(掛け金)」が「確定」している年金。
「給付(年金額)」が「確定」している年金ではない!
自己責任で運用し、その結果・・年金額が決まる。
( 運用次第! )
これまでの長い年月、企業は『確定給付年金』
のみを採用していました。
・・が、企業会計上・・年金給付積立金に不足が
生じた場合には、企業利益を削ってでも
補てんすることが義務付けられました。
・・企業にとって、重い負担になります。
そこに登場したのが、『確定拠出年金』・・です。
企業にとっては楽・・です。
毎月のお金さえ出してあげれば・・
( あとは各社員が自己責任で運用するので )
将来の年金給付額を約束する必要がなく、
毎年の不足分の補てんの必要もありません。
だから・・採用する企業がどんどん増えています。
●個人型 確定拠出年金
拠出金(掛け金)分の所得が、
まったく無かったことにしてもらえる・・のが、
最大のメリットです。 (「全額所得控除」・・と言う)
銀行や郵便局に行って投資信託を買う。
保険代理店で終身保険や個人年金を買う。
・・のような、おバカさんをしでかすより、
ずっと、ずっとマシ!・・です。
「所得が無かったことにしてもらえる。」
・・ということは、
「その分の税金を払わずに済む!」
・・ということです。
「払わずに済む税金額が、収益!(又は利息)」
・・ということになります。
「しかも、リスクはまったく無し!」
・・です。
所得税が10%の人は・・
元本10万円で1万円がゲット!・・できます。
所得税が20%の人は・・
元本10万円で2万円がゲット!・・できます。
高い手数料を払う投資信託なんぞより、
圧倒的に有利です。
ただし・・この解説は、専門家の視点・・です。
( 視野の狭い・・視点 )
老後資金の準備方法の優先順位としては、
正解・・かもしれませんが、
当事者のライフプランニングとしては、
正解か不正解か?・・知りようがありません。
( 他の情報がまったく無い・・から )
オールラウンダー(総合屋)の視点からは・・
「確定拠出年金は老後準備に非常に有利
だから、積極的に活用しましょう♪」
・・というアドバイスはできません。
「老後、老後、・・て言ってる場合か?」
・・というようなケースがよくあります。
現役時に資金不足になりそうなケースが
よく見受けられます。
・教育資金が多額に必要になる
・住宅ローンの多額の返済がある
・・なんてケースの場合は、
老後へ老後へと送ろうとしていたお金を
現役時に優先して使うことになります。
逆に・・何も特別なことをしなくても、
すでに老後は・・公的年金と貯蓄だけで十分
・・なんてケースが以外に多いものです。
究極の金融商品比べ
〇確定拠出年金
全額所得控除で所得税を節約。
税の節約分が収益(利息)に!
一般の投資信託の比ではない。
〇住宅ローンの繰上げ返済
繰上げ元本に対応する利息が消滅!
元本100万円で瞬時に数十万円ゲット!
リスク無し、地上最強の金融商品!
というようなこともあるので、
専門家のアドバイスはマチガイではないが、
( 与えられた情報の範囲では )
生涯を総合的に捉えることをしないと・・
人生のどこかで大ピンチ!・・になることも。
注意、注意、・・です。
これは生活設計の実録日記です。
(家計放置中の消費者の)
・立場は「中立・公正」ではありません。 (極端に消費者側に片寄る)
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