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所得控除を考慮する話をするのであれば・・
学資保険を含む生命保険等のような、
控除に『適用限度』があるモノよりも、
『全額所得控除』が受けられるモノの方が、
圧倒的に有利な方法になります。
『全額所得控除』であれば・・それはもう、
( 圧倒的な効果で )
おっしゃるような『かなりの利率』に、なります。
現行の一般生命保険料控除は、
( 学資保険はこの中に含まれる )
『適用限度』が5万円です。
これは、「5万円が戻ってくる」・・ということではなく、
「所得の内、5万円が無かったことになる」
・・ということです。
一般的には・・「所得5万円が無くなれば」
相当する・・「所得税5千円を払わなくてよくなる」
・・ということです。
ただし・・これにしても、
他の色々な生命保険で毎月数万円も
払っている人にとっては、
学資保険の保険料は所得控除の
対象にはならない・・場合もあります。
また、
住宅ローン控除をたっぷり受けている場合も、
生命保険の所得控除の恩恵が
受けられないことになったりします。
「所得の内・・5万円を無かったことにしてあげる。」
・・と親切に言われても、住宅ローン控除で
すでに所得はゼロ! ・・ではどうしようもありません。。
よくある日本人の家計は、以下です。
〇生命保険にたっぷり加入している。
〇住宅ローンの返済額がたっぷりある。
このような・・家計では、
おっしゃるような 「かなりの利率で」
学資保険を運用する・・のは無理! ・・です。
私の立場で付け加えるならば・・、
『そもそも、学資保険は買うな!』
・・です。
〇低金利を固定してしまう。
学資保険は、『長期の固定金利商品』・・です。
現在の超低利率で固定して契約して・・
10数年の長期間に渡り、
がまんし続けることになります。 損をします。
( 金利上昇局面では悲惨なことに・・ )
セオリーは、
低金利局面では『短期商品』or『変動金利商品』。
〇『保険』で『貯蓄』は、非効率。
「保険」と名が付く限り、保険料の一部が
何らかの『保障』のために支出される。
保険料の一部が保険会社の『経費』に支出される。
( セールスマン(レディ)の給料も )
出したお金から色々引かれていながら、
効率の良い「貯蓄」or「資産形成」になるわけがない。
保障性を重視するか? 貯蓄性を重視するか?で、
『経費』の割合もちがってきますが・・。
資料:ライフネット生命
〇好条件を提示しているのは、一保険会社。
「おかげさまで契約数、80万件突破!
選ばれる理由は貯蓄性の高さです。」
ソニー生命は学資保険を自画自賛しています。
超低金利で、各保険会社は皆・・低利率です。
「貯蓄性の高さ」を自慢しても、チビっこどうしの
ドングリの背比べ・・に、過ぎないんですが。
そして・・優れた貯蓄性の高さをうたっていても、
その保険会社が破綻したら、元も子もありません。
好条件を約束するほど、経営は辛くなります。
現在の会社の財務内容がすばらしくても、
5年先、10年先、15年先、・・と将来に渡って
常に万全とは限りません。 永遠・・は、無い。
一保険会社です。 将来の破綻もありえます。
保険会社が破綻するとどうなるか?
日本で事業を行う生命保険会社に
加入が義務づけられている
「生命保険契約者保護機構」
という組織があり、
そこで 責任準備金の90%を補償
してくれる。
ただし・・ 支払った保険料
の90%までを
補償すると言う事 ではない
。
払い込んだ保険料は、預貯金と異なり、
一部は保険金等の支払いや保険契約の
維持管理費用等に充当され、
その残額が責任準備金として積み立てられ、
運用されることになるので、一般的には、
責任準備金
の金額
は
払い込まれた保険料の合計額よりも少なくなる
。
もし保険会社が破綻した場合、
新しく引き継いだ会社
が契約時の 予定利率
(保険会社が予想した運用利回りのこと)
を 引き下げる
場合がある。
・・と、ダブルで被害を蒙る。
その被害の程度は、保険商品によって異なる。
終身保険、個人年金、養老保険、学資保険、等々、
「貯蓄性の保険ほど、被害が甚大になる。」
・・ということを肝に銘じておいてください。
保険会社破綻時の保険金削減のイメージ
今日の佐々木FP
〇事務所決算資料作成
没頭・・しています。
順番待ちの方々、申しわけありません。
〇「行列のできるFP事務所」
資料作成の順番待ちの行列。
お待たせして、大変ご迷惑をおかけしています。
本当に申しわけありません!
1 Kさん(40代):シミュレーション ← 回答待ち。 (9/15到着)
2 Sさん(30代):現状診断 ← 回答到着(再)。
(9/15到着)
3 Sさん(40代):現状診断 ← 9/15 シート到着。
4 Tさん(30代):現状診断 ← 9/17 シート到着。
5 Kさん(40代):シミュレーション ← 9/20 依頼到着。
6 Nさん(30代):現状診断 ← 9/24 シート到着。
7 I さん(40代):現状診断 ← 9/27 シート到着。
8 Aさん(40代):現状診断 ← 9/30 シート到着。
9 Hさん(30代):現状診断 ← 10/4 シート到着。
10 Mさん(30代):シミュレーション ← 10/6 依頼到着。
11 Yさん(40代):シミュレーション ← 10/13 依頼到着。
12 Yさん(40代):現状診断 ← 10/22 シート到着。
「現状診断」 : 新規顧問会員のため、まず作成する資料。
「シミュレーション」 : 顧問会員の要望で作成する資料。
※佐々木FPの作業
当事務所は9月決算です。佐々木FPは これから数日、
決算事務を並行して行なうことになります。
大変申しわけありません。
これは生活設計の実録日記です。
・目的は「消費者の目を覚ますこと」 です。
(家計放置中の消費者の)
・立場は「中立・公正」ではありません。
(極端に消費者側に片寄る)
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や当事務所との関係を確認の上、どうぞ。⇒
fpst@axel.on.ne.jp
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