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自分の頭で考える生活設計。
( 前半からの続き )
〇顧問会員のTさん(30代)
(相談:生活設計・マイホーム取得)
土地を買ってマイホーム建築
・・を、計画中です。
![]()
現状診断当時のキャッシュフローグラフ。
(2012.11.29)
《T家の概要》
家族 : 4人家族。
30代会社員の夫。
30代パートの妻。
子。 子。
希望 : マイホーム取得
住まい : 賃貸(家賃5.4万円)
生命保険加入状況
夫:定期保険2本、終身医療保険
死亡保障2,000万円
入院保障5,000円/日
(3本ともジブラルタ)
妻:終身医療保険
入院保障5,000円/日
(これもジブラルタ)
子:学資保険
271万円払って300万円
受け取る。(・・予定)
(これはなぜかアフラック)
死亡保障必要額 検証結果
(単位:万円)
現時点 10年後
夫: -1,264 -2,740
妻: -5,663 -5,675
「必要額」から「手当可能額」を
引いた結果なので、
マイナスは不要・・ということ。
・・ということで、
夫婦とも現在も将来も
生命保険は必要ありません。
![]()
※Tさんが修整した後の
キャッシュフローグラフです。
(生涯賃貸のまま)
いかにも教育費を増やしたなあ
・・という印象です。![]()
※上記キャッシュフローに
マイホーム取得を乗せた人生です。
教育費がピークの時期に
資金不足におちいります。
最大不足額は、655万円です。
1つ質問があります。
キャッシュフロー表の私(夫)の
収入列の数値についてです。
この数値はライフプランニング
基礎データ2のシートの
手取り額に上昇率分を
加算した数値だと理解していました。
※そういうことではありません。
今回改めてシートに従い、
直近の手取り額を計算してみました。
平成25年分の源泉徴収票と
平成26年度の特別徴収税額決定通知書
の数値を入力してみたのですが、
手取り額が502.4万円と出ました。
この数値は
元々のキャッシュフロー表の
夫収入列のいずれの数値よりも
高かったため、
??となった次第です。
よろしくお願いいたします。
※現実の金額を採用して下さい。
キャッシュフロー表では、
夫の手取り額が年々変化して
いっています。
50歳までは昇給するが、
以後は退職まで同額とみなして
表を作成しています。
ヒアリングで・・
「50歳時の予測年収」
を質問しています。
( 基礎データ4の一番上
)
Tさんが回答した年収
から
50歳時点の手取り額を算出して
表に記載しています。
で・・、
具体的に判明している
現状診断時点の手取り額を
表に記載します。
この金額差を、この2つの時点の
年数で割っただけのことです。
1年当たりに増える手取り
金額が分かります。
上昇率もこれから分かります。
ただし、元の元は・・
「Tさんが回答した50歳時年収」
です。
現状診断時点で・・
いつも会員には伝えています。
「収入は少なめに、支出は多めに」
などと意図的な回答をしていると、
現実と大きくかけ離れた、
まったく意味のない資料が
でき上がります。
できるだけ、
「現実はこうだろう」
・・と、今考えられる範囲で
近い金額を想定しましょう。
Tさんの場合も、
そうやって現実の金額が
現状診断のCF表の金額を
上回っているのであれば、
「50歳時の収入を低く見過ぎた」
ものと思われます。
実際に現状診断時点のCF表で、
Tさんの手取り額は・・
30代半ばで460万円、
50歳時点で496万円になっています。
30代半ばから50歳までに・・
たった36万円しか増えない、
そんな設定になっています。
本当にそうか?
・・ということです。
職場の先輩に探りを入れて
みましょう。
「今いくらもらってるの?」
ではなくって、たとえば・・
「30代のころに比べて
いくらぐらい増えました?」
のように・・。
なんとかして具体的な金額を
知って、CF表に反映させたい。
このことだけでも、人生は
まったく違うものになります。
※マイホーム取得シミュレーション。
上記グラフの通り、このままでは
マイホーム取得はできません。
どうするか?
キャッシュフローをもう一度、
しっかり吟味したい。
支出だけでなく収入も。
特に夫の収入は、しっかり
再吟味したい。
(本当はもっと収入が多く
なっていくのでは?)
収支を吟味して1年に60万円が
捻出できれば、10年で600万円です。
住宅取得後の人生が見えてきます。
キャッシュフローの工夫は、
徹底的にやったけど・・
あと数百万円がどうしても足りない
・・という場合は、
もう しょうがありません。
マイホーム計画のサイズダウン、
レベルダウン、・・ということに。
土地を買った上に・・
現在の借家より広くて快適な
空間を手に入れようとしています。
今の家賃と同じ負担で手に入る
わけがない。(当たり前!)
それでも人生やっていけるか?
・・を検証するために、
生活設計がある。
住宅屋が言う・・
「だいじょうぶですよ。
なんとかなるもんですよ。」
などという根拠のない無責任な
話とは違う。
さあ! どんどん
作業を進めていこう!
安心できる状況ができあがったら、
GO! ・・です。

50歳時の年収 ・・っと。
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