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自分の頭で考える生活設計。

〇顧問会員 希望
のYさん(30代)
( 相談:生活設計&マイホーム取得 )
2020.5.29 初回面談。
2020.6.中旬 新規顧問会員(予定)。
・・の初回面談の際に、
2社の見積書を見せられました。
※妻は、もう・・このうちの1社に決めて、
マイホーム計画を進めよう♪
夫は、ここで決めてしまって、
こんなに多額のことを進めても大丈夫なのか?
妻には 一旦 クールダウンしてほしい、
・・のように、
それぞれの印象が伝わってきました。
で、見せられた2社の見積書。
ざっと見ただけなので、私の記憶違いの
部分もあるかもしれませんが、
おおよそ、以下のような内容です。
雑誌で見つけた平家36坪の間取りプランが
自分たちの理想に近かったので、
同じ間取りで2社に見積もりを依頼しました。
1社目:4,400万円 ( 某 一条工務店 )
2社目:2,800万円 ( 性能志向 地元工務店 )
・1社目は、価格も高いし 売りに走る姿勢も
気に入らないので、没。
・2社目は、「一番いい内容で見積もった」と
言う割に 安いし、建物の感じもいい。
きちんと 比較検討した結果、2社目が良い、
という結論に至り、妻は早く進めたいようです。
※おバカさんです。
比較検討したことには、全く なっていない。
まったく同じ「間取り」を見た時でも・・
建て主の夫が思い浮かべる建物、
建て主の妻が思い浮かべる建物、
Aの業者が思い浮かべる建物、
Bの業者が思い浮かべる建物、
それぞれが、まったく別のモノになります。
なぜか? 建物は車ではないからです。
元々すべてが決まっている工業製品である車は、
選ぶ車種等によって 正確に金額が分かります。
が、マイホーム建築は まったく違います。
間取りだけでは、それぞれの業者の見積には
含まれていないものが圧倒的に多いし、
まったく同じ条件で比較しても、数百万円の
差がつくのは 現実に 当たり前の事です。
なぜか? 統一基準なんてないからです。
それぞれのハイスメーカーや工務店が、
それぞれの基準で見積もりをするのが 現実です。
マイホーム建築で まず 認識しておきたいのは、
「数百万円の価格差は 当たり前」
ということです。
安易にハウスメーカーを決めて進めると、
その業者の言い値で建築することになります。
500万円 余分に払っていても 気付きません。
だからこそ、最低でも まったく同じ条件での
業者比較が必要になります。
間取りプランだけでは 同じ条件での比較には
なりません。
だれが見ても「同じ条件」になるような資料を、
準備する必要があります。
それは 何か? 5つ・・あります。
1 平面プラン : 間取り
2 立面プラン : 外観
3 什器プラン : 造り付け家具・収納
4 配置・外構プラン : 外回りの計画
5 仕上げ表 : 4図面で表現できない繊細
4プランと仕上げ表まで作成すれば、やっと
まったく同じ条件での見積り比較が可能になります。
こうやって、全く同じ条件で比較しても、
実際のコンペでは、数百万円の価格差が
( サイズの大きな家では 千万円単位の価格差が )
発生しています。
だからこそ、しっかり 比較検討することが必要
になります。
間取りだけ同じでも、比較したことには
まったく なりません。
マイホームは これから造るものです。
何を含み 何を含まないか?
これから決めることになります。
最低、「4プランと仕上げ表」が必要になります。

間取りだけで価格比べ?
何の参考にもならないべ。
・・っと。
〇 商品販売をしない。
〇 しがらみを持たない。
誇りをもって、愚直に、
消費者側に立ち続けて19年目の
ファイナンシャル・プランナー事務所。
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