南側のお隣さんに接近して建築すると悲惨な事に

日記/記事の投稿

５年後に家を新築ってどうでしょう？
解体工事終了予定の 12月3日です。
生命保険に入る必要があるのはどんな人？
住宅ローン控除が継続に？　手続きは？
こんなモノがマイホーム建築の見積書？
基礎コンクリートそのままだと搬出できず
2700万円の新築は高望みでしょうか？
玄関のタタキ廻りのコンクリートで苦戦？
子供４人だけど住宅ローン6000万 GO！？
以後の出費が多いのに家を買うメリットは？

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2021/03/29

カテゴリ：マイホーム

たとえ現在は問題がなくても・・
　　　※そのお隣さんが将来総二階を建てたら？

自分の頭で考える生活設計。

モフモフ！　秋田犬の赤ちゃん。

〇メール顧問会員のＡさん（30代）
　　　（相談：生活設計・土地購入・マイホーム建築）

2017.5.17 、新規メール顧問会員に。
2017.6.19、現状診断終了。
2017.7.25、生活設計終了。（第2子＆マイホーム取得）
2021.3.3　土地購入実行支援料：55000円/年入金。
2021.3.8　再度メール顧問会員。36000円/年入金。
2021.3.25　マイホーム取得シミュレーション。

　　　※購入を検討している土地です。

　　　※マイホームに関する Aさんの希望。
片流れの屋根にした平屋風の外観

LDKは20帖程で天井勾配で広く見せたい

可能なら、LDK続きの和室か畳スペースが欲しい
（なくても良い）

寝室は5〜6帖
天井勾配を生かし、2階を設け子供部屋2つ（各4.5帖ほど）

洗面台は玄関近くに、出来れば脱衣室と別にしたい

脱衣室2.5〜3帖（洗濯機＋乾太くん＋収納）

トイレは2つ（玄関近くと2階）

カーポートは現状の位置で車を２台縦列で停めたい
（ファミリーカーとコンパクトカー）

BBQが出来る程度のお庭（6坪ぐらい？）

可能なら各部屋に収納が欲しい

　　　※たたき台プラン：2021.3.27作成。

メールをいただきました。

2021.3.27

武田つとむファイナンシャルプランナー事務所

　武田務様

こんばんは、お世話になります。

メール顧問会員のAです。

コメントありがとうございました。

本日、C不動産屋さんと土地の見学に行ってきました。

最近引っ越されたようで、空き家になっており、
自由に見学できました。

境界付近の写真撮ったので添付します。

こちらも、
現況での契約となり、契約後に確定測量となるようです。
　　　※そちらの不動産屋さんは、
　　　　いつもそうなんでしょうか？

　　　　確定測量を終えて、測量図も法務局に届け出て、
　　　　すべて終わってから「売地」として出して
　　　　契約！　ということにならないんでしょうか？

　　　　ただ、この土地に関しては、前回の土地ような
　　　　物理的に大きな問題をはらんでいるようには
　　　　見えないので、大丈夫かとは思います。

　　　　そのような「商習慣」が当たり前だとすれば、
　　　　やむを得ないかもと思います。

境界については、やはり境界杭が無いところがあり、
隣地と申し合わせし、承諾書を交わしてから、

解体作業に入りたいということでした。
　　　※はい、そのような事は、売りに出す前の作業です。

水道管は13mmでした。
　　　※はい、手書きの測量図を見れば分かります。

金額について、C不動産屋さんも300万円ほど高いと
いう認識でした。

今後、
買う意思が固まれば、価格交渉をして頂けるようです。

（売主さんのお気持ちはわかりませんが）

　　　※まあ、需要と供給の関係なので、
　　　　相場とは違う金額で折り合うことになるかも
　　　　・・です。

工務店選びについては、
今後積極的に地元工務店探しを行いますので、

いろいろと相談させていただきます。

プランの作成ありがとうございます。

私たちにはなかった発想がたくさんあり、

楽しくみさせて頂きました。

今回の土地でも私たちの希望が叶えられそうで
よかったです。

しかし全ての希望を入れると思った以上に大きくなる
ことが分かりました。
　　　※当初のお話の「2階建てで28坪」というのは、
　　　　かなり窮屈で狭いものです。
　　　　プランを作成する前から、想像がつきます。

お庭のことを考えるともう少しコンパクトにした方が
良さそうですね。
　　　※そんなことはない。
　　　　予算3000万円と言っていたのだから、楽勝。

値段も希望金額より抑えられる見込みでホッとして
おります。

今回のたたき台プランで2つ質問があります。

1､日を取り入れるためには道路側（南東）に窓を
　取るべきかと考えていましたが、

　南西側にとった方が良いのでしょうか。

　　　※いや、どちら向きでも大丈夫です。

2､私たちの希望で「カーポートは現状の位置で車を２台縦列」
　としたためこうして頂いたのかもしれませんが、
　　　※いや、そういうことではなく、
　　　　「2台縦列のカーポート」のポジションが、
　　　　この土地で一番日当たりが悪い部分です。

　　　　なので、その部分にかからないプランと配置
　　　　を考えた結果が、たたき台プランです。

　例えば家、駐車場、庭をこのように配置するのと
　どちらが有効（日当たり・お庭の取り方など）でしょうか？

　　　※・・と、Aさんが添付したプランが以下です。

　　　※道路側に駐車場も庭も取れば、日当たりの良い
　　　　いい感じの家になるのでは？
　　　　・・と、たたき台プランを 90度廻したようです。

　　　　建物は、上のお隣さんとの距離 1m数十センチ、
　　　　下のお隣さんとの距離も 1m数十センチ、
　　　　ということになります。

　　　　下のお隣さんの敷地の青い箱は2階建て、
　　　　緑の箱は平家のようです。　（　現在は　）
　　　　それでも南西側の敷地の建物ですから、
　　　　毎日午後は部分的に日陰になっていきます。

　　　　さらには、このお隣さんも、代替わりとか売却で、
　　　　ここに「総二階の家を建築！」なんて可能性も
　　　　無くはありません。

　　　※いずれにしても、この下のお隣さんの境界
　　　　から一定の範囲は「午後は日陰」になるという
　　　　前提でプランを考える必要があります。
　　　　（　たとえば茶色の斜線エリア　）

　　　　なので、このような向きの家を計画するので
　　　　あっても、日陰エリアに建物が配置される
　　　　ことは無いようにしたいものです。

　　　　プランをまったく別のモノにする必要があります。

　　　※「この家、玄関はどっちだ？」

　　　※玄関を探した訪問者は、狭い軒下を進んで行って、
　　　　ピンポ～ン・・ということになります。
　　　　貧相　・・です。

　　　　来訪者が玄関を捜索するような家ではダメで、
　　　　このような配置にしたいのであれば、
　　　　玄関の位置は下の絵の赤丸か黄色丸のどちらか
　　　　ということになります。

　　　　南東の角、最高のポジションを玄関に使う
　　　　おバカさんはいないでしょうから、
　　　　赤丸の位置を玄関にした新たなプランを考案
　　　　することになります。

　　　※マイホームプラン作りについて。

　　　　間取りプランは、土地形状、道路付け、隣地状況、
　　　　それに家の向き等々が相まって、決まってきます。

　　　　仮に「これは素敵なプランだ♪」と思っても、
　　　　（　それはその時点の条件で作られたモノで　）
　　　　単純にそれを 90度転回したのでは、
　　　　当然に、色々な不都合が発生するので、
　　　　使い物になることはありません。

　　　　なお、2階は小さな子供部屋が2つだけという
　　　　外見が平家に見えるプランの場合は、
　　　　（　切妻屋根で大屋根の家になる　）
　　　　一階の長手方向に一定の長さが必要になります。

　　　　たたき台プランでは６間ありました。

　　　　あと、プランの希望の中でいくつか質問
　　　　させてください。
　　　　●トイレや洗面を玄関近くにしたい理由は？
　　　　●脱衣室を異常に広くしたい理由は？
　　　　　（　28坪の小さい家が希望ならあり得ない　）

《　マイホーム取得シミュレーション　》
2017年7月

第2子誕生後のマイホーム取得。
何の問題も無く、順調な人生になります。

『住宅ローンは長く借りて短く返そう』

住宅ローンは、35年返済で借りるので、
当初予定は71歳完済の予定ですが、
このケースでは（グラフでも明らか）、
現役中に楽に完済できそうです。

長く借りることで・・『返済額を少なくして』、
毎月・毎年のリスクを小さくして、
なおかつ・・『貯蓄をしやすい状況を作り』、
積極的な繰上返済を可能にします。

やはり、住宅ローンは
『長く借りて、短く返そう！』

リスクを軽減しながら・・
積極的な繰上返済を可能にします。

決して、
当初から現役中完済を目指して
「60歳までの期間での借り入れ！」
・・などというおバカさんは、
決して、やってはいけない。

毎月・毎年のリスクが大きくなる。
日々のプレッシャーが甚大なものになる。
精神衛生上も良くない。
（当たり前）

死亡保障必要額検証結果　：　
《第2子誕生＆マイホーム取得後》

　　　　　　　　　　　現時点　　　　10年後
　　　　　　夫　－4,397万円　－5,698万円
　　　　　　妻　－3,740万円　－4,598万円

　　　　　　「必要資金」から「手当可能資金」
　　　　　　を引いた結果なので、
　　　　　　－（マイナス）は不要ということです。

　　　　　　夫婦ともに、まったく不要です。
　　　　　　健全な家計です。

　　　　　　幼い子供が2人いる状態で
　　　　　　マイホーム取得しても、
　　　　　　生命保険でお金をたれ流す必要は、
　　　　　　まったくありません。

《　A 家の概要　：　現状診断時点　》
2017年6月

家族　：　20代会社員の夫、
　　　　　20代会社員の妻、
　　　　　（2年後、第1子出産予定）。

相談　：　子供2人。マイホーム取得。生命保険。

住居　：　賃貸。（家賃：5.3万円）

収入　：　
　　　　　夫　年収397万円　（手取り312万円）
　　　　　妻　年収422万円　（手取り347万円）

貯蓄　：　831万円

借金　：　奨学金（夫）。127万円。金利0％。
　　　　　　返済月額：8,833万円。　残：78万円。

生命保険料　：　8.66万円/年（総額：46万円）

死亡保障必要額検証結果　：　 《夫婦のみ》
　　　　　　　　　　　現時点　　　　10年後
　　　　　　夫　－4,676万円　－7,793万円
　　　　　　妻　－6,428万円　－8,302万円

　　　　　　「必要資金」から「手当可能資金」
　　　　　　を引いた結果なので、
　　　　　　－（マイナス）は不要ということです。

　　　　　　夫婦ともに、まったく不要です。
　　　　　　生命保険でお金をたれ流す必要は、
　　　　　　まったくありません。

・・ということで、
夫婦共に生命保険は不要だったんですが、
子供が産まれた後は、どうなるでしょうか？

死亡保障必要額検証結果　：　 《第1子誕生後》
　　　　　　　　　　　現時点　　　　10年後
　　　　　　夫　－7,109万円　－7,844万円
　　　　　　妻　－7,452万円　－7,647万円

子供が産まれた年に、
「死亡保障必要額」がガクン！と下がるのは、
新たに「遺族基礎年金」がもらえるように
なるから・・です。

「子供が1人産まれたら〇千万円」
の死亡保障が必要！
・・なんてドンブリ勘定をしてはいけない。

きちんと計算すれば、まったく
逆の結論が導かれます。

保険屋さんの話を鵜呑みにしてはいけない。

自分の頭で考えよう。