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大手ハウスメーカーで
建てましたが
※おバカさんです。
自分の頭で考える生活設計。
1級FP技能士 武田 つとむ
発見したばかりの Q&A
記事を取り上げて、
コメントしています。
STOP WAR! STOP PUTIN!
Q
500万円ケチったばっかりに
満足のいかない家になってしまいました。
※ ・・。 そうですか。
世帯年収1000万、20代後半夫婦+乳幼児1人です。
先日5000万円ローンを組んで住宅を購入しました。
坪単価50万円の土地、
フルローンを借りましたが手元に800万ほど
貯金あります。
(控除をフルで受けたあと繰上げ返済予定です)
500万弱ケチったばっかりに、
18畳→16畳のldk
玄関+シュークロを2畳減りました。
減額のためでしたがやはり後悔が残りました。
(追加500万で思い通りにできると言われ
ましたが怖気付き…できませんでした…)
※ ・・。
クロス張りの状態ですが狭い…
特にLDKは絶対に削るべきではなかったです。
※ ・・。
どれくらい差があるか想像ができず、
ハウスメーカーが用意した比較画像で見て
きめたのが間違いでした。
※ ・・。
ハウスメーカの画像は優秀だから、
三畳間も広々と見えます。
広角レンズで撮っているのでほぼ違いがない
ように見えたのですが、実際は歴然でした。
※当たり前。
こんな家に5000万払うのかと後悔の連続です。
最近は鬱っぽくなってきてしまいました。
※初めてマイホーム建築して、
まったく後悔しない人はいませんが、
大変な状況ですね。
政令指定都市の主要駅徒歩15分の立地、
保育園〜高校まで全て15分圏内に揃っており
一等地です。
大手ハウスメーカーでスタンダードな間取りで
建てました。
※おバカさんです。
一番のマチガイはここ!! でした。
大手ハウスメーカーで建てたことが、
最大のマチガイ!
建築工事と関係ないことで、
500万円と言わず もっと大きな経費を
負担させられている可能性があります。
営業マンの人件費
展示場の建築・解体・運営経費
TV 新聞等々 宣伝・広告経費
豪華社屋の維持運営経費
カタログ他 小物類の製作経費
これらが 建物一棟当たりに数百万円の
上乗せになりますが、
建てた人たちは「高くて当たり前」と
なぜか勝手に 勘違いしています。
実家も近く、あと500万で最高の家になるはずでした。
※ ・・。
最高の土地だったのに…500万円、
月の返済でいうと1万円。
来年昇格が確定しているので捻出できたはずでした。
※ ・・。
子供2人欲しかったのに16畳は手狭で考えられません。
18畳でもたかが2畳違うだけ…と思いましたが
そもそも置ける家具が制限されるためそこから不満です。
※ ・・。
旦那は500万あげることに猛反対でした。
狭い方が冷暖房効率もいいし狭いままで!
と言われそのまま首を縦に振ってしまいました。
全て自分が招いた種です。
ですがずっとここに住むと思うと辛すぎます。
狭い玄関に吐き気がします…。
※ ・・。
今後どうしていけば良いでしょうか。
どうしても大手ハウスメーカーにこだわって
いたわけではないので、
ミドルコストメーカーの家への住み替えも
考えています。
※ ・・。
補足
書き漏らしがありました。
ファミクロも一畳削りました。
洗面、トイレ以外の部屋を全て一回り小さくした
という感じです。
主人はどうしても嫌なら売却しても…と言って
いますが現実的ではない気がします。
どっちにしろ損をするなら
満足いくよう500万増額するべきでした。
※おバカさんです。
この質問に対する回答は、他の回答者に
譲りますが、私の立場からは
この質問者を反面教師とした上で、
読者の皆さんに向けてアドバイスします。
一番大きいのは、
「大手ハウスメーカーで建ててはいけない」
ということです。
マイホーム建築は 元々地場産業です。
大手ハウスメーカーで建てる場合は、
全国のそれぞれの地場の工務店さんが
下請けで作業をします。
大手ハウスメーカーの利益確保のために
建築費は当然に 2~3割増しになります。
「純粋な建築工事費は 2~3割増し」
これに、
「建築費と無関係な経費 数百万円上乗せ」
が加わって、
大手ハウスメーカーの建築工事費は
わけのわからないレベルの金額になります。
大手ハウスメーカーで建ててはいけません。
「地元工務店は安いけど 内容が劣る」
なんていうのは、勝手な思い込みです。
全国に優秀な工務店はいくつもあります。
地元で10軒20軒あたってみましょう。
良い工務店を いくつも発見できます。
気密・断熱にこだわる、耐震にこだわる、
健康にこだわる、優秀な工務店さんが
全国各地に存在しています。
一度 大手ハウスメーカーで話した人が
地元工務店さんと話してみると、
「目からウロコです!!」
なんてことが 当たり前に起こります。
「500万円のために 我慢して狭く」
なんてことを検討する必要は全くなく、
「こんなに広く? この予算で?!」
信じられないことがたくさん起こります。
大手ハウスメーカーでは 我慢ばかり
していたのが、地元工務店との
打ち合わせでは全てがストレスフリーです。
が、地元工務店ならすべて安いとは限らず、
地元工務店どうしの「提案コンペ」でも、
価格差が数百万円とか、ひどい場合は
1千万円以上の価格差がつきます。
なので、どんな場合でも、
複数の工務店で契約直前まで比較検討、
これが必要です。
マイホーム建築で 最悪のケースは・・
「最初にハウスメーカーを決めて、
それからじっくり間取り打合せ♪」
です。 おバカさんの極み です。
A
底辺から申し上げると
500万ケチったご主人が正解
その500万は子供に残すか 災害対策への
さらなる強化費用としたり
それでいいとは思うのですが。
納得する家を建てるには
ご自身で建築士の資格を取り 大工の修行をして
思い通りに作るしかない
何ごとも最後は妥協とあきらめです
とことん自分の思い通りにしたいと突っ走るならば
犠牲もいとわずで
ご家族の思いを無視して
もう一度家を建てたらいいと思います。
家があるだけありがたいと思いませんか?
何を云われてもきっと不満が残る事でしょう。
今までもいろんな不満なかったですか?
A
住宅設計に携わる者です
1度目の新築ではほとんどの人が後悔をします
理由は3つあります
・"夢のマイホーム!"ということで
理想を抱き過ぎている
・人生で最も高額な買物なので当初の予定より
予算を削り理想から遠のく
・素人なので図面や画像から実物を想像しにくく
「思ってたイメージと違う!」
まさにあなたもこのパターンだと思います
建築家である僕の自邸でも
「ああしとけば良かった、こうしとけば良かった」
と後悔は多々あります
建築界では
『理想の家を建てるまでには3回の建替が必要』
と言われています
さすがに3回は僕ら庶民には無理ですが、
2回ならいけそうです
特にあなたのように若くして家を建てた人の場合、
60歳くらいで2回目を建てる人は結構います
いわゆる"終の住処"というやつですね
同じ土地に建て替える人もいれば、
今の家を売って別の土地に建てる人もいます
夫婦2人住まいなので平屋を建てる人が多いです
30代の子育て期と老後では
生活スタイルも全く異なりますからね
建ててしまったものは仕方ない、
前向きに楽しく生きていくしかないですよ
あなた1人の力で5000万の家は
建てられなかったと思います
それに子育て中の家庭にとって500万は大金です、
"たった500万"ではありません
旦那さんに感謝して
少しでも明るく楽しい家庭を築きましょう
もう一度言いますが、
特に若くして新築した場合は99%の人が後悔しています
情けないので口に出さないだけです
せっかく建てたマイホーム、
明るく楽しく住んで、60歳でリベンジしましょう!

隊長! また おバカを発見しました!
・・っと。
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