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2017/08/09
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カテゴリ: 運動
おはようございます。
いつもありがとうございます。
毎日毎日、多くのステキなことがあり、感謝しています。


体を動かすことと人と交流することが両方含まれるアクティビティは、老化した脳の知能を甦らせることがわかったそうで。
ボケない高齢者には教養と教育が必要です。
・教養=今日、用がある
・教育=今日、行くところがある


運動不足が死亡原因となるのは、世界平均が9%、日本人は16%だそうで、日本人は運動嫌いが多いようです。
厚生労働省の平成25年国民健康・栄養調査結果によると、30代で運動習慣のある人は12.9%、40代は16.6%、50代は20.7%で、減少傾向にあるそうで、 健康のために出費してもよいと考える金額の平均はわずか月3000円と驚くほど低額

積極的に体を動かすことで病気の回復も早まり、人間の体と頭脳は、たえず動かし続けることで初めて健康が保たれるようにできています。
しかし、 世界23カ国の健康意識調査 で、健康的な食生活は23カ国平均は59%が意識しているのに対して、日本は半分以下の29%・最下位で、十分な睡眠をとる:54%(ワースト3)、定期的な運動:39%(最下位)という主要国一の 健康オンチ国 です。

ウォーキングは、最も取り組まれている運動で、ウォーキングさえしていれば運動的に問題ないと思われがちですが、適度な運動負荷になる心拍数を維持することが重要で、インターバル速歩やインターバルジョギング、スローランニングなどがおすすめです。
しかし、ウォーキングをしても、加齢による速筋筋肉量の減少は食い止められないので、加齢による身体の衰えをカバーしきれず、代謝、ロコモ、メタボやサルコペニア対策には筋トレも重要ですが、あまりやられていないようです。
天皇、皇后両陛下は、皇居御所の庭を約1キロ散策することを日課とされておられましたが、2013年からスローランニングを取り入れられ、50段程度までは階段をお使いになっておられるそうです。

ジョギングでは「加齢による筋肉量の減少」は食い止められない
続けやすい筋トレ法 歩くだけでは不十分


日本は平均寿命こそ世界トップレベルですが、国民の約7割は岩盤のような健康管理無関心層(筑波大大学院・久野譜也教授)で、2014年厚生労働白書によると 健康管理は「何もしない」派が46%

運動習慣推移.jpg

動脈硬化と持久力.jpg



ジョギング、ウォーキングなどの有酸素運動を続けることで、脳の血液の流れが良くなり、脳の白質の衰えを抑えることができ、高齢になっての認知能力が衰えを最小限に抑えることができるそうで、スローランニングを加えたインターバルウォーキングはおすすめで、両陛下も習慣にされておられます。
筋肉は鍛えることで何歳になっても増やせますので、筋力の衰えが進む40代後半、遅くても50代からスローランニングなどを習慣にすると健康・長寿にプラス効果が期待できますね。


定期的な身体活動は、心血管疾患、脳卒中、高血圧、2型糖尿病、骨粗鬆症、肥満、ガン、不安や抑うつのリスクを明らかに軽減し、さらに転倒による負傷のリスクも低減します。
医師が参考にする診療ガイドラインでは、うつ病、不安障害、認知症、慢性的な痛み、うっ血性心不全、脳卒中、静脈血栓塞栓症、腰痛、便秘などの予防における運動の役割を明らかにしています。さらに身体活動が認知障害を阻止または遅らせ、睡眠を改善することが、複数の研究で証明されています。


自分に最適な運動は運動経験、生活習慣や運動目的・目標などによって異なりますが、よりよい運動効果を望むには年齢、運動経験や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせと頻度、休息、的を射たケアそして相応しい食・栄養が重要で、過不足なく習慣にしたいものです。




・有酸素運動を中心に種類は問わない
・1日に30分以上
・週に3~5回実行する
・ロコモ対策のため筋肉トレーニングも取り入れる


普通には動いていても筋肉量は、30歳を過ぎると1年ごとに1%減少していき、60歳を越えると減少率は加速し、20歳の筋肉量・筋力と比べると70歳では50%に、80歳では30%まで落ち込む人もいるそうで、ロコモとなり、要介護・寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけです。


アラフォーくらいになると体重は変わらないのにサイズが変わるのは、 「サテライト細胞」と呼ばれる筋肉細胞が脂肪細胞に変化してブヨブヨになる からです。

このような運動不足は、大量の飲酒や肥満に並んで、平均寿命を縮める主な要因だそうで、健康のために運動を習慣として行うことが重要ですね。
高齢になってから運動を始めた人でも、運動がもたらす恩恵は大きいので、気づいた時から行動に移し、遅すぎることはありません。
いつやるか? 今でしょう!!(笑)

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機能・気力・体力・活力の変化1410.jpg

また、 医師の47%は病人 (2014年日経メディカル調査)で普通の国民と変らない残念な現実があります。

長期的不調.jpg

慢性疾患.jpg

・人生で今日が一番若い。
・他人と過去は、変えられない。自分と未来は、変えられる(カナダの精神科医・エリック・バーン)
・予防に1ドル投資すると医療費が3.27ドル減り、生産性が2.73ドル向上する。(ハーバード大学)
・やる気よりやること。やる気があるだけではやらないのと同じです。行動こそが勝負です。(百寿医師・日野原重明先生)
・運動をする時間がないと考えている人たちは、遅かれ早かれ病気のための時間を見つけなければならなくなる。(エドワード・スタンリー伯爵)
・健康こそ最大の資産であり、史上最高の投資である (リチャード・ブランソン:ヴァージングループ会長)
・健康な身体を維持する意志力がないということは、人生を左右する重要な状況において、積極的心構えを維持する力にも欠ける。(ナポレオン・ヒル)

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そして、最新の研究によると毎日座り続けている時間が長い場合は、さらに 1時間に2分間の歩行を行うことが勧められる そうです。

長生きしたけりゃ「貧乏ゆすり」! デスクワークの悪影響を帳消しに?
理想的には30分の内20分は座り、8分は立ち、2分間は動き回ってストレッチするのがよい

高齢者での研究では、運動強度に関係なく、1日30分の運動を週6日取り入れると、死亡率が40%減少し、さらに週に数回、きつい運動をこなす高齢者は、ほとんど動かない高齢者に比べて寿命が5年も長かった そうです。
また、 健康で長生きの秘訣は何と言っても「日頃の運動」 との指摘もあり、毎日の生活の中に運動要素をうまく取り入れたいですね。


自転車、ランニングのような有酸素運動は、 心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかけると効率よく出来ます が、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。

スマートホンをお持ちの方は POLAR・H6心拍センサー がおすすめです。
今では、より楽な POLAR・GPS内蔵スポーツウォッチM400 とアップルウォッチ2を愛用しています。

有酸素系運動のめやす例 



・低強度:認知能力が高まる 負荷は50%程度
 私の場合は113
・中強度:集中力、判断力が高まる 脂肪燃焼 負荷は65%程度
 私の場合は131
・高強度:ストレスを感じ、覚醒する スタミナ改善 負荷は80%程度
 私の場合は150


しかし、運動にはメリットばかりではなくデメリットもあります。
・筋肉や関節などを傷める
活性酸素(老化の主犯) の害を受ける
・屋外では紫外線の害を受ける (ある程度までは有益)
などから心身のケアも重要ですが、軽視されている現実があり、 68%が半年未満でランニングに挫折 している大きな原因にもなっていますので、私はこのケア支援にも力を入れています。


厚生労働省の国民生活基礎調査によると、要介護となった人のうち骨折・転倒が原因は10.2%で、転倒・転落による死亡数は7761人にもなり、交通事故死よりも多く、増加傾向だそうです。


人間は動物なので
・動かないと動けなくなる
・動かないと認知能力も低下する
・動かないとQOL(生活の質)が低下する
・動かないと身体が硬くなり、怪我をしやすくなる
・動かないと老化が進む
・楽をすると楽なことしかできなくなる
そして、 サルコペニア 、さらに進んでロコモとなり、寝たきりになって寿命まで短くなるなるわけですが、 1日10分程度でも有効という研究結果 運動はどんなやり方でも効果がある など手軽な運動法がまとめられた記事が出ています。


何から何まで便利な時代になっている現代社会では健康維持・増進はそれなりの努力が要るわけで、食・栄養、運動もヘルス・リテラシーを高めて賢く選択して習慣化しないと不健康になってしまいます。


私もライフログがとれるスポーツウォッチやiPhoneアプリなどを活用してチェックしていますが、1日1万歩以上にはなります。

・エスカレータ、エレベータにはなるべく乗らず、できるだけ2段早登り
・近所を歩く時は、足指トレーニングに最適な特製草履の活用 
・普段はなるべく大股で速く歩く
・電車などではなるべく座らない、なるべく摑まらない
・週2~3回、加圧ベルトをして20分ジョギング、週末は30分以上ジョギング
・週2~3回、自転車MTBで心拍トレーニング30分
・週2~3回、加圧筋肉トレーニング
・タバタ・プロトコルの活用
程度を楽しく口角を上げて笑顔で習慣にしています。


適度な運動することでフィットネス度が高まるとQOL(生活の質)が上がり、健康寿命が延び、寿命も延び、さらに心にもよい効果がありますので、運動は習慣にしたいですが、散歩では負荷の軽くてあまり効果が期待できないそうで、運動は3つのバランスが大切です。

・有酸素系運動
・筋肉トレーニング
・ストレッチ

運動目的により変わりますが、よりよい運動効果を望むには年齢や体力に合った運動強度と運動量の組み合わせが重要です。
有酸素系運動なら心拍数をめやすにして目的に応じた負荷をかければいいわけですが、運動経験のない・少ない人はスポーツ医にご相談されることをおすすめします。


加齢とともに筋肉は脆弱化していくので年齢が高まるほど運動の必要性が高まりますが、便利なこと・ものが増えて日常生活は楽になり、日常生活での運動量・強度は減ってきています。

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加齢にともなう生体機能の低下.jpg

運動不足を感じている人は日常生活の中にトレーニング要素を入れることをおすすめしますが、やるかやらないかだけで、やらない理由は見つけにくいと思います。

運動指針2006.jpg

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心身の健康状態をよくし、体力をつけることは簡単ですので、お互いに明るく楽しく元気に笑顔で顔晴(がんば)りましょう。


私のライフワーク:質の高い健康とより幸福・豊かな人生を実現するお手伝い。
私が発明しているのは、「人類を救う宇宙人」であるという可能性です。


ランナーなどアスリートにおすすめです。
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**************************** 【以下転載】 ****************************

朗報です! ダンスを習うことは、脳の老化を防ぐのに役立ちます。米イリノイ大学などの研究チームが、ウォーキングなどのエクササイズやダンスが脳に及ぼす影響を比較したところ、ダンスには加齢による脳の衰えを遅らせる効果があることが明らかになりました。

歳を取ると脳が変化し思考スピードが遅くなることは、専門家でなくても、中年以上の人ならば誰もが知っていること。新しい情報を脳が吸収し、検討し、反応するスピードの目安となるのが脳の情報処理速度ですが、これが加齢で最も変わるポイントです。処理速度のテスト結果は40歳を過ぎたころから下がり始め、歳を取るにつれて老化はさらに加速していきます。

この衰えの大きな原因は、脳の「通信ケーブル」に当たる神経線維の集まり「白質」のほころびによるものではないか、と科学者たちは考えています。白質は神経細胞(ニューロン)間で信号を受け渡し、脳の各部へメッセージを伝えています。若いころは、ニューロンからニューロンへのメッセージの伝達が高速ですが、歳を取った脳では白質がやせ、効率が悪くなるため、メッセージがつかえたり、伝達スピードが遅くなったりするのです。


座りがちの生活に終止符を

研究には認知脳力に問題がない60~70代の男女ボランティア174人が参加しました。大半の人は座りがちの生活をしていますが、なかには時々運動している人もいました。研究室ではエアロビを使ったフィットネステストや、情報処理スピードと脳のMRI検査を含んだ知力検査を行いました。

検査後、ボランティアはいくつかのグループに分かれてそれぞれ、「週3回1時間ずつの早歩き」、「週3回の軽いストレッチとバランス・トレーニング」、「週3回1時間ずつのダンス」を始めました。

ダンスのクラスでは、カントリーダンスを段々複雑にしていき、最後は大勢で列になって向き合い、次から次にパートナーを移動していく練習をしました。

6か月後、ボランティアたちが最初と同じ検査を受けると、加齢による白質の老化は全員の脳に共通してみられました。変化はわずかでしたが、白質が縮小し、ニューロン間の連結の数も減っていました。

老化が特に目立ったのは、年齢が最も高い層の中で、今回の研究に参加するまでほとんど座って過ごしていた人たちでした。


振り付けのマスターや仲間との交流がカギ

一方、6か月前と比べて白質の健康状態が明らかに改善していたグループがありました。ダンスのグループです。処理速度や記憶に関わる脳弓の白質の容積が増えていました。

新しい振り付けを覚えてマスターするというダンスの「認識要求」が、脳弓の細胞に生化学的な影響を与えた結果、「通信ケーブル」の密度や量が増えたのではないか、と論文の著者であるコロラド州立大学のアグニスカ・ブルジンスカ教授は述べています。

ただし、こうした白質の変化は、6か月後の認知機能テストの結果にははっきり表れませんでした。白質の減少はみられても、ほとんど全員が最初の思考テストよりも良い結果を出したのです。

ブルジンスカ教授は、脳の構造に起きる変化と、思考や記憶に問題が出てくる時期にはタイムラグがあるのではないかと推測しています。

この研究で勇気づけられるポイントは、「体を動かすことと交流することが両方含まれるアクティビティ」は、老化した脳の知能をよみがえらせるという結果です。「座りがちの生活にならないように」とブルジンスカ教授は言います。

テストに参加したボランティアの中で、6か月後に白質に最も老化がみられなかったのは、元々何らかのエクササイズをしていた人たちでした。さらに白質に改善がみられたのが、ダンスのグループに参加した人たちでした。

この研究は短期間のものでしたが、ブルジンスカ教授いわく体を動かすこと、しかもダンスを覚えることがおすすめということです。

(出典: The New York Times News)





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最終更新日  2017/08/09 05:00:05 AM
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