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シーズンフィナーレ、前半。衝撃の予告編の後は、シーズン3をかけて小出しに語られたギブスの過去がついに明らかになりした。おーそうだったのか。ちょっと後付設定ぽいけど。(爆)以下、ネタバレ注意!トルコ船籍の「バキア・カミア号」で情報捜査中のギブスは、情報提供者のガリブ捜査官と密かに接触し、テログループ「アブ・サヤフ」のメンバー、ピンピン・プーラが軍需品輸送船「ケープ・フィア号」に乗り込む予定だという情報を得る。目的は紅海で物資を積み込む予定の船を爆破することらしい。しかし、突然爆発が起こりギブスは巻き込まれて意識不明の重体に陥る。頭を撃っているので、どういう障害が起こるか予測不能だ。NCISのメンバーは謎の「ピンピン・プーラ」を探し出すとともに、ギブスの容態を見守る…「シュート君には悪かった」というセリフがあったり、「ジェシカ・アルバとは婚約寸前だった」というセリフがなかった(訂正:確認しました)ところを見ると、どうもオリジナル放送がカットされているような印象ですね。ボスの緊急事態にギブスの真似をしてチームの統率を取ろうとするトニー、強がってみても実は不安でたまらないジヴァ、平然としているジヴァに食ってかかるアビー、いつもの語りかけでギブスの力になろうとするダッキーなどそれぞれの対応が見物でした。ポーツマス病院の婦長さんとのやりとりも面白かったですね。きっといつもお偉方がやってきて特別扱いを要求するのでしょう。シェパード局長が電話をかけたのは(コンディ)ライス国務長官?捜査の対象となった船がトルコ船ということで、トルコ語に堪能なジヴァが取り調べをしました。どうしてそんなことが出来るのかと始めはふざけていた船長も、「モサド」と聞いて真っ青に。さすが、泣く子も黙るモサド、ということなのでしょうか。おかげで、テロリストは絞り込めたようですが。火傷は別として、取りあえず命を取り留めたギブス。脳波には異常がないが、昏睡状態から目覚めない。実は、1991年の湾岸戦争の時にも同じような事があったらしい。ここで、初めて語られるギブスの辛い過去。パープルハート勲章をも受けたギブスは、任務中に妻子が殺された事を聞いてショックで飛び出し、地雷に触れた。(あるいは爆撃を受けた?)その時に、ギブスは19日間にわたって昏睡状態だった。その時の担当医師、ジェルフォンド大佐が偶然ギブスを診て当時を思いだした。ギブスは脳に損傷はなかったが、トラウマを抱え自分の意志で目覚めるまで眠り続けたという。シェパード局長も、さすがに過去の湾岸戦争以前のギブスの事については何も知らなかった。ギブスは再び悪夢を見る。前回目覚めた後、水兵の殺人事件を目撃し、NCISの捜査官と一緒に車にいるところを狙撃されたということを知らされた。自殺も考えたギブスは復讐の炎に燃え、スナイパーとして犯人を追い、殺してしまった。その瞬間目覚めたギブスは、何とダッキーの事を覚えていなかった…びっくりの展開ですが、復讐のくだりはなんとなくCSIマイアミの展開と似通っているような…同じ時期でしたので、たまたま同じになったのでしょう。(爆)でも、今シーズンずっと引っ張ってきた話題が判って、満足です。これでギブスが勲章に全く関心を持たないのも判りますね。失ったものが大きすぎる。その後に何度も結婚しても上手くいかない。次回は予告編のおかげで、どこまで記憶を失ったかが判ってしまいましたが、どうやってギブスが元に戻るのか、ギブス抜きでトニーたちがどうがんばるのか気になります。トニーの映画話、「ユージャル・サスペクツ」、「サウンド・オブ・ミュージック」、「ロシアより愛を込めて」、「黄色いリボン」などなど。マクギーは「3匹のこぶた」ちゃん。(爆)
August 31, 2008
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バレンタインエピソードらしく、各人の恋愛の形が語られた様な感じ。キャメロンとチェイスについては、やはり役者さん当人同士の関係が、当時どうだったのか気になります。そして、ついに来た、ハウス/カディ!!やっぱり~先週2人の雰囲気をそうだと思ったわ。(爆)香水を感じてデートを想像するなんて、やっぱりハウスも男だったか。雪のバレンタインの夜、ハンナが母親と共に交通事故に遭い、ERに運ばれてくる。ハンナの母親は重篤な状態で手術を受け、ハンナはしきりに母親を心配する。ハウスはハンナの様子に興味を持ち、CIPA(先天性無痛無汗症)ではないかと言って、検査と神経生検を望む。カディもウィルソンもハウスが「痛みを感じない」ハンナだから自分のために研究したいのか、と危険な生検に反対する。時々妄想を起こすハンナは高熱を出し、あらゆる検査でも異常が見つからない。やがて、下半身の神経が麻痺し始め、妄想を起こしたハンナはバルコニーから落ちて骨折してしまう。母親の手術が終わり、対面したハンナは流したことのない涙を流し、痛みを感じるという。カディから生検の許可を得たため、神経組織を調べるとハンナはCIPAではないことがわかる。ハウスはB12欠乏症を疑うが、ハンナはERですでに注射を受けていたことから、ハウスは何かがハンナのB12を奪っていると考える。バレンタインなので、フォアマンが例の看護士とデートするとか、カディがオンラインで知り合った男性とデートなど、いつになくハートマークが飛び交っている雰囲気でした。(爆)でも、最後のキャメロンのオファーはびっくりしました。身体だけの関係でチェイスと付き合うという。それ以上の関係になったら別れるとは、本当なのでしょうか。キャメロンは、フォアマンから「本物の愛」を知らないと指摘されて、ショックを受けたのでしょう。「君の結婚は始めから相手が死ぬことが判っていた。しかし、普通結婚には終わりはない。君は末期ガンの夫に短期のボランティアをしたようなもの。深い関係を避ける人は、それがどういうものかを知っているものだ。」これはフォアマン自身にも当てはまる言葉だったのですね。せっかく良い感じの彼女(ウェンディ)に対して、他の大学の研究コースを紹介して自分から離れるようにし向ける。どうして、ハウスのチームは皆、人を寄せ付けないのでしょうね。(笑)しかし、ハウスはカディのデートを邪魔しながら、無意識にカディとの繋がりを確認したかったかも知れません。子供っぽいハウスですから、いじめればいじめるほど、実はその子のことが好き、という小学生並みの心理が当てはまりそうですね。(爆)カディもデート相手から、ハウスと話すときのように僕にも話して欲しいと言われてしまうので、誰が見ても「何かある」ということなのでしょう。CIPAの病気は非常に珍しいと言っていましたが、とても辛いものだと感じました。痛みがないので、常に心配している母親の気持ちも理解できます。何とかお母さんに助かって欲しい。しかし、腹の中にサナダムシがいたとは!!(驚)ハウスは、痛みを感じないハンナに自分の痛みを治療する手がかりを感じていたのではないか、とウィルソンに指摘されていましたが、彼が言うのから正しいのでしょうね。ゲイの看護士と寝ていた弁護士の話、というのはどういうジョークなのでしょうか。Hit the Ground by Lizz Wright
August 28, 2008
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トールマン州上院議員と、精神科医のデイビスがそれぞれ人前で射殺され、いずれの犯人も直後に自分に銃を向け自殺を図る。一見関係がない被害者と犯人だが、どちらの犯人もアンフェタミンを過剰に摂取しており、国から年金をもらっていた。ドンの元へCIAのレイモンド捜査官が現れ、上院議員を撃ったミンはもとベトコンでアメリカの捕虜となり、30年前にCIAの極秘任務に関わっていたという。また、デイビスはチノ刑務所で精神科医をしており、犯人のコスタボは元キューバ難民で、チノで服役していたことがある。デイビスは、囚人に「ブルータス・プロジェクト」という実験を行っていた。やがて、2つの銃の出所を探ると、「マーカス」という男が銃の代理買いを依頼したことが判り、ミンとコスタボに銃を渡していたと思われる。レイモンド捜査官によると、かつて敵の工作員を捕らえ、特殊な催眠実験を行うことによって、彼らをスリーパー・エージェントに変え、本国に戻ったときに指導者を暗殺し、自殺するようにし向ける実験が行われていたという。ミンもコスタボも敵のスパイだった。実験はその後打ち切られ多くの「被験者」が野に放たれたという。誰かが、被験者に銃を持たせて、実験を再開したらしい。次のターゲットは誰なのか。そしてマーカスとは?冷戦時代に、相手のスパイにあらゆる人体実験をして洗脳し、国に戻ってから殺人マシーンにするとは、まるで「バトルスター・ギャラクティカ」のサイロンのようではありませんか。(それをモデルにしたのか!)それが上手くいかなくて中断していたのに、再開することになったというのは、やはり昨今のきな臭い国際情勢のためなのか?CIAは捜査協力を求めてきたのに、犯人が分かると後は機密として今後の実験についても、何も教えてくれない。こんな非人道的な実験を許すのか!、とドンは怒り狂っていました。彼らしいですけどね。なかなか凝った展開でしたね。「ブルータス作戦」というのは、信頼していた仲間に裏切られるということですよね。今回、あっと驚いたのはラリーが宇宙ステーションのペイロードスペシャリストに選ばれていたということです。実際は、何年も前から準備して訓練に入るはずなので、「来週から訓練に行くよ」というような気軽なことはないでしょう。でも、チャーリーにとっては、ラリーが自分の知らないところへ行くというのは許せないことなのでしょう。それこそ、ブルータスに裏切られた思いかも?コスタボ役は、デクスターのエンジェル刑事でした。(この間もクローザーで見かけたばかり)また、「マーカス」役はエバーウッドのアボット医師でした。やっぱりお医者さん役でした。(笑)
August 28, 2008
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ゲストにDavid Keithを迎えて、いつものSVUとは違う感じのエピソードでした。ステイブラーは少女のレイプ事件で、少女の祖父を有罪に持ち込めなかったため、荒れ気味になっている。そこへ喉を切り裂くレイプ殺人が連続して起こり、同期の仲間だった殺人課のホーキンス刑事がやってくる。状況が、18年前ホーキンスが逮捕した犯人ロジャーの犯行に似ていて、しかもロジャーは今出所しているというのだ。ステイブラーとホーキングはロジャーを追うが、ステイブラーはロジャーは無実にも関わらず、手柄を焦ったホーキンスに有罪にされていたことを知る。ホーキンスに償いを求めたステイブラーは、過去の資料から新事実を発見して真犯人を追う。容疑者は税務署職員アーサー・ブラサードで、7件の殺人事件に関係していると思われるが、確証がない。SVUは18年前の事件の証拠品から、DNA検査を行おうとするが…首を絞め、喉を切り裂いてから、レイプし、現場に白いバラを残していく犯人。シャワーを浴びて、証拠を消すなど、Dr.ファンのプロファイリングによると、犯人は几帳面で冷静な面があり、しかもロマンチックな面もある。ロジャーはそれとは明らかに違うイメージですね。気の毒に、18年前、担当のホーキンスが無実と判ってロジャーをはめてしまった。失敗を挽回するためだった。最近また残忍な事件が増えてきたので、またロジャーに罪を着せようと思ったという、これは到底許せないことです。この、ホーキンス刑事ですが、いきなり現れてルール無用のタフガイ刑事というか、勝手にリーダーのような言動をするし、酒浸りだし、SVUでこういう問題を抱えた刑事は滅多にいませんね。くさっていたステイブラーも、これにはいかんと思ったのでしょう。ホーキンスにやり直しを勧めて、自分も立ち直る。始めはベンソンが力になるのかと思ったのですが。そして18年前の事件で、被害者を税務署職員のアーサー・ブラサードが被害者を訪問していたことが判ると、次の犯行に及ぼうとしているところを逮捕する。しかし、キャボットは犯人だという確証が足りないという。それで最初の被害者の墓を掘り起こし、DNAの比較を行って決定的な証拠を突きとめる。万事休すと悟ったアーサーを追って、ホーキンスはビルの屋上を追いかけるが、ここでお決まりのシーンがありました。(苦笑)逃げ場を失って、屋上からぶら下がるアーサーを「死ねばいい」というホーキンス。「正義はどうした、殺しちゃいけない」と説得するステイブラー。CSIマイアミじゃないんだから、そんなくさい芝居見せないでよと言いそうになりました。冒頭の、孫をレイプしたというオヤジはまた出てくるのでしょうか。
August 25, 2008
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フリンとプロベンザの不良オヤジコンビによる爆笑エピソード、第2弾!今回は、死体を前に、先に埋めてから後で掘り起こそうとか、やりたい放題。もう、この2人が組むだけで最高です。しかも、そこまでしなくても十分に可笑しいのに、他にも小ネタがてんこ盛りで一々書ききれません。あー可笑しい。フリン警部補の元パートナーで私立探偵をしていたレイ・ホッジの葬式で、ホッジの棺桶からブロンド美女の死体が出てくる。教会の階段で次に結婚式を行う予定の花嫁は、犯罪現場として使えなくなったためにブレンダに食ってかかり、その様子がネットに流されてしまう。花嫁の親は結婚式を妨害したとブレンダを訴えるという。棺桶の女性は絞殺されており、体内のインプラントから、形成外科医ストーンの元で手術を受けていたスー・エメリーと判る。スーはコールガールで、ホッジの依頼人を密会の写真などで脅しており、フリンとプロベンザはホッジから届け出を受けて、捜査に協力していた事を黙っていた。ブレンダは、スーの恋人でマネージャーをしているスコットの身柄を確保する。一方、葬儀社のオーナーは棺桶に別の遺体が入っていたことについては何も知らないと言う。ブレンダは、スコットを盗聴することにする…まず、ブレンダと気の強い花嫁(確か、CSI:NYに出ていたような)のキャットファイトはすごかった。それを撮影した証拠のビデオがあるので、警察側には落ち度はないが、You Tubeに流されて、ダウンロード1位だという。ブレンダの災難に、ここぞとばかり、テイラー警視正の笑うこと笑うこと。(爆)ポープは調整役というか、今回はしきり役でしたが、とにかく「落ち度はないか」とそればかり気にしている。そして、フリッツといえば、気になるのは新居の下見にブレンダが来れないこと。この関係は、普通のカップルとは男女が入れ替わった形ですよね。ブレンダは事情を聴きに行った形成外科で勝手に「診断」されてしまう。「当ててみましょうか。(This is a fun part.)悩んでいるのは、その大きな口ですね。」口紅の色を変えて、塗り方を控えめにすればよいというわけですが、その後、ブレンダは唇が気になって仕方ない。(爆)ダニエルズに「私の口って変かしら?」と質問すると、「それは友人としてお尋ねですか、それともチーフとして?」と言われて、服のセンスと同じように変だと認められてしまう。確かに、まるで生肉を食ったように真っ赤な口紅を塗りたくったメイクは、彼女の個性なのでしょうね。ブレンダの服のセンスも警官ぽくなくて、学校の保護者会に行くようなファッションですので、やはりかなり浮いていたわけですね。さっそく、レブロンの口紅を買ってきて鏡の前で、塗ってみる。そういうところが、またかわいいのですが。それを見ているフリッツは、またまた「新居の下見に遅れる~」と。(爆)お前はそれしか気になることはないのか!!「私の口って、好き?」と聞かれると、もちろん「愛している」と答えるのだけれど、つい機嫌を取ろうと余計な事を言って、ブレンダに捜査のヒントを与えてしまう。形成外科医がスーと付き合って、金を脅し取ろうとされたので殺したのでした。医師は葬儀屋で死体の修復をしていた関係で、出入りは自由だった。葬儀屋さんはスタートレック・ヴォイジャーなどでおなじみのRobert Picardoさんでした。ナーバスでいかにもぴったりの役柄でしたね~フリンとプロベンザに対する今回の「お仕置き」は、盗聴の申請書を書くこと。何と、40ページもあるのですね。従って、徹夜になるという。まあ、前回の時のように品物でねだられるよりは、それで済んで良かったのかも。中止になった結婚披露宴のケイタリングをちゃっかりいただいたり、相変わらず頭の回るプロベンザです。ブレンダは気の強い花嫁にさんざんバカにされて怒り心頭なのですが、スーの持っていた特ダネ写真の中に、花嫁のビフォー&アフター写真があって、それと引き替えに相手に訴えを引き下げるように取引。結局、花婿はどの人だったのだろう。(笑)モリーさんのブログ
August 25, 2008
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毎回誰かが危機に陥るNCIS。今回、狙われたのは…全編、スタートレックネタでまとめられてました。知っている人はそれだけでも、十分に楽しいですが、エピソードとしても面白かったですね。ジヴァが逮捕した容疑者ブライアン・デンプシーが、NCISのエレベーターの中で急死する。ジヴァは態度が悪いブライアンの喉を殴ったことは認めるが、死因がはっきりするまでギブスはジヴァを担当から外す。やがて、局長のジェニーがブライアンの兄、ジェームズに誘拐されたことが判り、ジェニーの命と引き替えに、押収したヘロインと弟を要求してきた。ジェームスはブライアンの死を知らず、猶予は2時間しかない。ギブスはジェニーの捕らえられている場所を探り出し無事に彼女を救い出すことはできるのか?ジェームズはスタートレック・エンタープライズのConnor Trinneer、ちらりと出てきたホテルの駐車場の管理人は、スタートレック・ヴォイジャーのTim Russですね。まず、エレベーターの中でブライアンの首に触っている段階で、バルカン・ネックピンチでもやったのかと思ったら、案の定トニーが「Vulcan Death Grip」と言ってくれましたね~クライムシーンには必ず制服を着なければならないというマクギーやら、「捜査官デビュー」ではしゃぐアビーなどいつものように楽しいですが、やはり外されたジヴァに対して慰めているマクギーが良いですね。「私なら痕跡を残さず殺せる」というもの、なるほど。ギブスもダッキーもジヴァを信じているのでしょうが、やはり慎重な対応です。ダッキーはパーマー君に「アール・グレイを」と言ったのも、スタートレック・ネクストジェネレーションのピカード艦長に倣ったのでしょうか。(笑)ところで、ダッキーの父親はスクルージのような守銭奴で、それ故両親が離婚したとか、またまたマラード家の秘密が暴露されていました。ジェームズは、悪人ではあったが、よく問題を起こす弟思いの兄だった。ドラッグカルテルのリーダーに押収されたヘロインの代金を払わなくてはならない。せっぱ詰まったため、ジェニーを襲ったという。そのジェームズを9ヶ月追っていたのは、久しぶりに登場のキャシー・イェーツ特別捜査官。彼女の発言が、何かとジヴァを責めることになって刺激する。ジェニーの秘書によると、局長のスケジュールはカモフラージュされていて、実際はギブスにも教えられないというが、いざとなるとギブスはジェニーの携帯番号を知っているのですね。今回は2人の間だけに通じる「コートが欲しい」というメッセージがありました。これはまた昔の任務で何かがあったのですね。こういう繋がりもステキ。そして、「He thinks of me as a wife」というのもニヤリとしました。ジェームスはそれをギブスが必死で彼女を取り戻すと思ったでしょうが、そうではなく、「He's had three」。3人も妻が居た、ということは簡単に切り捨てる、ということですね。(爆)ジェニーも元スパイらしくたくましかったが、最後はギブスに助けられることになってばつが悪かったようですね。いろいろ言い訳したあげく、「まだ何か言いたい?」「まあ、コーヒー飲めよ」。ところで、あのタイトなスケジュールは驚きました。そして、2人だけで会っていた"BOB"という、ボブ・サマーズ下院議員というのは、どういう関係なのでしょう。「友人です」という秘書の表情が気になります。(爆)マクギーが飛行場を特定し、内勤だったジヴァも駆り出され、最後は死人を車に座らせてトニーが足下で運転。チームの連係プレイも良くて、ギブスは見事にジェニーを救いました。ブライアンは元々くも膜下の動脈に欠陥があったため、それが脳内出血し死んだと思われる。でも、それとジヴァの関係は言及せずで一件落着。次週は2パーターのシーズンフィナーレですね。ギブスが気になるな~モリーさんのブログ
August 24, 2008
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今週は割合シンプルなお話。16歳のスティーヴィがデート中に呼吸停止で運び込まれる。心電図などには異常がなく、血性の胸水がみられた。ハウスは「配管の漏れだ」とし、静脈造影を行うように言う。血栓が疑われたので、フォアマンはさらに動脈造影を行おうとするが、スティーヴィは腹痛を訴え血栓のために肝不全を起こしていた。キッズはウェゲナー肉芽腫の疑いも考える。ハウスは何かが動脈を突き破り出血が塊となったと考え、治療する。しかし、また腹痛があり膀胱から大量に出血するなど、患者は出血を繰り返す。激しい腹痛で腹を切開すると脾臓が破裂していたが、他に小腸には異常が見られなかった。スティーヴィの家族が治験中の新薬の使用を認めなかったため、内視鏡で見ると爪楊枝が腸を突き抜けていた。出血の原因はうっかり呑み込んだ爪楊枝が体内を移動したためで、爪楊枝が水分を吸ったためにMRIなどでは見つからなかったのだった。今回は患者のスティーヴィ君がロマ(今はジプシーのことをそういうらしい)で、ニュージャージーでは1997年までロマを閉め出す法律が有効だったというというのが知らない話でした。彼らには独自の文化や風習があるそうですが、家族が出てきて医者の言うことは信用できないと団子ハウスたちを拒否したり、住所が定まらなかったりとドラマとして、目新しいことばかり。その中で、フォアマンエピソードでしたね。スティーヴィは優秀で、家族の風習のために勉強の機会を奪われているのでフォアマンとしては、手をさしのべて機会を与えようという面倒見の良さが彼らしいです。でも、スティーヴィは家族を捨てるつもりはないという。あなたたちはみな、独身でしょう?と言われるとなるほどそうですね。別に医師だから結婚できないわけじゃないと思いますが、家族との関係に問題を抱えている人たちばかりなのですね。ちょっと一面過ぎる展開だと思いましたが、手術の途中でハウスが見かねて車椅子から立ち上がったことがメインポイントだったのでしょう。一方、ハウスは身体障害者用の駐車スペースに新しい研究者が入ったことで、カディに反抗。カディは先週からハウスをいじめることにしたみたいですね。(笑)ハウスも、一週間車椅子で過ごしたら元に戻してやるというので意固地になって、誰も見ていないところでも真面目に車椅子。(爆)カディとハウスのケミストリーはドキドキしますね。最後はいつもハウスに良いようにやられるので、ちょっと気の毒です。ウィルソンに「アイアンサイド医師」と言われたのがおもしろかった。「君こそ子供の頃から友達が居なくて、テレビが友達なので誰も知らないポップカルチャーについてコメントできる医師だ。」ハウスの方がよくテレビを見ていませんか?(笑)
August 22, 2008
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ゴールデングローブ賞主演女優賞受賞、エミー賞ノミネートなど、実力派のキーラ・セジウィックによるクライムドラマ。といっても社会派ではなく、主人公ブレンダは、相手を自白に追い込む絶妙のトークが武器の、どちらかというと「刑事コロンボ」タイプの警察官だ。そして仕事では決して隙を見せない勝負師でありながら、一人の女性として私生活がだらしなかったり、甘い物に目がなかったり完璧でないところが魅力。出身が南部のために、ベタベタの南部訛りでしゃべり、レディとして振る舞うことから、「うちのスカーレット・オハラ」と呼ばれることも。ファッションも通販カタログ風のお手ごろ感。出世やメンツにこだわる警察社会では、ブレンダの女王様オーラが異質で、脇を固める男たちも、仕事の出来る女性に戸惑う様子が実に楽しい。一話完結のドラマではあるが、ブレンダのプライベートは継続して描かれる。同棲中のFBI捜査官のフリッツは、レディに尽くすナイトというか、ブレンダを手のひらで泳がすお釈迦様というか、ちょっとあり得ないキャラクターで面白い。上司は元恋人という複雑な関係。全体的に女性向けの味付けが心地よい。
August 20, 2008
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実在の女性・法医人類学者(forensic anthropologist )キャシー・ライクスのベストセラー小説に着想を得た、ユニークな犯罪ドラマ。主人公のテンペランス・ブレナンはキャシー・ライクスの小説に出てくる同名の学者だが、テレビ版では多少設定が変わっている。一番大きい違いは、行動派で学者肌のブレナン(ボーンズ)と、昔気質の刑事タイプのFBI捜査官ブースの2人を中心にドラマが展開すること。腐敗したり、損壊された遺体が彼らの捜査の対象で、難事件の捜査を通じて、対立しぶつかり合う2人の関係が微妙に変化していく。友人でも恋人でもない独自の「関係」は本編以上に見物である。演じるエミリー・デシャネルとデイヴィッド・ボレアナズの息のあったやりとりも魅力たっぷり。デイヴィッド・ボレアナズは、「バフィ/エンジェル」のヴァンパイア役から、元スナイパーのFBI捜査官ブースという新たな当たり役へと移行した。シーズン1の出だしは必ずしもスマートとは言えないが、回を重ねるごとにキャスト間の息もあって、見応えある内容になっていくので見て欲しい。CSIなどの犯罪捜査ドラマよりもキャラクター・ドラマである。FOXでは今年の10月にシーズン3を放送する予定で、DVDも順調に発売されている。
August 20, 2008
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高校生ホラーというジャンルが当てはまるのは、前半の3シーズンまで。サブキャラクターのエンジェル(デイヴィッド・ボレアナズ)にスポットを当てたスピンオフ「エンジェル」が始まった4シーズンからは、サニーデールという架空の町にある「地獄の口」を巡って、主人公のバフィの成長を描きながら、スレーヤー対デーモンの壮絶な「正と悪」の闘いが繰り広げられる。世界的にSF、ホラージャンルではもはやクラッシックとも言われるカルトなドラマ。魔術、古文書、古代の遺物などのアイテムを武器に、バフィ(サラ・ミシェル・ゲラー)はヴァンパイアとカンフーで戦う。オリジナルのメンバーによる社会を斜めに見た軽い会話は最後まで楽しかったが、バフィの恋愛などメロドラマの要素も多く、他のキャラクターも苦しみ成長していく。敵となるヴァンパイアなどお馴染みの悪の存在は、少女たちを取り巻く誘惑や危険な存在の比喩となっていて、「ガールズパワー」がテーマとなった。それだけでなく、Joss Whedon(ジョス・ウィードン)によるヴァンパイア~スレーヤーのファンタジー世界観は、スピンオフ「エンジェル」を始めたことによりさらに発展し、奥深くなっていく。日本ではFOXで全7シーズン放送されたが、残念ながらDVDは2シーズンまでしか出ていない。ただ今、3シーズンがサイファイチャンネルで放送中で、DVDの発売が待たれる。合わせて「エンジェル」のDVD化も望まれる。
August 20, 2008
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FBIが悪徳企業と闘い、いつもより、力が入ったエピソードに感じました。(爆)連邦検事補役は「ホワイトハウス」のウィル・ベイリー(Joshua Malina)。保護者の一人として出ていたのは、「The Wire」のディアンジェロ役、Larry Gilliard Jr. ですね。今回から登場の新学部長見るドレッド(ミリー)はパワフルなおばちゃんですね。しかも、アランと息があってデートまでするので、今後重要なキャラクターになりそう。そのミリーからチャーリーは博士課程の入学委員会の議長を命じられ、アミタは終身在職権を与えられる。これまでのように、チャーリーのアシスタント兼恋人というおもしろくない立場だったアミタは、学者としても独立できるし、対等な立場でチャーリーともつきあえるのかも知れません。小学校の校庭で補修工事をしていたところ、急に地面が陥没し、児童や監督人が落ちて死傷者が出た。校庭の工事を担当したのは、ケントウェル建設という会社で、違法建築や贈賄など不法行為の疑いがあるため、内偵中だった。連邦検事補のミークスは、今回の事件をきっかけに過失や手抜き工事でケントウェル社を厳しく追及するという。専門家の立場でアランも捜査に協力することにする。チャーリーは地下水流のせいで陥没したのかどうか、調べる。ケントウェルの代理人の弁護士は捜査に協力すると言って、膨大な資料を持ってくるが、舗装材料として有毒廃棄物をリサイクルして使っていたことがわかる。実はケントウェルの親会社が化学廃棄物を舗装材料に加工していた。毒性は処理されているはずだが、なぜか小学校では白血病やガンを患う子供の数が多く、穴に落ちた子供は発疹が出たという。ケントウェルの工事を認めた教育長は、環境庁の検査をパスしたというが、ケントウェル社から賄賂をもらっている疑いがある。陥没した穴の周辺を調べると、処理されない廃棄物が入ったドラム缶が大量に埋められており、そこから発生したガスが岩を溶かし穴を開けていた。しかし、それだけでは企業の責任を追及する証拠とはならない…子供が日常過ごす場所は一番安全でなければならないのに、そこに産業廃棄物を埋めるというというあくどさに驚きです。しかも、アメリカのシステムなのか、教育委員会を丸ごと買収して息のかかった教育長を送り込む、また環境庁の役人に賄賂を送るなどなど、出るわ出るわ。その上、証人となった教育長を暗殺するなど、まるでスパイ映画の世界でした。だから「007」の映画を見に行くことになったのかしら。(笑)本当はもっと長い期間慎重に捜査をするのでしょうね。いずれ、保護者たちからも訴訟を起こされることでしょう。ラリーの住宅問題はエキセントリックになってきました。教室の次はスチーム・トンネルに寝泊まりするって、次はどこで寝るのか。
August 19, 2008
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とにかく最後にビックリ、疑わしい人はたくさんいましたが、話は込み入って捻りに捻ったエンディングで、SVUらしく、本当に目が回るようでした。泌尿器科の医師マックスが、妻ペイトンのサプライズパーティを準備していた晩に何者かに襲われ、執拗に暴行された上殺される。妻はレイプされていたが、命は無事だった。現場からネコの毛が見つかり、妻の宝石類が盗まれていた。マックスは最近心臓バイパス手術をしていたという。SVUはまず、マックスの患者で苦情を訴えていたマーチンから話を聞くが、マーチンにはアリバイがあり、しかもマックスには金がないという。マックスは前妻との間の息子、ジェシーから金を要求されるのを避けるため、全ての財産をペイトン名義にしており、ジェシーは金品を盗むためにマックスの家に押し入ったことがあった。ジェシーを取り調べていると、前妻が現れ、マックスが手術後女性関係が派手になり、病院の秘書ララなどと関係を持っていたという。ペイトンもそのことを知らされ、嫉妬に狂い病院中で不倫相手を脅していたという。やがて、ララもレイプされ、犯人がペイトンの事件と同じように覆面をして無言だったと証言する。ペイトンが銀行の貸金庫から大金と宝石を引き出したことから、保険金詐欺の疑いも出るが、ペイトンは夫の浮気相手を探るために私立探偵を雇っていたと明かす。その結果、マックスに謎の男が付きまとっていたことがわかる。マックスに付きまとっていたのはララの階下に住むビンセントで、ネコを飼っていた。ビンセントはララにストーカー行為をしており、ララはマックスに相談していたのだった。ビンセントを逮捕しようと向かったSVUは、ララがビンセントを射殺したところを発見する…レイプされた気の毒な奥さんは、実は嫉妬深い女だったという話や、金持ちの家庭ではチャリティを催し、その時にカジノを開いて自分の子供をギャンブル中毒にさせてしまうという話。相変わらずダークです。(泣)とにかく、前妻という女がとてつもなく恐い。息子を守るために怪物弁護士を連れてきたと言っていましたが、あなたの方が怪物みたい。そして、誰が一番悪いのかというと、殺されたマックスだったという、もうこの顛末は想像がつきません。ララも相当の悪玉ですよね。ビンセントに金を渡して、ペイトンを殺してくれと頼んだが、ビンセントは自分の好きな女がマックスと一緒になるのを手伝う訳もなく、考えてみたら無理な依頼だったわけですね。キャボットも始めはララの罪が軽くなるようにアドバイスしていましたが、依頼殺人の証拠ビデオが出てきたので罪名は全く違ってしまうでしょう。
August 19, 2008
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今回はいつもの調子に戻りました。建設現場からシートにくるまれた遺体が発見され、遺留品にプロベンザの名刺があったことから特捜班が担当することになる。死亡していたのは、地元のギャング・メンバーだったダレル・リチャーズ。92年のロス暴動のさなかにプロベンザと話をし、その後失踪していた。遺体には銃弾が残っていて、弾道痕から地元で若者の更正施設を営むジャック神父が該当の銃を持っていたことがわかる。ブレンダは早速神父から事情を聞こうとするが、神父は協力的ではない。さらに、神父は青少年を更正させるために、金を受け取って幅広く商売をしていた。やがて、ダレルの弟で社会活動家のケニヨンが市警に現れ、捜査は自分達へのハラスメントだと釘を刺しに来る。ケニヨン自身も以前はギャングだったが、神父のおかげで更正し今は市議会選挙に立候補しようとしていた。しかし、ブレンダはあえて神父を警察に呼んで話を聞こうとする。事件はわざわざ「フィクションです」と断りがあったように、過去LAの暴動事件の影響が今も色濃く市警に残っている印象でした。警官が黒人に暴行した事件が無罪判決になり、その後暴動に発展して大混乱したことはLA市警にとっても汚点でしこりになっているというわけですね。そのために、今では地元社会との付き合いには細心の注意を払っている。そして、見つかった死体は地元ギャングで、その弟は悔い改めて社会活動家となり市議に立候補しようとしている。警察としては下へも置かぬ対応で腫れ物に触るよう。まあ、彼は積極的に警察に協力しているせいもあるのでしょうが。さらに間に地元の若者を更正させようとしている神父がいる。この神父が防波堤となって、フリンのような「悪い警官」に取ってみれば、ギャングをかばい、踏み込めなくなっている。確かに非常に神父は灰色な印象を受けました。あまりにやり手過ぎる。ちなみに、この役者さんよく見かけますね。CSIマイアミでラボを締めてやると乗り込んできたFBI捜査官でした。しかし、ブレンダはこの2人が殺人と関わっているとみて、プロベンザらに捜査を命じる。そこへ敢然と政治家志望のガブリエルが立ちふさがる。今回最大の見せ場でしょう。驚きましたが、彼にとってはケニヨンのような社会活動家は「理想」なのでしょうね。ギャングだったという過去で偏見をもたれることなく、その後の努力が正当に評価されている。ガブリエルなりに地域を守りたいという信念を持っているのはわかりますが、仕事で上司の命令に不服従するのは許されない。「法律よりも自分の正義を大事にするならバッジを外しなさい」ここのシーンはすごい迫力でした。でも、やはり弟は兄を殺していた。それは兄の商売のコカインを盗んで咎められたからで、弾みだったのだが、罪は罪。それを償わなければ生まれ変わることはできない。毅然とするブレンダにほれぼれしました。ガブちゃんは振り上げた拳をどうやって収めれば良いのか。「私たち大丈夫よね?Are we O.K.?」と聞かれても、「私は大丈夫です。I'm fine.」と答えてしまう。麗しい師弟関係かと思われたブレンダとガブリエルの間に亀裂が入ったのではないかと、心配ですね。一方、「俺の事件だ」と、プロベンザは大活躍でした。ダレルに助けを求められたことで、多少の罪悪感を感じたのでしょうか。それにしても、テイラーやポープの邪魔が入る中、絶妙のタイミングでブレンダを誘い出し、完璧な仕事をしてみせる。フリンに物忘れをからかわれても、長年に及ぶ刑事生活で鍛えた勘に衰えはない。あのたくさんのノートはいわば勲章ですね。ポープもこういう人を簡単にクビにしてはいけません。ゲストには「デクスター」のエンジェル刑事が出ていました。ここではタオ警部補も上回るマニアックな鑑識で、弾道学の専門家。以前、タオがビールを送って世話になっているのはこいつだったか。パパには内緒だったフリッツとの同棲がついにばれてしまった。心配でたまらないブレンダでしたが、多分ママが間に入って力になってくれたのでしょうね。それにしても、手紙で言いたいことを伝えるから、と言われたらドキドキしてしまいます。例の神父ならボクが電話してあげようか~というフリッツはギャング捜査班にいたのでさすがに顔が広いということなのか。「でも、またあなたの職場の人にからかわれるからできないわ。」「君の力になりたいんだよ。」うーん、フリッツも相当な偽善者だぞ~(爆)自分では片付けもできないのに、フリッツにガミガミ文句を言うブレンダ。最後に「私が悪かった」と認めることができたのは、プロベンザの「そもそも私の事件だ」という言葉に影響されたのでしょうか。ここはクローザーらしく、甘甘で仲直り。机の上に、フリッツとネコの写真が置いてあったので、職場ではもう公式に認めているということですね。
August 18, 2008
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アビー中心のエピソード。あの「首輪」は外してしまうのだろうか。アビーが捜査内容について証人として出廷する日、局長やジヴァは「ふさわしい」服装に替えるようにアドバイスしている。その時、NCISチームは海軍の関係者向け宿泊施設で、人間の「パーツ」がまき散らされている事件の捜査へ向かう。現場は血まみれで、少なくとも3人の遺体から取り出された組織(筋肉と皮膚を繋ぐ部分)があり、ダッキーは解剖した後の医療廃棄物ではないかという。ギブスらは、2日前に宿泊した人物を捜す。さらに現場にはコカインが入ったアタッシュケースがあり、アビーが成分を調べるが、試薬と反応してコカインから青酸ガスが発生してしまう。アビーとマクギーは無事だったが、アビーには接近命令を受けたストーカー、マイケル・マウワーというサイコな元ボーイフレンドがいることが判ったため、マイケルがアビーを狙ったのではないかと考えたギブスはアビーをマクギーの家で保護することにする。マイケルは犯罪現場の清掃の仕事をしており、この2日間のアリバイはあるという。しかし、マイケルはマクギーの家にも押しかけてきて、別にアビーを狙っている者がいて危険だと言う。アビーはしかたなくラボに寝泊まりすることにするが、証言した裁判の被告の弁護士がアビーの現状を知って、再度召喚するという。実はアビーの通信を誰かが盗聴して、ストーカーの件で証人としての信頼性に疑問を挟もうとしているらしい。ギブスらはラボにまで付きまとうマウワーを捕まえ尋問する間、アビーは証人として法廷に向かうことになったが…マクギーの家にお泊まりすることになったアビーから「同じベッドに寝ても平気よ」といわれるマクギー。トニーなら嫌だと言うでしょうね。(爆)洗面所に残っていた歯ブラシはやっぱりあのときの「彼女」のでしょうか。アビーが墓場でナンパした元ボーイフレンドにストーカー行為されていたとは知りませんでしたが、ギブスがアビーを優しく守ろうとするところがステキでした。何しろあの船を壊してしまっても怒らないのですから。こういうことになったのは自分のせいだと落ち込む彼女が愛おしかったです。それにしても、付きまとうマウワーの言動はやはり恐ろしい。最初の犯行現場で「REDRUM」の文字が残されていたのはなぜなのでしょう。単なる捜査の攪乱かな?それにしても、バラバラ遺体でグログロシーンです。(-_-;)アビーの命を狙うためにNCISを巻き込んだとしたら、相当手が込んだ方法でしたね。今週は局長からコーヒーをねだられたギブスでした。この雰囲気、歯ブラシの貸し借り以上ですよね。(笑)道産子さんのブログモリーさんのブログ
August 17, 2008
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トリッター禍は過ぎ去って、いつものハウスが戻ってきたと言いたいところですが、毛色の変わったエピソードでしたね。常々、ハウスには信仰がなく、病気は診るが人を看ることはないと思ってきましたので、今回そのものずばりの質問をイブがハウスに投げかけてくれて、のめり込んで見てしまいました。おかげでハウスの内面に踏み込んで、新たな面を見せてくれたと思います。今回は何といっても邦題が素晴らしい。「同室のよしみ」医療ドラマなので同じ病室で病気と闘う者同士、親近感を持つという意味に取れますが、私はイブの言葉から「一期一会」と取りました。ハウスは裁判沙汰以降、薬物リハビリを辞めて、バイコディンを今まで通り飲んでいる。裁判でハウスの窮地を救ったカディは、自分に嘘をついた罰としてハウスに外来を押しつけるが、激しい頭痛を訴える患者をキッズたちに任せてハウスはエスケープしてしまう。カディはハウスを呼び戻し、レイプ被害者のイブを診るように言う。彼女はSTDをうつされていたが、カウンセリングは専門外なので担当を替えるというと、どうしてもハウスと話がしたいと言う。ハウスはなぜ自分なのか戸惑う。イブにあなたは辛い経験をしたことはないかと問われ、どう答えて良いのかわからないハウスはウィルソンらにアドバイスを求める。ここから最後まで禅問答のような会話の連続でした。ウィルソン「真実を言えばよい。」ハウス「真実なんかどこにもない。彼女は俺の個人的な経験を聞いて人間全体を推定しようとしている。間違った科学だ。」ウィルソン「科学じゃない、とにかく真実を話せ。」キャメロン「自分の人生は問題ないと答えれば?」ハウス「問題はある。」キャメロン「ともかく彼女は希望を求めている。彼女の身に起こったことは誰にでもあるようななんでもない事ではないと知りたがっている。」フォアマン「人生は最低だったと言えば?」ハウス「そうじゃなかった。」フォアマン「ともかく彼女は自分一人ではないと思いたがっている。彼女はこれを乗り越え癒えていくだろうと思いたがっている。あなたも癒えたように振る舞えば?」チェイス「睡眠を取ることだと言えば?」ハウス「君はいつも役に立つ事をいう。」チェイス「間違った答えなんかないですよ。正しい答えもないからです。」ハウス「いや違う、我々は何が正しいか知らないだけだ。」ハウスはウィルソンのアドバイスに従って、子供の頃、祖母に虐待された話をする。イブはそんな話は嘘だと信じない。やがてイブが妊娠していることが判り、ハウスは中絶を薦めるが、イブは中絶は殺人だからと受け入れない。2人の対話は信仰、人生の意味、存在の理由へと移行。イブは自分に降りかかったことに何か意味を見出そうとしている。議論好きのハウスは質問に対して質問で答え、イブはどうして答えないのかと苛立つが、ハウスは興味があるのは「君の気持ち」だけだと答える。そしてやっとイブはハウスを選んだ理由を語る。「あなたに何かあると感じた。あなたも傷ついているみたい…(There's something about you. It's like you're hurt too... )」ハウスの虐待の話は嘘ではなかった。子供の頃、厳しい父親に体罰を受けていたのだった。自分の心の底を語ったハウスは、イブの話を聞くことにする。上手く言えませんが、お互いに信頼が生まれ感情を共有することができたのでしょうね。こういうハウスは初めて見ました。そのおかげでイブは中絶手術に同意したという。ハウスとしてはイブの魂を救ったつもりはなかったでしょうね。話をすることが必ずしも良いことだとは思わない、辛いことを思い出すからとウィルソンらに説明していました。ハウスが多くを語らないのはよほど辛い記憶なのでしょうね。(涙)一方、キャメロンはホームレスの末期ガン患者を看取る。患者は治療を拒み、自らを罰するように苦しんで死にたいという。キャメロンは苦しめたくないと痛み止めを処方する。患者は苦しむことで誰かの記憶に残りたいと訴えていた。キャメロンはたとえどんな患者であっても、一人一人忘れることはないでしょう。彼女らしい行動だったと思います。その他の外来患者はライトな話題が多かったですが、性感染症の患者が多くて「君たち、ドーソンズ・クリークを見ていなかったのか?」というのが面白かったです。イブ役の女優さんKatheryn Winnickは大熱演でしたね。
August 15, 2008
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マイナーリーグの試合で、元大リーグ・スラッガーのビック・ジョンストンがステロイドの過剰摂取で脳内出血を起こして死ぬ。ビックが使用していたのは、市中に出回らない30倍の濃度のソラサイクリンで、ビックは薬物使用を公表するという脅しのメールを受け取っていたという。メールにはセイバーマトリックスという、野球の戦力分析用の数式が添付されていたため、チャーリーはオンライン野球ゲームに詳しいビルに相談する。それによると、オズワルドというオンラインゲーマーのサイトに数式がアップされているというので、ドンらはオズワルドを逮捕する。オズワルドは何者かに家を荒らされ、危険を感じて逃げ回っていたという。数式は薬物を使用している選手を見やぶるためのものだった。オズワルドはビックを脅していなかったが、ビックについてつい口を滑らせた友人のクリスが遺体で発見される。ビックに脅迫メールを送ったのはクリスで、何者かがクリスを呼び出して殺したと思われる。ドンらは、ビックの薬物使用を隠すためにクリスを殺したと見て、捜査を続けるが…今度は野球の話。日本でも野球はセオリーのスポーツだとよく解説者が言っていますが、NUMB3RSでも「確率のスポーツである」と言うことで、オンライン野球ゲームの一ゲーマーが勝つためにチャーリーもびっくり!の数式を作り上げたというお話でした。それを作ったオズワルド君は高校中退で、ある意味「天才」でチャーリーと通じるところがあり、チャーリーは盛んに科学者として数式を発表しないかと誘っておりました。オズワルドにとっては生活のための数式なのですが、使い道は非常に有益で、FBIからも顧問になってくれないかとお誘いがあるし、どうやらまたゲスト出演するチャンスがあるようです。(笑)ゲストというと、ラリーとキャッチボールしていたビル・ナイは、シーズン2に続いて登場ですね。向こうでは誰もが知っている「科学者おじさん」。NCISでアビーが言っていた人ですね。今回はドンがマイナーリーグで有望な野球選手だったという話がありました。なぜドンが野球を始めたかというと、子供の頃に警官ごっこで銃を振り回していたのを見て、パパがこれではいかんと思って野球をやらせたという。そのまま野球を続けていれば、メジャーリーガーでも通用しただろうというのだからすごいですね~才能豊かなエプス家でした。肝心の事件ですが、なぜビックとクリスが殺されたのかを考えれば、製薬会社が怪しいのはすぐに判ります。大親友だという代理人はあくまで選手を「商品」としか思っていなかったということでしょうか。ビックの奥さんと子供を守ったということではないですよね。オズワルド君によると、ステロイドで身体を巨大にしても必ずシーズン中に怪我をするということで、女性化などの副作用もあるし、やはり使うべきではないですね。それでもメジャーリークではみんな使っているのかな?リトル東京の「変な日本」の風景は、向こうではそういう風に思われているというべきか。でも、LAの地元なのでみんな知っていると思うのですが。
August 14, 2008
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ステイブラーは性犯罪を繰り返して出所したばかりのレオン・テートを尾行し、建物の屋上で14歳の少女に性行動に及ぼうとしてるところを逮捕する。レオンはHIV感染者で、コンドームを所持していて「未遂」だったため、キャボットは逮捕は行きすぎだと忠告する。しかしレオンは7歳から問題行動を繰り返して、Dr.ファンも反社会的人格だと認めたために措置入院を求めるが、判事は確証がないと認めない。やがて、15歳の少女が屋上でレイプされる事件が発生し、ステイブラーは犯人の特徴からかつてレイプされてHIVを移された被害者を呼んで面通しを行うが、レオンが犯人だとは認められなかった。レオンの母親は警察が息子を追い込んでいると批判する。ハーレムの路上でフィンの友人ロドニーの妹アイシャがレイプ後殺され放火される。レオンを探したフィンとステイブラーは、屋上でドラッグのために死んでいるレオンを発見。さらに、レオンが死亡している時間帯にも別の少女ティナがレイプ殺人されたことから、ステイブラーの見込み違いだったことがわかる。ティナの事件の目撃証言から、近所に住むハリスが容疑者として名前が挙がるが証拠がない。フィンが機転を利かせて強引にハリスのDNAを採取したところ、これまでの全ての事件の犯人と一致したが、判事は証拠の取り方に問題があるとして認めない。フィンはやむなく一計を案じる。あらすじだけで一体何人殺されたのか、当たり前のように書いていて恐ろしいです。そして始めはステイブラーの話かと思ったら、途中からハーレム出身のフィンがメインになりました。ポイントは、HIV患者が感染を隠して性交渉をしようとして、他人にとって脅威となるかどうかという問題で、しかも何度も繰り返し自制心のない反社会的な性格の人間を野放しにして良いのかという問題もあり、さすがに難しいなと思いました。容疑者のDNAサンプル採取については、CSIでよくあるようにどういうやりかたなら裁判で使えるかということですが、1年先に始まったL&Oがその後のCSIブームに影響されたという印象を受けて、興味深かったです。今回、フィンは黒人の被害者だから警察は力を入れないのかとクレイゲンに噛みついていました。いつもは穏やかなのに、マンチさえ振り切っているのでちょっと珍しいですね。
August 14, 2008
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いきなりドキュメンタリー風のオープニングで始まった待望のシーズン3。特捜班(Priority Homicide Division)のメンバーが自己紹介をするのが目新しいですね。カメラを回しているバズまで出番がありました。拡大バージョンでしたね。事前の番組紹介では、さかんに「人員削減」でブレンダがピンチ?と言っていましたので、心配しましたが、なんのなんの、出来の良い息子が見事に切り抜けてくれました。さすが、彼は優秀です。それだけでなく「官僚的」「政治家もどき」とも言えます。ウォレス家で親子3名の惨殺死体が見つかり、通報した長男のエリックに容疑の目が向けられる。家は荒らされ、犯人は事件後シャワーを浴びたと思われる。洗濯機の中には洗いかけの血の付いた衣服もあった。供述によると、エリックは家を抜け出して家庭教師とクラブへ行き、戻ってから屋根裏でエクスタシーでハイになっていたが、身柄を預かる人がおらず、このままでは児童福祉局に手渡さなければならない。弁護士を呼ばれると自白を引き出せなくなるので、とりあえず「自殺の恐れがあるため76時間監視する」という手を使って身柄拘束。それでもエリックにはアリバイがあったが、何よりも殺された父親のウォレス氏の身元に謎が多い。2つの刑務所勤めの心理学者というが、実在せず、なぜか同僚のDr.リヒターの携帯がウォレス家に残されていた。しかも、ウォレス氏の携帯は行方不明で、事件後その携帯からリヒター氏の携帯に連絡があった。この辺で、「ウォレス=リヒター」という構図が見えてきますね。(爆)今回はお金持ちのウォレス家で妻の財産で養われていた状態が別宅で、本宅はロンパックの方でした。リヒター家の長男キムはその謎に気がついて、父の裏の姿を知ってしまったが、逆に冷たくあしらわれて犯行に及んでしまった。自白へ持ち込んだのはDNAや指紋ではなくて、エリック少年の服が移動していたことでここはさすがでした。しかし、ウォレス夫人は夫の本当の姿を知っていたのでしょうか。ほとんどヒモ状態だったわけですよね。よほど魅力的な男性だったのか?エリック少年はどこかで見たと思ったら、CSI:NYのシーズン3で出てきたリード君でした。ところでこれまでは、お姫様を戴き、やりたい放題に進めてきた特捜班も「金」の問題には勝てない。カリフォルニア州では、財政難とテロ対策のために6%の経費削減が求められ、しかも各部署で1名の刑事を減らすこと、というお達しがポープから下された。ブレンダとしてはそれがプロベンザ外しだと判っているので断固として受け入れられないが、とにかく何もしないわけにはいかない。まずは残業をなくして部下を帰らせるが、それがまた捜査の進展を遅らせてブレンダとしては切れる切れる。その腹いせにLAPDの飛行機代とロンパック市警に応援を頼んだ費用はポープに回しておりました。(爆)サンチェスが立て替えた血液検査代はちゃんと払ってもらえたのだろうか。当のプロベンザは自分が退職候補だと知って、チームから痛い視線を浴びている。急に「仕事仕事」と言い出しましたが、いざとなれば、ブレンダを助けるために自ら辞めると言い出したでしょうか。さて、今シーズンはもめそうな「家庭問題。」ブレンダが仕事でキリキリしているというのに、フリッツは職場でミスター・ジョンソンと呼ばれておかんむり。それはそうでしょう、これまでLAPDの下請けのような立場で、困ったときにはさんざん使われたのですから。それでもブレンダの家に上がり込むためには耐えられたのよね。(笑)そして第二段階に突入。「ボクの荷物の置き場所がない!」と不満を言い出した。そんなことには聞く耳を持たないブレンダに対して、ついに実力行使に出たフリッツ。男でそんなに荷物が多いのもどうよ、と思いますが、とにかく交渉術では上手くやりました。(爆)いつもの「ブレンダのお願い」を聞く替わりに広い家に引っ越そうというフリッツ。ブレンダはしかたなく一番頭を下げたくない人(テイラー警視正)のところへ行って、協力を仰ぐ。そこは持ちつ持たれつの世界で、ガブリエルを戻してくれるのなら力になってやるよという警視正に、今回は頼って裏の手を使ってもらう。フリッツの伝家の宝刀も役に立たなくなってきたか。しかし、ガブちゃん、伊達に修士号を持っていたわけではなかった。一生警察にいるつもりはありません、いずれは政治家になるかも知れないという。プロベンザのクビも守って、ポープに秘策(全員テロ対策班へ移動して育成費をもらいながら特捜班に出向)を授ける。そして自分の事は伏せておいてくれ、と。かっこえー。子供もいつかは大人になるものですね。(泣)道産子さんのブログ
August 13, 2008
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28歳の消防士、デレクが突然寒気を感じて錯乱する。これで3回目で、本人は6ヶ月前に全身の50%を越える部分に皮膚移植を受けていた。不整脈もあり始めはMRSAを疑うが、視界が青みがかっているということから、ハウスはヴァイアグラの副作用だという。デレクの症状は更年期症状に似ていた。しかし、ホルモン治療をしようとするとデレクは発作を起こして暴れてしまい、チームは脳を調べることにする。やがて、デレクの同僚エイミーが同席するときに心臓発作が起きることから、自分の兄と婚約しているエイミーへの片思いが全ての原因ではないかと考え、ハウスは脳に電気ショックを与えて記憶を消すという治療法を指示する。一方、ハウスは薬物依存のために処方箋を偽造した件で罪状認否を行う。カディはもうこれ以上面倒は見きれないと、ハウスにトリッターと話をするように言う。ハウスはこれまでの態度を改めトリッターに謝罪すると共に、リハビリを始めることにするが…ここまで引っ張ってきたトリッター・エピソードの結末ですが、正直「それで終わりかよ」と肩すかしだった部分もありました。結局、ハウスを救うのはウィルソンでもなく、キャメロンでもなくカディだということですね。もう、これ以上「お上」には勝てないと腹をくくって、殊勝にもトリッターに謝罪し、「言葉じゃだめだ、興味があるのは君の行動」と言われて、リハビリを受けることにしたハウス。しかしトリッターはそんなハウスの姿を見ても、心を動かされることはなかった。彼が素直にグループセッションに加わるはずがなく、心底悔い改めるにはもっと大きな出来事がないとだめだろうと思っていたら、案の定始めから「ヴォルデモート」に賄賂を渡してバイコディンを飲んでいたのですね。(爆)結局、トリッターの求めたものは裁判でハウスに勝つこと(ハウスを刑務所に入れる事)だけだったのではないか。「今に患者を殺すぞ」ということに説得力がなくなって見えました。単に、薬物依存者は抹殺すべきというような、偏見で動いていたように見えてならないです。ハウスの写し身のようなもっと深いキャラかと思ったら、最後のカディの偽証であっけなく公判棄却になって、もうちょっとマシなことが言えないのかとがっかりしました。判事が(『ブラザーフッド』のフィッツジェラルドの奥さん)常識的な人で良かった。医者の仕事は人命を救うことで、ハウスが友人の助けでこれからもやっていけると信じたのでしょう。ともあれ、ひねくれ小僧のハウスが真顔で「すまなかった」と謝罪する姿は、ドキッとさせられてステキ。(笑)これはハウスの本心であって欲しいですが、「結局謝罪は必要なかったね~」とうれしい♪ウィルソンに、「そう思いたければ思っておけ(Believe what you want)」と負け惜しみを言うところに、ハウスらしさが出ています。患者の方は、小さな髄膜腫が声帯に繋がる神経を圧迫し、それが脳へ送られる血流を阻害するために記憶障害を引き起こしていたという意外な展開になりました。電気ショックで経験に基づく記憶を消すというのは大胆な方法で、いかにもハウスらしい。同僚のことも、消防士の仕事も忘れてしまって、これからどうやって生きていくのか心配ですが、彼には家族がいて親しい同僚がいる。これは、「あなたは友人に恵まれていますね」と言われたハウスに通じることがありますね。
August 12, 2008
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海軍の暗号解読部門でスパイ容疑が発生し解読官の事情聴取が行われる中、ヒル大尉がNCISに現れないためトニーとジヴァが自宅を訪問すると、こめかみを撃ち抜かれて死んでいた。自宅からは大金が見つかり、状況からスパイ容疑に関わる事で自殺したのではないかと思われる。しかし、アビーが現場を再現して調べた結果、死亡時にもう一人現場にいた可能性があり、ヒル大尉が握っていた銃は、同僚のネイプルトン大尉のものだと判ったため、ギブスがネイプルトンを取り調べる。ヒル大尉の上司、ドーン大佐が職場で暗号データが入ったメモリーを紛失したと申し出たため、再度ヒル大尉の自宅を調べるとシリアルの箱の中からメモリーが見つかる。メモリーからはベネズエラ大使館の外交官ロカの指紋が見つかり、ヒル大尉がロカに機密を撃っていたのではないかと思われるが、外交特権のためにロカを取り調べることができない。しかも、ロカは急遽帰国することになったため、NCISは時間を稼いで外交筋の力を借りようとするが…事件はシンプルでしたが、自殺じゃないという証拠を見出すのに時間がかかりましたね。それはダッキーが個人的理由でパーマー君に後を任せていたからでもあるのですが、今回はミセス・マラードが台風のように美味しいところをみな持っていってくれました。(笑)「クローザー」のブレンダのママもすごいですが、こちらのママの破壊力は超弩級です。しかも、Evilですから。(大爆)でも、ハンサムなギブスがすっかりお気に入りになってしまいましたね。「マシュー」というのは元恋人なのかしら。ギブスはマクギーが扱えないネコもさっさと手なずけていましたね。トニーはネコが苦手。だって、ペットはシーモンキーしか飼ったことがないんだもの。(笑)ジヴァとトニーは仕事中もずっと一緒、近づきすぎて、お互いの「臭い」も共有する関係ですね。海軍でも暗号解読官は専門的な仕事で、いわゆる変人とうかコンピュータオタク(geek)らしい、マクギーもそのタイプだ、いやコンピューターバカ(nerd)だよ、彼が顔に接着剤を浴びた時のこと覚えてる?という会話、人のことをバカにしていられませんよ、あなたたちも。(爆)事件は国同士の関係が悪いベネズエラの外交官がドーン大佐と接触して、それがばれそうになったためにヒル大尉とネイプルトン大尉に罪を着せたと言うことですよね。海軍にはそんな犯罪者はいないはず、彼こそ「悪人」です。
August 9, 2008
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LAの変電所に無人の自動車が突っ込み、広い範囲で停電が起こる。2日前にも別の場所で停電が起こっていた。FBIはテロを念頭に置いて捜査を開始し、チャーリーがLA全体に停電が及ぶ「波及的故障(Cascade Inferior)」を狙ったモデルで次のターゲットを予測する。始めは電力会社の組合スト関連で嫌がらせかと思われたが、第2の襲撃で停電が起こると組合員とは関係ない元受刑者のギャングが死んでいた。停電を起こそうとして電力サージを受けたらしい。チャーリーの予測は外れ、死んでいたギャングが過去電力政策に関わったコンサルタント、ドナヒューと連絡を取り合っていたことがわかる。公共料金の操作を狙った犯罪かと思われたが、ドナヒューも殺されていた。チャーリーは停電を起こす目的を分析して、そこにあるパターンを見出す。やーっぱり、Donはセクシーな教え子とできてしまったじゃないか。教え子と言っても、Tactical Trainerというので「先生と生徒」よりはもう少し身近な存在だったのかも。例のロビンからは別れを告げられたらしいが、そもそもDonは女性とまともな関係を築けないのですよね。それを気遣って、チャーリーもパパもうるさいのなんの。「ロビンとはどうなった?」「二またかけるのは良くないぞ。」もういい大人なのに、年頃の男の子くらいなら「うっせー」と逆ギレされそう。Donもプライベートをいちいち報告する必要はないですよね。でも、そこがエプス家の濃い家族愛ということなのでしょう。変電所を狙ったテロ。大規模な停電が続いたが、目的が判らない。なぜその地区を狙うかではなく、なぜその地区を狙わないのかから推論すると、連邦拘置所のある地区に連続して停電を起こさせ、自家発電のための燃料(ディーゼル)を補充するチャンスを起こすことが目的だとわかってくる。では、暴動でも起こして誰かを脱獄させるのか?そこで、先週のエルサルバドルの麻薬王がからんできて、ワーナー捜査官が取引のために彼を移送させるという話に繋がる訳ですね。ギャングとしては、しゃべられると困るので拘置所に侵入して麻薬王を暗殺しなければならない。なるほど。こういう風に話が続くのはNUMB3RSとしては珍しいですね。Donとしては、事件は解決するわ、ワーナー捜査官には良いところを見せることができるわで、ニヤニヤしっぱなし。これも珍しい。(爆)最後はロビンとのことを家族に話していましたが、密すぎる家族関係て大変だなあ~発想の転換を指摘したラリーのアドバイスは面白かった。上から下じゃなくて、下から上に考えろ。なぜ停電するのかというと、変電所が壊れると高電圧の電気が全世帯に流れ危険だから。電気は貯めることが出来ないので、瞬間的に経路をシャットダウンしなければならない。最近落雷が多いですから、お勉強になりました。(笑)
August 8, 2008
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SVUには珍しく、性犯罪のないエピソード。その代わり、赤ん坊の誘拐から始まって予想外の展開が待っていました。(爆)クレイゲンは自分の気持ちに忠実であったために、余計なことをしてしまったのか、それともそれこそが「法と秩序」なのか。スーパーで母親の目を盗んで、生後6週間の女児が行方不明になる。監視カメラなどの映像から、盗んだのは薬物中毒のアリシアだとわかるが、アリシアは自分の子供を死産したばかりで、大金を受け取って盗んだ赤ん坊を養子斡旋の弁護士に手渡していた。誘拐された赤ん坊は無事見つかり、それ以外にも2名の赤ん坊が里親を待って預けられていた。逮捕された弁護士、サンフォードによると合法的な養子斡旋で、乳児売買はしていないという。サンフォードの過去の記録を見ていたクレイゲンは、かつてパートナーが担当したスティーブン・タルマッジ失踪事件が関わっていたのではないかという。今から12年前に、ジェニファーという母親が殺され、赤ん坊のスティーブンが行方不明になっていた。ジェニファーは学生時代に恋人のロバート・クックとの間に子供が出来、悩んでいたという。ロバートは子供のことは知らされずに別の女性と結婚、家庭を設けていたが、今は離婚している。スティーブンはジェニファーが養子に出していた。クレイゲンがスティーブンの里親を探し当てたところ、ジェニファーのサインが偽造だったと判る。クレイゲンは里親からスティーブン(タイラー)を引き離し、実の父親ロバートに与えるべきなのか、ジェニファーの両親(祖父母)に渡すべきなのか苦渋の選択を迫られる…セリフで「ソロモン王の真似はできないし」とありましたが、これはもう間に入った子供がかわいそうでかわいそうで。(涙)育ての親も善い人で、タイラー君もなついている。彼らは正しい手続きで養子縁組したと思っていた。ジェニファーの両親(祖父母)の気持ちも判るが、ここは離れて見守ってあげるべきでしょうね。そして、実の父ロバートは子煩悩な父親ということですが、妻と別れている。出来れば今のまま、タイラー君を里親の家に残してあげたい。クレイゲンもそれを望んで、キャボットも後見人になって里親に養育権を与えるようにがんばったのですが(ドクター・ファンも専門的な意見を証言)、法律的には血の繋がった親が優先だという。家裁の判事も里親の存在に配慮するように言っていましたが、子供は物じゃないのにね。ただ、そうなると誰がジェニファーを殺して養子に出したのか、と言うことになりますが、ロバートの別れた妻、リンダが二股かけていたジェニファーの存在を知って殺していたという落ちが付いておりました。結局のところ金儲けしている弁護士はお咎めなし?このビジネスは人の足元を見て、斡旋金をふんだくっているらしい。里親さんは、弁護士に損害賠償の裁判でも起こすことでしょうね。タイラー君、ぐれないと良いけど。それにしても、全く性犯罪なしもめずらしい。何か事情があったのでしょうか。
August 5, 2008
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ロックリー・パークの凍った池の中で、海兵隊のダウニング軍曹と、ギャングのメンバーらしい男たち3名の射殺体が発見される。実はダウニング軍曹の部下、レジオ兵曹がLVMというエルサルバドルのギャングによる暗殺に巻き込まれ、射殺された事件があり、ダウニングは部下の敵を討とうとしていたのではないかという疑いが持たれた。もし、報復が絡むとなると、イラクのダウニングの部下にも危険が及ぶ可能性があり、部隊の帰国を延期しなければならない。シェパード局長はどういう結果であれ、事件を解決し部隊を帰国させるように命令する。ギブスは海兵隊は報復しないと、ダウニングを信じて捜査を続ける。ダッキーの検視とアビーの弾道検査などによって、ダウニング軍曹は後ろから撃たれ死後、3発の弾丸を撃ち込まれていた。その他の男たちはダウニング軍曹の銃で前後から撃たれていたが、ダウニング軍曹の命を奪った銃は発見されていない。ギブスはマナサスのギャングたちを盗聴、メンバーのベルナールがLVMのボスのソーサと頻繁に連絡を取り合っていることを知り、拘束する。ソーサは2ヶ月間行方不明だという。ベルナールによると、ダウニングともう一人の海兵隊シルヴァがイラクの武器売買をソーサに持ちかけ、そこでレジオの敵を討とうとしたという。しかし、死亡推定時期とシルヴァの帰国時期が一致せず、シルヴァによるとダウニングがギャングとの抗争を仲裁しようとしていたという。やがて、ベルナールとソーサのメールのやりとりがベルナールによる一人芝居と判り、ベルナールが仲間を裏切り組織を牛耳ろうとしたと察したギブスは、ギャングたちにベルナールの裏切りを知らせて彼を開放する。翌日、ベルナールは遺体で発見され、ダウニングの部隊は晴れて帰国できることになった。「The Wire」というドラマでは、盗聴するのに判事の令状を得なければならず、それがものすごく大変だ、というようなシーンが出てくるのですが、今回のギャングたちは世界で3万人もいて、アルカイダとも繋がっているということで、ギブスは「誰でも良いから逮捕して盗聴しろ」ということが出来たのでしょうね。そして今回はイラクの部隊が帰国するタイムリミットがあったので、法に則らずにギャングに「処刑」を任せてしまった。ギブス自身はいつものように、海兵隊を信じていたわけですね。帰国を願う兵隊たちの気持ちを第一に考えるのもギブスらしいと思いました。今回もまた、Jenとお食事シーンがあって♪だんだん近づいてくる~(爆)始めはダウニングの復讐だと思った局長も、最後はギブスを信じて見交わす目と目♪老眼鏡の貸し借りもGood!マナウスはヴァージニア州にある町のことだと思うのですが、最近ではヒスパニックの住民の割合が多くなっているらしいです。まるで外国に来たようなマナウスの雰囲気は、日本にいるとわかりにくいですね。ところで、ベルナール役のDouglas Spainは「スタートレック・ヴォイジャー」のヤング・チャコティを演じた人ですね。「ザ・プラクティス」にも出ていたな。個人的になつかしい~トニーがマクギーをゲイかとからかうのはあまり良い気分ではありませんね。ただ、そのせいでマクギーがタフガイにチャレンジしてみたのは面白かった。ひげそりを辞めてワイルドになってみたら、トニーがお髭をすりすり。それをギブスに見られてばつが悪い。(笑)ギブスの前では軍隊式で身なりはきちんとしておかなければなりません。ジヴァは当然復讐するという。そこがスパイと海兵隊の違うところですね。モリーさんのブログ
August 4, 2008
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オリビア大ピンチ!死体ファーム(CSIで出てきましたね)に塩化カリウムなどで毒殺された死体が3体捨てられている。どの被害者も、ベンソンの関わった事件の関係者で、ベンソンへの恨みか復讐かと思われる。本来は市警の担当ではないが、その関係でFBIはオリビアに協力を要請する。しかし捜査を続ける中、オリビアは犯人の狙い通り追い込まれていく。被害者の中には、科学捜査の不備で娘を殺した犯人が無罪になり、自分で犯人を追っていたコーデルや、父親の虐待を受け施設に預けられた間にレイプを受けていたクレイトン少年も含まれていた。最近出所した者の中に、オリビアへの不満を表明している者がおり調べていくと、DNA捜査が始まったばかりで無実なのにレイプ殺人で投獄された容疑者プラマーもいた。SVUは疑いを持つ。やがて、被害者たちに共通のダイレクトメールが届いていたことから、何者かが3名を呼び出して殺したらしいということが判る。やがてオリビアの家の前に、第4の死体が届けられる。それは尋問したばかりのクレイトンの父親だった。オリビアの身を心配したステイブラーは密かにFBIに警護を依頼するが、それが裏目に出てオリビアはコンビを解消すると宣言。休暇を取ったオリビアがダイレクトメールを出した男を追い、それがプラマーであるとつきとめ、人質を挟んで銃を向け合う…オリビアが休暇を取ったところで、展開は予測できました。(爆)プラマーによると、レイプ被害者を終わらない苦しみから救うために殺すのだという。オリビアが捜査で彼らに関わらなければ、また、失敗しなければ彼らは苦しまなかっただろう。彼女ほど一生懸命に仕事をして、犯人を追って、アフターケアもしているというのに、こういう形で恨まれるというのは辛いですね。そして、プラマーを撃ったオリビアに対して、プラマーの銃は弾がこめられていなかったことで、オリビアの処分はどうなるのか。ステイブラーとの関係はどうなるのか。これエピソードは、続くのでしょうか。警察の捜査で、証言の不備や不十分な証拠のまま起訴されたケースで有罪になった人も多かったということでしょうね。ところで、FBIの捜査官はThe Wireのロールズですよね。それと、車椅子の元受刑者というのはウィーベイでした。(笑)
August 1, 2008
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