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何者かに暴行、レイプされ昏睡状態に陥った少女を巡って、犯人を探るSVU。今回はとにかく人間関係が複雑で、近親者に疑わしい人がこれでもか、というくらいにたくさんいたので最後まで引っ張られました。まず少女エイミーは普段から虐待の疑いが報告されていたが、何も手が打たれなかった。母親のジェイミーは裕福で実力者の家の出身で、薬物依存症など問題のある少女時代を過ごし、リハビリ中にキューバ移民の男性デニーとの間に子供をもうけ、なぜか親権はデニーにあった。ジェイミーはその後、別の男性ランダルと結婚し、ランダルにはティーンエージャーの連れ子ジャスティンがいた。ジェミーはランダルとの間にも子供をもうけていたが、ジャスティンとジェイミーの間は悪かった。デニーはエイミーを虐待しているのはランダルだと言ってもめた結果暴力を振るい、訴えない替わりに、親権をジェイミーに戻すよう取引をしていた。ジェイミーの母親は政財界にコネがあり、ブルネイの外交官と付き合いがあり、エイミーはその外交官とも出かけることがよくあった。やがて、デニーはランダルともめて、暴力を振るい、重体にさせてしまう。と、書き出すときりがないので辞めますが、誰からも愛されることなく、エイミーの家族は最後はバラバラとなり、悲惨極まる状態でした。(泣)虐待や小児性愛による暴行は許せませんが、性犯罪と思われた裏に、実は親子虐待の根深い連鎖があり、いつもに増して重く暗いエピソードでしたね。自分の娘を虐待して同情を引きたいというので、始めこの母親はミュンヒハウゼン症候群かと思いましたが、自分自身が父親に対して不満のある母親から躾として暴行を受けていて、それを自分も思い通りにならない娘に行っていたという、本当に辛い事実。(もちろん、フィクションですが)これは犯罪として裁かれないのでしょうね。今回はマンチが子供に強い(ホレイショみたいに)のが印象的でした。「おじさんが小さいときはマンチキンとあだ名を言われていたんだ」などと、とてもキュートなマンチ。そして特に捜査に熱が入ったのは、若い頃、虐待を受けて死んだ少女を救えなかったという罪悪感があったからなのですね。ベンソンに告白しながら涙を浮かべ、声を詰まらせるマンチにはぐっと来ました。最後は、昏睡状態のエイミーの枕元で絵本を読んであげるなど、なんて優しい。ところで、J.K. Simmonsが演じる精神科医のスコダと検事補のキャボットを入れたところで、より事件を多面的に描き、また深く集中することができるようになりましたね。1シーズンはステイブラーとベンソンの個人的な話を入れて、キャラクターのドラマも綴ろうとしたのでしょうが、それを辞めて正解だと思いました。刑事たちの個人的な話も面白いですが、それらを一切廃して、性犯罪の重さや背景を描くことに徹したからこそ、きっとネタ切れにならずこれだけ長く続いているのでしょうね。
January 30, 2008
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ビッグ・エドの「妻」と名乗る女がいきなり現れて、ダニーはびっくり。実はエドのCIA時代のパートナーのサンドラで、仕事上では夫婦も演じたけれど、「私たち今でも息はぴったりよね。」と妙にからんできます。エドの妻、ジリアンは気が気じゃない。見覚えがあるサンドラは、なんとミミ・ロジャーズなんですね~大物!そういえば最近ではあまり覚えがないのですが、X-Filesに出ていましたね。彼女が警護していたのがベガスでショーを開くことになった大物歌手のジャネット(Sheryl Lee Ralph)なのですが、この人も有名なシンガーでブロードウェイの"Dreamgirls"のメンバーなのだそうです。ステージを見せてくれましたが、これまた爆弾のような(bombastic)なステージで実に楽しいなあ。ラスベガスへ行ったらこういう本物のショーを見ることができるのね。そして、カリスマとして浮世離れしたジャネットをストーカーしている男がいるために、ダニーと世話係のメアリーは不審者に目を光らせる。ネッサは、21歳になったばかりで誕生パーティで訪れた学生が、スロットで10万ドルを当てたのに、実は12時3分前だったと告げる。これは、日本から行くときも注意ですね。(爆)一方、モンテシートのスィートに数週間居座るなぞの億万長者、ブランソン一行を疎ましく思ったエドはサムに追い出せ、と命令しますが、こちらがまたびっくり、彼はホテルの経営権を買い取って、ホテルの様子をうかがっていたのでした。ジャネットの件では不審者を追いつめ身体を張って見事に切り抜けたエドに対して、ブランソンはホテルの経営責任者の肩書きを与え、エドは実質セキュリティだけでなく支配人の立場になりました。ラスベガスという夢の世界で、今週もとてもゴージャス。CSIで出てくる五つ星ホテルの部屋はしょぼくて比べものになりません。実名で出てきたマルーフ・ファミリーは、NBAのサクラメント・キングズのオーナーであり、ラスベガスではPalms Casino Resortのオーナーで大富豪。こういう人たちがちょくちょく顔を見せて、リアリティをだしているわけですね。ちなみに、ブランソン役のJames McDanielは懐かしいNYPDブルーでファンシー警部補でした。ジェームズ・カーンはTVドラマの主役としてはかなりの年だと思うのですが、若い者には負けないぞとダニーなどは簡単に投げ飛ばしてしまい、現役でがんばっている。(実際、空手の黒帯らしい)「NCIS」のギブスみたいで、また「エイリアス」のシドニーのパパみたいな存在ですが、さすがにパワーと言い、格の違いを見せつけています。 Count BasieCount Basie『WITH PLENTY OF MONEY AND YOU』
January 29, 2008
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先週までの派手な展開とうってかわって時間が止まったようなのんびりとしたエピソードでした。といって、退屈というのではなく、一つ一つのショットをじっくり見せて、荒ぶれた流れを鎮め、「癒し」の時間を与えてくれるような印象ですね。これもまた「マイアミ」でしょう。ベビーシッターがらみの事件で未成年が多いので、Horatioの優しさがふんだんに溢れていました。それとこの回の監督は、これまでにもたくさんマイアミを手がかけた人なので、どのシーンも見慣れた感じで安心して見ていられました。脚本は今シーズン加入した人のようですね。以下ネタバレ長めのオープニングで事件が起こるまでにかなり引っ張られました。(笑)ご近所同士、パーティ付き合いをして子供をシッターに預けるという閉じられた環境で、発見された遺体。そこから順番に辿っていって、最後に複数の犯罪を解決したというスタイルでした。ラストは墓参りをする少女と、その横にガーディアンエンジェルのように立つHoratioというオーソドックスなエンディング!(笑)しかし、驚きましたまさか今週すぐにEricが復帰するとは!たった2週間(a few weeks)で退院したそうですが、頭の傷跡も痛々しい。どうしてそんなに早く出すのか、障害は残らななかったのか、実際、仕事で使えるのか、というところなのですが、むしろ不十分な状態で復帰して、後遺症と闘い苦しむEricの姿を私たちはこれからしばらく見ることになるのでしょうね。辛いと言えば辛いですが、その方がキャラクターは深まるかも知れないです。ただ、リアリズムは求めないにしても、撃たれた足くらいは引きずってもよかったかも。(爆)Ericも地味な目立たない仕事から現場復帰している模様。どこかぼーっとしてしゃべり方も滑らかでないように見えます。これは後遺症なのかも。そのEricとチームがこわごわ接している様子が印象的でした。Ryanは「本当に大丈夫なの?」と疑いの目だし、Nataliaは全く気楽というか無神経。Calleighは明るく迎えるのだけれど、後から証拠をダメにしたEricの間違いを正すという辛い仕事をしていました。早速Ericは自信をなくして間違いを怖れ取調室に入れないでいる。辛いですね。(泣)ところで、NataliaはもうすっかりCSIの顔になりましたね。自信をもったしゃべり方も態度も自然に感じられて、今までのイメージが改善されたように感じました。(笑)Calleighは最近あまり白衣を着ませんね。サブリーダー的な立場に見えます。そして今週はHummerでバイク少年を追いかけますが、アングルが正面からで、めちゃくちゃかっこいい!先頭に立って逮捕して、"Lady Horatio"と言えるかも。それでもピンクのセーターがかわいいのです。Horatioが斜めガラスの廊下で関係者と話をするのも久しぶりですね。ガンで母親を亡くした娘を見て、HはMのことを思い出したでしょうか。(爆)人を泥棒扱いする嫌味なセレブ医者に対して、"Yes, it was that finger,is now pointing at YOU,"(疑いの目は今はあなたに向いていますね)とHoratioらしい嫌味が良かったな。この医者、"I gave them dignity. Their family were nearly postponing the inevitable"(尊厳を与えたのですよ。家族は避けられないものを辛うじて延期していただけだ。)と安楽死幇助を主張しますが、Horatioはすかさず"Doctor, The inevitable has arrived."(避けられないものが来ましたね。)とブラックな受け答えを。久々に受けました。ところで今週はValeraなし、Cooperなしなのですが、そろそろラボ職員も入れ替えでしょうか?Nataliaが逮捕された時に出てきたナイトシフトのラボ職員が出ていましたが、ちょっと気になります。今週の《Inside CSIマイアミ》Q.ホレイショの魅力は?A.ホレイショの仕事について言うと、もしあなたが困難な状況や恐怖に陥ったとき、誰かに親身になってくれる人に救いを求めるだろう、そしてホレイショなら危険を冒してでもそれを止めてくれるよね。Work Horatio's concerned is that, if you're in a difficult situation, in a feafull situation, you would want someone with that level of commitment to come into your life on your behalf, and you know that Horatio will stop at nothing, even at the risk of his own life.Q.撮影現場の雰囲気は?A.とても明るいよ。ジョークを行ったりふざけたりすることも多い。現場では絆が強い。扱っている事件や捜査がヘビーなので、作品とはある意味逆のものを持たないといけないんだ。だけど、撮影に入ると、真剣になるよ。It's pretty light. There're a lot of joking, and a lot of fun. At the stage the game were pretty bonded unit. Because the material is heavy, the investigation are heavy we have to have a kind of a counterpoint to all() so that the writers set, but when we're dealing with reality of it, we become serious. The Sad Song [12 inch Analog]
January 27, 2008
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どこかで見たような話だと思ったら、1シーズンの10話"Closure"の続編だったのですね。あの時も、1話の中で「半年後」が出てきて変則的だったのですが、その時に決着は付きませんでした。(そのエピソードでベンソンと軽く寝たキャシディはその後さっさとお払い箱になっておりましたが。)あれから半年後、仕切り直しとなったこのエピソードでは、レイプ犯クリアリーが「戦利品」として被害者から盗んだアクセサリーの話など、初めてではないのに初めて出てきたような感じで、前のエピソードの不備を整理整頓してやり直した印象です。前回連続レイプ犯として逮捕されたものの証拠がなく、釈放された弁護士ケネス・クリアリーの犯行と思われるレイプ事件が起こった。ベンソンたちは匿名の通報によって現場に赴くが、やはり被害者は目撃しておらず、声を聞いただけで証拠のDNAを洗い流されて決め手に欠く。しかし前回クリアリーを起訴できなかった被害者ハーパーがストーカーに転じて、彼の犯行だと911に知らせていたのだった。ハーパーはクリアリーの妻にも夫がレイプ犯だと何度も電話していた。ハーパーは最初の事件で何度も取り調べられてセカンドレイプを体験し、警察には激しい不信感を持っていましたね。しかし面通しでは容疑者を声で特定できなかった。従ってベンソンはその時のことから同情してしまうのですが、クレイゲンから釘を指され、関わるなと命令されていました。しかし、今回は彼女の執念がクリアリー再逮捕に繋がったのも事実です。2シーズンからSVUには検事補のキャボットがいて、クリアリーを起訴するのに力を貸してくれました。警察にとっては検察は心強い味方でもあり、時には敵にもなるわけで、番組に彼女を投入した意味も分かります。そしてクリアリーの妻から盗品の申告があったことでキャボットは起訴に踏み切るも、配偶者間のやりとりが司法的な問題となり、強引に裁判を進めたキャボット検事補だが、結局感情的になったクリアリーの妻が証人とふさわしくないと判断されて、今回もクリアリーを起訴できない。それで終わりかと思われましたが、復讐の鬼となったハーパーと今度は「仲間」となった妻が連携?して、クリアリーを射殺してしまうというダークなエンディングでした。銃を所持し練習していたので、撃ったのはやはりハーパーでしょうね。50口径ダブル・アクション・デザートイーグルというのは、ものすごく大きな銃なのですね?フル装備で1キロもあるというので度を超した感じもしますが、妻が正当防衛で殺したと主張するなら認められるのでしょうか。ベンソンがこの事件をどう扱うかはこの先のエピソードで出てくるのかな?フィラデルフィアのSVUに出張したマンチとフィン。そういえば、キャシディはマンチと組んでいたのでした。
January 24, 2008
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ネタバレ注意!トニーは肺ペストに罹ったあと、療養休暇を1週間残して待ちきれずに職場復帰。あの時のケイトの様子から何か特別な気持ちがあるのじゃないか、とマクギーがしつこく聞く。当のケイトも何かを吹っ切るようにトニーへの敵意をキープしようとする。これはもしかして、常に死に直面するエージェントたちにとって、個人的な感情を持ってはいけないと自分に戒めているようにも見えますね。ペンサコーラで新兵器の開発に関わっている士官が殺され、そのうちウェストフォール大尉の手が切り取られていた。早速現場に向かったギブスたちに爆弾がしかけられ、何者かがチームを狙っていることがわかる。やがてギブスの前に宿敵アリが現れ、ギブス本人の命と引き替えにアルカイダのワシントン支部がテロを計画しており、そこへ潜入して阻止するつもりだと告げる。アリはモサド(イスラエル諜報機関)の二重スパイだ。前回国家が介入しアリを逃がしギブスはアリには散々な目にあっているので許せないが、FBIのフォーネル捜査官がケースを担当しギブスは保護下に置かれる。しかしギブスは捜査を続行し、アリと殺された士官との関係を突き止める。彼らは無人飛行機(UAV)の開発に関わっており、その旧型のドローンを盗んでテロを行うつもりなのだ。そしてアリは二重スパイではなく、アルカイダのリーダーとして作戦に関わっていることが判る。テロの目的は帰還した空母の乗組員の家族たちを殺すことで、ギブスたちは無線でドローンを操縦したテロリストたちを発見、壊滅させたに見えたが…ついに衝撃のシーズンフィナーレを迎えました。シリーズを見始めた時にはすでに情報サイトでキャストの死については知っていたのですが、映像で見るとショックです。実は1シーズンのラストにそうなるのじゃないかと覚悟していたのですが、肩すかしで先延ばしされました。待っていたわけではないですが。しかしあのエピソードでケイトが額を撃たれるフラッシュがありましたね。あれがものすごく気になっていました。その時にはまだこのストーリーになる予定ではなかったらしいですが、明らかにあれを使ったとしか思えません。元シークレットサービスのケイトですから、ギブスの警護を任されると、身体が無意識に動くのでしょう。ギブスの命を救って「初めて褒められた」と喜んだ瞬間、アリの撃った弾がケイトの額を撃ち抜く。(泣)前回誘拐しながらケイトの命を助けたアリはなぜギブスではなくケイトを殺したのか。"Sorry, Kate."と言っていたのは、何か意味がありそう。やはり二重スパイとして、ギブスを殺さない替わりにケイトを殺して、アルカイダに入るつもりなのか。クリフハンガーですが、FOXで3月から3シーズンに入るので早速続きを見ることができますす。降板はSasha Alexanderの希望のようですね。他のドラマもそうですが、自分からドラマを降りるときは殉職というのが多いように思います。ドラマで見る姿は生き生きして楽しそうに見えるのに、本人の考えていることはまた違うのですね。ちなみに、Sasha Alexanderはこの後妊娠出産して結婚しています。その相手というのがソフィア・ローレンの息子(ということは大プロデューサーのカルロ・ポンティが父親)なのですね。これにはちょっと驚きました。だからセレブの仲間入りということなのかな。その後Mission Impossible:IIIに出演したりして、映画関係でがんばっているようです。ところで、フォーネル捜査官との因縁は、なんとギブスの2番目の妻と彼が結婚したということだったのですね。悪妻で、彼女が去った後は銀行口座が空だった。彼らはどこまで女を見る目がないのだか。(苦笑)NCISシーズン33月27日(木)放送開始! 毎週木曜日22:00~ 全24話【字幕】再放送:金曜日 13:00~、17:00~“スペシャルプレビュー”■9日(日)夜9時からシーズン2最終話とシーズン3の1話目の2話連続放送■「ハリウッドドラマの裏側~NCIS」 3月1日(土)19:30~20:00 他FOX 「NCIS~ネイビー犯罪捜査班」シーズン3(ネタバレあり)モリーさんのブログ
January 21, 2008
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#6 "Semper Spy"ビッグ・エドがダニーを試すために一計を案じる。エドはバケーションで妻とハワイへ行くと言って、実は近くのモーテルからダニーを監視。わざとコンピューター・システムエラーを出したり、かつて軍隊の時の部下を招集し「なんとか作戦」と言って、カジノにトラブルを起こさせる。まるで子供の悪戯みたいです。それと退役し年を取ってからラスベガスに住む人も多いのでしょうね。やがて犯人に気がついたダニーも反撃開始!(笑)度々出てくる昔の軍人の訓話を聞いていると、2人とも元兵士として繋がっているという感じですね。ダニーはこの仕事に入って5年目。そろそろ仕事を任せても大丈夫かどうか、という段階なのですね。ついでに女性陣もダニーをからかっちゃおう!とhotに迫って遊んじゃっていますが、元カノのデリンダと幼なじみのメアリーとは微妙に違う感じ。もしかしてメアリーはマジですか?(爆)サムはセレブ客と同じ名前のツーリストを間違って受け入れてしまい、過剰なサービスをしていざ本物が登場して慌ててしまう。案外素人のような間違いをするのですね。大金を持っている客にはとにかく賭けさせるのがカジノのルール。そのためにはサービスは欠かせません。その他、客に君のおかげでツキが回ってきたといわれた駐車係のマイクなど、それぞれのキャストに一応ストーリーがあって面白かったです。今回初めて気がつきましたが、エドの妻役は「チャーリーズ・エンジェルズ」のCheryl Laddなのですね~いや~懐かしい。すっかりおばちゃんになって。もちろん、お顔は今もキレイですけどね。(爆)#7 "Pros and Cons"「ねえ、彼女紹介してあげましょうか。ダブルデーとしましょ。」ダニーにflirtするデリンダ。「俺だってすぐに彼女ができるぞ」とナンパしたのが、なんとプールで抜群のボディを見せたAlana De La Garzaでした。おー、こんなところに出ていたとは。もちろん、CSIマイアミに出る前ですね。(あのマリソル役!)make loveシーンも激しいです。しかも、詐欺師だし、これが彼女にお似合いの役柄でしょうね。(爆)彼女がDVを受け脅されているという元彼は、実はグルで、カジノでスリや詐欺を行うという大胆なカップルにデリンダもダニーも騙されてしまうのですが、さすがにエドは見やぶるプロです。こちらからも仕掛けて、最後は警察に突きだしてすっきりしました。ダニーはこの間熱いkissをくれたメアリーに「もしかして?」とさぐってみますが、あれ?やっぱり騙されたのかな?見ていると、ダニーとエドの関係は何となくNCISのギブスとトニーの関係に似ています。こちらもベースに軍人というのがあるからでしょう。サムは何にでも賭けてお騒がせな2人組に振り回され、往年の名ディーラーを老人ホームから連れてきたり、メアリーはツキがなく、気の毒に思ったアジア系の夫婦をWayne Newtonのショーに連れて行ったら、これがまたとんでもなく楽しい、歌が上手くて玄人はだしのだんなだった。Wayne Newtonは実際にベガスでショーをやっているので、今回は豪華ゲストということなのでしょうね。このドラマゴージャスでいいなあ~
January 21, 2008
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内容は違うのですが、3シーズンの「津波」のエピソードを思い出しました。ツッコミ所は満載、Horatio大暴れ。バカバカしいと言われればそうかも知れない。それでも、いかにもマイアミらしいなと思います。(笑)ファンには十分に楽しめる2パーターでしたね。さすがに2話あるとじっくりいろんなことが出来るのだなと思いました。それと、デュカプリオの映画"Blood Diamond"の引用があったのはタイムリーだと思いました。重要なネタバレがありますのでご注意下さい。一応、先のネタバレも知ってしまったのでEricが○○とは思いませんでしたが、それでも心停止を宣告してからはさすがにもうだめだと思いました。従ってその後に心臓注射して蘇る、というのは反則かと。(爆)ただ、チームメンバーが一人一人Ericに接する様子は大変見応えがありました。Horatioの場合は目の前で亡くしたSpeedleの時と違って、大変静かで動揺を隠しながらもひたすら見守っていましたね。どうしても比較してしまうのですが、今から思うとSpeedleは「即死」だったのでしょうね。ベッドサイドのCalleighは神々しいほどに美しい!!Ericの手にロザリオを持たせて、涙をこぼすまいとこらえながらほほえみを浮かべ、優しく励ますCalleighの潤んだ瞳を見るだけで、こちらもウルウル。とにかくスバラシイ~この2人の結びつきの強さを感じました。Alexxはいつものように医師として冷静でしたが、ショックだったのは、側頭部を撃たれたためにMarisolの死を覚えていないEricについて、「運転能力の減退、ゆっくりとしかしゃべれない、記憶障害、彼はもう私たちの知っている彼じゃないのよ。」と説明したこと。これから先が心配です。Ryanはいつもと違って非常に感情的なところを見せましたね。取り調べの時に容疑者に殴りかかったり、あんなのは初めて見ました。「俺に向かってその態度は止めろ。」「俺の友人を撃ったのはお前だな!」一方、いつから刑事に転向したのか、Nataliaの取り調べのキツイこと!そのうち銃を撃ち始めるのじゃないかという感じです。それでも、徐々にCSIチームの一員になってきたという印象がしました。ストーリーは、逃亡したClavoを追うHoratioと、Ericを撃った犯人を追うCalleighとRyanに別れて進みました。結局人質の女性がグルだったわけですね。Clavoが自分を見捨てた「父親」Generalを挟んでHoratioと銃を向け合うシーンでは、撃たれたGeneralに「あなたのせいじゃない」"It's not your fault."と慰めてみるHoratioがもどかしい。あなたのせいでしょ!それに救急車は呼ばないの?それになんで簡単にClavoを逃がすのよ~(爆)今回Clavoの「生物学上」の父親も登場。この人もよく見かける役者さんですね。(Joaquim de Almeida)この父親にも見捨てられたClavoは憐れ、唯一関心を持ってくれるHoratioに死に場を求めたようです。ほとんど最後はデスペラードの世界でした。(大爆)H:"This is your oppotunity to turn yourself in."C:"Over my dead body, Caine."H:"Then over your dead body, it's gonna be."H: "I will kill you, Clavo. It ends right now."C: "And you ? I know. You take care..."Clavoは最後何を言いたかったのでしょうね。ところで、Blood Diamondを調べるためにNataliaとRyanが捜査した宝石店は、Speedleが射殺された店と同じでしたね。あそこでSpeedleの言及があっても良いのに、という書き込みも見ましたが、確かにN&Rの2人はSpeedle本人を知らないのですよね。事件のことを思い出さなくてもしかたありません。Clavoの父親の外交特権とRaw Diamond(原石)の密輸入の組み合わせは上手いと思いました。ラスト、Ericを見舞うHoratio。「やつを捕まえたよ」「H、何も覚えていないんだ。」そのEricは「Marisolはどこ?彼女に会いたい。心配なんだ。」と繰り返す。やはりそんなに大切な人だったのか、不憫に思っていたのでしょうね。「彼女は…」と言葉に詰まったHoratioが辛いです。(泣)この先、Ericは無事、仕事に戻れるのでしょうか。暴行容疑で訴えられ、給料の差し押さえまでされているのに入院していては心配です。それにチームも彼のような中堅のCSIが他にいないですからね、どうなるのだろう。ところで、BBSで「Marisolのくだりは早送りした」というのを見て世界中同じだなと思いました。(笑)今週の《Inside CSIマイアミ》Q.ホレイショとは?A.彼は人々に対して非常に感受性を持っていて、被害者や遺族や傷ついている人たちがいるということを好む。彼は人間の弱さを尊敬し好むのだ。"He has a great sensitivity for people and preferance for tha fact that we have the victims, sometimes lost their lives and sometimes sustain real damage. So he has great respect and preference for vulnerability of people.Q.決めセリフは誰が?A.タグライン(オープニングのセリフのこと)はそのエピソードのテーマに合うように作られていて、それを聞けばどんな話が始まるのか判る。時にそれが十分でないという時には私がアイデアを出すこともある。タグラインは我々がそのエピソードで何をするのか定義してくれるから重要なのだ。」"The other thing that, Tagline's also designed to fit the theme of the hour and you get really what is the hour is about. Sometimes if it's not fully realized, I can have an idea how to describe the hour and we'll start the hour. So it's very important taglines because it'll really define what we're doing in the episode."これらの例として6話の「危機一髪」から紹介していましたけど、参照する場所が違っているのじゃないでしょうか。"Burn baby burn"はタグラインじゃないでしょう。どうも、「決めセリフ=脅し文句、破壊的な事を言うセリフ」と理解しているように思います。ところで、この日の朝の海外ドラマNAVIという番組でもカルーソのインタビューがあり、「ホレイショは真面目で自分に厳しく、私も似ていて」という表現がありました。吹き替え関係者は彼のこういう説明にもっと耳を傾けたらどうでしょうか。
January 20, 2008
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他のドラマではすでに何度か見ましたが、アラブ世界の「名誉の殺人」の話。おそらくこのエピソードが制作された頃は、今のように知られていなかったかも知れませんね。アフガニスタンの外交官の娘がレイプされ刺殺された?というところから始まって、その恋人が殺したかと疑われたが、彼女がアメリカの生活に馴染み父親の決めた婚約者のいる立場で自由恋愛し婚前交渉をしたので、兄弟によって殺さしたという「名誉の殺人」をアメリカの法律で裁くわけですが、ここでの会話(タリバン、テロ国家etc.)がドラマの作られた時期(2000年)を思うと、いろいろ感じることがあります。いずれにせよ、人間として認めたくない風習、文化です。娘の性行動が家族を貶めることになるので、余計にむごたらしく殺すのだということで、そこに実行者の兄に迷いが見えたり、母親が息子まで失いたくないと証言したりと人間的な面を見せるのは、ある意味救いを見いだしたいのか、あくまで平等に描きたいのだなあと感じました。しかし、いつものようにBad Endingで、家長である父親は証言したその妻まで殺してしまうというオチ。予測されましたので、どうして身柄を保護しなかったのかと思いましたが、兄に対する判決もその後どうなってしまったのでしょうね。新人のDet.Tutuolaと検事補のCabotはオープニングクレジットに入りましたね。
January 17, 2008
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久しぶりなので出演者の名前を聞いて懐かしい気がしました。(笑)SVUの場合、本国とは相当差が開いていますので、新シーズンとはいえ一昔前のドラマ(911前)と思って見ないと行けませんね。とはいえ、CMの合間に出演者の「見てね!」の映像が流れるので、おおっと思ってしまいました。1話目は、1シーズンの最後にチームに心理分析が入り、問題ありとされたステイブラーとジェフリーズの2人について、Cpt.クレイゲンはSVU担当の検事補アレックス・キャボット(Stephanie March)と捜査内容の見直しを始める。再度鑑定を行うのは、Theクローザーでお馴染みのDr.スコダ(J.K. Simmons)。 新たにレギュラーに加わるStephanie Marchは、Law & Orderのスピンオフで短期で終わってしまった"Conviction"にも出ていました。たまたまエンジェルの役者が出ていたのでチェックしていたのですが、このシリーズは結構若手でお馴染みの良いメンバーが出ていたので、どうせならこれも日本で放送して欲しかったですが。思春期の娘に手を焼くステイブラーはS.V.U.の任務が一番身近に感じられるのでしょうね。そのために犯人に対する憎しみも強い。殺したいという妄想を抱くのも仕方ないということでしょう。事件は最新の軍需産業のミサイル技術の開発者クロフトが惨殺され、彼が後見人になっている青年マイケルが行方不明になっていた。マイケルは外国人(ベルギー)で、クロフトは股間を燃やされてたことから性犯罪だと判断し、捜査開始。やがてマイケルはすぐに見つかり、自分が殺したと認めてしまう。殺害の証拠もあるが殺害動機として8歳の時からの性的虐待があったことを頑として認めない。実はクロフトは小児性愛者として有罪の過去があったのに、国家の安全のためにその技術を重視して過去を消し、別人を名乗っていたのだった。オリビアらはマイケルの供述に疑問を持ち、彼が虐待を受けていた証拠をさぐろうとするが、裁判でもマイケルは証言を変えない。彼は誰かを怖れるが故に事実を明らかにできなかった。その事実とは…というお話。マイケルを演じるAdam Kaufmanですが、やはり上手いですね~当時は若手のホープみたいな感じで結構見たのに、今は何をしているんだろう?と思ったら、最近またCSI:NYなどにゲスト出演などしていたのでした。実は彼がWATのPoppy Montgomeryのボーイフレンドで、今シーズンのWATにゲスト出演しているのですね。これは楽しみです。国家の機密よりも性犯罪の方が重い、といういかにもSVUらしい話でしたが、Cpt.クレイゲンは聴聞会にステイブラーの復帰は認めさせるが、ジェフリーズは辞めることになってしまう。まあ、いくら精神的に辛くても容疑者と寝てはいけない、ということでしょうね。その辺が捜査官のモラルの規準だということでしょう。そしてジェフリーズの替わりに、新しく入ってきたのはチュチュオラ刑事?と言う人ですが、要するにラッパーのIce-Tですね。なんとなく頼りない感じがしたのはそういうことだったか。ヒズボラだとか、湾岸戦争の時にミサイルの精度が悪かったので、上げなくてはならないなど、当時のことを思い出しますね。
January 17, 2008
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「死の口づけ」今回はバイオテロの話で、未知の汚染物質のためにNCIS本部が隔離状態になる様子がBONESでも同じような話があったなと思っていたら、過去のレイプ事件を担当した刑事としてTamara Taylorが出てきたのがツボでした。わざと赤いドレス姿なのは、彼女の抜群のスタイルを見せるためだったのでしょうか?伊達男を気取るトニーがキスマーク付きの手紙を開けると中から白い粉が吹き出した。一時、炭疽菌によるテロ事件がありましたので、すぐに緊急事態となります。さっそくチームの主要メンバーによるシャワーシーンがたっぷりあって、これはサービスシーンでしょうね。(笑)同じ粉でも「ハニーダスト」があるぞ、というところでギブスが「それはね」と口を挟む。しかも「去年のクリスマスにカードなしで一箱もらった。」トニーがバカを言うと、ギブスがパシッと頭を叩く。アビーのおしゃべりに合わせて余計なことをしゃべるマクギーもパシッ。郵送されたのは肺ペストの菌で、感染すると数時間で致死率が高い(生存率は15%)ために、ギブスが焦りまくるわけですが、トニーが感染発病し隔離され、ケイトが絶体にそばを離れない、というところを見せたのが見所でしょうね。あれだけふざけあってバカを言い合っていたトニーとケイトが心の底で繋がっている(このシッパーをTateというらしい)のが判って、感染が判ってもそばに付き添ってやったり、彼女がダッキーに「彼、死んじゃう…」ところでぐぐっと涙が出ます。トニーもすぐに事態を察するのですが、映画の話をしゃべり続ける。トニーに「死ぬな、命令だ」というギブスにまた涙。アビーも大活躍で全員がトニーの命を救うためにがんばるのですが…結局菌は医療機関で研究されているペスト菌の亜種で、時間が経てば死ぬように作られているのですが、これもいずれ軍用に使われるのでしょうね。簡単に持ち出されるならこわいです。そしてかつて娘が候補生にレイプされたという母親がこの会社の社長で、レイプ事件を立件できなかったことで、NCISは事実を公表せよ、ということが犯行の目的でした。ところで、この母親のオフィスになぜか日本風味のアイテムがたくさん飾られており、特に「書」が飾られているのが気になりました。「人麿」と書かれた和歌のようなのはどういうものなのでしょう。隔離された部屋はこの間のHOUSEみたいなガラスケースでしたね。あと汚染を防ぐために検死室が普段から減圧されているというのもなるほどと思いました。ギブスは風邪にもインフルエンザにもかからず、全くもってオヤジながら鉄の肉体です。(笑)タイトルの"SWAK"とは、"Sealed With A Kiss"の略だそう。来週はついに最終回か~(泣)モリーさんのブログ
January 15, 2008
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「灰色の任務(後編)」ブレンダがアンドリューに取引を申し出た翌朝に、特捜班復活!元の陣地を取り戻したブレンダ組の面々が良いですね~嫌みたらしく「こんなにホコリを溜めて」と掃除するLt.タオだとか、テイラーの部下を「丁重に」追い出すLt.フリンだとか、ガブちゃんも今日は何だか興奮気味。ちらりとダニエルズとアイコンタクト。プロベンザに手渡された人形(誰?)はもともと彼の持ち物だったのか。そして副官フリッツをお供に現れたブレンダに、指揮官の部屋を明け渡すことになったCmd.テイラーの天下はたった4ヶ月で終わりました。その間テイラーも部屋に飛行機の模型を飾って一体何をしていたのだか。しかし、早速再開した捜査も部下には機密情報は与えられず、ブレンダは情報源にも疑いの目を向け始める。「ファイアー・プルーフ作戦」の指揮官コールはCIAからクビにされ、イレインはマリクなどいなかったと言う。4人のイラン人エージェントを殺したのもヴォイツキーだったのか?コールはマリク少年とテロリストの連絡方法は知らないと言う。マリク少年を殺したヴォイツキーは誰かの指示でマリクを監視していて、ヴォイツキーが殺されたのはブレンダがCIAの命を受け動いていることがばれたかららしい。テロリスト側もマリクの友人を捜しており、そのためにブレンダの行動も監視されている。しかも、元CIAのアンドリューもそれを黙認していた。チームを元に戻した替わりに、マリクの友人を保護し、CIAの裏切り者を見つけ出し、懸案の分離プルトニウムの在処を突き止めるという難題に取り組むことになったブレンダ、というのが後半のスタート。この回も非常に話がややこしくて字幕だけでは情報不足ですね。あれでは誰がどう疑わしいのかが伝わりません。マリクのナイフにヴォイツキーの指紋が、というのも落ちていた。しかも、タイトルの"Serving the King"の意味がブレンダの口から長々と説明されるなど、やはりいつもの「クローザー」とはちょっと違う印象です。前回、指令を与えたアンドリューが「ヒットラー、マルクス-エンゲルス、コーラン、本は違えどそれを利用する人間は同じ」と言っていたことを受けた発言でしたね。「現実主義の『王』(アメリカ)と平等主義、理想主義の『教会』(イスラム?)が対立する暗黒時代とのことは傍観しておくのが良いが、対立が極まって世界を吹き飛ばすとなると傍観はできない。今回は『王』に仕える」ここまでいうブレンダには、さすがに事情を知らない特捜班たちもこれはただ者ではないと感じたことでしょうね。ちなみに今回の監督はKyra Sedgwickの夫のKevin Baconで、さすがにフリッツとのラブラブシーンはなしでした。(爆)仕方なく自分が囮となり監視している相手をおびき寄せる作戦を開始。チームの連携も良いですね~さっそく姿を見せたのはヨルダン・アンマン出身のアブドゥルという実力者で、果敢にもブレンダは相手の車に乗り込んでしまう。すごーい。やっぱり夫が監督するとこういう感じになるのかしら?(笑)やがてマリクの母親が身元を偽っていることがわかり、マリク少年がテロリストと接触した本当の理由が分かってくる。ピアノの才能でワルシャワに留学したいマリクはパスポートを持っていなかった。その彼にアメリカの市民権を与えてやろうという人物が現れたらしい。しかし、マリクの母親はレバノン人ではなく、アンマン出身で未婚でマリクを産んでおり、それが知られるとアラブ世界では身内の恥ということで、彼女は親族に殺されてしまう。(※これと同じ『名誉の死』話はNumb3rsでありましたね。ERでも見ました。)やがてマリクとテロリストの連絡方法がテディベアだと知ったブレンダは、テロリスト側のスパイ(マリクの友人)が彼の実の父で、アブドゥルのお抱え医師であることを突き止める。ここでまた、堂々とアブドゥルの家を訪問し賭に出るブレンダの大胆さ!すごーい。これにより、CIAの裏切り者とテロリスト側のスパイをあぶり出して一気に確保し、いつものFBIの連係プレイで分離プルトニウムの在処を吐かせるクローザーぶりも鮮やかに見せてくれました。最後の作戦の指揮官ぶりには『将軍』という名前を差し上げたいくらい。(爆)大きな権力の意のままにはならないと誓うブレンダは、恩師のアンドリューにも一線を引き、仕事をやり遂げました。まったくもって恐れ入りました。フリッツはこうなると副官どころか、一兵卒ですね。(爆)テロリスト情報をLt.タオに与えて絞り込みに貢献していましたが、タオが「あなたのとってもとっても特別ーなハワード捜査官」"your very, very, Special Agent Howard"と言っていたのがおかしかったです。ポープも仕事面ではアンドリューからブレンダを守ってバックアップする立場ですし、口を拭いていあげるのは上司部下の一線を越えた行為?最後の一番おいしいシーンをプロベンザが持っていったのも印象的でしたね。壁に掛けた画を見たいというブレンダの理想もわかるが、現実的には(pragmatically)床に置いた画も見ることはできる。年寄りの知恵で現実に妥協せよ、ということでしょうか。ブレンダは知恵袋のプロベンザを連れて夜明けの朝食デートに出て行くのでした。プロベンザの復帰はポープには歓迎されていないようでしたが、ブレンダが守ってあげるでしょう。シーズンフィナーレ。最後の2話はTNTで初放送されたとき、連続でしかも前のエピソードと3ヶ月くらい間が空いていたようなので、特別編のような感じだったのでしょうね。すでに本国では3シーズンが終了して、日本での放送が待たれます。なお、日本でもDVDを前提とした吹き替え版が制作されており、ブレンダ役は山像かおりさんだそうです。(情報)LaLa TVでも吹き替え版の放送がはじまるようですね。クローザー セカンド・シーズン コレクターズ・ボックス[6枚組]suubiさんのブログカクテキさんのブログ
January 13, 2008
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5シーズンは、頼りなく揺れ動いた4シーズンと違って、個々のエピソードもしっかりしているし、全体を通してテーマらしきもの(テロ?)があってなかなか良いですね。その中で2月のSweepsに向けて満を持して登場したこのエピソードは、エンターテイメント性重視のCSIマイアミとしても、キャスト全員の総力を結集して、爆弾、銃撃戦、任務に対する使命感、年少の者への共感、その他もろもろの「マイアミらしさ」がたっぷりありました。しかも、全編に「Horatioらしさ」が溢れています。このためにDCはこの数エピソード間出番を減らしてをセーブしていたのかと思うほど。あまりがんばりすぎて心配してしまうほどの大活躍です。(爆)おまけとして、ファンにはたまらない、Horatioの銀行口座の情報をちらっと画面で見ることができます。ちなみに、最後のshootingシーンはハリウッドで撮影しているのが丸わかりでした。(キャピタルレコードのビルが映っていますね)このエピソードはマイアミとしては異例の2パーター(前後編)の前半で、最後にはとんでもない事態が起こり、お決まりの次週に持ち越されることに。もう、そのことを考えると心配で吐きそうになります。(後述)重要なネタバレがあります。先の展開を知りたくない人はご注意ください。ラボの証拠品の火器を積んだ車が襲われ、あらゆる種類の銃が奪われてしまった。このオープニングの派手さはさすがですね。ドキドキします。最後まで強奪犯と闘った警官は手の中に犯人の髪の毛をを握っていた。それを見たAlexxの「彼は最後まで警官だったのね。」という言葉に、Horatioの決意が見て取れます。"Priority No.1" ああ、なんと格好いい~そして捜査の末たどり着いた名前は聞き覚えのあるあいつ。そう、今は刑務所に入っている南海の極悪人、Clavo Cruzでした。制作側も一体何回登場させたら気が済むのか。(笑)もう、マイアミ史上最大の悪役と言っても良いですね。でも、演じるGonzalo Menendezがまた上手いのです。Horatioに何もかも奪われたというClavoは、言葉でたくみにHoratioを煽る。彼にまで「H」と呼ばれて、それでもHoratioは穏やかです。決して感情的にならず、脅さず、静かにささやくH。"Why don't you be a man ? And tell me what's you up to? "(大人になったらどうだ。何をたくらんでいるのか言え。)しかし、さすがに彼も歴代一位の悪党ですね、"Lieutenant Caine, master of the obvious"(嘘偽りのない王者)と実に楽しそう。もしかして、Horatioに構ってもらいたいのか?徐々にHoratioの怒りが高まっていくのがわかります。やはりClavoは無関係ではなかった。奪われた武器が彼の脱獄に使われなんと、Alexxの命を巻き添えにした?!まさか?!もう、泣きそうでしたよ。「死んだらいやだぁ、とにかく無事にいて!」と祈りました。その後のAlexxの行動がまた見事。自分も九死に一生を得たのにすぐに「私はここで必要とされているから。」と医師としての使命を果たす。一方、市民の手に渡った銃も思いがけないやるせない死を招いてしまう。捜査の中で誤射で弟を死なせた少年を取り調べたRyanの目が潤んでいましたね。「僕もパパみたいに刑務所に行くの?…だよね、当然だ。(I deserve it.)」その時のRyanの表情は本当に深い悲しみと同情を見せていました。このシーンもなかなか良かったです。Calleighも留守がちなHの替わりにラボを守って、現場に取り調べに大忙し。それにしても、衣装があまりにも胸の谷間が見えて。(爆)最近黒が多くないですか?しかも、パンストも履かないと言っていたのに、マイアミでロングブーツなど、ありえません。あれではまるで九の一。(大爆)そしてあとはもう、Horatio, Horatio, Horatio。これぞマイアミ!走って、すごんで(「彼女が死ねば、お前の命はないぞ。」"If you hurt this woman, you're gonna die.")、ハマーのステップに立ち乗りして、そして撃って撃って撃って!めちゃくちゃ格好いいです。もう、最高!と思っていたらすごいところでTo be continuedになっていました。(以下ネタバレに付き反転してください)しかし、なんとEricが撃たれて殉職?え?そんなばかな?CSI:Miami Files 本館へ《吹き替え版を聞いて》今週は緊迫した内容のためか、いつもより押さえが効いてHoratioに変な演出がなく良かったですね。浪川さんもJonathan Togoの感情のこもった演技を見事に伝えていて、いつもこんな感じだったらウルフが嫌われキャラになることもないのに、と思いました。(笑)今週の《Inside CSIマイアミ》2回目にしてカルーソが一人ボケ・ツッコミを。(爆)Q.「日本でも大人気ですが、どうしてCSIマイアミは世界中で人気があるのですか?」A.「なぜならボクがハンサムだから、うそうそ。(笑)」カルーソももうちょっと気を遣って「日本ではあなたの吹き替えのせい」と言ってあげれば良かったのに。運昇さんもさぞ喜んだでしょうに。でも、こういうボケを言うカルーソも珍しいですね。もしかしたら、あまりにテンションが低いので盛り上げてみたのでしょうか。「お気づきのように、番組が設定された場所とキャラクターたちが独特の結びつきをしています。このストーリーテリングの新しいフォーマットが…」大事なのだということでしょうね。"As I say, I think that you're aware unique combination of where the show's sets and characters. And this new brand format telling stories of this world..."「世界中の視聴者はキャラクターを明確に意義深い形で取り入れたように感じます。そしてその事が重要なのだと思います。」"I also feel that the audience around the world has embraced characters in a very specific way, and significant way, I think, and THAT is important. "「しかし他にも、我々のストーリーテリングで、タグライン(キャッチフレーズ、決め言葉)や映像効果などの目印を使って語る方法にも基づいていると思います。それで番組が文化を越えて人々に理解されることになったのでしょう。」"But the other thing is that based on the way we tell a story with some of the signatures how we tell the story with the taglines and visual element, (it shows) transcends culture in this understandable, you know, almost in any setting..."「過度に意識されるように番組にsignature(目印)を取り入れる方法を我々が見いだしたのだと思います。」"...that because I did think, we figured out how make the show what is signature in so that signature something is overconscious of.”最後のところの聞き取り&訳はいい加減(汗)ですが、あらゆる文化に当てはめ可能なストーリーテリングの要素を確立したということなので、日本的にアレンジしたHoratioがいてもおかしくないということになるのかな?結果的に「どうでも好きに楽しんでください」ということになったとしたら、それはやはりマイアミの大らかさかもしれませんね。
January 13, 2008
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「ラスベガス狂気の夜」AXNで新シーズン開始。S5の売りはタランティーノ監督エピですが、なんだかもう過去の話で印象は霞んでしまっています。それでも、私としては第1話はテンポが良くておもしろかった。事件は山盛り、今日もいつものようにバタバタと始まる…エイリアンネタが笑わせてくれます。エリア51だとか、E.T.だとか、お馴染みのスタトレネタも。いつも思いますが、群像劇で和やかな会話が弾むベガス(の制作陣)はTNG(新スタートレック)的ですね。今回もグリッサムのサロメの引用がありますが、スタトレもシェークスピアを引用していたことを思い出しますし。(笑)サラがロッカールームで独り言を言っているシーンは、彼女が8シーズンで終了ということを知ってしまった今となっては、いろいろ感じることがありますね。休暇を取れとかアル中じゃないとか、実はこのあたりからずっと引きずっていたのかと勘ぐりたくなります。キャサリンがbroken heartするのはお決まりの展開でしょう。Nicholas Leaはもうこれでおしまいとは残念。ところで一日ラボ職員だったReiko Aylesworthは「デッドゾーン」にゲスト出演していましたが、こちらで先に「デッドゾーン」のブルース役John L. Adamsとニアミスしていたのですね。ちょっとツボ。また、ちらっとだけの出演でしたが、安モーテルの管理人を演じていたTony Amendolaはスターゲイトではブレイタク役でお馴染み。この人は結構何度もCSIに出ていたのですね。冒頭砂漠で見つかった『エイリアン』を見て、LAから来たというトラヴィス刑事がスタトレネタを言っていました。(今日の秀逸)"Can't you guys just beam him back to the morgue ?"「君たちモルグに転送できないの?」サラも偽エルビスにバルカンサインしていましたね。(笑)ところで、現場に出たいグレッグが失敗しながら徐々に一人前の捜査官になるストーリーは微笑ましくて面白いですが、これは彼のためにシナリオを十分に用意されたからこそ。CSIマイアミで急遽抜けたスピードルの後を埋めたライアンに同じストーリーを用意する時間的余裕はなかったはずで、彼が成長するエピソードを与えられるのは5シーズンを待たねばなりません。始めからいきなり現場に出されOJTで仕事を覚えていったのはそれはそういう設定なのに、この2人を比べて「早すぎる」だとか「おかしい」だとか言うのは全く意味をなしません。比べる意味がありません。スパドラさんが新旧のギャラクティカを比べて、「男性のキャラが女性に!」と言ったところで何の意味もないのと同じです。両者は全く別のドラマなのですから。名前は借りているだけで共通項はありません。比べたら余計に面白くなるどころか、旧作が気の毒だと思います。
January 9, 2008
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「英雄の真実」トニーが学生街で愛車を盗まれる。車のことはよく知りませんが、コルベットZR-1なのだというので、車は男のロマン、気が気ではない。(この辺は日米でも同じ?)つい車談義になって、マクギーは初めての車がカマロだったと告白。車を傷つけたというところで2人は初めて共感し合う。コンピュータオタクがカーマニアというのは、当てはまるのかな?事件はイラクで仲間を救うために命を落とした衛生兵ダブスの遺体が帰国することになり、葬式で銀星賞を受ける予定だったのに、彼の地元では入隊以前に彼にかけられた嫌疑(女子高生ノラの失踪)で、彼女の遺体が見つかりその関連が疑われることになったため、ギブスは地元警察との間で板挟みとなる。死亡した娘の両親に対するギブスの心遣いが良かったですね。葬式まで猶予が2日しかないと急がせたのが、JAGのコールマン少佐。おかげでアビーとケイトが行くはずのスパ旅行はキャンセルすることになりました。普通の職場としたらボスはおーぼーだということになるのでしょうね。それでも故人の名誉のためにギブスはがんばるわけですが、アビーがなんとか「脱出」しようとするところがかわいいです。しかし結局は彼女の土壌分析のおかげで犯人を追いつめたわけですが。パーマー君はアビーに「気」があるのか「シアツ」を披露する。アメリカでも「キ」も含めすっかり日常用語となっているのですね。英語には「肩こり」という言葉はないと聞いていましたが。トニーはすっかりギブスが乗り移っていましたね。またパーマー君は、ダッキーはギブスが聞いていようといまいと、しゃべるということを発見。(笑)結局ノラの義父がとんでもない悪人で、彼女の友人エミーと関係を持っていたとは!黙らせるためにノラを殺した上、かわいそうにエミーは精神を病み、自殺に追い込まれてしまった。最低な親父でした。ところで、コールマン少佐はギブスに気があるのでしょうか?お手伝いに来ていましたが、あの表情は気になるなあ。それをケイトがチラチラ見る目が意味深です。最終的に表彰が認められてダブスの名誉は守られた訳ですが、トニーの車はカージャック犯がカーチェイスをしたために、憐れボロボロに…モリーさんのブログ
January 7, 2008
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「灰色の任務(前編)」なんと、なんと、前回、ブレンダが無理やりFBIから取り上げたマフィアの妻殺人事件で、LA市警内で発砲事件となった結果ブレンダチームは空中分解していたのでした。確かにFBI捜査官が撃たれ、サンチェスが証人のマフィアを射殺したとなるとブレンダの責任も大きい。というわけであれから4ヶ月、事件に対する調査のためにブレンダは休職中。自宅で暇をもてあます状態。なんと、ブレンダが編み物?!プロベンザとサンチェスは内部調査で仕事から外され、その他のメンバーも鑑識に戻されたLt.タオや、国土安全保障省の連絡係に飛ばされたDet.ダニエルズなど、見る影もない。ブレンダの後釜に座ったCmd.テイラーは、手を抜いた捜査で事件を他部署に振り、手柄はちゃっかりいただくために解決率は3割アップなのだという。(とことん悪役!)世渡り上手のLt.フリンとブレンダが将来を考えて守ったSgt.ガブリエルは特捜班にいるものの、優秀なところを見せると「アトランタ流はもう通用しないぞ」とテイラーに疎まれる。そのくせテイラーは"Thank y'all"「よろしくぅー」とブレンダの真似をして嫌味なこと。フリンがプロベンザの机の上のパンくずを必死に払っていたのが印象的です。(爆)すっかりフリッツと立場が逆転してしまったブレンダは、今では素直に"I love you"と言えるようになったようですね。当初は事件をFBIに持って行かれてブレンダをなだめるのに相当苦労したことでしょう。そんなブレンダに救いの手がさしのべられるという。ついに明らかになるブレンダの過去とは!弁護士トム・ブランチャードにCIAで何をしていたかは契約があるので口外できない、と言っていた謎の任務とは、どうやらCIAの諜報活動に関わっていたようですね。しかも、言われるままに人をCIAに引き渡すグレイな仕事で、ブレンダはそれが嫌で今の警察の仕事に移ったという。今回はその時の上司アンドリューが姿を現し、ブレンダを復職させる替わりに「ファイアー・プルーフ作戦」の尻ぬぐいをしろという。実はそれがテイラーたちが捜査していたレバノン系の少年マリクの捜査と繋がっていた。ブレンダのミッションはマリクの友人でテロリストグループ「アラーの使徒団」の情報を漏らした人間を守り、イランへ核ミサイルを密輸している首謀者を暴くこと。過去、ブレンダはアンドリューに抵抗したのですね。今回も駆け引きが見られましたが、自分の仕事とチームを取り戻して欲しいブレンダは、マリクを殺した男を発見したところで、アンドリューに取引を申し出る…お~いつもの「クローザー」がまるで「24」になっておりました。もう緊張度が違います。まさか、凄腕クローザーが本物の諜報員だとは思いませんでした。仕事を引き受けたブレンダは、「ファイアー・プルーフ作戦」の計画立案者イレイン・ドナヒューという女性にも会いますが、こちらもブレンダの恩師だという。見た顔ですね、「エバーウッド」のエドナ役の人。体よく引退に追い込まれた彼女もブレンダに自分の仕事を取り戻して欲しいと言う。彼女は後半にも出てくるのでしょうか、派手な展開になりそうです。それにしても、休職中のプロベンザが接触してきたブレンダに「あなたのためなら」と言ったのは良かったですね。ブレンダ/プロベンザというシッパーがあるかどうか判りませんが、もうプロベンザの行動は「愛」ですね。絶体にそうでしょうー。(爆)もし今回の任務が失敗したら2人で私立探偵でもやれば良いのに。ブレンダもフリーなプロベンザにだけは国家機密中の情報を教えていました。(当然フリッツには内緒)CIA側も彼の存在を知らないとなると、これはまさか最後にブレンダを守るためにヒーロー死ということにはならないでしょうね。心配だあ。しかも、嫌がるプロベンザにピストルを渡していましたからね。他にもテイラーから干されたフリンとガブリエルを市警内のスパイとして使っていましたが、フリンの「あんたの声が聞きたい」というのはちょっと信じられないぞ。(笑)バズはテイラーに替わってからは取調室を使うこともなくなって暇だったのですね。なのに運転手としか使ってもらえない。(爆)極めつけはフリッツで、家庭内でもやはり秘密は秘密。というか、自宅でミーティングしていて気がつかないのか?(笑)来週が楽しみですが、シーズン2も終わりですね…(>_
January 6, 2008
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冒頭、やたら間延びして感じるのですが(もっと早く走ればいいのに)、あはは、マイアミはそんな単純じゃないですね。見事に裏切られますし、巧妙に騙されます。そしてキューバからの違法移民、Hate Crime、爆弾処理、スナイパー、DV妻など、今までマイアミでは散々見てきたのですが、「知ってるよ、そんなの」と思ってはいけません。それらを基礎知識として使いつつ、アレンジして、紛らわしい人が出てきて(爆)、意外な展開になり、事件が全部繋がっていきます。面白かった!Calleighのパパがちらりと言及されたり、積み重ねがあるからこそ効くセリフもあって、このシリーズは成熟したなと思います。どのキャラクターもまんべんなく出番がありました。キャラクター間の息のあった会話もあって、ケミストリーもOK。ショッキングで次のエピソードに繋がるプロットもある。実に上手いな~と思いました。HoratioのShootingシーンもあります♪(壊れ)昔から『キューバ危機の時に、マイアミの海岸には地雷を埋めた』といううわさ話があったのですね。なんと今回はFrankがそれを踏んでしまった!?"Don't move."と冷静に言うHoratio。一応、爆弾処理班出身ですから「俺に任せろ」となってもよいのですが、最新の処理方法があるのが興味深い。Frankはびびりまくり。とにかく、おじさん2人のリアクションが最高!「全く朝から何という日だ。」「Frank、まだ8時だよ。」なんとまあ、Horatioが笑っているよ!声を出して笑うのも津波のエピ以来でしょうか。極めつけは"Wow !"でした。Ericがまたトラブルに巻き込まれてしまう。これも正義感ある彼らしいと言うのか、うかつだというのか。DV妻を助けたつもりが、相手はとんだBitchだった。一体これからどうやってカタを付けるつもりなのでしょうね。これからの生活費は?CSIの身分は?しかし、民事の訴訟を起こされ給料を差し押さえられても、Horatioには迷惑をかけられないと言うEric。それはブラジルでやったことをまた(Stetlerたちに)掘り返されたらたまらないから、と。あれ(殺人?)は気になっていたので、「やっぱり」と思いました。でも、その原因になったのはMarisolなんだよな~ここでまた兄弟に祟るのか。(苦笑)Horatioは、違法入国をさせキューバの選手を手に入れようとするスポーツエージェントにさらっと嫌味を。「移民局に今の話をするんだな。」「昼から契約の話でサインしなければならない。」「君がサインできるのは、警察記録だけだ。(Only thing that what you will be signing is, a booking slip.)」Horatioは野球など興味ないでしょう、きっと。スナイパーとのシーンでは、そこにいるだろうと思ったらやっぱりいました!(爆)ここもかなりのツッコミどころです。そしてスナイパーから救ったのは反カストロ運動をしている男。「お互いにマイアミを良くしようと努力しています。」とエールを交換していました。キューバが良い国になれば、海を渡って移民も来なくなるということでしょうか。そんな単純なものなのかな。(爆)Nataliaの雰囲気が随分変わりましたね。すっかり「お姉さん」になってRyan君をリードしています。まあ年齢的にはそんなところですが。Ericにも心配顔を見せていました。でもやっぱりCalleighとの会話が一番良かった。「私に出来ることは何かない?」Calleighの目がうるうる来ていましたよ。久しぶりのスーツ姿のEricに関しても、"Hey, hot stuff ?"だって、この2人には何もないと思いますが妄想したくなります。Valeraが出てこなかったのは、Nickとの件でしばらくお休みが必要だったのか、ラボはCooperが一人いれば何でもできそう。少人数で仕事をこなすマイアミチームでした。ゲストのVictor Websterは「ミュータントX」ではとても濃かったですが、マイアミのラテン系の中に入ってしまうと、それほど濃く見えません。(爆)ファンの人にはちょっと気の毒な役柄でした。それと、Horatioが昔逮捕しようとしてできなかった葉巻屋のオヤジを演じたJuan Fernandezは、Carusoと"Hill Street Blues"で同じエピソードに出演していたのですね。ここでも、「どんなにあなたと会話したいと思っていたか。(If only you knew how much I've missed these conversations.) 」と言われてにやりと笑うHoratioですが、もしかしてそんなことが関係していたのかも?当時はアイリッシュのギャングを演じていたカルーソに「店に来てくれたら葉巻を1本取っておいてあげますよ。」というのは、彼が葉巻をくわえているシーンがあったからかな?《補足》 WOWOWではデヴィッド・カルーソの来日に併せて、吹き替えを担当する石塚運昇氏との短いインタビューが「Inside CSIマイアミ」として毎回の放送にあるようです。初回は真面目に「CSIマイアミの魅力」について語るカルーソ。取材が続いて少々お疲れ気味なのか、あるいはインタビュアーがオッサンなのでテンションが下がるのか、それでも「模範解答」をきちんと答えていました。秀逸は「ホレイショのラボシーンが少なくなりアクションが多くなった」という『CSIファン』がよくする批判めいた質問について。「我々はCSIマイアミに主たる構成要素としてのアクション(Major Action Component)を見いだしたのだと思う。主に科学捜査のドラマの形式だが、よりアグレッシブに犯人を追及する形がアクションとなる。みなさんの目の前でドラマは姿を変えていく。それがアクション。」とさらりとかわしました。お見事です。「CSIだからこうあらねばならない」という批判を打ち破る自己主張、これこそがCSIマイアミの魅力ですね。この後は「ファンのみなさんはカッコイイと思うのかも知れないが、どうしてあんなポーズを取るのか、腹の中で笑いながら吹き替えしている」と本心を暴露する運昇氏にカルーソ御大からきちんと演技論を解説してもらって、これからは受け狙いの吹き替えを辞めるように考えを変えてもらいたいですね。(笑) CSI:Miami Files 本館へ
January 6, 2008
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FOXは年末年始でも全くお構いなしにレギュラー放送しています。さすが外資系。私も年末から見るチャンスがずれてしまっていますが、話が進めば進むほど、これは面白いシリーズですね。土地柄ラスベガスなど、CSIもあるし目新しさはないと思っていましたが、大阪弁でいうところの「けったいな客」、いかさまとのバトル、キャラクター独自のストーリーなどしっかりとできあがっています。やたらビキニ美女のアップが多いのは人工の水辺があるからで、その辺のアイキャッチも実に巧みです。#4「Jokers and Fools」Ice Queenことネッサの父親の事がちらりと出てきました。彼女の父親はヨーロッパで活躍していた有名ないかさま師で、ネッサ自身はロンドン出身。ここで、LOSTのNaomiがイギリス出身だという話をチャーリーとしていたことを思い出します。そして、父親を罠にはめて逮捕したのがセキュリティ主任のエド。当時はCIAで、その後国家機密関係の重要な任務に就かせていたという。この辺がなんとなく「エイリアス」との共通点を感じるところです。ネッサはエドを裏切ると見せて長年いかさまをしている組織の親玉に近づく。その間、新人のダニーはネッサの謎の行動に振り回される。一方、娘のデリンダは一念発起働くことを宣言。ホテル内のレストランの受付として才覚を振るう。レストランオーナーの人は海外ドラマではお馴染みですね。(Harry Groener)#5「Groundhog Summer」今週はそのデリンダがレイプドラッグを使った被害に遭う。パパであるエドは警察には届けず、ホテル内の監視カメラなど総力を使って犯人を追いつめる。そしてCIA時代のコネが効いてDNA検査もちゃっちゃと行う。ここでは本来はグリッサムのラボに持っていくのでしょうね。(笑)まるでマフィアのように捕まえられた犯人は砂漠へ連れて行かれ、パパに半殺しに目に遭う。ダニーは始めは「悪い警官」役を任されていたけれども、その展開に慌てて"I'm not gonna do this !"と叫ぶのみ。美味しい役です。でも別れたとはいえ、デリンダがダニーに助けを求めるなど、もしかしたらこのカップルは本命なのかも。我が儘な放蕩娘が木訥とした元海兵隊と結ばれるなど、character developmentとしてはあり得ますよね。今回面白かったのが、ベガスでSFコンベンションがあるということでコスプレしたオタクがうろうろしていたこと。ヒルトンには"Star Trek: The Experience"があるのでそういうネタがあるのかと思ったらありませんでした。やはりFOXだからか、SW系のコスプレが多かった。(爆)MITの学生が「Cal techはさいてー」とか言っていましたけど、NCISを見ていても思いますが、MIT出身者はものすごいプライドがあるのですね。
January 4, 2008
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#1「Pilot」FOXの新ドラマ。ジェームズ・カーン主演で、カジノのセキュリティ部門の男たちの物語。彼らの仕事は客のいかさまの発見と、トラブルの防止、顧客のサービスなど多岐にわたる。「ベガス」というと昔同じタイトルで私立探偵のドラマがありましたね。主人公が赤のサンダーバードを乗り回し、事件を解決する様なドラマだったと思いますが、今回のは大企業の保安部門の裏方から見たカジノというのが目新しいです。ボスのエドは元CIAで、イケメンながら隣のおにーちゃん風のダニー(ジョッシュ・デュアメル)は海兵隊出身というのが意外ですね。これまでのイメージなら、用心棒はさしずめギャングかマフィアかですものね。やたらきれいなおねーちゃんが出てきて、誰が誰やら判りませんが、確かに新鮮でこれは楽しそうです。#2「What Happens in Vegas, Stays in Vegas」第1話で死体だったのは、ダニーの友人だった。ダニーの父は建設会社をやっていてダニーは跡を継がなかった。ボスのエドは上院議員に借金があった。それも上院議員がみだらなプライバシーを暴かれたところで帳消しに?やはりジェームズ・カーンの魅力がたまりません!背の高いダニーボーイ(Josh Duhamel)は素朴というか、嫌味がないですね。日本の俳優さんにも良そうな感じであんな欲得の世界にはまるで別世界の人間みたい。そこがまあ良いのかな。女優陣にべっぴんが多いのも良いですね。特にアイスクィーンのネッサは女の私も惚れるくらい、と思ったらなんとLOSTのNaomi役の子なのですね。なーんだ、ドラマによって随分変わるものです。カジノが舞台のドラマの割に、清涼感の漂うドラマです。多分マフィアが出てこないからでしょうね。#3「Donny, We Hardly Knew Ye」ダニーとエドの娘、デリンダの関係はあっさり終了。もともと恋多き女、というか尻軽?深手を負う前に切れて良かったのではないでしょうか。ダニーは大金を払って全くギャンブルしない客を見張ってそれが盗難車を買うためにやってきたことが判り、そのディーラーを捕まえる。どうも、カジノでマネーロンダリングをする奴がいるのですね、それを怖れているわけですが、この客がCSIのホッジスの人でした。同じラスベガスが舞台だけにちょっとツボ。エドは人の良い従兄弟がやってきて結婚するというが、やっぱり結婚詐欺なのが丸わかりなのをなんとか穏便に処理してやろうとする。この従兄弟役の人も、CSIマイアミで検事役で良く出てきた人でした。エドは思ったよりも優しい人なのですね。FOX JAPAN LAS VEGAS
January 4, 2008
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「信頼が崩れる時」先週ふて寝していたフリッツはやはり大物だったか?ブレンダもフリッツの手のひらで泳いでいるのかも知れませんね。正装し「ディナーよ」と言ってワインを用意してろうそくを灯して、どんなごちそうかというと、冷凍プレート。まあそれでも良いじゃないですか、「飯が不味い」と文句を言ってはいけません。でも、そこで「ネコちゃんがいない!」と切れるブレンダ。「ドアは閉めておいてと何万回も言ったでしょー!キーッ」そこからは普通の夫婦喧嘩になっておりました。たかがネコじゃないかと言ったら怒られる。でも、泣く子も黙るクローザーもフリッツの前では「うちのオカーチャン」になっちゃうのね。(笑)そこへマフィアの親分を告発するためFBIの証人保護プログラム下の証人が襲われ、妻とFBIの捜査官が殺されたという連絡が。さっそく現場に行くと、市警とFBIがjurisdictionでもめている。そんなことはおかまいなく、ずかずかと入っていくブレンダ。プロベンザがまたまた良いことを言います。"Miss Scarlett to the rescue."「うちのスカーレット様がお救いくださる。」立場上始めはFBI側に立って強気に捜査権は譲らないというフリッツ。先ほどのいわれなき非難が頭にあるからか。しかし、そこへ現れたポープが嫌味を言いながら証人を確保しパッパと仕切るとどうしようもない。さすがに「誰が一番偉いか」ということを見せつけますね。これはポープを目の敵と狙うフリッツも気が悪いわよね。しかたなくFBIは証拠を握って離しません。しかし男たちの見栄の張り合いの中で証人の話を聞いているブレンダが「どこか変だ」という顔をしています。結局、ポープもブレンダに残り2日で解決せよというだけで押しつけて、手柄は自分が取るつもりなのでしょう。強気だったフリッツも案の定、両者のリエゾンとして使い走りとなって板挟みに。LAPDではチーフより下に見られているのだからみんな、遠慮も何もありません。取り調べではブレンダに悪役にされて言いたい放題言われてしまう。それを見てAVガイのバズが「家でも責められてばかり?(When you're home, would she blame you for everything ?)と興味津々。「最近ではね」と、どんな非難でもしっかりと受け止めよう、なんて器の大きい男なんだ、フリッツは。特捜班も「チーフの彼氏も大変だなあ」と思ったでしょうか。でも、ネコでどうしても気が済まないブレンダがあの写真パチパチの「ママ」を持ち出して「尋ねネコ」のチラシを作ろうという時は、さすがのフリッツも「君にはハラが立つ!(You drive me crazy NOW !)」と切れておりました。取り調べ中に気になるお菓子の差し入れをして意地悪?(爆)元マフィアの証人のデルーカはプロベンザに「今時の世代のマフィアはテロリストと同じ。」と嘆き、どうやら年代的にも(イタリア系だからかも?)お互いに共感したようですが、彼は古い世代だからこそ、妻には封建的だったわけですね。FBIのヘクト特別捜査官はマフィアを告訴したいがために、デルーカにまんまと利用されて、自分が疑いを持たれるはめに。でもそもそも偽証だったわけですね。しかし、余計なこと(妻の中絶に手を貸した)をして証人からも見放され、怒りの制裁を受ける。さすがやることはマフィアだ。最後は警察内部での銃撃戦となってすごい迫力でしたが、さすがみなさん特捜班だけあって銃の構え方が様になってます。でも、とどめを刺したのがマフィアの人種差別を恨んで見せたサンチェスだというのは意味深でした。タオはお休みしている間に、しっかり銃器ラボを急がせる裏技を知られてしまって驚いたことでしょう。「補充しておくから」ボスにはかなわないなあ。肝心のネコちゃんは朝帰りで、そのころにはブレンダもウルウルしていてすっかりフリッツのコントロール下に置かれておりました。(笑)ネコが子供で自分はママのつもりなのね。「悪い子ねっ!」「ところで避妊手術しておいたの?」と言われて、ブレンダもそろそろネコ離れできたでしょうか。あと、2話(前後編)で2シーズンも終わりですね。クローザー セカンド・シーズン コレクターズ・ボックス[6枚組]
January 3, 2008
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軍隊から大学に通う候補生(midshipman)たち、あの大学は軍人ばかりではないのですね。兵学校以外に一般の学生に混じって軍人の身分で勉強する(予備役士官訓練部隊)と言うのは、さすがに向こうのシステムは柔軟です。しかし、それなりにトラブルがあるという。中には反戦活動をして候補生たちに反感を示す学生たち。当の候補生たちも身分は軍人でも気分は学生で規律は緩みっぱなし。髪の毛を紫の染めたり、コンピューターオタクの学生も。その中で戦場で本物を経験しているというのに、ペイントボールのサバイバルゲームをやっているメンバーがいて、殺された。脅しがありしかも最初に容疑者と思わた学生も失踪した後遺体で見つかった。大学というと、「友愛会」というような社交クラブの組織があって、必ず通過儀礼としてのいじめがある。そのいじめ方もかなり酷いですね。殺人事件の背後にこれらの状況が巧妙に混ざり合って、犯人は分かりにくかったです。でも、ダッキーの検死を聞いていたら何となく判ってしまいましたケド。(笑)トニーとケイトも新人イジメ?でマクギーの自宅を急襲。あれも酷いな~でも彼の充実した部屋でそのオタクぶりには恐れ入りました。そして何よりもビックリなのが、ナゾの彼女!ギブスを上回る大物ぶりで、なかなかやりますね。ハッカーにやられてMIT自慢のマクギーがギブスのご機嫌を損なうのは二回目?キャンパスライフを語り合うトニー&ケイトがいつものように面白かったですね。大学では「天国への関門(Hell Week)」を通過すると、人生で一番ハッピーな数年間を過ごすことができる。今でも大学にノスタルジーのあるディノッゾがギブスから「上級捜査官」と認められて喜んでいましたが、マクギーにライバル心を燃やすのはこれで卒業でしょうか。マクギーの長い長い通過儀式も終わりでしょうね。最後はギブス御大が現役なところを見せる。捜査官て本当に選び抜かれた人たちなのですね。(笑)子守をさせられた鬼軍曹たちが殺人を犯すとはあまり思えませんでしたが、あの人も指導者として落第だったのでしょうね。
January 3, 2008
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